JP3212817B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3212817B2
JP3212817B2 JP29194494A JP29194494A JP3212817B2 JP 3212817 B2 JP3212817 B2 JP 3212817B2 JP 29194494 A JP29194494 A JP 29194494A JP 29194494 A JP29194494 A JP 29194494A JP 3212817 B2 JP3212817 B2 JP 3212817B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換可能なトナー補給
カートリッジや廃トナー収容カートリッジなどを用いる
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタやファクシミリなどの
画像形成装置で、例えばベルト状感光体やドラム状感光
体などの潜像担持体の表面に所定の静電潜像を形成し、
この静電潜像を現像装置によりトナー像として可視像化
すると共に、そのトナー像を所定の記録媒体に転写した
のち、潜像担持体表面に残留付着するトナーをクリーニ
ング装置により除去して回収するようにしたものが知ら
れている。
【0003】更に、このような画像形成装置で、トナー
補給カートリッジによって現像装置本体に向けてトナー
を補給すると共に、クリーニング装置によって回収され
たトナー(廃トナー)を廃トナー収容カートリッジに送
って、ここに収容するようにしたものがある。この種の
カートリッジには、補給用トナーを出すための開口部
や、廃トナーを受け入れるための開口部などが設けられ
ているのであるが、かかる開口部周辺には多かれ少なか
れトナーが付着している。現像装置内のトナーが不足
し、又はトナー補給カートリッジ内のトナーが無くなっ
たとき、或いは廃トナー収容カートリッジ内のトナーが
満杯となったとき、これらのカートリッジを交換してい
るのであるが、この際、そのカートリッジの開口部周辺
に付着しているトナーで、カートリッジ交換者の手や衣
服などが汚れ易くなる。
【0004】なお、この種の技術に関連するものとし
て、例えば、実開昭59−178660号公報や、特開
昭62−215990号公報などによるものが既に提案
されている。
【0005】ところで、例えばカラー式の画像形成装置
では、それぞれ異なる色のトナーを収納した複数の現像
器を有する現像装置を用いているのであるが、このよう
な各現像器に対しても、それぞれ現像器毎にペアで組み
合わされるトナー補給カートリッジから、それぞれ異な
る色のトナーを補給している。又、クリーニング装置か
ら、廃トナーを廃トナー収容カートリッジに回収してい
る。これらのカートリッジにも、開口部周りにトナーが
付着していて、これらのカートリッジの交換時に、付着
トナーで交換者の手や衣服などが汚れ易くなる。
【0006】更に、潜像担持体に形成された各色のトナ
ー像をそれぞれ中間転写体に転写し、しかる後、その中
間転写体上のトナー像を記録媒体に一括転写する画像形
成装置であって、そのトナー像の転写後に中間転写体上
に残留するトナーを、中間転写体用クリーニング装置に
よって除去する画像形成装置も公知であるが、このよう
な除去トナーについても、これを廃トナー収容カートリ
ッジに回収した場合、上述したところと全く同じ問題が
発生する。
【0007】又、カラー式の画像形成装置では、各現像
器内のトナー不足や各トナー補給カートリッジ内のトナ
ー切れ、或いは廃トナー収容カートリッジ内のトナーの
満杯状態などを検知することで、これらの交換時期を決
定しているが、この構成では、各現像器内のトナー不足
や各トナー補給カートリッジのトナー切れを検知する検
知器のほかに、廃トナー収容カートリッジのトナー満杯
を検知する検知器が必要となる。ところが、これらの検
知器は比較的高価なものであるため、多数の検知器を用
いることによって画像形成装置のコストを押し上げてし
まう。又、トナー補給カートリッジと廃トナー収容カー
トリッジを別々に交換しなければならぬため、その交換
作業が大変煩しいものとなる。なお、この種の技術に関
連するものとして、例えば、特開平4−318875号
公報、特開平4−318884号公報などによるものが
既に提案されている。
【0008】そこで、複数のトナー補給カートリッジの
いずれか一つの交換時に、同時に、廃トナー収容カート
リッジを交換してしまうシステムとしておくと、廃トナ
ーの満杯検知のための検知器を不要のものとすることが
でき、コスト的にも有利になる。単色の現像装置では、
トナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジと
を、一対一の、すっきりとした対応関係で、交換者に対
して認識させることができるが、カラー式の画像形成装
置では、廃トナー収容カートリッジが1つとなる場合が
多く、これに対してトナー補給カートリッジが複数とな
るために、そのようなすっきりとした対応関係を交換者
に認識させることができず、トナー補給カートリッジの
交換の際、注意事項などで、廃トナー収容カートリッジ
の交換を同時に強制的に促しても、この交換をし忘れた
り、或いは面倒がってその交換を行わなかったりする場
合があり、かような場合には、廃トナー収容カートリッ
ジを廃トナーで溢れさせてしまうことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、トナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッ
ジとを交換する画像形成装置において、その交換時に、
それぞれのカートリッジの開口部周辺に付着したトナー
で、交換者の手や衣服などが汚れるのを防止できるよう
にした画像形成装置を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、複数のトナー補給
カートリッジと、廃トナー収容カートリッジとを交換す
る画像形成装置において、その交換時に、それぞれのカ
ートリッジの開口部周辺に付着したトナーで、交換者の
手や衣服などが汚れるのを防止できるようにすると共
に、廃トナー収容カートリッジの交換時期の検知用手段
を不要のものにし、且つ、その手段がなくても、廃トナ
ー収容カートリッジの交換を必ず保証できるようにした
画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するため、潜像担持体上に形成された静電潜像
をトナー像として可視像化する現像装置と、前記トナー
像を記録媒体に転写したのち、潜像担持体上に残留付着
するトナーを除去して回収するクリーニング装置と、前
記現像装置に補給するためのトナーを内部に収容し、こ
のトナーを現像装置に向けて入れるための開口部を設け
たトナー補給カートリッジと、前記クリーニング装置に
よって回収されたトナーを廃トナーとして受け入れて内
部に収容し、この廃トナーを受け入れるための開口部を
設けた廃トナー収容カートリッジとをそれぞれ具備し、
トナー補給カートリッジの交換時に、前記トナー補給カ
ートリッジと廃トナー収容カートリッジとを相対移動さ
せることにより、両者の各開口部が、両カートリッジ同
士で互いに隠蔽されるように、トナー補給カートリッジ
と廃トナー収容カートリッジとを互いに一体化する部位
を画像形成装置本体内に確保すると共に、この一体化さ
れたトナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッ
ジとを画像形成装置本体に対して着脱自在に構成した画
像形成装置を提案する。
【0012】又、本発明は、上記第2の目的を達成する
ため、潜像担持体上に形成された静電潜像をトナー像と
して可視像化し、この可視像化する現像位置に各々が位
置決めされる複数の現像器を有する現像装置と、前記ト
ナー像を中間転写体又は記録媒体に転写したのち、潜像
担持体上に残留付着するトナーを除去して回収するクリ
ーニング装置と、前記複数の現像器の各々に補給するた
めのトナーを内部に収容し、このトナーを各現像器に向
けて入れるための開口部を設けた複数のトナー補給カー
トリッジと、前記クリーニング装置によって回収された
トナーを廃トナーとして受け入れて内部に収容し、この
廃トナーを受け入れるための開口部を設けた廃トナー収
容カートリッジとをそれぞれ具備し、各トナー補給カー
トリッジのいずれか一つの交換時に、この交換されるト
ナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジとを
相対移動させることにより、両者の各開口部が、両カー
トリッジ同士で互いに隠蔽されるように、トナー補給カ
ートリッジと廃トナー収容カートリッジとを互いに一体
化する部位を画像形成装置本体内に確保すると共に、こ
の一体化されたトナー補給カートリッジと廃トナー収容
カートリッジとを画像形成装置本体に対して着脱自在に
構成した画像形成装置を提案する。
【0013】その際、潜像担持体上に形成されたトナー
像が転写された中間転写体上のトナー像を記録媒体に転
写した後、当該中間転写体上に残留付着するトナーを除
去して回収する中間転写体用クリーニング装置と、該中
間転写体用クリーニング装置によって回収されたトナー
を廃トナーとして前記廃トナー収容カートリッジに搬送
する搬送手段とを有するように構成することもできる。
【0014】又、現像装置は、その複数の現像器が円周
方向に配列される回転型現像装置として構成され、この
回転型現像装置の回転により、その各現像器が現像位置
に位置決めされ、且つ、複数のトナー補給カートリッジ
は回転型現像装置と一体となって回転し、交換位置に位
置決めされるものであると有利である。
【0015】更に、複数の現像器は、現像位置に位置決
めされるように、その並び方向に移動可能となってい
て、各トナー補給カートリッジは、複数の現像器の各々
に着脱可能にセットされるものであると効果的である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0017】図1は、本発明一実施例の画像形成装置を
示す概略図である。潜像担持体の一例であるドラム状の
感光体60は、時計方向に回転駆動され、このとき帯電
装置の一例である帯電チャージャ61によって感光体6
0の表面が均一に帯電される。その帯電面に、図示して
いない原稿の画像が、同じく図示していない結像光学系
によって結像される。これにより、感光体60上に所定
の静電潜像が形成され、この静電潜像は、現像装置1に
よってトナー像として可視像化される。かかるトナー像
は、転写装置の一例である転写チャージャ62によっ
て、転写紙22より成る記録媒体に転写され、その転写
トナー像は、転写紙22が図示していない定着装置を通
るとき、当該転写紙22上に定着される。
【0018】一方、トナー像を転写紙22に転写したの
ち、感光体60上に残留付着するトナーは、クリーニン
グ装置2のクリーニングブレード63より成るクリーニ
ング部材によって除去され、クリーニング装置2に回収
される。次いで感光体60の表面が除電装置64によっ
て除電作用を受ける。
【0019】図2は、図1に示した現像装置1とクリー
ニング装置2を取り出し、説明の便宜上、その配置状態
を図1とは多少異ならせて示した斜視図である。同図に
おいて、現像装置1の上部にはトナー補給カートリッジ
3が組み付けセットされていて、このカートリッジ3の
内部には、現像装置1に補給するためのトナーが収容さ
れている。このカートリッジ3には、下部に、収容され
た補給用トナーを現像装置1に向けて入れるための開口
部3aが設けられている。すなわち、かかる開口部3a
を通して、トナー補給カートリッジ3内のトナーが現像
装置1に向けて補給されるのである。トナー補給カート
リッジ3内のトナーは、現像装置1に所定量ずつ供給さ
れる場合と、現像装置1に一度に供給される場合とがあ
るが、図2の例では、トナー補給カートリッジ3を現像
装置1にセットしたとき、このカートリッジ3内のトナ
ーが現像装置1に一度に供給される。
【0020】クリーニング装置2は、現像装置1と所定
距離、隔てられた位置に配設されており、又、現像装置
1と相隣接した位置には廃トナー収容カートリッジ4が
配置されている。クリーニング装置2内には前述のよう
に感光体60から除去したトナーが回収されている。こ
のクリーニング装置2からは、廃トナー搬送管5が廃ト
ナー収容カートリッジ4に向けて導かれている。この廃
トナー搬送管5は、クリーニング装置2側の中心線L周
りに水平旋回可能となっている。
【0021】廃トナー搬送管5内には可撓性のトナー搬
送コイル部材6が挿通されていて、このトナー搬送コイ
ル部材6が図示されない駆動手段によって回転駆動され
ると、クリーニング装置2内に回収されたトナーが、廃
トナー搬送管5内を搬送され、廃トナーとして廃トナー
収容カートリッジ4内に入れられる。廃トナー収容カー
トリッジ4の上部には上述の廃トナーを受け入れるため
の開口部4aが設けられ、この開口部を通して、廃トナ
ー搬送管5から出て来る廃トナーがカートリッジ4の内
部に収容されるのである。廃トナー搬送管5と、その内
部のトナー搬送コイル部材6は、クリーニング装置2か
ら廃トナー収容カートリッジ4に搬送する搬送手段の一
例を構成する。
【0022】廃トナー収容カートリッジ4は、画像形成
装置本体の一対の装置基板7,7に固定されたU字形の
枠状ガイド部材8に支えられていて、この部材8から抜
き出すことができるようになっている。
【0023】トナー補給カートリッジ3内のトナーは、
前述の如く、本例のように一度に現像装置1に供給され
るか、又は所定量ずつ供給されるのであるが、新たなト
ナー補給カートリッジ3をセットした後、或る時間、画
像形成動作が行われると、前者の場合には、現像装置内
のトナーが不足し、又、後者の場合にはトナー補給カー
トリッジ3内のトナーが無くなる。いずれにして、トナ
ー切れ状態となるのであるが、その事実は図示していな
い検知器によって検知され、トナー補給カートリッジ3
を、トナーの収容された新たなトナー補給カートリッジ
と交換すべき表示が表示部(図示せず)になされる。こ
の時点で、廃トナー収容カートリッジ4内の廃トナーも
満杯となるか、或いはこれに近い状態となるように、そ
の廃トナー収容カートリッジ4の容量が設定されてい
る。トナー補給カートリッジ3と廃トナー収容カートリ
ッジとの交換時期が同じ時期となるように、両者の容量
が定められているのである。
【0024】トナー補給カートリッジ3を交換すべき表
示がなされたとき、図2に示した廃トナー搬送管5を矢
印a方向に水平旋回させ、廃トナー収容カートリッジ4
側の管部を該カートリッジの上位から退避させると共
に、トナー補給カートリッジ3を矢印b方向に移動させ
る。廃トナー収容カートリッジ4には、上部の両側にガ
イド部4b,4bが設けられていて、トナー補給カート
リッジ3をb方向に移動させると、このカートリッジ3
は、そのガイド溝が両ガイド部4b,4bに嵌合し、廃
トナーの入っている廃トナー収容カートリッジ4の上部
に位置して、このカートリッジ4と一体化される。この
状態で、両開口部3a,4aは、両カートリッジ3,4
同士で互いに隠蔽されることになる。
【0025】このようにして、トナー補給カートリッジ
3を一体化させた廃トナー収容カートリッジ4を、トナ
ー補給カートリッジもろとも画像形成装置本体側のガイ
ド部材8から抜き出した上、それを廃棄するなどして処
理する。両カートリッジを互いに一体化するために、廃
トナー収容カートリッジ4の方を移動させる構成として
もよいし、又、両者を互いに移動させる構成としてもよ
い。いずれにしても、両者を相対移動させる構成とすれ
ばよいのである。
【0026】上述したところから判るように、本例の特
徴とするところは、トナー補給カートリッジ3の交換時
に、トナー補給カートリッジ3と廃トナー収容カートリ
ッジ4とを相対移動させることにより、両者の各開口部
3a,4aが、両カートリッジ同士で互いに隠蔽される
ように、トナー補給カートリッジ3と廃トナー収容カー
トリッジ4とを互いに一体化する部位を画像形成装置本
体内に確保すると共に、この一体化されたトナー補給カ
ートリッジ3と廃トナー収容カートリッジ4とを画像形
成装置本体に対して着脱自在に構成する点にある。
【0027】本実施例の場合は、廃トナー収容カートリ
ッジ4自体の設置空間と、トナー補給カートリッジ3が
来る廃トナー収容カートリッジ4の上位空間とが、両カ
ートリッジ34の一体化部位として、画像形成装置本体
内に確保されるのである。そして、一体化されたもの
は、画像形成装置本体側のガイド部材8に対して着脱さ
れる。トナーの収容された新たなトナー補給カートリッ
ジと、内部が空の新たな廃トナー収容カートリッジは、
上述した手順と逆の操作により、又は各カートリッジを
別々に、図2に示した状態に簡単にセットすることがで
きる。
【0028】上述した構成によれば、トナー補給カート
リッジと廃トナー収容カートリッジとの交換時に、それ
ぞれの開口部が、両カートリッジ同士で隠蔽されるの
で、交換者の手や衣服などが開口部周りに付着している
トナーで汚れるのを防止することができる。又、廃トナ
ー収容カートリッジ自体の交換を別途に取り扱い者に対
して促すようなことをしないで済むと共に、廃トナー
を、そのカートリッジから溢れさせてしまうようなこと
もなくなる。更に、トナー補給カートリッジの交換時
に、廃トナー収容カートリッジも交換すべき状態となる
ように構成されているので、廃トナー収容カートリッジ
4内のトナーが満杯になったことを検知するような手段
も不要のものにすることができる。
【0029】次に請求項2以降の画像形成装置に対応す
る実施例について説明する。
【0030】図3はこの実施例の画像形成装置に具備さ
れるトナー補給部や廃トナー回収部などの構成を示す斜
視図である。先ず、かかる構成部について説明する前
に、当該画像形成装置の全体構成や、その画像形成プロ
セスなどのあらましについて、図4を用いて以下に明ら
かにしておく。
【0031】同図に示した画像形成装置はカラー式のレ
ーザプリンタとなっていて、このプリンタにおいて、潜
像担持体の一例であるベルト状の感光体11は、互いに
離間した一対のローラに巻き掛けられて矢印A方向に回
転駆動される。このとき、感光体11の表面は帯電ロー
ラ12より成る帯電装置によって一様に帯電され、しか
る後、レーザ光学装置13により画像情報に基づき走査
露光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露光
される画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び黒(K)
の色情報に分解した単色の画像情報である。これらの画
像情報に対応する各静電潜像が順次感光体11上に形成
され、そのそれぞれの静電潜像が回転型現像装置14に
よって所定の色のトナー像として可視像化される。
【0032】この回転型現像装置14は円周方向に複数
の現像器、本例では、都合4個の現像器14Y,14
M,14C,14Kを配列させたものとなっていて、そ
の各現像器にはそれぞれ異なる色のトナーが収容されて
いる。すなわち、現像器14Yにはイエロートナーが、
現像器14Mにはマゼンタトナーが、又現像器14Cに
はシアントナーが、さらに現像器14Kには黒トナーが
収容されている。その各現像器にて使用される現像剤
は、上述のトナーのほかにキャリアを有する二成分系現
像剤であってもよいが、本例ではキャリアを有さない一
成分系現像剤が用いられている。かかる現像器を有する
現像装置は、その中心Cのまわりに回転自在となってい
て、これが90°ずつ回転することによって、各現像器
が感光体11に対向した位置、すなわち感光体11上の
静電潜像を可視像化する現像位置に位置決めされる。図
4は、現像器14Yが現像位置に位置決めされている状
態を示している。
【0033】感光体11上には、例えば最初にイエロー
画像用の静電潜像が形成され、この潜像が現像位置を占
めた現像器14Yの現像ローラ14Y1に担持されたイ
エロートナーによってイエロートナー像として可視像化
される。このトナー像は中間転写ベルト15に転写さ
れ、その転写後に感光体11の表面に残留付着するトナ
ーは、クリーニング装置23のクリーニングブレード2
4によって除去され、次いでその感光体表面は除電装置
65によって除電作用を受ける。
【0034】次に、感光体11上には例えばマゼンタ画
像の静電潜像が形成され、これが現像位置を占めた現像
器14Mによってマゼンタトナー像として可視像化さ
れ、これが中間転写ベルト15に転写される。その転写
後の感光体11がクリーニング装置23により清掃さ
れ、次いで除電される。
【0035】引き続き、全く同様にして、感光体11上
にはシアントナー像が現像器14Cにより形成され、こ
れが中間転写ベルト15に転写され、次いで黒トナー像
が感光体上に形成され、これが中間ベルト15上に転写
される。このようにして、感光体11上に形成された各
静電潜像は、回転型現像装置14により、各々イエロ
ー、マゼンタ、シアン及び黒トナーで反転現像されるの
である。
【0036】感光体11上に形成された各色のトナー像
を転写される中間転写ベルト15は、潜像担持体上に形
成されたトナー像が転写される中間転写体の一例を構成
するものであり、かかる中間転写ベルト15は、一対の
ローラに巻き掛けられて、感光体11と同期して図中矢
印B方向に回転し、前述の如く、各色のトナー像を順次
重ね転写される。中間転写ベルト15は中抵抗体からな
り、感光体ベルト11と反対側の面に設けられた中間転
写バイアス印加用ローラ16に、適当な転写バイアスを
印加することにより、上述した転写が可能となってい
る。もちろん、中間転写バイアス印加用ローラ16に代
えてコロナ転写装置を設けてもよい。これら中間転写工
程の間、転写ローラ17より成る転写装置は、図示され
ない接離手段により中間転写ベルト15から離間されて
いる。
【0037】上述のように中間転写ベルト15上に重ね
合わされた4色のトナー像、すなわちフルカラー画像
は、給紙カセット19から給紙ローラ20、レジストロ
ーラ対21を経て転写部へ搬送された転写紙22より成
る記録媒体上に、タイミングをとって当接する転写ロー
ラ17により一括転写される。その転写終了後、転写紙
22は定着装置18を通り、このときその上のトナー像
が定着され、フルカラー画像が完成する。
【0038】本例では、中間転写ベルト15のためのク
リーニング装置と、この装置からの廃トナーを収容する
廃トナー容器は設けられておらず、これに代わって、中
間転写ベルト15上の重ね合わせトナー像を転写紙22
上に一括転写した後、該中間転写ベルト15上の残留ト
ナーを感光体11の側に再転写する工程が設けられてい
る。かような再転写は、中間転写ベルト15と感光体1
1の間に、残留トナーの極性に応じた適当な電界を作用
させることで達成される。この電界は、例えば中間転写
バイアス印加用ローラ16を、接地電位を含む適当な電
位にすることで得られる。
【0039】ここで、回転型現像装置14は、前述の如
く、ベルト状感光体11のような潜像担持体上に形成さ
れた静電潜像をトナー像として可視像化するものであ
る。この回転型現像装置14は、静電潜像を可視像化す
る現像位置に各々が位置決めされる複数の現像器14
Y,14M,14C,14Kを有しているが、これらの
現像器は画像形成装置本体の側に不動状態に支持された
外筒14Aによって被われている。
【0040】一方、感光体11に対して、回転型現像装
置14と反対側に配置されたクリーニング装置23は、
前述の如く、クリーニングブレード24より成るクリー
ニング部材を有し、このブレード24により、トナー像
を中間転写ベルト15に転写したのち、感光体11上に
残留付着しているトナーが掻き取り除去され、クリーニ
ング装置23内に回収される。先にも述べたように、中
間転写ベルト15上のトナーについては、感光体11の
方に再転写されるようになっているが、この再転写トナ
ーについても、クリーニングブレード24により掻き取
り除去される。本例では、感光体11上のトナー像が中
間転写ベルト15を介して転写紙22に転写されるので
あるが、後述する実施例のように、感光体上のトナー像
を直に転写紙に転写するように構成することもでき、こ
の場合も、トナー像を転写紙に転写したのち、感光体上
に残留付着するトナーがクリーニング装置によって除去
され、回収される。
【0041】ここで、図4に示した現像装置14の図示
手前側には、図3に示すように、各現像器と位置関係を
対応させて、複数の、図の例では4個の実質的に同一構
成のトナー補給カートリッジ25Y,25M,25C,
25Kが設けられ、これらは互いに分離可能に円周方向
に配列されている。各トナー補給カートリッジで囲まれ
る内部領域にはトナー収容容器26が配置されていて、
この内部は4つの部屋26Y,26M,26C,26K
で区分けされている。各補給トナーカートリッジ25
Y,25M,25C,25Kは、複数の現像器14Y,
14M,14C,14Kの各々に補給するためのイエロ
ートナー、マゼンタトナー、シアントナー及び黒トナー
をそれぞれ内部に収容し、そのトナーを各現像器に向け
て入れるための開口部を有している。これらの開口部の
うち、トナー補給カートリッジ25Yの開口部だけ、図
6に符号25Y2を付して示してある。
【0042】ここで、4個のトナー補給カートリッジ2
5Y乃至25Kをまとめたものを便宜上、「カートリッ
ジ体」と称するものとして、かかるカートリッジ体25
は、トナー収容容器26の中心(回転型現像装置14の
回転中心でもある)Cの周りに、トナー収容容器26も
ろとも回転可能となっている。図4に示した回転型現像
装置14と一体回転可能となっているのである。
【0043】各トナー補給カートリッジ25Y乃至25
Kが上部に来たとき、内部の補給用トナーが、トナー収
容容器26の対応する部屋26Y乃至26Kに入り、各
部屋に所定量のトナーが収容される。すなわち、各部屋
には、いつも所定量の補給用トナーが入っているのであ
る。各部屋内のトナーは、部屋26Yについて図3に示
したように、搬送管33にて現像装置の現像器14Y
(図3)の方に運ばれ、且つ、現像器14Y内のトナー
は戻し管34によって部屋26Y内に戻される。他の現
像器と、これに対応するトナー収容容器の部屋及びトナ
ー補給カートリッジとの関係も、全く同様である。この
ように、各部屋26Y乃至26Kと、対応する各現像器
14Y乃至14Kとの間でトナーを循環させているので
ある。
【0044】各トナー補給カートリッジ25Y乃至25
Kのうちのいずれか一つのカートリッジ内のトナーが無
くなると、図示されない補給用トナーエンド検知手段に
よって、その状態が検知されるようになっている。
【0045】ここで、今仮に、トナー補給カートリッジ
25Yのイエロートナーが無くなったものとして、この
状態は、当該カートリッジ25Yが、例えば図3のカー
トリッジ25Cの位置にあるときに検知される。各トナ
ー補給カートリッジを透明体としておき、適宜な検知器
のトナーエンド検知用光を外部からトナー補給カートリ
ッジ内に通すことなどによって、このカートリッジ内の
トナーがエンドであることを検知することができる。
【0046】かようなエンド状態が検知されると、カー
トリッジ体25は中心Cの周りに回転し、次に述べる廃
トナー収容カートリッジ27との一体化を可能とする交
換位置に停止して、この位置に位置決めされる。このよ
うな方式で、カートリッジ体25は、図示していない制
御システムによって、その回転を制御されるようになっ
ているのである。
【0047】図3において、廃トナー収容カートリッジ
27は、画像形成装置本体の一対の装置基板31,31
に固定されたガイド部材32に支受されていて、このガ
イド部材32から抜き出し可能となっている。図4及び
図5に示したクリーニング装置23には、廃トナー搬送
管35の一方の折曲管端部が接続されていて、クリーニ
ング装置23によって回収されたトナーは廃トナー搬送
管35内に入れられる。
【0048】廃トナー収容カートリッジ27には一対の
ガイドレール28が上部に一体化されていて、廃トナー
収容カートリッジ27の上部には開口部28aが設けら
れている。廃トナー搬送管35内にはトナー搬送コイル
部材36が挿設され、このトナー搬送コイル部材36が
回転駆動されると、クリーニング装置23内に回収され
たトナーが廃トナー搬送管35内を搬送され、開口部2
8aを通してカートリッジ27に入れられる。廃トナー
搬送管35と、その内部のトナー搬送コイル部材36
は、クリーニング装置23によって回収されたトナーを
廃トナーとして廃トナー収容カートリッジ27に搬送す
る搬送手段の一例を構成する。
【0049】すなわち、クリーニング装置23によって
回収されたトナーが廃トナーとして廃トナー収容カート
リッジ27に受け入れられて内部に収容され、この廃ト
ナー収容カートリッジ27には、廃トナーを受け入れる
ための開口部28aが設けられているのである。このよ
うな収容は、トナー補給が経時的になされる間で行われ
る。なお、前述のように、トナー補給カートリッジ25
Yには、図5に示す如く内部トナーをトナー収容容器2
6(図2)の部屋26Yに向けて入れるための開口部2
5Y2が設けられ、他のトナー補給カートリッジにも同
様なる開口部が設けられている。
【0050】トナーのエンドが前述したように検知され
たあと、図2に示した廃トナー搬送管35を中心線Lの
周りに水平旋回させ、廃トナー収容カートリッジ27の
上にある管部をこのカートリッジ27の上方位置より退
避させる。この状態で、交換位置にあるトナー補給カー
トリッジ25Yを図示矢印b方向に移動させる。
【0051】ガイドレール28に隣接してガイドレール
板29が設けられ、このガイドレール板29は、基端部
が廃トナー収容カートリッジ27の側に固定係止された
一対の板バネ30に固定されている。この板バネ30は
平生、上方に向いた直線状態となっていて、これによっ
てガイドレール板29は起立した位置にある。図3で
は、便宜上、ガイドレール板29を板バネ30の弾力に
抗して強制的に横倒しにした状態を示している。
【0052】交換すべきトナー補給カートリッジ25Y
を矢印b方向にスライドさせると、このカートリッジ2
5Yに設けられている両端突部25Y1が各ガイドレー
ル28に入り込む。そして、カートリッジ25Yはその
ガイドレール28を抜け出したあと、更にガイドレール
板29を強制的に外方へ押し倒しつつ、その両端突部2
5Y1が、今度はガイドレール板29の方に入り込む。
このとき、直線状態にあった板バネ30が図3のように
曲げ変形する。図6はこの状態を示すものであり、当該
カートリッジ25Yは、図5において破線で示す位置に
ある。この状態では、ガイドレール板29に付設された
図示していないストッパによって、トナー補給カートリ
ッジ25Yが、そのガイドレール板29に対して、これ
以上矢印b方向に移動することが阻止される。
【0053】図6に示す態位で、トナー補給カートリッ
ジ25Yを更に矢印b方向に引くと、廃トナー収容カー
トリッジ27がガイド部材32(図3)から抜け出て行
き、強制的に曲げられている板バネ30の力で、図5に
示した廃トナー収容カートリッジ27が、角部27Aを
中心にして図示時計方向に旋回させられ、図7に示す如
く、トナー補給カートリッジ25Yの内側空間に格納さ
れ、トナー補給カートリッジ25Yと、まとまって一体
化される。廃トナー収容カートリッジ27が旋回すると
き、このカートリッジは、これを今まで支えていたガイ
ド部材32(図3)から抜け出る。
【0054】トナー補給カートリッジ25Yと廃トナー
収容カートリッジ27とが図7に示す如く一体化される
ことによって、それぞれの開口部25Y2,28a(図
6)は、互いに両カートリッジ同士で隠蔽される。トナ
ー補給カートリッジを交換するとき、このように各カー
トリッジの開口部25Y2,28aが隠蔽されてしまう
ので、開口部周りに付着するトナーで交換者の手や衣服
などを汚すおそれがなくなる。又、両カートリッジ25
Y,27を間違いなく同時に交換することができる。す
なわち、トナー補給カートリッジ25Yを交換すれば、
これに伴って必ず廃トナー収容カートリッジ27の交換
も行われ、当該カートリッジ27の交換を必ず保証する
ことができるのである。
【0055】なお、他のトナー補給カートリッジのトナ
ーエンドが検知されたときは、同様にして、他のカート
リッジが、図2に示す廃トナー収容カートリッジ27と
対向したカートリッジ交換位置に位置決めされる。この
ように、トナー補給カートリッジが廃トナー収容カート
リッジと一体化され易い位置に置かれるように、カート
リッジ体25(図3)が回転制御されるようになってい
るので、ユーザ側としては特別な操作を必要とせずに、
トナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジと
を一体として交換することができる。
【0056】トナーの入った新たなトナー補給カートリ
ッジをセットするときは、これを単に図3に示したよう
に組付け、又、新たな空の廃トナー収容カートリッジ
も、図3に示したようにガイド部材32に簡単にセット
して装着することができる。
【0057】上述したところから判るように、本例の特
徴とするところは、各トナー補給カートリッジ25Y乃
至25Kのいずれか一つの交換時に、この交換されるト
ナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジ27
とを相対移動させることにより、両者の各開口部が、両
カートリッジ同士で互いに隠蔽されるように、両カート
リッジを互いに一体化する部位を、画像形成装置本体内
に確保すると共に、この一体化された両カートリッジを
画像形成装置本体に対して着脱自在に構成する点にあ
る。
【0058】この実施例の場合は、図3に示した廃トナ
ー収容カートリッジ27自体の設置空間と、トナー補給
カートリッジ25Y(他のトナー補給カートリッジも含
む)が来る、ガイドレール板29の上位空間を含む廃ト
ナー収容カートリッジ27の上位空間とが、両カートリ
ッジの一体化部位として画像形成装置本体内に確保され
るのである。そして一体化されたものは、画像形成装置
本体側のガイド部材32に対して着脱される。
【0059】上記構成によれば、トナー補給カートリッ
ジの交換時に、これと廃トナー収容カートリッジとを一
体化させてしまうので、廃トナー収容カートリッジの交
換を必ず保証することができ、廃トナー収容カートリッ
ジから廃トナーを溢れさせるような不測の事態が生じる
のを防止できる。すなわち、廃トナー収容カートリッジ
の交換を忘れてしまうようなことがなくなるのである。
このような点に加えて、廃トナー収容カートリッジのト
ナーの満杯状態を検知する手段、換言すれば、廃トナー
収容カートリッジの交換時期を検知する手段を不要のも
のとすることができ、画像形成装置構成を簡素化した
り、そのコストを引き下げたりすることができる。
【0060】前述の如く、図4に示した画像形成装置
は、中間転写ベルト15用の専用のクリーニング装置を
有していないが、勿論、かかるクリーニング装置を設け
てもよい。すなわち、中間転写ベルト15上のトナー像
を転写紙22に転写した後、その中間転写ベルト15上
に残留付着するトナーを除去して回収する中間転写体用
クリーニング装置66を、図4に鎖線で示すように設け
るのである。そして、この場合も、中間転写体用クリー
ニング装置66によって回収されたトナーを、例えば廃
トナー搬送管67とこれに内設されて回転駆動されるト
ナー搬送コイル部材(図示せず)によって構成される搬
送手段によって、廃トナーとして図3に示した前述の廃
トナー収容カートリッジ27に搬送してここに収容する
ことができる。この廃トナーも、前述のように廃トナー
収容カートリッジ27を廃棄するとき、同時に廃棄され
る。このように中間転写ベルト15から除去した廃トナ
ーも、感光体11から除去したトナーと共に同じ廃トナ
ー収容カートリッジ27に収容すれば、かかるカートリ
ッジの数を少なくでき、画像形成装置の構成を簡素化
し、かつそのコストを低減することができる。
【0061】又、図3乃至図7に示した実施例は、現像
装置14が、複数の現像器14Y,14M,14C,1
4Kを円周方向に配列した回転型現像装置として構成さ
れ、この回転型現像装置の回転により、その各現像器が
現像位置に位置決めされるようにしたものであるが、さ
らに複数のトナー補給カートリッジ25Y,25M,2
5C,25Kが、そのような回転型現像装置14と一体
となって回転し、交換位置に位置決めされるように構成
されている。かかる構成によれば、カートリッジ体25
(図3)の専用の回転駆動手段を不要のものにすること
ができ、又、各現像器14Y,14M,14C,14K
の位置決めによって、トナー補給カートリッジの位置決
めも同時に行うことができる。更に、回転型現像装置で
あるので、現像装置自体が左右方向及び上下方向につき
コンパクトになり、画像形成装置本体を大型化させない
ようにすることができる。
【0062】なお、トナー補給カートリッジと廃トナー
収容カートリッジ27を図7に示したように一体化した
とき、図6に示した開口部25Y2や、開口部28aな
どが対接するカートリッジ側面に、例えば発泡体等より
成るシートなどを貼り付けておくと、その開口部の閉塞
性を高めることができ、効果的である。このような構成
は、図2に示した実施例や、次に述べる実施例などにお
いても採用できる。
【0063】図8に示す実施例は、現像装置が、上下方
向に配列された複数の現像器より構成されていて、これ
らを上下の並び方向に移動させ、各現像器を現像位置に
位置決めするようにしたものである。すなわち、この現
像装置は、現像器が上下方向に並置されて移動する、所
謂、エレベータ式移動現像ユニットとなっているのであ
る。
【0064】同図において、現像装置70は、上下方向
に並置された実質的に同一構造の複数の現像器41Y,
41M,41C,41Kより構成され、現像器41Yに
はイエロートナーが、現像器41Mにはマゼンタトナー
が、現像器41Cにはシアントナーが、そして現像器4
1Kには黒トナーがそれぞれ収容されている。これらの
現像器のうちの、現像器41Yの構成について説明する
に、図9に示すように、現像器41Yの内部にはトナー
搬送スクリュー部材42,43が互いに平行して設けら
れ、これらが回転すると、一方のスクリュー部材で、ト
ナーのほかにキャリアを有する現像剤が図示手前側から
奥側に、他方のスクリュー部材で、その現像剤が奥側か
ら手前側に搬送される。そして、この搬送される現像剤
は現像ローラ44に供給される。
【0065】現像器41Yの上部に設けたガイドレール
部41Y1には、トナー補給カートリッジ45Yの下端
突部45Y1がスライド自在に嵌め込まれている。カー
トリッジ45Yと現像器41Yは、その両者の図示して
いない開口部が互いに合致し、トナー補給カートリッジ
45Yの補給用トナーは、両開口部を通して現像器41
Y内に入れられる。そして、このトナーは、トナー補給
ローラ46の回転により、現像器41Y内の隔壁71に
形成されたトナー補給孔72を通して、所定量ずつトナ
ー搬送スクリュー部材42,43の方に供給される。他
の現像器41M,41C,41Kにも、全く同様にトナ
ー補給カートリッジ45M,45C,45Kがセットさ
れ、同様にして、各色のトナーが各現像器41M,41
C,41Kに補給される。各トナー補給カートリッジ4
5Y,45M,45C,45Kが、複数の現像器41
C,41M,41C,41Kの各々に着脱可能にセット
されている。このように、本例の画像形成装置も、複数
の現像器41Y,41M,41C,41Kの各々に補給
するためのトナーを内部に収容し、このトナーを各現像
器に向けて入れるための開口部を設けた複数のトナー補
給カートリッジ45Y,45M,45C,45Kを有し
ているのである。
【0066】図8に戻って、潜像担持体の一例のドラム
状の感光体47は、図示反時計方向に回転駆動されるよ
うになっていて、この回転時に、先ず、帯電チャージャ
48より成る帯電装置の作用により、感光体47の表面
が均一に帯電される。次いで、露光部37において、回
転多面鏡54や、ミラー55や、その他の光学部品(不
図示)より成る光書き込み装置によって光書き込みが行
われることにより、感光体47の表面にはイエロー画像
用の静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像位置
49に位置決めされた現像器41Yによってイエロー色
のトナー像として可視像化される。
【0067】一方、転写ドラム50には転写紙22が巻
き付けられて装着され、この巻き付けられた転写紙に、
感光体47上に形成された上記トナー像が転写される。
このあと、帯電チャージャ48の隣り側に設けられたク
リーニング装置57によって、トナー像転写後の感光体
表面に残留付着しているトナーが除去され、回収され
る。次いで感光体47は図示していない除電装置によっ
て除電作用を受ける。
【0068】次に全く同様にして、マゼンタ画像用の静
電潜像が感光体47上に形成され、これが現像器41M
によってマゼンタトナー像として可視像化されるが、こ
のときは、現像器41Mが現像位置49に置かれること
により現像動作が行われる。このトナー像も転写ドラム
50上の転写紙22に転写される。
【0069】以降、同様にして各現像器41C,41K
が次々に現像位置49に置かれて、感光体47上にシア
ントナー像、黒トナー像が形成され、これらが順次転写
紙22に転写される。各トナー像の転写ごとに、感光体
47の表面がクリーニング装置57によって清掃され
る。このあと、転写紙は転写ドラム50から外されて、
搬送ベルト51により送られ、定着装置52を通ってト
レイ53上に排出される。このように、図8に示した画
像形成装置においては、感光体47上にそれぞれ形成さ
れるトナー像が、中間転写ベルトを介さずに、直に転写
紙22に転写される。
【0070】複数の現像器41Y,41M,41C,4
1Kは、現像位置49に位置決めされるように、その並
び方向の上下方向に移動可能となっているのであるが、
各現像器にセットされたトナー補給カートリッジ45
Y,45M,45C,45Kも、現像器と一諸になって
上下動することとなる。
【0071】ここで、今仮に、現像器41Yにセットさ
れているトナー補給カートリッジ45Y内のトナーが無
くなったものとして、このときは、図9に示したトナー
補給カートリッジ45Yをガイドレール部41Y1に沿
って図示手前側に引き出し、現像器と隣接した手前側位
置に設けられている廃トナー収容カートリッジ56(図
7)の上に置く。現像器41Yを廃トナー収容カートリ
ッジ56に対向した位置(本例では現像位置に一致す
る)にもたらし、トナー補給カートリッジ45Yを、廃
トナー収容カートリッジ56の上に引き出すのである。
このときのトナー補給カートリッジ45Yの位置が、そ
の交換位置となる。
【0072】クリーニング装置57によって感光体47
の表面上から除去して回収されたトナーは、クリーニン
グ装置57に接続されている廃トナー搬送管58内を通
って送られ、廃トナー収容カートリッジ56内に、その
開口部(図示せず)を通して入れられる。廃トナー搬送
管58内には回転駆動されるトナー搬送コイル部材(図
示せず)が配置され、かかるコイル部材と、廃トナー搬
送管58が、クリーニング装置57から廃トナー収容カ
ートリッジ56に廃トナーを搬送する搬送手段を構成す
る。このように、クリーニング装置57によって感光体
47から回収されたトナーは、廃トナーとして廃トナー
収容カートリッジ56の内部に受け入れられて収容さ
れ、そのカートリッジ56には、廃トナーを受け入れる
ための開口部が設けられているのである。
【0073】トナー補給カートリッジ45Yを引き出す
ときは、廃トナー搬送管58を水平方向に旋回させ、廃
トナー収容カートリッジ56側の管端部を廃トナー収容
カートリッジ56の上方より退避させる。このとき、廃
トナー収容カートリッジ56と相対する管端部は、図示
されないシャッタ部材で閉じられるようになっている。
【0074】引き出したトナー補給カートリッジ45Y
は、その突部45Y1が、廃トナー収容カートリッジ5
6の上部のガイドレール(図示せず)に嵌合して、これ
に沿ってスライドし、両者が一体化される。この状態
で、両カートリッジ45Y,56に設けられている各開
口部(不図示)がカートリッジ同士で互いに隠蔽される
のである。そして、廃トナー収容カートリッジ56をト
ナー補給カートリッジ45Yもろとも画像形成装置本体
外に取り出す。
【0075】このように、本例の画像形成装置も、各ト
ナー補給カートリッジのいずれか一つの交換時に、この
交換されるトナー補給カートリッジと廃トナー収容カー
トリッジとを相対移動させることにより、両者の各開口
部が、両カートリッジ同士で互いに隠蔽されるように、
トナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジと
を互いに一体化する部位を画像形成装置本体内に確保す
ると共に、この一体化されたトナー補給カートリッジと
廃トナー収容カートリッジとを画像形成装置本体に対し
て着脱自在に構成したものである。本実施例では、廃ト
ナー収容カートリッジ56自体の設置空間と、トナー補
給カートリッジが来る、カートリッジ56の上位空間と
が、両カートリッジを一体化する部位として画像形成装
置本体内に確保される。逆の操作により、新たなトナー
補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジをセット
することができる。他のトナー補給カートリッジも、こ
れがセットされている現像器を廃トナー収容カートリッ
ジ56に対向した位置に移動させ、そのトナー収容カー
トリッジを交換位置に位置決めして、上述したところと
同様にして、そのトナー補給カートリッジを交換するこ
とができる。
【0076】かような実施例においても、両カートリッ
ジの開口部に付着したトナーで交換者の手や衣服などを
汚すおそれがない。又、廃トナー収容カートリッジの交
換を必ず保証することができる。更に、その交換時期を
検知する手段も不要である。本実施例は、現像装置とし
て、複数の現像器の並び方向に移動可能な現像装置を用
いるので、現像装置が現像器の並び方向と直交する方向
にかさばることがなく、画像形成装置本体をその並び方
向と直交する方向に大型化させないようにすることがで
きる。又、当該現像装置を現像器の並び方向に上下動さ
せるのみで、各現像器に一体的にセットされるトナー補
給カートリッジを交換位置に簡単に位置決めすることが
できる。
【0077】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、トナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッ
ジとの交換時に、それぞれの開口部が両カートリッジ同
士で隠蔽されるので、交換者の手や衣服などが開口部周
りに付着しているトナーで汚れるのを防止することがで
きる。又、廃トナー収容カートリッジ自体の交換を別途
に取り扱い者に対して促すようなことをしないで済むと
共に、廃トナーをそのカートリッジから溢れさせてしま
うようなこともなくなる。
【0078】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
トナー補給カートリッジの交換時に、これと廃トナー収
容カートリッジとを一体化させてしまうので、廃トナー
収容カートリッジの交換を必ず保証することができ、廃
トナー収容カートリッジから廃トナーを溢れさせるよう
な不測の事態が生じるのを防止できる。すなわち、廃ト
ナー収容カートリッジの交換を忘れてしまうようなこと
がなくなるのである。このような点に加えて、廃トナー
収容カートリッジのトナーの満杯状態を検知する手段、
換言すれば、廃トナー収容カートリッジの交換時期を検
知する手段を不要のものとすることができ、画像形成装
置の構成を簡素化したり、そのコストを引き下げたりす
ることができる。
【0079】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
中間転写体から除去したトナーを、潜像担持体から除去
したトナーを収容する廃トナー収容カートリッジに収容
できるので、画像形成装置の構成を簡素化することがで
きる。
【0080】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
円周方向に配列される複数のトナー補給カートリッジよ
り成るカートリッジ体の専用の回転駆動手段を不要のも
のにすることができ、又、現像器の位置決めによって、
トナー補給カートリッジの交換位置の位置決めも同時に
行うことができる。更に、回転型現像装置であるので、
現像装置自体が左右方向及び上下方向につきコンパクト
になり、画像形成装置本体を大型化させないようにする
ことができる。
【0081】請求項5に記載の画像形成装置によれば、
現像装置として、複数の現像器の並び方向に移動可能な
現像装置を用いるので、現像装置が現像器の並び方向と
直交する方向にかさばることがなく、画像形成装置本体
をその並び方向と交換する方向に大型化させないように
することができる。又、当該現像装置を現像器の並び方
向に上下動させるのみで、各現像器に着脱可能にセット
されるトナー補給カートリッジを交換位置に簡単に位置
決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の画像形成装置の概略を示す断
面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置のクリーニング装置
と現像装置を示す斜視図である。
【図3】他の実施例の画像形成装置に具備されるトナー
補給部や廃トナー回収部などの構成を示す斜視図であ
る。
【図4】同上画像形成装置の全体構成図である。
【図5】同上画像形成装置において、トナー補給カート
リッジと、クリーニング装置と、廃トナー収容カートリ
ッジとの相対位置関係を示す説明図である。
【図6】トナー補給カートリッジを廃トナー収容カート
リッジに完全に一体化する直前の状態を示す斜視図であ
る。
【図7】トナー補給カートリッジと廃トナー収容カート
リッジとを一体化させた状態を示す斜視図である。
【図8】更に別の実施例の画像形成装置の全体構成を示
す図である。
【図9】同上実施例の画像形成装置に備えつけられる現
像器をトナー補給カートリッジと共に示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 現像装置 2 クリーニング装置 3 トナー補給カートリッジ 3a 開口部 4 廃トナー収容カートリッジ 4a 開口部 14 現像装置 14Y 現像器 14M 現像器 14C 現像器 14K 現像器 23 クリーニング装置 25Y トナー補給カートリッジ 25M トナー補給カートリッジ 25C トナー補給カートリッジ 25K トナー補給カートリッジ 25Y2 開口部 27 廃トナー収容カートリッジ 28a 開口部 41Y 現像器 41M 現像器 41C 現像器 41K 現像器 45Y トナー補給カートリッジ 45M トナー補給カートリッジ 45C トナー補給カートリッジ 45K トナー補給カートリッジ 49 現像位置 56 廃トナー収容カートリッジ 57 クリーニング装置 66 中間転写体用クリーニング装置 70 現像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 15/08 G03G 21/10 G03G 21/16 - 21/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体上に形成された静電潜像をト
    ナー像として可視像化する現像装置と、前記トナー像を
    記録媒体に転写したのち、潜像担持体上に残留付着する
    トナーを除去して回収するクリーニング装置と、前記現
    像装置に補給するためのトナーを内部に収容し、このト
    ナーを現像装置に向けて入れるための開口部を設けたト
    ナー補給カートリッジと、前記クリーニング装置によっ
    て回収されたトナーを廃トナーとして受け入れて内部に
    収容し、この廃トナーを受け入れるための開口部を設け
    た廃トナー収容カートリッジとをそれぞれ具備し、トナ
    ー補給カートリッジの交換時に、前記トナー補給カート
    リッジと廃トナー収容カートリッジとを相対移動させる
    ことにより、両者の各開口部が、両カートリッジ同士で
    互いに隠蔽されるように、トナー補給カートリッジと廃
    トナー収容カートリッジとを互いに一体化する部位を画
    像形成装置本体内に確保すると共に、この一体化された
    トナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジと
    を画像形成装置本体に対して着脱自在に構成したことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 潜像担持体上に形成された静電潜像をト
    ナー像として可視像化し、この可視像化する現像位置に
    各々が位置決めされる複数の現像器を有する現像装置
    と、前記トナー像を中間転写体又は記録媒体に転写した
    のち、潜像担持体上に残留付着するトナーを除去して回
    収するクリーニング装置と、前記複数の現像器の各々に
    補給するためのトナーを内部に収容し、このトナーを各
    現像器に向けて入れるための開口部を設けた複数のトナ
    ー補給カートリッジと、前記クリーニング装置によって
    回収されたトナーを廃トナーとして受け入れて内部に収
    容し、この廃トナーを受け入れるための開口部を設けた
    廃トナー収容カートリッジとをそれぞれ具備し、各トナ
    ー補給カートリッジのいずれか一つの交換時に、この交
    換されるトナー補給カートリッジと廃トナー収容カート
    リッジとを相対移動させることにより、両者の各開口部
    が、両カートリッジ同士で互いに隠蔽されるように、ト
    ナー補給カートリッジと廃トナー収容カートリッジとを
    互いに一体化する部位を画像形成装置本体内に確保する
    と共に、この一体化されたトナー補給カートリッジと廃
    トナー収容カートリッジとを画像形成装置本体に対して
    着脱自在に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 潜像担持体上に形成されたトナー像が転
    写された中間転写体上のトナー像を記録媒体に転写した
    後、当該中間転写体上に残留付着するトナーを除去して
    回収する中間転写体用クリーニング装置と、該中間転写
    体用クリーニング装置によって回収されたトナーを廃ト
    ナーとして前記廃トナー収容カートリッジに搬送する搬
    送手段とを有する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 現像装置は、その複数の現像器が円周方
    向に配列される回転型現像装置として構成され、この回
    転型現像装置の回転により、その各現像器が現像位置に
    位置決めされ、且つ、複数のトナー補給カートリッジは
    回転型現像装置と一体となって回転し、交換位置に位置
    決めされるものである請求項2又は3に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 複数の現像器は、現像位置に位置決めさ
    れるように、その並び方向に移動可能となっていて、各
    トナー補給カートリッジは、複数の現像器の各々に着脱
    可能にセットされるものである請求項2又は3に記載の
    画像形成装置。
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