JPH0726218B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0726218B2
JPH0726218B2 JP16750389A JP16750389A JPH0726218B2 JP H0726218 B2 JPH0726218 B2 JP H0726218B2 JP 16750389 A JP16750389 A JP 16750389A JP 16750389 A JP16750389 A JP 16750389A JP H0726218 B2 JPH0726218 B2 JP H0726218B2
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cleaning
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懸一 田中
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【発明の詳細な説明】 [利用分野及び発明の概要] 本発明は洗浄装置、特に、切削加工品等の洗浄装置に関
するものであり、機械加工部品に付着する洗浄油や切り
粉等を洗浄液によって洗浄する洗浄装置に関するもので
あり、洗浄液を流動させることにより機械加工部品を洗
浄するようにして、従来の洗浄液浴内で機械加工部品を
洗浄する方式のものに比べて洗浄時間を短縮できるよう
にするものである。
[従来技術及びその問題点] 機械加工部品の洗浄装置としては、従来は、第7図に示
すように、洗浄液浴(B)内に機械加工部品を収容した
バスケット(A)を没入させ、このバスケット(A)を
往復駆動装置(E)によって往復移動させるようにして
いる。
この従来のものでは、バスケット(A)の往復移動に伴
ってバスケット(A)内に収容された部品群が(B)内
で往復移動することとなり、この間に機械加工部品に付
着していた切削油や切り粉等が洗い落される。
ところが、この従来のものでは、バスケット(A)を往
復移動させるものであるから、この移動速度を高速化で
きない。高速化した場合には、バスケット(A)内にお
ける機械加工部品相互の衝突が著しくこれら被洗浄物の
表面に傷が付くからである。
本発明は、かかる不都合を解消することを課題とするも
のであり、具体的には、被洗浄物と接触する洗浄液の量
を多くでき、しかも、被洗浄物に対する洗浄液の相対的
な流れを高速化できるようにすることによって洗浄効率
の向上を企画するものである。
*請求項1の発明 [技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は
か『被洗浄物を収容する上方開放の筒状のバスケット
(1)を上方に向って直径が拡大する有底筒状の回転ド
ラム(2)内に収容すると共に両者を一体的に又は相対
回転自在に結合し、前記バスケット(1)胴部と回転ド
ラム(2)の胴部との間に間隙(G)を形成すると共に
バスケット(1)の底部周辺部に前記間隙(G)に連通
する開口部(11)を設け、前記間隙(G)内に、これを
円周方向において複数に区画する仕切板(21),(21)
を設け、回転ドラム(2)の上端部外周域に洗浄液取出
部(31)を設け、この洗浄液取出部(31)とバスケット
(1)の上端開放部との間に洗浄液の帰還回路(3)を
設け、前記回転ドラム(2)を回転駆動するようにする
と共に、前記帰還回路(3)に循環用ポンプ(P)を挿
入した』ことである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
バスケット(1)内に洗浄液を投入すると、この洗浄液
はバスケット(1)の開口部(11)から該バスケット
(1)とその外側の回転ドラム(2)の間に形成された
間隙(G)の底部に侵入して該部分に滞留した状態にな
る。
この状態で、回転ドラム(2)及び循環ポンプ(P)を
駆動状態にすると、上記間隙(G)の底部に滞留した洗
浄液は、該間隙(G)を円周方向に区画する態様で配設
された仕切板(21),(21)によって回転力が附与され
る。そして、上記洗浄液は、上記回転力によって生じる
遠心作用によって、回転ドラム(2)の内壁に押し付け
られ、この押し付け力の上向きの成分により回転ドラム
(2)の内壁を上昇し、回転ドラム(2)の上端開放部
からオーバーフローする。このオーバーフローした洗浄
液は、回転ドラム(2)の上端部外周域に設けた洗浄液
取出部(31)に取り出され、更に、この取出された洗浄
液は上記洗浄液取出部(31)とバスケット(1)の上端
開放部を繋ぎ且循環ポンプ(P)を具備する帰還回路
(3)を介してバスケット(1)内に帰還させられる。
即ち、洗浄液は、バスケット(1)→開口(11)→間隙
(G)→回転ドラム(2)の上端部→洗浄液取出部(3
1)→帰還回路(3)→バスケット(1)の経路で循環
し、上記洗浄液は常時前記バスケット(1)を含む循環
流路内で循環させられることとなる。
上記洗浄液の循環により、バスケット(1)内に収容さ
れた被洗浄物の表面には、常時、洗浄液が接触しながら
流れることとなり、被洗浄物に付着している切削油や切
り粉は洗い落される。この切削油や切り粉は洗浄液とと
もに、バスケット(1)の底部周辺部に形成された開口
部(11)から間隙(G)の底部に達する。そして、この
切り粉は、遠心作用によって、直ちに、回転ドラム
(2)の内壁に押し付けられて集合たい積し、切削油を
含んだ洗浄液は上記の作用により回転ドラム(2)の内
壁を上昇して回転ドラム(2)の上端開放部からオーバ
ーフローし、上記した経路で循環することとなる。
そして、上記動作が一定時間経過すると、被洗浄物に付
着した切削油及び切り粉が完全に洗い落されることとな
る。
上記したように、この請求項1の発明のものは、一定量
の洗浄液を循環用ポンプ(P)によって循環させながら
被洗浄物を洗浄するものであるが、回転ドラム(2)の
回転数を上昇させると、回転ドラム(2)の上端開放部
から排出される洗浄液の排出速度が大きいものとなり、
これと対応して、循環ポンプ(P)の回転速度を大きく
することによって、バスケット(1)を通過する洗浄液
の速度を大きくすることができる。即ち、回転ドラム
(2)の回転数を大きくすると、被洗浄物に対する洗浄
液の相対的な流れを高速化できることとなる。又、被洗
浄物には上記洗浄液が高速度で流れながら接触するか
ら、この洗浄液が被洗浄物に接触する油量を時間的に累
積した値が大きくなり、洗浄作業が終わるまでに上記被
洗浄物に接触することとなる全洗浄液の量を多くするこ
とができる。
又、本発明のものでは、回転ドラム(2)を回転させて
被洗浄物を洗浄するから、回転ドラム(2)の回転を高
速化させても、バスケットを往復駆動する既述従来例の
もののように、洗浄中に、被洗浄物相互が衝突すること
はない。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
洗浄液の循環速度を高める為に、回転ドラム(2)の回
転速度を大きくさせても、被洗浄物相互が衝突しないと
共に、上記洗浄液の高速循環により、被洗浄物に対する
洗浄液の相対的な流れを高速化でき、しかも、これによ
って被洗浄物と接触する洗浄液の量を多くできるから、
被切削物に傷を付けることなく、洗浄効率を向上させる
ことができる。
*請求項2の発明において この請求項2の発明は、請求項1の発明において、洗浄
完了後には、洗浄液を排出するとともに被洗浄物に付着
している洗浄液を遠心力によって完全に除去できるよう
にするものである。
このための本発明の技術的手段は、上記請求項1の発明
において、『回転ドラム(2)の回転速度を低速度と高
速度に切替える回転速度切替手段(4)を具備させ、帰
還回路(3)内に洗浄液貯溜部(32)を設けるととも
に、前記高速回転時に循環用ポンプ(P)を停止状態と
する制御手段を具備させた』ことである。
この技術的手段は、上記請求項1の発明の作用に加えて
次のように作用し効果を有する。
被洗浄物に付着した切削油や切り粉の洗い落し(洗浄工
程)が終了すると、回転速度切替手段(4)によって回
転ドラム(2)の回転速度は高速回転に切替わる。そし
て、これと同時に、制御手段によって循環用ポンプ
(P)は停止状態となり、これにより、バスケット
(1)に洗浄液が供給されなくなる。
上記状態で、回転ドラム(2)の高速回転状態が継続す
ると、被洗浄物に付着した洗浄液は、遠心力によって、
分離・飛散し、この飛散した洗浄液は、バスケット
(1)→開口(11)→間隙(G)→回転ドラム(2)の
上端部→洗浄液取出部(31)→帰還回路(3)と流れ、
更に、該帰還回路(3)内に設けられた洗浄液貯溜部
(32)に貯溜されることとなる。そして、被洗浄物に付
着している洗浄液は、上記飛散により完全に除去される
こととなり、被洗浄物に付着している洗浄液を除去する
脱液作業を別に行なう必要がなくなる利点がある。
[実施例] 以下、請求項1及び請求項2の発明の実施例を第1図か
ら第3図に基いて説明する。
この実施例の洗浄装置は、第1図に示すように、バスケ
ット(1)を収容させた回転ドラム(2)をケーシング
(K)の上室(K1)内に収容させ、前記回転ドラム
(2)の下部に突設した回転軸(22)をケーシング
(K)側に設けた軸受部(40)により回転自在に支持す
ると共に、前記回転軸(22)を伝動ベルト(23)を介し
てモータ(M)に接続したものである。そして、前記回
転ドラム(2)の外周域に、洗浄液取出部(31)を設
け、この洗浄液取出部(31)と上記バスケット(1)と
の間に形成した後述の洗浄液の帰還回路(3)中に循環
用ポンプ(P)を挿入している。
上記回転ドラム(2)は、第2図に示すように、上方に
向って直径が拡大する有底筒状に形成させてあると共に
その上端には外方に突出する鍔部(22)を具備させてい
る。又、上記回転ドラム(2)内には、その内周壁から
底壁に沿って設けられたL字状の仕切板(21),(21)
が突出しており、これら仕切板(21),(21)は円周方
向に36°間隔で配設されている。又、底壁の中央部分に
は、上記仕切板(21),(21)の横片(24)の高さと一
致する隆起部(29)が設けてある。
上記回転ドラム(2)に収容されるバスケット(1)
は、第2図に示すように、パンチングメタルで構成され
た上端開放の筒状のもので、その上端開放部には環状の
補強材(10)を設けてあり、これにより、上端開放部の
形状が変形しないようにしてある。
そして、この実施例では、上記バスケット(1)の胴部
に、同図に示すように、これの直径よりも少し大きく且
該バスケット(1)とほぼ同じ高さを有する案内筒
(9)を外装し、この案内筒(9)とバスケット(1)
との間に小さな間隙(12)を設ける態様で案内筒(9)
を補強材(10)に固定している。
案内筒(9)の外径は、第1図及び第2図に示すよう
に、上記回転ドラム(2)に設けられたL字状の仕切板
(21),(21)の下部コーナー部を順次繋いで出来た円
の直径よりも僅かに小さく設定されている。そして、こ
の案内筒(9)の外周壁には、バスケット(1)を回転
ドラム(2)に対して回り止め状態に結合する保持部材
(99),(99)が180°間隔で設けられており、該保持
部材(99)は、上記仕切板(21)の板厚と略等しい間隔
を置いて対向する一対の係止片(90),(90)で構成さ
れている。そして、バスケット外周の案内筒(9)の係
止片(90),(90)相互の間に仕切板(21)を嵌入する
態様で該バスケット(1)を回転ドラム(2)内に収容
すると、該バスケット(1)は、上記した回転ドラム
(2)の隆起部(29)に載置された状態になる。又、バ
スケット(1)は、その案内筒(9)が回転ドラム
(2)の仕切板(21),(21)の縦片(25),(25)に
微少間隔を置いて包囲されることにより該回転ドラム
(2)に対して同心状態に維持されると共に、係止片
(90),(90)と仕切板(21)との係合により相対回転
が阻止された状態となっている。そして、上記バスケッ
ト(1)を収容した状態では、バスケット(1)の外周
の案内筒(9)と回転ドラム(2)の間には仕切板(2
1),(21)の縦片(25),(25)で円周方向に仕切ら
れた間隔(G)で形成されることとなる。又、上記状態
において、バスケット(1)の底部外周部分に形成され
た開口(11)(この実施例ではバスケット(1)を構成
するパンチングメタルの多数の小孔が開口(11)として
機能する)は仕切板(21),(21)の縦片(24),(2
4)相互間部を介して、仕切板(21),(21)の横片相
互間部と連通した状態となっている。
上記した回転ドラム(2)の外周域に形成された洗浄液
取出部(31)は、第1図に示すように、回転ドラム
(2)の外周壁とケーシング(K)との間に設けられた
樋(39)によって構成されており、この樋(39)の内周
端縁を上記回転ドラム(2)の鍔部(22)の下方に臨ま
せてある。この樋(39)の底面は一方に傾斜させてあ
り、この最も低くなる部分と、ケーシング(K)の外部
に設けた洗浄液貯溜部(32)とを連通パイプ(38)によ
って連通接続してある。そして、循環用ポンプ(P)の
給入口に接続された吸入側パイプ(37)の下端を前記洗
浄液貯溜部(32)に挿入すると共に、循環用ポンプ
(P)の排出口に接続された可撓性材料で形成された排
出側パイプ(36)の端部をバスケット(1)の中程に臨
ませている。
即ち、このものでは、上記排出側パイプ(36),吸入側
パイプ(37),連通パイプ(38)によって上記技術的手
段の項に記載した帰還回路(3)を構成しているのであ
る。
請求項1及び請求項2の発明の実施例である、第1図及
び第2図のものでは、洗浄工程終了と同時に、自動的
に、モータポンプ(M)が低速回転から高速回転に切替
わり、モータ(M)が高速回転している時には循環用
(P)を停止させ、洗浄液が上記循環回路(3)を介し
て循環しないようにしてある。即ち、洗浄工程から脱油
工程に自動的に切変るようにしてある。この為、この実
施例の洗浄装置では、第3図に示すような構成の制御装
置を具備させてある。
以下に、上記制御装置の構成を同図に基づいて説明す
る。
始動ボタン(70)の投入信号は第1フリップフロップ
(71)(以下、フリップフロップをFFと言う)のセット
入力端子に印加されると共にこの第1FF(71)の出力は
第1トランジスタ(72)のベースに印加され、この第1
トランジスタ(72)への出力によりモータ(M)が回転
するようになっている。
又、上記した始動ボタン(70)の投入信号は、第2FF(7
3)のセット入力端子に印加されると共にこの第2FF(7
3)の出力は第2トランジスタ(74)のベースに印加さ
れ、この第2トランジスタ(74)への出力により循環用
ポンプ(P)が駆動状態になるようにしてある。
更に、上記始動ボタン(70)の投入信号は、第1タイマ
(T1)に印加され、この第1タイマ(T1)の出力は、第
2FF(73)のリセット入力端子に印加されると共に微分
回路(81)及び第2タイマ(T2)を介して第1FF(71)
のリセット入力端子に印加されている。尚、この実施例
のものでは、上記した第1タイマ(T1)及び第2タイマ
(T2)は信号が入力されて一定時間経過後、出力するも
のを採用している。
そして、上記第1タイマ(T1)の出力は第3FF(75)の
セット入力端子に印加されると共にこの第3FF(75)の
出力はモータ(M)の高電位側に接続した抵抗(76)側
回路を短絡する為の第3のトランジスタ(77)のベース
に印加されている。又、上記第2タイマ(T2)の出力は
上記第3FF(75)のリセット入力端子に印加されてい
る。即ち、これら第3FF(75),第3トランジスタ(7
7),抵抗(76)が請求項2の発明の回転速度切替手段
(4)と対応しているのであり、前記第3トランジスタ
(77)のベースに「H」出力が印加されているときには
モータ(M)にかかる電圧は高くなってモータ(M)の
回転速度は高速度となり、逆に、第3トランジスタ(7
7)のベースに「L」出力が印加されているときにはモ
ータ(M)にかかる電圧は低くなってモータ(M)の回
転速度は低速度となる。
この洗浄装置を使用する場合、給油口(図示せず)を介
して上記した洗浄液貯溜部(32)に洗浄液を所定量投入
すると共に、可撓性の排出側パイプ(36)を屈曲させつ
つケーシング(K)の頂部に配設した蓋体(55)を開け
て被洗浄物をバスケット(1)内に収容し、更に、その
後、上記蓋体(55)を閉めて事前準備を完了させる。
ここで、始動ボタン(70)を押すと、第1FF(71)がセ
ットされて第2トランジスタ(72)がON作動し、これに
よって、回転ドラム(2)用のモータ(M)が回転し始
める。他方、上記始動ボタン(70)の投入から一定時間
が経過する迄は第1タイマ(T1)は信号を出さないこと
から、上記一定時間が経過する迄は第3FF(75)は
「H〕信号を出さず、第3トランジスタ(77)がOFF状
態に維持せしめられる。これにより、上記回転ドラム
(2)が低速回転状態になる。又、上記始動ボタン(7
0)の投入と同時に「H」信号を出す第2FF(73)の出力
により循環用ポンプ(P)が駆動状態となって洗浄工程
が開始され、上記洗浄液貯溜部(32)内の洗浄液は循環
用ポンプ(P)によって吸引されて吸引用パイプ(3
7),排出用パイプ(38)を介してバスケット(1)の
中央底部に投入される。この洗浄液は、バスケット−に
収容した被洗浄物(D),(D)に接触しながら該バス
ケット(1)内を中央部から内周壁に向って流れ、前記
被洗浄物(D),(D)の表面に付着した切削油及び切
り粉を洗い落す。
この切削油や切り粉を含んだ洗浄液は、バスケット
(1)の外周部分→案内筒(9)とバスケット(1)間
の間隙(12)→仕切板(21),(21)の横片相互間の経
路で回転ドラム(2)に導かれ、直ちに、仕切板(2
1),(21)によって回転力が与えられる。
従って、洗浄液に混入している切り粉は、遠心力によっ
て、回転ドラム(2)底部において内周壁に向って移動
せしめられ、短時間で回転ドラム(2の内周壁の下部に
集合たい積することとなる。
一方、切削油を含んだ洗浄液は、回転ドラム(2)の内
壁に押し付けられ、その押し付け力の上向きの成分によ
り、回転ドラム(2)の内壁を上昇して上端開放部から
オーバーフローする。そして、このオーバーフローした
前記洗浄液は、樋(39)に流れ込むと共にこの樋(39)
の低くなった部分に集合し、樋(39)→連通パイプ(3
8)の経路で洗浄液貯溜部(32)に帰還することとな
る。
即ち、洗浄液と切り粉とは、回転ドラム(2)の回転に
伴なう遠心力によって分離されることとなり、切削油を
含んだ洗浄液のみが上記経路で洗浄液貯溜部(32)に帰
還するのである。そして、この洗浄液は、再び、循環用
ポンプ(P)によってバスケット(1)内に投入され、
上記洗浄が連続的に行なわれることとなり、被洗浄物に
付着した洗浄油や切り粉は除去されたものとなる。
ここで、第1タイマ(T1)によって設定された時間が経
過すると、この第1タイマ(T1)の出力によって、第3F
F(75)が「H」信号を出して第3トランジスタ(77)
がON動作し、これによって抵抗(76)が短絡した状態と
なってモータ(M)が高速回転状態になる。又、上記第
1タイマ(T1)の出力によって第2FF(73)がリセット
せしめられて、循環用ポンプ(P)が停止状態となる。
即ち、洗浄工程から脱液工程に切変る。
そして、被洗浄物に付着していた洗浄液は、回転ドラム
(2)の高速回転によって生じる大きな遠心力によって
飛散し、この飛散した洗浄液は、回転ドラム(2)の内
周面→回転ドラム(2)の上端開放部→樋(39)→連通
パイプ(38)の経路で洗浄液貯溜部(32)に貯溜され
る。この脱液工程では、循環用ポンプ(P)は停止状態
になっているから、前記洗浄液は、バスケット(1)内
に投入されることなく洗浄液貯溜部(32)に連続的に貯
溜されていくこととなる。
上記状態で、回転ドラム(2)の高速回転状態が継続さ
れると被洗浄物に付着した洗浄液は完全に除去されるこ
ととなり、この脱液時間を規定する上記第2タイマ(T
2)の設定時間が経過すると、この第2タイマ(T2)の
出力によって、第1FF(71)がリセットせしめられてモ
ータ(M)が停止状態となるとともに第3FF(75)の出
力は「L」レベルとなり、制御装置は初期状態に復帰す
ることとなる。即ち、洗浄及び脱液の全工程が終了すこ
ととなる。
尚、上記実施例のものは、回転ドラム(2)の回転速度
を低速度と高速度に切替えて高速回転時に脱液するよう
にしたが、必ずしこの高速回転は必要ない。そして、こ
の脱液の為の高速回転を行なわせない場合が請求項1の
発明に対応している。又、上記脱液工程を行なわせず洗
浄工程のみを実行させる場合には、バスケット(1)は
回転ドラム(2)と一体回転させる必要がない。
*請求項3の発明において、 請求項3の発明は上記請求項1の発明と同様の課題を解
決するものであるが、加えて、循環用ポンプ(P)を用
いることなく、回転ドラム(2)の上端から直接バスケ
ット(1)内に洗浄液を帰還させる得るようにすること
を別の課題とするものである。
[技術的手段] 前記課題を解決するために講じた本発明の技術的手段
は、『被洗浄物を収容する上方開放の筒状のバスケット
(1)を上方に向って直径が拡大する有底筒状の回転ド
ラム(2)内に収容すると共に両者を一体的に又は相対
回動自在に結合し、前記バスケット(1)胴部と回転ド
ラム(2)の胴部との間に間隙(G)を形成すると共に
バスケット(1)の底部周辺部に前記間隙(G)に連通
する開口部(11)を設け、前記間隙(G)内に、これを
円周方向において複数に区画する仕切板(21),(21)
を設け、回転ドラム(2)の上端部周縁にバスケット
(1)の上端開放部の上方に達し且上方に向て直径が縮
小する環状カバー(20)を連設し、前記仕切板(21),
(21)を上方に向って回転ドラム(2)の回転方向後方
に傾斜させ、前記回転ドラム(2)を回転駆動するよう
にした』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
バスケット(1)に投入された洗浄液がバスケット
(1)の底部から間隙(G)を介して回転ドラム(2)
の上端周縁部に達すること、及び、この洗浄液の流れに
よって被洗浄物が洗浄される点では、上記請求項1及び
請求項2の発明と同様に作用する。
ところが、仕切板(21)は回転ドラム(2)の回転方向
に対して後方に傾斜していることから、各仕切板(21)
が渦巻ポンプのフィンと同様の機能を発揮することとな
って、回転ドラム(2)の回転に伴う間隙(G)内の洗
浄液の流れが高速になる。上記洗浄液は、回転ドラム
(2)の上端から高速度で流出して上方の環状カバー
(20)に衝突すると共にこれで案内されてそのままバス
ケット(1)の上端開放部からバスケット(1)内に帰
還せしめられることとなる。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
間隙(G)を上昇する洗浄液が環状カバー(20)によっ
て案内されてそのままバスケット(1)の上端開放部か
らバスケット(1)内に帰還することとなるから、請求
項1の発明で必要不可欠である循環用ポンプ(P)は不
要なものとなる。
*請求項4の発明について この請求項4の発明は、上記請求項2の発明と同様に、
前記請求項3の発明において、洗浄後に洗浄液を排出で
きるようにするとともに、被洗浄物に付着した洗浄液を
除去できるようにすることを課題とするものである。
この課題を解決するための技術的手段は、上記請求項3
の発明において、『回転ドラム(2)の上端部から環状
カバー(20)の上端部までの範囲に開閉自在の排出口
(51)を設け、この排出口(51)の外周域に環状の洗浄
液捕集部(52)を設け、前記回転ドラム(2)の回転速
度を低速回転と高速回転に切替える回転速度切替手段
(4)を具備させた』ことである。
この技術的手段は、上記請求項3の発明の作用に加えて
次のように作用する。
被洗浄物に付着した切り粉の洗い落し作業(洗浄工程)
が終了した時点で、排出口(51)を「開」状態にし、回
転速度切替手段(4)によって回転ドラム(2)の回転
速度を高速回転に切替える。
上記状態で、回転ドラム(2)の高速回転状態が継続さ
れると、被洗浄物に付着した洗浄液は、遠心力によっ
て、回転ドラム(2)の内周壁に飛散し、洗浄工程の場
合と同様に、前記洗浄液は、遠心作用によって、回転ド
ラム(2)の内壁を上昇する。
上記排出口(51)は回転ドラム(2)の上端部から環状
カバー(20)の上端部までの範囲に設けられているか
ら、上昇してきた洗浄液は、「開」状態にある上記排出
口(51)から排出され、排出口(51)の外周域に設けら
れた環状の洗浄液捕集部(52)に捕集される。即ち、洗
浄液はバスケット(1)内に帰還しないものとなり、被
洗浄物に付着している洗浄液は、上記飛散により、完全
に除去されることとなる。
[実施例] 以下に、請求項3及び請求項4の発明の実施例を第4図
及び第5図に基づいて説明する。
この実施例の洗浄装置では、第5図に示すように、バス
ケット(1)と回転ドラム(2)を一体化させてあり、
これらバスケット(1),回転ドラム(2)の各構成は
請求項1の発明のものととほぼ同様のものを採用してい
る。
この実施例の回転ドラム(2)には、その上端周縁に、
第4図に示すように、バスケット(1)の上端開放部の
上方に達し且上方に向って直径が縮小する環状カバー
(20)を着脱自在に連設すると共にその傾斜部に複数の
排出口(51)が形成してある。そして、回転ドラム
(2)の外側には、内周縁部に起立壁(56)を周設した
環状板で形成された排出口(51)が設けられている。
又、第5図に示すように、回転ドラム(2)に具備させ
た仕切板(21),(21)は上方に向って回転ドラム
(2)の回転方向後方に傾斜させてある。従って、第5
図に示す回転ドラム(2)では、同図の矢印で示す時計
方向に回転することとなる。
上記環状カバー(20)の上方には、第4図に示すよう
に、皿状の上蓋(54)を設けると共にこの上蓋(54)を
回転自在接続具(C)によって洗浄液投入パイプ(59)
に回動自在に支持させてある。前記上蓋(54)は、同図
に示す如く、その内面を環状カバー(20)の外面と全面
で対接する形状に設定してあり、且、環状カバー(20)
の外径と略一致させてある。
又、上記供給パイプ(58)の周壁には、第4図に示すよ
うに、取付け部材(57)を介してシリンダ(S)の出力
軸が取付けてあり、この出力軸の進退により、上蓋(5
4)が昇降するようになっている。この上蓋(54)の昇
降範囲は、上昇したときには、第4図の実線で示すよう
に、回転速度切替手段(4)の上方に形成した開口(4
2)の周縁部分と対接し、降下したときには、同図の二
点鎖線で示すように、環状カバー(20)に形成した排出
口(51),(51)を閉塞するように設定してある。尚、
この実施例では、上記(S)として、出力軸がバネによ
って突出する方向に自動復帰する、所謂、自動復帰式の
エアーシリンダを採用している。
この実施例のものでは、洗浄工程終了と同時に、自動的
にモータ(M)が低速回転から高速回転に切変ると共
に、それまで下位にあった上蓋(54)が上昇して、環状
カバー(20)の排出口(51),(51)を介して洗浄液が
洗浄液捕集部(52)に排出されるようにし、洗浄液が循
環しないようにしてある。即ち、洗浄工程が終了する
と、自動的に脱油工程に切変るようにしてある。この
為、第6図に示すような構成の制御装置を具備させてあ
る。
尚、環状カバー(20)の排出口(51),(51)が常に
「閉」状態にあるものが、請求項3の発明と対応する。
以下に、上記制御装置の構成を同図に基づいて説明する
が、請求項2の発明の実施例に使用した制御装置と相違
する部分、即ち、循環用ポンプ(P)の駆動制御部分バ
スケット(A)に代えて設けたシリンダ(S)の制御部
分(B)についてのみ説明する。
このものでは、第1タイマ(T1)の出力を第3FF(87)
のセット入力端子に印加すると共にこの第3FF(87)の
出力を電磁弁(79)のソレノイド部に印加し、他方、第
2タイマ(T2)の出力を第3FF(87)のリセット入力端
子に印加するようにし、これによって、上記シリンダ
(S)の制御部分(B)を構成している。
このものでは、始動ボタン(70)を押すと、回転ドラム
(2)の上端部に連設された環状カバー(20)に対接す
る上蓋(54)が一体的に低速回転する。この状態では、
第3FF(87)の出力は「L」出力となっており、環状カ
バー(20)の排出口(51),(51)は上蓋(54)によっ
て「閉」状態となっている。従って、バスケット(1)
から回転ドラム(2)に流出した洗浄液は、回転ドラム
(2)の回転方向に対して後方に傾斜している仕切板
(21)によって高速で上方に案内され、該洗浄液は仕切
板(21),(21)→環状カバー(20)→環状カバー(2
0)の内周端→バスケット(1)→回転ドラム(2)の
経路で循環することとなる。即ち、この実施例のもので
は、既述第1及び第2請求項に対応する実施例のものの
ように、洗浄液を循環させる為の循環ポンプ(P)が不
要となるのである。そして、上記洗浄液の循環により、
被洗浄物に付着した切削油及び切り粉は洗い落されるこ
ととなる。
ここで、第1タイマ(T1)によって設定された時間が経
過すると、この第1タイマ(T1)の出力によって、モー
タ(M)が低速回転から高速回転に切変り、更に、第3F
F(87)から「H」信号を出す。すると、ソレノイド部
(78)が励磁状態になって電磁弁(79)が作動状態とな
り、シリンダ(S)ノ出力軸端の上昇に伴なって、上蓋
(54)はケーシング(K)の天板に形成した開口(42)
の周縁部と当接するまで上昇する。この状態では、回転
ドラム(2)の高速回転によって生じる大きな遠心力に
よって、被洗浄物に付着した洗浄液は環状カバー(20)
に形成した排出口(51)を介してその外側の洗浄液捕集
部(52)側に飛散して該洗浄液捕集部(52)で捕集され
る。即ち、脱液工程が実行されるのである。そして、第
2タイマ(T2)によって設定された時間が経過すると、
第1FF(71)及び第3FF(87)の出力は「L」出力とな
り、モータ(M)が停止状態になると共に、ソレノイド
部(78)は非励磁状態となり、電磁弁(79)の自動復帰
にともない上蓋(54)はシリンダ(S)を介して初期状
態に復帰することとなる。
尚、実施例は、バスケット(1)と回転ドラム(2)と
が一体的に回転する構成としたが、洗浄工程だけ行なわ
せる場合には、回転ドラム(2)のみを相対回転させる
ようにしてもよい。
又、上記した第2請求項及び第4請求項と対応する実施
例の洗浄装置では、被洗浄物を、洗浄液によって洗浄し
た後、該被洗浄物に付着している洗浄液を脱液するよう
にしたが、前記洗浄装置の使用の態様としてはこれに限
定されることはなく、例えば、洗浄工程の前工程とし
て、回転ドラム(2)を高速回転して被洗浄物に付着し
ている切削油を脱油する脱油工程を設けるようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は請求項1及び請求項2の発明と対応
する実施例の説明図,第3図は請求項2の発明と対応す
る実施例の制御装置の説明図,第4図は及び第5図は請
求項3及び請求項4の発明と対応する実施例の説明図,
第6図は請求項4の発明と対応する実施例の制御装置の
説明図,第7図は従来例の説明図であり、図中, (P)……循環用ポンプ (G)……間隙 (1)……バスケット (2)……回転ドラム (3)……帰還回路 (4)……回転速度切替手段 (11)……開口部 (20)……環状カバー (21)……仕切板 (31)……洗浄液取出部 (32)……洗浄液貯溜部 (52)……洗浄液捕集部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄物を収容する上方開放の筒状バスケ
    ット(1)を上方に向って直径が拡大する有底筒状の回
    転ドラム(2)内に収容すると共に両者を一体的に又は
    相対回動自在に結合し、前記バスケット(1)の胴部と
    回転ドラム(2)の胴部との間に間隙(G)を形成する
    と共にバスケット(1)の底部周辺部に前記間隙(G)
    に連通する開口部(11)を設け、前記間隙(G)内に、
    これを円周方向において複数に区画する仕切板(21),
    (21)を設け、回転ドラム(2)の上端部外周域に洗浄
    液取出部(31)を設け、この洗浄液取出部(31)とバス
    ケット(1)の上端開放部との間に洗浄液の帰還回路
    (3)を設け、前記回転ドラム(2)を回転駆動するよ
    うにすると共に、前記帰還回路(3)に循環用ポンプ
    (P)を挿入した洗浄装置。
  2. 【請求項2】回転ドラム(2)の回転速度を低速度と高
    速度に切替える回転速度切替手段(4)を具備させ、帰
    還回路(3)内に洗浄液貯溜部(32)を設けるととも
    に、前記高速回転時に循環用ポンプ(P)を停止状態と
    する制御手段を具備させた特許請求の範囲第1項記載の
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】被洗浄物を収容する上方開放の筒状のバス
    ケット(1)を上方に向って直径が拡大する有底筒状の
    回転ドラム(2)内に収容すると共に両者を一体的に又
    は相対回動自在に結合し、前記バスケット(1)胴部と
    回転ドラム(2)の胴部との間に間隙(G)を形成する
    と共にバスケット(1)の底部周辺部に前記間隙(G)
    に連通する開口部(11)を設け、前記間隙(G)内に、
    これを円周方向において複数に区画する仕切板(21),
    (21)を設け、回転ドラム(2)の上端部周縁にバスケ
    ット(1)の上端開放部の上方に達し且上方に向って直
    径が縮小する環状カバー(20)を連設し、前記仕切板
    (21),(21)を上方に向って回転ドラム(2)の回転
    方向後方に傾斜させ、前記回転ドラム(2)を回転駆動
    するようにした洗浄装置。
  4. 【請求項4】回転ドラム(2)の上端部から環状カバー
    (20)の上端部までの範囲に開閉自在の排出口(51)を
    設け、この排出口(51)の外周域に環状の洗浄液捕集部
    (52)を設け、前記回転ドラム(2)の回転速度を低速
    回転と高速回転に切替える回転速度切替手段(4)を具
    備させた特許請求の範囲第3項記載の洗浄装置。
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