JPH11305654A - 図面管理表示装置および方法 - Google Patents

図面管理表示装置および方法

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JPH11305654A
JPH11305654A JP10797298A JP10797298A JPH11305654A JP H11305654 A JPH11305654 A JP H11305654A JP 10797298 A JP10797298 A JP 10797298A JP 10797298 A JP10797298 A JP 10797298A JP H11305654 A JPH11305654 A JP H11305654A
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scale
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JP10797298A
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Katsuhiro Ishikawa
勝弘 石川
Seiichi Ishii
清一 石井
Seishi Hamaguchi
清史 濱口
Kazuo Tsutsui
筒井  和雄
Manabu Fukushima
福島  学
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上の図面が切り替わっても表示画面の表
示縮尺に応じて注記を表示すること。 【解決手段】 注記1「センサ点検中〜97.12.
5」のデータを画面上の表示縮尺に対応づけて格納し、
CRT28の画面上に1/25000の地図が表示され
たときに注記1を表示するとともに、画面上の地図が1
/2500の地図に切り替わっても注記1の内容を表示
する。すなわち、注記1を表示縮尺値(分母)1.5万
で作成したとき、画面上の表示縮尺(分母)2250〜
9万の範囲にあるときには、注記1の内容を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図面管理表示装置
および方法に係り、特に、河川地図などの広域施設図面
をデジタル情報化して管理するに好適な図面管理表示装
置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】河川などの広域施設から詳細なものまで
を扱う地図管理表示方式としては、例えば、特公昭63
−98780号公報に記載されているものが知られてい
る。この方式では、施設図面を管理する際して、縮尺の
相異なる複数の地図データを準備し、地図データにした
がった地図を表示画面上の表示縮尺に応じて切替て表示
するとともに、地図上の構成要素を河川・道路などのよ
うに複数の階層(レイヤ)に分けて管理し、各階層単位
に表示・不表示の切替や図形の追加・修正などを行うよ
うになっている。
【0003】上記従来技術においては、地図上の構成物
に対して工事中などの一時的な注記を付加する場合は、
縮尺別に複数ある地図のいずれかの上で、階層を選択し
て注記を作図する方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において、画
面上の表示縮尺に応じて、表示すべき地図を切替ても、
地図上の河川などの構成要素は、地図上に存在するよう
になっている。これは、表示縮尺に応じて表示すべき地
図を切替る本来の目的が、表示対象エリアの大小に応じ
て、性能・見やすさの面から表示すべき情報量を制御す
ることにあるためである。
【0005】しかし、従来技術における注記の付加方法
では、特定の縮尺の地図上にのみ注記が生成されるの
で、表示画面上の表示縮尺を変更して1段階上または1
段階下の地図に切り替えた場合には、注記が表示されな
いことがある。
【0006】本発明の目的は、画面上の図面を切替ても
表示画面の表示縮尺に応じて注記を表示することができ
る図面管理表示装置および方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、縮尺の相異なる複数の図面に関する図面
データを格納する図面データ格納手段と、縮尺に応じた
図面の表示を指令する指令手段と、指令手段からの指令
に応答して表示すべき図面の縮尺に応じた図面データを
図面データ格納手段から抽出する図面データ抽出手段
と、図面データ抽出手段により抽出された図面データに
従った図面を表示縮尺に合わせて画面上に表示する表示
手段と、この表示手段の画面上に表示された図面上の構
成物に対する注釈である注記に関する注記データを前記
表示手段の表示縮尺に対応づけて格納する注記データ格
納手段と、前記表示手段の画面上に図面が表示されたと
きに前記表示手段の表示縮尺に応じた注記データを前記
注記データ格納手段から抽出して前記表示手段の画面上
に注記を表示させる表示制御手段とを備えてなる図面管
理表示装置を構成したものである。
【0008】前記図面管理表示装置を構成するに際して
は、表示手段の画面上に表示された図面上に、この図面
上の構成物に対する注釈である注記を追加する注記追加
手段を設けるとともに、注記データ格納手段として、注
記追加手段により追加された注記に関する注記データを
表示手段の表示縮尺に対応づけて格納する機能を有する
もの、あるいは注記追加手段により追加された注記に関
する注記データを注記データ追加時における表示手段の
表示縮尺に対応づけて格納する機能を有するものを用い
ることができる。
【0009】また、前記表示制御手段としては、前記注
記データ格納手段から抽出した注記データに関する表示
縮尺および前記表示手段の表示縮尺が前記注記データを
表示すべき表示縮尺の上下限値の範囲内に含まれるとき
に前記注記データに従った注記を前記表示手段の画面上
に表示してなる機能を有するもので構成することができ
る。
【0010】また、本発明は、図面に関する図面データ
に従って表示画面上に指定の図面を表示縮尺に合わせて
表示し、前記画面上に表示された図面上の構成物に対す
る注釈である注記を追加して前記画面上に表示し、前記
注記に関する注記データを前記表示画面の表示縮尺に対
応づけて記憶し、その後、前記表示画面の表示縮尺が前
記注記に対応づけられた表示縮尺になったときには前記
注記データに従った注記を前記指定の図面とともに前記
画面上に表示する図面管理表示方法を採用したものであ
る。
【0011】さらに、本発明は、縮尺の相異なる複数の
図面に関する図面データに従って表示画面上に指定の図
面を表示縮尺に合わせて表示し、前記画面上に表示され
た図面上の構成物に対する注釈である注記を追加して前
記画面上に表示し、前記注記に関する注記データを前記
表示画面の表示縮尺に対応づけて記憶し、その後、前記
表示画面の表示縮尺および前記注記に対応づけられた表
示縮尺が前記注記データを表示すべき表示縮尺の上下限
値の範囲内になったときに前記注記データに従った注記
を前記指定の図面とともに前記画面上に表示する図面管
理表示方法を採用したものである。
【0012】前記した手段によれば、図面データと注記
データを別々に管理し、画面上に図面が表示されたとき
には、表示縮尺に応じた注記データを注記データ格納手
段から抽出して表示手段の画面上に注記を表示させるよ
うにしたため、画面上の図面が切替られても表示画面の
表示縮尺に応じて注記を表示することができる。これに
より、図面を管理する操作者は表示すべき表示縮尺を特
に意識して指定することなく、指定の地図上に必要な注
記を表示することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】図2は河川管理を目的とした施設情報管理
システムの全体構成図である。図2おいて、各河川の水
位・流量や流域の雨量などの計測情報はローカル局1
0、12で収集され、各ローカル局10、12で収集さ
れた計測情報は通信回線を介して通信サーバ14に集め
られる。通信サーバ14には、図面管理表示装置を構成
する施設情報表示装置16、18が通信回線を介して接
続されており、各施設情報表示装置16、18には通信
サーバ14に収集された計測情報が伝送されるようにな
っている。
【0015】各施設情報表示装置16、18は、図3に
示すように、中央処理装置(以下、CPUと称する。)
20、ファイル装置22、メインメモリ24、通信装置
26、表示装置(以下、CRTと称する。)28、キー
ボード30、マウス32を備えて構成されている。
【0016】ファイル装置22には、河川流域全体から
日本全国までの広域地図と各河川流域の詳細地図をベー
スに、河川構築物などの施設情報を付加した施設図面に
関する図面データが格納されている。
【0017】施設図面は、図4に示すように、施設図面
上の地図・施設などがメッシュ状にn個に分割され、#
1〜#nの図面401から構成されている。そして各図
面401の地図・施設に関する図面データは#1〜#n
の図面データファイル402としてファイル装置22に
格納されている。図面データファイル402にそれぞれ
ファイルされた図面データは、図5(b)〜(d)に示
すように、例えば、河川の施設図面の場合、第1層の海
岸線、第2層の河川、第3層の地名・河川名のように、
階層化されたデータ構造になっている。そして、各階層
のデータを必要に応じて重ね合わせることで、図5
(a)に示すように、全層の図面データを構成するよう
になっている。さらに、図面データファイル402とし
ては、広域から詳細施設までの表示に対応するために、
本実施形態では、縮尺の相異なる図面に関する図面デー
タとして、1/100万、1/20万、1/2500
0、1/2500の4種類の施設図面データが図面デー
タファイル402に格納されている。
【0018】一方、ファイル装置22には、地図・施設
情報とは別に、河川構築物の保守・工事などが行われて
いる期間中、一時的に運用者が施設図面上に記述する注
釈である注記に関する注記データが注記データファイル
403に格納されている。注記データの内容としては、
例えば、図6(a)、(b)に示すように、「センサ点
検中〜97.12.5」、「護岸工事中〜98.3.
5」のようなものがあり、これら注記の内容は地図の拡
大・縮小表示に伴ってCRT28の画面上に表示され
る。
【0019】メインメモリ24は、ファイル装置22と
ともに図面データ格納手段および注記データ格納手段を
構成するようになっており、図7に示すように、メイン
メモリ24には、エリア241に注記データが格納さ
れ、エリア242には表示縮尺、表示範囲に関するデー
タが格納され、エリア243には図面データが格納さ
れ、エリア244にはローカル局10、12で収集され
た計測情報に関する計測値のデータが格納されるように
なっている。
【0020】キーボード30、マウス32は指令手段お
よび注記追加手段を構成するようになっており、オペレ
ータの操作に応じた指令やデータを入力するようになっ
ている。
【0021】CRT28は、図面データにしたがった図
面を表示縮尺に合わせて画面上に表示する表示手段を構
成するようになっており、CRT28の画面上には、図
7に示すように、図面表示領域281、操作用アイコン
領域282、283が設定されている。操作用アイコン
領域282、283には、目的の図面を検索・修正する
ために、機能選択用アイコンが複数配置されている。そ
してアイコンの選択によって検索された施設図面が図面
表示領域281に表示されるようになっている。なお、
複数の操作用アイコンには、拡大表示、縮小表示、注記
作成、操作終了などの機能が含まれている。
【0022】一方、CPU20は、図面データ抽出手
段、表示制御手段として、図7に示すように、操作入力
部201、表示制御部202、表示編集部203、注記
作成部204、注記登録部205、図面検索部206、
計測値取得部207を備えて構成されている。すなわ
ち、CPU20は、オペレータがマウス32を操作し
て、CRT28の画面上の操作用アイコンの座標を指定
したあと、すでに表示されている施設図面上にて拡大ま
たは縮小表示をしたい領域が指示されたときに、ファイ
ル装置22から該当する図面データを検索し、検索した
図面データをメインメモリ24のエリア243に一時格
納する。このときメインメモリ24は図面データの検索
や編集などの処理を実行するためのプログラムや処理中
のデータを記憶する働きをする。そしてCPU20は、
メインメモリ24上の図面データを、CRT28上での
表示領域に合わせてデータ編集するとともに、施設図面
上への重複表示情報として、通信サーバ14からネット
ワーク経由で通信装置216より取得しメインメモリ2
4に一旦格納された計測値に関するデータ、注記データ
をそれぞれデータ編集し、CRT28の画面上に、施設
図面を表示する。例えば、施設図面として、図6に示す
ような図面が表示される。CRT28の表示画面に表示
された施設図面をオペレータが見ることで、オペレータ
は目的の施設情報の内容を知ることができる。
【0023】次に、目的の施設図面をCRT28の画面
上に表示し、表示された施設図面をオペレータが見なが
ら、新規に注記を作成する場合の施設情報管理システム
における動作および表示について以下に説明する。
【0024】まず、CRT28の画面上に施設図面が表
示されているときに、アイコンの選択操作がオペレータ
によって行われると、注記を記入するために、施設図面
の該当領域を拡大表示するための処理がCPU20によ
って実行される。このとき、初期状態では、図1に示す
ように、日本全国図である1/100万の地図が表示さ
れる。このあとオペレータが順次拡大操作を行うにした
がって、1/20万、1/25000、1/2500の
地図というように、画面上には広域の施設図が詳細の施
設図に順次切り替わって表示される。なお、図1の縦軸
の50万、10万、1万がこの切替を行う画面上の縮尺
値(表示縮尺)の分母である。
【0025】日本全国図が表示されている状態におい
て、オペレータがマウス32を用いて、CRT28の画
面上に表示された操作用アイコン領域282内に、マウ
ス操作と1対1に対応して動くカーソル284を移動さ
せ、拡大操作用のアイコンを選択指示する。この選択指
示が操作入力部201に取り込まれると、拡大処理を行
う表示制御部202が起動される。表示制御部202
は、拡大操作に対応するガイドメッセージを表示編集部
203を介してCRT28の画面上に表示する。
【0026】次に、オペレータがメッセージにしたがっ
て拡大領域をマウス32を用いて図面表示領域281上
で指示すると、該当施設図面上の位置情報が操作入力部
201を介して表示制御部202に入力される。表示制
御部202は、入力された位置情報を基に、図面上の表
示範囲と表示縮尺を決定し、決定した表示縮尺と表示範
囲に関するデータをメインメモリ24上に格納するとと
もに図面検索部206を起動する。図面検索部206
は、表示縮尺により施設図面の縮尺種別(1/100
万、1/20万、1/25000、1/2500のいず
れか)を決定するとともに、与えられた表示範囲から該
当する図面データを図面データファイル402から取り
込み、メモリ24上に読み込む。そして図面データの読
み込みが完了したときには、表示制御部202は、表示
編集部203に対して該当施設図の表示を要求する。表
示編集部203は、メインメモリ24上の表示縮尺、図
面データ、注記データおよび計測値に関するデータを編
集して、図面表示領域281に施設図面を表示する。
【0027】上記の拡大操作を必要回数だけ繰り返すこ
とにより、注記を作成したい領域の拡大表示が行われ
る。
【0028】次に、オペレータがマウス32を用いて、
アイコン領域282から注記作成アイコンを選択する
と、注記作成の指令が操作入力部201に入力され、操
作入力部201からの指令によって注記作成部204が
起動される。
【0029】図8に注記作成のフローを示す。まず、ス
テップ81にてオペレータが注記の色を指定する。すな
わち注記作成部204から表示編集部203を介してC
RT28の画面上に表示されるガイダンスメッセージに
したがってキーボード30から色を指定する。次に、図
面表示領域281上でマウス32を用いて注記を作成す
る位置を指示し(ステップ82)、作成する注記の文字
をキーボード30から入力する(ステップ83)。この
操作は操作入力部201を介して注記作成部204に入
力される。そして注記作成部204はメインメモリ24
の表示縮尺を参照し(ステップ84)、先の操作入力情
報と合わせて注記データを作成し、作成した注記データ
を注記登録部205を介してメインメモリ24のエリア
241と注記ファイル403に格納する(ステップ8
5)。
【0030】次に、作成した注記データを表示制御部2
02を介して図面表示領域281に表示する(ステップ
86)。継続して注記を作成する場合はステップ82に
戻り、注記の入力を終了する場合は、アイコン領域28
2の終了を選択することにより、入力終了となる(ステ
ップ87)。
【0031】上記の処理で生成された注記データのデー
タ構成を図9に示す。注記データは、注記が文字で作成
される場合には、注記文字図形91に関するデータが用
いられ、注記が線図形で作成される場合には、注記線図
形92に関するデータが用いられる。そして各注記デー
タはレコード長、文字数、色、作成時縮尺、文字コード
に関するデータから構成されている。そして作成時縮尺
には注記が図面上に追加されたとき、すなわち注記生成
時の図面表示領域208上での表示縮尺(表示縮尺値)
が入力される。さらに注記データは、注記データを表示
すべき表示縮尺の上下限値の範囲を規定する注記表示制
御情報93に関連づけて格納される。すなわち施設図面
の拡大・縮小表示操作に対して、個々の注記データを図
面表示領域281に表示するか否かの判定をCPU20
が行うに際して、本実施形態では、注記文字図形91、
注記線図形92の内容と注記表示制御情報93の内容に
したがって注記データを表示するか否かを判定すること
としている。なお、注記表示情報93には表示縮尺の上
限倍率と表示縮尺の下限倍率に関する情報が格納されて
いる。
【0032】次に、表示編集部203の処理における注
記表示フローを図10にしたがって説明する。
【0033】拡大・縮小表示操作などに伴って、表示制
御部202からの要求により、表示編集部203におい
て、施設図面を表示用に編集する処理が実行される。こ
のとき注記データの編集は、まずメインメモリ24から
表示縮尺と表示範囲に関するデータを取得することで開
始される(ステップ1001)。
【0034】次に、図面表示領域281における表示縮
尺と注記表示制御情報93の表示縮尺上限倍率、表示縮
尺下限倍率を用いて、個々の注記データ作成時の表示縮
尺に対する表示判定用上下限縮尺値(分母)を求める
(ステップ1002)。
【0035】ここで、上下限縮尺値(分母)以下の式に
よって求める。
【0036】上限縮尺値(分母)=表示縮尺(分母)×
表示縮尺上限倍率 下限縮尺値(分母)=表示縮尺(分母)×表示縮尺下限
倍率 ここで、表示縮尺値(分母)を10000、表示縮尺上
限倍率を6.0、表示縮尺下限倍率を0.15とする
と、 上限縮尺値(分母)=10000×6.0=60000 下限縮尺値(分母)=10000×0.15=1500 となり、作成した際の表示縮尺値(分母)が1500〜
60000の範囲に属する注記が表示対象となる。
【0037】次に、注記データ(注記図形)を全数判定
し(ステップ1003)、該当注記の座標が表示範囲内
か否かの判定を行ない(ステップ1004)、該当注記
の作成時の表示縮尺が上下限値の範囲内か否かの判定を
行ない(ステップ1005)、この条件に合致した注記
を表示する(ステップ1006)。
【0038】ここで、先の例における上下限倍率の場
合、表示縮尺値(分母)1.5万で作成した注記1:
「センサ点検中〜97.12.5」は表示縮尺値(分
母)2250〜9万の範囲で表示され、表示縮尺値(分
母)2000で作成した注記2:「護岸工事中〜98.
3.5」は表示縮尺値(分母)300〜12000の範
囲で表示される。例えば、拡大操作に伴って、表示縮尺
1/25000で地図が表示されると、注記1の内容み
が表示され、表示縮尺1/2500で地図が表示される
と、注記1、注記2の双方の内容が表示される。
【0039】このように、本実施形態においては、図面
データと注記データとを別々に管理し、注記データを表
示画面の表示縮尺に対応づけてファイル装置22に格納
し、CRT28の画面上に図面が表示されたときに、表
示画面上の表示縮尺に応じて注記データをファイル装置
22から抽出して画面上に注記を表示させるようにした
ため、画面上の図面を拡大・縮小表示操作に応じて切替
ても、表示画面の表示縮尺に応じて注記を表示すること
ができる。すなわち、拡大・縮小表示操作により施設図
面が切り替わっても地図上の同一位置に指定の注記を表
示することができる。
【0040】また、注記作成時の表示縮尺を中心として
表示縮尺範囲にて該当注記を表示することにより、該当
注記を必要とする表示状態時にのみ注記が表示され、日
本全体図の表示時に余分な注記が表示されたり、地図上
の特定のダムを拡大表示する際に、地域全体に対する注
記が表示されることはない。このため運用者は縮尺に関
する意識を特に持たずに容易に注記を作成することがで
きる。
【0041】前記実施形態においては、河川管理におけ
る注記の管理表示方法の例を示したが、同じ方法を用い
ることで、道路、鉄道や水道などの施設管理における注
記にも本発明を適用することができる。また注記だけで
なく、構築物の図形データに本発明に係る方法を適用す
ることにより、表示上の縮尺における表示情報の制御を
行なうことも可能である。さらに、個々の図形に対して
縮尺値を持たせる代わりに、図5の各階層に対応した図
形の集合に対して表示情報を制御する方法にも本発明を
適用することができる
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
図面データと注記データを別々に管理するとともに、注
記データを表示画面の表示縮尺に対応づけて格納し、画
面上に図面が表示されたときに、画面上の表示縮尺に応
じた注記データを抽出して画面上に表示させるようにし
たため、画面上の図面が切り替わっても表示画面の表示
縮尺に応じて注記を表示することができ、オペレータが
代わっても注記の内容を確実に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図面管理表示方法を
説明するための図であって、縮尺と施設図面および注記
表示の関係を示す図である。
【図2】施設情報管理システムの全体構成図である。
【図3】図面管理表示装置のブロック構成図である。
【図4】図面構成と図面データファイルとの関係を説明
するための図である。
【図5】図面データの階層構造を説明するための図であ
る。
【図6】注記の表示例を示す図である。
【図7】図面管理表示装置の具体的構成図である。
【図8】注記の作成方法を説明するためのフローチャー
トである。
【図9】注記データの構成図である。
【図10】注記表示の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10、12 ローカル局 14 通信サーバ 16、18 施設情報表示装置(図面管理表示装置) 20 CPU 22 ファイル装置 24 メインメモリ 26 通信装置 28 CRT 30 キーボード 32 マウス
フロントページの続き (72)発明者 濱口 清史 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 筒井 和雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 福島 学 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面に関する図面データを格納する図面
    データ格納手段と、縮尺に応じた図面の表示を指令する
    指令手段と、指令手段からの指令に応答して表示すべき
    図面の縮尺に応じた図面データを図面データ格納手段か
    ら抽出する図面データ抽出手段と、図面データ抽出手段
    により抽出された図面データに従った図面を表示縮尺に
    合わせて画面上に表示する表示手段と、この表示手段の
    画面上に表示された図面上の構成物に対する注釈である
    注記に関する注記データを前記表示手段の表示縮尺に対
    応づけて格納する注記データ格納手段と、前記表示手段
    の画面上に図面が表示されたときに前記表示手段の表示
    縮尺に応じた注記データを前記注記データ格納手段から
    抽出して前記表示手段の画面上に注記を表示させる表示
    制御手段とを備えてなる図面管理表示装置。
  2. 【請求項2】 図面に関する図面データを格納する図面
    データ格納手段と、縮尺に応じた図面の表示を指令する
    指令手段と、指令手段からの指令に応答して表示すべき
    図面の縮尺に応じた図面データを図面データ格納手段か
    ら抽出する図面データ抽出手段と、図面データ抽出手段
    により抽出された図面データに従った図面を表示縮尺に
    合わせて画面上に表示する表示手段と、この表示手段の
    画面上に表示された図面上にこの図面上の構成物に対す
    る注釈である注記を追加する注記追加手段と、この注記
    追加手段により追加された注記に関する注記データを前
    記表示手段の表示縮尺に対応づけて格納する注記データ
    格納手段と、前記表示手段の画面上に図面が表示された
    ときに前記表示手段の表示縮尺に応じた注記データを前
    記注記データ格納手段から抽出して前記表示手段の画面
    上に注記を表示させる表示制御手段とを備えてなる図面
    管理表示装置。
  3. 【請求項3】 縮尺の相異なる複数の図面に関する図面
    データを格納する図面データ格納手段と、縮尺に応じた
    図面の表示を指令する指令手段と、指令手段からの指令
    に応答して表示すべき図面の縮尺に応じた図面データを
    図面データ格納手段から抽出する図面データ抽出手段
    と、図面データ抽出手段により抽出された図面データに
    従った図面を表示縮尺に合わせて画面上に表示する表示
    手段と、この表示手段の画面上に表示された図面上にこ
    の図面上の構成物に対する注釈である注記を追加する注
    記追加手段と、この注記追加手段により追加された注記
    に関する注記データを注記データ追加時における前記表
    示手段の表示縮尺に対応づけて格納する注記データ格納
    手段と、前記表示手段の画面上に図面が表示されたとき
    に前記表示手段の表示縮尺に応じた注記データを前記注
    記データ格納手段から抽出して前記表示手段の画面上に
    注記を表示させる表示制御手段とを備えてなる図面管理
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記注記データ格
    納手段から抽出した注記データに関する表示縮尺および
    前記表示手段の表示縮尺が前記注記データを表示すべき
    表示縮尺の上下限値の範囲内に含まれるときに前記注記
    データに従った注記を前記表示手段の画面上に表示して
    なる請求項1、2または3記載の図面管理表示装置。
  5. 【請求項5】 図面に関する図面データに従って表示画
    面上に指定の図面を表示縮尺に合わせて表示し、前記画
    面上に表示された図面上の構成物に対する注釈である注
    記を追加して前記画面上に表示し、前記注記に関する注
    記データを前記表示画面の表示縮尺に対応づけて記憶
    し、その後、前記表示画面の表示縮尺が前記注記に対応
    づけられた表示縮尺になったときには前記注記データに
    従った注記を前記指定の図面とともに前記画面上に表示
    する図面管理表示方法。
  6. 【請求項6】 縮尺の相異なる複数の図面に関する図面
    データに従って表示画面上に指定の図面を表示縮尺に合
    わせて表示し、前記画面上に表示された図面上の構成物
    に対する注釈である注記を追加して前記画面上に表示
    し、前記注記に関する注記データを前記表示画面の表示
    縮尺に対応づけて記憶し、その後、前記表示画面の表示
    縮尺および前記注記に対応づけられた表示縮尺が前記注
    記データを表示すべき表示縮尺の上下限値の範囲内にな
    ったときに前記注記データに従った注記を前記指定の図
    面とともに前記画面上に表示する図面管理表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292912A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Pioneer Electronic Corp 情報生成装置、情報生成処理プログラム及び情報生成方法
CN102607569A (zh) * 2012-01-17 2012-07-25 光庭导航数据(武汉)有限公司 导航中大比例尺水系自动生成多重小比例尺数据的方法

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