JPH1130530A - 調整機能付きセンサ - Google Patents

調整機能付きセンサ

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JPH1130530A
JPH1130530A JP9188082A JP18808297A JPH1130530A JP H1130530 A JPH1130530 A JP H1130530A JP 9188082 A JP9188082 A JP 9188082A JP 18808297 A JP18808297 A JP 18808297A JP H1130530 A JPH1130530 A JP H1130530A
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俊也 中垣
Toshiyuki Nozoe
利幸 野添
Takahiro Manabe
高広 真鍋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、この調整専用端子を削除し、製造
工程における調整専用端子の処理を不要とするセンサを
提供することを目的とする。 【解決手段】 センサ本体1と、マイコン及びその周辺
回路2と、センサ本体1の出力及びマイコン及びその周
辺回路2の出力とが接続された信号加算回路3と、信号
加算回路3の出力が、出力側から駆動するのに十分な出
力抵抗をもつ信号出力回路4を介して接続された信号出
力端子5を備え、マイコン2のアナログ入力端子に信号
加算回路3の出力が接続され、調整モード信号受信用の
ディジタル入力端子には信号出力端子5に加えられる調
整モード信号を伝達するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造工程におい
て、調整を必要とする補正機能付きセンサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の調整機能付きセンサの構造
を示す。図6において、1はセンサ本体であり、2はア
ナログ的な補正信号を出力する回路、アナログ信号を入
力する回路、記憶回路を含むマイコン及びその周辺回路
であり、その他に例えば温度補正を目的とする場合温度
センサなどが含まれている。以下において、周辺回路も
含めてマイコン2と呼ぶことにする。3は信号加算回路
であり、センサ本体1の出力及びマイコン2の出力が接
続される。4は信号出力回路であり、増幅器により構成
されている。5は信号出力端子である。マイコン2のア
ナログ入力端子21には、信号加算回路3の出力信号が
接続されている。6は調整信号入力端子であり、マイコ
ン2のディジタル入力端子22に接続されている。調整
時には、外部から調整信号入力端子6に信号源が接続さ
れる。
【0003】以下に、これらの動作を説明する。マイコ
ン2は調整モードと通常動作モードの二つのモードをも
ち、調整信号入力端子6から調整信号が入力されると調
整モード、それ以外のときは通常動作モードで動作す
る。
【0004】調整信号の一例として、ハイ、ローの論理
レベルの判定がある。調整信号入力端子6は、調整機能
付きセンサ内部において抵抗によりプルアップされてお
り、調整信号入力端子6が開放状態であるとし通常ハイ
であるとすると、外部から調整信号入力端子6にローの
電圧を与えることにより、マイコン2に調整モードであ
ると認識させることができる。よって、マイコン2は、
そのディジタル入力端子22の電圧レベルを判定するこ
とにより、調整モードの判定をすることができる。
【0005】このとき調整終了後に調整信号入力端子6
に誤って調整モードにならないように、ローの電圧を加
えることが不可能となるように適切に処理する必要があ
る。
【0006】また、ノイズなどにより調整信号入力端子
6がローになる可能性のある場合、調整信号をシリアル
通信で構成するなどにより、誤って、調整モードになる
可能性を小さくすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この調整機能付きセン
サにおいては、製造工程において調整信号を送るために
用いる調整専用端子が必要であるため、これを完成時に
適切に処理し、センサが誤って調整動作しないようにす
ることが要求されている。調整作業を組み立て途中で行
うことができる場合、調整端子の処理は比較的容易であ
る。しかし、角速度センサのように、組み立て途中では
正しい出力特性が得られず、出荷時と同様の完成品の形
態で調整作業をする必要があるような調整機能付きセン
サも多数存在する。この場合は、調整端子の処理は非常
に複雑なものとなり、これにより調整機能付きセンサの
端子やケースの構造を複雑にし、またコストアップの要
因となっていた。
【0008】本発明は、この調整専用端子を廃止し、製
造工程における調整専用端子の処理を不要とすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、センサ本体と、マイコン及びその周辺回
路と、前記センサ本体の出力及び前記マイコン及びその
周辺回路の出力とが接続された信号加算回路と、前記信
号加算回路の出力が、出力側から駆動するのに十分な出
力抵抗をもつ信号出力回路を介して接続された信号出力
端子を備え、前記マイコンのアナログ入力端子に前記信
号加算回路の出力が接続され、調整モード信号受信用の
ディジタル入力端子には、前記信号出力端子に加えられ
る調整モード信号を伝達する構成としたものである。
【0010】これにより、調整専用端子を用いずに、外
部の信号源から調整モード信号を調整機能付きセンサ内
部のマイコンに伝達することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、センサ本体と、マイコン及びその周辺回路と、前記
センサ本体の出力及び前記マイコン及びその周辺回路の
出力とが接続された信号加算回路と、前記信号加算回路
の出力が、出力側から駆動するのに十分な出力抵抗をも
つ信号出力回路を介して接続された信号出力端子を備
え、前記マイコンのアナログ入力端子に前記信号加算回
路の出力が接続され、調整モード信号受信用のディジタ
ル入力端子には前記信号出力端子に加えられる調整モー
ド信号を伝達するように構成したものであり、調整モー
ド信号を入力するための専用端子が不要となり、ゆえに
調整終了後の調整モード信号入力専用端子の後処理も不
要となり、コスト的にも信頼性的にも有利になるという
作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、センサ
本体と、マイコン及びその周辺回路と、前記センサ本体
の出力及び前記マイコン及びその周辺回路の出力とが接
続された信号加算回路と、前記信号加算回路の出力が、
信号出力回路を介して接続された信号出力端子と、前記
センサ本体または前記マイコンまたはその両方から異常
検知時にアクティブとなるダイアグノシス出力が接続さ
れ、出力側から駆動するのに十分な出力抵抗をもつダイ
アグノシス出力回路を介して接続されたダイアグノシス
出力端子を備え、前記マイコンのアナログ入力端子に前
記信号加算回路の出力が接続され、調整モード信号受信
用のディジタル入力端子には前記ダイアグノシス出力端
子に加えられる調整モード信号を伝達するように構成し
たものであり、請求項1に記載の発明と同様の作用を有
し、さらに調整中いつでも、外部からマイコンに信号を
伝達することができる。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、センサ
本体と、マイコン及びその周辺回路と、前記センサ本体
の出力及び前記マイコン及びその周辺回路の出力とが接
続された信号加算回路と、前記信号加算回路の出力が、
出力側から駆動するのに十分な出力抵抗をもつ信号出力
回路を介して接続された信号出力端子と、前記センサ本
体または前記マイコンまたはその両方から異常検知時に
アクティブとなるダイアグノシス出力が接続され、出力
側から駆動するのに十分な出力抵抗をもつダイアグノシ
ス出力回路を介して接続されたダイアグノシス出力端子
を備え、前記マイコンのアナログ入力端子に前記信号加
算回路の出力が接続され、一つ目の調整モード信号受信
用のディジタル入力端子には前記信号出力端子に加えら
れる調整モード信号を伝達し、二つ目の調整モード信号
受信用のディジタル入力端子には前記ダイアグノシス出
力端子に加えられるもう一つの調整モード信号を伝達す
るように構成したものであり、請求項1に記載の発明と
同様の作用を有し、さらに二つの調整モード信号を用い
ることで請求項1または2で、述べたものよりも信頼性
を向上させることができる。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、センサ
本体と、マイコン及びその周辺回路と、前記センサ本体
の出力及び前記マイコン及びその周辺回路の出力とが接
続された信号加算回路と、前記信号加算回路の出力が信
号出力回路を介して接続された信号出力端子を備え、前
記マイコンの調整モード信号受信用のディジタル入力端
子には前記交流成分分離回路の交流成分出力が伝達され
るように構成したものであり、請求項1に記載の発明と
同様の作用を有し、さらに信号出力回路の出力抵抗を大
きくできない場合には有効である。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態の調
整機能付きセンサを示し、図1において、1はセンサ本
体であり、2はアナログ的な補正信号を出力する機能、
アナログ信号を入力する回路、記憶回路を含むマイコン
及びその周辺回路であり、その他に例えば温度補正を目
的とする場合、温度センサなどを含む。以下において、
周辺回路も含めてマイコン2と呼ぶことにする。3は信
号加算回路であり、センサ本体1の出力及びマイコン2
の出力が接続される。4は信号出力回路であり、出力抵
抗をもつ増幅器により構成されている。5は信号出力端
子である。マイコン2のアナログ入力端子21には信号
加算回路3の出力信号が、ディジタル入力端子22には
信号出力回路4の出力が接続されている。調整時には、
外部から信号出力端子5に調整モード信号を送信するた
めの信号源が接続される。
【0016】以下に、これらの動作を説明する。調整時
に、外部の信号源から信号出力端子5を通してあらかじ
め設定された調整信号を送信する。この信号は、本来セ
ンサが出力し得る信号に比べ、十分に複雑なものでなけ
ればならない。信号出力端子5は本来出力端子であるた
め、この出力インピーダンスは比較的低いが、外部に接
続する信号源は信号出力回路4に含まれる出力抵抗を負
荷抵抗として駆動できるものとする。これにより、マイ
コン2は信号出力回路4の出力部において、ディジタル
入力端子22を通して読み取ることで外部からの信号を
受けることができる。このとき、信号出力回路4が何ら
かの信号を出力しても、マイコン2のディジタル入力端
子22はその影響を受けずに外部からの信号を受けるこ
とができる。
【0017】ここでは、調整信号を8ビットデータにス
タートビットとストップビットをつけたものがn個から
なるものとする。つまり、nバイトのデータで構成され
るものとし、非同期式のシリアル通信によってこれを送
信するものとする。通信速度は、ノイズの影響を避ける
ためにも、起動時間などの他の制約が許す限り、遅い方
がよい。
【0018】マイコン2は、上記の調整信号を受信する
ためにシリアル信号受信手順を実行する。一例を以下に
示す。
【0019】マイコン2は、ディジタル入力端子22の
値をt1秒ごとにチェックする。ここで、t1は、通信
速度をvとしたときに、t1<1/10vを満たす値と
する。
【0020】このとき、スタートビットを検出すると1
バイトのデータ受信を開始する。まず、t2秒待ち最初
のビットを読み取る。ここで、t2=1.5/v。次か
らは、t3秒毎に7個のビットを読み取り、1バイトの
データを確定する。ここで、t3=1/v。さらに、t
3秒待ちストップビットが正しいかどうかチェックす
る。ここで、正しくない場合には、不正データとみな
す。
【0021】また、調整終了後の通常動作時に誤って調
整動作を行わないように、マイコン2がディジタル入力
端子22のサンプリングを行う期間を電源投入時のある
一定時間のみとすることは効果的である。
【0022】これらのフローチャートを図2に示す。マ
イコン2はステップS1においてディジタル入力端子2
2をチェックし、ステップS2において調整信号が有る
か否かを判断し、調整信号を正しく受信すると、ステッ
プS3において不正データの有無を判断し、不正データ
なしの場合にステップS4において調整モードを実行す
る。例えば温度補正を目的とした調整の場合、調整機能
付きセンサを恒温槽などにより動作温度範囲をトレース
させ、各温度におけるセンサ本体1の出力値を測定し、
信号加算回路3にセンサ本体1の出力をちょうど補正す
るだけの値を出力し、その値を記憶する。このとき、信
号加算回路3の出力をマイコン2のアナログ入力端子2
1にフィードバックし、補正結果を確認することで補正
量の精度を上げることができる。また、センサ本体1が
温度ヒステリシスをもっている場合には、動作温度範囲
を往復トレースし、温度上昇時の補正値と温度降下時の
補正値との平均値をその温度における確定値とすること
で、補正精度を上げることができる。
【0023】マイコン2は、ステップS5において所定
時間内に調整信号の有無を判断し、その結果として調整
信号を受け取らなかったとき、もしくはステップS3に
おいて不正な信号を受けたときにはステップS6におい
て通常動作モードとして動作する。これにより市場にお
いて調整モードとして動作するような誤動作の確率を小
さくすることができる。通常動作モードは、例えば上述
の温度補正の場合、現在の温度を測定し、その温度に対
応する補正値を読み出し、信号加算回路に出力すること
で温度変化によるセンサ本体の出力誤差を補正する。
【0024】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態の調整機能付きセンサを示し、図3において、
センサ本体1、マイコン及び周辺回路2、信号加算回路
3、信号出力回路4及び信号出力端子5は第1の実施の
形態の調整機能付きセンサと同様の構成である。ただ
し、信号出力回路4は必ずしも出力抵抗をもっている必
要はなく、またマイコン2のディジタル入力端子23に
は、後述するダイアグノシス出力回路の出力端子に接続
されている。7はダイアグノシス出力回路であり、セン
サ本体1及びマイコン2のそれぞれのダイアグノシス信
号端子の信号を入力とする。8はダイアグノシス出力端
子であり、ダイアグノシス出力回路の出力に接続され
る。調整時には、ダイアグノシス出力端子8に外部から
調整モード信号を送信するための信号源が接続される。
【0025】以下に、これらの動作を説明する。調整時
に、外部の信号源からダイアグノシス出力端子8を通し
てあらかじめ設定された調整信号を送信する。この信号
は、本来センサが出力し得る信号に比べ、十分に複雑な
ものでなければならない。ダイアグノシス出力端子8は
本来出力端子であるため、この出力インピーダンスは比
較的低いが、外部に接続する信号源はダイアグノシス出
力回路7に含まれる出力抵抗を負荷抵抗として駆動でき
るものとする。これにより、マイコン2はダイアグノシ
ス出力回路7の出力部において、ディジタル入力端子2
3を通して読み取ることで外部からの信号を受けること
ができる。このとき、ダイアグノシス出力回路7が何ら
かの信号を出力しても、マイコン2のディジタル入力端
子23はその影響を受けずに外部からの信号を受けるこ
とができる。
【0026】このとき用いる調整信号は、第1の実施の
形態の調整機能付きセンサで示したものと同様に考えら
れる。またマイコン2は調整モード及び通常動作モード
として、第1の実施の形態で示したものと同様の動作を
行う。
【0027】また、一般にダイアグノシス出力は、調整
モードにおいて動作させる必要がないため、調整モード
中ずっとマイコン2に外部から信号を与えることができ
る。
【0028】(実施の形態3)図4は本発明の第3の実
施の形態の調整機能付きセンサを示し、図4において、
センサ本体1、マイコン及び周辺回路2、信号加算回路
3、信号出力回路4、信号出力端子5、ダイアグノシス
出力回路7、ダイアグノシス出力端子8は第2の実施の
形態の調整機能付きセンサと同様の構成である。ただ
し、マイコン2は二つのディジタル入力端子22及び2
3をもち、端子22には信号出力回路4の出力が、端子
23にはダイアグノシス出力回路7の出力が接続されて
いる。調整時には、信号出力端子5及びダイアグノシス
出力端子8にそれぞれ外部から調整モード信号を送信す
るための信号源が接続される。
【0029】以下に、これらの動作を説明する。調整時
に、一つの外部の信号源から信号出力端子5を通して、
またもう一つの信号源からダイアグノシス出力端子8を
通して、あらかじめ設定された調整信号を送信する。こ
れら各信号は、本来センサが出力し得る信号に比べ、十
分に複雑なものでなければならない。信号出力端子5及
びダイアグノシス出力端子8は本来出力端子であるた
め、この出力インピーダンスは比較的低いが、外部に接
続する信号源はそれぞれ信号出力回路4及びダイアグノ
シス出力回路7に含まれる出力抵抗を負荷抵抗として駆
動できるものとする。これにより、マイコン2は、信号
出力回路4の出力部においてディジタル入力端子22を
通し、またダイアグノシス出力回路7の出力部において
ディジタル入力端子23を通して、読み取ることで外部
からの信号を受けることができる。このとき、信号出力
回路4及びダイアグノシス出力回路7が何らかの信号を
出力しても、マイコン2のディジタル入力端子22及び
23はその影響を受けずに外部からの信号を受けること
ができる。
【0030】このとき用いる調整信号は、第1の実施の
形態の調整機能付きセンサで示したものと同様に考えら
れる。またマイコン2は調整モード及び通常動作モード
として、第1の実施の形態で示したものと同様の動作を
行う。
【0031】この形態により、外部から二つの信号を送
ることができるため、第1の実施の形態や第2の実施の
形態で示したものよりも、誤動作の確率を小さくするな
どの効果を得ることができる。
【0032】(実施の形態4)図5は本発明の第4の実
施の形態の調整機能付きセンサを示し、図5において、
1はセンサ本体であり、2はマイコンおよびその周辺回
路であり、センサ本体1の信号を制御する機能を有す
る。9は交流成分分離回路であり、電源ラインに挿入さ
れ、その交流成分出力はシュミットトリガ回路などを介
してハイまたはローのディジタル信号として出力されて
おり、マイコン2のディジタル入力端子24に接続され
ている。10は電源端子であり、11は電源端子10に
対するグランド端子である。調整時には、電源端子10
に電源が接続されるとともに、その電源ラインに交流成
分混合回路を介して外部から調整モード信号を送信する
ための信号源が接続される。
【0033】以下に、これらの動作を説明する。調整時
に、外部の信号源から電源端子10を通してあらかじめ
設定された調整信号を送信する。この信号は、電源変動
に比べ、十分に複雑なものでなければならない。外部の
信号源から送られた信号は、電源ラインを通って交流成
分分離回路9に入力され、その出力として信号が取り出
され、マイコン2のディジタル入力端子24に入力され
る。これにより、マイコン2はディジタル入力端子24
を読み取ることで外部からの信号を受けることができ
る。このとき用いる調整信号は、第1の実施の形態の調
整機能付きセンサで示したものと同様に考えられる。た
だし、調整信号送信時に電源ラインにノイズなどが加わ
ると、調整信号を正しく受信できない可能性があるた
め、例えば、第1の実施の形態の調整機能付きセンサで
示したものと同様に信号を三回送信し、二回以上正しい
信号を受信したときに調整モードを実行するなどの方法
が好ましい。またマイコン2は調整モード及び通常動作
モードとして、第1の実施の形態で示したものと同様の
動作を行う。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マイコン
のディジタル入力端子に信号出力端子を利用して調整信
号を送信するようにしたので調整専用端子が不要にな
り、端子構造が簡素化できるという有利な効果が得られ
る。これによりコスト低減が図られ、同時に調整後に調
整専用端子を使用不可能にするという作用が不要とな
り、以上のことから信頼性の向上も図れるという優れた
効果を有する調整機能付きセンサを構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による調整機能付き
センサを示す回路図
【図2】同センサ動作のフローチャート
【図3】本発明の第2の実施の形態による調整機能付き
センサを示す回路図
【図4】本発明の第3の実施の形態による調整機能付き
センサを示す回路図
【図5】本発明の第4の実施の形態による調整機能付き
センサを示す回路図
【図6】従来の調整機能付きセンサの回路図
【符号の説明】
1 センサ本体 2 マイコン(周辺回路含む) 3 信号加算回路 4 信号出力回路 5 信号出力端子 6 調整信号入力端子 7 ダイアグノシス出力回路 8 ダイアグノシス出力端子 9 交流成分分離回路 10 電源端子 11 グランド端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ本体と、マイコン及びその周辺回
    路と、前記センサ本体の出力及び前記マイコン及びその
    周辺回路の出力とが接続された信号加算回路と、前記信
    号加算回路の出力が、出力側から駆動するのに十分な出
    力抵抗をもつ信号出力回路を介して接続された信号出力
    端子を備え、前記マイコンのアナログ入力端子に前記信
    号加算回路の出力が接続され、調整モード信号受信用の
    ディジタル入力端子には前記信号出力端子が接続され、
    前記信号出力端子に加えられる調整モード信号を伝達す
    るように構成した調整機能付きセンサ。
  2. 【請求項2】 センサ本体と、マイコン及びその周辺回
    路と、前記センサ本体の出力及び前記マイコン及びその
    周辺回路の出力とが接続された信号加算回路と、前記信
    号加算回路の出力が、信号出力回路を介して接続された
    信号出力端子と、前記センサ本体または前記マイコンも
    しくはその両方から異常検知時にアクティブとなるダイ
    アグノシス出力が接続され、出力側から駆動するのに十
    分な出力抵抗をもつダイアグノシス出力回路を介して接
    続されたダイアグノシス出力端子を備え、前記マイコン
    のアナログ入力端子に前記信号加算回路の出力が接続さ
    れ、調整モード信号受信用のディジタル入力端子には前
    記ダイアグノシス出力端子が接続され、前記ダイアグノ
    シス出力端子に加えられる調整モード信号を伝達するよ
    うに構成した調整機能付きセンサ。
  3. 【請求項3】 センサ本体と、マイコン及びその周辺回
    路と、前記センサ本体の出力及び前記マイコン及びその
    周辺回路の出力とが接続された信号加算回路と、前記信
    号加算回路の出力が、出力側から駆動するのに十分な出
    力抵抗をもつ信号出力回路を介して接続された信号出力
    端子と、前記センサ本体または前記マイコンもしくはそ
    の両方から異常検知時にアクティブとなるダイアグノシ
    ス出力が接続され、出力側から駆動するのに十分な出力
    抵抗をもつダイアグノシス出力回路を介して接続された
    ダイアグノシス出力端子を備え、前記マイコンのアナロ
    グ入力端子に前記信号加算回路の出力が接続され、一つ
    目の調整モード信号受信用のディジタル入力端子には前
    記信号出力端子に加えられる調整モード信号を伝達し、
    二つ目の調整モード信号受信用のディジタル入力端子に
    は前記ダイアグノシス出力端子に加えられるもう一つの
    調整モード信号を伝達するように構成した調整機能付き
    センサ。
  4. 【請求項4】 センサ本体と、マイコン及びその周辺回
    路と、前記センサ本体の出力及び前記マイコン及びその
    周辺回路の出力とが接続された信号加算回路と、前記信
    号加算回路の出力が信号出力回路を介して接続された信
    号出力端子を備え、前記マイコンの調整モード信号受信
    用のディジタル入力端子には前記交流成分分離回路の交
    流成分出力が伝達されるように構成した調整機能付きセ
    ンサ。
JP18808297A 1997-07-14 1997-07-14 調整機能付きセンサ Expired - Lifetime JP4000629B2 (ja)

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CA002266485A CA2266485C (en) 1997-07-14 1998-07-14 Automatic compensation sensor
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