JPH11305877A - 装置状態監視装置 - Google Patents

装置状態監視装置

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JPH11305877A
JPH11305877A JP10128244A JP12824498A JPH11305877A JP H11305877 A JPH11305877 A JP H11305877A JP 10128244 A JP10128244 A JP 10128244A JP 12824498 A JP12824498 A JP 12824498A JP H11305877 A JPH11305877 A JP H11305877A
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JP
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JP10128244A
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Inventor
Susumu Ono
進 大野
Minoru Nakano
実 中野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被監視パッケージの電源断情報を確実に認識
する。 【解決手段】 被監視パッケージ20−1〜20−n
は、リセット入力があった場合に出力をリセット状態と
するセット/リセット回路25を備える。OBP21に
電源断が発生すると、これを電圧低下監視回路22が検
出し、電源復旧のタイミングでパワーオンリセット回路
23がリセット動作を行う。このリセットがセット/リ
セット回路25に入力されることによりセット/リセッ
ト回路25の出力がリセット状態となる。監視パッケー
ジ10は、セット/リセット回路25の出力がリセット
状態であると、被監視パッケージ20−1〜20−nに
電源断が発生したことを認識し、セット/リセット回路
25をセット状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として伝送装置
に用いられ、複数の被監視パッケージを監視パッケージ
で監視する装置状態監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば伝送装置では、そのハード
ウェア構成(回路構成)においては、ある一定の機能を
有するパッケージ群をバックボードにおいてコネクタ接
続し、一つのまとまった機能を持った装置としている。
【0003】ここでいう、ある一定の機能とは、監視制
御機能、インタフェース機能、クロック機能等である。
これらの機能をもったパッケージが組み合わされて一つ
の機能の装置を構成している。
【0004】各パッケージには、個別にOBP:On Boa
rd Power Supply(電源回路)を有しており、監視パッ
ケージ(監視機能を有するパッケージ)においては、被
監視パッケージ(他の機能を有するパッケージ)に対し
てOBPの出力電圧の断および瞬断を監視する必要があ
る。
【0005】一般に、従来の伝送装置においては、被監
視パッケージにおいてOBPの出力電圧の断を監視する
方法として、OBPの出力電圧の低下を監視し、リレー
の接点として監視パッケージにアース情報として断情報
を送信していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成におけるOBPの出力電圧の断監視の方法として、
パッケージ内のOBPの出力電圧の低下を検出し、リレ
ーの接点として監視パッケージにアース情報として断情
報を送信していたため、リレーの接点の駆動時間の遅れ
により、監視パッケージへの被監視パッケージのOBP
の出力電圧の断情報が遅れ、監視パッケージにおいて、
断情報を誤認識していた。
【0007】また、OBPの出力電圧の瞬断の監視とし
て、パッケージ内のOBPの出力電圧の低下を検出し、
リレーの接点として監視パッケージにアース情報として
断情報を送信していたため、リレーの接点が駆動しない
という問題があり、監視パッケージへ被監視パッケージ
のOBPの出力電圧断の情報が送信できず、監視パッケ
ージにおいて断情報が認識できないという問題があっ
た。
【0008】更に、監視パッケージが被監視パッケージ
の実装状態を監視する機能を有するものでは、実装状態
の監視を被監視パッケージのアース情報で行っていた。
しかしながら、このような構成では、該当パッケージの
挿入の仕方により監視パッケージが該当パッケージの実
装状態を誤認識してしまうといった問題があった。例え
ば、被監視パッケージをゆっくり挿入した場合等では、
コネクタの接触状態により、短時間に装着状態と非装着
状態とを繰り返すことになり、監視パッケージが誤認識
する原因となっていた。
【0009】このような点から、監視パッケージにおい
て、被監視パッケージの電源断情報や被監視パッケージ
の挿入状態を確実に認識できる装置状態監視装置の実現
が望まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈請求項1の構成〉複数の被監視パッケージと、これら
被監視パッケージの電源断の監視を行う監視パッケージ
とからなり、各被監視パッケージは、自被監視パッケー
ジの電源の電圧低下と復旧状態を監視する電圧低下監視
回路と、電圧低下監視回路の復旧検知により、パワーオ
ンリセットを行うパワーオンリセット回路と、パワーオ
ンリセット回路のリセット入力を受けて、リセット出力
を行うセット/リセット回路とを備え、監視パッケージ
は、セット/リセット回路のリセット出力を受けた場
合、被監視パッケージの電圧低下があったと認識し、セ
ット/リセット回路をセット状態とするよう構成されて
いることを特徴とする装置状態監視装置である。
【0011】〈請求項1の説明〉請求項1の発明が対象
とする装置としては、例えば伝送装置であるが、被監視
パッケージを監視パッケージで監視する構成であればど
のような装置であってもよい。請求項1の発明は、被監
視パッケージに、パワーオンリセット回路によるリセッ
ト動作を受けて、その出力をリセット状態とするセット
/リセット回路を設け、このリセット状態で被監視パッ
ケージの電源断を認識するようにし、更に、認識した後
はセット/リセット回路をセット状態にするようにした
ものである。これにより、監視パッケージによる被監視
パッケージ電源断の状態を確実に認識することができ
る。
【0012】〈請求項2の構成〉複数の被監視パッケー
ジと、これら被監視パッケージの実装状態の監視を行う
監視パッケージとからなり、かつ、複数の被監視パッケ
ージは、監視パッケージに対して活線挿抜可能に接続さ
れ、各被監視パッケージは、自被監視パッケージの電源
オンにより、パワーオンリセットを行うパワーオンリセ
ット回路と、パワーオンリセット回路のリセット入力を
受けて、リセット出力を行うセット/リセット回路とを
備え、監視パッケージは、セット/リセット回路のリセ
ット出力を受けた場合、被監視パッケージが接続された
ことを認識し、セット/リセット回路をセット状態とす
るよう構成されていることを特徴とする装置状態監視装
置である。
【0013】〈請求項2の説明〉請求項2の発明は、被
監視パッケージに、パワーオンリセット回路によるリセ
ット動作を受けて、その出力をリセット状態とするセッ
ト/リセット回路を設け、このリセット状態で被監視パ
ッケージの実装状態を認識するようにし、更に、認識し
た後はセット/リセット回路をセット状態にするように
したものである。これにより、監視パッケージによる被
監視パッケージ実装状態を確実に認識することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 《具体例1》 〈構成〉図1は本発明の装置状態監視装置の具体例1を
示す構成図である。図の装置は、監視パッケージ10、
被監視パッケージ20−1〜20−n、バックボード3
0からなる。
【0015】監視パッケージ10は、それぞれの被監視
パッケージ20−1〜20−nの電源断情報を監視する
機能を持つパッケージであり、各被監視パッケージ20
−1〜20−nからの断情報に基づき認識情報を送出す
る電源断情報認識回路11を備えている。この電源断情
報認識回路11は、後述する被監視パッケージ20−1
〜20−nのセット/リセット回路25のリセット出力
に基づき被監視パッケージ20−1〜20−nの電源断
を認識し、これにより認識情報としてセット/リセット
回路25のセット入力に対してセット信号を送出する機
能を有している。
【0016】被監視パッケージ20−1〜20−nは、
OBP:On Board Power Supply(電源回路)21、電
圧低下監視回路22、パワーオンリセット回路23、内
部回路24、セット/リセット回路25を備えている。
【0017】OBP21は、被監視パッケージ20−1
〜20−nにおける自身のパッケージに、例えば5Vと
いった電圧の電源を供給する電源回路である。電圧低下
監視回路22は、OBP21の出力電圧を監視し、所定
の電圧以下になった場合は、出力側を“H”レベルから
“L”レベルに変化させ、所定の電圧を超えた場合は再
度“H”レベルに復帰する機能を有している。パワーオ
ンリセット回路23は、電圧低下監視回路22の出力が
“L”から“H”になったことにより、パワーオンリセ
ットを行う回路である。
【0018】内部回路24は、各被監視パッケージ20
−1〜20−nの機能を実現するための回路であり、例
えば、その被監視パッケージ20−i(i=1〜n)の
機能がクロック機能であった場合は、そのクロック発生
回路といった回路である。
【0019】セット/リセット回路25は、フリップフ
ロップからなり、そのリセット入力にパワーオンリセッ
ト回路23のリセット出力が接続され、また、出力およ
びセット入力はバックボード30を介して監視パッケー
ジ10に接続されている。
【0020】バックボード30は、監視パッケージ10
および被監視パッケージ20−1〜20−nを相互に接
続するための接続回路であり、コネクタによって、これ
ら監視パッケージ10および被監視パッケージ20−1
〜20−nを挿抜可能に接続している。
【0021】〈動作〉以下、上記構成の装置状態監視装
置の動作について説明する。図2は、被監視パッケージ
20−1〜20−nと監視パッケージ10の動作を示す
タイミングチャートである。
【0022】ここでは、被監視パッケージ20−1〜2
0−nとして、被監視パッケージ20−1の場合につい
て説明する。
【0023】被監視パッケージ20−1におけるOBP
21の出力電圧は、内部回路24(および電圧低下監視
回路22)に供給されている。電圧低下監視回路22で
は、OBP21の出力電圧を監視し、予め決められた閾
値以下にその出力電圧が低下すると、電圧低下監視回路
22の出力が“H”レベルから“L”レベルに変化する
(時刻T1)。
【0024】その後、OBP21の出力電圧が復旧し、
閾値を超えると、電圧低下監視回路22の出力は、
“L”から“H”になる(時刻T2)。これにより、内
部回路24(パワーオンリセット回路23を含む)に電
圧が供給されると共に、パワーオンリセット回路23は
電源再投入によるパワーオンリセットを行う。
【0025】このリセット動作により、内部回路24の
リセットが行われると共に、セット/リセット回路25
のリセット入力にリセットが与えられるため、セット/
リセット回路25の出力はリセット状態(“L”である
とする)となる(時刻T3)。尚、パワーオンリセット
回路23のリセット出力は、所定の時定数で“H”とな
る。
【0026】一方、監視パッケージ10の電源断情報認
識回路11は、一定周期で、各被監視パッケージ20−
1〜20−nにおけるセット/リセット回路25の出力
の状態をバックボード30を介して監視している。即
ち、セット/リセット回路25の出力の状態がセット状
態であれば、その被監視パッケージ20−iは正常であ
ると認識し、リセット状態であれば電源断が発生したと
認識する。
【0027】今、電源断情報認識回路11が、時刻T4
でセット/リセット回路25の出力を見ると、リセット
状態になっているため、被監視パッケージ20−iで電
源断が発生したことを認識する。これにより、電源断情
報認識回路11は、バックボード30を介して、次の周
期で、セット/リセット回路25のセット入力にセット
信号を与え、セット/リセット回路25の出力をセット
状態とする(時刻T5)。
【0028】その後、電源断情報認識回路11は、一定
周期でセット/リセット回路25の状態を監視するが、
セット/リセット回路25の出力がセット状態であるた
め、認識情報(セット信号)を送信しない。
【0029】〈効果〉以上のように具体例1によれば、
被監視パッケージ20−1〜20−nに、パワーオンリ
セットのリセットを受けてその出力がリセット状態とな
るセット/リセット回路25を設け、このリセット状態
によって、被監視パッケージ20−1〜20−nの電源
断を認識し、かつ、認識した後はこのセット/リセット
回路25をセット状態とするようにしたので、監視パッ
ケージ10による被監視パッケージ20−1〜20−n
の電源断の状態を確実に認識することができる。
【0030】《具体例2》具体例2は、具体例1におけ
る監視パッケージ10の断情報と認識情報とを入力ポー
トと出力ポートとを介してファームウェアで送受信する
ようにしたものである。
【0031】〈構成〉図3は、具体例2の構成図であ
る。図の装置は、監視パッケージ10a、被監視パッケ
ージ20−1〜20−n、バックボード30からなる。
ここで、監視パッケージ10a以外の被監視パッケージ
20−1〜20−nとバックボード30の構成は具体例
1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0032】監視パッケージ10aは、具体例1と同様
に、それぞれの被監視パッケージ20−1〜20−nの
電源断情報を監視する機能を持つパッケージである。具
体例2ではこの機能を実現するための構成として、入力
ポート12、出力ポート13、電源断情報監視手段(フ
ァームウェア)14を備えている。
【0033】入力ポート12は、各被監視パッケージ2
0−1〜20−nからの断情報としてリセット状態であ
るかを入力するためのポートであり、出力ポート13
は、認識信号としてセット信号を被監視パッケージ20
−1〜20−nに与えるためのポートである。また、電
源断情報監視手段14は、一定周期で入力ポート12を
介してセット/リセット回路25の出力を監視し、これ
がリセット状態であったときは出力ポート13からセッ
ト信号を送出する機能を有するファームウェアである。
尚、この電源断情報監視手段14は、具体的には、RO
Mに格納された電源断情報を監視するプログラムをプロ
セッサが実行することによってその機能を実現してい
る。
【0034】〈動作〉被監視パッケージ20−1〜20
−nにおける電圧低下の動作は具体例1と同様であるた
めその説明は省略する。監視パッケージ10aでは、一
定周期で被監視パッケージ20−1〜20−nにおける
セット/リセット回路25の出力を監視している。
【0035】図4は、電源断情報監視手段14による監
視動作のフローチャートである。図示のように、電源断
情報監視手段14は、入力ポート12を介して、一定周
期でセット/リセット回路25の出力がリセット状態で
あるかを判定している(ステップS1、S2)。即ち、
図示しないタイマにより、タイムアウトしたかを判定し
(ステップS1)、タイムアウトした場合は、出力がリ
セット状態であるかを判定する(ステップS2)。
【0036】上記のステップS2において、セット状態
であった場合は、ステップS1に戻り、この判定動作を
一定周期で繰り返す。一方、リセット状態であった場合
は、電源断情報監視手段14がリセット状態を認識して
(ステップS3)、出力ポート13よりセット信号を出
力し(ステップS4)、その後、ステップS1の周期判
定動作に戻る。このような動作により、具体例1と同様
の監視を行うことができる。
【0037】〈効果〉以上のように、具体例2によれ
ば、監視パッケージ10aにおける監視機能をファーム
ウェアで構成するようにしたので、具体例1と同様の効
果がソフトウェアによって実現できる効果がある。
【0038】《具体例3》具体例3は、被監視パッケー
ジの実装状態を監視パッケージによって監視するように
したものである。
【0039】〈構成〉図5は、具体例3の構成図であ
る。図の装置は、監視パッケージ40、被監視パッケー
ジ50−1〜50−n、バックボード60からなる。
【0040】監視パッケージ40は、それぞれの被監視
パッケージ50−1〜50−nの実装状態を監視する機
能を持つパッケージであり、各被監視パッケージ50−
1〜50−nからの実装情報に基づき認識情報を送出す
る実装情報認識回路41を備えている。この実装情報認
識回路41は、後述する被監視パッケージ50−1〜5
0−nのセット/リセット回路52のリセット出力に基
づき被監視パッケージ50−1〜50−nの実装状態を
認識し、これにより認識情報としてセット/リセット回
路52のセット入力に対してセット信号を送出する機能
を有している。
【0041】被監視パッケージ50−1〜50−nは、
バックボード60に対して活線挿抜可能に装着され、か
つ、バックボード60を介して図示しない電源供給部か
ら電源供給されるよう構成されている。
【0042】被監視パッケージ50−1〜50−nは、
それぞれパワーオンリセット回路51、セット/リセッ
ト回路52を備えている。
【0043】パワーオンリセット回路51は、パワーオ
ンリセット回路51に電源が供給された場合、即ち、被
監視パッケージ50−1〜50−nがパワーオンした場
合に、パワーオンリセットを行う回路である。
【0044】セット/リセット回路52は、フリップフ
ロップからなり、そのリセット入力にパワーオンリセッ
ト回路51のリセット出力が接続され、また、出力およ
びセット入力は監視パッケージ40に接続されている。
【0045】バックボード30は、監視パッケージ40
および被監視パッケージ50−1〜50−nを相互に接
続するための接続回路であり、コネクタによって、これ
ら監視パッケージ40および被監視パッケージ50−1
〜50−nを挿抜可能に接続している。
【0046】〈動作〉以下、上記構成の装置状態監視装
置の動作について説明する。図6は、被監視パッケージ
50−1〜50−nと監視パッケージ40の動作を示す
タイミングチャートである。
【0047】ここでは、実装される被監視パッケージ5
0−1〜50−nは、被監視パッケージ50−1である
として説明する。
【0048】被監視パッケージ50−1をバックボード
60に挿入すると、被監視パッケージ50−1の内部回
路(パワーオンリセット回路51を含む)に電圧が供給
され、パワーオンリセット回路51は電源投入によるパ
ワーオンリセットを行う(時刻T1)。このリセット動
作により、セット/リセット回路52のリセット入力に
リセットが与えられるため、セット/リセット回路52
の出力はリセット状態(“L”であるとする)となる
(時刻T2)。尚、パワーオンリセット回路23のリセ
ット出力は、所定の時定数で“H”となる。
【0049】一方、監視パッケージ40の実装情報認識
回路41は、一定周期で、各被監視パッケージ50−1
〜50−nの実装情報を監視している。即ち、バックボ
ード60を介して、被監視パッケージ50−1〜50−
nにおけるセット/リセット回路52の出力が接続され
る端子の状態を監視している。
【0050】今、実装情報認識回路41が、時刻T3で
セット/リセット回路52の出力に相当する端子の状態
を見ると、リセット状態になっているため、被監視パッ
ケージ50−1が接続されたことを認識する。これによ
り、実装情報認識回路41は、バックボード60を介し
て、次の周期で、セット/リセット回路52のセット入
力にセット信号を与え、セット/リセット回路52の出
力をセット状態とする(時刻T4)。
【0051】その後、実装情報認識回路41は、一定周
期でセット/リセット回路52の状態を監視するが、セ
ット/リセット回路52の出力がセット状態であるた
め、被監視パッケージ50−1は実装状態であるとし
て、認識情報(セット信号)を送信しない(時刻T
4)。
【0052】〈効果〉以上のように具体例3によれば、
被監視パッケージ50−1〜50−nに、パワーオンリ
セットのリセットを受けてその出力がリセット状態とな
るセット/リセット回路52を設け、このリセット状態
によって、被監視パッケージ50−1〜50−nの実装
されたことを認識し、かつ、認識した後はこのセット/
リセット回路52をセット状態とするようにしたので、
監視パッケージ40による被監視パッケージ50−1〜
50−nの実装状態を確実に認識することができる。
【0053】《具体例4》具体例4は、具体例3におけ
る監視パッケージ40の実装情報と認識情報とを入力ポ
ートと出力ポートとを介してファームウェアで送受信す
るようにしたものである。
【0054】〈構成〉図7は、具体例4の構成図であ
る。図の装置は、監視パッケージ40a、被監視パッケ
ージ50−1〜50−n、バックボード60からなる。
ここで、監視パッケージ40a以外の被監視パッケージ
50−1〜50−nとバックボード60の構成は具体例
3と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0055】監視パッケージ40aは、具体例3と同様
に、それぞれの被監視パッケージ50−1〜50−nの
実装状態を監視する機能を持つパッケージである。具体
例4ではこの機能を実現するための構成として、入力ポ
ート42、出力ポート43、実装状態監視手段(ファー
ムウェア)44を備えている。
【0056】入力ポート42は、各被監視パッケージ5
0−1〜50−nからの実装情報としてリセット状態で
あるかを入力するためのポートであり、出力ポート43
は、認識信号としてセット信号を被監視パッケージ50
−1〜50−nに与えるためのポートである。また、実
装状態監視手段44は、一定周期で入力ポート42を介
してセット/リセット回路52の出力を監視し、これが
リセット状態であったときは出力ポート43からセット
信号を送出する機能を有するファームウェアである。
尚、この実装状態監視手段44は、具体的には、ROM
に格納された実装状態を監視するプログラムをプロセッ
サが実行することによってその機能を実現している。
【0057】〈動作〉被監視パッケージ50−1〜50
−nにおける電源投入時の動作は具体例3と同様である
ため、その説明は省略する。監視パッケージ40aで
は、一定周期で被監視パッケージ50−1〜50−nに
おけるセット/リセット回路52の出力を監視してい
る。
【0058】ここで、実装状態監視手段44による監視
動作の図面上のフローは図4で説明した具体例2の場合
と同様であるため、この図4を援用して説明する。
【0059】実装状態監視手段44は、バックボード6
0を介し、一定周期でセット/リセット回路52の出力
に対応する端子がリセット状態であるかを判定している
(ステップS1、S2)。ステップS2において、リセ
ット状態でなかった場合(状態が不定であった場合)
は、この判定動作を一定周期で繰り返す。一方、リセッ
ト状態であった場合は、実装状態監視手段44がリセッ
ト状態、即ち、実装された状態を認識して(ステップS
3)、出力ポート43よりセット信号を出力し(ステッ
プS4)、その後、ステップS1の周期判定動作に戻
る。このような動作により、具体例3と同様の実装状態
監視を行うことができる。
【0060】〈効果〉以上のように、具体例4によれ
ば、監視パッケージ40aにおける実装状態の監視機能
をファームウェアで構成するようにしたので、具体例3
と同様の効果がソフトウェアによって実現できる効果が
ある。
【0061】尚、上記具体例3および4では、それぞれ
の被監視パッケージ50−1〜50−nは、バックボー
ド60を介して電源供給されるよう構成したが、具体例
1または2のように、自パッケージ内にOBPを備えて
いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置状態監視装置の具体例1の構成図
である。
【図2】本発明の装置状態監視装置の具体例1の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図3】本発明の装置状態監視装置の具体例2の構成図
である。
【図4】本発明の装置状態監視装置の具体例2における
監視動作のフローチャートである。
【図5】本発明の装置状態監視装置の具体例3の構成図
である。
【図6】本発明の装置状態監視装置の具体例3の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図7】本発明の装置状態監視装置の具体例4の構成図
である。
【符号の説明】
10、10a、40、40a 監視パッケージ 20−1〜20−n、50−1〜50−n 被監視パッ
ケージ 21 OBP(電源回路) 22 電圧低下監視回路 23、51 パワーオンリセット回路 24 内部回路 25、52 セット/リセット回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被監視パッケージと、これら被監
    視パッケージの電源断の監視を行う監視パッケージとか
    らなり、 前記各被監視パッケージは、 自被監視パッケージの電源の電圧低下と復旧状態を監視
    する電圧低下監視回路と、 前記電圧低下監視回路の復旧検知により、パワーオンリ
    セットを行うパワーオンリセット回路と、 パワーオンリセット回路のリセット入力を受けて、リセ
    ット出力を行うセット/リセット回路とを備え、 前記監視パッケージは、前記セット/リセット回路のリ
    セット出力を受けた場合、当該被監視パッケージの電圧
    低下があったと認識し、当該セット/リセット回路をセ
    ット状態とするよう構成されていることを特徴とする装
    置状態監視装置。
  2. 【請求項2】 複数の被監視パッケージと、これら被監
    視パッケージの実装状態の監視を行う監視パッケージと
    からなり、かつ、前記複数の被監視パッケージは、前記
    監視パッケージに対して活線挿抜可能に接続され、 前記各被監視パッケージは、 自被監視パッケージの電源オンにより、パワーオンリセ
    ットを行うパワーオンリセット回路と、 パワーオンリセット回路のリセット入力を受けて、リセ
    ット出力を行うセット/リセット回路とを備え、 前記監視パッケージは、前記セット/リセット回路のリ
    セット出力を受けた場合、当該被監視パッケージが接続
    されたことを認識し、当該セット/リセット回路をセッ
    ト状態とするよう構成されていることを特徴とする装置
    状態監視装置。
JP10128244A 1998-04-22 1998-04-22 装置状態監視装置 Pending JPH11305877A (ja)

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