JPH11305605A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11305605A
JPH11305605A JP10116735A JP11673598A JPH11305605A JP H11305605 A JPH11305605 A JP H11305605A JP 10116735 A JP10116735 A JP 10116735A JP 11673598 A JP11673598 A JP 11673598A JP H11305605 A JPH11305605 A JP H11305605A
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Toku Kikuchi
徳 菊池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿自動給送装置にセットされたすべての原稿
の読み取りが終了した後に引き続いて原稿自動給送装置
にセットされた原稿の読み取りを開始する継続モードを
備えている画像形成装置において、継続モードの操作性
を向上することが可能な画像形成装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】ステップST3においてセットされた原稿
画像を読み取る画像読取モードが実行されている間に、
継続アイコンが押下された場合には(ST5、Y)、継
続モードが設定される(ST7)。そして、原稿給紙台
に原稿がセットされていない場合には(ST2、N)、
1回目にスタートボタンが押下された際に(ST9、
N)原稿をセットするように促す(ST10)。そし
て、継続モードが設定されてから2回目にスタートボタ
ンが押下された際には(ST9、Y)、継続モードを中
止して、画像形成モードを実行する(ST6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置に
係り、特に、原稿画像に対応した画像データを一時的に
記憶して、この画像データに基づいて用紙上に画像を形
成するディジタル複写装置などの画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿画像を光学的に読み取って原
稿画像に対応した画像データを作成し、この画像データ
を一時的に記憶して、所定のタイミングで記憶していた
画像データに基づいて用紙上に画像を形成するディジタ
ル複写装置が実用化されている。
【0003】このディジタル複写装置は、複数枚の原稿
をセット可能に形成されているとともにセットされた原
稿を所定のタイミングで原稿台の所定位置に給送する原
稿自動給送装置、原稿台の所定位置に載置された原稿の
画像を読み取って画像情報を画像データに変換するスキ
ャナ部、スキャナ部によって読み取られた原稿画像の画
像データを一時的に記憶する画像メモリ、および、画像
メモリに記憶された画像データに基づいて記録媒体とし
ての用紙上に画像を形成するプリンタ部等を有してい
る。
【0004】このディジタル複写装置の原稿自動給送装
置は、セット可能な原稿の枚数が予め決められており、
例えば50枚に設定されている。このような構成のディ
ジタル複写装置において、50枚を超える枚数の原稿を
連続して読み取って画像メモリにすべての原稿の画像デ
ータを記憶しようとする場合や、セットされた原稿画像
の読み取りが開始されてから引き続いて原稿の読み取り
を行いたい場合に対処するために、原稿自動給送装置に
セットされたすべての原稿の読み取りが終了した後に引
き続いて原稿自動給送装置にセットされた原稿の読み取
りを開始する継続モードを備えているものがある。この
ような継続モードは、ディジタル複写装置のコントロー
ルパネル上に配置された継続アイコンを押下することに
より設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したような
継続モードを備えているディジタル複写装置において
は、ユーザが誤って継続アイコンを押下してしまった場
合、設定された継続モードをキャンセルするための構成
を備えていない。
【0006】すなわち、原稿自動給送装置にセットされ
た原稿の読み取り動作中に、ユーザが誤って継続アイコ
ンを押下して継続モードを設定してしまった場合には、
セットされたすべての原稿の読み取りが終了した後、コ
ントロールパネル上の表示画面に次の原稿を原稿自動給
送装置にセットするように促す画面が表示される。この
とき、設定された継続モードをキャンセルすることがで
きないため、セットする原稿がないにもかかわらず、強
制的に継続モードを実行するか、コントロールパネル上
のオールクリアキーを押下して、今まで実行したすべて
の動作をリセットせざるをえない。オールクリアキーが
押下された場合には、今まで読み取った原稿の画像デー
タがすべてクリアされるため、もう一度、原稿を原稿自
動給送装置にセットして最初から原稿の読み取りを行う
必要がある。
【0007】上述したように、従来のディジタル複写装
置においては、原稿自動給送装置にセットできる原稿の
枚数に制限があるため、原稿自動給送装置にセットされ
たすべての原稿の読み取りが終了した後に引き続いて原
稿自動給送装置にセットされた原稿の読み取りを開始す
る継続モードを備えているにもかかわらず、この継続モ
ードをユーザが誤って設定してしまった場合には、これ
をキャンセルすることができないといった問題を有して
いる。
【0008】このため、継続モードの設定またはキャン
セルの操作性が極めて悪くなる問題が発生する。そこ
で、この発明は、上述した課題を解決するためになされ
たものであって、原稿自動給送装置にセットされたすべ
ての原稿の読み取りが終了した後に引き続いて原稿自動
給送装置にセットされた原稿の読み取りを開始する継続
モードを備えている画像形成装置において、継続モード
の操作性を向上することが可能な画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたものであって、請求項1に記載の画像
形成装置は、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬
送する搬送手段と、前記搬送手段により原稿台の所定位
置に搬送された原稿の画像を読み取って画像データを作
成する読取手段と、前記読取手段によって作成された画
像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた画像データに基づいて原稿画像に対応した画像を形
成する画像形成手段と、前記搬送手段にセットされたす
べての原稿の画像が前記読取手段によって読み取られた
後に、継続して前記搬送手段にセットされた原稿の画像
を前記読取手段によって読み取らせる継続モードを設定
する設定手段と、前記設定手段によって設定された継続
モードを中止して、前記画像形成手段に読み取った原稿
画像に対応した画像を形成させるように指示する中止指
示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の画像形成装置は、原稿画
像を読み取る画像読取モード、および、原稿画像に対応
した画像を形成する画像形成モードを指示する入力手段
と、前記入力手段により画像読取モードが指示された場
合に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する
搬送手段と、前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬
送された原稿の画像を読み取って画像データを作成する
読取手段と、前記読取手段によって作成された画像デー
タを記憶する記憶手段と、前記入力手段により画像形成
モードが指示された場合に、前記記憶手段に記憶された
画像データに基づいて原稿画像に対応した画像を形成す
る画像形成手段と、前記搬送手段にセットされた第1原
稿の画像を読み取る第1画像読取モードを実行中に、第
1画像読取モードが終了した後に継続して前記搬送手段
にセットされる第2原稿の画像を前記読取手段によって
読み取らせる継続モードを実行するか否かを設定する設
定手段と、前記設定手段によって設定された継続モード
を中止して、第1画像読取モードで読み取った原稿画像
の画像データに基づいて画像を形成させる画像形成モー
ドを実行するように指示する中止指示手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の画像形成装置は、原稿画
像を読み取る画像読取モード、および、原稿画像に対応
した画像を形成する画像形成モードを指示する入力手段
と、前記入力手段により画像読取モードが指示された場
合に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する
搬送手段と、前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬
送された原稿の画像を読み取って画像データを作成する
読取手段と、前記読取手段によって作成された画像デー
タを記憶する記憶手段と、前記入力手段により画像形成
モードが指示された場合に、前記記憶手段に記憶された
画像データに基づいて原稿画像に対応した画像を形成す
る画像形成手段と、前記搬送手段にセットされた第1原
稿の画像を読み取る第1画像読取モードを実行中に、第
1画像読取モードが終了した後に継続して前記搬送手段
にセットされる第2原稿の画像を前記読取手段によって
読み取らせる継続モードを実行するか否かを設定する設
定手段と、前記設定手段によって継続モードが設定され
た場合、前記入力手段を介して2回の入力を受け付けた
時に継続モードを中止させ、第1画像読取モードで読み
取った原稿画像の画像データに基づいて画像を形成させ
る画像形成モードを実行するように指示する制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の画像形成装置は、原稿画
像を読み取る画像読取モード、および、原稿画像に対応
した画像を形成する画像形成モードを指示する入力手段
と、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する搬
送手段と、前記入力手段により画像読取モードが指示さ
れた場合に、前記搬送手段に原稿がセットされているか
否かを検知する検知手段と、前記検知手段により前記搬
送手段にセットされた原稿を検知した場合には、前記搬
送手段により原稿台の所定位置に搬送された原稿の画像
を読み取って画像データを作成する読取手段と、前記読
取手段によって作成された画像データを記憶する記憶手
段と、前記入力手段により画像形成モードが指示された
場合に、前記記憶手段に記憶された画像データに基づい
て原稿画像に対応した画像を形成する画像形成手段と、
前記搬送手段にセットされた第1原稿の画像を読み取る
第1画像読取モードを実行中に、第1画像読取モードが
終了した後に継続して前記搬送手段にセットされる第2
原稿の画像を前記読取手段によって読み取らせる継続モ
ードを実行するか否かを設定する設定手段と、前記設定
手段によって継続モードが設定された場合であって、前
記入力手段を介して第1の入力を受け付けた時に、前記
検知手段により前記搬送手段に原稿がセットされていな
いと検知された場合には、前記搬送手段に原稿をセット
する旨を報知する報知手段と、前記報知手段により前記
搬送手段に原稿をセットする旨を報知した後、前記入力
手段を介して第2の入力を受け付けた時には、継続モー
ドを中止させ、第1画像読取モードで読み取った原稿画
像の画像データに基づいて画像を形成させる画像形成モ
ードを実行するように指示する制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の画像形成装置は、原稿画
像を読み取る画像読取モード、および、原稿画像に対応
した画像を形成する画像形成モードを指示する入力手段
と、前記入力手段により画像読取モードが指示された場
合に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する
搬送手段と、前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬
送された原稿の画像を読み取って画像データを作成する
読取手段と、前記読取手段によって作成された画像デー
タを記憶する記憶手段と、前記入力手段により画像形成
モードが指示された場合に、前記記憶手段に記憶された
画像データに基づいて原稿画像に対応した画像を形成す
る画像形成手段と、前記搬送手段にセットされた第1原
稿の画像を読み取る第1画像読取モードを実行中に、第
1画像読取モードが終了した後に継続して前記搬送手段
にセットされる第2原稿の画像を前記読取手段によって
読み取らせる継続モードを実行するか否かを設定する設
定手段と、前記設定手段によって設定された継続モード
を取り消す取消手段と、前記取消手段により設定された
継続モードが取り消された場合に、第1画像読取モード
で読み取った原稿画像の画像データに基づいて画像を形
成させる画像形成モードを実行するように指示する制御
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の画像形成装置は、原稿画
像を読み取る画像読取モード、および、原稿画像に対応
した画像を形成する画像形成モードを指示する入力手段
と、前記入力手段により画像読取モードが指示された場
合に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する
搬送手段と、前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬
送された原稿の画像を読み取って画像データを作成する
読取手段と、前記読取手段によって作成された画像デー
タを記憶する記憶手段と、前記入力手段により画像形成
モードが指示された場合に、前記記憶手段に記憶された
画像データに基づいて原稿画像に対応した画像を形成す
る画像形成手段と、前記搬送手段にセットされた第1原
稿の画像を読み取る第1画像読取モードを実行中に、第
1画像読取モードが終了した後に継続して前記搬送手段
にセットされる第2原稿の画像を前記読取手段によって
読み取らせる継続モードを実行するか否かを設定すると
ともに、継続モードが設定された場合に第1表示モード
で表示されるアイコンを有する設定手段と、前記設定手
段によって継続モードが設定された場合に、次の前記設
定手段を介した入力を受け付けた時に、継続モードを中
止させるとともに、前記アイコンを前記第1表示モード
とは異なる第2表示モードで表示させ、第1画像読取モ
ードで読み取った原稿画像の画像データに基づいて画像
を形成させる画像形成モードを実行するように指示する
制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
係る画像形成装置について図面を参照して説明する。こ
の画像形成装置は、例えば原稿画像を複写する複写機
能、通信回線を介して画像データを送受信するファクシ
ミリ機能、及び、外部I/Fを介して外部装置から供給
される画像データに基づいてプリントするプリンタ機能
を備えた画像形成装置、すなわち複合型ディジタル複写
装置(以下、複写装置と略称する)として構成される。
【0016】図1は、この複写装置の内部構造を概略的
に示す断面図である。図1に示したように、この発明の
画像形成装置、例えば電子写真式ディジタル複写装置2
は、原稿画像を読み取って画像データを生成する読取手
段として機能する画像読取部4、及び画像データに基づ
いて画像を形成する画像形成手段として機能する画像形
成部6を有している。また、複写装置2は、この画像読
取部4の上部に、画像読取部4の後述する原稿台すなわ
ち原稿テーブルに対して開閉可能に形成されて読取対象
物としての原稿Dを原稿台に向けて1枚ずつ給送すると
ともに、原稿台に載置された原稿Dを原稿台に密着させ
る原稿押さえとして機能する搬送手段としての原稿自動
給送装置8を備えている。
【0017】画像読取部4は、その上部に、閉じた状態
にある原稿自動給送装置8に対向されるとともに原稿D
がセットされる透明なガラスからなる原稿テーブル11
と、原稿テーブル11の一端に配置されるとともに原稿
テーブル11に原稿Dをセットすべき位置を示す原稿ス
ケール12と、を有している。
【0018】原稿テーブル11の下方には、原稿テーブ
ル11に載置された原稿Dを照明する露光ランプ13、
露光ランプ13からの光ビームを原稿Dに集光させるた
めの補助反射板14、及び、原稿Dからの反射ビームを
図中左方向に折曲げる第1ミラー15などが配置されて
いる。露光ランプ13、補助反射板14および第1ミラ
ー15は、第一キャリッジ16に固定されており、第一
キャリッジ16の移動にともなって原稿テーブル11と
平行に移動可能に配置されている。なお、第一キャリッ
ジ16は、図示しない歯付きベルト等を介して図示しな
いパルスモータの駆動力が伝達されて、原稿テーブル1
1に沿って平行に移動される。
【0019】原稿テーブル11の図中左方、すなわち第
1ミラー15により反射された反射ビームが案内される
方向には、第二キャリッジ20が配設されている。第二
キャリッジ20には、第1ミラー15により案内される
原稿Dからの反射ビームを下方に折曲げる第2ミラー2
1、および図中右方に折り曲げる第3ミラー22が互い
に直角に配置されている。第二キャリッジ20は、第一
キャリッジ16を駆動する図示しない歯付きベルトなど
により第一キャリッジ16に従動されるとともに、第一
キャリッジ16に対して1/2の速度で原稿テーブル1
1に沿って平行に移動される。
【0020】第一キャリッジ16の下方であって、第二
キャリッジ20を介して折返されたビームの光軸を含む
面内には、第二キャリッジ20からの反射ビームを所定
の倍率で結像させる結像レンズ23、及び、結像レンズ
23により集束性が与えられた反射ビームを電気信号す
なわち画像データに変換するCCDイメージセンサ24
が配置されている。
【0021】画像形成部6は、複写装置2のほぼ中央に
回転自在に位置された感光体ドラム30を有している。
感光体ドラム30は、図示しないモータにより所定の回
転速度で回転される。
【0022】感光体ドラム30の周囲の所定の位置に
は、ドラム表面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージ
ャ31と、感光体ドラム30の表面に静電潜像を形成す
るレーザ露光装置32、静電潜像をトナーを含む現像剤
で現像してトナー像を形成する現像装置33、後述する
用紙カセットから供給された記録媒体としてのコピー用
紙Pに感光体ドラム30に形成されたトナー像を転写す
るとともにトナー像が転写された用紙Pを感光体ドラム
30から分離させるための転写・剥離チャージャ34、
感光体ドラム30の表面からコピー用紙Pを剥離する剥
離爪35、感光体ドラム30の表面に残留したトナーを
清掃するクリーニング装置36、及び、感光体ドラム3
0の表面に残った電位を除電する除電装置37が、順
に、配置されている。
【0023】レーザ露光装置32は、画像データに基づ
いて変調されたレーザビームを発生する半導体レーザ素
子、レーザビームを偏向する光偏向装置32a、偏向さ
れたレーザビームを感光体ドラム30上に結像させる結
像光学系32b、32c、32dなどを有している。そ
して、このレーザ露光装置32は、半導体レーザ素子か
ら発生されたレーザビームを感光体ドラム30の軸線方
向に沿って感光体ドラム30の表面に照射することによ
り感光体ドラム30の表面に静電潜像を形成する。
【0024】現像装置33は、トナーと、トナーを所定
の極性に摩擦帯電させるとともに磁気ブラシを形成する
キャリアと、からなる現像剤を有している。また、現像
装置33は、感光体ドラム30の表面上に現像剤を供給
して静電潜像にトナーを付着させることにより所望の画
像濃度で現像する現像ローラ33aを有している。
【0025】感光体ドラム30の下方に位置される複写
装置2の底部には、複写装置2の正面側より着脱自在に
上下複数段に装着された多段給紙装置40が配置されて
いる。
【0026】多段給紙装置40は、さまざまな大きさの
コピー用紙Pを複数種類収納するための上段カセット4
1、中段カセット42および下段カセット43を含んで
いる。それぞれのカセット41,42および43は、た
とえば、長手方向に沿って搬送されるよう置かれたA4
サイズのコピー用紙、B4サイズのコピー用紙およびA
3サイズのコピー用紙を、それぞれ、500枚程度収納
可能に形成されている。
【0027】上段カセット41、中段カセット42およ
び下段カセット43の所定の位置には、それぞれのカセ
ット41,42および43から用紙Pを1枚づつ取り出
すピックアップローラ44a,44bおよび44cが配
置されている。
【0028】それぞれのピックアップローラ44a,4
4bおよび44cにより各カセット41,42および4
3から取り出された用紙Pの先端部が通過される位置に
は、用紙Pを1枚づつ分離するための搬送ローラ45
a,45bおよび45cと、それぞれの搬送ローラと一
体的に配置された分離ローラ46a,46bおよび46
cが配置されている。分離ローラ46a,46bおよび
46cは、それぞれ、相互に組み合わせられた搬送ロー
ラに対して軸線が平行に、かつ、所定の圧力で接触する
よう配置されるとともに、搬送ローラの回転方向と逆方
向に回転されることで、各カセットから取り出された用
紙Pの最も上の1枚のみを後述する搬送路へ送出する。
【0029】多段給紙装置40の図中右方には、使用頻
度の高いサイズの用紙、たとえば、A4サイズの用紙P
を3000枚程度収納可能に形成された大容量フィーダ
47が設けられている。大容量フィーダ47の所定の位
置には、大容量フィーダ47に収容された用紙Pを1枚
づつ取り出すピックアップローラ48が配置されてい
る。ピックアップローラ48と感光体ドラム30との間
には、上下一対に組み合わせられた搬送ローラ49aお
よび分離ローラ49bを含む分離機構49が配置されて
いる。分離機構49は、分離ローラ49bを搬送ローラ
49aが回転される方向に対して逆方向に回転させるこ
とで、ピックアップローラ48により大容量フィーダ4
7から取り出された用紙Pの最も上の1枚のみを後述す
る搬送路へ送出する。
【0030】大容量フィーダ47の上部には、各カセッ
ト41,42,43および大容量フィーダ47とは独立
に、コピー用紙Pを給送可能な手差しフィーダ50が形
成されている。
【0031】手差しフィーダ50と感光体ドラム30と
の間には、手差しフィーダ50に挿入された用紙Pを取
り込む手差し用ピックアップローラ51、ピックアップ
ローラ51により取り込まれた用紙Pをガイドする手差
しガイド52、及び、手差しガイド52を介して感光体
ドラム30に向かって案内される用紙Pを搬送する搬送
ローラ53が設けられている。
【0032】それぞれのカセット41,42および43
ならびに大容量フィーダ47と感光体ドラム30との間
には、各カセット41,42および43ならびに大容量
フィーダ47から感光体ドラム30に向かって用紙Pを
案内する搬送路54が形成されている。この搬送路54
は、さらに、感光体ドラム30と転写・剥離チャージャ
33との間に規定される転写領域を経て、複写装置2の
外部まで延出されている。また、搬送路54には、いず
れかのカセットまたは大容量フィーダもしくは手差しガ
イドから給送された用紙Pを、感光体ドラム30に向か
って搬送するための複数の搬送ローラ55が設けられて
いる。
【0033】搬送路54の感光体ドラム30の近傍、か
つ、上流側には、搬送路54を案内されたコピー用紙P
の傾きを補正するとともに、感光体ドラム30上のトナ
ー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体
ドラム30の外周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙
Pを、転写領域へ給紙するアライニングローラ56が配
設されている。また、アライニングローラ56の手前す
なわち搬送ローラ55側には、アライニングローラ56
へのコピー用紙Pの到達を検出するアライニングセンサ
56aが設けられている。
【0034】転写領域を通過された用紙Pが進行する方
向には、用紙Pを搬送する搬送ベルト57が組み込まれ
ている。搬送ベルト57により用紙Pが搬送される方向
であって、感光体ドラム30に対して熱を与えにくい位
置には、ローラ表面が互いに圧接されたヒートローラ対
を含み、トナー像が転写された用紙Pを加熱することで
トナー像を溶融させつつトナー像と用紙Pとを加圧して
用紙Pにトナー像を定着させる定着装置58が設けられ
ている。
【0035】定着装置58に対向した複写装置2の側壁
には、定着装置58によりトナー像が定着された用紙P
が排出されるフィニッシャ59が配置されている。フィ
ニッシャ59は、排紙ローラ62から排出されるコピー
用紙Pをフェイスダウンするローラ対59a、ローラ対
59aにより用紙Pが排紙される排紙トレイ59b、及
びステープルソートモードの際に1部毎にステープルす
るステープラ74cを有している。
【0036】定着装置58とフィニッシャ59との間に
は、定着装置58によりトナー像が定着されたコピー用
紙Pを、後述する用紙反転部あるいはフィニッシャ59
のいづれかに案内する排出切換ユニット60が配置され
ている。
【0037】排出切換ユニット60は、定着装置58を
通過された用紙Pを推進する第1および第2の排出ロー
ラ61および62、及び、第1および第2の排出ローラ
61および62の間に配置され、定着装置58を通過さ
れたコピー用紙Pをフィニッシャ59あるいは後述する
用紙反転部のいづれかに選択的に振り分ける振り分けゲ
ート63を有している。
【0038】反転機構64は、既に転写領域および定着
装置58を通過されたコピー用紙Pを一時的に集積する
一時集積部65、定着装置58を通過したコピー用紙P
の表裏を反転して一時集積部65に導く反転路66、一
時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出す
ピックアップローラ67、一時集積部65に収容された
用紙Pを再びアライニングローラ56に案内する搬送路
68、及び、搬送路68に案内された用紙Pをアライニ
ングローラ56に向かって給紙する給紙ローラ69を有
している。
【0039】原稿自動給送装置8は、自身の後端縁部が
複写装置2の上面後端縁部に図示しないヒンジ装置を介
して取付けられたカバー71を有し、必要に応じて原稿
自動給送装置8全体を回動変位させることで、既に説明
したように、画像読取部4の原稿テーブル11に対して
開閉可能に形成されている。
【0040】カバー71の上面のやや左方向部位には、
所定枚数、例えば50枚の原稿Dを保持することが可能
な原稿給紙台72が設けられている。原稿給紙台72の
図中左方すなわち原稿自動給送装置8の一端側には、原
稿給紙台72にセットされた原稿Dを順次一枚ずつ取出
すとともに、図中左端側から画像読取部4の原稿テーブ
ル11の一端側に供給するためのピックアップローラ7
3が配置されている。
【0041】原稿給紙台72の所定の位置には、原稿給
紙台72への原稿Dがセットされたか否かを検知する検
知手段として機能する原稿検知センサとしてのエンプテ
イセンサ72aが配設されている。なお、原稿給紙台7
2には、原稿テーブル11に原稿Dがセットされた位置
を検知する原稿位置検知センサ17と同様に機能する図
示しない原稿幅検知センサが配置されてもよい。
【0042】ピックアップローラ73の原稿取出し方向
には、ピックアップローラ73により取り出された原稿
Dを原稿テーブル11に向けて送出する給紙ローラ7
4、及び、給紙ローラ74により給送された原稿Dの先
端を整位するアライニングローラ75が配置されてい
る。
【0043】アライニングローラ75と給紙ローラ74
との間には、原稿Dのアライニングローラ75への到達
を検出するアライニングセンサ75aが配置されてい
る。カバー71の内側であって、原稿自動給送装置8が
閉じられた状態で画像読取部4の原稿テーブル11と対
向される位置には、原稿テーブル11のほぼ全体を覆う
大きさが与えられ、ピックアップローラ73、給紙ロー
ラ74およびアライニングローラ75を介して原稿給紙
台72から搬送された原稿Dを原稿テーブル11の所定
の位置に搬送する搬送ベルト76が配置されている。搬
送ベルト76は、図中左右一対に配置されたベルトロー
ラ77に掛渡され、図示しないベルト駆動機構によっ
て、図中右側および図中左側の両方向に向けて回転され
る。
【0044】原稿自動給送装置8の右側部位には、搬送
ベルト76により図中左側から図中右側に移動される原
稿Dをカバー71の外側に向けて送出する反転ローラ7
8、反転ローラ78に原稿Dを押し付けるピンチローラ
79、反転ローラ78とピンチローラ79により搬送さ
れる原稿Dを、再び搬送ベルト76へ戻すか所定の排出
位置すなわちカバー71上に排出させるかを切り換える
フラッパ80、フラッパ80が排出側に切り換えられて
いる場合に、反転ローラ78により搬送された原稿Dを
排出させる排紙ローラ81、及び、反転ローラ78の近
傍での原稿のジャムを検知するジャムセンサ82などが
配置されている。
【0045】また、装置本体2の前面上部には、図2に
示すように、様々な複写条件並びに複写動作を開始させ
る複写開始信号などを入力するコントロールパネル20
0が設けられている。
【0046】図2に示すように、コントロールパネル2
00には、複写機能を実行するための複写モードを設定
する複写ボタン202、ファクシミリ機能を実行するた
めのFAXモードを設定するFAXボタン204、及び
プリンタ機能を実行するためのプリンタモードを設定す
るプリンタボタン206が設けられている。
【0047】また、コントロールパネル200には、複
写モードにおいて複写枚数などの数値を入力するための
テンキー208、複写の開始を指示するスタートボタン
210、複写枚数を訂正するときや複写動作を停止させ
るときなどに使用されるクリア/ストップボタン21
2、選択したモードや各種設定した条件等をすべてクリ
アするオールクリアボタン214、及び、複写倍率を設
定するための倍率設定ボタン216が設けられている。
【0048】スタートボタン210は、原稿給紙台72
にセットされた原稿の読み取り開始を指示するととも
に、画像データに基づいた画像の形成を指示する入力手
段として機能する。また、後述するように、原稿給紙台
72にセットされた原稿の一連の読み取りが終了した後
に継続して原稿給紙台72にセットされた原稿を読み取
る継続モードをキャンセルするための中止指示手段とし
ても機能する。
【0049】さらに、コントロールパネル200には、
画像を形成したい用紙のサイズを選択設定するための用
紙サイズボタン218、原稿台に載置された原稿のサイ
ズを検知して自動的に用紙サイズを設定する自動用紙選
択ボタン220、原稿サイズを設定するための原稿サイ
ズボタン222、及び、用紙サイズボタン218によっ
て設定された用紙サイズと検知した原稿サイズとに基づ
いて自動的に複写倍率を設定する自動倍率選択ボタン2
24が設けられている。
【0050】これらの各種設定ボタンの他に、さらに、
設定されたモードの内容や操作手順などの案内情報を表
示させる操作ガイドボタン226、予熱状態を設定する
予熱ボタン228、プリンタ部の動作中に割り込みを指
示する割り込みボタン230などが設けられている。
【0051】そして、このコントロールパネル200の
略中央には、装置の状態、操作手順、及び、ユーザに対
して各種のメッセージを文字や図形で表示する報知手段
として機能するタッチパネル式の液晶表示装置(LC
D)によって構成された表示パネル240が設けられて
いる。この表示パネル240は、各機能毎にその操作を
画面に表示するものである。
【0052】表示パネル240は、例えば図3に示すよ
うに、ユーザに情報を提供するための上段242a、中
段242b、下段242cの3つのエリアからなるメッ
セージエリア242と、タイトル切り替えボタンが配置
されたタイトルエリア244と、アイコンを表示するた
めのフィールドエリア246を有している。
【0053】メッセージエリア242の上段エリア24
2aには、複写倍率、複写部数、用紙サイズ、読み取っ
た画像データを一時的に記憶する後述する画像メモリの
メモリ残量などが表示される。
【0054】フィールドエリア246には、原稿給紙台
72にセットされた原稿の一連の読み取り動作が終了し
た後に継続して原稿給紙台72にセットされた原稿を読
み取る継続モードを設定する設定手段としての継続アイ
コン248が配置されている。この継続アイコン248
は、押下された場合、すなわち継続モードが設定された
場合に、第1表示モードで表示され、継続モードが設定
されていない通常モードの場合には、第1表示モードと
は異なる第2表示モードで表示される。例えば、継続ア
イコン248は、継続モードが設定された場合、通常モ
ードでの第2表示モードを反転した第1表示モードで表
示される。
【0055】図4は、図1に示した画像形成装置として
のディジタル複写装置2を制御する制御回路の構成を概
略的に示した図である。図4に示すように、複写装置2
は、装置全体を統括制御する制御手段としてのメインC
PU100を有している。このメインCPU100に
は、上述した読取手段としてのスキャナ部4、画像形成
手段としてのプリンタ部6、および、搬送手段としての
原稿給送装置8が接続され、これらの駆動を制御すると
ともに、スキャナ部4で読み取られた原稿の画像データ
を処理し、スキャナ部4、プリンタケーブル402、電
話回線404を介して供給された画像データを用紙上に
形成する画像に対応した画像データとしてプリンタ部6
に出力する。
【0056】メインCPU100には、ROM102、
RAM104、記憶手段として機能する画像メモリM、
内部インタフェース122、外部インターフェース12
3、ファクシミリインターフェース126、プリンタイ
ンターフェース128、補助記憶装置インターフェース
130、2値画像データを拡大したり縮小する画像変換
回路や画像データを圧縮したり伸長したりする圧縮/伸
長回路などを含む画像処理部132などが接続されてい
る。
【0057】内部インタフェース122には、図2を用
いて既に説明したコントロールパネル200が接続され
ている。外部インターフェース123には、外部装置1
24が接続されている。ファクシミリインターフェース
126には、電話回線404を介して外部のファクシミ
リなどの外部通信機器137が接続されている。プリン
タインターフェース128には、プリンタケーブル40
2を介してパーソナルコンピュータなどの外部装置13
8が接続されている。補助記憶装置インターフェース1
30には、ICカード用リーダ・ライタ142やハード
ディスクドライブ144等が接続されている。
【0058】画像メモリMは、スキャナ部4で読み取ら
れた原稿画像に対応した画像データとしての複写デー
タ、電話回線404及びファクシミリインタフェース1
26を介して外部通信機器137から供給された画像デ
ータとしてのファクシミリデータ、及びプリンタケーブ
ル402及びプリンタインタフェース128を介して外
部装置138から供給された画像データとしての印刷デ
ータを一時的に記憶する。
【0059】メインCPU100は、画像処理部132
及び画像メモリMを制御して、プリンタケーブル402
及びプリンタインタフェース128を介して外部装置1
38から供給された印刷データを処理してプリンタ部6
でプリント可能な画像データに変換し、プリンタ部6に
出力するプリンタ機能を有している。このプリンタ機能
では、画像メモリMに、外部装置138から供給された
画像データを一時的に記憶する。
【0060】また、メインCPU100は、画像処理部
132及び画像メモリMを制御して、電話回線404を
介して供給されたファクシミリデータを処理してプリン
ト部6でプリント可能な画像データに変換するととも
に、スキャナ部4で読み取られた原稿の画像データを処
理して、プリンタ部6に出力するファクシミリ機能を有
している。このファクシミリ機能では、画像メモリM
に、電話回線404を介して供給されたファクシミリデ
ータが受信画像データとして一時的に記憶するととも
に、スキャナ部4で読み取られた画像データを送信画像
データとして一時的に記憶する。
【0061】さらに、メインCPU100は、画像処理
部132及び画像メモリMを制御して、スキャナ部4に
よって読み取られた原稿の画像データを処理して、プリ
ンタ部6に出力する複写機能を有している。この複写機
能では、画像メモリMに、スキャナ部4から供給された
画像データを一時的に記憶する。
【0062】このような構成において、ファクシミリ機
能を用いて文書などの画像データを送信する際には、メ
インCPU100は、スキャナ部4から取り込んだ例え
ば文書の画像データを画像メモリMに記憶させる。この
記憶された画像データは、送信先の用紙サイズに応じて
必要に応じて画像処理部132の画像変換回路により拡
大または縮小し、このサイズ変換した画像データを画像
処理部132の圧縮/伸長回路により符号化した後、フ
ァクシミリインターフェース126および電話回線40
4を介して送信先の外部通信機器137へ送信する。
【0063】また、ファクシミリ機能を用いて画像デー
タを外部から受信する際には、送信元の外部通信機器1
37から電話回線404およびファクシミリインターフ
ェース126を介して供給される画像データが画像メモ
リMに記憶される。この際、この画像データは、画像処
理部132の圧縮/伸長回路により復号化した後、所定
のタイミングでプリンタ部6へ出力される。
【0064】複写機能を用いて原稿画像を複写する際に
は、メインCPU100は、スキャナ部4から取り込ん
だ例えば文書などの画像データを画像メモリMに記憶さ
せる。この記憶された画像データは、画像処理部132
で所定の画像処理が施された後、所定のタイミングでプ
リンタ部6に出力される。
【0065】プリンタ機能を用いて外部から供給された
画像データを出力する際には、外部装置138からプリ
ンタケーブル402およびプリンタインターフェース1
28を介して供給される画像データが画像メモリMに記
憶される。この際、この記憶された画像データは、所定
のタイミングでプリンタ部6へ出力される。
【0066】画像データの記憶/呼び出しは、メインC
PU100によって行われる。例えば画像データを記憶
する場合、スキャナ部4によって読みこまれた画像デー
タ、電話回線404を介して供給されたFAXデータと
しての画像データ、及びプリンタケーブル402を介し
て供給された印刷データとしての画像データは、メイン
CPU100の指示により画像メモリMに記憶される。
メインCPU100の指示は、コントロールパネル20
0からのモード指定キ―入力によって決定されたモード
に従って行われる。
【0067】RAM104には、パラメータテーブルが
設定されるようになっている。このパラメータテーブル
には、コントロールパネル200におけるキー操作によ
り設定された種々の条件が記憶され、設定されない条件
は、たとえばROM102に記憶された規定値が対応す
る。この条件として設定されるパラメータは、複写時の
画像処理パラメータ類、各種設定条件、変倍設定機能の
オン/オフ、送信先として登録されている電話番号等で
ある。
【0068】ところで、上述したような機能を有する画
像形成装置において、複写機能は、原稿画像を読み取っ
て原稿画像に対応した画像データを生成する画像読取モ
ードと、画像データに基づいて画像を用紙上に形成する
画像形成モードとを有している。
【0069】画像読取モードでは、メインCPU100
がエンプティセンサ72aからの出力信号に基づいて、
原稿自動給送装置8の原稿給紙台72に原稿がセットさ
れたことを検知した場合には、スタートボタン210が
押下されたタイミングで、セットされた原稿を原稿テー
ブル11の所定位置に1枚ずつ給送し、スキャナ部4を
駆動して画像メモリMに原稿画像に対応した画像データ
を一時的に記憶する。そして、原稿給紙台72にセット
されたすべての原稿の画像に対応した画像データを画像
メモリMに一時的に記憶する。
【0070】画像形成モードでは、スタートボタン21
0が押下されたタイミングで、画像メモリMに記憶され
ている画像データを出力させ、出力された画像データに
基づいて、用紙上に画像を形成する。そして、画像メモ
リMに記憶されたすべての画像データに対応した画像を
用紙上に出力する。
【0071】また、複写機能は、原稿自動給送装置の原
稿給紙台72にセットできる原稿の枚数に制限があるた
め、原稿給紙台72にセットされたすべての原稿の読み
取りが終了した後に引き続いて原稿給紙台72にセット
された原稿の読み取りを開始する継続モードを備えてい
る。すなわち、この継続モードでは、原稿給紙台72に
最初にセットされた第1原稿をすべて読み取って第1原
稿に対応した第1画像データに変換し、画像メモリMに
記憶した後、原稿給紙台72に続けてセットされた第2
原稿を読み取って第2原稿に対応した第2画像データに
変換し、画像メモリMに記憶されている第1画像データ
に引き続いて、第2画像データを記憶させる。
【0072】この継続モードは、原稿給紙台72にセッ
トされた第1原稿を読み取る読み取り動作中に、図3に
示したような継続アイコン248を押下することによっ
て設定される。継続アイコン248が押下されたことに
より、継続モードが設定されたことは、継続アイコン2
48の表示モードを変更することによってユーザに報知
している。
【0073】また、この継続モードは、継続モードが設
定された後、すなわち継続アイコン248が押下された
後に、原稿給紙台72に原稿がセットされていない状態
でスタートボタン210が2回押下された場合には、キ
ャンセルされる。そして、それ以前の画像読取モードで
読み取られた原稿の画像データに基づいて、画像を形成
する画像形成モードを実行する。
【0074】例えば、第1原稿の画像を読み取る第1画
像読取モードを実行している間に、継続アイコン248
が押下されると、継続モードが設定される。そして、第
1画像読取モードが終了した後に、スタートボタン21
0を1回目に押下すると、第2原稿を原稿給紙台72に
セットするように促す。そして、スタートボタン210
を2回目に押下すると、継続モードがキャンセルされ、
第1画像読取モードで読み取った第1原稿に対応した画
像データに基づいて画像を形成する第1画像形成モード
を実行する。
【0075】上述したような継続モードの処理の流れを
図5を参照して説明する。図5は、図1に示した画像形
成装置に適用される継続モードを説明するためのフロー
チャートである。
【0076】図5に示すように、まず、メインCPU1
00は、コントロールパネル200上のスタートボタン
210が押下されたか否かを判断する(ST1)。メイ
ンCPU100がスタートボタン210が押下されたと
判断した場合には(ST1、YES)、続いて、メイン
CPU100は、原稿自動給送装置8のエンプティセン
サ72aからの出力信号に基づいて、原稿給紙台72に
原稿がセットされたか否かを判断する(ST2)。すな
わち、エンプティセンサ72aがオン信号を出力した場
合、メインCPU100は、原稿給紙台72に原稿がセ
ットされていると判断し、エンプティセンサ72aがオ
フ信号を出力した場合、原稿給紙台72に原稿がセット
されていないと判断する。
【0077】エンプティセンサ72aがオン信号を出力
している場合、すなわち原稿給紙台72に原稿がセット
されている場合には(ST2、YES)、画像読取モー
ドを実行する(ST3)。すなわち、画像読取モードで
は、まず、原稿自動給送装置8を駆動して、原稿給紙台
72にセットされている原稿を1枚ずつ原稿テーブル1
1の所定位置に給送する。そして、スキャナ部4を駆動
して、原稿テーブル11の所定位置に配置された原稿の
画像を読み取り、原稿画像に対応した画像データに変換
する。そして、この画像データは、画像メモリMに一時
的に記憶される。
【0078】この画像読取モードは、原稿給紙台72に
セットされた原稿が全てなくなるまで連続して実行され
る。すなわち、メインCPU100は、エンプティセン
サ72aがオフ信号を出力したか否かを判断する(ST
4)。そして、エンプティセンサ72aがオン信号を出
力している間、すなわち原稿給紙台72にセットされた
原稿が検知されている間には(ST4、NO)、画像読
取モードを連続して実行する。
【0079】そして、エンプティセンサ72aがオフ信
号を出力した場合、すなわち原稿給紙台72にセットさ
れた原稿が検知されなくなった場合(ST4、YE
S)、メインCPU100は、続いて、継続アイコン2
48が押下されているか否かを判断する(ST5)。す
なわち、メインCPU100は、画像読取モードを実行
している間に、継続アイコン248が押下されたか否か
を判断する。
【0080】そして、メインCPU100は、継続アイ
コン248が押下されていないと判断した場合には(S
T5、NO)、画像形成モードを実行する(ST6)。
すなわち、メインCPU100は、プリンタ部6を駆動
して、ステップST3の画像読取モードにおいて画像メ
モリMに一時的に記憶された原稿画像に対応した画像デ
ータに基づいて用紙上に画像を形成させる。
【0081】一方、メインCPU100は、継続アイコ
ン248が押下されたと判断した場合には(ST5、Y
ES)、継続アイコン248を反転表示させ、継続モー
ドを設定する(ST7)。そして、ステップST2に戻
り、メインCPU100は、エンプティセンサ72aか
らの出力信号に基づいて、再び原稿自動給送装置8の原
稿給紙台72に原稿がセットされたか否かを検知する。
【0082】一方、ステップST2において、エンプテ
ィセンサ72aがオフ信号を出力している場合、すなわ
ちメインCPU100がエンプティセンサ72aからの
出力信号に基づいて、原稿給紙台72に原稿がセットさ
れていないと判断した場合(ST2、NO)、メインC
PU100は、継続アイコン248を押下することによ
り継続モードが設定されているか否かを判断する(ST
8)。
【0083】ステップST8において、メインCPU1
00は、継続モードが設定されていないと判断した場合
(ST8、NO)、原稿自動給送装置8を使用しない1
枚原稿の複写モードと判断する。すなわち、ステップS
T1において、スタートボタン210が押下されると
(ST1、YES)、エンプティセンサ72aから出力
されるオフ信号にしたがい(ST2、YES)、スキャ
ナ部4を駆動して原稿テーブル11の所定位置に配置さ
れた原稿の画像を読み取り(ST3)、エンプティセン
サ72aから出力されるオフ信号にしたがい(ST4、
YES)、継続アイコン248が押下されていなければ
(ST5、NO)、プリンタ部6を駆動して原稿画像に
対応した画像を用紙上に形成する(ST6)。
【0084】また、ステップST8において、メインC
PU100は、継続モードが設定されていると判断した
場合には(ST8、YES)、継続モードが設定された
状態でスタートボタン210が2回押下されたか否かを
判断する(ST9)。
【0085】すなわち、メインCPU100は、継続モ
ードが設定されている状態で、スタートボタン210が
押下されたと判断した場合には、それが何回目のスター
トボタン210の押下であるかを判断する。そして、継
続モードが設定されてから、1回目にスタートボタン2
10が押下された場合には(ST9、NO)、原稿給紙
台72に継続して読み取る原稿をセットするよう促すメ
ッセージを、表示パネル240のいずれかのメッセージ
エリア242に表示させる(ST10)。そして、ステ
ップST2に戻る。
【0086】そして、メインCPU100は、継続モー
ドが設定されている状態で、さらにスタートボタン21
0が押下されたと判断した場合、すなわち2回目にスタ
ートボタン210が押下されたと判断した場合には(S
T9、YES)、設定されていた継続モードをキャンセ
ルする。そして、メインCPU100は、ステップST
6に移行して、それ以前の画像読取モードによって読み
取られた原稿画像に対応した画像データを画像メモリM
から読み出し、プリンタ部6を駆動して画像データに対
応した画像を用紙上に形成させる(ST6)。
【0087】上述したように、この画像形成装置によれ
ば、原稿自動給送装置にセットされたすべての原稿の読
み取りが終了した後に引き続いて原稿自動給送装置にセ
ットされた原稿の読み取りを開始する継続モードを備
え、不所望なタイミングで継続モードを設定してしまっ
た場合であっても、スタートボタンを2回押下すること
により、継続モードをキャンセルすることが可能とな
り、且つ自動的にプリンタ部を駆動して、それ以前の画
像読取モードで読み取られた原稿画像に対応した画像デ
ータに基づいて用紙上に画像を形成することが可能とな
る。したがって、継続モードの操作性を向上することが
可能となる。
【0088】なお、上述した実施の形態では、スタート
ボタンを2回押下することにより、継続モードをキャン
セルするための中止指示手段を構成したが、この例に限
定されるものではなく、他の形態であってもよい。以下
に、継続モードをキャンセルするための他の形態につい
て説明する。
【0089】図6は、設定された継続モードをキャンセ
ルするための他の構成の一例を示す図である。すなわ
ち、図6に示すように、表示パネル240のフィールド
エリア246には、継続モードを設定するための継続ア
イコン248のほかに、設定された継続モードをキャン
セルするすなわち取り消すための取消アイコン250が
配置されている。この取消アイコン250は、画像読取
モードが実行されている間に、継続アイコン248が押
下されたことによって設定された継続モードを、キャン
セルする際に押下される。
【0090】取消アイコン250が押下されることによ
り、設定された継続モードがキャンセルされるととも
に、それ以前に実行された画像読取モードで読み取られ
た原稿の画像データに基づいて画像を形成する画像形成
モードが実行される。
【0091】すなわち、図5に示したフローチャートに
おいて、ステップST4でメインCPU100がエンプ
ティセンサ72aからオフ信号を検知した場合には(S
T4、YES)、原稿給紙台72にセットされた原稿が
すべてなくなったと判断し、続いて、今まで実行してい
た画像読取モードの間に、継続アイコン248が押下さ
れたか否かを判断する(ST5)。
【0092】ステップST3において、画像読取モード
が実行されている間に、継続アイコン248が押下され
た場合には(ST5、YES)、継続モードが設定され
る(ST7)。
【0093】この後、ステップST2に戻るが、この時
に、メインCPU100は、取消アイコン250が押下
されたか否かを判断する。そして、メインCPU100
は、取消アイコン250が押下されたと判断した場合に
は、設定された継続モードをキャンセルし、ステップS
T6における画像形成モードを実行する。すなわち、メ
インCPU100は、プリンタ部6を駆動して、画像読
取モードで読み取った原稿の画像データに基づいて、用
紙上に画像を形成させる。
【0094】上述したように、この画像形成装置によれ
ば、設定された継続モードをキャンセルするよう指示す
るための取消アイコンを備えているため、不所望なタイ
ミングで継続モードを設定してしまった場合であって
も、取消アイコンを押下することにより、継続モードを
キャンセルすることが可能となり、且つ自動的にプリン
タ部を駆動して、それ以前の画像読取モードで読み取ら
れた原稿画像に対応した画像データに基づいて用紙上に
画像を形成することが可能となる。したがって、継続モ
ードの操作性を向上することが可能となる。
【0095】図7の(a)及び(b)は、設定された継
続モードをキャンセルするための他の構成の一例を示す
図である。すなわち、図7の(a)及び(b)に示すよ
うに、表示パネル240のフィールドエリア246に
は、継続モードを設定するための継続アイコン248が
配置されている。この継続アイコン248は、図7の
(a)に示すように、第1表示モード248Aで表示さ
れるとともに、継続アイコン248が1回目に押下され
た際には、図7の(b)に示すように、第1表示モード
を反転した第2表示モード248Bで表示される。
【0096】すなわち、この継続アイコン248は、継
続モードが設定されていない通常モードでは、図7の
(a)に示すように、第1表示モード248Aで表示さ
れる。そして、継続アイコン248が1回押下されるこ
とにより、継続モードを設定するようにメインCPU1
00に指示するとともに、継続アイコン248は、図7
の(b)に示すように、第2表示モードで表示される。
そして、継続アイコン248が2回目に押下されること
により、設定された継続モードをキャンセルするように
メインCPU100に指示するとともに、継続アイコン
248は、図7の(a)に示すように、第1表示モード
で表示される。
【0097】このように、この実施の形態の画像形成装
置では、継続アイコン248を1回目に押下した場合に
は、継続モードを設定し、継続アイコン248を2回目
に押下した場合には、設定した継続モードをキャンセル
するように構成されている。そして、継続アイコン24
8の表示モードを、押下された回数に応じて変更するこ
とにより、ユーザに対して、継続モードが設定されてい
るか否かを確実に報知することが可能となる。
【0098】そして、継続アイコン248が2回目に押
下されることにより、設定された継続モードがキャンセ
ルされるとともに、それ以前に実行された画像読取モー
ドで読み取られた原稿の画像データに基づいて画像を形
成する画像形成モードが実行される。
【0099】すなわち、図5に示したフローチャートに
おいて、ステップST4でメインCPU100がエンプ
ティセンサ72aからオフ信号を検知した場合には(S
T4、YES)、原稿給紙台72にセットされた原稿が
すべてなくなったと判断し、続いて、今まで実行してい
た画像読取モードの間に、継続アイコン248が押下さ
れたか否かを判断する(ST5)。
【0100】ステップST3において、画像読取モード
が実行されている間に、継続アイコン248が1回目に
押下された場合には(ST5、YES)、継続モードが
設定される(ST7)。
【0101】この後、ステップST2に戻るが、この時
に、メインCPU100は、継続アイコン248が2回
目に押下されたか否かを判断する。そして、メインCP
U100は、継続アイコン248が2回目に押下された
と判断した場合には、設定された継続モードをキャンセ
ルし、ステップST6における画像形成モードを実行す
る。すなわち、メインCPU100は、プリンタ部6を
駆動して、画像読取モードで読み取った原稿の画像デー
タに基づいて、用紙上に画像を形成させる。
【0102】上述したように、この画像形成装置によれ
ば、継続アイコンが1回目に押下されることにより継続
モードを設定し、継続アイコンが2回目に押下された場
合には、設定された継続モードをキャンセルするよう指
示する。このため、不所望なタイミングで継続モードを
設定してしまった場合であっても、2回目に継続アイコ
ンを押下することにより、継続モードをキャンセルする
ことが可能となり、且つ自動的にプリンタ部を駆動し
て、それ以前の画像読取モードで読み取られた原稿画像
に対応した画像データに基づいて用紙上に画像を形成す
ることが可能となる。したがって、継続モードの操作性
を向上することが可能となる。
【0103】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、原稿自動給送装置にセットされたすべての原稿の読
み取りが終了した後に引き続いて原稿自動給送装置にセ
ットされた原稿の読み取りを開始する継続モードを備え
ている画像形成装置において、継続モードの操作性を向
上することが可能な画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施の一形態に係る画像形
成装置、すなわちディジタル複写装置の構成を概略的に
示す断面図である。
【図2】図2は、図1に示した画像形成装置に備えれる
コントロールパネルを概略的に示す平面図である。
【図3】図3は、図2に示したコントロールパネルにお
ける表示パネルの構成を示す平面図である。
【図4】図4は、図1に示した画像形成装置の制御回路
の構成を概略的に示した図である。
【図5】図5は、図1に示した画像形成装置に適用され
る継続モードの処理工程を示すフローチャートである。
【図6】図6は、設定された継続モードをキャンセルす
るための他の構成の一例を示す図である。
【図7】図7の(a)及び(b)は、設定された継続モ
ードをキャンセルするための他の構成の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
2…画像形成装置 4…スキャナ部 6…プリンタ部 8…原稿自動給送装置 11…原稿テーブル 72…原稿給紙台 72a…エンプティセンサ 100…メインCPU 102…ROM 104…RAM 132…画像処理部 200…コントロールパネル 210…スタートボタン 240…表示パネル 246…フィールドエリア 248…継続アイコン 250…取消アイコン M…画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/04 H04N 1/04 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬
    送する搬送手段と、 前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬送された原稿
    の画像を読み取って画像データを作成する読取手段と、 前記読取手段によって作成された画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて原稿画
    像に対応した画像を形成する画像形成手段と、 前記搬送手段にセットされたすべての原稿の画像が前記
    読取手段によって読み取られた後に、継続して前記搬送
    手段にセットされた原稿の画像を前記読取手段によって
    読み取らせる継続モードを設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定された継続モードを中止し
    て、前記画像形成手段に読み取った原稿画像に対応した
    画像を形成させるように指示する中止指示手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿画像を読み取る画像読取モード、およ
    び、原稿画像に対応した画像を形成する画像形成モード
    を指示する入力手段と、 前記入力手段により画像読取モードが指示された場合
    に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する搬
    送手段と、 前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬送された原稿
    の画像を読み取って画像データを作成する読取手段と、 前記読取手段によって作成された画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記入力手段により画像形成モードが指示された場合
    に、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて原
    稿画像に対応した画像を形成する画像形成手段と、 前記搬送手段にセットされた第1原稿の画像を読み取る
    第1画像読取モードを実行中に、第1画像読取モードが
    終了した後に継続して前記搬送手段にセットされる第2
    原稿の画像を前記読取手段によって読み取らせる継続モ
    ードを実行するか否かを設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定された継続モードを中止し
    て、第1画像読取モードで読み取った原稿画像の画像デ
    ータに基づいて画像を形成させる画像形成モードを実行
    するように指示する中止指示手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】原稿画像を読み取る画像読取モード、およ
    び、原稿画像に対応した画像を形成する画像形成モード
    を指示する入力手段と、 前記入力手段により画像読取モードが指示された場合
    に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する搬
    送手段と、 前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬送された原稿
    の画像を読み取って画像データを作成する読取手段と、 前記読取手段によって作成された画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記入力手段により画像形成モードが指示された場合
    に、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて原
    稿画像に対応した画像を形成する画像形成手段と、 前記搬送手段にセットされた第1原稿の画像を読み取る
    第1画像読取モードを実行中に、第1画像読取モードが
    終了した後に継続して前記搬送手段にセットされる第2
    原稿の画像を前記読取手段によって読み取らせる継続モ
    ードを実行するか否かを設定する設定手段と、 前記設定手段によって継続モードが設定された場合、前
    記入力手段を介して2回の入力を受け付けた時に継続モ
    ードを中止させ、第1画像読取モードで読み取った原稿
    画像の画像データに基づいて画像を形成させる画像形成
    モードを実行するように指示する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】原稿画像を読み取る画像読取モード、およ
    び、原稿画像に対応した画像を形成する画像形成モード
    を指示する入力手段と、 セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する搬送手
    段と、 前記入力手段により画像読取モードが指示された場合
    に、前記搬送手段に原稿がセットされているか否かを検
    知する検知手段と、 前記検知手段により前記搬送手段にセットされた原稿を
    検知した場合には、前記搬送手段により原稿台の所定位
    置に搬送された原稿の画像を読み取って画像データを作
    成する読取手段と、 前記読取手段によって作成された画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記入力手段により画像形成モードが指示された場合
    に、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて原
    稿画像に対応した画像を形成する画像形成手段と、 前記搬送手段にセットされた第1原稿の画像を読み取る
    第1画像読取モードを実行中に、第1画像読取モードが
    終了した後に継続して前記搬送手段にセットされる第2
    原稿の画像を前記読取手段によって読み取らせる継続モ
    ードを実行するか否かを設定する設定手段と、 前記設定手段によって継続モードが設定された場合であ
    って、前記入力手段を介して第1の入力を受け付けた時
    に、前記検知手段により前記搬送手段に原稿がセットさ
    れていないと検知された場合には、前記搬送手段に原稿
    をセットする旨を報知する報知手段と、 前記報知手段により前記搬送手段に原稿をセットする旨
    を報知した後、前記入力手段を介して第2の入力を受け
    付けた時には、継続モードを中止させ、第1画像読取モ
    ードで読み取った原稿画像の画像データに基づいて画像
    を形成させる画像形成モードを実行するように指示する
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】原稿画像を読み取る画像読取モード、およ
    び、原稿画像に対応した画像を形成する画像形成モード
    を指示する入力手段と、 前記入力手段により画像読取モードが指示された場合
    に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する搬
    送手段と、 前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬送された原稿
    の画像を読み取って画像データを作成する読取手段と、 前記読取手段によって作成された画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記入力手段により画像形成モードが指示された場合
    に、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて原
    稿画像に対応した画像を形成する画像形成手段と、 前記搬送手段にセットされた第1原稿の画像を読み取る
    第1画像読取モードを実行中に、第1画像読取モードが
    終了した後に継続して前記搬送手段にセットされる第2
    原稿の画像を前記読取手段によって読み取らせる継続モ
    ードを実行するか否かを設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定された継続モードを取り消す
    取消手段と、 前記取消手段により設定された継続モードが取り消され
    た場合に、第1画像読取モードで読み取った原稿画像の
    画像データに基づいて画像を形成させる画像形成モード
    を実行するように指示する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】原稿画像を読み取る画像読取モード、およ
    び、原稿画像に対応した画像を形成する画像形成モード
    を指示する入力手段と、 前記入力手段により画像読取モードが指示された場合
    に、セットされた原稿を原稿台の所定位置に搬送する搬
    送手段と、 前記搬送手段により原稿台の所定位置に搬送された原稿
    の画像を読み取って画像データを作成する読取手段と、 前記読取手段によって作成された画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記入力手段により画像形成モードが指示された場合
    に、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて原
    稿画像に対応した画像を形成する画像形成手段と、 前記搬送手段にセットされた第1原稿の画像を読み取る
    第1画像読取モードを実行中に、第1画像読取モードが
    終了した後に継続して前記搬送手段にセットされる第2
    原稿の画像を前記読取手段によって読み取らせる継続モ
    ードを実行するか否かを設定するとともに、継続モード
    が設定された場合に第1表示モードで表示されるアイコ
    ンを有する設定手段と、 前記設定手段によって継続モードが設定された場合に、
    次の前記設定手段を介した入力を受け付けた時に、継続
    モードを中止させるとともに、前記アイコンを前記第1
    表示モードとは異なる第2表示モードで表示させ、第1
    画像読取モードで読み取った原稿画像の画像データに基
    づいて画像を形成させる画像形成モードを実行するよう
    に指示する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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