JPH11304022A - 切換弁 - Google Patents

切換弁

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JPH11304022A
JPH11304022A JP11451798A JP11451798A JPH11304022A JP H11304022 A JPH11304022 A JP H11304022A JP 11451798 A JP11451798 A JP 11451798A JP 11451798 A JP11451798 A JP 11451798A JP H11304022 A JPH11304022 A JP H11304022A
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JP
Japan
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valve
cylinder
switching
working fluid
portions
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JP11451798A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Hanada
敏広 花田
Shigenobu Furukawa
重信 古川
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Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切換弁について、常に確実な切り換えが得ら
れるようにする。 【解決手段】 流入口6が連通された中央空間11の左
右に連なって、それぞれ流出口8,7が連通された側部
空間15,14を設け、両側部空間15,14側に設け
たシリンダー部21,20で左右にスライド可能に弁軸
4を保持すると共に、両シリンダー部21,20内のシ
リンダー空間19,18に作動流体流通口17,16を
連通させ、弁軸4の中央部には、弁軸4の左右へのスラ
イドに伴って、中央空間11と両側部空間15,14と
の間に位置してそれぞれ設けられた弁座10,9に圧接
または離間される弁体5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常に確実な二排出
方向の切り換えが行えるコンパクトな切換弁に関するも
ので、例えば半導体分野の洗浄装置における洗浄槽から
の洗浄液の排出等に好適に使用することができる切換弁
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、二排出方向の切り換えが行える切
換弁としては、図8に示されるような切換弁が一般的に
使用されており、その構造は次の通りである。
【0003】すなわち、上部の流入口101が連通され
た中央空間102と、下部の流出口104,103がそ
れぞれ連通された左右の側部空間106,105とを有
し、しかも相互に連なる中央空間102と左右の両側部
空間106,105との間に弁座108,107を有す
る弁箱本体109の両側に、シリンダー空間111,1
10の両端に作動流体流通口115,114,113,
112がそれぞれ連通されたシリンダー部117,11
6が取り付けられており、シリンダー部117,116
の内部にはピストン部119,118が摺動自在に配置
されており、ピストン部119,118にはロッド12
1,120が一体的に設けられており、ロッド121,
120の端部には、円盤状の弁体123,122が設け
られたものとなっている。この従来の切換弁は、左右二
組のシリンダピストン機構を、弁体123,122が弁
座108,107に交互に圧接・離間されるように作動
させることで切換を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の切換弁においては、弁体123,122の弁座10
8,107への圧接が、流れを切り換えるべき対象流体
の圧力に逆らう方向に行われることから、弁座108,
107に圧接されるべき側の弁体123,122が流体
圧によって弁座108,107から離間され、不必要な
方向に対象流体が排出されることが生じ、確実な流体の
流れ方向の切り換えが行えなくなる場合がある。また、
二組のシリンダピストン機構により二つの弁体123,
122を別々に作動させるものであるため、誤動作によ
り排出が全くできない状態を生じるという、切換弁にと
って致命的な欠点の原因になっている。更には、シリン
ダー部117,116が外付けであるため、全体が大型
化になりやすく、狭いスペースでの配管が行いにくく、
重量が増して支持具が必要となる等の問題に加えて、切
り換え方向の表示手段がなく、その確認がしにくいとい
う問題もある。
【0005】本発明は、上記従来の切換弁の問題点にか
んがみてなされたもので、常に確実な切り換えが得られ
るようにすることを第一の目的とする。また、本発明
は、切換弁を小型化できるようにすると共に、切り換え
方向を容易に確認できるようにすることを第二の目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1および図
2に示されるように、流入口6が連通された中央空間1
1の左右に連なって、それぞれ流出口8,7が連通され
た側部空間15,14がそれぞれ設けられており、両側
部空間15,14側には、中央空間11を挟んで相対向
する位置にそれぞれシリンダー部21,20が設けられ
ていて、両シリンダー部21,20にそれぞれ両端部が
差し込まれて左右にスライド可能に弁軸4が保持されて
いると共に、両シリンダー部21,20内のシリンダー
空間19,18に作動流体流通口17,16が連通され
ており、弁軸4の中央部には、弁軸4の左右へのスライ
ドに伴って、中央空間11と両側部空間15,14との
間に位置してそれぞれ設けられた弁座10,9に圧接ま
たは離間される弁体5が設けられていることを特徴とす
る切換弁とすることで、常に確実か切換が行えるように
しているものである。
【0007】また、本発明は、図1および図2に示され
るように、上記切換弁において、中央空間11が、流入
口6を有する弁箱本体1内に形成され、側部空間15,
14が、流出口8,7および作動流体流通口17,16
をそれぞれ有する弁箱側体3,2内に形成されており、
弁箱側体3,2が、接続側部13,12を弁箱本体1の
左右に嵌め合わすことで取り付けられていると共に、弁
座10,9が、接続側部13,12先端の接続端部2
6,25にそれぞれ設けられており、両シリンダー部2
1,20が、それぞれ弁箱側体3,2から側部空間1
5,14内に突設されていることで、弁箱側体3,2に
一体に内蔵されていることを特徴とする切換弁とするこ
とで、容易にコンパクト化できるようにしているもので
ある。
【0008】更に、本発明は、図6および図7に示され
るように、一方のシリンダー部21,20のシリンダー
空間19または18に、図1および図2に示される作動
流体流通口17または16に代えて通気口39が連通さ
れており、この通気口39が連通されたシリンダー空間
19または18を有するシリンダー部21または20側
に、弁軸4を軸方向に押圧するスプリング38が設けら
れていることを特徴とする切換弁とすることで、切り換
え制御を更に簡便で確実なものとしているものである。
【0009】加えて、本発明は、図6および図7に示さ
れるように、弁軸4の少なくとも一端に、弁軸4の左右
へのスライドに伴って、外部突出位置と内部収納位置間
でスライドされる切換方向表示ロッド35が取り付けら
れていることを特徴とする切換弁とすることで、切り換
え方向が容易に確認できるようにしているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、図1〜図3に基づいて本発
明の第1の例に係る切換弁を説明する。図1は本発明の
第1の例に係る切換弁の排出方向を右方向に切り換えた
状態を示す縦断面図、図2は本発明の第1の例に係る切
換弁の排出方向を左方向に切り換えた状態を示す縦断面
図、図3は本発明の第1の例に係る切換弁の流入口6お
よび流出口8,7に管継手32,34,33を接続した
状態の外観を示す斜視図である。
【0011】弁箱本体1は、図3に示されるように、断
面外形が略四角形状をなすもので、図1および図2に示
されるように、上部に流入口6を構成する流入側接続部
27を有し、内部に流入口6が連通された中央空間11
を有している。弁箱本体1の流入側接続部27の外周に
は、管継手32(図3参照)を取り付けるための雄ネジ
部22が設けられ、弁箱本体1内の中央空間11は、後
述する弁軸4を取り巻く円環状をなしている。
【0012】弁箱本体1の左右には、弁箱側体3,2が
取り付けられている。この左右の弁箱側体3,2は、図
3に示されるように、弁箱本体1と同じく断面外形が略
四角形状になっており、図1および図2に示されるよう
に、各々下部に流出口8,7を構成する流出側接続部2
9,28を有し、各々内部に側部空間15,14を有し
ている。両弁箱側体3,2の流出側接続部29,28の
外周には、管継手34,33(図3参照)を取り付ける
ための雄ネジ部24,23が設けられている。また、両
弁箱側体3,2内の側部空間15,14は、後述する弁
軸4およびシリンダー部21,20を取り巻く円環状を
なし、前記弁箱本体1内の中央空間11と一体に連なっ
ている。
【0013】両弁箱側体3,2は、それぞれ接続側部1
3,12を弁箱本体1に嵌め合わせて、着脱可能にネジ
止め(図示されていない)されている。弁箱側体3,2
の接続側部13,12先端の接続端部26,25にはそ
れぞれ弁座10,9が設けられており、両弁座10,9
は前記中央空間11と両側部空間15,14との間に位
置されている。
【0014】両弁箱側体3,2内に形成された側部空間
15,14内には、弁箱側体3,2から突設されること
で、シリンダー部21,20が弁箱側体3,2内に一体
に内蔵されている。このシリンダー部21,20は、弁
箱本体1内の中央空間11を挟んで相対向する位置に設
けられているもので、中央空間11を左右に横断する円
柱形の弁軸4を左右にスライド可能に保持するものであ
る。すなわち、弁軸4は、その両端部がスライド可能な
状態でそれぞれこの両シリンダー部21,20に差し込
まれて保持されている。
【0015】シリンダー部21,20に差し込まれる弁
軸4の両端部には、シリンダー部21,20内に残され
るシリンダー空間19,18をシールするためのO−リ
ング31,30が取り付けられており、各シリンダー空
間19,18には、弁箱側体3,2に形成された作動流
体流通口17,16が連通されている。作動流体流通口
17,16は、例えば圧縮空気等の作動流体を給排する
ためのもので、両シリンダー空間19,18に対して交
互に作動流体を給排することで、シリンダー部21,2
0と弁軸4とで構成されたシリンダピストン機構を作動
させて弁軸4を左右にスライドさせるためのものであ
る。
【0016】弁軸4の中央部には径方向に突出した円盤
状の弁体5が一体的に設けられている。この弁体5は、
中央空間11内に位置しており、弁軸4の左右へのスラ
イドに伴って、中央空間11と両側部空間15,14と
の間に位置してそれぞれ設けられた弁座10,9間を左
右に移動されるものである。すなわち、弁体5は、弁軸
4の左右へのスライドに伴って、左右の弁座10,9に
対して交互に圧接・離間されるものとなっている。
【0017】尚、本第1の例に係る切換弁に限らず、後
述する他の例に係る切換弁も、例えば硬質塩化ビニル樹
脂、塩素化塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、PTF
E、PFA等のプラスチック、または、金属等で構成す
ることができる。
【0018】次に、本第1の例に係る切換弁の作動につ
いて説明する。
【0019】先ず、図1の状態においては、図中右側の
作動流体流通口16から右側のシリンダー空間18内に
外部の作動流体供給源(図示されていない)から作動流
体が供給され、図中左側のシリンダー空間19内の作動
流体は左側の作動流体流通口17から排出された状態に
ある。この状態における弁体5は、図中左側の弁座10
に圧接されており、流れの切り換え制御をすべき対象流
体は、中央の流入口6より入り、弁箱本体1の中央空間
11を流れると同時に、弁体5の右側端面を流体圧で押
圧することによりさらに弁体5を弁座10に圧接させ、
図中右側の弁箱側体2内の側部空間14を通って右側の
流出口7より排出される(図1中の矢印方向)。
【0020】上記の状態で、図中左側の弁箱側体3の作
動流体流通口17に外部の作動流体供給源(図示されて
いない)から作動流体が注入されると、該作動流体が図
中左側のシリンダー空間19に導入され、その圧力で弁
軸4が図中右側方向にスライド移動する。同時に図中右
側のシリンダー空間18に滞留していた作動流体は右側
の作動流体流通口16より排出され、弁体5の左側端面
が左側の弁座10より離間し、図2のごとく、弁体5の
右側端面が右側の弁座9に圧接された状態になる。この
図2に示される状態においては、中央の流入口6より入
った対象流体は、左側の流出口8より排出される(図2
中の矢印方向)。
【0021】上述の第1の例においては、左右の弁箱側
体3,2の下部に下方に向けて流出口8,7が設けられ
ているが、他の位置に他の方向に向けて流出口8,7を
設けることもできる。例えば図4に示すごとく、弁箱側
体3,2の前部に流出口8,7を前方に向けて設けた
り、図5に示すごとく、一方の弁箱側体3の前部に流出
口8を前方に向けて設け、他方の弁箱側体2の下部に流
出口7を下方に向けて設けることもできる。
【0022】次に、本発明の第2の例に係る切換弁を図
6および図7に基づいて説明する。図6は本発明の第2
の例に係る切換弁の排出方向を右方向に切り換えた状態
を示す縦断面図、図7は本発明の第2の例に係る切換弁
の排出方向を左方向に切り換えた状態を示す縦断面図で
ある。なお、前記第1の例と共通する部材もしくは部位
には同じ符号を付してある。
【0023】本第2の例においては、弁軸4の左側端面
に円柱状の切換方向表示ロッド35が取り付けられてい
る。切換方向表示ロッド35の弁軸4への取り付けは、
接着やねじ込み(図面においてはねじ込み)等で行うこ
とができる。この切換方向表示ロッド35に対応する左
側の弁箱側体3の側壁部に貫通孔36が形成されてい
て、切換方向表示ロッド35が、シールされかつ摺動可
能な状態でこの貫通孔36に差し込まれている。切換方
向表示ロッド35は、弁軸4が左側へスライドした図6
の状態においては左側の弁箱側体3外の外部突出位置ま
で突出し、弁軸4が右側へスライドした図7の状態にお
いては左側の弁箱側体3内の内部収納位置へ収納される
突出長さとなっているものである。
【0024】弁軸4の右端部内側には、円柱状のスプリ
ング収納凹部37が設けられており、このスプリング収
納凹部37と右側のシリンダー空間18に亙って、弁軸
4を軸方向に押圧するスプリング38が装着されてい
る。図6の状態においては、スプリング38の反発力に
より、弁軸4がその軸方向左側へ押されており、弁体5
の左側端面が左側の弁座10に圧接された状態になって
いる。また、右側のシリンダー空間18は、第1の例に
おける作動流体流通口16に代えて、通気孔39が連通
されている。
【0025】次に、第2の例に係る切換弁の作動につい
て説明する。
【0026】図6の状態で、左側の弁箱側体3の作動流
体流通口17に外部の作動流体供給源(図示されていな
い)から作動流体が注入されると、該作動流体が左側の
シリンダー空間19に導入され、その圧力で弁軸4がそ
の軸方向右側にスライドする。同時に、右側のシリンダ
ー空間18内の空気は右側の弁箱側体2に設けられた通
気孔39から排出され、スプリング38がスプリング収
納凹部37内で圧縮される。よって、弁体5の左側端面
は左側の弁座10より離間し、図7のごとく、弁体5の
右側端面が右側の弁座9に圧接された状態になる。従っ
て、流入口6より入った対象流体は、弁箱本体1の中央
空間11を流れ、同時に、弁体5の左側端面を流体圧で
押圧することによりさらに弁体5の右側端面を弁座9に
圧接させながら、左側の弁箱側体3の流出口8より排出
される。また、弁軸4(弁体5)が右方向に移動すると
同時に、左側の弁箱側体3から外部突出位置へ突出して
いた切換方向表示ロッド35が右方向へ移動し、図7に
示される内部収納位置へ引き込まれることで、対象流体
の流れ方向がわかるようになっている。
【0027】次に、図7の状態から、左側のシリンダー
空間19内に滞留していた作動流体の圧力を、左側の弁
箱側体3の作動流体流通口17より排出(大気に放出)
させると、左側のシリンダー空間19内の圧力が下が
り、スプリング38の反発力で弁軸4が左側へ移動し、
同時に弁体5の右側端面が右側の弁座9より離間し、弁
体5の左側端面が左側の弁座10に圧接されて、図6に
示すような切換方向表示ロッド35が外部突出位置まで
突出した元の状態になる。
【0028】上記第2の例においては、第1の例におけ
る右側のシリンダー空間18に、作動流体流通口16に
代えて通気孔39を連通させると共に、この通気孔39
が連通されたシリンダー空間18を有するシリンダー部
20側に、弁軸4を軸方向に押圧するスプリング38を
設けているが、第1の例における左側のシリンダ空間1
9に、作動流体流通口17に代えて通気孔39を連通さ
せ、このシリンダー空間19を有するシリンダー部21
側に、弁軸4を軸方向に押圧するスプリング38を設け
てもよい。
【0029】上記第2の例においては、弁軸4の左側に
切換方向表示ロッド35を取り付けているが、この切換
方向表示ロッド35を、スプリング収納凹部37の底部
からスプリング38内を通して弁軸4の右側に設けた
り、弁軸4の両側に設けていずれの側が外部突出位置ま
で突出しているかによって切換方向を表示できるように
することもできる。また、切換方向表示ロッド35は、
図6および図7と同様の取り付け構造によって、前述の
第1の例に係る切換弁における弁軸4の左右いずれ一方
もしくは両方に設けることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明の切換弁は以上説明したような構
造を有しており、このような構造とすることによって以
下の優れた効果が得られる。
【0031】(1)一つの弁体5により切り換えを行う
構造になっており、また、対象流体が流れることにより
対象流体圧が弁体5を弁座10または9に圧接する方向
に加わる構成になっているため、常に確実な対象流体の
流れ方向の切り換えが行える。
【0032】(2)一つの弁体5で対象流体の流れ方向
の切り換えを行う構造になっているため、弁体5の誤作
動による対象流体の排出不能等の事態の発生を防止でき
る。
【0033】(3)切換方向表示ロッド35を設けるこ
とにより、対象流体の排出される方向の確認が容易にで
きる。
【0034】(4)シリンダー部21,20を側部空間
15,14内に突出させて弁箱側体3,2に一体に内蔵
させてしまうと、非常にコンパクトな構造とすることが
でき、配管末端からの特に下方向への突出代が小さくな
り、狭いスペースでも配管できる。
【0035】(5)弁軸4のスライドをスプリング38
を併用して行うようにすると、作動流体の供給箇所を一
箇所で済ませることができ、切り換え制御を更に簡便で
確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の例に係る切換弁の排出方向を右
方向に切り換えた状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1の例に係る切換弁の排出方向を左
方向に切り換えた状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第1の例に係る切換弁の流入口および
流出口に管継手を接続した状態の外観を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1の例に係る切換弁の流出口の位置
を変えた変形例の外観を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の例に係る切換弁の流出口の位置
を変えた他の変形例の外観を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の例に係る切換弁の排出方向を右
方向に切り換えた状態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第2の例に係る切換弁の排出方向を左
方向に切り換えた状態を示す縦断面図である。
【図8】従来の切換弁を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱本体 2 弁箱側体 3 弁箱側体 4 弁軸 5 弁体 6 流入口 7 流出口 8 流出口 9 弁座 10 弁座 11 中央空間 12 接続側部 13 接続側部 14 側部空間 15 側部空間 16 作動流体流通口 17 作動流体流通口 18 シリンダー空間 19 シリンダー空間 20 シリンダー部 21 シリンダー部 22 雄ネジ部 23 雄ネジ部 24 雄ネジ部 25 接続端部 26 接続端部 27 流入側接続部 28 流出側接続部 29 流出側接続部 30 O−リング 31 O−リング 32 管継手 33 管継手 34 管継手 35 切換方向表示ロッド 36 貫通孔 37 スプリング収納凹部 38 スプリング 39 通気孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口6が連通された中央空間11の左
    右に連なって、それぞれ流出口8,7が連通された側部
    空間15,14がそれぞれ設けられており、両側部空間
    15,14側には、中央空間11を挟んで相対向する位
    置にそれぞれシリンダー部21,20が設けられてい
    て、両シリンダー部21,20にそれぞれ両端部が差し
    込まれて左右にスライド可能に弁軸4が保持されている
    と共に、両シリンダー部21,20内のシリンダー空間
    19,18に作動流体流通口17,16が連通されてお
    り、弁軸4の中央部には、弁軸4の左右へのスライドに
    伴って、中央空間11と両側部空間15,14との間に
    位置してそれぞれ設けられた弁座10,9に圧接または
    離間される弁体5が設けられていることを特徴とする切
    換弁。
  2. 【請求項2】 中央空間11が、流入口6を有する弁箱
    本体1内に形成され、側部空間15,14が、流出口
    8,7および作動流体流通口17,16をそれぞれ有す
    る弁箱側体3,2内に形成されており、弁箱側体3,2
    が、接続側部13,12を弁箱本体1の左右に嵌め合わ
    すことで取り付けられていると共に、弁座10,9が、
    接続側部13,12先端の接続端部26,25にそれぞ
    れ設けられており、両シリンダー部21,20が、それ
    ぞれ弁箱側体3,2から側部空間15,14内に突設さ
    れていることで、弁箱側体3,2に一体に内蔵されてい
    ることを特徴とする請求項1の切換弁。
  3. 【請求項3】 一方のシリンダー部21,20のシリン
    ダー空間19または18に、作動流体流通口17または
    16に代えて通気口39が連通されており、この通気口
    39が連通されたシリンダー空間19または18を有す
    るシリンダー部21または20側に、弁軸4を軸方向に
    押圧するスプリング38が設けられていることを特徴と
    する請求項1または2の切換弁。
  4. 【請求項4】 弁軸4の少なくとも一端に、弁軸4の左
    右へのスライドに伴って、外部突出位置と内部収納位置
    間でスライドされる切換方向表示ロッド35が取り付け
    られていることを特徴とする請求項1〜3いずれかの切
    換弁。
JP11451798A 1998-04-24 1998-04-24 切換弁 Pending JPH11304022A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086723A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Saginomiya Seisakusho Inc 三方弁および該三方弁を用いた車両用空調装置
JP2016030265A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 新東工業株式会社 低圧鋳造装置
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