JPH11300625A - カップ型砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法 - Google Patents
カップ型砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法Info
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- JPH11300625A JPH11300625A JP11485498A JP11485498A JPH11300625A JP H11300625 A JPH11300625 A JP H11300625A JP 11485498 A JP11485498 A JP 11485498A JP 11485498 A JP11485498 A JP 11485498A JP H11300625 A JPH11300625 A JP H11300625A
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- polished
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 砥石のエッジ部による被研磨基板の過剰研磨
や、該エッジ部の欠けを防止することができるカップ型
砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法を提供す
る。 【解決手段】 砥石支持部材11にリング形状の砥石1
5を取り付ける構造のカップ型砥石10である。砥石1
5のエッジ部分17,19に丸みを設ける。
や、該エッジ部の欠けを防止することができるカップ型
砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法を提供す
る。 【解決手段】 砥石支持部材11にリング形状の砥石1
5を取り付ける構造のカップ型砥石10である。砥石1
5のエッジ部分17,19に丸みを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハや各種
ハードディスク、ガラス基板、液晶パネルなどの被研磨
基板を研磨するのに好適なカップ型砥石及び研磨装置及
び被研磨基板の研磨方法に関するものである。
ハードディスク、ガラス基板、液晶パネルなどの被研磨
基板を研磨するのに好適なカップ型砥石及び研磨装置及
び被研磨基板の研磨方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置の製造工程に
おいて用いられるCMP(化学機械研磨)装置は、ター
ンテーブル上に貼り付けた研磨クロス面上に、回転する
トップリングに装着された被研磨基板を当接すると共
に、研磨クロス上に研磨スラリを供給しながら、被研磨
基板の研磨面を研磨(遊離砥粒研磨)するように構成し
たものである。しかしながらこのCMP装置の場合、研
磨面のパターンの種類や段差(凹凸)の状態によっては
十分に平坦化できないという問題等があった。
おいて用いられるCMP(化学機械研磨)装置は、ター
ンテーブル上に貼り付けた研磨クロス面上に、回転する
トップリングに装着された被研磨基板を当接すると共
に、研磨クロス上に研磨スラリを供給しながら、被研磨
基板の研磨面を研磨(遊離砥粒研磨)するように構成し
たものである。しかしながらこのCMP装置の場合、研
磨面のパターンの種類や段差(凹凸)の状態によっては
十分に平坦化できないという問題等があった。
【0003】そこで上記構造のCMP装置の代わりに、
砥石を被研磨基板に押し付けて砥石面に研磨液を供給し
ながら双方を相対運動させることで被研磨基板を研磨す
る、固定砥粒研磨法が開発されている。そしてこの種の
砥石の中には、砥石支持部材にリング形状の砥石を取り
付けるか、或いはリング状にペレット型の砥石を取り付
けてなる構造のカップ型砥石がある。
砥石を被研磨基板に押し付けて砥石面に研磨液を供給し
ながら双方を相対運動させることで被研磨基板を研磨す
る、固定砥粒研磨法が開発されている。そしてこの種の
砥石の中には、砥石支持部材にリング形状の砥石を取り
付けるか、或いはリング状にペレット型の砥石を取り付
けてなる構造のカップ型砥石がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のカップ型砥石によって被研磨基板を研磨すると、砥石
の周囲の鋭角なエッジ部が被研磨基板を過剰に研磨して
しまい、被研磨基板が均一に研磨できない場合が生じる
恐れがあった。また砥石のエッジ部には、被研磨基板の
研磨中又は被研磨基板への砥石の乗り上げ時などに、大
きな衝撃力が作用し、砥石が欠けてしまう恐れもあっ
た。
のカップ型砥石によって被研磨基板を研磨すると、砥石
の周囲の鋭角なエッジ部が被研磨基板を過剰に研磨して
しまい、被研磨基板が均一に研磨できない場合が生じる
恐れがあった。また砥石のエッジ部には、被研磨基板の
研磨中又は被研磨基板への砥石の乗り上げ時などに、大
きな衝撃力が作用し、砥石が欠けてしまう恐れもあっ
た。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、砥石のエッジ部による被研磨基板の過
剰研磨や、該エッジ部の欠けを防止することができるカ
ップ型砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法を提
供することにある。
ありその目的は、砥石のエッジ部による被研磨基板の過
剰研磨や、該エッジ部の欠けを防止することができるカ
ップ型砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、リング形状の砥石或いはリング状に配列し
たペレット型の砥石を有し、該砥石の表面に被研磨基板
を押し付けて双方の相対運動によって被研磨基板を研磨
するカップ型砥石において、前記砥石のエッジ部分に、
丸み又は面取り又はテーパ面を設けたことを特徴とす
る。また本発明は、前記カップ型砥石と、該砥石の表面
に当接して研磨される被研磨基板と、前記カップ型砥石
と被研磨基板とを相互に相対運動させることで被研磨基
板を砥石に擦り合わせて研磨する駆動機構とを具備して
研磨装置を構成した。また本発明は、リング形状の砥石
或いはリング状に配列したペレット型の砥石を有し且つ
該砥石のエッジ部に丸み又は面取りを設けてなるカップ
型砥石と、該砥石の表面に当接して研磨される被研磨基
板と、前記カップ型砥石と被研磨基板とを相互に相対運
動させることで被研磨基板を砥石に擦り合わせて研磨す
る駆動機構とを具備してなる研磨装置において、前記砥
石の被研磨基板を研磨していない部分に、前記砥石のエ
ッジ部分の丸み又は面取りを再生する砥石形状維持装置
を設けて研磨装置を構成した。また本発明は、リング形
状の砥石或いはリング状に配列したペレット型の砥石を
有してなるカップ型砥石と、該砥石の表面に当接して研
磨される被研磨基板とを相互に相対運動させることで被
研磨基板を砥石に擦り合わせて研磨する被研磨基板の研
磨方法において、被研磨基板を研磨していない位置に移
動して来る砥石のエッジ部分に継続的に丸み又は面取り
を再生していくことを特徴とする。また本発明は、リン
グ形状の砥石或いはリング状に配列したペレット型の砥
石を被研磨基板に当接して回転することで被研磨基板を
研磨するカップ型砥石の被研磨基板を研磨していない位
置に設置され、回転移動して来る砥石のエッジ部分を研
磨して該エッジ部分に継続的に丸み又は面取りを再生し
ていく砥石形状維持装置を構成した。また本発明は、リ
ング状に配列したペレット型の砥石を有し、該砥石の表
面に被研磨基板を押し付けて双方の相対運動によって被
研磨基板を研磨するカップ型砥石において、前記砥石は
その縦断面が平行四辺形に構成され、且つ該砥石は研磨
の際の該砥石の進行方向に向かって被研磨基板に当接す
る側の部分の方が後側に後退するように配設して構成し
た。また本発明は、リング状に配列したペレット型の砥
石を有し、該砥石の表面に被研磨基板を押し付けて双方
の相対運動によって被研磨基板を研磨するカップ型砥石
において、前記砥石に、研磨の際の砥石の進行方向に向
かって前面側のエッジ部にテーパ面を設けることとし
た。
め本発明は、リング形状の砥石或いはリング状に配列し
たペレット型の砥石を有し、該砥石の表面に被研磨基板
を押し付けて双方の相対運動によって被研磨基板を研磨
するカップ型砥石において、前記砥石のエッジ部分に、
丸み又は面取り又はテーパ面を設けたことを特徴とす
る。また本発明は、前記カップ型砥石と、該砥石の表面
に当接して研磨される被研磨基板と、前記カップ型砥石
と被研磨基板とを相互に相対運動させることで被研磨基
板を砥石に擦り合わせて研磨する駆動機構とを具備して
研磨装置を構成した。また本発明は、リング形状の砥石
或いはリング状に配列したペレット型の砥石を有し且つ
該砥石のエッジ部に丸み又は面取りを設けてなるカップ
型砥石と、該砥石の表面に当接して研磨される被研磨基
板と、前記カップ型砥石と被研磨基板とを相互に相対運
動させることで被研磨基板を砥石に擦り合わせて研磨す
る駆動機構とを具備してなる研磨装置において、前記砥
石の被研磨基板を研磨していない部分に、前記砥石のエ
ッジ部分の丸み又は面取りを再生する砥石形状維持装置
を設けて研磨装置を構成した。また本発明は、リング形
状の砥石或いはリング状に配列したペレット型の砥石を
有してなるカップ型砥石と、該砥石の表面に当接して研
磨される被研磨基板とを相互に相対運動させることで被
研磨基板を砥石に擦り合わせて研磨する被研磨基板の研
磨方法において、被研磨基板を研磨していない位置に移
動して来る砥石のエッジ部分に継続的に丸み又は面取り
を再生していくことを特徴とする。また本発明は、リン
グ形状の砥石或いはリング状に配列したペレット型の砥
石を被研磨基板に当接して回転することで被研磨基板を
研磨するカップ型砥石の被研磨基板を研磨していない位
置に設置され、回転移動して来る砥石のエッジ部分を研
磨して該エッジ部分に継続的に丸み又は面取りを再生し
ていく砥石形状維持装置を構成した。また本発明は、リ
ング状に配列したペレット型の砥石を有し、該砥石の表
面に被研磨基板を押し付けて双方の相対運動によって被
研磨基板を研磨するカップ型砥石において、前記砥石は
その縦断面が平行四辺形に構成され、且つ該砥石は研磨
の際の該砥石の進行方向に向かって被研磨基板に当接す
る側の部分の方が後側に後退するように配設して構成し
た。また本発明は、リング状に配列したペレット型の砥
石を有し、該砥石の表面に被研磨基板を押し付けて双方
の相対運動によって被研磨基板を研磨するカップ型砥石
において、前記砥石に、研磨の際の砥石の進行方向に向
かって前面側のエッジ部にテーパ面を設けることとし
た。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかるカップ型砥石10を示す図であり、同図(a)は
側断面図(同図(b)のA−A断面図)、同図(b)は
裏面図、同図(c)は同図(a)のB部分拡大図であ
る。
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかるカップ型砥石10を示す図であり、同図(a)は
側断面図(同図(b)のA−A断面図)、同図(b)は
裏面図、同図(c)は同図(a)のB部分拡大図であ
る。
【0008】同図に示すようにこのカップ型砥石10
は、円板形状の砥石支持部材11の下面に、リング状に
形成された砥石15を取り付けて構成されている。
は、円板形状の砥石支持部材11の下面に、リング状に
形成された砥石15を取り付けて構成されている。
【0009】そして本実施形態においては、砥石15の
下面の内外周のエッジ部17,19にその全体にわたっ
て所定の半径の丸みを持たせている。
下面の内外周のエッジ部17,19にその全体にわたっ
て所定の半径の丸みを持たせている。
【0010】なおこの砥石15は、研磨液を介してその
表面に下記する被研磨基板を擦り付けることで、該砥石
15内の砥粒がスラリーとなって被研磨基板を研磨する
ものである。具体的にこの砥石15の場合は、平均粒子
径が2μm以下のCeO2又はSiO2又はAl2O3
又はZrO2又はMnO2又はMn2O3等からなる砥
粒を、ポリイミド樹脂又はフェノール樹脂又はウレタン
又はPVA(ポリビニルアルコール)等からなる結合剤
によって固めて構成されている。
表面に下記する被研磨基板を擦り付けることで、該砥石
15内の砥粒がスラリーとなって被研磨基板を研磨する
ものである。具体的にこの砥石15の場合は、平均粒子
径が2μm以下のCeO2又はSiO2又はAl2O3
又はZrO2又はMnO2又はMn2O3等からなる砥
粒を、ポリイミド樹脂又はフェノール樹脂又はウレタン
又はPVA(ポリビニルアルコール)等からなる結合剤
によって固めて構成されている。
【0011】次に図2はこのカップ型砥石10を用いて
構成した研磨装置を示す概略斜視図である。同図に示す
ようにカップ型砥石10の上面中央に取り付けた回転軸
31は、これを回転駆動する駆動機構を内蔵した研磨装
置200のアーム部201に取り付けられている。一方
円板形状の被研磨基板(半導体ウエハ)100は基板ホ
ルダ211の上に保持されている。
構成した研磨装置を示す概略斜視図である。同図に示す
ようにカップ型砥石10の上面中央に取り付けた回転軸
31は、これを回転駆動する駆動機構を内蔵した研磨装
置200のアーム部201に取り付けられている。一方
円板形状の被研磨基板(半導体ウエハ)100は基板ホ
ルダ211の上に保持されている。
【0012】基板ホルダ211及び被研磨基板100は
テーブル213内に露出するように設置されており、該
基板ホルダ211及び被研磨基板100の上面とテーブ
ル213の上面とは略同一面となるように構成されてい
る。
テーブル213内に露出するように設置されており、該
基板ホルダ211及び被研磨基板100の上面とテーブ
ル213の上面とは略同一面となるように構成されてい
る。
【0013】またテーブル213は基板ホルダ211と
共に研磨装置200の基台203上において図示しない
駆動機構によって直線方向(矢印J方向)に移動自在に
構成されている。
共に研磨装置200の基台203上において図示しない
駆動機構によって直線方向(矢印J方向)に移動自在に
構成されている。
【0014】そして基板ホルダ211とカップ型砥石1
0とをそれぞれ独立に回転しながら被研磨基板100に
砥石15を押し付け、同時にテーブル213を直線運動
させれば、被研磨基板100表面全体の研磨が行なわれ
る。
0とをそれぞれ独立に回転しながら被研磨基板100に
砥石15を押し付け、同時にテーブル213を直線運動
させれば、被研磨基板100表面全体の研磨が行なわれ
る。
【0015】その際砥石15の内外周のエッジ部17,
19(図1参照)は鋭角ではなく丸みをもって形成され
ているので、被研磨基板100を研磨している最中に該
エッジ部17,19によって被研磨基板100が過剰研
磨される恐れはなく、被研磨基板100の表面全体を均
一に研磨することができる。
19(図1参照)は鋭角ではなく丸みをもって形成され
ているので、被研磨基板100を研磨している最中に該
エッジ部17,19によって被研磨基板100が過剰研
磨される恐れはなく、被研磨基板100の表面全体を均
一に研磨することができる。
【0016】また砥石15が被研磨基板100を研磨し
ている最中や、エッジ部17,19が被研磨基板100
の外周に乗り上げる時などにも、エッジ部17,19に
大きな衝撃力が作用することはなく、スムーズな動作が
行なえ、従って砥石15のエッジ部17,19部分が欠
けてしまうこともなくなる。
ている最中や、エッジ部17,19が被研磨基板100
の外周に乗り上げる時などにも、エッジ部17,19に
大きな衝撃力が作用することはなく、スムーズな動作が
行なえ、従って砥石15のエッジ部17,19部分が欠
けてしまうこともなくなる。
【0017】なお上記実施形態においては砥石15のエ
ッジ部17,19に丸みを設けたが、その代りに図3に
示すように、エッジ部17,19に面取りを施しても良
い。このように構成しても前記実施形態と同様の作用を
発揮する。
ッジ部17,19に丸みを設けたが、その代りに図3に
示すように、エッジ部17,19に面取りを施しても良
い。このように構成しても前記実施形態と同様の作用を
発揮する。
【0018】ところで上記砥石15の場合、これを使用
して研磨を行なっていくと、その表面が摩耗して前記エ
ッジ部17,19がなくなっていく。
して研磨を行なっていくと、その表面が摩耗して前記エ
ッジ部17,19がなくなっていく。
【0019】図4は該摩耗するエッジ部17,19を再
生する機能を備えた研磨装置を示す要部概略断面図であ
る。
生する機能を備えた研磨装置を示す要部概略断面図であ
る。
【0020】同図において前記図2に示す研磨装置20
0と同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は省
略する。即ち、この研磨装置200′においても、基板
ホルダ211の上に被研磨基板(半導体ウエハ)100
を保持し、基板ホルダ211及び被研磨基板100をテ
ーブル213面に露出せしめ、その上に前記カップ型砥
石10を配置して構成されている。
0と同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は省
略する。即ち、この研磨装置200′においても、基板
ホルダ211の上に被研磨基板(半導体ウエハ)100
を保持し、基板ホルダ211及び被研磨基板100をテ
ーブル213面に露出せしめ、その上に前記カップ型砥
石10を配置して構成されている。
【0021】この研磨装置200′において前記図2に
示す研磨装置200と相違する点は、テーブル213の
一部に、基板ホルダ211から離れる方向に向かう1本
の溝221を設け、その中に砥石形状維持部材223を
収納した点である。
示す研磨装置200と相違する点は、テーブル213の
一部に、基板ホルダ211から離れる方向に向かう1本
の溝221を設け、その中に砥石形状維持部材223を
収納した点である。
【0022】この砥石形状維持部材223は、その下部
に車輪225が取り付けられることで、溝221内を矢
印C方向に直線運動自在となるように構成されている。
また砥石形状維持部材223の上面には、前記砥石15
の形状と同一形状の凹部227が設けられている。この
凹部227の内表面はこの凹部227内を砥石15が通
過することによって該砥石15表面を研磨して凹部22
7の形状と同一形状にするように機能する。
に車輪225が取り付けられることで、溝221内を矢
印C方向に直線運動自在となるように構成されている。
また砥石形状維持部材223の上面には、前記砥石15
の形状と同一形状の凹部227が設けられている。この
凹部227の内表面はこの凹部227内を砥石15が通
過することによって該砥石15表面を研磨して凹部22
7の形状と同一形状にするように機能する。
【0023】そして前記図2に示す研磨装置200と同
様に、回転する基板ホルダ211に保持された被研磨基
板100に、回転するカップ型砥石10の砥石15を押
し付け、同時に基板ホルダ211を保持するテーブル2
13をスライド運動させることにより、被研磨基板10
0を研磨するが、該研磨の最中に砥石15は被研磨基板
100を研磨していない部分において砥石形状維持部材
223の凹部227の内表面によって研磨され、これに
よって被研磨基板100の研磨によって消耗したエッジ
部17,19の再生が図られる。砥石15は直線J方向
にスライドするが、砥石形状維持部材223もこれに追
従し、常に砥石15を再生する。
様に、回転する基板ホルダ211に保持された被研磨基
板100に、回転するカップ型砥石10の砥石15を押
し付け、同時に基板ホルダ211を保持するテーブル2
13をスライド運動させることにより、被研磨基板10
0を研磨するが、該研磨の最中に砥石15は被研磨基板
100を研磨していない部分において砥石形状維持部材
223の凹部227の内表面によって研磨され、これに
よって被研磨基板100の研磨によって消耗したエッジ
部17,19の再生が図られる。砥石15は直線J方向
にスライドするが、砥石形状維持部材223もこれに追
従し、常に砥石15を再生する。
【0024】図5はペレット型の砥石を用いて構成した
カップ型砥石40の実施形態を示す図であり、同図
(a)は側断面図(同図(b)のG−G断面図)、同図
(b)は裏面図、同図(c)は同図(a)のH部分拡大
図、同図(d)は砥石45の変形例を示すH部分拡大図
である。
カップ型砥石40の実施形態を示す図であり、同図
(a)は側断面図(同図(b)のG−G断面図)、同図
(b)は裏面図、同図(c)は同図(a)のH部分拡大
図、同図(d)は砥石45の変形例を示すH部分拡大図
である。
【0025】同図(a)〜(c)に示すようにこのカッ
プ型砥石40は、円板形状の砥石支持部材41の下面
に、リング状にペレット型(円柱型)の砥石45を複数
個(12個)取り付けて構成されている。
プ型砥石40は、円板形状の砥石支持部材41の下面
に、リング状にペレット型(円柱型)の砥石45を複数
個(12個)取り付けて構成されている。
【0026】そして本実施形態においては、全ての砥石
45の下面の外周のエッジ部47の部分全体にわたって
所定の半径の丸みを持たせることとした。丸みの代わり
に同図(d)に示すように面取りを施しても良い。
45の下面の外周のエッジ部47の部分全体にわたって
所定の半径の丸みを持たせることとした。丸みの代わり
に同図(d)に示すように面取りを施しても良い。
【0027】このように構成すれば、前記図1に示すカ
ップ型砥石10と同様に、被研磨基板がエッジ部47に
よって過剰研磨される恐れはなく、被研磨基板の表面全
体を均一に研磨することができる。また砥石45が被研
磨基板を研磨している最中や、各砥石45のエッジ部4
7が被研磨基板の外周に乗り上げる時などにも、エッジ
部47に大きな衝撃力が作用することはなく、スムーズ
な動作が行なえ、エッジ部47が欠けることもない。
ップ型砥石10と同様に、被研磨基板がエッジ部47に
よって過剰研磨される恐れはなく、被研磨基板の表面全
体を均一に研磨することができる。また砥石45が被研
磨基板を研磨している最中や、各砥石45のエッジ部4
7が被研磨基板の外周に乗り上げる時などにも、エッジ
部47に大きな衝撃力が作用することはなく、スムーズ
な動作が行なえ、エッジ部47が欠けることもない。
【0028】図6はカップ型砥石50のさらに他の実施
形態を示す図であり、同図(a)は砥石55単体を示す
斜視図、同図(b)はカップ型砥石50の裏面図、同図
(c)はカップ型砥石50の概略動作説明図である。
形態を示す図であり、同図(a)は砥石55単体を示す
斜視図、同図(b)はカップ型砥石50の裏面図、同図
(c)はカップ型砥石50の概略動作説明図である。
【0029】同図(a)に示すようにこのカップ型砥石
50に用いる各砥石55は、その縦断面が平行四辺形に
なるような形状に構成されている。
50に用いる各砥石55は、その縦断面が平行四辺形に
なるような形状に構成されている。
【0030】そして各砥石55は、研磨の際の砥石55
の進行方向に向かって砥石支持部材51側の部分により
も被研磨基板100に当接する先端側の部分の方が後側
に後退するように砥石支持板51に取り付けられてい
る。
の進行方向に向かって砥石支持部材51側の部分により
も被研磨基板100に当接する先端側の部分の方が後側
に後退するように砥石支持板51に取り付けられてい
る。
【0031】このように構成すれば、同図(c)に示す
ように被研磨基板100とカップ型砥石50とを相対的
に矢印方向に移動して研磨した場合、前記図1に示すカ
ップ型砥石10の場合と同様に、被研磨基板100を研
磨している最中に砥石55の進行方向先端側のエッジ部
57が被研磨基板100を過剰研磨したり、該エッジ部
57に大きな衝撃力が作用したりすることはなくなる。
ように被研磨基板100とカップ型砥石50とを相対的
に矢印方向に移動して研磨した場合、前記図1に示すカ
ップ型砥石10の場合と同様に、被研磨基板100を研
磨している最中に砥石55の進行方向先端側のエッジ部
57が被研磨基板100を過剰研磨したり、該エッジ部
57に大きな衝撃力が作用したりすることはなくなる。
【0032】図7はカップ型砥石60のさらに他の実施
形態を示す図であり、同図(a)は砥石65単体を示す
斜視図、同図(b)はカップ型砥石60の裏面図、同図
(c)はカップ型砥石60の概略動作説明図である。
形態を示す図であり、同図(a)は砥石65単体を示す
斜視図、同図(b)はカップ型砥石60の裏面図、同図
(c)はカップ型砥石60の概略動作説明図である。
【0033】同図に示すカップ型砥石60の砥石65に
は、研磨の際の砥石65の進行方向に向かってその前面
角部にテーパ面67を設けて構成されている。テーパ面
67の傾斜角度θは例えば10°〜60°とする。
は、研磨の際の砥石65の進行方向に向かってその前面
角部にテーパ面67を設けて構成されている。テーパ面
67の傾斜角度θは例えば10°〜60°とする。
【0034】このように構成しても、同図(c)に示す
ように被研磨基板100とカップ型砥石60とを相対的
に矢印方向に移動して研磨した場合、同様に砥石65の
テーパ面67の部分が被研磨基板100を過剰研磨した
り、該テーパ面67の部分に大きな衝撃力が作用したり
することはなくなる。
ように被研磨基板100とカップ型砥石60とを相対的
に矢印方向に移動して研磨した場合、同様に砥石65の
テーパ面67の部分が被研磨基板100を過剰研磨した
り、該テーパ面67の部分に大きな衝撃力が作用したり
することはなくなる。
【0035】なお場合によっては、前記本発明にかかる
カップ型砥石を用いた研磨装置とともに、前記従来の技
術の欄で説明した研磨クロスなどからなるCMP装置を
設置し、本発明にかかるカップ型砥石を用いた研磨装置
による研磨の前後の工程でCMP装置によって被研磨基
板を研磨するように構成しても良い。
カップ型砥石を用いた研磨装置とともに、前記従来の技
術の欄で説明した研磨クロスなどからなるCMP装置を
設置し、本発明にかかるカップ型砥石を用いた研磨装置
による研磨の前後の工程でCMP装置によって被研磨基
板を研磨するように構成しても良い。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明にかか
るカップ型砥石によれば、被研磨基板を研磨している最
中に砥石のエッジ部によって被研磨基板が過剰研磨され
る恐れはなく、被研磨基板の表面全体を均一に研磨する
ことができるばかりか、砥石が被研磨基板を研磨してい
る最中や、砥石のエッジ部が被研磨基板の外周に乗り上
げる時などに、該エッジ部に大きな衝撃力が作用するこ
とはなく、スムーズな動作が行なえ、従って砥石のエッ
ジ部が欠けてしまうこともなくなる。
るカップ型砥石によれば、被研磨基板を研磨している最
中に砥石のエッジ部によって被研磨基板が過剰研磨され
る恐れはなく、被研磨基板の表面全体を均一に研磨する
ことができるばかりか、砥石が被研磨基板を研磨してい
る最中や、砥石のエッジ部が被研磨基板の外周に乗り上
げる時などに、該エッジ部に大きな衝撃力が作用するこ
とはなく、スムーズな動作が行なえ、従って砥石のエッ
ジ部が欠けてしまうこともなくなる。
【0037】また砥石の被研磨基板を研磨していない部
分に、砥石のエッジ部分の丸み又は面取りを再生する砥
石形状維持装置を設けた場合は、被研磨基板の研磨によ
って消耗した砥石のエッジ部の再生を図ることができ
る。
分に、砥石のエッジ部分の丸み又は面取りを再生する砥
石形状維持装置を設けた場合は、被研磨基板の研磨によ
って消耗した砥石のエッジ部の再生を図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施形態にかかるカップ型砥石10
を示す図であり、同図(a)は側断面図、同図(b)は
裏面図、同図(c)は同図(a)のB部分拡大図であ
る。
を示す図であり、同図(a)は側断面図、同図(b)は
裏面図、同図(c)は同図(a)のB部分拡大図であ
る。
【図2】カップ型砥石10を用いて構成した研磨装置を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図3】砥石15の変形例を示す拡大断面図である。
【図4】摩耗するエッジ部17,19を再生する機能を
備えた研磨装置を示す要部概略断面図である。
備えた研磨装置を示す要部概略断面図である。
【図5】ペレット型の砥石を用いて構成したカップ型砥
石40の実施形態を示す図であり、同図(a)は側断面
図、同図(b)は裏面図、同図(c)は同図(a)のH
部分拡大図、同図(d)は砥石45の変形例を示すH部
分拡大図である。
石40の実施形態を示す図であり、同図(a)は側断面
図、同図(b)は裏面図、同図(c)は同図(a)のH
部分拡大図、同図(d)は砥石45の変形例を示すH部
分拡大図である。
【図6】カップ型砥石50のさらに他の実施形態を示す
図であり、同図(a)は砥石55単体を示す斜視図、同
図(b)はカップ型砥石50の裏面図、同図(c)はカ
ップ型砥石50の概略動作説明図である。
図であり、同図(a)は砥石55単体を示す斜視図、同
図(b)はカップ型砥石50の裏面図、同図(c)はカ
ップ型砥石50の概略動作説明図である。
【図7】カップ型砥石60のさらに他の実施形態を示す
図であり、同図(a)は砥石65単体を示す斜視図、同
図(b)はカップ型砥石60の裏面図、同図(c)はカ
ップ型砥石60の概略動作説明図である。
図であり、同図(a)は砥石65単体を示す斜視図、同
図(b)はカップ型砥石60の裏面図、同図(c)はカ
ップ型砥石60の概略動作説明図である。
【符号の説明】 10 カップ型砥石 11 砥石支持部材 15 砥石 17,19 エッジ部分 100 被研磨基板 200 研磨装置 200′ 研磨装置 223 砥石形状維持部材(砥石形状維持装置) 40 カップ型砥石 45 砥石 47 エッジ部 50 カップ型砥石 55 砥石 57 エッジ部 60 カップ型砥石 65 砥石 67 テーパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣川 一人 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 リング形状の砥石或いはリング状に配列
したペレット型の砥石を有し、該砥石の表面に被研磨基
板を押し付けて双方の相対運動によって被研磨基板を研
磨するカップ型砥石において、 前記砥石のエッジ部分に、丸み又は面取り又はテーパ面
を設けたことを特徴とするカップ型砥石。 - 【請求項2】 請求項1記載のカップ型砥石と、該砥石
の表面に当接して研磨される被研磨基板と、前記カップ
型砥石と被研磨基板とを相互に相対運動させることで被
研磨基板を砥石に擦り合わせて研磨する駆動機構とを具
備してなることを特徴とする研磨装置。 - 【請求項3】 リング形状の砥石或いはリング状に配列
したペレット型の砥石を有し且つ該砥石のエッジ部に丸
み又は面取りを設けてなるカップ型砥石と、該砥石の表
面に当接して研磨される被研磨基板と、前記カップ型砥
石と被研磨基板とを相互に相対運動させることで被研磨
基板を砥石に擦り合わせて研磨する駆動機構とを具備し
てなる研磨装置において、 前記砥石の被研磨基板を研磨していない部分に、前記砥
石のエッジ部分の丸み又は面取りを再生する砥石形状維
持装置を設けたことを特徴とする研磨装置。 - 【請求項4】 リング形状の砥石或いはリング状に配列
したペレット型の砥石を有してなるカップ型砥石と、該
砥石の表面に当接して研磨される被研磨基板とを相互に
相対運動させることで被研磨基板を砥石に擦り合わせて
研磨する被研磨基板の研磨方法において、 被研磨基板を研磨していない位置に移動して来る砥石の
エッジ部分に継続的に丸み又は面取りを再生していくこ
とを特徴とする被研磨基板の研磨方法。 - 【請求項5】 リング形状の砥石或いはリング状に配列
したペレット型の砥石を被研磨基板に当接して回転する
ことで被研磨基板を研磨するカップ型砥石の被研磨基板
を研磨していない位置に設置され、回転移動して来る砥
石のエッジ部分を研磨して該エッジ部分に継続的に丸み
又は面取りを再生していくことを特徴とする砥石形状維
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11485498A JPH11300625A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | カップ型砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11485498A JPH11300625A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | カップ型砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11300625A true JPH11300625A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14648372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11485498A Pending JPH11300625A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | カップ型砥石及び研磨装置及び被研磨基板の研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11300625A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008238322A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタ研磨装置およびその製造方法 |
US7744447B2 (en) | 2005-03-16 | 2010-06-29 | Goei, Co., Ltd. | Abrasive disc |
JP2014050957A (ja) * | 2010-06-17 | 2014-03-20 | Tokyo Electron Ltd | 基板研磨手段及び基板研磨装置並びに基板研磨システム |
US9095953B2 (en) | 2010-06-17 | 2015-08-04 | Tokyo Electron Limited | Apparatus for polishing rear surface of substrate, system for polishing rear surface of substrate, method for polishing rear surface of substrate and recording medium having program for polishing rear surface of substrate |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP11485498A patent/JPH11300625A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7744447B2 (en) | 2005-03-16 | 2010-06-29 | Goei, Co., Ltd. | Abrasive disc |
JP2008238322A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタ研磨装置およびその製造方法 |
JP2014050957A (ja) * | 2010-06-17 | 2014-03-20 | Tokyo Electron Ltd | 基板研磨手段及び基板研磨装置並びに基板研磨システム |
US9095953B2 (en) | 2010-06-17 | 2015-08-04 | Tokyo Electron Limited | Apparatus for polishing rear surface of substrate, system for polishing rear surface of substrate, method for polishing rear surface of substrate and recording medium having program for polishing rear surface of substrate |
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