JP2512018Y2 - 容器洗浄装置 - Google Patents

容器洗浄装置

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JP2512018Y2
JP2512018Y2 JP847891U JP847891U JP2512018Y2 JP 2512018 Y2 JP2512018 Y2 JP 2512018Y2 JP 847891 U JP847891 U JP 847891U JP 847891 U JP847891 U JP 847891U JP 2512018 Y2 JP2512018 Y2 JP 2512018Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は複数の洗浄液槽を共通の
濾過装置によって濾過する容器洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料水や醤油、酒等が詰められる容器
(びん)は使用後に回収されて再利用が図られる。この
場合、びんは洗びん機によって内部及び外部が洗浄され
る。
【0003】図5に一般的な洗びん機による洗びん作業
行程の概略を示す。同図に示すように、洗びん機は給び
ん装置101と洗びん装置102と排びん装置103に
よって構成されている。
【0004】給びん装置101は、ベルトコンベア10
4によって起立した状態で送られてきたびん105を供
給装置106によって順次洗びん装置102に供給する
ものである。
【0005】洗びん装置102は給びん装置101から
供給されたびん105の内部と外部を洗浄するものであ
って、洗浄液のジェット噴射によってびん105に付着
している粗物や残留物などを除去する予備洗浄と、洗浄
液のジェット噴射と浸漬とによる本洗浄と、温水浸漬と
新水のジェット噴射とによるすすぎの3つの行程に分け
られている。即ち、給びん装置101から送られてきた
びん105はそれぞれボトルキャリヤ107に押し込ま
れて支持される。このボトルキャリヤ107は洗びん装
置102に全体にわたって掛け回されたチェーン108
に固結されている。従って、このチェーン108が駆動
されることによってびん105が移動し、各洗浄行程に
おける複数の洗浄液槽109及び温水槽110に浸漬す
ると共に複数の洗浄ノズル111,112からの洗浄液
及び新水がそれぞれジェット噴射され、びん105の外
部と内部が洗浄される。
【0006】排びん装置103は、チェーン108によ
って移動して排びん装置103に送られてきたびん10
5がボトルキャリヤ107から抜き落とされ、排出装置
113によって順次コンベア114に押し出されて排び
んされる。
【0007】なお、コンベア114によって排出された
びん105は、その後、洗浄状態や破損などの検査が行
われる。また、びん105は搬送方向と直行する方向に
複数本配設された状態で洗浄が行われる。
【0008】上述した洗びん機の洗びん装置において、
びんを浸漬する洗浄液槽の洗浄液は濾過装置によって常
時濾過されている。
【0009】濾過装置を備えた従来の容器洗浄装置とし
ての洗びん装置が特公昭62−14326号公報に記載
されており、図6にその洗びん装置を示す。同図に示す
ように、洗びん装置は複数の洗浄液槽121,122,
123を有し、各洗浄液槽121,122,123には
濾過通路124,125,126が形成され、各濾過通
路124,125,126は連通路127によって連結
されている。
【0010】また、洗浄液槽123の濾過通路126に
は回転ドラムスクリーン128を有する濾過装置129
が取付けられている。そして、濾過装置129のシュー
ト130の下方には回収槽131が配置されている。回
転ドラムスクリーン128の上方部分は液面より突出さ
せてあり、その外周面に付着したラベル滓等を図示しな
いスクレーパ等によって剥離させ、シュート130を介
して回収槽131内に落下収納するようにしている。更
に、濾過装置129には濾過された洗浄液を各洗浄液槽
121,122,123に循環する循環路132の基端
部が接続され、その先端部はポンプ133及び逆止弁1
34,135を介して各洗浄液槽121,122,12
3に接続されている。
【0011】而して、びんの洗浄中に各洗浄液槽12
1,122,123内の洗浄液は各濾過通路124,1
25,126から連通路127にオーバーフローし、こ
の連通路127を介して濾過装置129に供給され、こ
こで濾過される。そして、ポンプ133により循環路1
32を介して各洗浄液槽121,122,123に戻さ
れる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の洗びん
装置にあっては、各洗浄液槽121,122,123内
にびんを連続的に浸漬させて洗浄を行っており、ここに
びんから剥がれたラベルやごみ、ほこり等の堆積物が発
生する。この堆積物は循環して戻される洗浄液の噴射に
よって濾過通路124,125,126の上方に押し上
げられ、連通路127にオーバーフローすることで濾過
装置129に供給される。
【0013】ところで、洗びん装置にあって、チェーン
108に固結されたボトルキャリヤ107はいろいろな
種類のびんを保持することができるようになっており、
洗びん装置101はこのすべてのびんを洗浄することが
できる。
【0014】従って、洗浄液槽121,122,123
内には小さいびんから大きいびんまで多種類のびんが浸
漬されることとなり、びんの大きさやその量によって洗
浄液槽121,122,123内の洗浄液の液面水位が
変化してしまう。即ち、洗浄するびんを大きいものから
小さいものに変更した場合、洗浄液槽121,122,
123の洗浄液の液面水位が低下し、濾過通路124,
125,126から連通路127へのオーバーフローさ
れる液量が減少、あるいはなくなって洗浄液を濾過する
ことができなくなってしまう。また、洗浄するびんを小
さいものから大きいものに変更した場合、洗浄液槽12
1,122,123の洗浄液の液面水位が上昇し、濾過
通路124,125,126から連通路127へのオー
バーフローされる液量が増加して濾過装置129が濾過
処理できる限界を越えてしまう。
【0015】このように濾過通路124,125,12
6から連通路127へのオーバーフローの液量が変化す
ると、洗浄液の循環による濾過作業を十分に行うことが
できないという問題がある。
【0016】また、洗浄液槽121,122,123内
には洗浄液に沈まないごみや埃等の浮遊物が混入してお
り、この浮遊物を各洗浄液槽121,122,123の
上方から直接オーバーフローさせて取除くことが考えら
れている。
【0017】ところが、洗浄液槽121,122,12
3の下方及び上方から洗浄液を排出して濾過しようとす
ると、その洗浄液槽121,122,123内の洗浄液
が減少して液面の水位が低下し、前述と同様に、オーバ
ーフローによる浮遊物や堆積物を含んだ洗浄液の排出が
行われず、各洗浄液槽121,122,123内の洗浄
液の濾過を十分に行うことができないという問題があ
る。
【0018】本考案はこのような問題点を解決するもの
であって、洗浄液の濾過循環作業の効率化を図った容器
洗浄装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案の容器洗浄装置は、洗浄液が貯溜された複数
の洗浄液槽と、該複数の洗浄液槽のうちいずれか一つに
設けられた濾過装置と、前記各洗浄液槽内の洗浄液を前
記濾過装置に供給する連通路と、前記濾過装置によって
濾過された洗浄液を前記各洗浄液槽に循環する循環路と
を具えた容器洗浄装置において、前記洗浄液槽と連通路
との間に該洗浄液槽内の洗浄液の基準水位を可変とする
調整せきを設けたことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】洗浄液槽と連通路との間に洗浄液槽内の洗浄液
の基準水位を可変とする調整せきが設けられたことで、
洗浄液槽内の洗浄液の量に合わせて調整せきを移動して
洗浄液の循環をコントロールできる。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細
に説明する。
【0022】図1に本考案の一実施例に係る容器洗浄装
置としての洗びん装置の要部断面(図2のA−A断
面)、図2に容器洗浄装置の側面概略、図3に図2のB
−B断面、図4に調整せきの取付状態を示す。
【0023】図2に示すように、洗びん装置は複数の洗
浄液槽1〜6を有し、各洗浄液槽1〜6には濾過通路7
〜12が形成され、この各濾過通路7〜12は連通路1
3によって連結されている。また、洗浄液槽6の濾過通
路12には濾過装置14が取付けられ、この濾過装置1
4には濾過された洗浄液を各洗浄液槽1〜6に循環する
循環路15が接続され、ポンプ16を介して各洗浄液槽
1〜6に接続されている。
【0024】そして、ボトルキャリヤ17に保持された
びん18が各洗浄液槽1〜6内に移送できるように、ボ
トルキャリヤ17が固結されたチェーン19が複数のス
プロケット20によって支持されて掛け回されている。
【0025】図1及び図4に示すように、濾過通路7は
上部に開口21が形成された筒状をなし、中間部には洗
浄液槽1の上部層に開口する第1分岐路22が、下部に
は洗浄液槽1の下部層に開口する第2分岐路23がそれ
ぞれ接続されている。また、連通路13は中空の箱状を
なし、濾過通路7の開口21の隣接位置には開口24が
形成されている。
【0026】濾過通路7の開口21と連通路13の開口
24とを連通するように切欠き部25が形成され、その
切欠き部25の連通路13側には調整せき26が装着さ
れている。この調整せき26は洗浄液槽1内の洗浄液の
基準水位を可変とするものであって、図示しない駆動手
段によって上下移動自在に、且つ、固定可能に支持され
ている。
【0027】また、図2及び図3に示すように、濾過通
路12の上部及び連通路13の下流端部は濾過装置14
に接続されている。濾過装置14は回転ドラムスクリー
ン27を有し、この回転ドラムスクリーン27によって
濾過された洗浄液は循環路15にて各洗浄液槽1〜6に
戻される。また、濾過装置14にはシュート28が取付
けられており、その下方には回収槽29が配置されてい
る。
【0028】なお、図1に示すように、濾過通路7の開
口21と連通路13の開口24には蓋部材30が設けら
れており、この蓋部材30を開放することにより、洗浄
液の流れを確認したり、内部を容易に清掃することがで
きるようになっている。
【0029】而して、びん18はボトルキャリヤ17に
保持された状態でチェーン19によって移送され、各洗
浄液槽1〜6内に浸漬されることで洗浄される。このと
き、びん18から剥がされたラベル滓等の堆積物は各洗
浄液槽1〜6の底部に貯まる。この堆積物は濾過装置1
4から循環され噴射された洗浄液によって各分岐路2
2,23を介して濾過通路7〜12内に移動される。そ
して、洗浄液は各濾過通路7〜11から連通路13に調
整せき26を越えてオーバーフローし、この連通路13
を介して濾過装置14に供給されると共に、濾過通路1
2を通って直接濾過装置14に供給される。洗浄液はこ
こで濾過され、ポンプ16により環境路15を介して各
洗浄液槽1〜6に戻される。
【0030】ところで、洗びん装置にあって洗浄するび
んはいろいろな種類のものがあり、洗浄液槽1〜6内に
浸漬されるびんの大きさやその量によって洗浄液槽1〜
6の洗浄液の液面水位が変化する。この場合、調整せき
26を移動させることで対処している。
【0031】即ち、洗浄するびんを小さいものから大き
いものに変更すると、例えば、洗浄液槽1の洗浄液の液
面水位が上昇して濾過通路7から連通路13へのオーバ
ーフローする液量が増加してしまう。従って、このオー
バーフローする液量を一定に保つために、事前に調整せ
き26を調整してその位置を高くしておく。すると、液
面水位が若干上昇してオーバーフローする液量は従来と
同様となり、濾過装置14による洗浄液の濾過が確実に
行われ、洗びん装置の連続運転が可能となる。
【0032】
【考案の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本考案の容器洗浄装置によれば、複数の洗浄液槽と
複数の洗浄液槽のうちいずれか一つに濾過装置を設ける
と共に各洗浄液槽内の洗浄液を濾過装置に供給する連通
路と濾過された洗浄液を各洗浄液槽に循環する循環路と
を設け、洗浄液槽と連通路との間に洗浄液槽内の洗浄液
の基準水位を可変とする調整せきを設けたので、洗浄液
槽内の洗浄液の水位に合わせて調整せきを移動すること
でこの液面水位を変化させ、洗浄液槽から連通路へのオ
ーバーフロー量を一定として洗浄液の循環をコントロー
ルし、洗浄液の循環濾過の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る容器洗浄装置としての
洗びん装置の要部断面図(図2のA−A断面図)であ
る。
【図2】洗びん装置の側面概略図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】調整せきの取付状態を示す斜視図である。
【図5】一般的な洗びん機の概要図である。
【図6】従来の洗びん装置の概略図である。
【符号の説明】
1〜6 洗浄液槽 7〜12 濾過通路 13 連通路 14 濾過装置 15 循環路 17 ボトルキャリヤ 18 びん(容器) 19 チェーン 26 調整せき

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液が貯溜された複数の洗浄液槽と、
    該複数の洗浄液槽のうちいずれか一つに設けられた濾過
    装置と、前記各洗浄液槽内の洗浄液を前記濾過装置に供
    給する連通路と、前記濾過装置によって濾過された洗浄
    液を前記各洗浄液槽に循環する循環路とを具えた容器洗
    浄装置において、前記洗浄液槽と連通路との間に該洗浄
    液槽内の洗浄液の基準水位を可変とする調整せきを設け
    たことを特徴とする容器洗浄装置。
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