JPH11301993A - 産業車両における油圧回路の制御装置 - Google Patents

産業車両における油圧回路の制御装置

Info

Publication number
JPH11301993A
JPH11301993A JP10737298A JP10737298A JPH11301993A JP H11301993 A JPH11301993 A JP H11301993A JP 10737298 A JP10737298 A JP 10737298A JP 10737298 A JP10737298 A JP 10737298A JP H11301993 A JPH11301993 A JP H11301993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
operation lever
hydraulic circuit
control device
operated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10737298A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Eguchi
富士雄 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10737298A priority Critical patent/JPH11301993A/ja
Publication of JPH11301993A publication Critical patent/JPH11301993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイロット式の電磁弁を有する場合であって
も油圧駆動のアクチュエータの動作遅れを除去し、良好
な操作性能を確保し得る産業車両における油圧回路の制
御装置を提供する。 【解決手段】 オペレータが操作レバー13を把持する
と同時に把持センサ11も動作し、この把持センサ11
が動作している間は電磁比例制御弁2に対するパイロッ
ト圧が立つように油圧ポンプ6の駆動を継続するように
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業車両における油
圧回路の制御装置に関し、特にパイロット式の電磁弁を
油圧回路の制御弁として有するフォークリフト等の産業
車両に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】図2は従来技術に係るフォークリフトの油
圧回路の制御装置を示す回路図である。同図に示すよう
に、油圧シリンダ1は、例えばフォークリフトの昇降用
のシリンダであり、パイロット式の電磁比例制御弁2で
その流量が制御される圧油によりリフト(図示せず。)
を昇降する。このリフトの昇降は操作レバー3の操作量
に比例した速度でこれを行なうように電磁比例制御弁2
から油圧シリンダ1に供給する圧油量を制御している。
すなわち、操作レバー3を操作した場合、その操作量に
応じた電気信号がコントローラ4に供給される。コント
ローラ4は操作レバー3が出力する電気信号に基づき油
圧用モータ5と電磁比例制御弁2とを制御する。これに
伴い油圧用モータ5に連結されている油圧ポンプ6が駆
動されて圧油を電磁比例制御弁2に供給する。このと
き、電磁比例制御弁2の開度は操作レバー3の操作量を
表す電気信号に基づきコントローラ4が送出した制御信
号でパイロット圧を介して制御される。
【0004】操作レバー3は、通常その直立位置が中立
(原点)位置となっており、これを後方に倒した場合、
その操作量に応じた電気信号を出力してこの電気信号の
大きさに応じた速度でリフトを上昇させるとともに、前
方に倒した場合、その操作量に応じた電気信号を出力し
てこの電気信号の大きさに応じた速度でリフトを下降さ
せる。この場合、中立位置の近傍では前後方向の一定範
囲に、チャタリングを防止するための不感帯を設けてあ
る。したがって、この操作レバー3はその操作により不
感帯を越えた時点で始めて電気信号を出力し、コントロ
ーラ4も操作レバー3が不感帯を越えた時点で油圧用モ
ータ5の駆動制御を開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く従来技術に
係る制御装置では、操作レバー3が不感帯を越えた時点
で油圧用モータ5の駆動制御が開始されるので、この時
点から油圧ポンプ6の駆動も開始される。このため、電
磁比例制御弁2を制御するパイロット油圧の圧力が所定
の圧力になる、すなわちパイロット圧が立つまでにはど
うしても時間遅れを伴い、これに起因して油圧シリンダ
1の動作の開始もその分遅延する。したがって、一旦操
作レバーを中立位置に戻した後、再度操作する際には、
常に油圧シリンダ1の動作遅れを生起する。かかる応答
遅れは、操作フィーリングの悪化の原因となる。
【0006】一方、当該フォークリフトのオペレータが
電源スイッチをONしているときには、操作レバー3が
中立位置及び不感帯に在るときでも、油圧用モータ5を
介して油圧ポンプ6を継続して駆動しておくようにすれ
ば上述の応答遅れは除去し得る。ところが、この場合に
は油圧を使用していないにも関わらず無駄に油圧ポンプ
6を駆動することとなり、大きなエネルギーロスを生起
するという新たな問題を生起する。
【0007】本願発明は、上記従来技術に鑑み、パイロ
ット式の電磁弁を有する場合であっても油圧駆動のアク
チュエータの動作遅れを除去し、良好な操作性能を確保
し得る産業車両における油圧回路の制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、操作レバーの操作によりパイロット式の電
磁弁を制御して油圧シリンダ等のアクチュエータの駆動
を制御するようになっている産業車両における油圧回路
の制御装置において、オペレータが操作レバーを把持す
ると同時に動作する把持センサを設け、この把持センサ
が動作している間は油圧回路のパイロット圧が立つよう
に油圧ポンプの駆動を継続するように制御することを特
徴とする。
【0009】かかる本発明によれば、オペレータが操作
レバーを把持している間は、パイロット圧が立っている
ので、操作レバーを操作すればこれに直ちに追従してパ
イロット式の電磁弁が動作し、アクチュエータを動作さ
せる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態に係るフォーク
リフトの油圧回路の制御装置を示す回路図である。同図
に示すように、本形態に係る制御装置は図2に示す従来
技術に係る制御装置に把持センサ11を追加したもので
あり、他の構成は同一である。そこで、図2と同一部分
には同一番号を付し重複する説明は省略する。本形態に
係る制御装置の操作レバー13にはそのレバー部13a
に把持センサ11が一体的に埋設してある。把持センサ
11はオペレータがレバー部13aを把持したとき動作
してこの状態を表す電気信号をコントローラ14に送出
する。コントローラ14は操作レバー13が中立位置及
び不感帯に在っても、把持センサ11が動作している場
合には、油圧用モータ5の駆動を継続して油圧ポンプ6
の駆動による電磁比例制御弁2へのパイロット圧の供給
を継続する。このときの油圧用モータ5の回転数は油圧
ポンプ6の回転によりパイロット圧を立てるために必要
な回転を確保できれば良いので、このために必要な最低
の回転数で油圧ポンプ6が回転されるようにコントロー
ラ14で油圧用モータ5の回転数を制御する。
【0012】かかる本形態によれば、オペレータが操作
レバー13を把持したときには、同時に把持センサ11
も動作させることになる。したがって、かかる状態で
は、操作レバー13を中立位置又は不感帯に位置せしめ
た場合でも当該油圧回路のパイロット圧が立つように油
圧ポンプ6の駆動が継続される。したがって、次に操作
レバー13を操作して油圧シリンダ1を駆動する際に
は、電磁比例制御弁2には必要なパイロット圧が直ちに
作用し、操作レバー13の操作と同期して油圧シリンダ
1を駆動することができる。また、操作レバー13が中
立位置及び不感帯に在る場合の油圧ポンプ6の回転数は
電磁比例制御弁2のパイロット圧を立てるために必要な
最低の回転数としたので、この回転によるエネルギーロ
スは最小限度に抑えることができる。
【0013】なお、上記制御装置はフォークリフトのも
のとし説明したが、これに限るものではない。モータグ
レーダ、ホイルローダ等、パイロット式の電磁弁を有す
る油圧回路を備えた産業車両一般に広く適用することが
できる。また、制御対象はフォークリフトの昇降用の油
圧シリンダ1としたが、これはフォークリフトのチルト
用のシリンダの制御にも勿論同様に適用し得る。
【0014】
【発明の効果】以上実施の形態とともに詳細に説明した
通り、本発明は、操作レバーの操作によりパイロット式
の電磁弁を制御して油圧シリンダ等のアクチュエータの
駆動を制御するようになっている産業車両における油圧
回路の制御装置において、オペレータが操作レバーを把
持すると同時に動作する把持センサを設け、この把持セ
ンサが動作している間は油圧回路のパイロット圧が立つ
ように油圧ポンプの駆動を継続するように制御するよう
にしたので、オペレータが操作レバーを把持している間
は、パイロット圧が立っており、操作レバーを操作すれ
ばこれに直ちに追従してパイロット式の電磁弁が動作し
てアクチュエータを動作させる。この結果オペレータの
操作に迅速に追従してアクチュエータを動作させること
ができ、極めて良好な操作性能を確保し得るという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るフォークリフトの油
圧回路の制御装置を示す回路図である。
【図2】従来技術に係るフォークリフトの油圧回路の制
御装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 油圧シリンダ 2 パイロット式の電磁比例制御弁 5 油圧用モータ 6 油圧ポンプ 11 把持センサ 13 操作レバー 14 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーの操作によりパイロット式の
    電磁弁を制御して油圧シリンダ等のアクチュエータの駆
    動を制御するようになっている産業車両における油圧回
    路の制御装置において、 オペレータが操作レバーを把持すると同時に動作する把
    持センサを設け、この把持センサが動作している間は油
    圧回路のパイロット圧が立つように油圧ポンプの駆動を
    継続するように制御することを特徴とする産業車両にお
    ける油圧回路の制御装置。
JP10737298A 1998-04-17 1998-04-17 産業車両における油圧回路の制御装置 Pending JPH11301993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737298A JPH11301993A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 産業車両における油圧回路の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737298A JPH11301993A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 産業車両における油圧回路の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11301993A true JPH11301993A (ja) 1999-11-02

Family

ID=14457439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10737298A Pending JPH11301993A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 産業車両における油圧回路の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11301993A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160038A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社豊田自動織機 荷役車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160038A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社豊田自動織機 荷役車両
US10183851B2 (en) 2016-03-11 2019-01-22 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Cargo vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20110127343A (ko) 중장비 작업기의 상승속도 제어장치
US6189646B1 (en) Traction lock/momentary override
JPH11301993A (ja) 産業車両における油圧回路の制御装置
JP5029244B2 (ja) 産業車両の荷役制御装置
JP2000109299A (ja) カウンタバランス型フォ−クリフトの荷役装置
JPH10213101A (ja) 油圧作業機械の制御装置
JP4556627B2 (ja) 産業車両の油圧制御装置及び産業車両
JP4082879B2 (ja) 産業用車両における駆動制御システム
JP4557205B2 (ja) 油圧機器の制御装置
JP2631933B2 (ja) 産業車両の荷役制御装置
JP2744176B2 (ja) 作業機の安全装置
JP2000344466A (ja) 作業車の操作装置
KR0138161Y1 (ko) 작업조건에 따라 액츄에이터의 속도 조정이 가능한 유압회로
JPH07315793A (ja) 荷役車両における流体圧回路
JPH05195546A (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
JP3118787B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JPH04203506A (ja) 油圧モータの制御装置
JP3865925B2 (ja) ホイールローダの作業モード切換装置
JP2001261295A (ja) フォークリフトトラックのリフトシリンダの制御装置
JP2007084288A (ja) 作業機械
JPH05263436A (ja) 建設機械の自動制御装置
JPH063031Y2 (ja) ブーム起伏用油圧モータの速度切換回路
KR960007978Y1 (ko) 지게차의 포우크 제어용 유압회로
JP2851219B2 (ja) 油圧ポンプ駆動用エンジンの制御方法
JPH0881182A (ja) クレーン作業機械の油圧回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030401