JPH1129919A - 水路設置型スクリーン及びこれを備えた水路設置型破砕装置 - Google Patents

水路設置型スクリーン及びこれを備えた水路設置型破砕装置

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JPH1129919A
JPH1129919A JP18472797A JP18472797A JPH1129919A JP H1129919 A JPH1129919 A JP H1129919A JP 18472797 A JP18472797 A JP 18472797A JP 18472797 A JP18472797 A JP 18472797A JP H1129919 A JPH1129919 A JP H1129919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水路設置型破砕装置は水路幅の広狭に
応じて柔軟に対応できず、広い水路では設備過大になる
場合もあった。 【解決手段】 水路設置型スクリーンは、矩形のスクリ
ーン枠を形成すると共に、該スクリーン枠の縦方向に一
定間隔をもって多数のピアノ線を横方向に張設して線状
スクリーンを形成しする。そして、好ましくは各ピアノ
線の間に水平面内で回転可能なスクレーパを配装する。
この水路設置型スクリーンを水路設置型破砕装置にヒン
ジにより連結装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、下水
路等に設置して水流中の夾雑物を案内・スクリーニング
する水路設置型スクリーンに関する。また、このスクリ
ーンを備えた水路設置型破砕装置に関する。
【0002】
【従来技術と解決しようとする課題】従来、図9に示す
ように、立方体状のケーシングの中に二軸剪断破砕機を
内蔵した水路設置型破砕装置を水路幅一杯に設置して、
水流中の夾雑物を破砕して下流に流している。このよう
な水路設置型破砕装置を設ける理由は、下流に設置され
ている移送ポンプ等に大きなゴミ、固形物がポンプに吸
い込まれるとインペラを破損したり、焼き付きを起こし
たりして、下水処理設備等が稼働しなくなるおそれがあ
るからである。つまり、移送ポンプ等の保護による設備
の信頼性確保のためである。
【0003】かかる水路設置型破砕装置は水路の幅にき
っちり収まるように設計されているが、図10のよう
に、水路幅が大きくなると複数台設置する必要がある。
【0004】しかし、これでは設備が過大になりすぎ、
設備費も嵩む。また、重量的にも重い(数百Kgある)の
で簡単にハンドリングできず、その設置作業に手間がか
かり、保守点検作業も増大する。また、常に水路幅に水
路設置型破砕装置がきっちり収まるとは限らない。多種
類の水路幅に柔軟に対応するため数多くの型式を準備し
ておかなければならない。
【0005】さらに、複数の水路設置型破砕装置を水路
幅一杯に設置すると、流れ抵抗が大きくなって円滑な流
れが阻害される。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この出願発明は、水路設置型破砕装置に夾雑物案
内用の水路設置型スクリーンを装備して、設備的に簡素
で、水路の幅にも柔軟に対応でき、同時に円滑な流れも
確保できるようにしたものである。
【0007】水路設置型スクリーンは単独にても使用で
きる。すなわち、本願の水路設置型スクリーンは、スク
リーン枠を形成すると共に、該スクリーン枠の縦方向に
一定間隔をもって多数のピアノ線等の線材を横方向に張
設して線状スクリーンを形成してなるものである。水路
設置型スクリーンを、図8のように縮幅する水路に傾斜
を付けて設置した場合、横方向に張設したピアノ線群に
より水路を流れてきた夾雑物が案内されて狭い水路の方
に導いていく。従って、よどみ部に大きな塵が滞留する
ことがない。
【0008】上記の場合、各線材の間に略水平面内で回
転自在なスクレーパを設け、スクレーパが回転したとき
にスクレーパの先端が線状スクリーンより前方に突き出
るように構成すればよい。線材に捕捉されたままの夾雑
物をスクレーパで離脱させるのに役立つ。また、多数の
スクレーパを回転させることで、ピアノ線の前面の流れ
がかき乱されて、流れてきた夾雑物がピアノ線にまつわ
り付くのを防止し、しかも夾雑物の破砕装置側への移動
を促す。つまり、ピアノ線前面の縦横の一定の狭い領域
に流れの乱れ層が形成されることにより、浮遊してきた
夾雑物をスクレーパの回転の接線方向流れ(図3のよう
に回転方向が反時計方向でピアノ線前面では破砕装置方
向への流れが生じる)に乗って夾雑物が移動するのを促
すのである。
【0009】このような作用ないし働きは、スクレー
パをスクリーン枠の横方向に複数並設することにより、
スクレーパを、偏心した位置に回転中心をもつ楕円状
若しくは円板状又はブーメラン状に形成することによ
り、複数のスクレーパを同位相で一斉に回転させるこ
とにより、複数のスクレーパを位相差を持たせて回転
させるようにすることにより、スクリーン枠に振動体
を設けることにより、強化される。
【0010】更に、水路に設置して水流中の夾雑物を破
砕する装置において、該装置が設置される水路に該装置
と組み合わせて水路幅を塞ぐように所定角度をもって掛
け渡される上記いずれかの水路設置型スクリーンを破砕
装置に連結装備した水路設置型破砕装置である。水路設
置型破砕装置と上記の水路設置型スクリーンとを組み合
わせることにより水路中の夾雑物は確実かつ円滑に破砕
装置に送り込まれて、細かく破砕され下流に放流する。
水路設置型スクリーンは抵抗が少ないから同時に円滑な
流れも確保される。これにより、下流側にある設備の保
護が図られる。
【0011】この場合、水路設置型スクリーンの一端を
ヒンジにより水路設置型破砕装置に連結すると、水路の
幅の広狭に柔軟に対応でき、利用性が増大する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この出願発明の実施形態を
図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本願の水路設置型スクリーンを備
えた水路設置型破砕装置の正面図、図2はこれを下水路
等の水路に設置した時の斜視図、図3は同水平断面図で
ある。
【0014】これらの図に示すように、水路設置型破砕
装置Wは、縦長の立方形をした箱状ケーシング1の中に
二軸剪断破砕機2を内蔵したもので、対向回転する一対
の駆動軸3と被駆動軸4を縦方向に平行に設け、各軸に
多数設けた破砕刃5を互いに密接オーバラップさせた状
態にて列設してある。駆動軸3はケーシング1上に設け
られた駆動モータ6によって回転駆動される。破砕刃5
の回転数は20rpm程度である。
【0015】ケーシング1の二軸剪断破砕機2を挟んで
正面側と背面側には大きな矩形の開口7が設けられ、こ
の開口7に二軸剪断破砕機2が臨んで配置されている。
水路に設置された場合、上流から流れてきた夾雑物を細
かく破砕して下流に流すことができるようになってい
る。
【0016】水路設置型破砕装置Wのケーシング1の前
面には二軸剪断破砕機2の左右破砕刃5a、5bの交差
線E(図3)より外側(破砕装置Wが設置されている水
路の反対側)の位置にケーシング8が矩形状をしたスク
リーンSがヒンジ9により連結されている。このスクリ
ーンSの前面にはピアノ線等の線材10(以下、ピアノ
線10)が横方向に張設されている。このピアノ線10
は、縦方向に4〜10mm程度の間隔をおいて多数列設さ
れている。つまり、スクリーンS前面には横方向にピア
ノ線10が張りめぐらされて全体で線状スクリーン10
sを形成しており、流れてきた夾雑物を捕捉して二軸剪
断破砕機2の方向に案内していくようになっている。捕
捉されない小さな夾雑物はそのまま通過して下流に流れ
ていく。
【0017】図3,図4に示すの如く、好ましくは、各
ピアノ線10の間に水平面内で回転するスクレーパ11
を設けるのがよい。すなわち、図3,図4(a)(b)((a)
は要部平面図、(b)は同正面図)に示すように、楕円状
で、しかも回転中心11aが偏心した位置にあるスクレ
ーパ11を左右横方向に一定間隔をおいて並設させてあ
る。スクレーパ11は軽量化の観点から通常プラスチッ
ク製又はアルミニウム製がよい。図4(a)の如く、横に
並んでいる各スクレーパ11が同時に回転したときに相
互に干渉しないような間隔に設けてある。図4(a)の図
面上、楕円状スクレーパ11は回転角が0°の時はスク
リーン枠8内に格納状態にあるが、90°回転するとピ
アノ線10を超えて前面にその先端が最大量突き出るよ
うになっている。各スクレーパ11は、回転したとき上
下のピアノ線10に摺接する位に近接しており(換言す
れば、各水路設置型破砕装置11はピアノ線10の上下
間隔に近い厚みを有している)、これによりピアノ線1
0に引っかかり捕捉された夾雑物を強制的に離脱させる
ように働く。更に90°回転すると当初位置(回転角0
°)と対称位置にきて格納状態に入る。スクレーパ11
を楕円状にしたのは、スクリーン11がピアノ線10と
交差する間中、ピアノ線10と楕円状スクレーパ縁(交
点における接線)とのなす角度θが90°以下になるよ
うにしてスクレーパ11とピアノ線10との間に夾雑物
が挟み込まれないようにするためである。また、各スク
レーパ11の回転中心11aを同一位置に偏心させたの
はスクレーパ11とピアノ線10との交点がピアノ線1
0に沿って二軸剪断破砕機2の方向に移動し(図4(a)
の左のスクレーパで表示しているように例えば回転角4
5°、90°、135°の時の交点がP1 →P2 →P
3に移動)、これによって、ピアノ線10上に捕捉され
た夾雑物に対して横方向の移動力を与えることができる
からである。図3のように、楕円状スクレーパ11の長
軸方向が流れ方向と同じ方向にきた場合には、各スクレ
ーパ11間の水の通過路mが最も大きくなり、流れが最
も円滑になる。
【0018】図5に示すように円板状にし、回転中心を
偏心させたスクレーパ11Aの場合でも同様である。ま
た、図6のようなブーメラン(インボリュート曲線ない
し螺旋弧)状に形成したスクレーパ11Bの場合も同様
である。
【0019】図4〜図6では、横方向に3つのスクレー
パを並設する例を示したが、スクリーンの幅を大きくし
た場合には適宜スクレーパを増設すればよい。図4〜図
6に例示のものは、横に並んだ3つのスクレーパ11が
同一方向に同位相で一斉に水平面内において回転するよ
うにしてある(この動作態様によると、水流の乱れが大
きくなり、後述する作用が強化される)。これは、横に
並んだ3つのスクレーパにそれぞれ対応して設けた回転
軸に各々回転モータを設けて、各回転モータの回転を同
期させることで簡単に実現できるし、また、駆動源を節
約するために図7(a)のような駆動機構としてもよい。
すなわち、図7(a)に示すように、横に並んだ3つのス
クレーパに対応して設けた3つの回転軸12のうち一つ
を駆動軸として、これにスクリーン枠8上に設けた回転
モータ13を連結する。各回転軸12の上端位置にスプ
ロケット14を設け、左右端位置にあるスプロケット1
4a、14cの間に無端にチェーン15を掛け渡して、
中央のスプロケット14bもこのチェーン15に噛合さ
せる。回転モータ13を作動させて、一つの駆動スプロ
ケット14cを回転させるとチェーン15が各スプロケ
ット14に噛合しながら回転し、各スプロケット14は
同期して回転する。かくて、各スプロケット14に軸着
されている回転軸12に装着されているスクレーパ11
は一斉に同方向に回転することになる。なお、スクレー
パ11の回転数は60rpm程度に設定されている。初期
のスクレーパ取付け段階で横に並んだ3つのスクレーパ
11全て同一位相にして設けるか、或いは互いに位相差
をつけて(図7(a)では回転軸12が矩形ゆえ45°の
位相差をつけたものを例示)装着しておけば常にこの位
相差を保持しながら3つのスクレーパは回転する。この
ような位相差をつけることの技術的意義は、図7(b)に
示すように、スクレーパ回転中に必ず各スクレーパ間に
水の通過路mが形成され、流れ抵抗を小さくできること
にある。縦方向に配置されたスクレーパ間に位相差を付
けるのも同じ理由である。なお、図3の如く反時計方向
にスクレーパ11を回転させて破砕装置W側への流れを
誘起する。
【0020】スクレーパ11は縦方向にも多数設けてあ
り、縦方向同一位置に設置されるスクレーパ11は縦に
通した共通の回転軸12に装着される。この縦方向同一
位置に並んだ各スクレーパ11間にはカラー16(図4
〜図6)が挟装され、互いの間隔を保持している。各回
転軸12は、キーやスプラインが不要なように矩形軸と
して簡素化してある。組立時にはスクレーパ11とカラ
ー16を交互に回転軸12に嵌装して、回転軸12の上
又は下端においてエンドナット(図示略)で締め付けて
各スクレーパ11とカラー16を軸上に固定すればよ
い。上下に同一軸に配装されたスクレーパ11は同一位
相に設定されていてもよく、また、互いに例えば45°
の位相差を付けてもよい。
【0021】多数のスクレーパ11を回転させれば、線
状スクリーン10sの前面の流れがかき乱されて、流れ
てきた夾雑物がピアノ線10にまつわり付くのを防止
し、しかも夾雑物の破砕装置W側への移動を促す。要す
るに、ピアノ線10前面の縦横の一定の狭い領域に流れ
の乱れ層を形成することにより、浮遊してきた夾雑物を
スクレーパ11の回転の接線方向流れ(図3のように回
転方向が反時計方向でピアノ線10前面では破砕装置W
方向への流れが生じる)に乗って夾雑物が移動するのを
促すのである。このような作用ないし働きは、図1に示
すように起振体17をスクリーン枠8に設けて、ピアノ
線10を振動させることにより更に高められる。起振体
17は振動篩などに使用されている公知のものを利用す
る。
【0022】図3にも示すように、スクリーンSは設置
予定の水路Fの幅Bに対して、好ましくはφ=30〜4
5°程度の角度が付くような横幅bを有する。このよう
な設置角度φは、スクリーンSの前面に多数水平方向に
張設されたピアノ線10からなる線状スクリーンに夾雑
物が捕捉されたとき、この線状スクリーンの傾斜に沿っ
て夾雑物が移動して破砕装置Wに送り込まれ易くするた
めである。水路Fの幅Bがある程度広くなっても上記ス
クリーンSの設置角度を機能上支障がない範囲まで小さ
くすることで容易に対処できる。夾雑物の種類によって
はピアノ線10に捕捉されても移動しないものがありう
るが、スクレーパが回転してピアノ線10から突出する
際にこれを離脱させて破砕装置へ送り込み、通過できる
ゴミはそのまま下流側へ流していく。
【0023】図8にも示すように本願の水路設置型スク
リーンSは単独使用もできる。すなわち、広幅の水路F
が急激に狭くなる位置の隅部に生じるよどみ部17にお
いて狭い水路に向けて傾斜配置することにより、よどみ
部18にゴミ類が滞留することが防止される。換言すれ
ば、よどみ部をなくすため通常は漸進的に狭くする必要
があるが、このような態様で利用すれば、急激に水路に
絞ることもできることを意味する。このような活用形態
を実施するとき、水路設置型スクリーンの利用性は増大
する。
【0024】
【発明の効果】この出願発明は、以上説明したような形
態で実施され、次のような効果を奏する。
【0025】水路設置型スクリーンは単独にても使用で
きる。すなわち、本願の水路設置型スクリーンを水路の
よどみ部に傾斜を付けて設置すると、張設した線状スク
リーンにより水路を流れてきた夾雑物が案内されて狭い
水路の方に導いていくことができる。従って、よどみ部
に大きな夾雑物が滞留することがない。
【0026】上記の場合、各線材の間に略水平面内で回
転自在なスクレーパを設け、スクレーパが回転したとき
にスクレーパの先端が線状スクリーンより前方に突き出
るように構成すれば、線材に捕捉されたままの夾雑物を
スクレーパで離脱させるのに役立つ。特に、多数のスク
レーパを回転させることで、ピアノ線の前面の流れがか
き乱されて、流れてきた夾雑物がピアノ線にまつわり付
くのを防止し、しかも夾雑物の破砕装置側への移動を促
す。
【0027】このような作用効果は、スクレーパをス
クリーン枠の横方向に複数並設することにより、スク
レーパを、偏心した位置に回転中心をもつ楕円状若しく
は円板状又はブーメラン状に形成することにより、複
数のスクレーパを同位相で一斉に回転させることによ
り、複数のスクレーパを位相差を持たせて回転させる
ようにすることにより、スクリーン枠に振動体を設け
ることにより、強化される。
【0028】更に、上記の水路設置型スクリーンと水路
設置型破砕装置とを組み合わせることにより、水路中の
夾雑物は確実かつ円滑に破砕装置に送り込まれて、ここ
で細かく破砕され下流に放流することができる。また、
水路設置型スクリーンそのものが流れに対する抵抗が小
さい効果があるため同時に円滑な流れも確保できる。こ
れにより、下流側にあるポンプ設備等の保護が図られ、
下水処理設備等の信頼性を確保することができる。
【0029】この場合、水路設置型スクリーンの一端を
ヒンジにより水路設置型破砕装置に連結すると、水路の
幅の広狭に柔軟に対応でき、利用性を増大させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の水路設置型スクリーンを備えた水路設置
型破砕装置の正面図である。
【図2】本願の水路設置型スクリーンを備えた水路設置
型破砕装置下水路等の水路に設置した時の斜視図であ
る。
【図3】同水平断面図である。
【図4】楕円状スクレーパの配置拡大図で、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
【図5】円板状スクレーパの配置拡大図で、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
【図6】ブーメラン状スクレーパの配置拡大図で、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
【図7】(a)はスクレーパの駆動機構の一例を示す平面
図、(b)は同正面図である。
【図8】水路設置型スクリーンの単独使用例で、急激に
狭くなる水路において水路設置型スクリーンを設置した
時の平面図である。
【図9】従来の水路設置型破砕装置を狭い水路に設置し
たときの斜視図である。
【図10】従来の水路設置型破砕装置を広い水路に複数
台並設したときの斜視図である。
【符号の説明】
W…水路設置型破砕装置 1…ケーシング 2…二軸剪断破砕機 5…破砕刃 6…駆動モータ S…スクリーン 8…スクリーン枠 10…線材(ピアノ線) 10s…線状スクリーン 11、11A、11B…スクレーパ 12…回転軸 13…回転モータ 14(14a〜14c)…スプロケット 15…チェーン 16…カラー 17…起振体 18…よどみ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン枠を形成すると共に、該スク
    リーン枠の縦方向に一定間隔をもって多数のピアノ線等
    の線材を横方向に張設して線状スクリーンを形成してな
    る水路設置型スクリーン。
  2. 【請求項2】 各線材の間に略水平面内で回転自在なス
    クレーパを設け、スクレーパが回転したときにスクレー
    パの先端が線状スクリーンより前方に突き出るように構
    成してなる請求項1記載の水路設置型スクリーン。
  3. 【請求項3】 スクレーパをスクリーン枠の横方向に複
    数並設してなる請求項1又は2記載の水路設置型スクリ
    ーン。
  4. 【請求項4】 スクレーパを、偏心した位置に回転中心
    をもつ楕円状若しくは円板状又はブーメラン状に形成し
    てなる請求項1〜3いずれか1項に記載の水路設置型ス
    クリーン。
  5. 【請求項5】 複数のスクレーパを同位相で一斉に回転
    させるようにした請求項1〜4いずれか1項に記載の水
    路設置型スクリーン。
  6. 【請求項6】 複数のスクレーパを位相差を持たせて回
    転させるようにした請求項1〜5いずれか1項に記載の
    水路設置型スクリーン。
  7. 【請求項7】 スクリーン枠に振動体を設けた請求項1
    〜6いずれか1項に記載の水路設置型スクリーン。
  8. 【請求項8】 水路に設置して水流中の夾雑物を破砕す
    る装置において、該装置が設置される水路に該装置と組
    み合わせて水路幅を塞ぐように所定角度をもって掛け渡
    される請求項1〜7のいずれか1項に記載の水路設置型
    スクリーンを前記破砕装置に連結装備したことを特徴と
    する水路設置型破砕装置。
  9. 【請求項9】 水路設置型スクリーンの一端をヒンジに
    より水路設置型破砕装置に連結した請求項8に記載の水
    路設置型破砕装置。
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