JPH11305543A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11305543A
JPH11305543A JP12687198A JP12687198A JPH11305543A JP H11305543 A JPH11305543 A JP H11305543A JP 12687198 A JP12687198 A JP 12687198A JP 12687198 A JP12687198 A JP 12687198A JP H11305543 A JPH11305543 A JP H11305543A
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JP
Japan
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developing
toner
developing device
image forming
terminal
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Application number
JP12687198A
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English (en)
Inventor
Tomoji Ishikawa
知司 石川
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
Kenji Maeda
健児 前田
Kazuyuki Sugihara
和之 杉原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リボルバ現像装置へ現像バイアスを印加する
ための接続端子にトナーが付着するのを防ぎ、現像バイ
アスのリークを防ぐことができる画像形成装置を提供す
ること。 【解決手段】 潜像担持体と回転型現像装置と該現像装
置へ現像バイアスを供給するための本体側の電源と、該
電源から供給される現像バイアスを該現像装置に供給す
るための該現像装置側の接続端子と、該現像装置からの
飛散トナーを受けとめるトナー受け部材524とを搭載
し、該トナー受け部材524の内面の該接続端子の移動
経路に対応した部分に、複数の突起状部10を設けた。
これにより、該トナー受け部材524の底面にすべり落
ちる飛散トナーをとどめ、飛散トナー溜りを分散できる
ので、該端子にトナー−が付着するのを防ぎ、現像バイ
アスのリークを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
現像器を有する複数の現像ユニットの任意の現像器を現
像位置に回転させて潜像担持体上の潜像を現像するリボ
ルバ現像方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、回
転軸の周りに配設された現像器を有する複数の現像ユニ
ットを該回転軸の回動により回転させて、潜像担持体に
対向する現像位置に任意の現像器を移動させ、該現像器
で該潜像担持体上に形成された潜像を現像する回転型現
像装置を備えた画像形成装置が知られている。
【0003】この種の画像形成装置では、上記現像装置
への現像バイアスの供給方法としてて、電源が該画像形
成装置本体側に設けられ、その本体側電源の接続端子が
該現像装置側の接続端子に接触することで、現像バイア
スが供給される方法が一般的である。
【0004】また、この種の画像形成装置では、上記現
像装置から飛散したりこぼれ落ちたりしたトナー(以
下、「飛散トナー」という)による装置本体内の汚染が
しばしば問題となり、このような装置本体内の飛散トナ
ーによる汚染を防止するために、該現像装置の下部に、
該現像装置からの飛散トナーを受けとめるためのトナー
受け部材を設けることが提案されている。この提案で
は、外周がほぼ円筒状をした上記現像装置の下方を覆う
ような円弧状のトナー受け部材も記載されている(特願
平9−306596号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この円弧状
のトナー受けの場合、上記現像装置からの飛散トナーが
該トナー受けの円弧状内面を滑り落ちて底面部の最も低
い箇所に集中して堆積してしまう。これが、上記現像装
置側の接続端子の移動経路に対応した部分において、該
端子に接するような高さにまで堆積した場合には、該端
子がその移動時に堆積トナーに接し、該端子表面にトナ
ーが付着する恐れがある。そして、このように該端子に
トナーが付着すると、該端子が現像バイアスの供給を受
けるために上記本体電源側の接続端子に接するときに現
像バイアスのリークが生じる可能性がある。そして、こ
のような電源供給不良が発生すると、例えば現像装置に
現像バイアスが印加されずに異常画像が発生したり、ソ
フト制御されている場合には誤作動が発生したりしてし
まう。
【0006】なお、トナー受け部材の形状として円弧状
のものについて述べたが、そのような形状に限らず、例
えば底面が平坦である場合にも、上記と同様の問題が発
生してしまう虞がある。すなわち、この場合には、上述
のように円弧状斜面を滑り落ち底面部に堆積するという
ことはないが、例えば、上記画像形成装置が発する振動
により、トナー受け内部のある部分にだけトナーが集中
して堆積してしまうことがあり得る。このようにしてト
ナーが集中し、上記と同様に、上記トナー受け内面の上
記接続端子の移動経路に対応した部分に、該端子に接す
るような高さまでトナーが堆積した場合にも、上記と同
様の問題が発生してしまう虞がある。
【0007】また、上述したような、上記トナー受け部
材に溜まったトナーが上記現像装置側のバイアス端子に
付着する場合以外にも、上記現像装置からの飛散した浮
遊トナーが、直接、該端子に付着してしまう場合も考え
られる。この場合にも、該端子にトナーが付着すること
よる電源供給不良の問題が、同様に発生する虞がある。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、リボルバ現像装置へ
現像バイアスを印加するための接続端子にトナーが付着
するのを防ぎ、現像バイアスのリークを防ぐことができ
る画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、回転により潜像が形成される潜
像担持体と、回転軸の周りに配設された現像器を有する
複数の現像ユニットを該回転軸の回動により回転させ
て、該潜像担持体に対向する現像位置に任意の現像器を
移動させ、該現像器で該潜像担持体上に形成された潜像
を現像する回転型現像装置と、該現像装置へ現像バイア
スを供給するための本体側に設けられた電源と、該電源
から供給される現像バイアスを該現像装置に供給するた
めの該現像装置に設けられた接続端子と、少なくとも該
現像装置から飛散する飛散トナーを受けとめるトナー受
け部材とを備えた画像形成装置において、該トナー受け
部材の内面を、該接続端子の移動経路に対応した部分に
飛散トナーが溜まりにくい形状にしたことを特徴とする
ものである。
【0010】この画像形成装置においては、上記トナー
受け部材の内面を、上記接続端子の移動経路に対応した
部分に、飛散トナーが溜まりにくい形状にすることによ
り、該端子に飛散トナーが付着するのを防ぐ。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記トナー受け部材の内面における上記現
像ユニット側バイアス端子の現像側端子60bの移動経
路に対応した部分に、複数の突起状部を、該トナー受け
部材内面の上記リボルバ現像装置の周方向において互い
に異なる箇所に設けたことを特徴とするものである。
【0012】この画像形成装置においては、上記突起状
部を設けることにより、飛散トナーが上記トナー受け部
材の最も低い箇所に滑り落ちるのをとどめえるので、飛
散トナーが溜まりにくくなり、上記端子に飛散トナーが
付着するのを防ぐ。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記突起状部を垂直に配設したことを特徴
とするものである。
【0014】この画像形成装置においては、上記突起状
部を垂直に配設するので、飛散トナーが上記トナー受け
部材の周面を滑り落ちるのをより効果的に防き、上記端
子に飛散トナーが付着するのを防ぐ。
【0015】請求項4の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記突起状部を水平に配設したことを特徴
とするものである。
【0016】この画像形成装置においては、上記突起状
部を水平に配設するので、飛散トナーが上記トナー受け
部材の最も低い箇所に滑り落ちるのをとどめえるので、
飛散トナーが溜まりにくくなり、上記端子に飛散トナー
が付着するのを防ぐ。
【0017】請求項5の発明は、回転により潜像が形成
される潜像担持体と、回転軸の周りに配設された現像器
を有する複数の現像ユニットを該回転軸の回動により回
転させて、該潜像担持体に対向する現像位置に任意の現
像器を移動させ、該現像器で該潜像担持体上に形成され
た潜像を現像する回転型現像装置と、該現像装置へ現像
バイアスを供給するための本体側に設けられた電源と、
該電源から供給される現像バイアスを該現像装置に供給
するための該現像装置に設けられた接続端子と、少なく
とも該現像装置から飛散する飛散トナーを受けとめるト
ナー受け部材とを備えた画像形成装置において、該トナ
ー受け部材の内面における該端子の移動経路の両サイド
に、該内面から突出した該移動経路に沿って延存する壁
状部を設けたことを特徴とするものである。
【0018】この画像形成装置においては、壁状部によ
り、該壁状部の側面からの飛散トナーをせき止めるの
で、上記トナー受け部材の内面における上記端子の移動
経路に対応した部分に、飛散トナーが溜まりにくくな
り、該接続端子に飛散トナーが付着するのを防ぐ。ま
た、該接続端子が該壁状部の内側に位置しているときに
は、該壁状部の側面からの浮遊トナーが、該端子に直接
付着するのを防ぐ。
【0019】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明を画
像形成装置であるカラー電子写真プリンタ500(以
下、プリンタという)に適用した一実施形態について説
明する。図1は本実施例に係るカラープリンタ500の
概略構成図である。まずこのプリンタ全体の概略につい
て説明する。図1において、潜像担持体としての感光体
ドラム414は、矢印A向きに回転駆動されながら、一
様帯電手段としての帯電スコロトロン419により一様
に帯電された後、レーザ露光手段441により画像情報
に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成される。
ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイ
エロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した
単色の画像情報である。感光体ドラム414上に形成さ
れた静電潜像は、回転型現像装置(以下、リボルバ現像
装置という)420により各々所定の現像剤としてのイ
エロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現像され、
これにより感光体ドラム414上に各色画像が形成され
る。
【0020】このリボルバ現像装置420は、中心軸線
回りで回動可能な複数、図示の例では4つの現像器を備
え、上記中心軸線を中心とする回動により、所望の現像
器を感光体ドラム414に対向する所定の現像位置に移
動させて現像動作を行う現像器ユニットと、上記各現像
器に対応する複数のトナー収容器を備え、上記現像器ユ
ニットと同様に回動するトナー収容器ユニットとを有す
るものである。具体的には、内部に例えばイエロー、マ
ゼンタ、シアン及び黒の4色それぞれの現像器420
Y、420M、420C、420Kが形成され、かつプ
リンタ本体内において中心軸線回りで回動自在に取り付
けられる外周がほぼ円筒状の現像器ユニットと、各現像
器に一対一で対応しそれぞれイエロー、マゼンタ、シア
ン、黒のトナーを収容したトナー収容器としての図示し
ない4つのトナーカートリッジ保持し、かつ該現像器ユ
ニットよりその中心軸線方向の前側でほぼ同軸上になる
ように取り付けられて該中心軸線回りで現像器ユニット
と一体に回動する図示しないトナー収容器ユニット等を
備えている。該リボルバ現像装置420は、図示しない
リボルバモータにより矢印B方向に回転駆動され、現像
に用いるいずれか一つの現像器を現像位置に位置させて
現像動作を行う。
【0021】感光体ドラム414上に形成された各色画
像は、感光体ドラム414と同期して図中矢印C向きに
回転する中間転写ベルト415上に、イエロー、マゼン
タ、シアン、及び黒の単色毎、第1転写手段としての1
次転写コロトロン416によって順次重ね転写される。
中間転写ベルト415上に重ね合わされたイエロー、マ
ゼンタ、シアン、及び黒の画像は、両面複写兼用自動給
紙カセット412Aあるいは手差し給紙トレイ412B
から給紙ロール413A、413B、一対のレジスタロ
ール418Rを経て転写部へ搬送された記録媒体190
A上に第2転写手段としての2次転写コロトロン417
により一括転写される。転写終了後の記録媒体190A
は定着装置423によりトナー像が定着されフルカラー
プリントとして機外に排出される。
【0022】なお、中間転写ベルト415上に転写され
なかった感光体ドラム414上のトナーは、感光体クリ
ーナ421により感光体ドラム414から除去され、ま
た、記録媒体190A上に転写されなかった中間転写ベ
ルト415上のトナーは、図示しない中間転写ベルトク
リーナにより中間転写ベルト5から除去される。
【0023】次に、本実施形態に係るリボルバ現像装置
の構成について説明する。図2はリボルバ現像装置42
0の概略構成図である。該リボルバ現像値420は、上
述のように円周方向に互いにほぼ同型の4つの現像器4
20Y、420M、420C、420Kと、該4つの現
像器に補給用のトナーをそれぞれ補給するための各トナ
ー補給装置45Y、45M、45C、45Kとからなる
4つの現像ユニットを有している。なお、図示の例では
感光体ドラム414に対向する現像位置にあるのが黒ト
ナーとキャリアを収容したブラック現像器420Kで、
図中反時計回りの順に、イエロートナーとキャリアを収
容したイエロー現像器420Y、マゼンタトナーとキャ
リアを収容したマゼンタ現像器420M、シアントナー
とキャリアを収容したシアン現像器420Cになってい
る。
【0024】ここで、4つの現像器420K、420
Y、420M、420Cの内部構造はまったく同様であ
るので、以下、現像位置にあるブラック現像器420K
を例にとって内部構造を説明し、他の現像器の内部構造
については、それぞれの黒現像器に対応する部材の符号
として、黒現像器における符号と同じ数字に、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの各現像器を区別するためY、
M、Cの添字を付した符号を図中に示し、その説明を省
略する。
【0025】上記ブラック現像器420Kは、現像剤担
持体としての現像ローラ41Kと、現像ケーシング47
Kと、該ケーシング部内に収容される黒トナー及びキャ
リアからなる二成分現像剤(以下、現像剤という)を撹
拌する第1、第2の2本の撹拌スクリュウ42K、43
Kと、現像ローラ41Kに担持された現像剤を薄層化す
る現像剤層厚規制手段をしての現像ドクタ44Kとを備
えた、極めてシンプルな構成になっている。
【0026】以上の構成のリボルバ現像装置420は、
矢印B方向に90°ステップで回転させることにより、
各現像器を順次感光体ドラム414に対向する現像位置
に移動させて、該感光体ドラム414上の静電潜像を可
視像化する。
【0027】また、本実施形態に係るカラープリンタ5
00は、図3に示すように、上記リボルバ現像装置42
0と、感光体ドラム414及びその周辺に配置された作
像器とからなる感光体ユニット414Uとが、カラープ
リンタ500の装置本体500Aからスライドによって
引き出し可能な引出支持体520に搭載されており、装
置本体500Aから手前に引き出せるように構成されて
いる。この引出支持体520は、前側板521と、後側
板522と、左右及び中央部の上下(不図示)の計4つ
のステー部材から構成されており、該引出支持体520
のリボルバ現像装置420が装着される装着部の下方に
は、引出支持体520を引き出した状態で簡単に着脱で
きるように構成された後述するトナー受け部材524が
設けられている。
【0028】また、装置本体500Aから引出支持体5
20を引き出した状態では、図3及び図4で示すよう
に、リボルバ現像装置420に配設された4つの現像ユ
ニット420Uのうち少なくとも1つ以上の現像ユニッ
ト420Uの現像器が、引出支持体520の上方向(矢
印C方向)に着脱できるようになっている。また、感光
体ユニット414Uも同様に、引出支持体520の上方
向(矢印C方向)に着脱できるようになっている。これ
により、作業者は、引出支持体520の側面に立った状
態で、現像ユニット420Uや感光体ユニット414U
のメンテナンスや着脱作業をできるようになり、作業ス
ペースの高効率化を実現できる。なお、図3及び図4に
おいては、各色の現像器420C、420M、420
Y、420Kと、そのトナー補給装置45C、45M、
45Y、45Kとからなる各現像ユニット420Uのう
ちのYトナーが収容されているY現像器420Yのみを
取り外した状態を示している。
【0029】次に、リボルバ現像装置420の、現像バ
イアスの印加方法について説明する。本実施形態に係る
画像形成装置では、潜像担持体としての感光体ドラム4
14上の静電潜像を現像剤のトナーで可視像化する現像
工程において、現像バイアスを印加するように構成され
ている。この現像バイアス印加機構の構成例を図5に、
現像バイアス印加機構の現像ローラ部の構成を図6に示
す。
【0030】リボルバ現像装置内の各現像器(ここで
は、現像器420Kに関してのみ記す)の現像ケーシン
グ47Kの手前側端部には、現像ユニット側バイアス端
子60が配設されている。この現像ユニット側バイアス
端子60は、導電性を有する板バネで構成されており、
図5に示すように、該現像ケーシング47Kの枠体部分
の内壁面に沿うようにして、自己の弾性により現像ケー
シング47Kの手前側端部に嵌め込まれた後、図示しな
いビス等により現像ケーシング47Kに固定される。
【0031】この現像ユニット側バイアス端子60の一
方の端子60aは、図6に示すように、現像器420K
の現像ローラ41Kの手前側の支軸41aに対して、弾
力的に接触するように折曲形成されている(以下、この
端子60aを現像側端子という)。また、この現像ユニ
ット側バイアス端子60の他方の端子60bは、図5に
示すように、リボルバ現像装置420の外周から突出す
るように形成されている(以下、この端子60bを本体
側端子という)。なお、本体側端子60bは、本体側現
像バイアス端子560との接触の円滑化を図るためにロ
ール状に形成されている。
【0032】上記本体側現像バイアス端子560は、図
5に示すように、現像ユニット側バイアス端子60の本
体側端子60bの回転軌道に対して干渉し、且つ、所定
の現像器、例えば現像器420Kが感光体ドラム414
に対向する現像位置に回転されて、該現像器420Kの
現像ローラ41Kの手前側の支軸41aに対して、現像
ユニット側バイアス端子60の現像側端子60aが接触
した状態で、該現像器420Kの本体側端子60bと接
触するように、引出支持体520の後側板522の上部
に配設されている。また、図7に示すように、上記本体
側現像バイアス端子560は、これに隣接するように引
出支持体520の前側板521の上部に配設された現像
バイアス電源としての現像バイアスパワーパック561
に、ハーネス562を介して接続されている(図3参
照)。
【0033】従って、本構成の現像バイアス印加機構に
よれば、所定の現像器が感光体ドラム414に対向する
現像位置に回転されて、その現像器の現像ローラの手前
側の支軸41aに対して、現像ユニット側バイアス端子
60の現像側端子60aが接触すると、上記本体側現像
バイアス端子560に対して、該現像器の本体側端子6
0bが、自己の弾性に抗して図5において矢印A方向に
撓みながら弾力的に圧接する。これにより、現像バイア
スパワーパック561から出力されるバイアスが、ハー
ネス562、本体側現像バイアス端子560、及び現像
ユニット側バイアス端子60を通して、感光体ドラム4
14に対向した所定の現像器の現像ローラのみに印加さ
れる。
【0034】ところで、このようなリボルバ現像装置で
は、その現像ユニットから飛散したりこぼれ落ちたりし
た飛散トナーによる装置本体500A内の汚染がしばし
ば問題となる。このため、本実施形態に係るカラープリ
ンタでは、図1及び図3に示すように、上記該リボルバ
現像装置420の下部に、該リボルバ現像装置420か
らの飛散トナーを受けとめるためのトナー受け部材52
4を設けてある。そして、そのトナー受け部材524の
形状は、省スペースの面からいって、上記リボルバ現像
装置420のほぼ円筒体型の外周に沿って、円弧状に形
成されたものが望ましい。
【0035】しかしながら、上記のような円弧状のトナ
ー受け部材の場合、飛散トナーが該トナー受け部材の円
弧状内周面を滑り落ちて最も低い箇所にに集中して堆積
してしまうことになる。この堆積トナーが、上述したよ
うな、上記現像ユニット側バイアス端子60の現像側端
子60bの移動経路に対応した部分において該現像側端
子60bに接する高さにまで堆積した場合には、該端子
60bがその回転移動時に堆積トナーに接し、該端子6
0b表面にトナーが付着してしまう。そして、図8で示
すように、該端子60bにトナーTが付着すると、該端
子60bと上記本体側現像バイアス端子560との接触
時に、現像バイアスのリークが発生する恐れがある。
【0036】そこで、本実施形態に係るカラープリンタ
500では、上記トナー受け部材524の内面形状を、
上記現像ユニット側バイアス端子の現像側端子60bの
移動経路に対応した部分に飛散トナーが溜まりにくいよ
うな形状にする。
【0037】本実施形態に係る上記トナー受け部材52
4のいくつかの例を図9及び図10に示す。図9及び図
10において、該トナー受け部材524の内面における
上記現像ユニット側バイアス端子の現像側端子60bの
移動経路に対応した部分には、複数の突起状部10が、
該トナー受け部材524内面の上記リボルバ現像装置4
20の周方向において互いに異なる箇所に設けられ、そ
れら突起状部10は、図9例では垂直に、図10の例で
は水平に配設されている。そして、これらの例における
突起状部10のそれぞれが、該トナー受け部材524の
底面にすべり落ちる飛散トナーをとどめえるので、飛散
トナー溜まりを分配でき、該トナー受け部材524の底
面に飛散トナーが集中するのを防ぐ。特に、図9に示す
例においては、その突起状部10が垂直に配設されてい
ることから、飛散トナーの滑り落ち防止に効果的であ
る。
【0038】このように、上記トナー受け部材524の
内面が、上記現像ユニット側バイアス端子の現像側端子
60bの移動経路に対応した部分に飛散トナーが溜まり
にくい形状になっているので、該端子60bにトナーが
付着するのを防ぎ、現像バイアスのリークを防ぐことが
できる。
【0039】〔実施形態2〕次に、本発明の他の実施形
態について説明する。本実施形態に係るカラー電子写真
プリンタは、基本的には、前述の実施形態1のプリンタ
と同様である。異なる点は、トナー受け部材524の内
面形状が異なる点のみである。
【0040】図11は本実施形態に係るトナー受け部材
524の説明図である。図11において、上記トナー受
け部材524内面における上記現像側端子60bの移動
経路の両サイドに、該内面から突出し該移動経路に沿っ
て延存する壁状部11が設けられている。この壁状部
が、該壁状部の側面からの飛散トナーをせき止めるの
で、上記トナー受け部材の内面における上記接続端子の
移動経路に対応した部分に飛散トナーが溜まりにくくな
り、該接続端子に飛散トナーが付着するのを防ぐ。ま
た、該接続端子が該壁状部の内側に位置しているときに
は、該壁状部の側面からの浮遊トナーが、該端子に直接
付着するのを防ぐ。
【0041】このように、上記トナー受け部材524の
内面における上記現像側端子60bの移動経路の両サイ
ドに、該内面から突出し該移動経路に沿って延存する壁
状部11を設けることにより、該端子にトナーが付着す
るのを防ぎ、現像バイアスのリークを防ぐことができ
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によれば、上記ト
ナー受け部材の内面を、上記現像ユニット側バイアス端
子の現像側端子の移動経路に対応した部分に飛散トナー
が溜まりにくい形状にすることで、該端子にトナーが付
着するのを防ぐので、該端子にトナーが付着することに
よる現像バイアスのリークを防ぐことができる。従っ
て、電源供給不良による異常画像の発生や、ソフト制御
されている場合には誤作動の発生を防ぐことができる。
【0043】請求項5の発明によれば、上記壁状部によ
り、該壁状部の側面からの飛散トナーをせき止めて、上
記トナー受け部材の内面における上記接続端子の移動経
路に対応した部分に、飛散トナーが溜まりにくくするこ
とで、該接続端子に飛散トナーが付着するのを防ぐこと
ができる。また、該接続端子が該壁状部の内側に位置し
ているときには、該壁状部の側面からの浮遊トナーが該
端子に直接付着するのを防ぐことができる。これによ
り、該端子にトナーが付着することによる現像バイアス
のリークを防ぐことができ、電源供給不良による異常画
像の発生や、ソフト制御されている場合には誤作動を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を
示す概略構成図。
【図2】同画像形成装置のリボルバ現像装置の構成を示
す概略構成図。
【図3】同画像形成装置の引出支持体の構成を示す概略
斜視図。
【図4】同引出支持体に同リボルバ現像装置を搭載した
状態を示す概略正面図。
【図5】同リボルバ現像装置の現像バイアス印加機構の
構成を示す構成図。
【図6】同現像バイアス印加機構の現像ローラ部の構成
を示す概略構成図。
【図7】同現像バイアス印加機構の引出支持体側の構成
を示す構成図。
【図8】同現像バイアスのリーク発生状態を説明するた
めの説明図。
【図9】同画像形成装置のトナー受け部材の一例の概略
斜視図。
【図10】同画像形成装置のトナー受け部材の他の一例
の概略斜視図。
【図11】他の実施形態に係る画像形成装置のトナー受
け部材の概略斜視図。
【符号の説明】
10 突起状部 11 壁状部 60 現像ユニット側バイアス端子 60a 現像ユニット側バイアス端子の現像側端子 60b 現像ユニット側バイアス端子の本体側端子 414 感光体ドラム 420 リボルバ現像装置 420K ブラック現像器 420C シアン現像器 420M マゼンタ現像器 420Y イエロー現像器 500 カラープリンタ 500A カラープリンタの装置本体 520 引出支持体 521 引出支持体の前側板 522 引出支持体の後側板 524 トナー受け部材 560 本体側現像バイアス端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉原 和之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転により潜像が形成される潜像担持体
    と、 回転軸の周りに配設された現像器を有する複数の現像ユ
    ニットを該回転軸の回動により回転させて、該潜像担持
    体に対向する現像位置に任意の現像器を移動させ、該現
    像器で該潜像担持体上に形成された潜像を現像する回転
    型現像装置と、 該現像装置へ現像バイアスを供給するための本体側に設
    けられた電源と、 該電源から供給される現像バイアスを該現像装置に供給
    するための該現像装置に設けられた接続端子と、 少なくとも該現像装置から飛散する飛散トナーを受けと
    めるトナー受け部材とを備えた画像形成装置において、 該トナー受け内面を、該接続端子の移動経路に対応した
    部分に飛散トナーが溜まりにくい形状にしたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記トナー受け部材の内面における上記現像ユニット側
    バイアス端子の現像側端子60bの移動経路に対応した
    部分であって、該トナー受け部材内面の上記リボルバ現
    像装置の周方向において互いに異なる部分に、複数の突
    起状部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記突起状部を、鉛直方向に配設したことを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2の画像形成装置において、 上記突起状部を、水平に配設したことを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】回転により潜像が形成される潜像担持体
    と、 回転軸の周りに配設された現像器を有する複数の現像ユ
    ニットを該回転軸の回動により回転させて、該潜像担持
    体に対向する現像位置に任意の現像器を移動させ、該現
    像器で該潜像担持体上に形成された潜像を現像する回転
    型現像装置と、 該現像装置へ現像バイアスを供給するための本体側に設
    けられた電源と、 該電源から供給される現像バイアスを該現像装置に供給
    するための該現像装置に設けられた接続端子と、 少なくとも該現像装置から飛散する飛散トナーを受けと
    めるトナー受け部材とを備えた画像形成装置において、 該トナー受け内面における該接続端子の移動経路の両サ
    イドに、該内面から突出し該移動経路に沿って延在する
    壁状部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP12687198A 1998-04-20 1998-04-20 画像形成装置 Withdrawn JPH11305543A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245859B2 (en) 2005-06-17 2007-07-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus having a rotary developing device with plural developing units
US8843015B2 (en) 2011-03-18 2014-09-23 Ricoh Company, Limited Imaging device, image forming apparatus, and process cartridge

Cited By (3)

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US7376372B2 (en) 2005-06-17 2008-05-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method for forming image
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