JPH11300298A - 部品の洗浄・乾燥装置 - Google Patents

部品の洗浄・乾燥装置

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JPH11300298A
JPH11300298A JP11211598A JP11211598A JPH11300298A JP H11300298 A JPH11300298 A JP H11300298A JP 11211598 A JP11211598 A JP 11211598A JP 11211598 A JP11211598 A JP 11211598A JP H11300298 A JPH11300298 A JP H11300298A
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Yoshitsugu Uto
美亜 宇都
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Dikku Kk C
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工された部品を洗浄し、乾燥した状態で排
出する部品の洗浄・乾燥装置を提供する。 【解決手段】 工作機械の部品排出部1に続いて設けら
れた部品の洗浄・乾燥装置10であって、加工された部
品3に付着した切削油を洗浄する洗浄部80と、洗浄さ
れた部品に付着した洗浄液を乾燥する乾燥部81とを備
え、洗浄部80及び乾燥部81は、各工程が完了した後
当該部品3を次工程へ自動的に供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削油を用いる工
作機械に続いて設けられ、加工された部品を洗浄し乾燥
した状態で排出する部品の洗浄・乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】旋盤等の工作機械においては、切削時の
冷却用に切削油を用いており、加工された部品には切削
油や切り粉が付着している。これらの部品は、まとめて
パーツケースに収容されて洗浄装置まで運搬され、パー
ツケース毎に洗浄、乾燥されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、パーツケ
ースには多数の部品が収容されているので、部品に付着
した切削油が溜り、運搬中に床面に流れ出すことがあ
り、床面が汚れたり、また、床面が滑るので歩行中に転
倒する等の安全性に問題が生ずる。また、脱油、洗浄等
の工程に応じて部品をパーツケースに詰め替えしなけれ
ばならないので、その手間がかかるという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、加工された部品を洗浄し、乾燥した
状態で排出する部品の洗浄・乾燥装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、工作機械の部品排出
部1に続いて設けられた部品の洗浄・乾燥装置10であ
って、加工された部品3に付着した切削油を洗浄する洗
浄部80と、洗浄された部品に付着した洗浄液を乾燥す
る乾燥部81とを備え、洗浄部80及び乾燥部81は、
各工程が完了した後当該部品3を次工程へ自動的に供給
するようにしたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、洗浄部80は、部品3
を収容した収容体25を高速回転して切削油を脱液する
第1の脱油槽20と、当該部品3を収容した収容体41
に洗浄液を供給し、この洗浄液を部品3に対して相対的
に移動させて切削油を洗浄する洗浄槽40とから構成さ
れているところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、乾燥部81は、部品3
を収容した収容体25を高速回転して洗浄液を脱液する
第2の脱油槽50と、この第2の脱油槽50内に熱風を
供給する熱風供給部70とから構成されているところに
特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、洗浄部80及び乾燥部
81の収容体25,41は、底面に上下動可能な受け体
30を有し、この受け体30の上昇時に部品の供給を受
け、受け体30が下降したときにそれぞれの処理工程を
実行し、受け体30が再度上昇したとき当該部品3を次
工程に供給するようにしたところに特徴を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
1〜図4を参照して説明する。先ず、図1において、部
品の洗浄・乾燥装置10は、工作機械の部品排出部即ち
傾斜した搬入側シュート1に続いて配置されており、搬
入側シュート1側が高く、搬出側シュート2側が低い傾
斜した状態になっている。この部品の洗浄・乾燥装置1
0は、搬入側シュート1から順に、第1の脱油槽20、
洗浄槽40、第2の脱油槽50が配設され、これらの上
面を同時に開閉する蓋体60が、蓋体押え用シリンダ6
1により上下動可能に取着されている。
【0010】この蓋体60には熱風供給部70が連結さ
れており、第2の脱油槽50の上面が閉鎖された時に第
2の脱油槽50内に熱風が供給される。そして、洗浄部
80は、第1の脱油槽20と洗浄槽40とから構成さ
れ、乾燥部81は、第2の脱油槽50と熱風供給部70
とから構成されている。
【0011】つぎに、第1の脱油槽20について図4を
も参照して説明する。外筒21は底面に取着されたハウ
ジング22を介して機体11の底部に固定されている。
ハウジング22には上下に軸受23が取着されており、
これらに中空軸24が回転可能に取付けられている。こ
の中空軸24の上端には、収容体としての脱油籠25が
固定されていて、中空軸24に取り付けられたプーリー
26,ベルト27を介して図示しないモータにより回転
される。尚、外周壁には、多数の孔25aが形成されて
いる。
【0012】中空軸24の中心には、軸28が挿入され
ており、プッシャーシリンダ29により上下に移動さ
れ、上端に部品3を受ける受け体30が回転可能に取着
されている。この受け体30は脱油籠25内を上下に移
動するとともに、脱油籠25の内面から突設された空転
防止用ひれ31に係止して脱油籠25と一体に回転す
る。脱油籠25と軸28との間には油漏れを防止する封
止部材32が挿入されている。尚、外筒21の底面には
ドレーン口33が突設され、ここにドレーンホース34
が連結されている。
【0013】つぎに、洗浄槽40について説明する。収
容体としての外筒41は底面に取着されたハウジング4
2を介して機体11に固定されている。外筒41の周壁
部には洗浄液43(図2参照)を噴射する噴射口44
と、この洗浄液43を回収する戻し口45が設けられて
いる。この洗浄液43は、図示しないポンプにより噴射
口44から部品3に噴射されて切削油を洗浄し、切り粉
を除去して戻し口45から回収される。尚、循環経路に
は切削油を濾過する濾過器が設置されている。
【0014】ハウジング42の中心の孔46内には、第
1の脱油槽20と同様に、軸28が挿入されプッシャー
シリンダ29により上下動可能に構成されており、この
軸28の上端に、部品3を受ける受け体30が外筒41
内に位置して上下動可能に取着されている。外筒41と
軸28との間には油漏れを防止する封止部材32が挿入
されている。
【0015】第2の脱油槽50は、第1の脱油槽20と
同じ構成を有するもので、外筒51の内部に位置して中
空軸24に取り付けられた脱油籠25が配設され、プー
リー26,ベルト27を介して回転される。また、受け
体30が脱油籠25内を上下に移動するように取付けら
れている。
【0016】つぎに、第1の脱油槽20との相違点につ
いて説明する。外筒51の周壁には熱風を排出する排出
口52が形成されており、蓋体60から供給された熱風
を再び熱風供給部70へ戻して循環している。また、脱
油籠25は、脱液時の高速回転と、乾燥時の低速回転に
切換えできるように構成されている。
【0017】つぎに上記構成の作用について説明する。
各装置内の受け体30は、待機位置A、作業位置B、供
給位置Cの間を順に往復移動される。図1に示す待機位
置Aは、前工程から部品3の供給を受ける位置で、最高
位置からやや下がったところにある。図1,2,3に示
す作業位置Bは、脱油、洗浄、乾燥の各作業工程を実行
する位置で、最低高さのところにある。図3,4に示す
供給位置Cは、部品3を次工程に供給する最も高いとこ
ろにある。そして、工程が完了したときには、受け体3
0は待機位置Aにあって、前工程からの部品3の供給に
備えている。
【0018】図1に示す待機位置Aにある第1の脱油槽
20は、傾斜した搬入側シュート1から部品3が供給さ
れると、部品3は受け体30の上に停止する。そこで、
受け体30が作業位置Bまで下降すると(図2参照)、
蓋体60が下降して第1の脱油槽20の上部を閉鎖す
る。つぎに、脱油籠25がプーリー26,ベルト27を
介して高速回転され、部品3に付着した切削油が振り切
られ、切削油は、ドレーンホース34から排出される。
【0019】脱油が完了すると、図3に示すように、蓋
体60が上昇して第1の脱油槽20の上部を開放する。
また、受け体30は供給位置Cまで上昇する。そこで、
受け体30は傾斜しているので、部品3は、洗浄槽40
の外筒41の上縁を越えて落下し、待機位置Aにある洗
浄槽40の受け体30上に移載される。第1の脱油槽2
0の受け体30は、部品3が次工程である洗浄槽40に
供給されると、下降して待機位置Aに移動し(図1参
照)、つぎの部品3の供給に備える。
【0020】洗浄槽40に部品3が供給されると、受け
体30が作業位置Bまで下降する(図2参照)。また、
蓋体60が下降して洗浄槽40の上部を閉鎖する。そこ
で、洗浄液43が噴射口44から部品3に噴射されて、
部品3が洗浄され切り粉が除去される。この洗浄液43
は、戻し口45から回収され、切削油を濾過した後、再
度循環される。
【0021】洗浄が完了すると、図3に示すように、蓋
体60が上昇して洗浄槽40の上部を開放する。また、
受け体30は供給位置Cまで上昇する。部品3は受け体
30上を転がり、第2の脱油槽50の外筒51の上縁を
越えて落下し、待機位置Aにある第2の脱油槽50の受
け体30上に移載される。洗浄槽40の受け体30は、
部品3が次工程である第2の脱油槽50に供給される
と、下降して待機位置Aに移動し、つぎの部品3の供給
に備える。
【0022】部品3が第2の脱油槽50に供給される
と、受け体30は作業位置Bまで下降する。また、蓋体
60が下降して第2の脱油槽50の上部を閉鎖する。つ
ぎに、脱油籠25がプーリー26,ベルト27を介して
高速回転し、部品3に付着した洗浄液が振り切られ、洗
浄液はドレーンホース34から排出される。
【0023】洗浄液が振り切られると、脱油籠25が低
速回転に切換えられ、熱風供給部70から熱風が第2の
脱油槽50に供給され、部品3を回転させながら乾燥す
る。
【0024】部品3が乾燥されると、熱風の供給が停止
され、蓋体60が上昇して第2の脱油槽50の上部を開
放する。同時に、受け体30が供給位置Cまで上昇し
て、洗浄されて乾燥した部品3は、搬出側シュート2へ
搬出され図示しないパーツケースに収納される。そし
て、受け体30は、下降して待機位置Aに移動し、つぎ
の部品3の供給に備える。
【0025】尚、上記工程において、第1の脱油槽2
0、洗浄槽40、第2の脱油槽50における脱油、洗
浄、乾燥の各作業工程は同時に実施されるが、受け体3
0が供給位置Cまで上昇する時期は、時間差をもって作
動される。即ち、まず、第2の脱油槽50の受け体30
が上昇して、部品3を搬出側シュート2へ搬出し、待機
位置Aまで下降する(受け体30の上に部品3は存在し
ない)。
【0026】つぎに、洗浄槽40の受け体30が上昇
し、部品3を第2の脱油槽50の受け体30に供給した
後、待機位置Aまで下降する。最後に、第1の脱油槽2
0の受け体30が供給位置Cまで上昇して部品3を洗浄
槽40に供給した後、待機位置Aまで下降する。そこ
で、搬入側シュート1から第1の脱油槽20に部品3が
供給される。
【0027】上記実施例によれば、加工された部品3は
洗浄された後、乾燥した状態で排出されるので、部品の
取扱いが簡単で且つ清潔に実施され、パッケージケース
内に切削油が溜ることがないので床面を汚すこともな
く、極めて安全であるという効果を奏するものである。
【0028】また、洗浄部80を、第1の脱油槽20と
洗浄槽40とから構成したので、部品3に付着した切削
油を遠心脱油して、洗浄を効率的に実施できるという効
果を奏するものである。
【0029】さらに、乾燥部81を、第2の脱油槽50
と熱風供給部70とから構成したので、部品3の乾燥を
効率的に実施できるという効果を奏するものである。
【0030】また、洗浄部80及び乾燥部81の収容体
25,41は、底面に上下動可能な受け体30を有し、
この受け体30の上昇時に部品3の供給を受け、受け体
30が下降したときにそれぞれの処理工程を実行し、受
け体30が再度上昇したとき当該部品3を次工程に供給
するようにしたので、部品3の脱油、洗浄、乾燥の各作
業を流れ作業として自動化でき、生産性を著しく向上さ
せることができる。
【0031】尚、本発明は、上記実施例にのみ限定され
るものではなく、洗浄部80を、洗浄槽40のみで構成
してもよく、さらに、乾燥部81を、熱風供給部70の
みで構成してもよい。
【0032】図5〜図9は、本発明の洗浄部100の他
の実施例を示すものである。まず、図5において、機体
11には桶101が設置され、これに洗浄液43が貯留
されている。桶101の上方には傾斜したシュート10
2が斜めに配設されていて、これの端部102aは、工
作機械で加工された部品3を搬送するコンベヤ103に
連結している。尚、シュート102には後述する洗浄籠
115が通過する孔104(図6参照)が形成されてい
る。
【0033】機体11には桶101の上方に位置して櫓
111が設けられ、これから第1の吊下げ棒112(図
8参照)が垂下され、これに吊下げ部材113が取付け
られている。この吊下げ部材113は図示しないシリン
ダにより櫓111に対して上下に移動可能に設けられて
いる。
【0034】第2の吊下げ棒114は、吊下げ部材11
3から垂下されており、これの下端に部品の収容体とし
ての洗浄籠115が取付けられている。この洗浄籠11
5は図示しないシリンダにより吊下げ部材113に対し
て上下に移動可能に設けられている。従って、洗浄籠1
15は、吊下げ部材113と一体となって櫓111に対
して上下に移動され、停止している吊下げ部材113に
対してさらに上下に移動できるように構成されている。
【0035】この洗浄籠115は、図6及び図7に示す
ように、周囲に洗浄液43が流通する多数の孔116が
形成されている。また、底部117は、一端を支点11
7aとして回動可能に構成され、常時は側面に設けられ
たばね118に付勢されて閉鎖している。そして、洗浄
籠115が引き上げられシュート102を通過する際
に、底部117に取付けたストッパ119が孔104の
縁部に当接すると、底部117は支点117aを中心に
開口され、部品の搬出部となっている。また、上部側方
には開口部120が形成されており、部品の搬入部とな
っている。
【0036】つぎに上記構成の作用について説明する。
尚、図5,図8,図9中、矢印aは第1の吊下げ棒11
2の移動方向を示し、矢印bは第2の吊下げ棒114の
移動方向を示す。上向きの矢印は各図中における吊下げ
棒が短くなる方向即ち洗浄籠115が引き上げらること
を表し、下向きの矢印は各図中における吊下げ棒が長く
なる方向即ち洗浄籠115が下がることを表す。
【0037】図5は、洗浄籠115が待機位置Aにある
ことを示す。即ち、洗浄籠115がシュート102と交
差している状態にあり、開口部120がシュート102
に臨んでいる。コンベヤ103により搬送された工作機
械で加工済みの部品3は、シュート102を滑り降り、
開口部120を通過して洗浄籠115内に収容される。
【0038】つぎに、第1の吊下げ棒112及び第2の
吊下げ棒114が、図8aにおける矢印a,b方向に移
動して洗浄籠115は桶101内の作業位置Bに移動す
る。そこで、第2の吊下げ棒114を上下に移動させ
て、洗浄籠115を上下に振動させる(図8b参照)。
洗浄液43は、部品3に対して相対的に移動して、部品
3を洗浄する。
【0039】部品3が洗浄されると、第1の吊下げ棒1
12及び第2の吊下げ棒114が図9に示す矢印a,b
方向に移動して、洗浄籠115を供給位置Cまで引上げ
る。即ち、図7及び図9に示すように、洗浄籠115が
引き上げられてシュート102を通過する際に、底部1
17に取付けたストッパ119が孔104の縁部に当接
して底部117が開かれる。これにより、底部117に
載置されている部品3は、底部117からシュート10
2に移動する。そして、次の乾燥工程へ供給される。
【0040】この洗浄部100においても、上述した洗
浄部80と同様の効果を奏するものである。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、工作機械の
部品排出部に続いて設けられた部品の洗浄・乾燥装置で
あって、加工された部品に付着した切削油、切り粉を洗
浄・除去する洗浄部と、洗浄された部品に付着した洗浄
液を乾燥する乾燥部とを備え、前記洗浄部及び乾燥部
は、各工程が完了した後当該部品を次工程へ自動的に供
給するようにしたので、加工された部品は洗浄され、乾
燥した状態で排出されるので、部品の取扱いが簡単で且
つ清潔に実施され、床面を汚すこともなく、極めて安全
であるという効果を奏するものである。
【0042】請求項2の発明は、前記洗浄部は、部品を
収容した収容体を高速回転して切削油を脱液する第1の
脱油槽と、当該部品を収容した収容体に洗浄液を供給
し、この洗浄液を部品に対して相対的に移動させて切削
油を洗浄するとともに切り粉を除去する洗浄槽とから構
成されているので、部品に付着した切削油を遠心脱油し
て、洗浄を効率的に実施できるという効果を奏するもの
である。
【0043】請求項3の発明は、前記乾燥部は、部品を
収容した収容体を高速回転して洗浄液を脱液する第2の
脱油槽と、この第2の脱油槽内に熱風を供給する熱風供
給部とから構成されているので、部品3の乾燥を効率的
に実施できるという効果を奏するものである。
【0044】請求項4の発明は、前記洗浄部及び乾燥部
の収容体は、底面に上下動可能な受け体を有し、この受
け体の上昇時に部品の供給を受け、受け体が下降したと
きにそれぞれの処理工程を実行し、受け体が再度上昇し
たとき当該部品を次工程に供給するようにしたので、部
品の脱油、洗浄、乾燥の各作業を流れ作業として実現で
き、生産性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の縦断正面図である。
【図2】 作業状態にある縦断正面図である。
【図3】 部品を次工程に供給する状態を示す縦断正面
図である。
【図4】 脱油槽を拡大して示す縦断正面図である。
【図5】 洗浄部の他の実施例を示す正面図である。
【図6】 供給位置にある洗浄籠を拡大した正面図であ
る。
【図7】 洗浄籠を拡大した側面図である。
【図8】 部品を洗浄する状態にある洗浄籠の正面図
で、(a)は作業位置にある洗浄籠、(b)は洗浄状態
の洗浄籠である。
【図9】 供給位置にある洗浄籠正面図である。
【符号の説明】
1 搬入側シュート 2 搬出側シュート 3 部品 10 部品の洗浄・乾燥装置 20 第1の脱油槽 25 脱油籠(収容体) 30 受け体 40 洗浄槽 41 外筒(収容体) 43 洗浄液 44 噴射口 45 戻し口 50 第2の脱油槽 60 蓋体 70 熱風供給部 80 洗浄部 81 乾燥部 100洗浄部 115洗浄籠 117底部 120開口部 A 待機位置 B 作業位置 C 供給位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、工作機械の部品排出
部1に続いて設けられ部品を収容する収容体25,41
を有する洗浄部80及び乾燥部81を備えた部品の洗浄
・乾燥装置10であって、前記収容体25,41は底面
に上下動可能な受け体30を有し、この受け体30の上
昇時に部品の供給を受け、受け体30が下降したときに
それぞれ洗滌及び乾燥の処理工程を実行し、受け体30
が再度上昇したとき当該部品を次工程に供給するように
したところに特徴を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、工作機械の
部品排出部に続いて設けられ部品を収容する収容体を有
する洗浄部及び乾燥部を備えた部品の洗浄・乾燥装置で
あって、前記収容体は底面に上下動可能な受け体を有
し、この受け体の上昇時に部品の供給を受け、受け体が
下降したときにそれぞれ洗滌及び乾燥の処理工程を実行
し、受け体が再度上昇したとき当該部品を次工程に供給
するようにしたので、加工された部品は脱油、洗浄、乾
燥の各作業を流れ作業として実現でき、乾燥した状態で
排出されるので、部品の取扱いが簡単で且つ清潔に実施
され、床面を汚すこともなく、極めて安全で生産性を著
しく向上させることができるという効果を奏するもので
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】削除

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の部品排出部に続いて設けられ
    た部品の洗浄・乾燥装置であって、 加工された部品に付着した切削油を洗浄する洗浄部と、 洗浄された部品に付着した洗浄液を乾燥する乾燥部とを
    備え、 前記洗浄部及び乾燥部は、各工程が完了した後当該部品
    を次工程へ自動的に供給するようにしたことを特徴とす
    る部品の洗浄・乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄部は、部品を収容した収容体を
    高速回転して切削油を脱液する第1の脱油槽と、当該部
    品を収容した収容体に洗浄液を供給し、この洗浄液を部
    品に対して相対的に移動させて切削油を洗浄する洗浄槽
    とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    部品の洗浄・乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥部は、部品を収容した収容体を
    高速回転して洗浄液を脱液する第2の脱油槽と、この第
    2の脱油槽内に熱風を供給する熱風供給部とから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の部品の洗浄・
    乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄部及び乾燥部の収容体は、底面
    に上下動可能な受け体を有し、この受け体の上昇時に部
    品の供給を受け、受け体が下降したときにそれぞれの処
    理工程を実行し、受け体が再度上昇したとき当該部品を
    次工程に供給するようにしたことを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の部品の洗浄・乾燥装置。
JP11211598A 1998-04-22 1998-04-22 部品の洗浄・乾燥装置 Expired - Fee Related JP3265357B2 (ja)

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