JPH11301824A - 紙接着用加圧ベルト - Google Patents

紙接着用加圧ベルト

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JPH11301824A
JPH11301824A JP10123907A JP12390798A JPH11301824A JP H11301824 A JPH11301824 A JP H11301824A JP 10123907 A JP10123907 A JP 10123907A JP 12390798 A JP12390798 A JP 12390798A JP H11301824 A JPH11301824 A JP H11301824A
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JP
Japan
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belt
heat
fiber
bonding
paper
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JP10123907A
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English (en)
Inventor
Takashi Hirama
孝史 平間
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Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
Original Assignee
Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト表裏面層を構成している樹脂層の摩耗
や屈曲による剥離などの耐久性に関して、ベルト周方向
の柔軟性を損なうことなく、幅方向に剛性を付与する紙
接着用加圧ベルトを提供する。 【解決手段】 耐熱性高強度繊維からなる織物の片面又
は両面に、主原料が熱接着性繊維からなる不織布層3,
4を積層し、ニードルパンチングで絡合一体化した後、
熱プレス等の熱処理によりこの不織布層を接着・硬化さ
せ、平滑性を付与し、該熱接着性繊維の主な配列方向に
高い剛性を有するフェルト構造体からなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片面段ボール紙製
造ラインのコルゲートマシンに組み込まれて使用される
紙接着用加圧ベルトに関するものであり、他に幅広の搬
送ベルトで重量物を搬送するためにベルト幅方向に剛性
を要求される一般のベルトに使用されるベルトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の片面段ボール製造装置は、円周方
向に各々波形の段付けが施され、互いに噛み合うよう設
置された一対の加熱可能な段ロールと糊付け機構部及び
下段ロールに対し圧接可能なプレスロールより構成さ
れ、前記段ロールによって段付けされた中芯紙は、その
段頂部にデンプン糊が塗布された後、プレスロールへと
導かれ、プレスロール側から供給されたライナー紙と、
該プレスロールと下段ロールとの間で圧着・乾燥され、
片面段ボールとなる。
【0003】しかし、このプレスロールによる圧着方法
は、 (1)加圧力及びプレスロール・段ロール間の隙間調整
が難しく、紙表面へのプレスマーク転写やライナー紙切
れなどが発生しやすく、歩留まりが悪い。 (2)接着力が不安定である。 (3)調整頻度が多く、時間を要する。 (4)騒音・振動が大きい。 などの問題が指摘され、近年、ベルトプレスタイプによ
る圧接方法を用いた装置が採用されている。前記装置に
使用されるベルトとしては、当初、スチールベルトが使
用されたが、最近では、安全への配慮から高強度繊維糸
を使った織物タイプのベルトが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記片面段ボール製造
装置に用いられる加圧ベルトに要求される特性は下記の
通りである。 (1)加熱した段ボールと常時圧接するため、高温環境
下での使用に耐える素材としての耐熱性。 (2)中芯紙とライナー紙との十分な接着を行うのに必
要な加圧力を付加・維持するための高張力に耐える強
度。 (3)幅広の段ボール紙による負荷に耐え、かつ、均一
な接着を行うための、紙接着用加圧ベルト幅方向の剛
性。 (4)走行中のシワ・ネジレ及びこれに起因する蛇行を
防止するための走行安定性。 (5)接着後の段ボール紙表面性を良くするためのベル
ト表面平滑性。 (6)ライナーマーク防止(紙接着用加圧ベルトが段ボ
ールに食い込まない)のための高い表面硬度。 (7)ベルト表面に糊が付着しにくい、または、汚れが
付着しても簡単に除去できる表面非粘着性。などが挙げ
られている。
【0005】特に、ベルト幅方向の剛性を上げる方法と
して、様々な方法が考案され開示されている。 (a)織物の経糸・緯糸の形態・織組織を変えたもの。
(特開平6−107311号公報・特開平7−3541
4号公報) (b)幅方向に補強糸・布を積層する。(特開平7−3
15533号公報・特開平8−81029号公報・特開
平8−108913号公報) (c)樹脂層中に補強材を埋設する。(特開平6−48
529号公報) しかし、いずれの場合も、片面段ボール製造装置に使用
される加圧ベルトとして重要なポイントとなる、走行中
の屈曲に耐えうるようベルト周方向の柔軟性を維持しな
がら、ベルト幅方向の剛性を高くする点で十分でなかっ
たり、耐久性・製品への凹凸といった問題があった。
【0006】たとえば、織物の経糸・緯糸径を変えた
り、織物組織を変えた程度では、周方向・幅方向の剛性
差が大きくなりにくく、また、樹脂による硬化では周方
向にも剛性が付与されてしまい耐屈曲性が低下する。
【0007】また、ベルト幅方向にスチールコードなど
の補強糸を積層する方法では、紙とロールとの圧着時、
ベルト表面が凹凸になり易く、樹脂層に補強材を埋設す
る場合でも、該補強材の分布の不均一に起因する表面層
の凹凸や、表面層が摩耗した場合の補強材の脱落といっ
た問題がある。更に、これらの方法ではベルトの厚みが
厚くなってしまうことと相まって、熱伝導性の低下や不
均一性を招くことにもなる。
【0008】現状のベルトにおいては、織物を構成する
糸として、パラ系アラミド繊維に代表される耐熱高強度
高弾性率糸を用いて高強度・高モジュラスのエンドレス
織物とし、この表裏面にポリテトラフルオロエチレン
(以下:PTFE)などの耐熱・非粘着性の樹脂層を形
成したものが見られるが、この場合、周方向と幅方向の
剛性は同程度か、むしろ周方向の方が大きくなり、走行
中にシワ・ネジレを生じ易く、蛇行の原因となってい
た。また、幅方向の剛性不足をベルト周方向への張力負
荷で補うため、余分なベルト張力が必要となり、結果と
してベルトの寿命を短くしている。
【0009】更に、上記構造のベルトは、前述した表裏
面への要求機能をベルト表裏面層を構成している樹脂層
に依存しており、この部分の摩耗や屈曲による剥離など
の耐久性に関して問題がある。
【0010】本発明は、前記課題の解決を目的とし、織
物芯体の片面ないし両面に、主原料が熱接着性繊維から
なる不織布層の構成繊維が、ベルト周方向に対して50
〜130°に配向するように乗せ、ニードルパンチング
で絡合一体化した後、熱処理により該熱接着性繊維を接
着すると共に硬化させることにより、ベルト周方向の柔
軟性を損なうことなく、幅方向に剛性を付与するもので
ある。
【0011】また、該織物芯体と不織布層を積層しニー
ドルパンチングで絡合一体化した後、或いはこれに耐熱
・非粘着性樹脂を含浸・乾燥した後、熱プレス処理を施
し、表面或いは裏面の主原料が熱接着繊維からなる不織
布層を接着硬化させると共に高密度化することにより、
該不織布層に平滑性・耐摩耗性・滑り性・表裏面硬さ・
汚れ防止性などを発現させ、従来のベルトが表裏面に形
成された樹脂層に依存していた機能を代替させるもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題解決
のために下記のような手段を取る。図2において、織物
2を芯体とし、その片面或いは両面に主原料が熱接着性
繊維からなり、かつ該繊維がベルト周方向に対して50
〜130°に配向するように積層された不織布層3及び
4を、ニードルパンチングで絡合一体化しフェルト構造
体とする。
【0013】前記織物芯体2を構成する経糸6及び緯糸
7の繊維素材としては、前記した耐熱性・抗張力性を考
慮し以下の素材を使用することが望ましい。(経糸)パ
ラ系アラミド・ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾ
ール(PBO)・ガラス繊維・炭素繊維等の有機・無機
耐熱高強度高弾性率繊維糸。(緯糸)パラ系アラミド・
ポリアリレート・ポリイミド・ポリエーテルイミド・ポ
リエーテルエーテルケトン(PEEK)・PBO・ガラ
ス繊維・炭素繊維・メタ系アラミド・ポリフェニレンサ
ルファイト(PPS)等の有機・無機耐熱性繊維糸。特
に、ベルト周方向となる経糸については、高強度繊維糸
は必須であり、更に、耐屈曲性を考慮すると、パラ系ア
ラミド繊維・PBO繊維などの有機高強度高弾性率繊維
糸が望ましい。
【0014】不織布層3及び4を構成する主原料となる
熱接着性繊維は、そのガラス転移点以上の温度で熱処理
することにより不織布を構成する繊維同士がその交絡点
で熱接着し、かつ、分子構造が剛直性を示し、全体とし
て剛性を発現するような素材によって構成される。更
に、前記熱接着性繊維に織物素材と同程度の耐熱性が必
要であることは当然のことである。具体的には、ポリア
リレート・ポリエーテルイミド・ポリイミド・PPS及
びその未延伸糸・メタ系アラミドの未延伸糸などが挙げ
られる。又、この不織布層3及び4に、熱処理後の剛性
を調整する目的で、熱接着性繊維と熱接着性を示さない
耐熱繊維を混紡することも可能である。この場合、両者
の混紡比率は、(熱接着性繊維):(非熱接着性繊維)
=100〜60:0〜40%が望ましい。ここでいう、
熱接着性を示さない耐熱繊維とは、具体的には、パラ系
アラミド・PBOなどが挙げられる。
【0015】又、図3に示すように、前記織物芯体2と
不織布3及び4の間に、前記接着性繊維以外の耐熱繊維
からなる不織布層8及び9を中間層として積層一体化す
ることも可能である。この場合の中間不織布層8及び9
は屈曲時のベルト周方向の伸縮層或いは、全体の厚み調
整、及び熱伝導性の調整層となる。
【0016】前記主原料が熱接着性繊維からなる不織布
層3及び4は、一般的な不織布形成法により得られた不
織布、例えば、 (1)カーディングウェッブの不織布 (2)スパンボンドの不織布 (3)スパンレース などを、特定な繊維配列になるように適宜積層して製造
される。特定な繊維配列とは、前述したように、不織布
を構成する熱接着性繊維がベルト周方向に対して50〜
130°の角度に配向するように積層することである。
これにより、熱処理後に発現する剛性をベルト幅方向に
特に大きくすることができる。剛性の適正範囲として
は、後に定義する曲げ剛性においてベルト幅方向で10
kg・cm2〜50kg・cm2 の範囲であり、かつベ
ルト幅方向曲げ剛性がベルト周方向曲げ剛性より大であ
るように配慮する。なお、剛性と曲げ剛性とはその数値
が比例的に対応するので、曲げ剛性を剛性の判断基準と
した。そのため、ウェッブ一層の繊維配列方向が横方向
の場合は、ウェッブの幅方向がベルト周方向に対して5
0〜130°となるように積層する。ウェッブ一層の繊
維配列方向が縦方向の場合は、ウェッブの流れ方向がベ
ルト周方向に対して50〜130°となるように積層す
る。繊維配列方向が主にベルト周方向に一致している
と、熱処理後のベルトの剛性は周方向に高くなり耐屈曲
性が低下する。
【0017】前記織物芯体2と主原料が熱接着性繊維か
らなる不織布3及び4また、熱接着性繊維以外の耐熱性
繊維からなる不織布8及び9との一体化は、主にニード
ルパンチングによる機械的絡合により行われる。
【0018】前記織物芯体2と主原料が熱接着性繊維か
らなる不織布層3及び4、また、熱接着性繊維以外の耐
熱性繊維からなる不織布8及び9との一体化後、熱処理
によって不織布層3及び4に剛性を発現させる処理が施
される。熱処理方法は、熱風或いは熱プレスなどが挙げ
られるが、後述するベルトの表裏面機能を同時に付与す
るのであれば、熱プレス処理が望ましい。又、熱風処理
と熱プレス処理を組み合わせて行っても、剛性を阻害し
ない範囲であれば何ら問題はない。熱処理条件は、不織
布層3及び4を構成する熱接着性繊維素材5によって変
わり、そのガラス転移点以上の温度で熱処理することが
必要である。例えば、不織布層3および4を構成する熱
接着性繊維素材5としてポリアリレート繊維を用いた場
合、そのガラス転移点以上の180〜300℃の温度に
て、10数秒〜20分間処理することにより剛性が発現
する。
【0019】更に、熱処理前後の該フェルト構造体に対
し、耐熱、非粘着性を有する樹脂を含浸することも可能
である。含浸樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレ
ンに代表されるフルオロカーボン系フッ素樹脂及びゴム
又はシリコン樹脂及びゴムが挙げられる。特に、上記樹
脂を含浸・乾燥させた該フェルト構造体に対し熱プレス
処理を施すことにより、表面及び裏面の熱接着性繊維か
ら構成される不織布3及び4において、剛性が発現する
と同時に平滑化処理がなされ、発明が目的とするベルト
に要求される、 a)平滑性 b)耐摩耗性 c)滑り性 d)汚れ防止性 を併せて付与できる点で有効である。この場合、熱プレ
ス条件としては、例えば不織布層3及び4を構成する熱
接着性繊維素材5としてポリアリレート繊維を用いた場
合、そのガラス転移点以上の180〜300℃の温度
と、5〜50kg/cm2 の圧力にて、10数秒〜20
分間処理することが望ましく、これにより不織布3及び
4に剛性が発現するとともに平滑化し、前述した表裏面
機能を発揮する。
【0020】
【発明の実施の形態】織物芯体において、ベルト周方向
の構成糸を耐熱高強度高弾性率糸とすることにより、使
用環境下における耐熱性と抗張力性とを満足し、ベルト
の伸びを抑制し、段ボール製造時のベルトに対する負荷
に耐え、走行安定性を確保できる。
【0021】織物芯体の片面及び両面に積層・一体化さ
れた主原料が熱接着性繊維素材からなる不織布を熱処理
して得られるベルト幅方向の高い剛性によって、ベルト
幅方向に対する負荷に耐え、走行中のベルトのシワ・ネ
ジレを防ぎ、蛇行を抑制し、走行安定性を確保できる。
又、併せて得られる表面の硬さは、段付ロールとベルト
との圧接時、ロール段頂部がベルト表面へ食い込むのを
防止し、これによって発生するマーク転写やライナー紙
切れの事故を抑制できる。
【0022】主原料が熱接着性繊維素材からなる不織布
を熱処理することにより、従来表裏面の樹脂層に依存し
ていた本発明の目的とするベルトとしての下記の要求機
能が満足される。 a)平滑性 b)耐摩耗性 c)滑り性 d)汚れ防止性 特に、熱プレス処理前に該フエルト構造体に対し耐熱・
非粘着性樹脂を含浸加工することにより、上記機能がよ
り一層の効果を発現する。即ち、ベルト表面が平滑とな
り、凹凸がなくなることにより、ライナー紙と中芯紙の
貼り合わせ時、ライナー紙表面にマークが発生するのを
防止し、又、段付きロールとの接触摩耗によるベルト表
面の段差・凹凸の発生を防止できる。ベルト表裏面の摩
耗係数を小さくすることにより、走行中の紙とロールと
の接触摩耗によるベルトの左右・前後への変形も防げ
る。更に表面の平滑性と非粘着性樹脂との効果により、
ライナー紙と中芯紙の接着部から漏洩した糊剤のベルト
への付着を防止し、作業効率を大きく向上させると共
に、メンテナンスも容易となる。
【0023】熱接着性繊維の主な配列が、ベルト周方向
に対し50〜130°となる不織布層と織物芯体を積層
し、ニードルパンチング等により一体化することによ
り、熱処理後に発現する剛性をベルト幅方向に特に大き
くすることができ、これによりベルト周方向の柔軟性
(耐屈曲性)を損なうことなく、幅方向の剛性を付与す
ることができる。
【0024】熱処理後の主原料が熱接着性繊維からなる
不織布は、繊維形態を維持したまま、各々繊維同士の交
絡点において熱接着しており、プレス処理された場合に
は、これに加えて繊維が偏平化することにより表面平滑
となるが、その融点以上に加熱されて繊維形態を失い、
フィルム化したものでないため、ベルト走行中の周方向
の屈曲に十分耐えるだけの靭性を有し、屈曲によるクラ
ックや座屈が起こりにくい。
【0025】以下、本発明の実施例について詳細に説明
する。 [実施例1]パラ系アラミド繊維(商品名:ケブラー
デュポン東レケブラー(株)製)の無撚糸を経糸・緯糸
(1500d)に用いて、斜子組織で袋状に製織した織
物を芯体として、その両面に芳香族ポリエステル短繊維
(商品名:ベクトラン 2.5d×51mm(株)クラ
レ製)をカーディングによって流れ方向に引き揃えたウ
ェッブを作成し、クロスラッパーによりウェッブ中の繊
維が織物の周方向に対して左右60°の角度で配向する
ように積層し、これを両面からニードルパンチング(ニ
ードル密度:2490本/in2 、ニードル針深さ:1
0mm)によって絡合一体化しニードルフェルトを得
た。これを平盤型熱プレス機により、300℃×20k
g/cm2 ×10分の条件にてプレス処理を行い、エン
ドレス状フェルトベルトを得た。その詳細な構成を表1
に示す。
【0026】
【表1】
【0027】[実施例2]パラ系アラミド繊維(商品
名:ケブラー デュポン東レケブラー(株)製)の無撚
糸(2100d)を経糸・緯糸に用いた朱子織物を3周
巻き込み、エンドレス状とした織物を芯体とし、その両
面にパラ系アラミド短繊維(商品名:ケブラー 1.5
d×51mm)を用いて、実施例1と同様にして作成積
層したカードウェッブをニードルパンチングによって絡
合一体化した。更にその上から、実施例1と同じ方法で
作成積層した芳香族ポリエステル短繊維のカードウェッ
ブをニードルパンチング(ニードル密度:3460本/
in2 、ニードル針深さ:10mm)によって絡合一体
化しニードルフェルトを得た。このニードルフェルトに
対しPTFE樹脂(商品名MDF−30J 三井デュポ
ンフロロケミカル(株)製)を含浸し、付着樹脂固形分
が50wt%となるように絞りを調整し、これを80℃
×30分乾燥し、更に350℃×5分の熱風処理を行っ
た。この後、平盤型の熱プレス機により、200℃×1
0kg/cm2×15分の条件にてプレス処理を行いエ
ンドレス状のフェルトベルトを得た。
【0028】[実施例3]経糸、緯糸にパラ系アラミド
繊維(商品名:ケブラー)の無撚糸(1500d)を使
用した斜子織の袋状織物の両面に、メタ系アラミドの未
延伸短繊維(商品名:コーネックス3d×51mm 帝
人(株)製)からなるスパンレース不織布を積層し、ニ
ードルパンチング(ニードル密度:1710本/i
2 、ニードル針深さ:12mm)により絡合一体化し
た。前記スパンレースを構成する繊維は、周方向に対し
左右70°の角度で配向している。このフェルトにテト
ラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合
樹脂(FEP樹脂 商品名:MDF−120J 三井デ
ュポンフロロケミカル(株)製)を含浸し、付着樹脂固
形分が10wt%となるように絞りを調整し、これを8
0℃×30分乾燥し、更に300℃×15分の熱風処理
を行った。この後、平盤型の熱プレス機により、200
℃×20kg/cm2 ×10分の条件にてプレス処理を
行い、エンドレス状のフェルトベルトを得た。
【0029】[実施例4]実施例3と同じ織物芯体両面
に、芳香族ポリエステル短繊維(商品名:ベクトラン
2.5d×51mm(株)クラレ製)とパラ系アラミド
短繊維(商品名:ケブラー 1.5d×51mm)とを
重量比で80:20に混綿し、実施例1と同様にして作
成積層したカードウェッブをニードルパンチング(ニー
ドル密度:2550本/in2 、ニードル針深さ:10
mm)により絡合一体化した。このニードルフェルトに
対し、その両面にFEPフィルム150μm(商品名:
ネオフロンNF−0150 ダイキン工業(株)製)を
熱ロールプレス機を用いて300℃×50kg/cm×
0.5m/分の条件で熱融着させた。
【0030】[比較例1]パラ系アラミド繊維(商品
名:ケブラー)の無撚糸を経糸・緯糸(3000d)に
用いて袋状に製織した平組織の織物の片面に、ペースト
状のPTFE樹脂(商品名:ポリフロンP−9001
ダイキン工業(株)製)を300g/m2塗布し80℃
で乾燥し、ついでもう片面にも同じPTFE樹脂を70
0g/m2塗布し80℃で乾燥し、乾燥後熱風循環式の
乾燥炉で350℃×5分更に処理をした。次に、熱プレ
スロール機を用いて300℃×20kg/cm×2m/
分の条件でプレス処理を行い、表面の平滑なエンドレス
状のベルトを得た。
【0031】[比較例2]実施例1と同じ織物芯体両面
に、パラ系アラミド短繊維(商品名:ケブラー1.5d
×51mm)からなるカードウェッブを実施例1と同様
の方法て積層し、ニードルパンチング(ニードル密度:
2490本/in2 、ニードル針深さ:10mm)にて
絡合一体化した。このフェルトにFEP樹脂(商品名:
MDF−120J)を含浸し、付着樹脂固形分が10w
t%となるように絞りを調整し、これを80℃×30分
乾燥した。更に、熱風循環式乾燥炉で300℃×15分
処理を行い、次に平盤形の熱プレス機により200℃×
20kg/cm2 ×10分の条件でプレス処理を行いエ
ンドレス状のベルトを得た。
【0032】[比較例3]パラ系アラミド繊維(商品
名:ケブラー)の無撚糸を経糸・緯糸(1500d)に
用いて、実施例3と同じ構造に織った織物の両面に実施
例3と同じメタ系アラミドの未延伸短繊維(商品名:コ
ーネックス 3d×51mm)を用いたスパンレース不
織布を、繊維の配列方向が織物の周方向と一致するよう
にして積層した後、ニードルパンチング(ニードル密
度:1710本/in2 、ニードル針深さ:12mm)
によって絡合一体化した。このフェルトに対して、平盤
形熱プレス機で300℃×20kg/cm2 ×10分熱
プレス処理を行いエンドレス状のベルトを得た。これら
の結果を表2に示した。
【0033】
【表2】
【0034】実施例1のベルトは、芳香族ポリエステル
短繊維のウェッブ層をベルト周方向に対し左右60°の
角度で配列させて、熱接着及び硬化させるとともに高密
度化し、ベルト幅方向に高い剛性を有し、かつ表裏面の
硬度が高いフェルトベルトが得られた。実施例2のベル
トは、実施例1と同様な方法で作成したニードルフェル
トにPTFE樹脂を含浸し、熱プレス処理を行ったこと
により幅方向に高い剛性を持ち表面硬度と平滑性が向上
し、更にPTFE樹脂により優れた汚れ除去性と耐摩耗
性を持ったフェルトベルトが得られた。実施例3のベル
トは、メタ系アラミドの未延伸短繊維を使用したスパン
レースの不織布を基布の両面に積層し、ニードルパンチ
ングにより絡合一体化しフェルトを作成した。このフェ
ルトにFEP樹脂を含浸し、熱プレス処理を行ったこと
により実施例2と同様に、幅方向に高い剛性をもち表面
硬度と平滑性が向上し、更にFEP樹脂により優れた汚
れ除去性と耐摩耗性を持ったフェルトベルトが得られ
た。実施例4のベルトは、フェルト表面に熱接着性繊維
を積層したニードルフェルトであり、該フェルト表面に
FEPフィルムを熱プレスロールで熱融着させたことに
より、液晶ポリエステル短繊維からなる熱接着性繊維不
織布層に高い剛性と硬度が発現し、更に該不織布層の熱
接着性によりフィルムとの強固な接着が可能となったフ
ェルトベルトが得られた。
【0035】比較例1の紙接着用加圧ベルトは、幅方向
に補強材が介在しないため、基布に直接塗布したPTF
E樹脂層により汚れ除去性は高いものの、ベルト幅方向
の剛性が不足し、ベルト自体のソリ・ネジレが起きやす
く、また、ベルト長手方向の剛性が高いため、走行中の
耐屈曲性に問題がある紙接着用加圧ベルトとなった。比
較例2のベルトは、表裏面の不織布層を構成する繊維が
熱接着性を有しないため、走行中に毛羽立ちし、この部
分への糊材付着が激しく、更に、ベルトの剛性を含浸樹
脂の硬度に依存しているため、ベルト周方向と幅方向と
の剛性差が小さく、幅方向の剛性自体も十分とはいえな
いベルトとなった。比較例3のベルトは、実施例3と同
様の方法で作成されたが不織布層中の熱接着繊維が主と
してベルト周方向に配向しているため、熱プレス後、ベ
ルト周方向の剛性が強くなり耐屈曲性が劣るベルトとな
った。
【0036】なお、実施例及び比較例について、以下の
方法、条件により物性測定を行った。 (1)強伸度、2.5%伸長時強度:インストロン引張
り試験機 JIS L−1096(一般織物試験法)6.12.A
法に準ずる。 (2)曲げ剛性:30W×250Lのサンプルを図4の
ように設置し、所定位置に荷重を負荷したときのサンプ
ル先端のたわみ量から、下式により求める。 曲げ剛性=WL3 /(3(T/2)) (3)硬度:JIS−A型硬度計 JIS K−6301(加硫ゴム物性試験法)5.2.
2(スプリング式硬さ試験)に準ず。 (4)摩耗減量:テーパー式摩耗試験機 摩耗輪:H−
18 荷重:1000g 3000回摩耗後の減量値(mg)で評価 JIS L−1096 6.17.3C法に準ずる。 (5)汚れ除去性:サンプル表面にデンプン糊を100
g/m2 塗布し乾燥した後、サンプルから引き剥がし、
その時の剥離状態を目視評価 〔評価〕 〇:容易に剥離 △:剥がすのに力を要する ×:糊がサンプル面に付着し、残る (6)平滑性:目視、触感により評価 〔評価〕 〇:毛羽立ちなし △:こすると毛羽立つ ×:毛羽立ちあり
【0037】
【発明の効果】上記結果を整理すると下記のごとくとな
る。 1)ベルト幅方向の剛性と表面硬度を、フエルト構造体
である表裏面の不織布層の繊維素材とその配列方向を選
択することにより、容易に付与でき、またベルト周方向
と幅方向の剛性差のコントロールも容易にできる。これ
により下記効果が生じる。 (a)走行時のベルトのシワ・ネジレが防止でき、ま
た、蛇行が抑制され安定した走行が維持できる。 (b)段ロールのベルトへの食い込みや接触摩耗による
ベルトの凹凸発生が防止でき、紙へのマーク転写やライ
ナー切れが減少する。 (c)ベルトと紙及びロールが幅方向に均一に圧接され
るため、ライナー紙と中芯紙の安定した接着が可能とな
り、また、接着力も向上する。上記の結果から、段ボー
ルの品質向上と生産性の向上が図れる。 2)ベルト幅方向の紙及びロールとの密着性が上がり、
ベルト幅方向に一定の加圧力を得るのに必要な張力を小
さくできる。即ち、必要以上にベルト張力を負荷せずに
すむため、ベルトの耐久性が向上しベルト寿命が伸び
る。更に、片面段ボール製造装置に対する負荷も低減で
き、マシンの寿命も伸びる。これらの結果より、ベルト
のライフアップ・マシンのメンテナンス時間短縮・
段ボール紙の歩留まり向上によるランニングコストの低
減が図れる。 3)不織布層を使用することにより、従来のベルトが表
裏面の樹脂層に依存していた機能が代替でき、従来と同
等の機能が得られると共に、該不織布層は、織物芯体を
挟んで繊維が互いに絡み合った、実質的に連続体となっ
ているため、耐屈曲性などの物性面も改善され耐久性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態を示す紙接着用加圧ベル
トの概略斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す紙接着用加圧ベルトの断
面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す紙接着用加圧ベルト
の断面図である。
【図4】本発明の実施例及び比較例について曲げ剛性の
測定方法を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ベルト 2 織物芯体 3 熱接着性繊維からなる不織布層 4 熱接着性繊維からなる不織布層 5 熱接着性繊維 6 経糸 7 緯糸 8 熱接着性を有しない繊維からなる不織布層 9 熱接着性を有しない繊維からなる不織布層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D03D 15/00 D03D 15/00 A 15/12 15/12 A D06M 17/00 D04H 1/46 C // D04H 1/46 D06M 17/00 H

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性高強度繊維からなる織物の片面又
    は両面に、主原料が熱接着性繊維からなる不織布層を積
    層し、ニードルパンチングで絡合一体化した後、熱プレ
    ス等の熱処理によりこの不織布層を接着・硬化させ、平
    滑性を付与し、該熱接着性繊維の主な配列方向に高い剛
    性を有するフェルト構造体からなることを特徴とする紙
    接着用加圧ベルト。
  2. 【請求項2】 前記不織布層を構成する熱接着性繊維が
    ベルトの周方向に対して50〜130°の角度に配列し
    てなる請求項1記載の紙接着用加圧ベルト。
  3. 【請求項3】 前記フエルト構造体に、耐熱性・非粘着
    性を有する樹脂を含浸・乾燥後、熱処理により、表面又
    は裏面の主原料が熱接着性繊維からなる不織布層を接着
    ・硬化させてなる請求項1又は2記載の紙接着用加圧ベ
    ルト。
  4. 【請求項4】 前記織物を構成する経糸の繊維素材が、
    ポリパラフェニレンテレフタルアミド(以下パラ系アラ
    ミド)・ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール
    (PBO)・ガラス繊維・炭素繊維のいずれかの有機・
    無機高強度高弾性率繊維であり、緯糸がパラ系アラミド
    ・ポリアリレート・ポリイミド・ポリエーテルイミド・
    ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)・PBO・ガ
    ラス繊維・炭素繊維・ポリメタフェニレンイソフタルア
    ミド(以下メタ系アラミド)・ポリフェニレンサルファ
    イト(PPS)のいずれかの耐熱性繊維からなる請求項
    1乃至3のいずれかに記載の紙接着用加圧ベルト。
  5. 【請求項5】 前記熱接着性繊維が、ポリアリレート・
    ポリエーテルイミド・ポリイミド・PPS及びその未延
    伸糸・メタ系アラミドの未延伸糸のいずかの糸からな
    り、ガラス転移点以上の温度で熱処理を施し、各々の繊
    維がその交絡点で熱接着するとともに剛直化し、全体と
    して剛性を発現する素材により構成された請求項1乃至
    4のいずれかに記載の紙接着用加圧ベルト。
  6. 【請求項6】 前記耐熱・非粘着性樹脂が、フッ素・シ
    リコン系樹脂及びゴム、又はその混合物からなる請求項
    3乃至5のいずれかに記載の紙接着用加圧ベルト。
  7. 【請求項7】 前記不織布が、カーディングウェッブ・
    スパンボンド・スパンレースのいずれかから構成され、
    不織布を構成する繊維が一定の方向性を有してなる請求
    項5記載の紙接着用加圧ベルト。
  8. 【請求項8】 前記フェルト構造体の熱処理は、不織布
    を構成する熱接着製繊維のガラス転移点以上の温度で行
    うことからなる請求項1乃至7のいずれかに記載の紙接
    着用加圧ベルト。
  9. 【請求項9】 前記剛性が、ベルト幅方向で10kg・
    cm2 〜50kg・cm2 の範囲であり、かつベルト幅
    方向剛性がベルト周方向剛性より大である請求項1乃至
    8のいずれかに記載の紙接着用加圧ベルト。
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