JPH11300571A - 工作機械の切粉排出装置 - Google Patents

工作機械の切粉排出装置

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JPH11300571A
JPH11300571A JP12416998A JP12416998A JPH11300571A JP H11300571 A JPH11300571 A JP H11300571A JP 12416998 A JP12416998 A JP 12416998A JP 12416998 A JP12416998 A JP 12416998A JP H11300571 A JPH11300571 A JP H11300571A
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JP
Japan
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conveyor
opening
door
open
lid
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JP12416998A
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Yoshitaka Muneshige
良隆 宗重
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DMG Mori Co Ltd
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Mori Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】作業性を確保すると共に、機械の熱変形を防止
して、ワークの加工精度を維持することができる工作機
械の切粉排出装置を提供する。 【解決手段】加工領域58から排出される切粉を機外に
排出する切粉排出装置1であって、上部が開口し、各加
工領域58から排出される切粉を開口部59cから受容
するように設けてなるコンベア59と、当コンベアの駆
動手段とを備える。各加工領域58に対応して設けら
れ、各加工領域に対応したコンベアの各開口部をそれぞ
れ個別に開閉する2以上の蓋体10と、各扉の開閉状態
を検出する第1の検知手段と、各蓋体の開閉状態を検出
する第2の検知手段20と、第1の検知手段および第2
の検知手段の検出信号を基に駆動手段の作動を制御する
制御手段を備える。制御手段は、扉が開状態であり且つ
対応した蓋体10が閉状態であると確認された場合には
コンベア59を駆動可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の加工領
域から排出される切粉を機外に排出する装置であって、
上部が開口し、前記加工領域から排出される切粉を前記
開口部から受容するように設けてなるコンベアと、該コ
ンベアを駆動する駆動手段とを備えた切粉排出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上述した従来の切粉排出装置を図3に示
す。尚、同図には、切粉排出装置55が付設されたマシ
ニングセンタ51の全体を示している。
【0003】まず、このマシニングセンタ51の概略構
成について説明する。
【0004】図3に示すように、このマシニングセンタ
51は、ベッド52と、このベッド52の前部側(矢示
Y方向側)上面に並設された2つのテーブル62,62
と、このベッド52の後部側に設けられたコラム53
と、このコラム53の前面に設けられた主軸頭54とを
基本的な構成として備えている。
【0005】尚、前記テーブル62,62上にはそれぞ
れ別個に加工領域が設定されており、ベッド52に周設
されたカバー(隔壁)56と、2つのテーブル62,6
2間に設けられた仕切板57とによって、テーブル6
2,62上の各加工領域58,58が仕切られている。
【0006】また、カバー56の前面側には、前記各加
工領域58,58に対応した部分を個別に開閉する前扉
64,64がそれぞれ設けられている。
【0007】また、前記コラム53は、サドル(符号を
付さず)を介してベッド52の後部側に配設された2本
の平行なスライドレール61,61上に載置されてお
り、このスライドレール61,61上をこれに沿って移
動して、前記加工領域58,58間を移動できるように
なっている。
【0008】斯くして、このマシニングセンタ51によ
れば、2つの加工領域58,58がカバー56及び仕切
板57によって仕切られているので、加工中の加工領域
58,58に対応した前扉64,64を閉じることによ
り、切削液や切粉が機外へ飛散するのを防止することが
でき、一方の加工領域58でワークを加工している間
に、他方の加工領域58において、次に加工するワーク
の着脱等の段取り作業を行うことができる。したがっ
て、一方の加工領域58における加工終了後、直ちに他
方の加工領域58において次のワークの加工を行うこと
ができ、これにより全体としての加工時間の短縮を図る
ことができる。
【0009】次に、上記マシニングセンタ51に付設さ
れた切粉排出装置55の概略構成について説明する。
【0010】図3に示すように、この切粉処理装置55
は、各テーブル62,62の前後両側にこれに沿って敷
設された切粉搬送用のコンベア59と、このコンベア5
9を駆動する駆動手段(図示せず)と、この駆動手段
(図示せず)の作動を制御する制御手段(図示せず)
と、コンベア59の左端部(矢示X方向)に設けられた
バケット63とを備えてなる。尚、図3において、後部
側のコンベア59については、その図示を省略してい
る。また、前記コンベア59は、上部が開口(開口部5
9c)した樋状の本体59aと、この本体59a内に回
転自在に設けられた螺旋状の部材(螺旋部材)59bと
からなる。
【0011】この切粉処理装置55によれば、前記各加
工領域58,58から排出された切粉が、前記開口部5
9cを通して本体59a内に受容され、前記螺旋部材5
9bの回転による推進力によって、バケット63に向け
て搬送される。斯くして、各加工領域58,58で発生
した切粉は、各テーブル62,62上,ベッド52上及
びコンベア59の本体59a内に堆積されることなく、
随時バケット63に排出される。これにより、当該切粉
に保持された切削熱がベッド52,コラム53等に伝達
されて機械各部が熱変形し、当該熱変形によって加工精
度が損なわれるといった不都合を有効に防止することが
できる。
【0012】ところで、作業者が上述したワークの着脱
等を行っている際に、前記螺旋部材59bが回転してい
ると、何かの弾みで作業者の手足が当該螺旋部材59b
に巻き込まれて怪我をするといった問題を生じないでは
ない。このような観点から、図3に示すように、従来、
前扉64,64の開閉状態を検知する扉検知センサ71
を設け、前扉64が開いていることがこの扉検知センサ
71により検出されると、コンベア59を停止するよう
に、前記制御手段(図示せず)によって前記駆動手段
(図示せず)を制御するように設けたものがある。
【0013】尚、図中、72はキーであり、前扉64が
閉じられたとき、前記扉検知センサ71が当該キー72
を検出し、これによって前扉64が閉じられたことが確
認されるようになっている。そして、前扉64が閉じて
いることが前記扉検知センサ71により検出されている
場合、制御手段(図示せず)は駆動手段(図示せず)に
よるコンベア59の駆動を可能な状態にする。即ち、前
扉64が閉じていることが前記扉検知センサ71によっ
て検出されると自動的に、或いは別の起動信号をまっ
て、制御手段(図示せず)は駆動手段(図示せず)を駆
動する。
【0014】斯くして、作業者が前扉64を開けてワー
クの着脱等の作業を行っている間については、コンベア
59の動作を停止することができるので、作業者は安全
に当該作業を行うことができる。
【0015】以上、従来の切粉排出装置の一例として、
2つの加工領域を備えたマシニングセンタ51に適用さ
れたものについて説明したが、この他にも、単一の加工
領域を備え、この加工領域が前扉を有するカバーにより
機外と仕切られた工作機械に適用された、上記と同様の
構成を備えた切粉排出装置もある。
【0016】また、加工領域がカバーによって完全に仕
切られていない工作機械に適用されたものもある。そし
て、この場合において更に、コンベアの開口部が、エキ
スパンドメタル等の穴あき部材によって開閉可能にカバ
ーされ、作業者の安全が確保されたものもある。この場
合、工作機械の加工領域から排出される切粉は、穴あき
部材の当該穴あき部からコンベア内に送り込まれ、当該
コンベアによって機外に排出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の各種態様の切粉処理装置においては、それぞれ
次のような問題があった。
【0018】即ち、まず、加工領域がカバーによって完
全に仕切られていない工作機械に適用され、コンベアの
開口部が、エキスパンドメタル等の穴あき部材によって
開閉可能にカバーされた切粉排出装置についてみると、
この穴あき部材よりなる蓋体が開口部を閉じている場合
には、確かに、当該蓋体によって作業者の安全が確保さ
れているが、蓋体が開口部を閉じていない場合にもコン
ベアを動作させることができることから、この場合には
作業者の安全を確保することができないという問題があ
る。コンベア内の清掃等のために蓋体を開くこともあ
り、このように開いた蓋体を閉じることなく、誤ってコ
ンベアを動作させることは十分に起こり得ることであ
る。
【0019】また、作業者が誤って工具等を落下させる
こともあり、落下した工具等が前記穴あき部を通ってコ
ンベア内に入ることもある。この場合、コンベアが動作
中であるにも拘わらず、作業者が蓋体を開けて工具等を
取り上げることも考えられる。
【0020】また、加工領域が前扉を有するカバーによ
って機外と仕切られた工作機械に適用された切粉排出装
置であって、前扉の開閉状態を検知する扉検知センサを
備え、前扉が開いていることがこの扉検知センサによっ
て検出された場合に、コンベアを停止するように設けら
れた切粉排出装置については、前扉を開きコンベアが停
止することによって、コンベア内に切粉が残留するた
め、当該切粉の保持する切削熱によって機械各部が熱変
形し、当該熱変形によって加工精度が損なわれるという
問題がある。
【0021】上述した2つの加工領域を有する工作機械
の場合には、いずれか一方の加工領域58に対応した前
扉64を開くことにより、他方の加工領域58において
ワークを加工していてもコンベア59が停止するので、
加工中の加工領域58側においては切粉が継続して堆積
することとなり、特に問題である。
【0022】本発明は以上のような問題を解決すべくな
されたものであって、良好な作業性と作業者の安全を確
保することができるとともに、機械の熱変形を防止し
て、ワークの加工精度を良好に維持することができる工
作機械の切粉排出装置の提供を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するための本発明の請求項1に係る発明は、工作機
械の加工領域から排出される切粉を機外に排出する装置
であって、上部が開口し、前記加工領域から排出される
切粉を前記開口部から受容するように設けてなるコンベ
アと、該コンベアを駆動する駆動手段とを備えた切粉排
出装置において、前記コンベアの開口部を開閉する蓋体
と、該蓋体の開閉状態を検出する検知手段と、該検知手
段の検出信号を基に、前記駆動手段の作動を制御する制
御手段とを設けて構成したことを特徴とするものであ
る。
【0024】この発明によれば、例えば、前記蓋体がエ
キスパンドメタル等の穴あき部材からなる場合に、前記
蓋体が閉じられていることが検知手段によって確認され
た場合にのみ、制御手段により駆動手段を駆動してコン
ベアを作動させるようにすることができる。したがっ
て、コンベアが作動する場合には必ず蓋体が閉じられて
おり、これにより、作業者の安全を確実なものとするこ
とができる。尚、この場合、工作機械の加工領域から排
出される切粉は、閉じられた蓋体の穴あき部からコンベ
ア内に送り込まれ、当該コンベアによって機外に排出さ
れる。
【0025】また、加工領域から排出される切粉が極僅
かであり、切粉に保持される切削熱も極僅かであること
から、逐次切粉を機外に排出する必要はなく、所定量切
粉が堆積された後に、定期的に当該切粉を排出すれば良
い場合もある。即ち、この場合には切削熱による機械各
部の熱変形が極僅かである一方、常時コンベアを駆動す
るのは動力の浪費となるからである。
【0026】そこで、この場合には、常態においては、
切粉がコンベア内に落下しやすいように蓋体を開けてお
く一方、段取り等のときには切粉を排出させるべく蓋体
を閉じ、前記検知手段がこれを検知したときに、コンベ
アの駆動が可能となるようにする。このようにすること
で、上記問題を解消することができる。尚、この場合に
は前記蓋体を穴あき部のない板材等で構成しても良い。
【0027】上記課題を解決するための本発明の請求項
2に係る発明は、加工領域が隔壁によって機外と仕切ら
れ、且つ該隔壁の一部が扉によって開閉自在に設けられ
た工作機械の、前記加工領域から排出される切粉を機外
に排出する装置であって、上部が開口し、前記加工領域
から排出される切粉を前記開口部から受容するように設
けてなるコンベアと、該コンベアを駆動する駆動手段と
を備えた切粉排出装置において、前記コンベアの開口部
を開閉する蓋体と、前記扉の開閉状態を検出する第1の
検知手段と、前記蓋体の開閉状態を検出する第2の検知
手段と、前記第1の検知手段および第2の検知手段の検
出信号を基に、前記扉が開状態であり且つ前記蓋体が開
状態であると確認された場合には前記コンベアを停止さ
せるように前記駆動手段を制御する一方、前記扉が開状
態であり且つ前記蓋体が閉状態であると確認された場合
には、前記コンベアを駆動可能となるように前記駆動手
段を制御する制御手段とを設けて構成したことを特徴と
するものである。
【0028】この発明によれば、コンベアが動作中であ
り、前記蓋体が開いた状態にあるときに扉を開くと、扉
が開かれたことが第1の検知手段により検出され、この
第1の検知手段からの検出信号を受信した制御手段が駆
動手段の作動を制御し、当該駆動手段によるコンベアの
駆動が停止せしめられる。
【0029】ついで、前記蓋体を閉じると、当該蓋体が
閉じられたことが第2の検知手段により検出され、この
第2の検知手段からの検出信号を受信した制御手段は、
前記コンベアの停止を解除して当該コンベアを駆動可能
となるように前記駆動手段を制御する。即ち、制御手段
は、第2の検知手段からの検出信号を受信すると自動的
に、或いは別の起動信号をまって駆動手段(図示せず)
を駆動してコンベアを動作させる。
【0030】如上のように、コンベアが停止することに
よってコンベア内に切粉が残留し、残留した切粉の保持
する切削熱によって機械各部が熱変形し、当該熱変形に
よって加工精度が損なわれるという問題があるが、この
発明によれば、蓋体を閉じることにより、コンベアを動
作させることができるようになるので、コンベア内に長
時間切粉を滞留させることなく、これを速やかに機外へ
排出することができる。したがって、切削熱による機械
の熱変形を極力僅かなものとすることができ、ワークの
加工精度を良好なものとすることができる。
【0031】また、蓋体によりコンベアの開口部が閉じ
られた後でなければコンベアを駆動することができない
ようにしているので、作業者がワークの着脱を行ってい
る際に、作業者の手足がコンベアの動作部に触れて怪我
をするといった問題を未然に防止することができる。
【0032】尚、この発明において、扉が閉じられてい
る状態のときには、蓋体の開閉状態に拘わらず、コンベ
アの駆動状態を任意に設定することができ、特に限定さ
れるものではない。したがって、扉が閉じられ、且つ蓋
体が閉じられている場合にもコンベアを駆動することが
できる。
【0033】上記課題を解決するための本発明の請求項
3に係る発明は、2以上の加工領域を備え、該加工領域
が隔壁によって機外と仕切られ、且つ前記隔壁の前記加
工領域に対応した部分を個別に開閉する2以上の扉を備
えた工作機械の、前記各加工領域から排出される切粉を
機外に排出する装置であって、上部が開口し、前記各加
工領域から排出される切粉を前記開口部から受容するよ
うに設けてなるコンベアと、該コンベアを駆動する駆動
手段とを備えた切粉排出装置において、前記各加工領域
に対応して設けられ、前記各加工領域に対応した前記コ
ンベアの各開口部をそれぞれ個別に開閉する2以上の蓋
体と、前記各扉の開閉状態を検出する第1の検知手段
と、前記各蓋体の開閉状態を検出する第2の検知手段
と、前記第1の検知手段および第2の検知手段の検出信
号を基に、前記扉が開状態であり且つ該扉に対応した前
記蓋体が開状態であると確認された場合には前記コンベ
アを停止させるように前記駆動手段を制御する一方、前
記扉が開状態であり且つ該扉に対応した前記蓋体が閉状
態であると確認された場合には、前記コンベアを駆動可
能となるように前記駆動手段を制御する制御手段とを設
けて構成したことを特徴とするものである。
【0034】この発明によれば、コンベアの動作中に、
対応した蓋体が開状態となっているいずれかの扉を開く
と、当該扉が開かれたことが第1の検知手段により検出
され、この第1の検知手段からの検出信号を受信した制
御手段が駆動手段の作動を制御し、当該駆動手段による
コンベアの駆動が停止せしめられる。
【0035】ついで、開かれた前記扉に対応した蓋体を
閉じると、当該蓋体が閉じられたことが第2の検知手段
により検出され、この第2の検知手段からの検出信号を
受信した制御手段は、前記コンベアの停止を解除して当
該コンベアを駆動可能となるように前記駆動手段を制御
する。即ち、制御手段は、第2の検知手段からの検出信
号を受信すると自動的に、或いは別の起動信号をまって
駆動手段(図示せず)を駆動してコンベアを動作させ
る。
【0036】上述したように、2以上の加工領域を備え
た工作機械の場合には、1つの加工領域においてワーク
の着脱等の段取り作業を行っている間に、他の加工領域
においては加工を行うことができ、当該他の加工領域に
おいては絶えず切粉が発生している。したがって、扉を
開くことによってコンベアが停止すると、随時発生する
切粉を機外に排出することができず、堆積した切粉の保
持する切削熱によって機械各部が熱変形し、当該熱変形
によって加工精度が損なわれるという問題を生じる。
【0037】この発明によれば、開いた扉に対応した蓋
体を閉じて当該加工領域に対応したコンベアの開口部を
閉じた後に、コンベアを動作させることができるので、
加工を行っている加工領域から排出される切粉を、コン
ベア内に長時間滞留させることなく、これを速やかに機
外へ排出することができる。したがって、切削熱による
機械の熱変形を極力僅かなものとすることができ、ワー
クの加工精度を良好なものとすることができる。
【0038】また、蓋体によりコンベアの開口部が閉じ
られた後でなければコンベアを駆動することができない
ようにしているので、作業者がワークの着脱を行ってい
る際に、作業者の手足がコンベアの動作部に触れて怪我
をするといった問題を未然に防止することができる。
【0039】尚、この発明においても上記請求項2に係
る発明と同様に、扉が閉じられている状態のときには、
蓋体の開閉状態に拘わらず、コンベアの駆動状態を任意
に設定することができ、特に限定されるものではない。
したがって、扉が閉じられ、且つ蓋体が閉じられている
場合にもコンベアを駆動することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。
【0041】図1は、本発明の実施形態にかかる切粉排
出装置を示す斜視図であり、図2はその矢視A−A方向
の断面図である。
【0042】尚、本実施形態にかかる切粉排出装置1
は、図3のマシニングセンタ51に適用した従来の切粉
排出装置55を改良したものであって、当該従来の切粉
排出装置55の構成に、更に、テーブル62の前側(矢
示Y方向側)に設けたコンベア59の開口部59cを開
閉する蓋体10と、主ガイドレール15及びこの主ガイ
ドレール15から分岐した副ガイドレール16と、蓋体
10の開閉状態を検知する第2の検知手段20とを、各
加工領域58,58のそれぞれに対応させて設けるとと
もに、従来の制御手段(図示せず)の機能を改良して構
成したものである。したがって、従来のものと同一の構
成については同一の符号を付して、その詳しい説明を省
略する。また、図1及び図2には、図3における左側
(図示X方向)の加工領域58に対応した部分のみを示
し、他の部分についてはその図示を省略している。
【0043】以下、本実施形態にかかる切粉排出装置1
の上記特徴的な構成の詳細について説明する。尚、図1
及び図2には、上記従来の切粉排出装置55における
扉,この扉に設けられたキー及び扉検知センサについて
これを図示していないが、本実施形態においてもその構
成は同一であるので、以下、同部の説明に際しては同一
の符号を使用することとする。また、扉検知センサ71
及びキー72は本実施形態にかかる切粉排出装置1にお
いては第1の検出手段として機能している。
【0044】前記蓋体10は、第1のカバープレート1
1と、この第1のカバープレート11にヒンジ13を介
して連結された第2のカバープレート12とからなり、
このヒンジ13により第2のカバープレート12が第1
のカバープレート11に対して揺動自在となっている。
尚、前記ヒンジ13は、前記第1のカバープレート11
と第2のカバープレート12とで形成される内角が略9
0゜以下とならないように、両者を連結している。
【0045】また、この第1のカバープレート11及び
第2のカバープレート12の両側端部には、それぞれブ
ラケット11b,12bが設けられており、このブラケ
ット11b,12bにそれぞれローラ11a、12aが
回転自在に設けられている。また、第2のカバープレー
ト12の上面には取手12cが設けられている。
【0046】前記主ガイドレール15は、横断面が略C
字形状をした部材からなるものであって、上記テーブル
62を挟んでその両側にそれぞれ1本ずつ設けられてお
り、2本1対の主ガイドレール15が各テーブル62,
62に対しそれぞれ設けられている。尚、各主ガイドレ
ール15はベッド52に適宜固設されており、1対の主
ガイドレール15はその開口部が相互に対向するように
設けられている。
【0047】また、この主ガイドレール15の下辺の内
面が案内面15bとなっており、前記第1のカバープレ
ート11のローラ11a及び第2のカバープレート12
のローラ12aが当該案内面15b上に載置され、当該
案内面15b上を転動するようになっている。
【0048】而して、ローラ11a及びローラ12aが
前記案内面15b上を転動することにより、前記第1の
カバープレート11及び第2のカバープレート12が当
該案内面15bに沿って矢示Y−Y’方向に移動可能と
なっており、第1のカバープレート11及び第2のカバ
ープレート12が矢示Y方向端に至った際に、当該第1
のカバープレート11及び第2のカバープレート12に
よってコンベア59の開口部59cが閉じられる一方、
第1のカバープレート11及び第2のカバープレート1
2が矢示Y’方向端に至った際に前記第1のカバープレ
ート11がテーブル62の下方に収まるようになってい
る。
【0049】前記副ガイドレール16は、前記主ガイド
レール15の案内面15bから分岐した4分円状の案内
面16aを備えた円弧状の部材からなるものであり、そ
の上端部が前記主ガイドレール15の下辺に接続せしめ
られている。また、副ガイドレール16の上端部が接続
する前記主ガイドレール15の下辺部には、開口部15
aが設けられており、この開口部15aを前記ローラ1
2aが通過できるようになっている。尚、この副ガイド
レール16は側板17によって主ガイドレール15への
固設が補強されている。
【0050】而して、前記案内面15b上を転動するロ
ーラ12aが前記開口部15aに至ると、前記ローラ1
2aが当該開口部15aを通過して副ガイドレール16
の案内面16a上に至り、当該案内面16aに沿って下
方に移動し、これに伴って、前記第2のカバープレート
12が前記ヒンジ13を中心として下方に揺動する。
尚、副ガイドレール16の案内面16aの終端部(下端
部)には、前記案内面16a上に突出する係止部16b
が設けられており、前記ローラ12aが前記案内面16
aの終端部に至った際に、この係止部16bとローラ1
2aとが係合して、ローラ12aが案内面16a上から
脱落するのが防止されるようになっている。
【0051】前記第2の検知手段20は、1対の主ガイ
ドレール15のうち、矢示X方向側の主ガイドレール1
5の矢示X方向側の側面に固設したカバー検知センサ2
1と、第1のカバープレート11の同じく矢示X方向側
の端部に、略逆L字形状をしたブラケット23を介して
固設されたキー22とからなるものである。
【0052】キー22はカバー検知センサ21と対向す
るように設けられており、前記第1のカバープレート1
1及び第2のカバープレート12が矢示Y方向に移動す
ると、これに伴ってキー22も同方向に移動し、前記カ
バー検知センサ21に設けられた開口部21aから当該
カバー検知センサ21内に挿入され、当該カバー検知セ
ンサ21によって検出されるようになっている。即ち、
これによって前記第1のカバープレート11及び第2の
カバープレート12が前記コンベア59の開口部59c
を閉じたことが検出されるようになっている。尚、この
カバー検知センサ21には、リミットスイッチ,近接ス
イッチ,光電センサ等の各種センサを適用することがで
きる。
【0053】尚、以上は左側の加工領域58に設けられ
た、蓋体10,主ガイドレール15,副ガイドレール1
6及び第2の検知手段20についての説明であるが、右
側の加工領域58についても同様の構成が左右対称に設
けられている。
【0054】また、前記制御手段(図示せず)は、第1
の検知手段(扉検知センサ71及びキー72)及び第2
の検知手段20からの検出信号に基づいて、つぎのよう
に前記駆動手段(図示せず)の作動を制御する。
【0055】即ち、コンベア59が駆動されているとき
に、2つの前扉64のうちいずれか一方若しくは両方の
前扉64が開かれ、これに伴って第1の検知手段を構成
するキー72と扉検知センサ71との係合関係が解除さ
れて、当該前扉64が開かれたことの開信号を前記扉検
知センサ71から受信し、且つ当該前扉64に対応した
前記第1のカバープレート11及び第2のカバープレー
ト12が矢示Y’方向に移動して、コンベア59の開口
部59cが開かれていることが、前記第2の検知手段2
0により検出され、当該検出信号を前記第2の検知手段
20から受信していれば、制御手段(図示せず)は直ち
に駆動手段(図示せず)の駆動を停止して、コンベア5
9の作動を停止させる。
【0056】一方、開状態にある前扉64に対応した第
1のカバープレート11及び第2のカバープレート12
が矢示Y方向に移動して、コンベア59の開口部59c
が閉じられていることが、前記第2の検知手段20によ
り検出され、当該検知信号を前記第2の検知手段20か
ら受信していれば、制御手段(図示せず)はコンベア5
9を動作可能な状態にする。
【0057】尚、前扉64,64が閉じられている状態
のときには、蓋体10,10の開閉状態に拘わらず、コ
ンベア59の駆動状態を任意に設定することができ、特
に限定されるものではなく、前扉64,64が閉じら
れ、且つ蓋体10,10が閉じられている場合にもコン
ベア59を動作させることができる。具体的には、本例
では、制御手段(図示せず)は下表表1に示すように駆
動手段(図示せず)の作動を制御するものとした。
【0058】
【表1】
【0059】次に、以上の構成を備えた本実施形態に係
る切粉排出装置の動作について説明する。尚、図1及び
図2(a)に示すように、各加工領域58,58に対応
して設けられた各第1のカバープレート11及び第2の
カバープレート12は矢示Y’方向に移動し、第1のカ
バープレート11がテーブル62の下方に収納されると
ともに、第2のカバープレート12が下方に向けて移動
しており、各第2の検知手段20によりこれに対応した
蓋体10が開いていることが検出されているものとす
る。また、各前扉64,64もそれぞれ閉じられてお
り、第1の検知手段(図示せず)によってそれが検出さ
れているものとする。
【0060】例えば、左側の加工領域58における加工
が終了し、右側の加工領域58においてこれから加工が
開始されるものとすると、作業者は加工を終了した左側
の加工領域58のワークを着脱すべく、まず、当該加工
領域58に対応した前扉64を開く。これにより扉検知
センサ71とキー72との係合が解除され、扉検知セン
サ71により前扉64が開かれたことが検出され、当該
検出信号が制御手段(図示せず)に送信される。制御手
段(図示せず)は当該検出信号を受信して、駆動手段
(図示せず)の駆動を停止し、コンベアの動作を停止さ
せる。
【0061】ついで、作業者が取手12cを持って第2
のカバープレート12を上方に向けて揺動させた後、当
該取手12cを手前に引くと、第1のカバープレート1
1及び第2のカバープレート12が矢示Y方向に向けて
移動し、当該第1のカバープレート11及び第2のカバ
ープレート12によってコンベア59の開口部59cが
閉じられる。また、これによりキー22が開口部21a
からカバー検知センサ21内に挿入され、第1のカバー
プレート11及び第2のカバープレート12によりコン
ベア59の開口部59cが閉じられたことが当該カバー
検知センサ21によって検出され、当該検出信号が制御
手段(図示せず)に送信される。尚、この状態を図2
(b)に示している。
【0062】そして、蓋体10が閉じられたことの閉信
号をカバー検知センサ21から受信すると、制御手段
(図示せず)は自動的に、或いは別の起動信号をまって
駆動手段(図示せず)を駆動してコンベア59を動作さ
せる。
【0063】このように、この切粉排出装置1によれ
ば、前扉64が開かれている場合には、当該前扉64に
対応して設けられた蓋体10によりコンベア59の開口
部59cが閉じられた場合にのみ、コンベア59を作動
できるようにしているので、作業者がワークの着脱を行
っている際に、作業者の手足が作動しているコンベア5
9の螺旋部材59bに触れて怪我をするといった問題を
未然に防止することができる。
【0064】また、このように蓋体10を閉じることに
よりコンベア59を作動させることができるようにして
いるので、他の加工領域58においてワークを加工して
いても、発生した切粉をコンベア内に長時間滞留させる
ことなく、これを速やかに機外へ排出することができ
る。したがって、切削熱による機械の熱変形を極力僅か
なものとすることができ、ワークの加工精度を良好なも
のとすることができる。
【0065】ついで、上述したワークの着脱作業を終了
すると、作業者は前記取手12cを持ってこれを矢示
Y’方向に移動させる。これにより、第1のカバープレ
ート11及び第2のカバープレート12が同方向に移動
して第1のカバープレート11がテーブル62の下方に
収納される一方、当該移動に伴ってローラ12aが主ガ
イドレール15の開口部15aを通って副ガイドレール
16側に移動し、これによって、第2のカバープレート
12が下方に向けて揺動し、第1のカバープレート11
及び第2のカバープレート12の双方がテーブル62の
下方に収納される。また、第1のカバープレート11の
移動に伴って、カバー検知センサ21とキー22との係
合関係が解除され、蓋体10が開かれたことの開信号が
当該カバー検知センサ21から前記制御手段(図示せ
ず)に送信される。そして、前記制御手段(図示せず)
はこの開信号を受信して駆動手段(図示せず)の駆動を
停止し、コンベアの動作を停止させる。
【0066】ついで、前扉64を閉めることにより、前
記第1の検知手段(図示せず)によって当該前扉64が
閉められたことが検出され、当該検出信号が前記制御手
段(図示せず)に送信される。そして、制御手段(図示
せず)はこの検出信号を受信して自動的に、或いは別の
起動信号をまって駆動手段(図示せず)を駆動してコン
ベア59を動作させる。
【0067】このように、この切粉排出装置1によれ
ば、蓋体10をテーブル62の下方に完全に収納するよ
うにしているので、各加工領域58から排出される切粉
を、当該蓋体10上に堆積させることなく、確実にコン
ベア59内に導くことができるようになっている。ま
た、蓋体10を、第1のカバープレート11と第2のカ
バープレート12との2部材から構成し、第2のカバー
プレート12を揺動可能に設けてこれを折り畳むように
しているので、テーブル62の下方のスペースが限られ
た狭いものであっても、これをテーブル62の下方に完
全に収納することができる。
【0068】また、ローラ11a及び12aにより第1
のカバープレート11及び第2のカバープレート12を
スライド自在に支持し、且つ第2のカバープレート12
については更に揺動自在に支持しているので、当該第1
のカバープレート11及び第2のカバープレート12を
容易にスライドさせることができ、また、第2のカバー
プレート12を容易に揺動させることができる。
【0069】また、ヒンジ13により、第1のカバープ
レート11と第2のカバープレート12とで形成される
内角が略90゜以下とならないように、両者が連結さ
れ、更に、ローラ12aが4分円状に設けられた副ガイ
ドレール16の案内面16a上に当接するように設けら
れているので、図2(a)に示すように、第2のカバー
プレート12が下方に揺動し、第1のカバープレート1
1から垂下せしめられた状態にあるときに、振動等によ
って第1のカバープレート11及び第2のカバープレー
ト12が矢示Y方向に移動しようとしても、ローラ12
aの当接する案内面16aによってこれが抑止される。
したがって、振動等によって蓋体10がコンベア59の
開口部59cを閉じ、これによって切粉のコンベア59
内への受容が妨げられるといった不具合を防止すること
ができる。
【0070】尚、以上は左側の加工領域58についての
説明であるが、右側の加工領域についても同様である。
【0071】また、本例では、2つの加工領域を備えた
工作機械に適用した切粉排出装置1について例示した
が、単一の加工領域を備えた工作機械、或いは3以上の
加工領域を備えた工作機械についても同様の構成の切粉
排出装置1を適用することができる。
【0072】また、本例では、螺旋部材59bを備えた
コンベア59を用いたが、これに限られるものではな
く、切粉を機外に搬出できるものであればどのようなも
のであっても良い。
【0073】また、本例では、蓋体10を第1のカバー
プレート11及び第2のカバープレート12の2部材か
ら構成したが、これに限るものではなく、テーブル62
の下方のスペースが十分に広い場合には、前記蓋体10
を1枚のプレートから構成しても良い。
【0074】また、テーブル62の下端からコンベア5
9の本体59aまでの間隔が十分に広い場合には、同じ
く蓋体10を1枚のプレートから構成し、これを揺動自
在に設けて、コンベア59の開口部59cを開閉するよ
うにしても良い。更には、プレート状の部材に代えて、
蛇腹状の部材、或いは薄板をロール状に巻回した部材か
ら蓋体10を構成しても良い。
【0075】また、上例では、テーブル62の前側に設
けられたコンベア59に対してのみ、蓋体10,主ガイ
ドレール15,副ガイドレール16及び第2の検知手段
20を設けたが、これに限るものではなく、テーブル6
2の後側に設けられたコンベア59に対してのみ、或い
はテーブル62の前後両側のコンベア59に対してこれ
らを設けたものとしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる切粉排出装置を示す
斜視図である。
【図2】図1における矢視A−A方向の断面図である。
【図3】マシニングセンタに適用した従来の切粉排出装
置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 切粉排出装置 10 蓋体 11 第1のカバープレート 12 第2のカバープレート 15 主ガイドレール 16 副ガイドレール 20 第2の検知手段 21 カバー検知センサ 22 キー 56 カバー(隔壁) 58 加工領域 59 コンベア 62 テーブル 64 前扉 71 扉検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の加工領域から排出される切粉
    を機外に排出する装置であって、上部が開口し、前記加
    工領域から排出される切粉を前記開口部から受容するよ
    うに設けてなるコンベアと、該コンベアを駆動する駆動
    手段とを備えた切粉排出装置において、 前記コンベアの開口部を開閉する蓋体と、 該蓋体の開閉状態を検出する検知手段と、 該検知手段の検出信号を基に、前記駆動手段の作動を制
    御する制御手段とを設けて構成したことを特徴とする工
    作機械の切粉排出装置。
  2. 【請求項2】 加工領域が隔壁によって機外と仕切ら
    れ、且つ該隔壁の一部が扉によって開閉自在に設けられ
    た工作機械の、前記加工領域から排出される切粉を機外
    に排出する装置であって、上部が開口し、前記加工領域
    から排出される切粉を前記開口部から受容するように設
    けてなるコンベアと、該コンベアを駆動する駆動手段と
    を備えた切粉排出装置において、 前記コンベアの開口部を開閉する蓋体と、 前記扉の開閉状態を検出する第1の検知手段と、 前記蓋体の開閉状態を検出する第2の検知手段と、 前記第1の検知手段および第2の検知手段の検出信号を
    基に、前記扉が開状態であり且つ前記蓋体が開状態であ
    ると確認された場合には前記コンベアを停止させるよう
    に前記駆動手段を制御する一方、前記扉が開状態であり
    且つ前記蓋体が閉状態であると確認された場合には、前
    記コンベアを駆動可能となるように前記駆動手段を制御
    する制御手段とを設けて構成したことを特徴とする工作
    機械の切粉排出装置。
  3. 【請求項3】 2以上の加工領域を備え、該加工領域が
    隔壁によって機外と仕切られ、且つ前記隔壁の前記加工
    領域に対応した部分を個別に開閉する2以上の扉を備え
    た工作機械の、前記各加工領域から排出される切粉を機
    外に排出する装置であって、上部が開口し、前記各加工
    領域から排出される切粉を前記開口部から受容するよう
    に設けてなるコンベアと、該コンベアを駆動する駆動手
    段とを備えた切粉排出装置において、 前記各加工領域に対応して設けられ、前記各加工領域に
    対応した前記コンベアの各開口部をそれぞれ個別に開閉
    する2以上の蓋体と、 前記各扉の開閉状態を検出する第1の検知手段と、 前記各蓋体の開閉状態を検出する第2の検知手段と、 前記第1の検知手段および第2の検知手段の検出信号を
    基に、前記扉が開状態であり且つ該扉に対応した前記蓋
    体が開状態であると確認された場合には前記コンベアを
    停止させるように前記駆動手段を制御する一方、前記扉
    が開状態であり且つ該扉に対応した前記蓋体が閉状態で
    あると確認された場合には、前記コンベアを駆動可能と
    なるように前記駆動手段を制御する制御手段とを設けて
    構成したことを特徴とする工作機械の切粉排出装置。
JP12416998A 1998-04-16 1998-04-16 工作機械の切粉排出装置 Withdrawn JPH11300571A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012238786A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Yamaha Motor Co Ltd 基板製造装置および印刷機
JP2022127387A (ja) * 2021-02-19 2022-08-31 Dmg森精機株式会社 工作機械、工作機械の制御方法、および工作機械の制御プログラム

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