JPH11301344A - 車両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路 - Google Patents

車両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路

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JPH11301344A
JPH11301344A JP10113434A JP11343498A JPH11301344A JP H11301344 A JPH11301344 A JP H11301344A JP 10113434 A JP10113434 A JP 10113434A JP 11343498 A JP11343498 A JP 11343498A JP H11301344 A JPH11301344 A JP H11301344A
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relay
pulse signal
turn
lamp
turned
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JP10113434A
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Mototatsu Matsunaga
元辰 松永
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Yazaki Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/46Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for giving flashing caution signals during drive, other than signalling change of direction, e.g. flashing the headlights or hazard lights

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレーの接点消耗を極力少なくして耐久性の
向上を図ったターン・ハザードシステムのランプ駆動回
路を提供する。 【解決手段】 車両用ターン・ハザードシステムのラン
プ駆動回路は、ターン・ハザードランプ10をリレーR
Yのリレー接点Cを通じて間欠的に流す電流によって点
滅する。リレーRYのリレー接点Cを、リレー及び前記
バッテリ電源間に設けた半導体スイッチ手段20より先
行してオンさせ、リレーのリレー接点を半導体スイッチ
手段よりも遅れてオフさせるように制御手段300が制
御する。そして、リレー接点及び半導体スイッチ手段を
同時にオンさせる期間ターン・ハザードランプを点灯さ
せる。変更手段30a1が、パルス発生手段30aの発
生する第1及び第2のパルス信号の関係を、一定間隔又
はランダム間隔毎に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ターン・ハザ
ードシステムにおけるランプ駆動回路に係り、特に、ラ
ンプの点滅をリレーのオン・オフによって制御すること
により、リレーの切り換え音によってランプの点滅動作
を確認できるようにした車両用ターン・ハザードシステ
ムのランプ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のランプ駆動回路として、
図8に示すような構成のものが一般に使用されている。
すなわち、バッテリ電源がリレーRYのリレー接点Cを
介してターン・ハザードランプ10に接続されている。
図9(a)に示すようにバッテリ電源がオンされた後、
制御部12に接続したターンスイッチ14a又はハザー
ドスイッチ14bの一方がオン操作されると、制御部1
2がターン・ハザードランプ10の点滅周期に対応した
一定周期のパルス信号を発生する。
【0003】この制御部12の発生するパルス信号をト
ランジスタ16のベースに印加することによって、トラ
ンジスタ16がオン・オフしてリレーコイルLに間欠的
に通電させ、図9(b)に示すようにリレー接点Cを図
示のオフ状態からオン状態に、またその逆にそれぞれ切
り換え、図9(c)に示すようにリレー接点Cを通じて
バッテリ電源からターン・ハザードランプ10に電流を
間欠的に流して点滅させるようになっている。なお、ラ
ンプ駆動回路にリレーRYを使用するのは、リレーの切
り換え音によってランプの点滅動作を確認できるように
するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成と動作に
より、図9に示すように時点t1及びt3において、オ
フしていたリレー接点Cがオンしてターン・ハザードラ
ンプ10がオンすると、ターン・ハザードランプ10に
は図9(d)に示すように大きなラッシュ電流が流れ、
この電流がリレー接点Cにも流れるようになる。しか
し、この大きなラッシュ電流がリレー接点に流れる時点
では、リレー接点Cはオン状態に入ったばかりで、安定
したオン状態にない。また、同図に示すように時点t2
及びt4において、オンしていたリレー接点Cがオフし
てターン・ハザードランプ10がオフするとき、リレー
接点Cにバッテリ電源の電圧がかかっているので、その
接点の開にともなって接点間にアークが発生するように
なる。
【0005】上述のように安定したオン状態にないリレ
ー接点Cに大きなラッシュ電流が流れたり、或いは、接
点間にアークが発生すると、リレー接点Cが消耗してし
まい、長時間の間このようなことが繰り返し生じること
によって、接点の接触不良を招き、ランプ駆動を正常に
行えなくなる。しかし、この種のシステムの性格上、接
点切り換えの頻度が高く、このためリレーには切り換え
回数に対して高い耐久性が求められるので、高級で高価
なリレーを使用したり、或いは、不良となったリレーを
簡単に交換できるように脱着可能なシステム構成を採用
することになるが、このような対応を行うとシステムが
コスト高になるという問題が生じるようになる。
【0006】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、リレーの接点消耗を極力少なくして耐久性の向上
を図った車両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動
回路を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に示
すように、ターン・ハザードランプ10をリレーRYの
リレー接点Cを通じて間欠的に流す電流によって点滅す
るようにした車両用ターン・ハザードシステムのランプ
駆動回路において、前記リレー及び前記バッテリ電源間
に設けた半導体スイッチ手段20と、前記リレーのリレ
ー接点を前記半導体スイッチ手段より先行してオンさ
せ、前記リレーのリレー接点を前記半導体スイッチ手段
よりも遅れてオフさせるように制御し、前記リレー接点
及び前記半導体スイッチ手段を同時にオンさせた期間前
記ターン・ハザードランプを点灯させる制御手段300
とを備えることを特徴とする車両用ターン・ハザードシ
ステムのランプ駆動回路に存する。
【0008】請求項1記載の発明によれば、リレーRY
のリレー接点Cを、リレー及びバッテリ電源間に設けた
半導体スイッチ手段20より先行してオンさせ、リレー
のリレー接点を半導体スイッチ手段よりも遅れてオフさ
せるように制御手段300が制御し、リレー接点及び半
導体スイッチ手段を同時にオンさせた期間ターン・ハザ
ードランプ10を点灯させるようになっているので、リ
レー接点がオンするときとオフするときにはバッテリ電
源の電圧がリレー接点に加わっていないことになり、リ
レー接点のオン時に接点間にターン・ハザードランプが
オンするときの大きなラッシュ電流が流れたり、或いは
リレー接点Cのオフ時に接点間にアークが発生したりす
ることがない。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路におい
て、前記制御手段は、前記リレーのリレー接点を間欠的
にオンさせる第1のパルス信号と、前記半導体スイッチ
手段を間欠的にオンさせるための第2のパルス信号とを
同期して発生するパルス信号発生手段30aと、前記第
1のパルス信号に基づいて前記リレー接点をオンさせる
第1の駆動手段16aと、前記第2のパルス信号に基づ
いて前記半導体スイッチ手段をオンさせる第2の駆動手
段16bとを有し、前記第1のパルス信号は、そのパル
ス幅が前記第2のパルス信号より広く、かつ前記第2の
パルス信号より先行して発生され、前記第2のパルス信
号のパルス幅を越えて持続されることを特徴とする車両
用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路に存す
る。
【0010】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加え、制御手段300のパルス信号発
生手段30aが、リレーRYのリレー接点Cを間欠的に
オンさせる第1のパルス信号と、半導体スイッチ手段2
0を間欠的にオンさせるための第2のパルス信号とを同
期して発生し、第1の駆動手段16aが第1のパルス信
号に基づいてリレー接点Cをオンさせ、第2の駆動手段
16bが第2のパルス信号に基づいて半導体スイッチ手
段20をオンさせ、かつ第1のパルス信号はそのパルス
幅が前記第2のパルス信号より広く、かつ第2のパルス
信号より先行して発生され、第2のパルス信号のパルス
幅を越えて持続されるので、第1の駆動手段16aが第
1のパルス信号により、リレーRYのリレー接点Cを、
第2のパルス信号に基づいて第2の駆動手段16bによ
りオン、オフされる半導体スイッチ手段20よりも先行
してオンさせ、又は遅れてオフさせるようになり、リレ
ー接点Cがオンするときとオフするときには、バッテリ
電源の電圧がリレー接点Cに加わっていないことにな
り、リレー接点Cのオン時に接点間にターン・ハザード
ランプ10がオンするときの大きなラッシュ電流が流れ
たり、或いはリレー接点Cのオフ時に接点間にアークが
発生したりすることがない。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の車
両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路におい
て、前記パルス信号発生手段は、一定間隔又はランダム
間隔毎に、前記第2のパルス信号のパルス幅を前記第1
のパルス信号より広くし、かつ前記第2のパルス信号を
前記第1のパルス信号より先行して発生され、又は、前
記第1のパルス信号のパルス幅を越えて持続させるよう
に、前記第1のパルス信号又は前記第2のパルス信号を
変更する変更手段30a1を有することを特徴とする車
両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路に存す
る。
【0012】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の作用に加え、パルス発生手段30aの有する
変更手段30a1が、一定間隔又はランダム間隔毎に、
第2のパルス信号のパルス幅を第1のパルス信号より広
くし、かつ第2のパルス信号を第1のパルス信号より先
行して発生させ、又は、第1のパルス信号のパルス幅を
越えて持続させるように、第1のパルス信号又は第2の
パルス信号を変更するので、一定間隔又はランダム間隔
毎に、リレー接点Cのオン時に接点間にターン・ハザー
ドランプ10がオンするときの大きなラッシュ電流が流
れたり、或いはリレー接点Cのオフ時に接点間にアーク
が発生したりするようになり、使用中に接点間に入り込
む異物や酸化膜が吹き飛ばされ、接点の大きな消耗を伴
うことなく、接点を常に良好な導通状態に保つことがで
きる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の車両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路
において、前記ターン・ハザードランプ10が、車体の
左右にそれぞれ設けられた左側ターン・ハザードランプ
10a及び右側ターン・ハザードランプ10bを有し、
前記リレーRYが、前記左側ターン・ハザードランプ用
の左側リレーRYa及び前記右側ターン・ハザードラン
プ用の右側リレーRYbを有し、前記制御手段がターン
スイッチ14a及びハザードスイッチ14bを有し、前
記半導体スイッチ手段が、前記左側リレー及び前記右側
リレーに共通に設けられ、前記第1の駆動手段が前記左
側リレー及び前記右側リレーにそれぞれ対応した左側第
1の駆動手段16a1及び右側第1の駆動手段16a2
を有し、前記ターンスイッチ又は前記ハザードスイッチ
の一方の操作に応じて前記パルス信号発生手段がパルス
信号を発生し、かつ前記ターンスイッチの操作に応じて
前記パルス信号発生手段の発生する第1のパルス信号に
基づいて、前記ターンスイッチの操作方向に応じた前記
左側第1の駆動手段又は前記右側第1の駆動手段が前記
前記左側リレー又は前記右側リレーをオンさせることを
特徴とする車両用ターン・ハザードシステムのランプ駆
動回路に存する。
【0014】請求項4記載の発明によれば、請求項2又
は3記載の発明の作用に加え、左側リレーRYa及び右
側リレーRYbにそれぞれ対応した左側第1の駆動手段
16a1及び右側第1の駆動手段16a2が第1のパル
ス信号に基づいてリレー接点Cをオンさせ、第2の駆動
手段16bが第2のパルス信号に基づいて半導体スイッ
チ手段20をオンさせ、左側第1の駆動手段16a1及
び右側第1の駆動手段16a2が第1のパルス信号によ
り、リレーRYのリレー接点Cを、第2のパルス信号に
基づいて第2の駆動手段16bによりオン、オフされる
半導体スイッチ手段20よりも先行してオンさせかつ遅
れてオフさせるようになり、ターンスイッチ14a又は
ハザードスイッチ14bの一方の操作に応じてパルス信
号発生手段30aが第1及び第2のパルス信号を発生
し、リレー接点C及び半導体スイッチ手段20を同時に
オンさせる期間、左側ターン・ハザードランプ10a及
び右側ターン・ハザードランプ10bを点灯させ、ター
ンスイッチ14aの操作に応じてパルス信号発生手段の
発生する第1のパルス信号に基づいて、その操作方向に
応じた左側第1の駆動手段16a1又は右側第1の駆動
手段16a2が左側リレーRYa又は右側リレーRYb
をオンさせるので、ターンスイッチ14a又はハザード
スイッチ14bの操作に応じて左右のターン・ハザード
ランプ10a及び10bが点滅され、その動作中にリレ
ーRYa及びRYbのリレー接点Cが消耗されたり或い
は導通不良となることがなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態を説明する。図2は本発明による車両用ター
ン・ハザードランプシステムのランプ駆動回路の実施の
形態を示し、図中、図8について上述した従来のものと
同等の部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を
省略する。
【0016】図示しない車載のバッテリ電源とリレーR
Yとの間には半導体スイッチ手段としての電界効果トラ
ンジスタ(FET)20が接続されて設けられている。
ターン・ハザードランプ10は、FET20及びリレー
RYのリレー接点Cが同時にオンしたときに、これらを
通じてバッテリ電源からの電流が流されてオン、すなわ
ち点灯されるようになっている。
【0017】リレーRYは、そのリレーコイルLの一端
が電源に接続され、他端が制御用のNPN形スイッチン
グトランジスタ16aを介してアースに接続され、スイ
ッチングトランジスタ16aがオンすると、電源からの
電流がリレーコイルLを通じて流れ、これによってリレ
ーコイルLが付勢されてリレー接点Cが図示のオフ状態
からオン状態に切り換えられる。FET20は、その制
御電極であるゲートが制御用のNPN形スイッチングト
ランジスタ16bを介してアースに接続され、スイッチ
ングトランジスタ16bがオンすると、それまで抵抗1
6cを介して接続されているバッテリ電源の電位に保た
れていたゲートの電位がほぼアース電位まで低下するこ
とによってオンする。
【0018】制御用のスイッチングトランジスタ16a
及び16bのベースには、入力にターンスイッチ14a
及びハザードスイッチ14bが接続されている制御部3
0の出力O1及びO2がそれぞれ接続されている。制御
部30は、予め定めたプログラムによって動作する中央
処理ユニット(CPU)、プログラムや固定データなど
を格納した読み出し専用のメモリ(ROM)及びデータ
処理のためのエリアやデータを格納するためのエリア等
を有する読み出し書き込み自在のメモリ(RAM)を備
えたマイクロコンピュータ(μCOM)により構成され
ている。
【0019】制御部30は、プログラムに従って動作す
るCPUの動作によって、ターンスイッチ14a又はハ
ザードスイッチ14bの一方がオン操作されたとき、そ
の出力O1及びO2にターン・ハザードランプ10の点
滅周期に対応する一定周期のパルス信号をそれぞれ発生
し、これらを制御用のスイッチングトランジスタ16a
及び16bのベースにそれぞれ印加し、そのHレベルの
期間の間、トランジスタ16a及び16bをオンさせる
ようになっている。制御部30の出力O1に発生するパ
ルス信号は、出力O2に発生するパルス信号に比べてH
レベルにある時間が長く、かつその立ち上がりが一定時
間先行し、またその立ち下がりが一定時間遅れるように
なっている。上述した制御部30とスイッチングトラン
ジスタ16a及び16bは、リレーRY及びFET20
を制御する制御手段300を構成し、そのうちの制御部
30はプログラム動作によって変更手段30a1を有す
るパルス信号発生手段30aとして機能する。
【0020】以上の構成を説明したランプ駆動回路の動
作を、各部の状態を示す図3を参照して以下説明する。
【0021】図3(a)に示すようにバッテリ電源がオ
ンされた後、制御部30に接続したターンスイッチ14
a又はハザードスイッチ14bの一方がオン操作される
と、制御部30がターン・ハザードランプ10の点滅周
期に対応した一定周期の第1及び第2のパルス信号を出
力O1及びO2にそれぞれ発生する。この制御部30が
一方の出力O1に発生するパルス信号をスイッチングト
ランジスタ16aのベースに印加することによって、ス
イッチングトランジスタ16aがそのHレベルの期間の
間オンし、Lレベルの期間オフするようになる。スイッ
チングトランジスタ16aはそのオン・オフによって、
リレーコイルLに間欠的に通電させ、図3(b)に示す
ようにリレー接点Cを図示のオフ状態からオン状態に、
またその逆にそれぞれ切り換える。
【0022】制御部30が他方の出力O2に発生するパ
ルス信号をスイッチングトランジスタ16bのベースに
印加することによって、スイッチングトランジスタ16
bがそのHレベルの期間の間オンし、Lレベルの期間オ
フするようになる。スイッチングトランジスタ16bは
そのオン・オフによって、図3(c)に示すようにFE
T20をオフ状態からオン状態に、またその逆にそれぞ
れ切り換える。
【0023】上述のように、図3(b)及び図3(c)
に示すようにリレー接点CとFET20が同時にオンす
ると、これらを通じてバッテリ電源からターン・ハザー
ドランプ10に電流が流れ、その間ターン・ハザードラ
ンプ10は点灯するようになる。
【0024】ここで、FET20がオンしてターン・ハ
ザードランプ10が点灯する時点では、リレー接点Cは
先行して時点t11及びt13において既にオンしてい
るので、ターン・ハザードランプ10に大きなラッシュ
電流が流れる時点では、リレー接点Cは既に安定したオ
ン状態にある。よって、FET20のオンに伴ってター
ン・ハザードランプ10がオンして流れる大きなラッシ
ュ電流がリレー接点Cに流れても、これによってリレー
接点Cが消耗することがない。また、FET20がオフ
してターン・ハザードランプ10が消灯する時点では、
リレー接点Cはオン状態にあり、リレー接点Cが実際に
オフする時点t12及びt14において、リレー接点C
の接点間にはバッテリ電源の電圧がかかっておらす、電
流が流れなくなっているので、接点間にアークが発生す
ることがなく、アークによってリレー接点Cが消耗する
ことがない。
【0025】よって、ターン・ハザードランプ10が長
時間の間繰り返し点滅されることがあっても、接点の消
耗によって接触不良を生じ、ランプ駆動を正常に行えな
くなることがない。従って、切り換え回数に対して格別
に高い耐久性をもった高級で高価なリレーを使用しなく
ても、或いは、不良となったリレーを簡単に交換できる
ように脱着可能なシステム構成を採用しなくてもよくな
り、システムのコスト低減を図ることができる。
【0026】以上概略説明した制御部30の動作の詳細
を、制御部30を構成しているμCOMのCPUがプロ
グラムに従って行う処理を示す図4のフローチャートを
参照して以下説明する。
【0027】CPUは電源の投入によって動作を開始
し、その最初のステップS1においてターンスイッチ1
6a又はハザードスイッチ16bがオンしているか否か
を判定し、判定がYESになるのを待つ。何れかのスイ
ッチがオン操作されてステップS1の判定がYESにな
るとステップS2に進んで制御部30のRAM内の所定
エリアに形成したタイマXをスタートさせるとと共に出
力O1をHレベル(リレーRYのリレー接点Cのオンに
対応する)に立ち上げる。その後ステップS3に進んで
時間T1が経過したか否かを判定し、経過していないと
きには経過するのを待ち、時間T1が経過してステップ
S3の判定がYESになるとステップS4に進んで出力
O2をHレベル(FET20のオンに対応する)に立ち
上げる。
【0028】続いてステップS5に進んで時間T2が経
過したか否かを判定し、経過していないときには経過を
待ち、時間T2が経過してステップS5の判定がYES
になるとステップS6に進んで出力O1をLレベル(リ
レーRYのリレー接点Cのオフに対応する)に立ち下げ
てからステップS7に進む。ステップS7においては時
間T3が経過したか否かを判定し、この判定がYESに
なるのを待ち、時間T3が経過して判定がYESになる
とステップS8に進んで出力O2をLレベル(FET2
0のオフに対応する)に立ち下げてからステップS9に
進む。
【0029】ステップS9においては時間T4(FET
20のオフ期間に対応する)が経過したか否かを判定
し、経過していないときには経過するのを待ち、時間T
4が経過したときには上記ステップS1に戻り、ターン
スイッチ16a又はハザードスイッチ16bがオンして
いるか否かを判定する。依然、ターンスイッチ16a又
はハザードスイッチ16bがオンしているときには、上
述したステップS2〜ステップS9の処理を繰り返し行
って、ターンスイッチ16a又はハザードスイッチ16
bがオフとなってステップS1の判定がNOとなるま
で、制御部30のCPUは出力O1及びO2に相互間に
所定の関係となった第1及び第2のパルス信号を発生す
るようになる。
【0030】図4のフローチャートに従って行った説明
から明らかなように、制御部30のCPUは、リレーの
リレー接点を間欠的にオンさせる第1のパルス信号と、
半導体スイッチ手段であるFET20を間欠的にオンさ
せるための第2のパルス信号とを同期して発生するパル
ス信号発生手段30aとして働いている。
【0031】図2のターン・ハザードランプ駆動回路で
は、ターン・ハザードランプ10は1つしか示していな
いが、実際の車両には、ターン・ハザードランプが車両
の左右のフロント、サイド、リヤに各々、合計6個配さ
れている。ハザード時には6個全てのターン・ハザード
ランプを点滅させるに対し、ターン時にはその方向によ
って左側の3個と右側の3個を別々に点滅させなければ
ならない。
【0032】そこで、このような場合には、図5に示す
ように、FET20と左側のターン・ハザードランプ1
0a及び右側のターン・ハザードランプ10bとの間に
リレーRYa及びRYbを個別に挿入すると共に、リレ
ーRYa及びRYbをオン、オフさせるスイッチングト
ランジスタ16a1及び16a2を個別に設け、ターン
時にはその方向によって一方のスイッチングトランジス
タのみにパルス信号を印加してリレーRYa又はRYb
の一方のみをオン、オフさせ、ハザード時には両方のス
イッチングトランジスタにパルス信号を印加して両方の
リレーRYa及びRYbをオン、オフさせることにな
る。
【0033】図5には制御部30を図示していないが、
この実施の形態においては、制御部はターンスイッチ1
4aの操作方向によって出力O1からの第1のパルス信
号をスイッチングトランジスタ16a1及び16a2の
一方のベースに印加するための選択制御も行う必要があ
る。
【0034】なお、リレーは一般にその製造工程におい
て内部に異物が入り、これがリレー接点Cの接点間に付
着したり、或いは、接点に酸化膜が形成されたりするこ
とがあり、このようなことが生じたときには、接点がオ
ンしても導通しなくなる可能性がある。このため、問題
点として上述したリレー接点Cのオンオフ時の接点消耗
が、異物や酸化膜を飛ばすことで導通不良を解消するの
に役立つという一面もあった。しかし、上述したように
リレー接点Cのオン、オフ時の消耗を防ぐようにした上
述の実施の形態では、リレー接点Cの接点間に異物が付
着したり或いは接点に酸化膜が形成されたりした場合
に、これらを吹き飛ばすことができないため、導通不良
が生じてもこれを解消することができない。
【0035】図6のタイミングチャート図は、このよう
なことを解消するようにしたものの動作を示すもので、
例えば時点t21〜t22の期間では、上述した実施の
形態と同様に、FET20がオンしてターン・ハザード
ランプが点灯する時点t21では、リレー接点Cは時間
Δtだけ先行した時点t21′で既にオンし、またFE
T20がオフしてターン・ハザードランプが消灯する時
点t22では、リレー接点Cは依然オン状態にあり、リ
レー接点Cが時間Δtだけ遅れて実際にオフする時点t
22′において、リレー接点Cの接点間にはバッテリ電
源の電圧がかかっておらす、電流が流れなくなってい
る。
【0036】これに対し、時点t23〜t24の期間及
び時点t25〜t26の期間では、上述した実施の形態
と異なり、リレー接点Cがオンする時点t23、t25
でFET20が既にオンしており、時間Δtだけ遅れて
リレー接点Cがオンしてターン・ハザードランプ10に
大きなラッシュ電流が流れる時点t23′、t25′で
は、リレー接点Cはオン状態になったばかりで安定して
いないので、このような状態でリレー接点Cに流れる大
きなラッシュ電流によってリレー接点Cの接点間に存在
する異物や酸化膜が吹き飛ばされるようになる。また、
リレー接点Cがオフする時点t24′、t26′ではF
ET20はまだオンした状態にあり、一定時間Δtだけ
遅れた時点t24、t26とならないとオフにならず、
接点間にバッテリ電源の電圧がかかっているので、リレ
ー接点Cがオフした瞬間に接点間にアークが発生するよ
うになり、このアークによってリレー接点Cの接点間に
存在する異物や酸化膜が吹き飛ばされるようになる。
【0037】上述した時点t23〜t24や時点t25
〜t26の期間は、通常時点t21〜t22の期間と同
様のことを行っているところに、一定間隔又はランダム
間隔に挿入されるようになっている。この一定間隔やラ
ンダム間隔は、これらの期間に異物や酸化膜が吹き飛ば
されると同時に接点そのものの一部が吹き飛ばされるこ
とによって、リレー接点Cが大きく消耗して、その機能
が損なわれることがない頻度で挿入されるようにする。
このことによって、リレー接点Cのオン時にターン・ハ
ザードランプ10に流れる大きなラッシュ電流やリレー
接点Cの接点間に生じるアークによって、リレー接点C
が頻繁に消耗されることを防ぎつつ、接点間の異物や酸
化膜を適当な頻度で吹き飛ばして、これらによる導通不
良も防ぐようにしたものが得られる。
【0038】図6について上述した動作を行うためのパ
ルス信号を発生する制御部30が行う動作の詳細を、制
御部30のCPUがプログラムに従って行う処理を示す
図7のフローチャートを参照して以下説明する。
【0039】この実施の形態において、時点t23〜t
24や時点t25〜t26の期間を一定間隔に挿入する
場合には、CPUは図4のフローチャートのステップS
1〜9と全く同じ処理を行う。ただし、ステップS9の
判定がYESになったときにはステップS1に戻らずス
テップS10に進んで制御部30のRAM内の所定エリ
アに形成したカウンタYをインクリメントし、次のステ
ップS11においてカウンタYの値が予め定めた所定値
Aに等しいか否かを判定し、判定がNOのときには上記
ステップS1に戻り、判定がYESのときにはステップ
S12に進む。ステップS12においてはカウンタYの
値をクリアすると共に制御部30のRAM内の所定エリ
アに形成したタイマZをスタートさせ、かつ出力お2を
Hレベル(FET20のオンに対応する)に立ち上げ
る。
【0040】続いてステップS13に進んで時間T11
が経過したか否かを判定し、経過していないときには経
過するのを待ち、時間T11が経過してステップS13
の判定がYESになるとステップS14に進んで出力O
1をHレベル(リレーRYのリレー接点Cのオンに対応
する)に立ち上げる。
【0041】続いてステップS15に進んで時間T12
が経過したか否かを判定し、経過していないときには経
過を待ち、時間T12が経過してステップS15の判定
がYESになるとステップS16に進んで出力O2をL
レベル(FET20のオフに対応する)に立ち下げてか
らステップS17に進む。ステップS17においては時
間T13が経過したか否かを判定し、この判定がYES
になるのを待ち、時間T13が経過して判定がYESに
なるとステップS18に進んで出力O1をLレベル(リ
レーRYのリレー接点Cのオフに対応する)に立ち下げ
てからステップS19に進む。
【0042】ステップS19においては時間T14が経
過したか否かを判定し、経過していないときには経過す
るのを待ち、時間T14が経過したときには上記ステッ
プS1に戻り、ターンスイッチ16a又はハザードスイ
ッチ16bがオンしているか否かを判定する。依然、タ
ーンスイッチ16a又はハザードスイッチ16bがオン
しているときには、上述したステップS2〜ステップS
10の処理を繰り返し行って、ターンスイッチ16a又
はハザードスイッチ16bがオフとなってステップS1
の判定がNOとなるまで、制御部30のCPUは出力O
1及びO2に相互間に所定の関係となった第1及び第2
のパルス信号を発生すると共に、一定間隔毎に相互関係
を変更した第1及び第2のパルス信号を発生する。
【0043】なお、時点t23〜t24や時点t25〜
t26の期間をランダムな間隔に挿入する場合には、ス
テップS1において所定範囲内からランダムな数値を選
択し、この値をAとしてステップS11の判定を行うよ
うにすればよい。このように図7のフローチャートを変
更することによって、ランダム間隔で時点t23〜t2
4や時点t25〜t26の期間を挿入することができ
る。
【0044】なお、上述した実施の形態では、リレー接
点Cのオン時とオフ時の両方で異物や酸化膜を吹き飛ば
すようにしているが、何れか一方のみで吹き飛ばすよう
にしてもよい。このようなことを行うには、FET20
のオンとオフの両方を、リレー接点Cのオンとオフに先
行させるか、リレー接点Cのオンとオフよりも遅らせる
ようにすればよい。
【0045】図7のフローチャートに従って行った説明
から明らかなように、制御部30のCPUは、一定間隔
又はランダム間隔毎に、第2のパルス信号のパルス幅を
第1のパルス信号より広くし、かつ第2のパルス信号を
第1のパルス信号より先行して発生され、又は、第1の
パルス信号のパルス幅を越えて持続させるように、第1
のパルス信号又は第2のパルス信号を変更する変更手段
30a1として働いている。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、リレー接
点を半導体スイッチ手段より先行してオンさせ、リレー
接点を半導体スイッチ手段よりも遅れてオフさせるよう
に制御し、リレー接点がオンするときとオフするときに
はバッテリ電源の電圧がリレー接点に加わっていないこ
とになり、リレー接点のオン時に接点間にターン・ハザ
ードランプがオンするときの大きなラッシュ電流が流れ
たり、或いはリレー接点のオフ時に接点間にアークが発
生したりすることがないので、リレーの接点消耗を極力
少なくして耐久性の向上を図ったターン・ハザードシス
テムのランプ駆動回路が得られる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、リレー接点をオンするための
第1のパルス信号が、そのパルス幅を半導体スイッチ手
段をオンするための第2のパルス信号より広く、かつ第
2のパルス信号より先行して発生し、第2のパルス信号
のパルス幅を越えて持続し、リレー接点を半導体スイッ
チ手段よりも先行してオンさせかつ遅れてオフさせるよ
うにし、リレー接点がオンするときとオフするときには
バッテリ電源の電圧がリレー接点に加わらなくし、リレ
ー接点のオン時に接点間にターン・ハザードランプがオ
ンするときの大きなラッシュ電流が流れたり、或いはリ
レー接点のオフ時に接点間にアークが発生したりするこ
とがないようにしているので、リレーの接点消耗を極力
少なくして耐久性の向上を図ったターン・ハザードシス
テムのランプ駆動回路が得られる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、一定間隔又はランダム間隔毎
に、第1のパルス信号又は第2のパルス信号を変更し、
一定間隔又はランダム間隔毎に、リレー接点Cのオン時
に接点間にターン・ハザードランプがオンするときの大
きなラッシュ電流が流れたり、或いはリレー接点Cのオ
フ時に接点間にアークが発生したりするようにしている
ので、使用中に接点間に入り込む異物や酸化膜が吹き飛
ばされ、接点の大きな消耗を伴うことなく、接点を常に
良好な導通状態に保つことができるターン・ハザードシ
ステムのランプ駆動回路が得られる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、請求項2又
は3記載の発明の効果に加えて、ターンスイッチ又はハ
ザードスイッチの操作に応じて左右のターン・ハザード
ランプが点滅され、その動作中にリレー接点Cが消耗さ
れたり或いは導通不良となることがなくなるターン・ハ
ザードシステムのランプ駆動回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のターン・ハザードシステムのランプ駆
動回路の基本構成を示す図である。
【図2】本発明のターン・ハザードシステムのランプ駆
動回路の一実施の形態を示す回路図である。
【図3】図2中の各部の状態を示すタイミングチャート
図である。
【図4】図2中の制御部のCPUが行う処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明のターン・ハザードシステムのランプ駆
動回路の他の実施の形態を示す回路図である。
【図6】本発明のターン・ハザードシステムのランプ駆
動回路の動作の他の実施の形態を示すタイミングチャー
ト図である。
【図7】図6の動作を実現するため図2中の制御部のC
PUが行う処理を示すフローチャートである。
【図8】従来ののターン・ハザードシステムのランプ駆
動回路の一例を示す回路図である。
【図9】図8中の各部の状態を示すタイミングチャート
図である。
【符号の説明】
10 ターン・ハザードランプ 10a 左側ターン・ハザードランプ 10b 右側ターン・ハザードランプ 14a ターンスイッチ 14b ハザードスイッチ 16a 第1の駆動手段(スイッチングトランジス
タ) 16a1 左側第1の駆動手段(スイッチングトランジ
スタ) 16a2 右側第1の駆動手段(スイッチングトランジ
スタ) 16b 第2の駆動手段(スイッチングトランジス
タ) 20 半導体スイッチ手段(FET) 300 制御手段(CPU、スイッチングトランジス
タ) 30a パルス発生手段(CPU) 30a1 変更手段(CPU) RY リレー C リレー接点 RYa 左側リレー RYb 右側リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03K 17/687 H03K 17/687 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターン・ハザードランプをリレーのリレ
    ー接点を通じて間欠的に流す電流によって点滅するよう
    にした車両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回
    路において、 前記リレー及び前記バッテリ電源間に設けた半導体スイ
    ッチ手段と、 前記リレーのリレー接点を前記半導体スイッチ手段より
    先行してオンさせ、前記リレーのリレー接点を前記半導
    体スイッチ手段よりも遅れてオフさせるように制御し、
    前記リレー接点及び前記半導体スイッチ手段を同時にオ
    ンさせた期間前記ターン・ハザードランプを点灯させる
    制御手段とを備えることを特徴とする車両用ターン・ハ
    ザードシステムのランプ駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記リレーのリレー接
    点を間欠的にオンさせる第1のパルス信号と、前記半導
    体スイッチ手段を間欠的にオンさせるための第2のパル
    ス信号とを同期して発生するパルス信号発生手段と、前
    記第1のパルス信号に基づいて前記リレー接点をオンさ
    せる第1の駆動手段と、前記第2のパルス信号に基づい
    て前記半導体スイッチ手段をオンさせる第2の駆動手段
    とを有し、 前記第1のパルス信号は、そのパルス幅が前記第2のパ
    ルス信号より広く、かつ前記第2のパルス信号より先行
    して発生され、前記第2のパルス信号のパルス幅を越え
    て持続されることを特徴とする請求項1記載の車両用タ
    ーン・ハザードシステムのランプ駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記パルス信号発生手段は、一定間隔又
    はランダム間隔毎に、前記第2のパルス信号のパルス幅
    を前記第1のパルス信号より広くし、かつ前記第2のパ
    ルス信号を前記第1のパルス信号より先行して発生さ
    せ、又は、前記第1のパルス信号のパルス幅を越えて持
    続させるように、前記第1のパルス信号又は前記第2の
    パルス信号を変更する変更手段を有することを特徴とす
    る請求項2記載の車両用ターン・ハザードシステムのラ
    ンプ駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記ターン・ハザードランプが車体の左
    右にそれぞれ設けられた左側ターン・ハザードランプ及
    び右側ターン・ハザードランプを有し、 前記リレーが前記左側ターン・ハザードランプ用の左側
    リレー及び前記右側ターン・ハザードランプ用の右側リ
    レーを有し、 前記制御手段がターンスイッチ及びハザードスイッチを
    有し、 前記半導体スイッチ手段が前記左側リレー及び前記右側
    リレーに共通に設けられ、 前記第1の駆動手段が前記左側リレー及び前記右側リレ
    ーにそれぞれ対応した左側第1の駆動手段及び右側第1
    の駆動手段を有し、 前記ターンスイッチ又は前記ハザードスイッチの一方の
    操作に応じて前記パルス信号発生手段がパルス信号を発
    生し、かつ前記ターンスイッチの操作に応じて前記パル
    ス信号発生手段の発生する第1のパルス信号に基づい
    て、前記ターンスイッチの操作方向に応じた前記左側第
    1の駆動手段又は前記右側第1の駆動手段が前記前記左
    側リレー又は前記右側リレーをオンさせることを特徴と
    する請求項2又は3記載の車両用ターン・ハザードシス
    テムのランプ駆動回路。
JP10113434A 1998-04-23 1998-04-23 車両用ターン・ハザードシステムのランプ駆動回路 Abandoned JPH11301344A (ja)

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