JPH11303673A - 内燃機関用制御信号処理システム - Google Patents

内燃機関用制御信号処理システム

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JPH11303673A
JPH11303673A JP11062198A JP11062198A JPH11303673A JP H11303673 A JPH11303673 A JP H11303673A JP 11062198 A JP11062198 A JP 11062198A JP 11062198 A JP11062198 A JP 11062198A JP H11303673 A JPH11303673 A JP H11303673A
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JP
Japan
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frequency
knock
internal combustion
combustion engine
value
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JP11062198A
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Inventor
Takayoshi Honda
隆芳 本多
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の周波数成分を含む複数の周波数成分に
おける周波数解析により、少ないデータで正確な信号処
理を実行すること。 【解決手段】 ノックセンサ1,2で検出されるノック
信号S1,S2波形からゲート区間内の波形が取込ま
れ、A/D変換器22にて所定のタイミング毎にA/D
変換される。このA/D変換値を用いDSP20にてフ
ーリエ変換による周波数解析され複数の周波数成分にお
けるスペクトル強度が求められる。このように、対応す
る周波数における少ないポイント数のA/D変換値を用
いた周波数解析結果としてのノック中心周波数を含む複
数の周波数成分におけるスペクトル強度によれば、ノッ
クの発生かノイズの重畳であるかの特徴が顕著に現れる
ため、内燃機関の運転状態を正確に判定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関で発生さ
れたノック信号に基づき各種制御のための信号処理を実
施する内燃機関用制御信号処理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関用制御信号処理システム
に関連する先行技術文献としては、特開平6−2815
23号公報にて開示されたものが知られている。このも
のでは、ノック検出用信号(ノッキング波形)における
最大振幅波形を中心に特定範囲についてFFT周波数解
析を実行することで、比較的低速の演算処理としメモリ
容量を削減可能とする技術が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ゲート区間
内でノック信号波形が所定のタイミング毎にA/D変換
されたA/D変換値を格納するRAM内から実際にノッ
クが発生している区間の例えば、128ポイントのA/
D変換値を用いたFFT周波数解析では、ポイント数が
少ないため処理時間は短縮される。ところが、ノック中
心周波数やサンプリング周波数がずれると所望のFFT
演算値(スペクトル強度)が得られないという不具合が
あった。
【0004】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、対応する周波数における少な
いポイント数のA/D変換値を用いた周波数解析により
正確な信号処理が実行できる内燃機関用制御信号処理シ
ステムの提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関用制
御信号処理システムによれば、ノック検出手段で検出さ
れるノック信号波形から波形取込手段で所定区間の波形
が取込まれ、演算処理手段によって所定のタイミング毎
にA/D変換されたA/D変換値を用いフーリエ変換に
よる周波数解析され複数の周波数成分におけるスペクト
ル強度が求めらる。この周波数解析結果にはノックの発
生かノイズの重畳であるかの特徴が顕著に現れるため、
運転状態判定手段で内燃機関の運転状態を正確に判定す
ることができる。
【0006】請求項2の内燃機関用制御信号処理システ
ムでは、演算処理手段にてA/D変換値のフーリエ変換
として特定の周波数成分に対してはDFTアルゴリズム
によって正確なスペクトル強度、取込まれた周波数成分
の全般に対してはFFTアルゴリズムによっておおよそ
のスペクトル強度がそれぞれ得られる。これにより、ノ
ックの発生かノイズの重畳であるかの特徴を少ないデー
タ数及び処理時間による周波数解析によって正確に得る
ことができる。
【0007】請求項3の内燃機関用制御信号処理システ
ムでは、演算処理手段によるDFTアルゴリズム及びF
FTアルゴリズムで使用されるA/D変換値が同じであ
るためメモリ容量の増大を抑制することができ、システ
ム全体のコストアップを防ぐことができる。
【0008】請求項4の内燃機関用制御信号処理システ
ムでは、演算処理手段によるDFTアルゴリズムにおい
て、特定の周波数成分としてノック中心周波数における
スペクトル強度が求められる。即ち、ノックが発生して
いるときにはノック中心周波数におけるスペクトル強度
が大きく現れるのである。これにより、ノックの発生を
正確に判定することが可能となる。
【0009】請求項5の内燃機関用制御信号処理システ
ムでは、演算処理手段によるDFTアルゴリズムにおい
て、演算に用いられるデータ数が多いほど正確なスペク
トル強度を得ることができるため、特定の周波数成分の
スペクトル強度を求めるときにはメモリ容量のうち初期
設定値のままのデータも全て用いて周波数解析される。
これにより、特定の周波数成分の周波数成分のスペクト
ル強度を極めて正確に求めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関用制御信号処理システムにおけるECU1
0の構成を示すブロック図である。なお、本実施例の内
燃機関(図示略)は#1気筒〜#6気筒のV型6気筒か
らなり各気筒の点火順序は#1気筒→#2気筒→#3気
筒→#4気筒→#5気筒→#6気筒である。
【0012】図1において、図示しない内燃機関に配設
された2つのノックセンサ1,2にて各気筒毎に発生さ
れるノック信号S1,S2が検出され、ノックセンサ
1,2からのノック信号S1,S2が内燃機関に対する
周知の点火制御等を行う後述のECU(Electronic Con
trol Unit:電子制御ユニット)10に入力される。これ
らノック信号S1,S2は、ECU10内の対応するフ
ィルタ11,12を介してMPX(Multiplexer:多重化
装置)13に入力される。ECU10の後述のホストC
PU30からMPX13へMPX切替信号が入力される
ことで、MPX13にてノック信号S1,S2が切替え
られ後述のノック検出処理に必要なノック検出用信号が
取出される。つまり、フィルタ11,12を介してノッ
ク検出の際に不要なノイズ成分がノック信号S1,S2
から除去されたのちMPX13にてノック検出用信号と
される。
【0013】更に、ノック検出用信号はAMP(Amplif
ier:アンプ)14を介して増幅される。AMP14にて
増幅されたノック検出用信号は後述の周波数解析のため
ECU10のDSP(Digital Signal Processor)20
内のMPX21を介してA/D変換器22に入力され
る。なお、このDSP20は高速の乗算・加算処理可能
なCPUと同等なものと見做すことができる。この他、
内燃機関の図示しない水温センサや吸気圧センサ等から
の各種センサ信号が必要に応じてDSP20内のMPX
21を介してA/D変換器22に入力されている。
【0014】上述のように前処理された各種信号成分
が、DSP20内のA/D変換器22にてA/D変換さ
れ、ノック検出用A/D変換値及びその他のA/D変換
値としてRAM23の対応する記憶領域内にそれぞれ格
納される。なお、ROM24内には後述の各種制御プロ
グラムが予め格納されている。ここで、ノック検出用信
号を周波数解析するためには、乗算・加算処理を高速で
行う必要からDSP20が用いられており、ノック検出
処理におけるA/D変換を行うためには高速処理可能な
A/D変換器22が用いられている。そして、DSP2
0内の演算処理部25によるノック検出処理にて、周波
数解析及びノック判定され、DMA(Direct Memory Ac
cess)26を介してDSP20側からホストCPU30
側へ転送される。なお、演算処理部25からのゲート区
間信号に基づきA/D変換器22によるA/D変換が実
行される。また、DMA26はI/O(Input/Output)
ポートであってもよい。ECU10内のホストCPU3
0では、DSP20からの出力値に基づき#1気筒〜#
6気筒の点火コイル/イグナイタ(図示略)に点火指令
信号#1IGT〜#6IGTが出力インタフェース31
を介して出力され、周知の点火制御が実施される。
【0015】次に、本実施例にかかる内燃機関用制御信
号処理システムを適用しノック検出用信号を抽出しノッ
ク判定する場合について、図2、図3及び図4を参照し
詳細に説明する。ここで、図2は各種信号等の遷移状態
を示すタイムチャート、図3は図2のゲート区間とノッ
ク検出用信号との関係を示す拡大図、図4は図3のA/
D変換タイミングに応じて格納されるRAM値を示す説
明図である。
【0016】図2において、例えば、内燃機関の#1気
筒の#1TDC(Top Dead Center:上死点)を過ぎてノ
ックが発生しているとノックセンサ1からのノック信号
S1として所望の波形が現出される。そして、MPX切
替信号によりMPX13でノックセンサ1が選択される
ことでMPX切替によるノック検出用信号が得られる。
DSP20の演算処理部25からA/D変換器22に出
力されるゲート区間信号に基づきA/D変換器22によ
ってノック検出用信号が順次A/D変換され、後述する
ように、所定のタイミングにてRAM23内の記憶領域
にRAM値(ノック検出用A/D変換値)として格納さ
れる。
【0017】なお、このゲート区間信号によるゲート区
間は、通常ATDC(After Top Dead Center:上死点
後)15°CA(Crank Angle:クランク角)でLowか
らHighと立上がり、ATDC60°CA〜ATDC
90°CAでHighからLowと立下がる。このゲー
ト区間がHighとなる区間を含むようにMPX13が
切替えられノックセンサ1選択とされる。このゲート区
間がHighとなる区間にてノック検出用信号のA/D
変換値が順次取込まれる。そして、ゲート区間がHig
hからLowとなった直後に後述の周波数解析処理が実
行され、そののちノック判定処理が実行される。
【0018】図3に示すように、ゲート区間内のノック
検出用信号がA/D変換タイミング毎に例えば、AD
(0) ,AD(1) ,…,AD(140) ,AD(141) ,…,A
D(291) ,AD(292) と順次A/D変換される。ここ
で、図3の時刻t1 ,t2 ,t3,t4 において、DS
P20のRAM23内には図4(a),図4(b),図
4(c),図4(d)に示すRAM値が格納される。
【0019】図4(a)に示す図3の時刻t1 では、R
AM値にはアドレス$1000,…,$10FF,…と
して全て初期値の「0」が格納されている。そして、図
4(b)に示す図3の時刻t2 では、RAM値にはアド
レス$1000,…,$10FF,…のうち、アドレス
$1000のデータとしてAD(0) 、アドレス$100
1のデータとしてAD(1) 、アドレス$1002のデー
タとしてAD(2) が格納される。また、図4(c)に示
す図3の時刻t3 では、RAM値にはアドレス$100
0,…,$1100,$1101,…のうち、アドレス
$1000のデータとしてAD(0) 、…、アドレス$1
100のデータとしてAD(256) 、アドレス$1101
のデータとしてAD(257) が格納される。
【0020】そして、図4(d)に示す図3の時刻t4
では、RAM値にはアドレス$1000,…,$112
3,$1124,…のうち、アドレス$1000のデー
タとしてAD(0) 、…、アドレス$1123のデータと
してAD(291) 、アドレス$1124のデータとしてA
D(292) が格納され、アドレス$1125以下の各デー
タとしては「0」のままである。したがって、図4
(d)に示す時刻t4 におけるRAM値には、図3に示
すA/D変換タイミングにて、アドレス$1000のデ
ータとしてAD(0) からアドレス$1124のデータと
してAD(292) までの計293個が格納されることとな
る。
【0021】次に、FFT周波数解析おいて、対応する
周波数(取扱周波数域)におけるポイント数の多少によ
る相違について図5を参照して説明する。
【0022】図5に示すように、FFT周波数解析にお
いて、対応する周波数を50〔kHz〕としたとき、ポ
イント数N(2048,1024,…)が多いほど細か
い周波数間隔Δfを取ることができ、即ち、細かい周波
数間隔ΔfのFFT周波数解析結果を得ることができ
る。ここで、周波数間隔Δfとノック検出用信号のサン
プリング周期ft とポイント数Nとには次式(1)の関
係がある。
【0023】
【数1】 Δf=ft /N ・・・(1) つまり、ポイント数Nを少なくすれば、FFT周波数解
析のための周波数間隔Δfは広くなる。一方、周波数間
隔Δfを狭くするには、サンプリング周期ftを小さく
することも考えられるが、周知のサンプリング定理によ
りサンプリング周期ft は信号の2倍以上必要であるこ
とから例えば、25〔kHz〕までの信号が必要であれ
ば50〔kHz〕でサンプリングする必要から小さくで
きない。
【0024】例えば、図5に示すように、対応する周波
数50〔kHz〕で2048ポイントによるFFT20
48(Δf≒24〔Hz〕)の時にはノック中心周波数
f0に対応するFFT演算値が存在するが、1024ポ
イントによるFFT1024以下の時にはノック中心周
波数f0 に対応するFFT演算値が存在しないこととな
る。このため、256ポイントによるFFT256(Δ
f≒196〔Hz〕)の時にはノック中心周波数f0 の
近傍のポイントfa またはポイントfb によるFFT演
算値を使用するしかないこととなる。
【0025】図5の関係について、図6及び図7〜図9
を参照して更に詳しく説明する。なお、図6は対応する
周波数50〔kHz〕でポイント数を無限とする無限ポ
イント時のFFT演算値と対応する周波数50〔kH
z〕でポイント数が有限なFFT2048(FFT演算
値が2048個)〜FFT128(FFT演算値が12
8個)との関係を示す。また、図7〜図9は対応する周
波数50〔kHz〕におけるポイント数の多少とFFT
周波数解析によるスペクトル強度分布を示す。
【0026】図6に示すように、ノック中心周波数f0
に対応するスペクトル強度(FFT演算値)であるFF
T0 がFFT2048の時以外ではポイント数が少ない
ため得られないのである。このため、FFT256の時
にはノック中心周波数f0 の近傍のポイントfa におけ
るFFT演算値FFTa またはポイントfb におけるF
FT演算値FFTb を使用するしかないこととなる。
【0027】図7に示すように、対応する周波数50
〔kHz〕におけるポイント数が2048の時でFFT
2048と多いときにはFFT演算のMAX(最大)値
がノック中心周波数f0 に対応するスペクトル強度(F
FT演算値)として得られている。これに対して、図8
に示すように、対応する周波数50〔kHz〕における
ポイント数が128の時でFFT128と少ないときに
は、本来のMAX値としてのノック中心周波数f0 に対
応するスペクトル強度(FFT演算値)が得られていな
い。
【0028】ところで、図9に示すように、図8と同じ
FFT128であっても、ノック中心周波数f0 やサン
プリング周波数が多少ずれることで、FFT演算のMA
X値がノック中心周波数f0 に対応するスペクトル強度
として得られることもある。即ち、図8及び図9に示す
ように、同じ大きさのノック検出用信号に対して、FF
T演算のMAX値がノック中心周波数f0 に対応するス
ペクトル強度として得られたり、得られなかったりする
と正確なノック判定ができないこととなる。
【0029】そこで、本実施例では、図10及び図11
に示すように、対応する周波数50〔kHz〕における
ポイント数が128の時でFFT128(FFT演算値
が128個)を求め、かつノック中心周波数f0 に対応
するスペクトル強度はDFT周波数解析により求める。
つまり、ノック中心周波数f0 の近傍におけるスペクト
ル強度はノック中心周波数f0 やサンプリング周波数の
多少のずれにより大きく変化するためFFT演算値より
推定することができない。これに対して、ノック中心周
波数f0 以外のスペクトル強度はサンプリング周波数が
多少ずれても大きく変化しないためその近傍のFFT演
算値より推定することができる。したがって、ノック中
心周波数f0 に対応するスペクトル強度はFFT周波数
解析によらず別にDFT周波数解析により求めること
で、対応する周波数50〔kHz〕におけるポイント数
を少なくしてもノック検出用信号に対する周波数解析が
正確に実行できるのである。
【0030】なお、DFT周波数解析で使用するノック
中心周波数f0 値は、DMA26通信でホストCPU3
0から送信されてくるようにしてもよい。これにより、
内燃機関が異なる場合でも、DSP20の共通化が行え
る。また、ノック中心周波数f0 を学習し補正するよう
にしてもよい。これにより、ノック検出精度を向上する
ことができる。
【0031】次に、図3の時刻t4 のRAM値に対する
周波数解析及びノック判定における具体的な手順を示す
図12及び図13を参照して説明する。
【0032】上述したように、図4(d)に示す時刻t
4 のRAM値には、アドレス$1000のデータとして
AD(0) からアドレス$1124のデータとしてAD(2
92)までの計293個が格納され、アドレス$1125
以降のデータとして「0」が格納されている。
【0033】従来の周波数解析では、図12の上段に示
すように、対応する周波数50〔kHz〕におけるポイ
ント数が128個で、格納されているRAM値の最大値
を含むように切出し、その128個のRAM値に基づき
FFT周波数解析が実行される。そして、FFT周波数
解析後では、アドレス$0000のデータとしてFFT
0からアドレス$007FのデータとしてFFT127
が得られる。ところが、図8に示すようにFFT演算の
MAX値がノック中心周波数f0 に対応するスペクトル
強度として図8に示すように得られなかったり、図9に
示すように得られたりするため、周波数解析結果に基づ
き正確にノック判定することができなかった。
【0034】これに対して、本実施例の周波数解析で
は、図12の上段に示すように、従来と同様、対応する
周波数50〔kHz〕におけるポイント数が128個
で、格納されているRAM値の最大値を含むように切出
し、その128個のRAM値に基づきFFT周波数解析
が実行される。更に、図12の下段に示すように、FF
T周波数解析に用いるため切出された128個のRAM
値のデータを含み2048個のデータによるDFT周波
数解析(DFT2048)が実行される。このとき、1
920個(=2048−128)のデータは「0」であ
ると仮定する。
【0035】ポイント数が2048個(N=2048)
であるとき、ノック中心周波数f0のDFT演算値は以
下のようにして算出される。r個目のDFT演算値=
(A2+B2 1/2 となる。但し、A+jBは次式
(2)にて表される。
【0036】
【数2】 A+jB={W(0) ×AD(0) }+{W(1) ×AD(1) }+・・・ +{W(a) ×AD(a) }+・・・ +{W(2046)×AD(2046)}+{W(2047)×AD(2047)} ・・・(2) ここで、W(a) は次式(3)にて表される。ここで、c
os(2π・r・a/N)は実部を表し、jsin(2
π・r・a/N)は虚部を表す。なお、0≦a≦204
7であり、サンプリング周波数がft及びノック中心周
波数f0 のときr=f0 /(ft/N)である。
【0037】
【数3】 W(a) =cos(2π・r・a/N)−jsin(2π・r・a/N) ・・・(3) したがって、通常におけるA+jBの演算では乗算回数
が2N=4096となる。しかし、本実施例では、AD
(47)〜AD(174) の128個のデータしか用いておら
ず、それ以外のAD(a) は全て「0」であるため、W
(a) ×AD(a) =0となる。このため、ポイント数が2
048個であってもAD(47)〜AD(174) の128個だ
け用いるのと同様、即ち、本実施例におけるA+jBの
演算では、乗算回数は256(=128×2)回とな
り、大幅に演算処理を短縮することができる。このよう
な、FFT周波数解析及びDFT周波数解析結果に基づ
き正確にノック判定される。
【0038】また、本実施例の周波数解析の変形例で
は、図13の上段に示すように、従来と同様、対応する
周波数50〔kHz〕におけるポイント数が128個
で、格納されているRAM値の最大値を含むように切出
し、その128個のRAM値に基づきFFT周波数解析
が実行される。更に、図13の下段に示すように、FF
T周波数解析に用いるため切出された128個のRAM
値のデータを含み2048個のデータによるDFT周波
数解析が実行される。このとき、取込まれた293個の
データと初期値「0」のままの1755個のデータとか
らなる2048個のデータによるDFT周波数解析が実
行される。この場合におけるA+jBの演算でも、乗算
回数は586(=293×2)回となり、大幅に演算処
理を短縮することができる。このような、FFT周波数
解析及びDFT周波数解析結果に基づき正確にノック判
定される。
【0039】上記実施例では、ノック・ノイズ判定のた
め25〔kHz〕までの信号成分が必要であるため、F
FT周波数解析では取扱周波数域を0〜50〔kHz〕
とするFFT128が実行され、DFT周波数解析でも
取扱周波数域を0〜50〔kHz〕とするDFT204
8が実行されているが、ノック中心周波数f0 を6〜8
〔kHz〕とした場合、例えば、DFT周波数解析では
取扱周波数域を0〜16〔kHz〕とするDFT102
4が実行されるようにしてもよい。つまり、FFT周波
数解析及びDFT周波数解析における取扱周波数域を替
えてもよい。
【0040】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関用制御信号処理システムで使用されている
ECU10内のDSP20におけるノック検出のベース
制御の処理手順を示す図14のフローチャートに基づい
て説明する。
【0041】図14において、ステップS101でゲー
ト区間信号によるA/D変換器22のゲートON(オ
ン)タイミングであるかが判定される。ステップS10
1の判定条件が成立、即ち、ゲートOFF(オフ)から
ONと立上がるゲート区間の開始時であるときにはま
ず、ステップS102に移行し、RAM23内のノック
検出用A/D変換値の記憶領域の初期化が実行される。
次にステップS103に移行して、A/D変換値の数を
カウントするカウンタが初期値の「0」にリセットされ
る。次にステップS104に移行して、ゲートONとさ
れる。そして、ステップS105に移行し、ゲート区間
中におけるA/D変換値の取込みが開始されたのち、ス
テップS101に戻る。
【0042】このステップS101では、ゲートONタ
イミングでないためステップS106に移行し、ゲート
OFFタイミングであるかが判定される。ステップS1
06の判定条件が成立、即ち、ゲートONからOFFと
立下がるゲート区間の終了時となるまで待って、ステッ
プS107に移行する。ステップS107では、ゲート
OFFとされたのち、ステップS108に移行し、A/
D変換値の取込みが終了される。次にステップS109
に移行して、A/D変換値(図4(d)に示す時刻t4
のRAM値参照)による後述のFFT周波数解析処理及
びDFT周波数解析処理が実行される。次にステップS
110に移行して、ステップS109のFFT周波数解
析及びDFT周波数解析結果による後述のノック判定処
理が実行されたのちステップS101に戻り、以下同様
の処理が繰返し実行される。
【0043】次に、図14のステップS109における
A/D変換値による周波数解析の処理手順を示す図15
のフローチャートに基づいて説明する。
【0044】図15において、まず、ステップS201
でRAM23に格納された全RAM値から2n 個の波形
が切出される。次にステップS202に移行して、周知
のFFT演算処理が実行される。次にステップS203
に移行して、ノック中心周波数f0 のDFT演算処理が
実行され本ルーチンを終了する。
【0045】次に、図14のステップS110における
ノック判定の処理手順を示す図16のフローチャートに
基づき、図17を参照して説明する。ここで、図17は
対応する周波数におけるスペクトル強度の分布例を示す
説明図である。
【0046】図16において、ステップS301でノッ
ク中心周波数f0 のDFT演算値がR0、周波数(f0
+α)のFFT演算値がR1、周波数(f0 −β)のF
FT演算値がR2とされる。次にステップS302に移
行して、周波数(f0 −β)のFFT演算値R2が予め
設定された判定値N1を越えているかが判定される。ス
テップS302の判定条件が成立、即ち、周波数(f0
−β)のFFT演算値R2が判定値N1を越え大きく、
図17(d)に示すような関係にあるときにはステップ
S303に移行し、ノイズと判定され本ルーチンを終了
する。
【0047】一方、ステップS302の判定条件が成立
せず、即ち、周波数(f0 −β)のFFT演算値R2が
判定値N1以下と小さいときにはステップS304に移
行し、ノック中心周波数f0 のDFT演算値R0が予め
設定された判定値K1を越えているかが判定される。ス
テップS304の判定条件が成立、即ち、ノック中心周
波数f0 のDFT演算値R0が判定値K1を越え大きい
ときにはステップS305に移行し、ノック中心周波数
f0 のDFT演算値R0から周波数(f0 +α)のFF
T演算値R1を減算した値が予め設定された判定値K2
を越えているかが判定される。ステップS305の判定
条件が成立、即ち、ノック中心周波数f0 のDFT演算
値R0が周波数(f0 +α)のFFT演算値R1に判定
値K2を加算した値より大きく、図17(b)に示すよ
うな関係にあるときにはステップS306に移行し、ノ
ック大と判定され本ルーチンを終了する。
【0048】一方、ステップS305の判定条件が成立
せず、即ち、ノック中心周波数f0のDFT演算値R0
から周波数(f0 +α)のFFT演算値R1を減算した
値が判定値K2以下であるときにはステップS307に
移行し、更に、ノック中心周波数f0 のDFT演算値R
0から周波数(f0 +α)のFFT演算値R1を減算し
た値が予め設定された判定値K3を越えているかが判定
される。ここで、判定値K3は判定値K2より小さな値
とする。ステップS307の判定条件が成立、即ち、ノ
ック中心周波数f0 のDFT演算値R0が周波数(f0
+α)のFFT演算値R1に判定値K3を加算した値よ
り大きく、図17(c)に示すような関係にあるときに
はステップS308に移行し、ノック小と判定され本ル
ーチンを終了する。一方、ステップS304の判定条件
が成立せず、即ち、ノック中心周波数f0 のDFT演算
値R0が所定値K1以下と小さく、図17(a)に示す
ような関係にあるとき、またはステップS307の判定
条件が成立せず、即ち、ノック中心周波数f0 のDFT
演算値R0が周波数(f0 +α)のFFT演算値R1に
判定値K3を加算した値以下と小さいときにはステップ
S309に移行し、ノックなしと判定され本ルーチンを
終了する。
【0049】このように、本実施例の内燃機関用制御信
号処理システムは、内燃機関で発生されるノック信号S
1,S2波形を検出するノック検出手段としてのノック
センサ1,2と、ノックセンサ1,2で検出されるノッ
ク信号S1,S2波形から所定区間であるゲート区間内
の波形を取込むECU10にて達成される波形取込手段
と、前記波形取込手段で取込まれた波形が所定のタイミ
ング毎にアナログ−ディジタル変換されたA/D変換値
のフーリエ変換による周波数解析を行い複数の周波数成
分におけるスペクトル強度を求めるECU10にて達成
される演算処理手段と、前記演算処理手段による周波数
解析結果に基づき内燃機関の運転状態を判定するECU
10にて達成される運転状態判定手段とを具備するもの
である。
【0050】したがって、ノックセンサ1,2で検出さ
れるノック信号S1,S2波形からゲート区間内の波形
が取込まれ、A/D変換器22にて所定のタイミング毎
にA/D変換されたA/D変換値を用いECU10内の
DSP20にてフーリエ変換による周波数解析され複数
の周波数成分におけるスペクトル強度が求められ、その
結果にて内燃機関の運転状態が判定される。即ち、ノッ
クセンサ1,2で検出されるノック信号S1,S2波形
のうちゲート区間内の波形がA/D変換されディジタル
化され、それらのフーリエ変換による周波数解析で複数
の周波数成分のスペクトル強度が得られる。これによ
り、ノックの発生かノイズの重畳であるかの特徴がその
周波数解析結果に顕著に現れるため、内燃機関の運転状
態を正確に判定することができる。
【0051】また、本実施例の内燃機関用制御信号処理
システムは、ECU10にて達成される演算処理手段で
A/D変換値のフーリエ変換として特定の周波数成分に
対してはDFTアルゴリズムを用い、それ以外の周波数
成分に対してはFFTアルゴリズムを用いるものであ
る。つまり、A/D変換値のフーリエ変換として特定の
周波数成分に対してはDFTアルゴリズムによって正確
なスペクトル強度、取込まれた周波数成分の全般に対し
てはFFTアルゴリズムによっておおよそのスペクトル
強度がそれぞれ得られる。これにより、ノックの発生か
ノイズの重畳であるかの特徴を少ないデータ数及び処理
時間による周波数解析によって正確に得ることができ
る。
【0052】そして、本実施例の内燃機関用制御信号処
理システムは、ECU10にて達成される演算処理手段
がDFTアルゴリズムとFFTアルゴリズムとで同じA
/D変換値を使用するものである。これにより、DSP
20内のRAM23のメモリ容量の増大を抑制すること
ができ、システム全体のコストアップを防ぐことができ
る。
【0053】更に、本実施例の内燃機関用制御信号処理
システムは、ECU10内のDSP20にて達成される
演算処理手段がDFTアルゴリズムにおける特定の周波
数成分をノック中心周波数f0 とするものである。つま
り、ノックが発生しているときには予め分かっている特
定の周波数成分であるノック中心周波数f0 におけるス
ペクトル強度が大きく現れるため、このノック中心周波
数f0 におけるスペクトル強度がDFTアルゴリズムに
よって正確に求められる。これにより、ノックの発生を
正確に判定することが可能となる。
【0054】更にまた、本実施例の内燃機関用制御信号
処理システムは、ECU10にて達成される演算処理手
段がDFTアルゴリズムで使用するデータ数を取込まれ
た前記A/D変換値より多くするものである。つまり、
DFTアルゴリズムにおいては、演算に用いられるデー
タ数が多いほど正確なスペクトル強度を得ることができ
るため、RAM23内の記憶領域のうちA/D変換値が
格納されていない初期設定値「0」のままのデータも全
て用いて周波数解析される。これにより、ノック中心周
波数f0 におけるスペクトル強度を極めて正確に求める
ことができる。
【0055】ところで、上記実施例では、内燃機関で発
生されるノック信号波形をノックセンサ1,2にて検出
しているが、本発明を実施する場合には、これに限定さ
れるものではなく、周知の各気筒に配設された点火プラ
グを利用したイオン電流検出回路を用いてノック信号波
形を検出してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御信号処理システムにおけるECUの構
成を示すブロック図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御信号処理システムにおける各種信号等
の遷移状態を示すタイムチャートである。
【図3】 図3は図2のゲート区間とノック検出用信号
との関係を示す拡大図である。
【図4】 図4は図3のA/D変換タイミングに応じて
格納されるRAM値を示す説明図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御信号処理システムによるFFT周波数
解析で対応する周波数におけるポイント数の多少とノッ
ク中心周波数との関係を示す説明図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御信号処理システムによるFFT周波数
解析で無限ポイント時または有限ポイント時とノック中
心周波数との関係を示す説明図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御信号処理システムによるFFT周波数
解析でポイント数が多いときのスペクトル強度分布とノ
ック中心周波数位置とを示す説明図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御信号処理システムによるFFT周波数
解析でポイント数が少ないときのスペクトル強度分布と
ノック中心周波数位置とを示す説明図である。
【図9】 図9は図8でノック中心周波数位置またはサ
ンプリング周波数がずれたときのスペクトル強度分布と
ノック中心周波数位置とを示す説明図である。
【図10】 図10は本発明の実施の形態の一実施例に
かかる内燃機関用制御信号処理システムにおける周波数
解析によるノック発生時のスペクトル強度の分布例を示
す説明図である。
【図11】 図11は本発明の実施の形態の一実施例に
かかる内燃機関用制御信号処理システムにおける周波数
解析によるノイズ重畳時のスペクトル強度の分布例を示
す説明図である。
【図12】 図12は図3の時刻t4 のRAM値に対す
る周波数解析及びノック判定における具体的な手順を示
す説明図である。
【図13】 図13は図12の変形例を示す説明図であ
る。
【図14】 図14は本発明の実施の形態の一実施例に
かかる内燃機関用制御信号処理システムで使用されてい
るECU内のDSPにおけるノック検出のベース制御の
処理手順を示すフローチャートである。
【図15】 図15は図14のA/D変換値による周波
数解析の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】 図16は図14の周波数解析結果によるノ
ック判定の処理手順を示すフローチャートである。
【図17】 図17は本発明の実施の形態の一実施例に
かかる内燃機関用制御信号処理システムによる対応する
周波数におけるスペクトル強度の分布例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1,2 ノックセンサ 10 ECU(電子制御ユニット) 20 DSP(ディジタルシグナルプロセッサ) 22 A/D変換器 23 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関で発生されるノック信号波形を
    検出するノック検出手段と、 前記ノック検出手段で検出される前記ノック信号波形か
    ら所定区間の波形を取込む波形取込手段と、 前記波形取込手段で取込まれた波形が所定のタイミング
    毎にアナログ−ディジタル変換されたA/D変換値のフ
    ーリエ変換による周波数解析を行い複数の周波数成分に
    おけるスペクトル強度を求める演算処理手段と、 前記演算処理手段による周波数解析結果に基づき前記内
    燃機関の運転状態を判定する運転状態判定手段とを具備
    することを特徴とする内燃機関用制御信号処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記演算処理手段は、前記A/D変換値
    のフーリエ変換として特定の周波数成分に対してはDF
    T(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換)
    アルゴリズムを用い、それ以外の周波数成分に対しては
    FFT(FastFourier Transform:高速フーリエ変換)
    アルゴリズムを用いることを特徴とする請求項1に記載
    の内燃機関用制御信号処理システム。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、前記DFTアルゴ
    リズムと前記FFTアルゴリズムとで同じ前記A/D変
    換値を使用することを特徴とする請求項2に記載の内燃
    機関用制御信号処理システム。
  4. 【請求項4】 前記演算処理手段は、前記DFTアルゴ
    リズムにおける特定の周波数成分をノック中心周波数と
    することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用制御
    信号処理システム。
  5. 【請求項5】 前記演算処理手段は、前記DFTアルゴ
    リズムで使用するデータ数が取込まれた前記A/D変換
    値より多いことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何
    れか1つに記載の内燃機関用制御信号処理システム。
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