JPH11305478A - 熱圧力定着用カプセルトナー - Google Patents

熱圧力定着用カプセルトナー

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JPH11305478A
JPH11305478A JP31347998A JP31347998A JPH11305478A JP H11305478 A JPH11305478 A JP H11305478A JP 31347998 A JP31347998 A JP 31347998A JP 31347998 A JP31347998 A JP 31347998A JP H11305478 A JPH11305478 A JP H11305478A
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Kenichi Suenaga
憲一 末永
Kuniyasu Kawabe
邦康 河辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】近年の複写機及びプリンターの小型化、高速化
及び高解像度化に対応し得る、低温定着性及び保存安定
性に優れる熱圧力定着用カプセルトナーを提供するこ
と。 【解決手段】少なくともビニル重合系樹脂を含有する熱
溶融性芯材と該熱溶融性芯材の表面を被覆するように設
けた非晶質ポリエステル又はハイブリッド樹脂からなる
外殻とから構成される熱圧力定着用カプセルトナーにお
いて、前記熱溶融性芯材が37.78℃において20〜
600mm2 /sの動粘度を有する流動パラフィンを含
有していることを特徴とする熱圧力定着用カプセルトナ
ー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
印刷法、静電記録法等において形成される静電潜像の現
像に用いられる熱圧力定着用カプセルトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真法の発展に伴い、混練工
程及び粉砕工程を必要とせずコスト的に有利な重合法に
よるカプセルトナーが注目されており、種々の提案がな
されている。例えば、特開平7−120963号公報に
は芯材としてポリエステル及びバインダー樹脂を溶解し
たパラフィン系オイルを用いたトナーが、特公平6−2
9978号公報には芯材として有機性液体とポリマーを
溶解した高沸点溶媒を用いたトナーが提案されている。
しかし、これらのトナーは芯材が液体状態であるため、
芯材の浸みだし、又は殻材の欠損、割れ等によって現像
機内を汚染し、マシンの故障を引き起こすという致命的
な欠陥を有している。また、殻材に工夫がされておら
ず、低温定着性が不十分である。
【0003】また、特公平6−29981号公報には殻
材として数平均分子量が5000以上のカチオン性重合
体を用いたトナーが提案されているが、かかるトナーも
殻材に工夫がされておらず、低温定着性が不十分であ
る。
【0004】そこで、殻材として非晶質ポリエステルを
使用するカプセルトナー(特開平6−130713号公
報)が提案されている。かかるカプセルトナーは懸濁重
合によって得られるものであり、保存安定性及び低温定
着性に優れたものである。しかし、近年の複写機及びプ
リンターの小型化、高速化及び高解像度化に伴い、カプ
セルトナーのさらなる低温定着性及び保存安定性の改善
が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、近年の複写
機及びプリンターの小型化、高速化及び高解像度化に対
応し得る、低温定着性及び保存安定性に優れる熱圧力定
着用カプセルトナーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、少なく
ともビニル重合系樹脂を含有する熱溶融性芯材と該熱溶
融性芯材の表面を被覆するように設けた非晶質ポリエス
テル又はハイブリッド樹脂からなる外殻とから構成され
る熱圧力定着用カプセルトナーにおいて、前記熱溶融性
芯材が37.78℃において20〜600mm2 /sの
動粘度を有する流動パラフィンを含有していることを特
徴とする熱圧力定着用カプセルトナーに関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の熱圧力定着用カプセルト
ナーは、少なくともビニル重合系樹脂を含有する熱溶融
性芯材と該熱溶融性芯材の表面を被覆するように設けた
非晶質ポリエステル又はハイブリッド樹脂からなる外殻
とから構成される熱圧力定着用カプセルトナーである。
【0008】ビニル重合系樹脂の原料モノマーとして
は、例えばスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン
又はスチレン誘導体;例えばエチレン、プロピレン等の
エチレン性不飽和モノオレフィン類;例えばブタジエン
等のジオレフィン類;例えば塩化ビニル等のハロビニル
類;例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニル
エステル類;例えば(メタ)アクリル酸等のエチレン性
モノカルボン酸;例えば(メタ)アクリル酸のアルキル
(炭素数1〜18)エステル、(メタ)アクリル酸2−
ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸グリシジル、
(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)ア
クリル酸ジエチルアミノエチル等のエチレン性モノカル
ボン酸のエステル;例えばビニルメチルエーテル等のビ
ニルエーテル類;例えばビニリデンクロリド等のビニリ
デンハロゲン化物;例えばN−ビニルピロール、N−ビ
ニルピロリドン等のN−ビニル化合物類等が挙げられ
る。これらのなかでは、スチレン、エチレン性不飽和モ
ノオレフィン類、エチレン性モノカルボン酸及びそのエ
ステルが好ましい。
【0009】本発明においては、樹脂の軟化点、ガラス
転移点等の熱特性の調節の観点から、ビニル重合系樹脂
の原料モノマー中に、樹脂の主骨格を形成するスチレン
又はスチレン誘導体が50〜90重量%含有され、エチ
レン性モノカルボン酸又はそのエステルが10〜50重
量%含有されていることが好ましい。
【0010】ビニル重合系樹脂の原料モノマーを重合さ
せる際に用いられる重合開始剤としては、公知のアゾ系
又はジアゾ系重合開始剤、過酸化物系重合開始剤等が挙
げられ、その使用量は、ビニル重合系樹脂の原料モノマ
ー100重量部に対して0.1〜20重量部であること
が好ましい。
【0011】ビニル重合系樹脂の原料モノマーを重合さ
せる際には、必要に応じて公知の架橋剤、好ましくはジ
ビニルベンゼン及びポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレートを使用してもよく、その使用量は、ビニル
重合系樹脂の原料モノマー100重量部に対して0.0
01〜15重量部であることが好ましい。
【0012】本発明において、熱溶融性芯材には流動パ
ラフィンが含有されている。
【0013】なお、本明細書において用いられている
「流動パラフィン」とは、沸点的には潤滑油留分に属す
る、極めて純度の高い液状飽和炭化水素の混合物であ
り、化学的に安定した不活性、非極性飽和炭化水素であ
る。具体的にはパラフィン系炭化水素、ナフテン系炭化
水素又はそれらを主成分とする有機性液体混合物であ
る。なお、パラフィン系炭化水素とは、Cn 2n+2で表
される分子式を有する脂肪族炭化水素で、直鎖構造を有
するものや、分枝構造を有するものであり、ナフテン系
炭化水素とは、Cn 2nで表される環式飽和炭化水素
で、通常、炭素数5〜6の環式構造を有するものであ
る。これらは、一般に石油の高沸点留分から各精製工程
を経て得られ、通常、パラフィン系炭化水素とナフテン
系炭化水素の混合物として市販されている。
【0014】流動パラフィンの37.78℃における動
粘度は20〜600mm2 /sであり、好ましくは20
〜500mm2 /sであり、さらに好ましくは20〜1
20mm2 /sであり、特に好ましくは30〜100m
2 /sである。即ち、保存安定性の観点から、20m
2 /s以上、好ましくは30mm2 /s以上であり、
低温定着性の観点から、600mm2 /s以下、好まし
くは500mm2 /s以下、より好ましくは120mm
2 /s以下、特に好ましくは100mm2 /s以下であ
る。本発明において、流動性パラフィンの動粘度は、J
IS K2283に準拠した方法に従って測定すること
ができる。
【0015】本発明に好適に用いられる流動パラフィン
としては、例えば、「モレスコホワイトP−380」、
「モレスコホワイトP−200」、「モレスコホワイト
P−100」、「モレスコホワイトP−300」、「モ
レスコホワイトP−260」、「モレスコホワイトP−
150」(以上、(株)松村石油研究所製)、「ホワイ
トレックス 247」、「ホワイトレックス 221
0」(以上、モービル石油(株)製)等の市販品が挙げ
られ、これらは混合して用いてもよい。
【0016】流動パラフィンの含有量は、ビニル重合系
樹脂100重量部に対して、好ましくは0.1〜20重
量部、さらに好ましくは1〜15重量部である。即ち、
低温定着性を向上させるために、ビニル重合系樹脂10
0重量部に対して0.1重量部以上、好ましくは1重量
部以上であることが望ましく、他の添加剤との相溶性を
向上させて、均質なカプセルトナーを得るために、ビニ
ル重合系樹脂100重量部に対して20重量部以下、好
ましくは15重量部以下であることが望ましい。
【0017】本発明においては、熱溶融性芯材中に、必
要に応じて添加剤が適宜含有されていてもよい。ここで
添加剤としては、着色剤、荷電制御剤、流動性向上剤、
クリーニング性向上剤、導電性物質、体質顔料、繊維状
物質等の補強充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、オフセ
ット防止剤等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上
を混合して用いてもよい。また、本発明において、添加
剤は外殻となる樹脂と混練することにより外殻中に含有
されていてもよい。
【0018】本発明のカプセルトナーの外殻は非晶質ポ
リエステル又はハイブリッド樹脂からなる。
【0019】本発明に用いられる非晶質ポリエステル
は、例えば、特開平7−175260号公報に例示の化
合物を用い、同記載の方法を参考に製造することができ
る。本発明において「非晶質ポリエステル」とは、明確
な融点を有しないものをいい、特に軟化点とガラス転移
点の差が10℃以上、好ましくは20℃以上であるもの
が望ましい。
【0020】前記方法において、非晶質ポリエステルの
原料モノマーとしては、2価又は3価以上のアルコール
成分と、2価又は3価以上のカルボン酸、カルボン酸無
水物、カルボン酸エステル等のカルボン酸成分が用いら
れる。
【0021】2価のアルコール成分としては、例えば、
ポリオキシプロピレン(2.2) −2,2−ビス (4−ヒドロ
キシフェニル) プロパン、ポリオキシエチレン(2.2) −
2,2−ビス (4−ヒドロキシフェニル) プロパン等のビ
スフェノールAのアルキレンオキサイド付加物、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,6 −ヘキサン
ジオール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノール
A等が挙げられる。
【0022】3価以上のアルコール成分としては、例え
ば、ソルビトール、1,4 −ソルビタン、ペンタエリスリ
トール、グリセロール、トリメチロールプロパン等が挙
げられる。
【0023】また、2価のカルボン酸成分としては、各
種ジカルボン酸、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素
数2〜20のアルケニル基で置換されたコハク酸、これ
らの酸の無水物及びアルキル(炭素数1〜12)エステ
ル等が挙げられる。これらのなかでは、マレイン酸、フ
マル酸、テレフタル酸及び炭素数2〜20のアルケニル
基で置換されたコハク酸が好ましい。
【0024】3価以上のカルボン酸成分としては、例え
ば1,2,4 −ベンゼントリカルボン酸(トリメリット酸)
及びその酸無水物、アルキル(炭素数1〜12)エステ
ル等が挙げられる。
【0025】なお、原料モノマーの一部としてベンゼン
骨格を有するモノマーを使用することが非晶質性を高め
る観点から好ましい。
【0026】非晶質ポリエステルの原料モノマーを重合
させる際には、反応を促進させるため、例えば、酸化ジ
ブチル錫等の通常使用されているエステル化触媒等を適
宜使用してもよい。
【0027】本発明において、ハイブリッド樹脂とは、
特開平8−171231号公報に記載されているよう
に、各々独立した反応経路を有する二つの重合系の原料
モノマーの混合物を混合し、該二つの重合反応を同一反
応容器中で行わせることにより得られるものである。
【0028】本発明において、二つの重合反応は、主と
して独立した反応経路で重合反応が行われるものであ
り、それぞれ縮重合系樹脂と付加重合系樹脂を生ずる反
応であることが好ましい。縮重合系樹脂の代表例として
は、ポリエステル、ポリエステル・ポリアミド、ポリア
ミド等が挙げられ、付加重合系樹脂の代表例としては、
ラジカル重合反応により得られるビニル重合系樹脂が挙
げられる。
【0029】これらのうち、ポリエステル成分は、2価
又は3価以上のアルコール成分と2価又は3価以上のカ
ルボン酸、カルボン酸無水物、もしくはカルボン酸エス
テル等のカルボン酸成分を原料モノマーとして得ること
ができる。
【0030】アルコール成分及びカルボン酸成分として
は、非晶質ポリエステルのアルコール成分及びカルボン
酸成分として例示したものと同様のものを用いることが
できる。
【0031】また、縮重合反応により得られるポリエス
テルポリアミド又はポリアミド中のアミド成分を形成す
るために用いる原料モノマーとしては、公知の各種ポリ
アミン、アミノカルボン酸類、アミノアルコール等が挙
げられ、好ましくはヘキサメチレンジアミン及びε−カ
プロラクタムである。
【0032】付加重合反応により得られるビニル重合系
樹脂を形成するために使用される原料モノマーとして
は、例えば、熱溶融性芯材に含有されるビニル重合系樹
脂の原料モノマーとして例示したモノマーが使用でき
る。
【0033】ハイブリッド樹脂は、例えば、縮重合系樹
脂の原料モノマー、付加重合系樹脂の原料モノマー、重
合開始剤等を混合し、まず、50〜180℃で主として
ラジカル重合反応により縮重合反応が可能な官能基を有
する付加重合系樹脂成分を得、次いで190〜270℃
に反応温度を上昇させた後、主として縮重合反応により
縮重合系樹脂成分の形成を行わせることが好ましい。こ
のような一つの反応容器中で独立した二つの反応を進行
させる方法により二種類の樹脂の相溶性が向上した樹脂
を効果的に得ることができる。
【0034】本発明においては、縮重合系樹脂の付加重
合系樹脂に対する重量比、即ち縮重合系樹脂の原料モノ
マーの付加重合系樹脂の原料モノマーに対する重量比
は、付加重合系樹脂の分散性の観点から、通常50/5
0〜95/5、好ましくは60/40〜95/5である
ことが望ましい。
【0035】ハイブリッド樹脂は、二つの重合系樹脂の
原料モノマーのいずれとも反応し得る、例えば、アクリ
ル酸、フマル酸、メタクリル酸、シトラコン酸、マレイ
ン酸等の化合物(以下、両反応性化合物という)を更に
添加することにより、樹脂の分散性を向上させることが
できる。
【0036】本発明のカプセルトナーにおいて、非晶質
ポリエステル及びハイブリッド樹脂の軟化点は、高温オ
フセット性、保存安定性、耐ストレス性及び低温定着性
の観点から、90〜140℃であることが好ましい。
【0037】非晶質ポリエステル及びハイブリッド樹脂
のガラス転移点は、トナーの保存安定性及び定着性の観
点から、50〜80℃であることが好ましい。
【0038】非晶質ポリエステル及びハイブリッド樹脂
の酸価は、トナーの保存安定性及び製造安定性の観点か
ら、1〜30(KOHmg/g)であることが好まし
い。
【0039】非晶質ポリエステル及びハイブリッド樹脂
は、耐ブロッキング性及び熱溶融性を得るために適度な
厚さの外殻が必要とされることから、ビニル重合系樹脂
100重量部に対して1〜15重量部程度使用されてい
ることが好ましい。
【0040】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーは、
製造設備や製造工程の簡素化という点から、in si
tu重合法により製造することが好ましい。なお、本発
明のin situ重合法は、特開平6−317925
号公報、特開平7−175260号公報、特開平9−1
5900号公報等に詳細に開示されている重合法と同様
である。
【0041】即ち、in situ重合法においては、
外殻となる非晶質ポリエステル又はハイブリッド樹脂と
ビニル重合系樹脂の原料モノマーとの溶解度指数の差に
よって、混合液の液滴中で芯材となるビニル重合系樹脂
の原料モノマーと、外殻となる樹脂の分離が起こり、そ
の状態でビニル重合系樹脂の原料モノマーの重合が進行
してカプセル構造が形成される。
【0042】本発明において、流動パラフィンは、ビニ
ル重合系樹脂の原料モノマー、非晶質ポリエステル又は
ハイブリッド樹脂等とともに、水系分散媒中に添加する
ことにより、芯材中に含有させることができる。流動パ
ラフィンの使用量は、ビニル重合系樹脂の原料モノマー
100重量部に対して0.1〜20重量部程度、好まし
くは1〜15重量部であることが望ましい。
【0043】本発明においては、熱溶融性芯材に流動パ
ラフィンが効率よく含有されており、該流動パラフィン
が芯材のビニル重合系樹脂を主に可塑化するため低温定
着性が効率よく改良される。保存安定性に悪影響を及ぼ
すカプセルトナー調製時の副生成物である微粒子(ビニ
ル重合系樹脂の原料モノマーの反応物からなる微小粒子
であり、トナーの表面に存在している)はほとんど可塑
化されないため、本発明の熱圧力定着用カプセルトナー
は保存安定性が維持され、保存安定性及び低温定着性の
いずれにおいても優れたものとなることが推測される。
【0044】芯材に含有されるビニル重合系樹脂に由来
する本発明の熱圧力定着用カプセルトナーのガラス転移
点は、15〜60℃が好ましく、さらに好ましくは20
〜50℃である。即ち、カプセルトナーの保存安定性を
維持するために、15℃以上、好ましくは20℃以上で
あることが望ましく、カプセルトナーの定着強度を維持
するために60℃以下、好ましくは50℃以下であるこ
とが望ましい。ガラス転移点は、例えば、原料モノマー
の種類を適宜選択することにより、調整することができ
る。なお、本発明においては、芯材に含有されるビニル
重合系樹脂には流動パラフィンが含有されており、前記
ガラス転移点とは流動パラフィンを含有した状態での値
を意味する。
【0045】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーの軟
化点は70〜160℃、平均粒子径は通常3〜30μm
程度であることが好ましい。
【0046】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーは、
非磁性一成分系現像剤として、又はキャリアと混合して
二成分系の現像剤として用いることができる。
【0047】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーは、
例えば、特開平2−190870号公報、特開平2−162356号
公報等に記載されているように、熱と圧力を併用して紙
等の記録材に定着させることにより形成した画像に良好
な定着強度を与えることができる。
【0048】
【実施例】実施例中に記載されている軟化点、ガラス転
移点、酸価及び動粘度は、以下に示す方法により測定し
たものである。
【0049】〔軟化点〕高化式フローテスター((株)
島津製作所製、CFT−500)を用い、樹脂の半分が
流出する温度を軟化点とする(試料:1g、昇温速度:
6℃/分、荷重:20kg/cm2 、ノズル:1mmφ
×1mm)。
【0050】〔ガラス転移点〕示差走査熱量計(セイコ
ー電子工業(株)製、DSC210)を用いて昇温速度
10℃/分で測定する。
【0051】〔酸価〕JIS K0070に準拠した方
法に従って測定する。
【0052】〔動粘度〕JIS K2283に準拠した
方法に従って測定する。
【0053】樹脂製造例1(非晶質ポリエステルの製
造) ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン600.0g、ポリオキ
シエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン100.0g、テレフタル酸27
5.6g、ドデセニル無水コハク酸80.4g、無水ト
リメリット酸4.8g、及び酸化ジブチル錫2.5g
を、窒素雰囲気下で、220℃で反応させ、軟化点(A
STM E28−67)が115℃に達したときに、反
応を終了した。得られた樹脂を樹脂Aとする。樹脂Aの
軟化点は113.1℃、ガラス転移点は68.8℃、酸
価は10.2(KOHmg/g)であった。
【0054】樹脂製造例2(ハイブリッド樹脂の製造) ビニル重合系樹脂の原料モノマーとして、スチレン49
0g、アクリル酸2−エチルヘキシル73g、両反応性
化合物としてアクリル酸25g及び重合開始剤としてジ
ターシャリーブチルパーオキサイド22gを滴下ロート
に入れた。ポリエステルの原料モノマーとして、ポリオ
キシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン1425g、ポリオキシエチレ
ン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン273g、テレフタル酸790g及びエス
テル化触媒として酸化ジブチル錫5gを、5リットル容
の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下で、160℃で
撹拌しつつ、滴下ロートよりビニル重合系樹脂の原料モ
ノマー、両反応性化合物及び重合開始剤を1時間かけて
滴下した。160℃に保持したまま2時間付加重合反応
を熟成させた後、230℃に昇温して縮重合反応を行わ
せ、前記と同様にして、軟化点が110℃に達したとき
に反応を終了させた。得られた樹脂を樹脂Bとする。樹
脂Bの軟化点は110.0℃、ガラス転移点は65.2
℃、酸価は11.0(KOHmg/g)であった。
【0055】実施例1 スチレン75重量部、アクリル酸2−エチルヘキシル2
5重量部及びジビニルベンゼン0.5重量部、樹脂A1
0重量部、カーボンブラック「♯44」(三菱化学
(株)製)8重量部、流動パラフィン「モレスコホワイ
トP−380」〔パラフィン系炭化水素及びナフテン系
炭化水素の混合物(パラフィン系炭化水素:ナフテン系
炭化水素=7:3(重量比))、37.78℃における
動粘度が83.32mm2 /s、(株)松村石油研究所
製〕5重量部、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
4重量部、及び荷電制御剤「ボントロンN−07」(オ
リエント化学工業(株)製)1.0重量部を添加し、ア
トライター(三井三池化工機(株)製)に投入し、10
℃で5時間攪拌し、重合性組成物240gを得た。次い
で、2リットル容のガラス製のセパラブルフラスコに予
め調製したリン酸三カルシウム4重量%の水性コロイド
溶液560gに、前記重合性組成物240gを添加し、
T.K.ホモミキサー(特殊機化工業(株)製)を用い
て15℃で回転数12000rpmで5分間乳化分散さ
せた。
【0056】次に四つ口のガラス製の蓋をし、還流冷却
管、温度計、窒素導入管及びステンレス製攪拌機を取り
付けて、マントルヒーターに設置した。窒素雰囲気下に
て混合液の攪拌を行いつつ、80℃まで昇温し10時間
重合反応を行った。
【0057】冷却後、10重量%の塩酸水溶液を添加し
て分散安定剤を溶解させ、濾過、水洗を経て、35℃で
12時間20mmHgで減圧乾燥し、風力分級機を用い
て分級することにより、平均粒子径が8μmのカプセル
トナーを得た。
【0058】このカプセルトナー100重量部に、疎水
性シリカ微粉末「アエロジルシリカR−972」(日本
アエロジル(株)製)0.4重量部を添加して混合する
ことにより、カプセルトナーに表面処理を施し、トナー
1を得た。トナー1の軟化点は114.2℃、芯材中の
ビニル重合系樹脂に由来するガラス転移点は42.8℃
であった。
【0059】実施例2 実施例1において、流動パラフィンとして「モレスコホ
ワイトP−380」5重量部の代わりに「モレスコホワ
イトP−200」〔パラフィン系炭化水素及びナフテン
系炭化水素の混合物(パラフィン系炭化水素:ナフテン
系炭化水素=7:3(重量比))、37.78℃におけ
る動粘度が43.30mm2 /s、(株)松村石油研究
所製〕5重量部を用いた以外は実施例1と同様の操作で
表面処理まで行い、トナー2を得た。トナー2の軟化点
は109.7℃、芯材中のビニル重合系樹脂に由来する
ガラス転移点は41.6℃であった。
【0060】実施例3 実施例1において、流動パラフィン「モレスコホワイト
P−380」の使用量を5重量部から10重量部に変更
した以外は実施例1と同様の操作で表面処理まで行い、
トナー3を得た。トナー3の軟化点は107.7℃、芯
材中のビニル重合系樹脂に由来するガラス転移点は4
0.5℃であった。
【0061】実施例4 実施例1において、流動パラフィンとして、「モレスコ
ホワイトP−380」とともに、「モレスコホワイトP
−150」〔37.78℃における動粘度が32.85
mm2 /s、(株)松村石油研究所製〕5重量部を用い
た以外は実施例1と同様の操作で表面処理まで行い、ト
ナー4を得た。トナー4の軟化点は103.8℃、芯材
中のビニル重合系樹脂に由来するガラス転移点は38.
6℃であった。
【0062】実施例5 実施例1において、樹脂A10重量部の代わりに樹脂B
10重量部を用いた以外は実施例1と同様の操作で表面
処理まで行い、トナー5を得た。トナー5の軟化点は1
12.3℃、芯材中のビニル重合系樹脂に由来するガラ
ス転移点は41.3℃であった。
【0063】実施例6 実施例1において、流動パラフィンとして「モレスコホ
ワイトP−380」5重量部の代わりに「ホワイトレッ
クス 2210」〔37.78℃における動粘度が45
4mm2 /s、モービル石油(株)製〕5重量部を用い
た以外は実施例1と同様の操作で表面処理まで行い、ト
ナー6を得た。トナー6の軟化点は118.7℃、芯材
中のビニル重合系樹脂に由来するガラス転移点は45.
2℃であった。
【0064】比較例1 実施例1において、流動パラフィン「モレスコホワイト
P−380」5重量部を使用しなかった以外は実施例1
と同様の操作で表面処理まで行い、比較トナー1を得
た。比較トナー1の軟化点は122.4℃、芯材中のビ
ニル重合系樹脂に由来するガラス転移点は47.7℃で
あった。
【0065】比較例2 実施例1において、流動パラフィン「モレスコホワイト
P−380」5重量部を使用せず、かつスチレンの使用
量を75重量部から65重量部に、及びアクリル酸2−
エチルヘキシルの使用量を25重量部から35重量部に
変更した以外は、実施例1と同様の操作で表面処理まで
行い、比較トナー2を得た。比較トナー2の軟化点は1
04.1℃、芯材中のビニル重合系樹脂に由来するガラ
ス転移点は30.8℃であった。
【0066】比較例3 実施例1において、流動パラフィンとして「モレスコホ
ワイトP−380」5重量部の代わりに「モレスコホワ
イトP−55」(37.78℃における動粘度が9.9
85mm2 /s、(株)松村石油研究所製)5重量部を
用いた以外は、実施例1と同様の操作で表面処理まで行
い、比較トナー3を得た。比較トナー3の軟化点は10
3.5℃、芯材中のビニル重合系樹脂に由来するガラス
転移点は35.3℃であった。
【0067】試験例1 トナー1〜6及び比較トナー1〜3各々6重量部と、2
50〜400メッシュの粒度を有するスチレン−メチル
メタクリレート樹脂で被覆された球状フェライト粉94
重量部とをポリ容器に入れ、150rpmの回転数で2
0分間容器ごとローラー上で回転混合して、現像剤を調
製した。
【0068】次に、市販の電子写真複写機(感光体はセ
レン−砒素であり、定着ローラーの回転速度は275m
m/秒に設定し、定着装置中の熱圧力温度を可変にし、
オイル塗布装置を除去したもの)を用いて、前記で得ら
れたそれぞれの現像剤の画像出しを行い、以下に示す方
法に従って、トナーの最低定着温度及び非オフセット域
を測定することにより、定着性を評価した。それぞれの
結果を表1に示す。なお、定着ローラーの温度は70〜
240℃に調整した。
【0069】(1)最低定着温度 500gの荷重をかけた底面が15mm×7.5mmの
砂消しゴムで、定着機を通して定着された画像の上を5
往復こする。こする前後での光学反射密度を反射濃度計
(マクベス社製)を用いて測定し、以下の定義による定
着率が70%を越える際の定着ローラーの温度を最低定
着温度とする。
【0070】定着率(%)=[(こすった後の画像濃度)
/(こする前の画像濃度)]×100
【0071】(2)非オフセット域 定着ローラー表面の温度を70〜240℃の範囲で5℃
ずつ昇温してコピー試験を行い、各温度でトナーの定着
ローラー表面上及び紙への付着を目視により評価するこ
とにより、低温オフセット消滅温度及び高温オフセット
発生温度を測定し、低温オフセット消滅温度から高温オ
フセット発生温度までの温度範囲を非オフセット域とす
る。
【0072】試験例2 トナー1〜6及び比較トナー1〜3を、それぞれ10g
精秤して、ガラス製の容器に入れ、密栓し、器内温度を
50℃に調整した恒温器中で、48時間放置した。放置
後のトナーの凝集度を以下に示す方法に従って求め、保
存安定性を評価した。その結果を表1に示す。
【0073】〔凝集度〕ホソカワミクロン(株)製のパ
ウダーテスターを用いて、上から順に、それぞれ直径が
70mmで、ふるい目が250μm(ふるい1)、14
9μm(ふるい2)、74μm(ふるい3)のふるいを
セットし、その上にトナー2gを置き、振幅1mmの振
動を1分間与えて測定を行い、それぞれのふるい上に残
存するトナー量(重量%)を求めて凝集度を次式により
算出する。 凝集度(%)=(ふるい1)* ×1+(ふるい2)* ×
0.6+(ふるい3)* ×0.2 *それぞれのふるい上に残存するトナー量(重量%)
【0074】
【表1】
【0075】表1に示された結果から、実施例により得
られたトナー1〜6は、低温定着性及び保存安定性のい
ずれにおいても優れたものであることがわかる。それに
対して、流動パラフィンが使用されていない比較トナー
1は低温定着性が不十分であり、流動パラフィンを使用
せず、芯材のガラス転移点を低くした比較トナー2は、
定着性は良好だが、耐オフセット性及び保存安定性に欠
けていることがわかる。動粘度が低い流動パラフィンが
使用されている比較トナー3もまた、耐オフセット性及
び保存安定性に欠けていることがわかる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、低温定着性及び保存安
定性に優れる熱圧力定着用カプセルトナーを提供するこ
とができ、かかるカプセルトナーは、近年の複写機及び
プリンターの小型化、高速化及び高解像度化に十分に対
応し得るものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともビニル重合系樹脂を含有する
    熱溶融性芯材と該熱溶融性芯材の表面を被覆するように
    設けた非晶質ポリエステル又はハイブリッド樹脂からな
    る外殻とから構成される熱圧力定着用カプセルトナーに
    おいて、前記熱溶融性芯材が37.78℃において20
    〜600mm2 /sの動粘度を有する流動パラフィンを
    含有していることを特徴とする熱圧力定着用カプセルト
    ナー。
  2. 【請求項2】 流動パラフィンがビニル重合系樹脂10
    0重量部に対して0.1〜20重量部含有されている請
    求項1記載の熱圧力定着用カプセルトナー。
  3. 【請求項3】 ビニル重合系樹脂に由来するカプセルト
    ナーのガラス転移点が15〜60℃である請求項1又は
    2記載の熱圧力定着用カプセルトナー。
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