JPH1130345A - 粉粒体搬送装置 - Google Patents
粉粒体搬送装置Info
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- JPH1130345A JPH1130345A JP18366197A JP18366197A JPH1130345A JP H1130345 A JPH1130345 A JP H1130345A JP 18366197 A JP18366197 A JP 18366197A JP 18366197 A JP18366197 A JP 18366197A JP H1130345 A JPH1130345 A JP H1130345A
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- powder
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- pinch valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】医薬品工場において原料や中間品としての粉粒
体を所定位置まで搬送して、製剤機械に供給する装置と
してフロービン投入装置が使用されているが、従来は、
投入口にバタフライバルブやチョークバルブを使用して
いるため、ａ．バルブに粉粒体が付着する、ｂ．搬送容
器に取り付けた状態でのバルブの洗浄が困難で自動化が
できない、ｃ．粉粒体が錠剤である場合、それに傷をつ
けてしまう等の課題がある。 【解決手段】そこで、本発明の粉粒体搬送装置では、搬
送容器の下部開口部にはピンチバルブを設置することと
した。ピンチバルブのバルブ本体としての弾性スリーブ
１３はシリコンゴム製とするのが好適で、この場合に
は、錠剤に傷が非常に付きにくくなる。
体を所定位置まで搬送して、製剤機械に供給する装置と
してフロービン投入装置が使用されているが、従来は、
投入口にバタフライバルブやチョークバルブを使用して
いるため、ａ．バルブに粉粒体が付着する、ｂ．搬送容
器に取り付けた状態でのバルブの洗浄が困難で自動化が
できない、ｃ．粉粒体が錠剤である場合、それに傷をつ
けてしまう等の課題がある。 【解決手段】そこで、本発明の粉粒体搬送装置では、搬
送容器の下部開口部にはピンチバルブを設置することと
した。ピンチバルブのバルブ本体としての弾性スリーブ
１３はシリコンゴム製とするのが好適で、この場合に
は、錠剤に傷が非常に付きにくくなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品工場等にお
いてＧＭＰ（Good Manufacturing Practice）に対応し
た粉粒体搬送装置に関するものである。
いてＧＭＰ（Good Manufacturing Practice）に対応し
た粉粒体搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、医薬品工場において原料や中間
品としての粉粒体を所定位置まで搬送して、製剤機械に
供給する装置としてフロービン投入装置が使用されてい
る。このフロービン投入装置は、例えば、図１に示すよ
うに、原料や中間品としての粉粒体（例えば錠剤等）を
搬送容器であるフロービン１により密閉した状態で投入
室２に搬送して製剤機械３に投入する構成であり、投入
室２は製剤機械３を設置した室４の階の上階に設けてい
る。投入室２にはフロービン１を所定の位置の間で搬送
するための搬送コンベヤ５を設置しており、また製剤機
械３から天井を通して上階の所定位置まで粉粒体誘導チ
ューブ６を設置している。この粉粒体誘導チューブ６は
鞘筒７内に構成している。粉粒体誘導チューブ６の上端
にはフロービン接続部８を設けており、このフロービン
接続部８は、シリンダ装置９により、粉粒体誘導チュー
ブ６の上端部１０を昇降駆動する構成としている。また
粉粒体誘導チューブ６の上端部の上方にはシャッター１
１を設置している。フロービン１は下部開口部にバルブ
１２を設けており、このバルブ１２は搬送時に閉として
フロービン１の内部を密閉する。以上の構成において、
搬送コンベヤ５により投入室２の所定位置まで搬送され
たフロービン１のバルブ１２の下端に、開としたシャッ
ター１１を通して粉粒体誘導チューブ６の上端部１０を
当接して接続状態とし、その後、バルブ１２を開として
フロービン１の内部の粉粒体を粉粒体誘導チューブ６に
投入する。
品としての粉粒体を所定位置まで搬送して、製剤機械に
供給する装置としてフロービン投入装置が使用されてい
る。このフロービン投入装置は、例えば、図１に示すよ
うに、原料や中間品としての粉粒体（例えば錠剤等）を
搬送容器であるフロービン１により密閉した状態で投入
室２に搬送して製剤機械３に投入する構成であり、投入
室２は製剤機械３を設置した室４の階の上階に設けてい
る。投入室２にはフロービン１を所定の位置の間で搬送
するための搬送コンベヤ５を設置しており、また製剤機
械３から天井を通して上階の所定位置まで粉粒体誘導チ
ューブ６を設置している。この粉粒体誘導チューブ６は
鞘筒７内に構成している。粉粒体誘導チューブ６の上端
にはフロービン接続部８を設けており、このフロービン
接続部８は、シリンダ装置９により、粉粒体誘導チュー
ブ６の上端部１０を昇降駆動する構成としている。また
粉粒体誘導チューブ６の上端部の上方にはシャッター１
１を設置している。フロービン１は下部開口部にバルブ
１２を設けており、このバルブ１２は搬送時に閉として
フロービン１の内部を密閉する。以上の構成において、
搬送コンベヤ５により投入室２の所定位置まで搬送され
たフロービン１のバルブ１２の下端に、開としたシャッ
ター１１を通して粉粒体誘導チューブ６の上端部１０を
当接して接続状態とし、その後、バルブ１２を開として
フロービン１の内部の粉粒体を粉粒体誘導チューブ６に
投入する。
【０００３】このようなフロービン投入装置におけるバ
ルブ１２は、従来は、バタフライバルブやチョークバル
ブを使用している。
ルブ１２は、従来は、バタフライバルブやチョークバル
ブを使用している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】バタフライバルブやチ
ョークバルブは、いずれも粉粒体の通路内に比較的複雑
な機構のバルブ要素があるため、それが障害物となって
粉粒体が付着してしまう場合があり、洗浄も困難であ
る。そしてバルブ本体及び粉粒体の通路の材質が金属の
場合には、例えば粉粒体が錠剤であると、錠剤に傷を付
けてしまう場合がある。更に、従来のバルブでは、自動
洗浄機で洗浄することは不可能であり、フロービンから
バルブを取り外して手作業で行わざるを得ず、非常に面
倒である。従って、本発明はこのような課題を解決する
ことを目的とするものである。
ョークバルブは、いずれも粉粒体の通路内に比較的複雑
な機構のバルブ要素があるため、それが障害物となって
粉粒体が付着してしまう場合があり、洗浄も困難であ
る。そしてバルブ本体及び粉粒体の通路の材質が金属の
場合には、例えば粉粒体が錠剤であると、錠剤に傷を付
けてしまう場合がある。更に、従来のバルブでは、自動
洗浄機で洗浄することは不可能であり、フロービンから
バルブを取り外して手作業で行わざるを得ず、非常に面
倒である。従って、本発明はこのような課題を解決する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明の粉粒体搬送装置では、搬送容器の下部開
口部にピンチバルブを設置することを提案する。
ために本発明の粉粒体搬送装置では、搬送容器の下部開
口部にピンチバルブを設置することを提案する。
【０００６】そして本発明では、ピンチバルブは、バル
ブ本体としての弾性スリーブと、弾性スリーブを支持
し、この弾性スリーブの外側に対向させて一対の押圧体
を進退可能に支持した支持装置とから構成し、支持装置
は、弾性スリーブの上下端を支持する上部及び下部支持
体間に伸縮可能な支柱を設け、この支柱は伸長方向に付
勢することを提案する。
ブ本体としての弾性スリーブと、弾性スリーブを支持
し、この弾性スリーブの外側に対向させて一対の押圧体
を進退可能に支持した支持装置とから構成し、支持装置
は、弾性スリーブの上下端を支持する上部及び下部支持
体間に伸縮可能な支柱を設け、この支柱は伸長方向に付
勢することを提案する。
【０００７】そして本発明では、上記構成において、ピ
ンチバルブのバルブ本体としての弾性スリーブはシリコ
ンゴム製とすることを提案する。
ンチバルブのバルブ本体としての弾性スリーブはシリコ
ンゴム製とすることを提案する。
【０００８】ピンチバルブは、開の時には、障害物が全
くない筒状となるため、粉粒体が付着してしまうことが
なく、洗浄が容易で、搬送容器に取り付けたままでの自
動洗浄も可能となる。また粉粒体は障害物がない弾性ス
リーブを通るため、粉粒体が錠剤のようなものであって
も、搬送容器からの投入に際して傷つけることがない。
くない筒状となるため、粉粒体が付着してしまうことが
なく、洗浄が容易で、搬送容器に取り付けたままでの自
動洗浄も可能となる。また粉粒体は障害物がない弾性ス
リーブを通るため、粉粒体が錠剤のようなものであって
も、搬送容器からの投入に際して傷つけることがない。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図１は上述したように、医薬品工場に
おいて原料や中間品としての粉粒体を製剤機械に供給す
る装置として使用されているフロービン投入装置に本発
明を適用した例を示すもので、このフロービン投入装置
では、フロービン１の下部開口部に設置するバルブ１２
をピンチバルブとしている。
照して説明する。図１は上述したように、医薬品工場に
おいて原料や中間品としての粉粒体を製剤機械に供給す
る装置として使用されているフロービン投入装置に本発
明を適用した例を示すもので、このフロービン投入装置
では、フロービン１の下部開口部に設置するバルブ１２
をピンチバルブとしている。
【００１０】また、図２〜図４は本発明に係るピンチバ
ルブの具体例を示すものである。符号１３はバルブ本体
としての弾性スリーブであり、上下端にフランジ状部１
４を形成している。この弾性スリーブ１３は後述するよ
うにシリコンゴム製とするのが好適である。符号１５は
支持装置であり、この支持装置１５は、弾性スリーブ１
３のフランジ状部１４の取付口１６を形成した上部支持
体１７と下部支持体１８を設けており、弾性スリーブ１
３は、フランジ状部１４を以て夫々の支持体１７，１８
の取付口１６の周囲に取り付けて支持している。そし
て、下部支持体１８は上部支持体１７の下側に伸縮可能
な支柱１９を介して支持している。支柱１９は夫々の支
持体１７，１８の４隅に対応して設置しており、夫々の
支柱１９は、上部支持体１７の下側に突設した外筒部材
２０と下部支持体１８の上側に突設した内側部材２１と
から構成し、内側部材２１を外筒部材２０内に伸縮可能
に嵌合すると共に、外筒部材２０内には、上部支持体１
７と内側部材２１間に圧縮コイルばね２２を装着してい
る。従って、内側部材２１は圧縮コイルばね２２により
外筒部材２０から伸長する方向に付勢されている。一
方、支持装置１５には、上部支持体１７と下部支持体１
８間に、弾性スリーブ１３の外側に対向させた一対の押
圧体２３を進退可能に支持している。即ち、図の構成に
おいては、上部支持体１７の下側に支持金具２４を突設
し、この支持金具２４にシリンダ装置２５を取り付け
て、作動ロッド２６を横方向に進退可能に設置し、作動
ロッド２６の先端に押圧体２３としての丸パイプを突設
している。この丸パイプ２３は転動可能なローラーとし
て構成することもできる。
ルブの具体例を示すものである。符号１３はバルブ本体
としての弾性スリーブであり、上下端にフランジ状部１
４を形成している。この弾性スリーブ１３は後述するよ
うにシリコンゴム製とするのが好適である。符号１５は
支持装置であり、この支持装置１５は、弾性スリーブ１
３のフランジ状部１４の取付口１６を形成した上部支持
体１７と下部支持体１８を設けており、弾性スリーブ１
３は、フランジ状部１４を以て夫々の支持体１７，１８
の取付口１６の周囲に取り付けて支持している。そし
て、下部支持体１８は上部支持体１７の下側に伸縮可能
な支柱１９を介して支持している。支柱１９は夫々の支
持体１７，１８の４隅に対応して設置しており、夫々の
支柱１９は、上部支持体１７の下側に突設した外筒部材
２０と下部支持体１８の上側に突設した内側部材２１と
から構成し、内側部材２１を外筒部材２０内に伸縮可能
に嵌合すると共に、外筒部材２０内には、上部支持体１
７と内側部材２１間に圧縮コイルばね２２を装着してい
る。従って、内側部材２１は圧縮コイルばね２２により
外筒部材２０から伸長する方向に付勢されている。一
方、支持装置１５には、上部支持体１７と下部支持体１
８間に、弾性スリーブ１３の外側に対向させた一対の押
圧体２３を進退可能に支持している。即ち、図の構成に
おいては、上部支持体１７の下側に支持金具２４を突設
し、この支持金具２４にシリンダ装置２５を取り付け
て、作動ロッド２６を横方向に進退可能に設置し、作動
ロッド２６の先端に押圧体２３としての丸パイプを突設
している。この丸パイプ２３は転動可能なローラーとし
て構成することもできる。
【００１１】本発明に係るピンチバルブは以上の構成に
おいて、上部支持体１７側をフロービン１の下部開口部
に取り付けて使用する。尚、図３、図４ではフロービン
１の下部開口部の図示は省略している。
おいて、上部支持体１７側をフロービン１の下部開口部
に取り付けて使用する。尚、図３、図４ではフロービン
１の下部開口部の図示は省略している。
【００１２】図３はシリンダ装置２５の作動ロッド２６
により丸パイプ２３を後退させた場合の状態を示すもの
で、この場合には、下部支持体１８は、その自重と内側
部材２１を介しての圧縮コイルばね２２の付勢により上
部支持体１７から遠ざかる下方に移動するため弾性スリ
ーブ１３は筒状となる。この状態は後述するようにバル
ブの開状態に対応する。
により丸パイプ２３を後退させた場合の状態を示すもの
で、この場合には、下部支持体１８は、その自重と内側
部材２１を介しての圧縮コイルばね２２の付勢により上
部支持体１７から遠ざかる下方に移動するため弾性スリ
ーブ１３は筒状となる。この状態は後述するようにバル
ブの開状態に対応する。
【００１３】図３の状態から両側のシリンダ装置２５を
動作させて作動ロッド２６を伸長すると、弾性スリーブ
１３を挟んで対向させた一対の丸パイプ２３は、前進し
て弾性スリーブ１３の中間部の外側を線状に押して行く
ので、弾性スリーブ１３は扁平に拡がりながら次第に通
路が括れて狭まってくる。このような変形において弾性
スリーブ１３は、下部支持体１８を介して内側部材２１
を圧縮コイルばね２２の付勢に抗して上昇させ、自体の
下端が上昇する。こうして一対の丸パイプ２３間の間隔
が次第に狭まって、遂には図４に示すように弾性スリー
ブ１３の対向する内壁が線状に当接して、通路が閉とな
る。従ってフロービン１は、この状態において内部の粉
粒体を密閉した状態で搬送することができる。
動作させて作動ロッド２６を伸長すると、弾性スリーブ
１３を挟んで対向させた一対の丸パイプ２３は、前進し
て弾性スリーブ１３の中間部の外側を線状に押して行く
ので、弾性スリーブ１３は扁平に拡がりながら次第に通
路が括れて狭まってくる。このような変形において弾性
スリーブ１３は、下部支持体１８を介して内側部材２１
を圧縮コイルばね２２の付勢に抗して上昇させ、自体の
下端が上昇する。こうして一対の丸パイプ２３間の間隔
が次第に狭まって、遂には図４に示すように弾性スリー
ブ１３の対向する内壁が線状に当接して、通路が閉とな
る。従ってフロービン１は、この状態において内部の粉
粒体を密閉した状態で搬送することができる。
【００１４】このようにしてフロービン１を搬送コンベ
ヤ５により図１に示す所定位置まで搬送した後、シャッ
ター１１を開とすると共に、開としたシャッター１１を
通して上記粉粒体誘導チューブ６の上端部を、ピンチバ
ルブ１２の下端、即ち、下部支持体１８に取り付けてい
る弾性スリーブ１３の下端に当接して、弾性スリーブ１
３と粉粒体誘導チューブ６とを接続状態とする。この状
態において、両側のシリンダ装置２５を動作させて作動
ロッド２６を後退させて、対向している一対の丸パイプ
２３間の間隔を次第に開いて行くと、下部支持体１８
が、その自重と内側部材２１を介しての圧縮コイルばね
２２の付勢により上部支持体１７から遠ざかる下方に移
動すると共に、弾性スリーブ１３は、それまで括れてい
た通路が次第に拡がって行き、遂には、筒状となってピ
ンチバルブ１２の全開状態となる。こうしてフロービン
１内の粉粒体は弾性スリーブ１３内を通って粉粒体誘導
チューブ６内に投入され、この粉粒体誘導チューブ６を
通して粉粒体を製剤機械３に供給することができる。
ヤ５により図１に示す所定位置まで搬送した後、シャッ
ター１１を開とすると共に、開としたシャッター１１を
通して上記粉粒体誘導チューブ６の上端部を、ピンチバ
ルブ１２の下端、即ち、下部支持体１８に取り付けてい
る弾性スリーブ１３の下端に当接して、弾性スリーブ１
３と粉粒体誘導チューブ６とを接続状態とする。この状
態において、両側のシリンダ装置２５を動作させて作動
ロッド２６を後退させて、対向している一対の丸パイプ
２３間の間隔を次第に開いて行くと、下部支持体１８
が、その自重と内側部材２１を介しての圧縮コイルばね
２２の付勢により上部支持体１７から遠ざかる下方に移
動すると共に、弾性スリーブ１３は、それまで括れてい
た通路が次第に拡がって行き、遂には、筒状となってピ
ンチバルブ１２の全開状態となる。こうしてフロービン
１内の粉粒体は弾性スリーブ１３内を通って粉粒体誘導
チューブ６内に投入され、この粉粒体誘導チューブ６を
通して粉粒体を製剤機械３に供給することができる。
【００１５】粉粒体は弾性スリーブ１３の通路が全開と
なる前にも、そこを通過するが、この弾性スリーブ１３
内には、従来のバタフライバルブやチョークバルブのバ
ルブ本体のような要素が全くないので、要素の細部に粉
粒体が付着するというようなことがない。また、障害物
がないため、粉粒体が錠剤であった場合にも、錠剤に傷
がつかない。特に、弾性スリーブ１３の材質としてシリ
コンゴムを利用すれば、通路自体との衝突による傷も防
止できる。
なる前にも、そこを通過するが、この弾性スリーブ１３
内には、従来のバタフライバルブやチョークバルブのバ
ルブ本体のような要素が全くないので、要素の細部に粉
粒体が付着するというようなことがない。また、障害物
がないため、粉粒体が錠剤であった場合にも、錠剤に傷
がつかない。特に、弾性スリーブ１３の材質としてシリ
コンゴムを利用すれば、通路自体との衝突による傷も防
止できる。
【００１６】また、上述したとおり、ピンチバルブ１２
の全開状態では、弾性スリーブ１３は単なる筒状となる
ので、この状態で容易に洗浄を行うことができ、フロー
ビン１の下部開口部に取り付けたままでの自動洗浄機に
よる洗浄も可能となる。
の全開状態では、弾性スリーブ１３は単なる筒状となる
ので、この状態で容易に洗浄を行うことができ、フロー
ビン１の下部開口部に取り付けたままでの自動洗浄機に
よる洗浄も可能となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。ａ．ピンチバルブは、バルブ本体が
開時においては、障害物が全くない筒状となるため、粉
粒体が付着してしまうことがなく、洗浄が容易で、搬送
容器に取り付けたままでの自動洗浄が可能である。ｂ．
粉粒体が錠剤のようなものであっても、搬送容器からの
投入に際してバルブを通る時に傷がつかない。
ような効果がある。ａ．ピンチバルブは、バルブ本体が
開時においては、障害物が全くない筒状となるため、粉
粒体が付着してしまうことがなく、洗浄が容易で、搬送
容器に取り付けたままでの自動洗浄が可能である。ｂ．
粉粒体が錠剤のようなものであっても、搬送容器からの
投入に際してバルブを通る時に傷がつかない。
【図１】 本発明を医薬品工場におけるフロービン投入
装置に適用した例を示す説明図である。
装置に適用した例を示す説明図である。
【図２】 本発明の粉粒体搬送装置に適用するピンチバ
ルブの実施の形態を開状態で示す平面図である。
ルブの実施の形態を開状態で示す平面図である。
【図３】 図２のＡ−Ａ線説明的断面図である。
【図４】 ピンチバルブが閉状態における、図３の同様
な個所の説明的断面図である。
な個所の説明的断面図である。
１ フロービン ２ 投入室 ３ 製剤機械 ４ 製剤機械設置室 ５ 搬送コンベヤ ６ 粉粒体誘導チューブ ７ 鞘筒 ８ フロービン接続部 ８ シリンダ装置 ９ シリンダ装置 １０ 上端部 １１ シャッター １２ バルブ（ピンチバルブ） １３ 弾性スリーブ １４ フランジ状部 １５ 支持装置 １６ 取付口 １７ 上部支持体 １８ 下部支持体 １９ 支柱 ２０ 外筒部材 ２１ 内側部材 ２２ 圧縮コイルばね ２３ 押圧体（丸パイプ） ２４ 支持金具 ２５ シリンダ装置 ２６ 作動ロッド
Claims (3)
- 【請求項１】 搬送容器の下部開口部にピンチバルブを
設置した粉粒体搬送装置 - 【請求項２】 ピンチバルブは、バルブ本体としての弾
性スリーブと、弾性スリーブを支持し、この弾性スリー
ブの外側に対向させて一対の押圧体を進退可能に支持し
た支持装置とから構成し、支持装置は、弾性スリーブの
上下端を支持する上部及び下部支持体間に伸縮可能な支
柱を設け、この支柱は伸長方向に付勢した請求項１記載
の粉粒体搬送装置 - 【請求項３】 ピンチバルブのバルブ本体としての弾性
スリーブはシリコンゴム製である請求項１又は２記載の
粉粒体搬送装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18366197A JPH1130345A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 粉粒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18366197A JPH1130345A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 粉粒体搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1130345A true JPH1130345A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16139725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18366197A Pending JPH1130345A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 粉粒体搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1130345A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106704630A (zh) * | 2017-01-25 | 2017-05-24 | 北京惠众智通机器人科技股份有限公司 | 用于粉末或颗粒物料的气动阀门及计量分装组件 |
| CN107387806A (zh) * | 2017-09-02 | 2017-11-24 | 江苏中科机械有限公司 | 蓄热燃烧装置的柔性切换阀 |
| WO2020130088A1 (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 | 連続生産システム及び連続生産方法 |
| AU2019318553B2 (en) * | 2018-08-10 | 2022-08-04 | Great Plains Manufacturing, Inc. | Seed-flow adjustment system |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP18366197A patent/JPH1130345A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106704630A (zh) * | 2017-01-25 | 2017-05-24 | 北京惠众智通机器人科技股份有限公司 | 用于粉末或颗粒物料的气动阀门及计量分装组件 |
| CN107387806A (zh) * | 2017-09-02 | 2017-11-24 | 江苏中科机械有限公司 | 蓄热燃烧装置的柔性切换阀 |
| AU2019318553B2 (en) * | 2018-08-10 | 2022-08-04 | Great Plains Manufacturing, Inc. | Seed-flow adjustment system |
| US11751502B2 (en) | 2018-08-10 | 2023-09-12 | Great Plains Manufacturing, Inc. | Seed-flow adjustment system |
| WO2020130088A1 (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 | 連続生産システム及び連続生産方法 |
| JP2020097485A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 | 連続生産システム及び連続生産方法 |
| US11964446B2 (en) | 2018-12-19 | 2024-04-23 | Mitsubishi Chemical Engineering Corporation | Continuous production system and continuous production method |
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