JPH11299804A - 骨接合装置 - Google Patents

骨接合装置

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JPH11299804A
JPH11299804A JP10105910A JP10591098A JPH11299804A JP H11299804 A JPH11299804 A JP H11299804A JP 10105910 A JP10105910 A JP 10105910A JP 10591098 A JP10591098 A JP 10591098A JP H11299804 A JPH11299804 A JP H11299804A
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Shugo Matsumoto
修吾 松本
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/74Devices for the head or neck or trochanter of the femur
    • A61B17/742Devices for the head or neck or trochanter of the femur having one or more longitudinal elements oriented along or parallel to the axis of the neck
    • A61B17/746Devices for the head or neck or trochanter of the femur having one or more longitudinal elements oriented along or parallel to the axis of the neck the longitudinal elements coupled to a plate opposite the femoral head

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 術中における操作が容易であって、しかも患
者の骨形状や骨折状況などに応じて適宜に対応すること
のできる対応性の高い新規の骨接合装置のプレートセッ
トを提供する。 【解決手段】 骨プレート10の上端部には突出係合部
14が設けられ、その中央には長孔状の突出係合孔14
aが形成されている。突出係合部14には延長プレート
40のソケット状の基部係合部41が嵌合するように構
成されている。基部係合部41は枠状に形成され、突出
係合部14を内部に嵌合させるための嵌合収容溝14b
が構成されている。この嵌合収容溝14bの表面側の板
面には円形の基部係合孔41aが穿設されている。延長
プレート40には基部係合部41から伸びる舌状部4
2,43,44が設けられ、先端部には延長係合孔42
a,43a,44aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は骨接合装置に係り、特
に、大腿骨骨頭近傍を固定し、治療する場合に好適なプ
レートセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、大きな荷重のかかる大腿骨骨
頭近傍には骨折や骨頭壊死などが多く発生することか
ら、大腿骨骨頭近傍の骨折を固定し、或いは人工骨や人
工関節などを取り付けて治療するために、種々の骨プレ
ートが開発され、用いられている。骨や人工物を固定す
るには、固定ねじを受け入れ係合するためのネジ係合孔
が形成された骨プレートを骨の外面上に配置し、固定ネ
ジをネジ係合孔に挿通して骨内にねじ込み、固定ネジの
頭部をネジ係合孔に係合させる方法が最も一般的であ
る。大腿骨骨頭の近傍においてもこのような通常の骨プ
レート及び骨ネジのセットが用いられる場合もあるが、
大腿骨骨頭の骨形状に合わせた専用のプレートセットが
用いられることが多い。
【0003】この大腿骨頭部専用のプレートセットとし
ては、主として大腿骨の骨頭部と骨幹部との間の骨折を
固定し、治療するためのものとして、大腿骨の骨幹部の
外側面に沿って上下に伸びるように配置され、その延長
方向に複数のネジ係合孔を形成した骨プレートに、この
上端近傍から斜め上方に伸びる円筒形状のスリーブを一
体的に構成し若しくは別体で取付けたものがある。スリ
ーブ内にはラグスクリュウと呼ばれる骨ネジを挿通して
大腿骨の骨頭内部にまで達するようにネジ込み、骨頭部
と骨幹部とを圧縮状態で保持するようになっている。こ
の種のプレートセットとしては、特願平1−29661
6号などに開示されたものがある。
【0004】一方、大腿骨骨頭近傍には筋に連結された
腱に接続される大転子、小転子などがあり、これらは腱
から大きな荷重を受けることがあるために破断してしま
うことが多い。また、骨頭部近傍は関節から大きな荷重
を受けるため複雑な骨折を起こすことが比較的多い。こ
のような大腿骨骨頭近傍の不安定骨折を治療するとき、
単に大腿骨の骨頭部と骨幹部との間を固定する上記のよ
うなプレートセットでは不十分な場合が多い。そのた
め、上記のような骨プレートのスリーブ部の基部よりも
上方にある上端部につば状の比較的肉厚の延長部分を一
体的に設け、この延長部分に複数のネジ係合孔を形成
し、このネジ係合孔に固定ネジを係合させて骨内にねじ
込むことによって大転子近傍の骨折部を固定するように
したプレートセットが販売されている。
【0005】また、登録実用新案公報第3021149
号には、従来の骨プレートの上端部の肩に対し着脱自在
に構成された肉厚の延長プレートを着脱自在に構成し、
この延長プレートにネジ係合孔を形成して大転子近傍の
不安定骨折を固定するための固定ネジを挿通、係合させ
るようにしたものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際の大腿
骨骨頭近傍の骨形状や骨折状態は患者毎に大きく異なる
ため、上記延長部分を一体的に備えた骨プレートを用い
ても、大腿骨骨頭近傍の状況に応じて適切に骨を固定す
ることができない場合が多い。例えば、大腿骨骨頭近傍
の形状は患者毎に異なるため、延長部分の形状によって
は骨プレートが全体として骨幹部から浮き上がってしま
ったり、逆に延長部分が大腿骨上部から離れてしまった
りする。また、骨折状態も患者毎に大きく異なるため、
固定ネジのねじ込み位置も骨折状態に対応させて種々に
設定する必要があるが、骨プレートと一体に形成された
延長部分では、固定ネジを挿通、係合させるためのネジ
係合孔の位置は決まっているため、延長部分に多数のネ
ジ係合孔を設けたり、或いは異なる形状や異なる位置に
ネジ係合孔を備えた延長部分を有する多種類の骨プレー
トを用意する必要があるという問題点がある。
【0007】一方、上記登録実用新案公報に記載された
骨プレートの場合、骨プレートに対し延長プレートを着
脱可能に構成しているため、必要に応じて延長プレート
を取り付けたり、取り外したりすることができ、延長プ
レートのみ多種類用意しておけば種々の状況に対応させ
ることができる。しかし、この延長プレートは、骨プレ
ートの上端部の肩に嵌合して骨プレートと一体化する肉
厚形状を備えているため、骨プレートと延長プレートと
の係合性が必ずしも良好でなく、しかも、骨プレートを
骨表面上に固定した状態での延長プレートの着脱が難し
いという問題点がある。また、患者の骨形状に対する対
応性が必ずしも充分でなく、また、骨プレートに対する
延長プレートの延長角度もリジッドに固定されているた
め、手術中に適合する延長プレートを探しながら延長プ
レートの着脱を繰り返さなければならないという問題点
がある。
【0008】そこで本発明は上記従来の骨プレートの各
問題点を解決するものであり、その課題は、術中におけ
る操作が容易であって、しかも患者の骨形状や骨折状況
などに応じて適宜に対応することのできる対応性の高い
新規の骨接合装置のプレートセットを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段(請求項1)は、骨若しくはその
同等物を保持固定するための骨接合装置であって、骨の
外面上に固定される骨プレートと、該骨プレートに対し
て係合し、前記骨プレートから離れた位置を追加固定す
るために骨内に挿入される固定部材を挿通係合させるた
めの延長係合孔を備えた延長プレートとを備え、前記骨
プレートにおける端部から突出する突出係合部を形成
し、前記延長プレートの基部には、前記突出係合部に対
して挿脱可能に構成した基部係合部を設けたことを特徴
とする。ここで、骨の同等物とは、人工骨、人工関節な
どの骨の代替物及び筋、腱並びにそれらの代替物を言
う。
【0010】この手段によれば、骨プレートの端部から
突出するように構成された突出係合部を形成し、この突
出係合部に対して挿脱可能に係合する基部係合部を備え
た延長プレートを設けたので、骨プレートの形状に因ら
ず延長プレートを確実に係合保持することができ、手術
中における延長プレートの挿脱もまた容易に行えるよう
に構成することができる。
【0011】請求項1において、前記突出係合部には骨
内に導入される固定部材を挿通係合させるための突出係
合孔を形成することが好ましい。この手段によれば、突
出係合部に突出係合孔を設けることにより、延長プレー
トを装着しなくても骨プレートの端部から突出した部分
に固定部材を係合させて骨内に導入し、骨折部などを固
定することができる。
【0012】請求項1又は請求項2においては、前記基
部係合部には、固定部材を挿通係合させるための基部係
合孔を形成し、前記突出係合部に前記延長プレートを係
合させた状態で前記突出係合孔と前記基部係合孔とが平
面的に重なるように構成されていることが望ましい。こ
の手段によれば、基部係合部に形成された基部係合孔が
突出係合孔と平面的に重なるように構成されているの
で、骨プレートに延長プレートを装着したときに、平面
的に重なった基部係合孔と突出係合孔とに固定部材を挿
通させて骨に導入することによって骨プレートと延長プ
レートとを強固に結合させることができる。また、基部
係合孔と突出係合孔に挿通させた固定部材により骨折部
などを固定することも可能である。
【0013】請求項1から請求項3までのいずれか1項
において、前記突出係合部は前記骨プレートが接する骨
表面の形状に沿った方向に突出していることが好まし
い。この手段によれば、突出係合部が骨表面の形状に沿
った方向に突出していることにより骨プレートを骨表面
上に安定して設置することができるとともに、延長プレ
ートを装着しても安定性が損なわれることがなくなる。
この場合、特に、骨プレートが大腿骨頭部近傍の骨幹部
の外側面上に固定され、その上端部に突出係合部が形成
される場合には、突出係合部を骨表面から離れる方向に
斜めに突出させることにより骨プレートの上端部を大腿
骨上部の骨表面に合致した形状とすることができ、骨プ
レートを安定的に固定することができる。
【0014】請求項1から請求項4までのいずれか1項
において、前記基部係合部が前記突出係合部を包むよう
にして嵌合するように構成されていることが望ましい。
この手段によれば、基部係合部が突出係合部を包むよう
に嵌合するので、骨プレートの端部に形成される突出係
合部の形状を簡易なものとすることができ、必ず使用す
る骨プレートの製造コストを低減することができるとと
もに、骨プレートに延長プレートを接続しないで使用す
る場合にもプレート表面を体内への埋設に適した単純か
つ滑らかな形状に構成することができる。
【0015】請求項1から請求項5までのいずれか1項
において、前記延長係合孔は、前記基部係合部から伸び
る手指で変形可能な部分に形成されていることが望まし
い。この手段によれば、基部係合部から伸び、手指で変
形可能な部分に延長係合孔が形成されているので、延長
係合孔の形成部分を手術中において骨表面に或いは固定
したい部分に適合するように変形させた状態で固定部材
を挿通させ、係合固定することができるので、患者の骨
形状や骨の状況などに応じた高い対応性を発揮させるこ
とができる。
【0016】請求項1から請求項5までのいずれか1項
において、前記延長係合孔は、前記延長プレートの前記
基部係合部から伸びる、前記骨プレートよりも薄肉の舌
状部の先端部近傍に形成されていることが好ましい。こ
の手段によれば、延長係合孔を薄肉の舌状部の先端部近
傍に形成することによって、薄肉の舌状部を骨表面に合
わせて撓ませることができるため、延長係合孔に挿通す
る固定部材を確実に骨内に導入させることが可能にな
る。
【0017】請求項7において、前記舌状部は、前記延
長係合孔の形成位置よりも前記基部係合部寄りの根元部
分が細幅に形成されていることが好ましい。この手段に
よれば、舌状部の根元部分が細幅に形成されていること
により、舌状部を根元部分で変形させてその伸びる方向
を変えることも可能になり、骨表面の形状に対しより柔
軟に対応させることができるとともに、不要な延長係合
孔を備えた舌状部を除去するために、材質によっては舌
状部の根元部分を切断して除去することも可能になる。
【0018】上記各手段は、特に大腿骨の骨頭部近傍を
保持固定するために大腿骨の骨幹部の外側面上に固定さ
れる骨プレートの上端部に突出係合部を設ける場合に効
果的である。この場合、大腿骨上部の不安定骨折を容易
に固定保持することができる。この大腿骨骨頭部近傍を
保持固定するための骨プレートは、骨頭部の内部へ向け
て斜め上方に伸びるように導入されるラグスクリュウを
直接係合させたり、スリーブを介して間接的に係合させ
たりするように構成されていることが好ましい。また、
上記各手段においては、突出係合部を骨プレートの本体
よりも薄い板状に形成し、さらに延長プレートの基部係
合部以外の部分を薄板状に形成することによって、骨プ
レートを骨表面上に固定した状態でも延長プレートの着
脱が容易になり、しかも、突出係合部及び延長プレート
を変形可能にすることによって骨表面の形状や骨折など
の状況に対する対応性を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る骨接合装置の実施形態について説明する。図1は
本実施形態の骨接合装置のうちの延長プレートを装着し
た骨プレートの平面図(a)及び延長プレートを取り外
した状態の骨プレートの上端部近傍を示す部分平面図
(b)を示すものであり、図2は延長プレートを取り外
した状態の骨プレート、スリーブ体及びラグスクリュウ
のセット状態を示す組立部分断面図であり、図3は延長
プレート、骨プレート、スリーブ体、ラグスクリュウを
組立てたセット状態を示す組立側面図である。なお、図
2及び図3には、本実施形態を装着した大腿骨上部の概
略形状を一点鎖線で示してある。
【0020】本実施形態の骨接合装置のプレートセット
は、生体に埋設されることから全て生体適合性材料で構
成されるべきであり、ステンレス鋼、チタン若しくはチ
タン合金、生体適合性樹脂などによって形成することが
できる。具体的には、純チタン(CP1種、2種など)
やTi−6Al−4Vなどの合金、SUS316などが
ある。本実施形態は、大腿骨の上部の骨幹部外表面に配
置されるための骨プレート10と、骨プレート10に対
して挿通係合するように構成されたスリーブ体20と、
スリーブ体20に挿通されるラグスクリュウ30と、骨
プレート10に着脱可能に構成された延長プレート40
とから構成される。本実施形態では、骨プレート10、
スリーブ体20、ラグスクリュウ30及び図示しない固
定ネジを全て上記の材料で構成している。
【0021】骨プレート10は、やや肉厚に形成された
上係合部11と、上係合部11よりもやや薄肉に形成さ
れた下固定部12とから構成される。上係合部11には
プレート面に対して斜めに穿設された主係合孔11aが
設けられている。主係合孔11aに隣接する上係合部1
1内にはバヨネット回転体13が回転自在に収容されて
おり、バヨネット回転体13の係合稜13aは隣接する
主係合孔11a内に突出するように構成されている。バ
ヨネット回転体13の係合稜13aは段付き円柱形状の
段部の稜線で構成され、当該段部の稜線の周回方向の一
部は図2に示すテーパ面13bによって削除されてい
る。さらにバヨネット回転体13には上係合部11の表
面上に露出する操作部に切り欠き部13cが設けられて
いる。バヨネット回転体13を切り欠き部13cが主係
合孔11a側(上側)に配置されるように回転させると
係合稜13aが主係合孔11a内に突出し、切り欠き部
13cが主係合孔11aとは逆側(下側)に配置される
ようにバヨネット回転体13を回転させるとテーパ面1
3bが主係合孔11aに臨むため、主係合孔11a内に
は係合稜13aは突出しなくなる。
【0022】主係合孔11aの内面上にはその貫通方向
(軸線方向)に沿って伸びるように形成されたリブ11
bが形成されており、このリブ11bはスリーブ体20
の外周面に形成された図示しない凹溝に嵌合し、主係合
孔11aに挿入されたスリーブ体20の軸線周りの回転
を規制するようになっている。スリーブ体20には、上
記バヨネット回転体13の係合稜13aに係合する係合
溝が形成されており、スリーブ体20を主係合孔11a
内に挿入し、バヨネット回転体13を回転させることに
よって係合稜13aと係合溝とが嵌合してスリーブ体2
0を軸線方向に固定するように構成されている。
【0023】一方、下固定部12には、その延長方向に
縦列配置された一つのネジ係合孔12a及び複数のネジ
係合孔12bが設けられている。これらのネジ係合孔1
2a,12bは、図示しない固定ネジを挿通させて骨内
にねじ込むと固定ネジの頭部に係合するように構成され
ており、これによって骨プレート10を大腿骨の骨幹部
の外側面上に固定できるように構成されている。ネジ係
合孔12aは下固定部12の最も上側に形成されてお
り、固定ネジをプレート面に対して垂直に受け入れ係合
するだけでなく、ラグスクリュウ30と同様に固定ネジ
を斜め上方に向けてねじ込む姿勢で係合できる(例え
ば、小転子に向かってねじ込むこともできる。)よう
に、孔内面が斜め上方にも固定ネジの軸部を挿通できる
ように成形されている。
【0024】スリーブ体20は円筒形状に形成されてお
り、図2に示すように、主係合孔11aの内部に挿入さ
れ、上記係合稜13aにより軸線方向に規制され、図1
に示すリブ11bにより回転方向に規制される。スリー
ブ体20にはラグスクリュウ30が予め挿入され、ラグ
スクリュウ30の図2に示す頭部31がスリーブ体20
の先端内部に形成された枠状部に突き当たり、図2及び
図3に示す状態で、ラグスクリュウ30がスリーブ体2
0の内部へ引き込むように操作することはできるが、図
示の状態からスリーブ体20内からラグスクリュウ30
をさらに先端側に抜き出すことはできないように構成さ
れている。
【0025】ラグスクリュウ30は、図2に示すよう
に、端面にドライバなどの回転させるための工具に係合
する係合構造(十字溝、−溝、六角穴など)を備えた頭
部31が形成され、スリーブ体20内に保持されてい
る。頭部31は軸部32に接続され、軸部32の先端に
螺旋状の係合ネジ部33が形成されている。ラグスクリ
ュウ30にはその軸線に沿ってガイドピンを挿通させる
ことのできる図示しない軸穴が穿設されている。
【0026】骨プレート10の上端部には板状の突出係
合部14が一体に形成されている。この突出係合部14
の中央には、プレートの長手方向にやや延長された長孔
状の突出係合孔14aが形成されている。突出係合部1
4には延長プレート40のソケット状に形成された基部
係合部41が嵌合するように構成されている。延長プレ
ート40の平面図(a)、側面図(b)及び正面図
(c)を示すものが図6である。ここで、図の正面は骨
プレート10側の端面として表している。基部係合部4
1は、裏面側が開口した枠状に形成され、上記突出係合
部14を内部に嵌合させるための嵌合収容溝41bが構
成されている。この嵌合収容溝41bの表面側の板面に
は円形の基部係合孔41aが穿設されている。延長プレ
ート40には基部係合部41から先端側にそれぞれ舌状
に伸びる3つの舌状部42,43,44が設けられ、そ
れぞれの舌状部はほぼ一定の薄い板状に形成されている
とともに、基部側がやや幅狭で先端側において幅広にな
る平面形状を備え、各舌状部42,43,44の先端部
には延長係合孔42a,43a,44aが形成されてい
る。
【0027】図3に示すように、骨プレート10の上端
部の底面はプレート面(上係合部11の下側寄りの底面
及び下固定部12の底面と平行な仮想平面)に対して全
体として角度α=7度程度表面側(骨から離れる側)に
反るように形成されている。実際には、この角度αは5
〜15度の範囲内に設定することが好ましい。この角度
αは大腿骨の上部の骨幹部から大転子に向けた外表面の
形状に応じて形成されている。この反った底面部分は、
製造を容易にする観点からは平面的に上記角度範囲で反
っていることが好ましい。しかし、骨プレート10を大
腿骨に密着させる観点からは、全体の反り形状としては
上記角度範囲に収まるものの、骨の外表面に合わせて下
方から上方へ向けて連続的に曲面状に反った形状となっ
ていることが望ましい。一方、骨プレート10の本体の
上端部からさらに突出している突出係合部14は骨プレ
ート10の本体の上端部の底面よりもさらに表面側に反
った形状に形成されている。図2に示すように、本実施
形態では突出係合部14の突出方向は、上記プレート面
に対して角度β=30度だけ傾斜している。この角度β
は20〜45度の範囲内で設定することが好ましい。な
お、突出係合部14もまた製造上の観点からは平面状に
形成されていることが好ましいが、骨の外表面に合わせ
て曲面状に反った形状になっていてもよい。
【0028】以上説明した本実施形態によれば、骨プレ
ート10の突出係合部14に延長プレート40を着脱可
能に構成しているので、大腿骨骨頭近傍の不安定骨折が
ある場合には、図3に示すように延長プレート40を突
出係合部14に装着した状態で骨プレート10を大腿骨
の骨幹部の外側面上に固定ネジなどにより固定し、ラグ
スクリュウ30を用いて骨頭部の破断部を固定するとと
もに、延長プレート40の舌状部42,43,44の延
長係合孔42a,43a,44aに固定ネジを挿通して
大転子近傍の破断部をも同時に固定することができる。
この場合に、延長プレート40の基部係合部41以外の
部分、特に舌状部42,43,44は比較的薄い板状に
形成されているために手術中に手指などにより容易に折
り曲げることができる。このため、図4に示すように、
延長プレート40の舌状部をそれぞれ大腿骨の表面に対
応させて添わせるように変形させることができるので、
大腿骨の表面上に合致するように舌状部を変形させた上
で、延長係合孔に挿通させた固定ネジなどで締付固定す
ることができるため、患者毎に異なる大腿骨の形状や不
安定骨折の状況に対応して適切な保持固定を施すことが
できる。このとき、大腿骨上部に対して適用した場合、
3つの舌状部のうち中央の舌状部43は大転子近傍の骨
表面に沿って密着するように変形され、左右の舌状部4
2,44は基部係合部41の軸線から左右にずれている
ため大転子に対して体躯の前面側及び後面側に回り込む
ように変形される。特に、先端部に延長係合孔が形成さ
れている舌状部42,43,44は基部側が幅狭に先端
部が幅広に形成されているので、舌状部の変形は極めて
容易であり、舌状部における延長係合孔の形成部分を確
実に骨表面に接触させることができる。この場合、3つ
形成された舌状部42,43,44のうち固定ネジを延
長係合孔に挿通させる必要のない不要なものは大腿骨の
表面上に押し付けたままの状態とすることもでき、ま
た、ピンカッタや鋸などで根元から除去することも可能
である。
【0029】本実施形態においては、突出係合部14に
延長プレート40を装着しないで、図2に示すように、
骨プレート10、スリーブ体20及びラグスクリュウ3
0と図示しない固定ネジのみで骨折部などを固定するこ
ともできる。この場合、突出係合部14に形成された突
出係合孔14aに固定ネジを挿通させ、骨内にねじ込ん
で固定ネジの頭部を突出係合孔14aに係合させること
も可能である。一方、突出係合孔14aを用いるだけで
は不十分な場合には、上述のように延長プレート40を
突出係合部14に嵌合させることにより、延長プレート
40の延長係合孔をも用いて固定することができる。こ
の場合、突出係合孔14aと基部係合孔41aとは互い
に重なるように構成されているので、両孔の重なり部分
に固定ネジを挿通させてねじ込むことによって、骨プレ
ート10と延長プレート40とを強固に結合させること
も可能である。もちろん、この重なり部分に挿通する固
定ネジを単に骨プレート10と延長プレート40との結
合のみに用いるのではなく、同時に骨折部の固定に用い
ても良い。
【0030】なお、上記実施形態では、各係合孔に固定
ネジを挿通させる場合について説明しているが、ネジの
形成されていない単なる固定ピンを挿通させて骨に突き
立ててもよい。また、上記実施形態では突出係合孔14
aを長孔状に形成しているので、基部係合部を骨プレー
ト10の軸線方向に或る程度出し入れしても突出係合孔
14aと基部係合孔41aとを平面的に重なるように設
定することができるため、両孔に固定ネジや固定ピンな
どを挿通させるとき、突出係合部14と基部係合部41
との嵌合深さに或る程度の自由度を持たせることができ
る。さらに、上記実施形態では突出係合部と基部係合部
とを相互に嵌合させることにより骨プレートと延長プレ
ートとを接合させているが、突出係合部と基部係合部と
をそれぞれ板状に形成し、両者を単に重ね合わせた状態
で、突出係合部に形成した突出係合孔と基部係合部に形
成した基部係合孔とを合わせて固定ネジなどを挿通し、
固定ネジを骨内にねじ込むことによって骨プレートと延
長プレートとを結合させるようにしてもよい。
【0031】本発明では、骨プレートと延長プレートと
を同一の素材で構成してもよく、或いは、骨プレートと
延長プレートを異なる素材で構成することもできる。後
者の場合、延長プレートとしては、骨表面に合わせて変
形可能に構成することによって使用が容易になるため、
骨プレートよりも柔らかい材質で構成することが好まし
い。延長プレートを骨プレートよりも柔らかい材質で構
成する場合と、同一の素材で構成する場合とのいずれに
おいても、延長プレートの少なくとも基部係合部以外の
部分を変形可能に構成することが好ましく、特に、手術
中に手指などで容易に変形でき、しかも、延長プレート
による骨折部などの固定が充分に行えるように構成する
ことが望ましい。例えば、比較的硬質のTi合金の場合
には、1.5〜3mm程度の厚さであることが好まし
く、特に1.5〜2mmの範囲内の厚さであることが望
ましい。比較的柔軟性のある純TiやSUS316など
で形成する場合には2〜4mmが好ましく、特に2〜3
mmであることがより望ましい。延長プレートの厚さが
これら範囲を上回ると骨表面に合わせて手術中に変形さ
せることが困難になり、厚さがこれら範囲を下回ると骨
折部などの充分な保持、支持が得られなくなる。
【0032】図7乃至図9には、それぞれ上記延長プレ
ート40とは異なる形状を備えてはいるが、上記実施形
態の骨プレート10に装着可能な別の延長プレートの形
状例を示す。図7(a)に示す延長プレート50は、上
記の突出係合部14に係合可能な基部係合部51と、基
部係合部51から上方へ伸びる基部接続部52と、基部
接続部52の先端から左方に向けて伸びる舌状部53と
を備えている。基部係合部51には基部係合孔51aが
形成され、基部接続部52の先端部には延長係合孔52
aが形成され、舌状部53の先端部には延長係合孔53
aが形成されている。この例では延長係合孔53aが基
部係合部51の軸線よりも左側にずれて形成されている
ので、特に右脚の大腿骨骨頭部を治療するのに適してい
る。これは、例えば右脚の大腿骨の骨頭部には前捻角が
存在し(特に東洋人の場合)、すなわち、骨幹部の外側
面に固定される骨プレート10のプレート面に対して斜
め右側に相当する体躯の斜め前方側に向けて骨頭部が斜
めに突出しているため、骨プレート10の軸線よりもや
や左側(体躯の後方側)から固定ネジをねじ込む方が骨
頭部近傍の骨折部をより容易に固定できるからである。
したがって、左脚用の延長プレートは図7(a)に示す
ものとは逆に舌状部が右方に向けて伸びるものとなる。
【0033】図7(b)に示す延長プレート60は、基
部係合部61と、基部係合部61から上方へ伸びる基部
接続部62と、基部接続部62の先端部から図示左方へ
伸びる舌状部63と、基部接続部62の先端部から図示
右方へ伸びる舌状部64とを備えている。基部係合部6
1には基部係合孔61aが形成され、基部接続部62の
先端部には延長係合孔62aが形成され、左右に伸びる
舌状部63,64にはそれぞれ延長係合孔63a,64
aが形成されている。この例においては、基部係合部6
1の軸線よりも左右にずれた位置に延長係合孔63a,
64aが形成されているため、左右の脚部のいずれの大
腿骨においても、前方寄り及び後方寄りのいずれからも
固定ネジをねじ込むことができるため、複雑な不安定骨
折でも容易に固定できるとともに、いずれの箇所にも対
応できる延長プレートを構成できる。この場合は上記実
施形態の延長プレート40の延長係合部42a,44a
とほぼ等しい位置に延長係合孔63a,64aが形成さ
れているが、延長係合孔62a、延長係合孔63a,6
4aの間の相互固定強度を高めたい場合に特に有効であ
る。
【0034】図8(a)に示す延長プレート70は、基
部係合孔71aを備えた基部係合部71と、基部係合部
71からそれぞれ突出する2つの舌状部72,73を備
えている。舌状部72は基部係合部71の軸線に沿って
上方へ伸びているが、舌状部73は当該軸線から図示左
方へずれた方向へ伸びている。舌状部72,73のそれ
ぞれの先端部には延長係合孔72a,73aが形成され
ている。この延長プレート70は上述と同様の理由で特
に右脚に用いる場合に適している。この図に示す形状に
対して基部係合部71の軸線を挟んで対称な形状とする
ことによって左脚に適したものも構成できる。
【0035】図8(b)に示す延長プレート80は、基
部係合孔81aを備えた基部係合部81と、基部係合部
81の軸線から左方へずれた方向へ伸びる舌状部82
と、当該軸線から右方へずれた方向へ伸びる舌状部83
とを備えている。舌状部82,83にはそれぞれ延長係
合孔82a,83aが形成されている。この延長プレー
ト80は基部係合部81の軸線から左右にずれた方向か
ら固定ネジをねじ込む場合に適している。
【0036】図9(a)に示す延長プレート90は、基
部係合孔91aを備えた基部係合部91から左方へ伸び
る舌状部92を備え、舌状部92の先端部に延長係合孔
92aを形成したものである。また、図9(b)に示す
延長プレート100は、基部係合孔101aを備えた基
部係合部101から軸線方向に上方へ伸びる舌状部10
2を備え、舌状部102の先端部に延長係合孔102a
を形成したものである。これらの延長プレート90,1
00はいずれも単一の舌状部と延長係合孔を形成したも
のである。
【0037】図5は、上記実施形態の骨接合装置を特に
左脚用として形成した場合の変形例を示すものである。
図中(a)は骨プレート110と延長プレート140と
を結合させた平面図、図中(b)は骨プレート110の
側面図、図中(c)は骨プレート110のみの平面図、
図中(d)は骨プレート110のみの正面図を示すもの
である。この変形例では、大腿骨の骨幹部の外側面上に
固定される下固定部112におけるプレート面に対して
上係合部111のプレート面が正面図(d)において時
計回りに僅かに回転した形状となっていて、全体的に軸
線周りに捻れており、このため、骨幹部の外側面部に下
固定部112を固定すると、上係合部111に形成され
た主係合孔111a、突出係合部114の突出係合孔1
14a及び延長プレート140の延長係合孔142a,
143a,144aを挿通す固定ネジはいずれも斜め左
方に向けてねじ込まれることになる。したがって、大腿
骨骨頭部の前捻角を考慮すると、左脚により適したもの
となる。同様に、骨プレート110の軸線に対して対称
な形状とすることにより右脚により適したプレートセッ
トを形成することも可能である。なお、この変形例には
図示しないがスリーブ体やラグスクリュウは上記実施形
態と全く同様のものが使用できる。なお、骨プレート1
0の上係合部111と下固定部112の間の捻れは、骨
プレート10を大腿骨上部に固定した場合に大腿骨の骨
幹部と大腿骨の骨頭部の間の前捻角その他のねじれ構造
に合致するように構成されていることが好ましい。
【0038】なお、上記実施形態では、骨プレート10
とスリーブ体20とが着脱自在に構成され、スリーブ体
20とラグスクリュウ30とが組合わさって骨プレート
に取り付けられるように構成されているが、骨プレート
10とスリーブ体20が一体化されていて、スリーブ体
20に対してラグスクリュウ30が挿入されるように構
成されていても構わない。また、上記実施形態では大腿
骨骨頭近傍の骨折を修復するためのプレートセットの例
を示すものであるが、骨表面上に固定される骨プレート
と延長プレートとを備えたものであれば如何なる部位に
適用するものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、骨プレートの端部
から突出するように構成された突出係合部を形成し、こ
の突出係合部に対して挿脱可能に係合する基部係合部を
備えた延長プレートを設けたので、骨プレートの形状に
因らず延長プレートを確実に係合保持することができ、
手術中における延長プレートの挿脱もまた容易に行える
ように構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る骨接合装置の実施形態における骨
プレートと延長プレートの結合構造(a)及び骨プレー
トにおける突出係合部近傍の構造(b)を示す平面図で
ある。
【図2】同実施形態のプレートセットのうち延長プレー
トを除く全体構成及び使用状態を示す組立部分断面図で
ある。
【図3】同実施形態のプレートセットの全体構成及び使
用状態を示す組立側面図である。
【図4】同実施形態のプレートセットの使用時において
延長プレートを骨表面に合わせて変形させた状態を示す
組立側面図である。
【図5】同実施形態の変形例における骨プレートと延長
プレートの組立平面図(a)、骨プレートの側面図
(b)、骨プレートの平面図(c)及び骨プレートの正
面図(d)である。
【図6】同実施形態の延長プレートの平面図(a)、側
面図(b)及び正面図(c)である。
【図7】延長プレートの変形例(a)及び(b)を示す
平面図である。
【図8】延長プレートの変形例(a)及び(b)を示す
平面図である。
【図9】延長プレートの変形例(a)及び(b)を示す
平面図である。
【符号の説明】
10 骨プレート 11 上係合部 11a 主係合孔 12 下固定部 12a,12b ネジ係合孔 13 バヨネット回転体 14 突出係合部 14a 突出係合孔 20 スリーブ体 30 ラグスクリュウ 40 延長プレート 41 基部係合部 41a 基部係合孔 42,43,44 舌状部 42a,43a,44a 延長係合孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨若しくはその同等物を保持固定するた
    めの骨接合装置であって、骨の外面上に固定される骨プ
    レートと、該骨プレートに対して係合し、前記骨プレー
    トから離れた骨部分を追加固定するために骨内に挿入さ
    れる固定部材を挿通係合させるための延長係合孔を備え
    た延長プレートとを備え、前記骨プレートの端部から突
    出する突出係合部を形成し、前記延長プレートの基部に
    は、前記突出係合部に対して挿脱可能に構成した基部係
    合部を設けたことを特徴とする骨接合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記突出係合部には
    骨内に導入される固定部材を挿通係合させるための突出
    係合孔を形成したことを特徴とする骨接合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記基
    部係合部には、固定部材を挿通係合させるための基部係
    合孔を形成し、前記突出係合部に前記延長プレートを係
    合させた状態で前記突出係合孔と前記基部係合孔とが平
    面的に重なるように構成されていることを特徴とする骨
    接合装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項において、前記突出係合部は前記骨プレートが接する
    骨表面の形状に沿った方向に突出していることを特徴と
    する骨接合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項において、前記基部係合部が前記突出係合部を包むよ
    うにして嵌合するように構成されていることを特徴とす
    る骨接合装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項において、前記延長係合孔は、前記基部係合部から伸
    びる手指で変形可能な部分に形成されていることを特徴
    とする骨接合装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項において、前記延長係合孔は、前記延長プレートの前
    記基部係合部から伸びる、前記骨プレートよりも薄肉の
    舌状部の先端部近傍に形成されていることを特徴とする
    骨接合装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記舌状部は、前記
    延長係合孔の形成位置よりも前記基部係合部寄りの根元
    部分が細幅に形成されていることを特徴とする骨接合装
    置。
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