JPH11299005A - ハイブリッド駆動制御装置 - Google Patents

ハイブリッド駆動制御装置

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JPH11299005A
JPH11299005A JP10101579A JP10157998A JPH11299005A JP H11299005 A JPH11299005 A JP H11299005A JP 10101579 A JP10101579 A JP 10101579A JP 10157998 A JP10157998 A JP 10157998A JP H11299005 A JPH11299005 A JP H11299005A
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hybrid drive
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一雅 塚本
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
Kenji Omote
賢司 表
Yuji Tanaka
裕士 田中
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  • Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】無限変速機構による前後進の切り替えが不要な
ハイブリッド駆動制御装置を提供する。 【解決手段】ガソリンエンジン1とモータジェネレータ
2と、プライマリシャフト8とセカンダリシャフト15
間のトルク比を無段に変速する無段変速装置と、無段変
速装置のプライマリ側に連動するキャリア19c、無段
変速装置のセカンダリ側に連動するサンギア19s、キ
ャリア19c及びサンギァ19sの回転を合成して駆動
車輪に出力するリングギア19を有するプラネタリギヤ
ユニット19とを有し、無段変速装置をニュートラル位
置となるように自己収束するニュートラル制御と、ニュ
ートラル位置から無段に変速する変速制御とを行う無限
変速機構18とを備えたハイブリット駆動装置におい
て、シフトレバ33が後退を指示した場合、モータジェ
ネレータ2を、前進の場合とは逆方向に回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃エンジン及び
モータジェネレータにて車輌を駆動するハイブリット駆
動装置に係り、詳しくは無限変速機構(IVT)を用い
たハイブリット駆動装置を制御するハイブリッド駆動制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、本出願人が提案した無限変速機
構において(例えば特開平8−261303号公報参
照)、無段変速機のプーリ比に対する無限変速機の出力
トルク比を示す図である。
【0003】更に、該無限変速機構を、内燃エンジン及
びモータジェネレータにて車輌を駆動するハイブリット
駆動装置に適用することも本出願人により提案されてい
る(特願平9−276290号;本出願時未公開)。
【0004】該無限変速機構におけるベルト式無段変速
機は、固定シーブと可動シーブとをそれぞれ有するプラ
イマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトを巻掛
けて構成し、可動シーブによるベルトの挟圧力を、プラ
イマリ側を高くすることでプーリ比を小さくし、反対に
セカンダリ側を高くすることでプーリ比を大きくしてい
る。そしてプーリ比の値に応じて、プラネタリギヤのサ
ンギヤとキャリヤとの回転を適宜に調整し、これによ
り、リングギヤと一体の出力軸の回転を正転し、停止
し、逆転して、それぞれ前進状態、ニュートラル状態、
後進状態を設定している。
【0005】自動車の発進に際し、図9に示すように、
前進時には、セレクトレバーをD(ドライブ)レンジに
設定し、パワーオンして入力軸の回転を高めると共に、
セカンダリ側の挟圧力を高めてプーリ比(プーリ比は、
図9において、D>1.0>B>Aで設定されている)
をニュートラル状態である図中BよりD方向に向けて上
げ、これによりアップシフトを行って行く(Lモードの
場合)。反対に、後進時には、セレクトレバーをR(リ
バース)レンジに設定し、パワーオンして入力軸の回転
を高めると共に、プライマリ側の挟圧力を高めてプーリ
比をニュートラル状態である図中BよりA方向に向けて
下げながらアップシフトする。
【0006】このようにしてニュートラル状態からの前
進または後進を行う。
【0007】しかしながら、上述の無限変速機構による
と、ニュートラル状態からの自動車の発進に際し、前進
か後進かの違いは、プーリ比を大きくするか小さくする
か、即ち、セカンダリ側の挟圧力を大きくするかプライ
マリ側の挟圧力を大きくするかの違いである。したがっ
て、前進時にコンピュータの誤動作等によって誤ってプ
ーリ比を小さくする制御が選択されてしまった場合に
は、運転者の意志に反して後進が行われてしまい、反対
に後進時にプーリ比を大きくする制御が選択されてしま
った場合には、前進が行われてしまう。
【0008】そこで、こうした問題を解決するために、
特開平9−166215に開示されたように、Dレンジ
−L又はHモードにおいて、ニュートラル状態に対応し
たプーリ比Bに対応した所定プーリ比以下でのダウンシ
フトを禁止する制御を行い、無限変速機が前進状態から
不用意に後進状態になってしまうことを防止する提案が
なされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、ダ
ウンシフトを禁止するために、所定のプーリ比以下にな
った場合に、変速機がダウンシフト状態に入ることを禁
止する制御機構が必要となり、変速機の構造が複雑化す
る不都合がある。
【0010】また、従来の無限変速機構においては、図
9に示すように、前進(Foward)と後退(Rev
erse)とを、無限変速機構の無段変速機の所定のプ
ーリ比中で設定する必要があることから、どうしても、
必要なプーリ比の変動幅を大きく確保する必要が生じ、
無段変速機のプーリ径の大型化、重量増加などの問題も
生じ、慣性モーメントの増大に伴う加減速のレスポンス
の低下などにつながっていた。
【0011】本発明は、上記事情に鑑み、内燃エンジン
及び/又はモータジェネレータにて車輌を駆動するハイ
ブリット駆動制御装置において、無限変速機構による前
後進の切り替えが不要なハイブリッド駆動制御装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、内燃エンジン(1)と、電気エネルギにより回転す
ると共に発電し得るモータジェネレータ(2)と、プラ
イマリシャフト(8)とセカンダリシャフト(15)と
の間に配置されこれら両シャフト間のトルク比を無段に
変速する無段変速装置(11)と、前記無段変速装置の
プライマリ側に連動する第1の回転要素(19c)、該
無段変速装置のセカンダリ側に連動する第2の回転要素
(19s)、前記第1の回転要素及び第2の回転要素の
回転をトルク循環を生じる状態で合成して駆動車輪に出
力する第3の回転要素(19r)を有するプラネタリギ
ヤユニット(19)と、を有し、前記無段変速装置を、
前記第3の回転要素がニュートラル位置となるように自
己収束するニュートラル制御と、該ニュートラル位置か
ら無段に変速する変速制御とを行う無限変速機構(1
8)と、を備え、前記モータジェネレータ(2)及び/
又は内燃エンジン(1)の出力を、前記無限変速機構を
介して前記駆動車輪に伝達するハイブリット駆動装置に
おいて、前記駆動車輪の前進及び後退を指示しうるシフ
ト手段(33)を有し、前記シフト手段が後退を指示し
た場合、前記モータジェネレータ(2)を、前進の場合
とは逆方向に回転させるモータ制御手段(36、37)
を設けたことを特徴とするハイブリッド駆動御装置にあ
る。
【0013】請求項2に係る本発明は、前記内燃エンジ
ンの出力軸(1a)と前記モータジェネレータのロータ
(2a)との間に、クラッチ手段(6)を設け、前記シ
フト手段(33)が後退を指示した場合に、前記クラッ
チ手段を開放するクラッチ制御手段(37、38)を設
けて構成した請求項1記載のハイブリッド駆動制御装置
にある。
【0014】請求項3に係る本発明は、前記無限変速機
構のニュートラル位置(GN)は、前記無段変速装置に
おける変速比が最も増速方向となる位置(A)に設定し
たことを特徴とする請求項1又は2記載のハイブリッド
駆動制御装置にある。
【0015】請求項4に係る本発明は、前記シフト手段
(33)が後退を指示した際に、前記無限変速機構(1
8)が、アクセル開度と車速に応じた変速比となるよう
に制御する制御手段(36、37、38)を設けて構成
した請求項1から3のいずれか1項記載のハイブリッド
駆動制御装置にある。
【0016】請求項5に係る本発明は、前記シフト手段
(33)が後退を指示した際に、前記無限変速機構(1
8)が、所定の変速比までは変速動作を行い、当該変速
比に達した場合には、当該変速比で変速比を固定するよ
うに制御する制御手段(36、37、38)を設けて構
成した請求項1から3のいずれか1項記載のハイブリッ
ド駆動制御装置にある。
【0017】請求項6に係る本発明は、前記モータジェ
ネレータ(2)のロータ(2a)にオイルポンプ(1
0)を接続する共に、該オイルポンプに該オイルポンプ
の吸入口(10c、10d)と吐出口(10c、10
d)を入れ替える流路切り替えバルブ(32)を接続
し、前記流路切り替えバルブを、前記シフト手段(3
3)が後退を指示した場合に切り替える切り替え制御手
段(37)を設けて構成した請求項1から5のいずれか
1項記載のハイブリッド駆動制御装置にある。
【0018】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
[作用]に関しても同様である。
【0019】[作用]上記した構成により、本発明は、
車両を後退させる場合には、モータジェネレータ(2)
が前進の場合とは逆方向に回転駆動される。
【0020】また、モータジェネレータ(2)が逆回転
する際には、クラッチ手段(6)が開放され、モータジ
ェネレータのロータ(2a)と内燃エンジンの出力軸
(1a)の接続が断たれる。
【0021】無段変速機のプーリ比を前進及び後退用に
分割して使用する必要がなくなり、ニュートラル位置を
無段変速装置における変速比が最も増速方向となる位置
(A)に設定することが出来る。
【0022】モータジェネレータ(2)が逆回転して
も、オイルポンプ(10)の吸入口と吐出口が逆に切り
替えられるので、オイルは逆流することなく円滑に供給
される。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によると、車両を
後退させる場合には、モータジェネレータを前進の場合
とは逆方向の回転させることにより行うので、従来のよ
うに無限変速機構(IVT)の無段変速機(CVT)の
プーリ比を変化させて前進と後退を切り換える複雑な制
御が不要となり、簡単に後退を行うことが出来る。ま
た、無段変速機のプーリ比に後退のためのプーリ比を設
定する必要がないので、CVTのプーリ比の変動範囲を
小さくすることが出来、それだけプーリの小型化が図
れ、慣性モーメントを小さくして俊敏な加減速動作を可
能ならしめることが出来る。
【0024】また、従来必要であった、所定のプーリ比
以下で、ダウンシフトを禁止して、前進状態から後退状
態への飛込みを禁止する機構が不要となり、それだけ油
圧制御機構が単純、小型化される。
【0025】請求項2に係る本発明によると、後退(逆
転)に際しては、クラッチ手段により内燃エンジンをモ
ータジェネレータに対して切り離すことが出来るので、
モータジェネレータにより効率の良い後退動作が可能と
なる。
【0026】請求項3に係る本発明によると、CVTの
プーリ比中に、前進と後退が混在しないことから、ギヤ
ニュートラル位置のプーリ比をCVTにおける変速比が
最も増速方向となる位置に設定した場合、CVTの減速
方向における変速比を、従来のCVTよりも小さな値に
することができ、それだけプーリの径を小さくすること
ができるので、慣性モーメントの低減による俊敏な加減
速動作が可能となる。しかも、その場合、第1の回転要
素に入力されるプライマリシャフトの変速(減速)比も
小さくすることができ、プライマリシャフトと第1の回
転要素間の動力伝達にチェーンを使用した場合には、チ
ェーンが空転状態となるDレンジ−Hモードにおいてチ
ェーン速度を下げることが出来、騒音及び振動対策上有
効である。また、CVTの減速方向における変速比を、
従来のCVTよりも小さな値にすることが出来ることか
ら、CVTのプーリ比を従来に比べて、伝達効率の高い
1.0付近で使用することが出来るので、IVTとして
のトルク伝達効率を向上させることが出来る。
【0027】請求項4に係る本発明によると、後退時に
も変速動作を行うことにより、効率的な後退動作が可能
となる。
【0028】請求項5に係る本発明によると、後退時は
所定の変速比以上にはならないので、車両が予想外に高
速で後退するような事態の発生も防止することが出来、
また、速度制御がモータジェネレータの出力トルク制御
だけですむので制御が簡単になる。
【0029】請求項6に係る本発明によると、モータジ
ェネレータ2の逆転にも係らず、オイルポンプは正常に
動作することが出来、円滑な変速動作が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明に係
る実施の形態について説明する。図1は、車載用ハイブ
リット駆動装置の全体概略を示す図で、1は、ガソリン
エンジン、ディーゼルエンジン等の内燃エンジンであ
り、2は、ブラシレスDCモータ等のモータジェネレー
タである。なお、該モータジェネレータは、上記モータ
に限らず、直流直巻モータ、直流分差モータ、誘導モー
タ等の他のモータでもよい。
【0031】そして、エンジン1の出力軸1aは、フラ
イホィール3及びダンパ5を介してシャフト4に連結し
ており、該シャフトとモータジェネレータ2のロータ2
aとの間に入力クラッチ6が介在している。更に、エン
ジン出力軸1a及びロータ2aの中心軸と整列しかつ該
ロータに連結しているプライマリシャフト(第1軸)8
にはオイルポンプ10の回転側10aが連結されている
と共に、ベルト式無段変速装置(CVT)11のプライ
マリプーリ7が配置されており、更にロークラッチCL
を介してスプロケット13が回転自在に支持されてい
る。なお、前記モータジェネレータ2のロータ2aの内
径部分に前記入力クラッチ6が配置されており、第1軸
の短縮化を図っている。
【0032】また、プライマリシャフト(第1軸)8に
平行してセカンダリシャフト(第2軸)15が配置され
ており、該セカンダリシャフトには、前記CVT11の
セカンダリプーリ9、シングルプラネタリギヤ19、出
力ギヤ21及び前記スプロケット13とチェーン22を
介して連動しているスプロケット20が配置されてい
る。上記プラネタリギヤ19及びCVT11は、後述す
るギヤニュートラル(GN)を有する無限変速機構(I
VT)18を構成する。
【0033】更に、カウンタ軸(第3軸)23が配置さ
れており、該カウンタ軸には、前記セカンダリシャフト
15に支持されている出力ギヤ21に噛合する大歯車2
5及び小歯車26が一体に固定されている。また、小歯
車26はディファレンシャル装置29のデフキャリヤに
連結しているギヤ30に噛合しており、該ディファレン
シャル装置29は左右前輪に連結する出力軸としてのフ
ロントアクスルシャフト31l,31rにそれぞれ差動
回転を出力する。
【0034】ついで、上述したCVT11及びプラネタ
リギヤ19から構成される無限変速機構(IVT)18
について、図2ないし図4に沿って説明する。なお、該
IVTの油圧装置等の詳細は、本出願人による出願にて
既に公開になっている以下の公開公報、特開平8−26
1303号公報、特開平8−326860号公報、特開
平8−326893号公報、特開平9−144835号
公報、特開平9−166191号公報、特開平9−16
6215号公報、特開平9−177928号公報を参照
されたい。
【0035】前記ロークラッチCL の出力側に連結して
いるスプロケット13,チェーン22及びスプロケット
20にて構成される定速伝動装置16の回転と、前記プ
ライマリプーリ7,セカンダリプーリ9及びベルト19
にて構成される前記CVT11の無段変速回転とが、プ
ラネタリギヤ19にてトルク循環を生じるように合成さ
れる。即ち、前記プラネタリギヤ19は、サンギヤ19
s、リングギヤ19r及びこれら両ギヤに噛合している
ピニオン19pを回転自在に支持しているキャリヤ19
cを有するシングルピニオンプラネタリギヤからなり、
前記サンギヤ19sがCVT11のセカンダリプーリ9
に連結されて第2の回転要素を構成し、前記リングギヤ
19rが出力ギヤ21に連結されて第3の回転要素を構
成し、前記キャリヤ19cが定速伝動装置16のセカン
ダリ側スプロケット20に連結されて第1の回転要素を
構成している。
【0036】また、前記プライマリプーリ7及びセカン
ダリプーリ9の油圧アクチュエータ7c,9cはそれぞ
れ固定シーブボス部7a1 ,9a1 に固定されている仕
切り部材45,46及びシリンダ部材47,49と、可
動シーブ7b,9b背面に固定されているドラム部材5
0,51及び第2ピストン部材52,53とを有してお
り、仕切り部材45,46が第2ピストン部材52,5
3に油密状に嵌合すると共に、これら第2ピストン部材
52,53がシリンダ部材47,49及び仕切り部材4
5,46に油密状に嵌合して、それぞれ第1の油圧室5
5,56及び第2の油圧室57,59からなるダブルピ
ストン(ダブルチャンバ)構造となっている。
【0037】そして、前記油圧アクチュエータ7c,9
cにおける第1の油圧室55,56は、それぞれ可動シ
ーブ7b,9bの背面がピストン面を構成しかつ該ピス
トン面の有効受圧面積が、プライマリ側及びセカンダリ
側にて等しくなっている。また、プライマリ側及びセカ
ンダリ側固定シーブボス部7a1 ,9a1 にはそれぞれ
第1の油圧室55,56に連通する油路及び第2の油圧
室57,59に連通する油路が形成されており、またプ
ライマリ側及びセカンダリ側の可動シーブ7b,9bを
それぞれ固定シーブ7a,9aに近づく方向に付勢する
プリロード用のスプリング65,66が縮設されてい
る。
【0038】また、本実施の形態の油圧制御機構(手
段)54は、図4に示すように、流路切り替えバルブ3
2、プライマリレギュレータバルブ58、レシオコント
ロールバルブ60、ダウンシフトリリーフバルブ61、
マニュアルバルブ62及びローハイコントロールバルブ
63、ロークラッチリリーフバルブ67、クラッチモデ
ュレーションバルブ68を備えている。更に、位置検出
部材としてのセンサシュー69、ロック手段としてのイ
ンターロックロッド70を備えている。
【0039】センサシュー69は、プライマリプーリ7
の軸と平行に配置されたガイド部材69aによってスラ
イド自在に支持されている。センサシュー69からは、
連結部69bが突出されており、連結部65bは、プラ
イマリプーリ7の可動シーブ7bに係合されている。
【0040】更に、センサシュー69には、凹部69c
が形成されており、この凹部69cには、インターロッ
クロッド70の基端部70aが係脱される。インターロ
ックロッド70は、バルブボディを貫通するようにして
配置されており、その先端部77bは、ローハイコント
ロールバルブ63の凹部63a,63bに係脱される。
なお、図4においては、インターロックロッド70は、
その基端部70aと先端部70bとが分割して図示され
ているが、実際には、これは一体に形成されている。ま
た、インターロックロッド70の基端部70aがセンサ
シュー69の凹部69cに係合されているときは、先端
部70bは、ローハイコントロールバルブ63の凹部6
3a、63bのいずれにも係合されないでローハイコン
トロールバルブ63の表面に当接し、反対に、基端部7
0aがセンサシュー69の凹部69cから外れてセンサ
シュー69の表面に当接しているときは、先端部70b
は、ローハイコントロールバルブ63の凹部63a、6
3bのいずれかに係合するように構成されている。
【0041】また、オイルポンプ10は、第5図に示す
ように、プライマリシャフト8が接続されて該シャフト
8により回転駆動される回転側10aと、ポンプ本体1
0e側に固定された固定側10bを有しており、ポンプ
本体10eの両側には、吸入吐出口10c、10dが対
向する形で設けられている。吸入吐出口10c,10d
には、シフトレバ33により操作される流路切り替えバ
ルブ32が接続しており、該切り替えバルブ32は、シ
フトレバ33が、P(パーキング)、N(ニュートラ
ル)、D(ドライブ)、L(ロー)レンジのときに、ポ
ートPAとPB、PCとPDが連通するポジション1を
取り、シフトレバ33が、R(リバース)レンジの場合
にのみ、ポートPAとPD、PBとPCが連通するポジ
ション2を取る。ポートPBはオイルタンク12に接続
され、ポートPDは、図4のプライマリレギュレータバ
ルブ58に接続している。
【0042】また、ハイブリッド駆動制御装置34は、
図6に示すように、モータジェネレータ2に接続された
インバータ35を有しており、インバータ35には、モ
ータジェネレータ2に対して界磁指令S1を出力するモ
ータ制御部36が接続され、該モータ制御部36には、
モータ制御部36に駆動方向指令S2、出力トルク指令
S3などを出力する車両制御部37が接続している。ま
た、車両制御部37には、該車両制御部37からの変速
指令S4に基づいてIVT18を制御する、IVT18
に接続されたIVT制御部38が接続している。なお、
車両制御部37には、シフトレバ33及びアクセルペダ
ル39が接続している。番号40は、ディファレンシャ
ル装置29のフロントアクスルシャフト31l、31r
に装着された駆動輪である。
【0043】次に、上記無限変速機IVT18に基づく
作用について、図2及び3に沿って説明する。エンジン
1及び/又はモータジェネレータ2の回転は、プライマ
リシャフト(入力軸)8に伝達される。Dレンジおい
て、ロークラッチCL が接続してハイクラッチCH が切
断されているローモードにあっては、前記入力軸8の回
転は、プライマリプーリ7に伝達されると共に、プライ
マリ側スプロケット13、チェーン22及びセカンダリ
側スプロケット20からなる定速伝動装置16を介して
プラネタリギヤ19のキャリヤ19cに伝達される。一
方、前記プライマリプーリ7の回転は、後述する油圧ア
クチュエータ7c,9cによりプライマリ及びセカンダ
リプーリのプーリ比が適宜調節されることにより無段に
変速されてセカンダリプーリ9に伝達され、更に該プー
リ9の変速回転がプラネタリギヤ19のサンギヤ19s
に伝達される。
【0044】プラネタリギヤ19において、定速伝動装
置16を介して定速回転が伝達されるキャリヤ19cが
反力要素となって、ベルト式無段変速装置(CVT)1
1からの無段変速回転がサンギヤ19sに伝達され、こ
れらキャリヤとサンギヤの回転が合成されてリングギヤ
19rを介して出力ギヤ21に伝達される。
【0045】この際、出力ギヤ21には反力支持要素以
外の回転要素であるリングギヤ19rが連結されている
ため、前記プラネタリギヤ19はトルク循環を生じると
共に、サンギヤ19sとキャリヤ19cとが同方向に回
転する。前記トルク循環に基づき、出力軸であるフロン
トアクスルシャフト31l、32rの正転(前進)方向
回転状態では、ベルト式無段変速装置11はセカンダリ
プーリ9からプライマリプーリ7へトルクが伝達さる。
【0046】そして、ロークラッチCL が切断されかつ
ハイクラッチCH が接続されているハイモードにあって
は、定速伝動装置16を介してのプラネタリギヤ19へ
の伝達は断たれ、該プラネタリギヤ19は、ハイクラッ
チCH の係合により一体回転状態となる。従って、入力
軸であるプライマリシャフト8の回転は、専らベルト式
無段変速装置(CVT)11及びハイクラッチCH を介
して出力ギヤ21に伝達される。即ち、CVT11は、
プライマリプーリ7からセカンダリプーリ9に向けて動
力伝達する。更に、出力ギヤ21の回転は、カウンタ軸
23の歯車25,26を介してディファレンシャル装置
29に伝達され、左右のアクスルシャフト31l,31
rを介して左右前輪に伝達される。
【0047】図7のトルク特性図にて示すように、ロー
モードにあっては、ベルト式無段変速装置(CVT)1
1が増速方向の限度(O/D端、図中最右方)にある場
合、プラネタリギヤ19及び定速伝動装置16のギヤ比
で定まる所定プーリ比Aにおいて、出力ギヤ21の回転
数が零になるニュートラル位置(GN)となるように設
定されている。CVT11が減速方向(U/D方向)に
変速することにより、プーリ比が上昇し、リングギヤ1
9rは正転方向に回転を開始し、出力ギヤ21には該正
転回転即ち前進方向の回転が伝達される。この際、図7
から明らかなように、上記ニュートラル位置GN近傍に
あっては、出力ギヤ21のトルクは無限大に発散する。
【0048】ついで、図7において、CVT11が減速
方向(U/D、図7最左方)端のプーリ比がCの位置に
なると、ハイクラッチCH が接続してハイモードに切
換えられる。該ハイモードにあっては、CVT11の出
力回転がそのまま出力ギヤ21に伝達される。そして今
度は、CVT11が増速(O/D)方向に変速されるに
従って、出力ギヤ21の回転も増速方向に変更され、そ
の分伝達トルクは減少する。
【0049】即ち、本発明に係るIVTの特性は、図1
に示す従来のIVTの特性に対し、そのリバース域がな
くなるように、ローモードにおいて全体に右方向(O/
D方向)に所定量移行している。具体的には、定速伝動
装置16のギヤ比ic(=ギヤ20の歯数/ギヤ13の
歯数)が従来のIVTに比して所定量小さくなるように
設定されており(例えば従来のic=1.923、本実
施例のic=1.750)、またプラネタリギヤ19の
ギヤ比ρ(=サンギヤ19sの歯数/リングギヤ19r
の歯数)が従来のIVTに比して所定量小さくなるよう
に設定されている(例えば従来のρ=0.562、本実
施例のρ=0.421)。その結果、CVT11の変速
比ipは減速(O/D)側に所定量移行し(例えば従来
のip=1.923〜0.520、本実施例のip=
1.750〜0.519)、セカンダリプーリ9の小型
化が可能となる。
【0050】なお、図3に示すパーキングレンジP及び
ニュートラルレンジNにあっては、ロークラッチCL
びハイクラッチCH が共に切断されて、エンジンからの
動力は断たれる。この際、パーキングレンジPにあって
は、ディファレンシャル装置29がロックされてフロン
トアクスルシャフト31l,31rがロックされる。
【0051】また、プライマリプーリ7は、その固定シ
ーブ7aのボス部がプライマリシャフト8にスプライン
嵌合されており、該固定シーブボス部に可動シーブ7b
が油圧アクチュエータ7cにより軸方向移動自在に支持
されている。一方、セカンダリプーリ9は、その固定シ
ーブ9aがセカンダリシャフト15と一体に構成されて
おり、該固定シーブ9aに可動シーブ9bが油圧アクチ
ュエータ9cにより軸方移動自在に支持されている。
【0052】そして、Dレンジ又は後述するRレンジに
あり、車速が所定速度以下にあって、かつアクセルペダ
ルを離した状態にあると、車両制御部37から変速指令
としてのギヤニュートラル信号S4がIVT制御部38
に出力され、IVT制御部38は、プライマリ及びセカ
ンダリの両油圧アクチュエータ7c,9cにおける第1
の油圧室55,56に油圧を供給した状態で、両第2の
油圧室57,59の油圧を解放し、両プーリ7,9の軸
力を実質的に等しくする。即ち、プライマリ及びセカン
ダリプーリの軸力の差を、その時点でのCVTの入力ト
ルク及びプーリ比から決定される前記両プーリの軸力の
差より、その大小関係を逆転させない範囲で小さい値に
なるように制御する。
【0053】これにより、CVTのギヤニュートラル
(GN)点に自己収束する力が発生し、自動的に、IV
T18はGN点へと移行・保持されて、無負荷或は限り
なく無負荷に近い状態となる。なお、CVT11自体
は、プライマリ及びセカンダリプーリがベルト張力によ
り拮抗した状態、即ちプーリ比が1.0になる状態が安
定状態にあり、該プーリ比1.0に向って力FA が発生
し、従ってIVT18がGN点に無負荷状態になると同
時に、CVT11がプーリ比1.0に向う力FA が発生
し、該無負荷状態でのプーリ比1.0に向う力FA と、
該力FA によりGN点から外れることによる負荷状態で
のGN点に向う力FN が、渦状態となって前進クリープ
トルクが発生する。
【0054】そして、Dレンジにあっては、ロークラッ
チCL が接続され、かつプライマリ及びセカンダリの前
記両第1の油圧室55,56に所定油圧が供給されてい
る状態で、セカンダリ側の第2の油圧室59に油圧が徐
々に供給され、前記ギヤニュートラル(GN)点からセ
カンダリプーリ9の有効径が大きくなるアンダードライ
ブ(U/D)方向(図7の図中左方向)に移動し、この
状態では入力軸8からロークラッチCL 及び定速伝動装
置16を介してプラネタリギヤ19のキャリヤ19cに
伝達されるトルクは、サンギヤ19sを介して所定プー
リ比によるCVT11にて規制されつつ(トルク循
環)、リングギヤ19rを介して出力ギヤ21に出力さ
れる。
【0055】更に、CVT11がU/Dの所定位置(図
7のプーリ比C)以上において、ロークラッチCL を切
断すると共にハイクラッチCH を接続し、かつプライマ
リ側の第2の油圧室57に油圧が供給されるように切換
えられる。この状態では、プライマリシャフト8のトル
クは、プライマリプーリ7からセカンダリプーリ9に伝
達されるCVT11により、適宜変速され、更にハイク
ラッチCH を介して出力ギヤ21から取出される。な
お、ダウンシフトは、上述の逆の油圧制御により行なわ
れる。
【0056】また、Rレンジにあっては、後述するよう
に、プライマリシャフト8がモータジェネレータ2によ
り逆転駆動されるだけで、IVT18の変速動作は、D
レンジのローモードと全く同様である。Rレンジの場合
には、IVT制御部38による変速動作は、所定の変速
比まではDレンジの場合と同様に行うが、ある一定の変
速比に到達したところで当該変速比に固定するようにC
VT11を制御する。これは、Rレンジの場合には、そ
れほど高速で車両を移動させる必要が無く、また、変速
比を固定したほうが、モータジェネレータ2の出力トル
クを制御するだけで車両の速度を制御できるので制御が
簡単になるからである。
【0057】ついで、上述構成の油圧制御機構54の作
用について、図4に沿って説明する。
【0058】以下においては、(1) Dレンジ−Lモード
(ドライブレンジのローモード)、(2) Dレンジ−Hモ
ード(ドライブレンジのハイモード)、(3) R(リバー
ス)レンジ、(4) N(ニュートラル),P(パーキン
グ)レンジの順に説明する。
【0059】まず、(1) 〜(4) のいずれのモードにおい
ても、図4に示すように、オイルポンプ10からの油圧
が、後述するシフトレバ33の選択位置に対応して切り
替えられる切り替えバルブ32を介してプライマリレギ
ュレータバルブ58に供給され、該プライマリレギュレ
ータバルブ58によって油圧が適宜調圧され、出力ポー
トvから出力されると共に、前記油圧油圧アクチェータ
7c,9cの第1の油圧室55,56に送られて両者が
等圧に制御され、更にクラッチモデュレーションバルブ
68に送られる。そして、クラッチモデュレーションバ
ルブ68からの出力油圧は、(4) のN,Pレンジの場合
を除いて、ロークラッチCL またはハイクラッチCH
選択的に供給される。 (1) Dレンジ−Lモード 第1の油圧室55,56に等しい油圧が供給され、ロー
クラッチCL が接続され、更に、アップシフトにおいて
は第2の油圧室59に油圧が供給される。また、ダウン
シフトにおいては第2の油圧室57に油圧が供給される
即ち、アップシフトにおいては、マニュアルバルブ62
がDレンジポジションに操作されて、ポートaとb、c
とd、eとfが連通し、またローハイコントロールバル
ブ63がLモードポジションにセットされて、ポートh
とi,jとk,lとmが連通すると共に、ポートgがド
レーンポートExに連通するように切り換え・保持され
ている。
【0060】従って、ロークラッチCL には、クラッチ
モデュレーションバルブ68からの油圧が、マニュアル
バルブ62のポートa及びb、ローハイコントロールバ
ルブ63のポートh及びi、そしてロークラッチリリー
フバルブ67のポートn及びoを介して供給され、ロー
クラッチCL は係合される。また、プライマリレギュレ
ータバルブ58の出力ポートvからの油圧は、レシオコ
ントロールバルブ60によって、目標プーリ比に対応し
た油圧になるように徐々に増加され、ポートp及びポー
トq、マニュアルバルブ62のポートc及びd、ローハ
イコントロールバルブ63のポートj及びkを介して第
2の油圧室59に供給される。なお、この状態では、ハ
イクラッチCH は、ローハイコントロールバルブ63の
ポートgからドレーンポートExに連通されて解放状態
にあり、またプライマリ側油圧アクチュエータ7cの第
2油圧室57は、ローハイコントロールバルブ63のポ
ートm及びl、そしてマニュアルバルブ62のポートf
及びe、ダウンシフトリリーフバルブ51のポートsを
介してドレーンポートExに連通している。
【0061】これにより、ロークラッチCL が接続する
と共に、CVT11は、第1及び第2の油圧室56,5
9の両方に油圧が作用するセカンダリ側油圧アクチュエ
ータ9cによる軸力が、第1の油圧室55のみに油圧が
作用するプライマリ側油圧アクチュエータ7cによる軸
力より高くなるとともに軸力が徐々に増加され、プーリ
比が増加される。このとき、プライマリプーリ7の可動
シーブ7bは、U/D側に移動する。この状態では、入
力軸8からロークラッチCL 及び定速伝導装置16を介
してプラネタリギヤ19のキャリヤ19cに伝達される
エンジントルクは、サンギヤ19sを介して前記所定プ
ーリ比によるCVT11にて規制されつつ、リングギヤ
19rを介して出力軸であるフロントアクスル31l、
31rから取出される。
【0062】アップシフトを継続した場合、プーリ比が
徐々に増加するが、このプーリ比が、所定のプーリ比に
到達する以前は、ソレノイド(不図示)のON、OFF
作動によるローハイコントロールバルブ63の作動が禁
止される。即ち、アップシフトに伴って、プライマリプ
ーリ7の可動シーブ7bがU/D側に移動されこれに連
動してセンサシュー69も同図中、下方に移動するが、
プーリ比が所定のプーリ比になるまでは、インターロッ
クロッド70の基端部70aが凹部69cに係合するこ
とはなく、センサシュー69の表面に当接している。従
って、インターロックロッド70の基端部70aと反対
側の先端部70bがローハイコントロールバルブ63の
凹部63aに係合され、これにより、ローハイコントロ
ールバルブ63は、Lモードを維持した状態で機械的に
ロックされ、作動が禁止される。アップシフトによっ
て、プーリ比が所定のプーリ比に到達すると、インター
ロックロッド70の基端部70aがセンサシュー69の
凹部69cに係合し、反対側の先端部70bが同図中、
右方に移動し、インターロックロッド70の凹部63a
に対する係合が解除される。これにより、この時点のプ
ーリ比よりも大きなプーリ比においては、ローハイコン
トロールバルブ63の作動が可能となる。なお、後述の
ように、ローハイコントロールバルブ63は、Dレンジ
−Hモードにおいても、所定のプーリ比以下では、機械
的にロックされるように構成されている。
【0063】次に、Dレンジ−Lモードにおけるダウン
シフトについては、ダウンシフトリリーフバルブ61を
同図中、上方に移動させてポートrとsとを連通させる
ことにより、マニュアルバルブ62のポートe及びf、
ローハイコントロールバルブ63のポートl及びmを介
して、プライマリプーリ7の油圧アクチュエータ7cの
第2の油圧室57に対する油圧の供給が可能となる。つ
まり、ダウンシフトを行うことができる。 (2) Dレンジ−Hモード プライマリプーリ7とセカンダリプーリ9の第1の油圧
室55,56に等しい油圧が供給され、ハイクラッチC
H が接続され、更に、アップシフトにおいてはプライマ
リプーリ7の第2の油圧室57に油圧が供給される。ま
た、ダウンシフトにおいてはセカンダリプーリ9の第2
の油圧室59に油圧が供給される。所定のプーリ比以下
ではローハイコントロールバルブ60の作動がセンサー
シュー69やインターロックロッド70などにより機械
的に禁止される。
【0064】即ち、Dレンジ−Hモードにあっては、図
4に示すように、マニュアルバルブ62は先のローモー
ドと同じDレンジポジションにあるが、ローハイコント
ロールバルブ63は、Hモードポジションに切換えら
れ、ポートhとg,jとm,lとkがそれぞれ連通し、
かつポートiがドレーンポートExに連通する。
【0065】従って、プライマリレギュレータバルブ5
8の出力ポートvからの出力油圧は、マニュアルバルブ
62のポートa及びb、ローハイコントロールバルブ6
3のポートh及びgを介してハイクラッチ用油圧サーボ
H に供給されて、該クラッチCH を係合し、またレシ
オコントロールバルブ60のポートp及びq、マニュア
ルバルブ62のポートc及びd、ローハイコントロール
バルブ63のポートj及びmを介してプライマリ油圧ア
クチュエータ7cの第2の油圧室57に供給される。な
お、この状態では、ロークラッチ用油圧サーボCL は、
ローハイコントロールバルブ63のポートiからドレー
ンポートExに連通されて解放状態にあり、またセカン
ダリ油圧アクチュエータ9cの第2油圧室59は、ロー
ハイコントロールバルブ63のポートk及びl、マニュ
アルバルブ62のポートf及びe、ダウンシフトリリー
フバルブ61のポートsを介してドレーンポートExに
連通している。
【0066】これにより、ハイクラッチCH が接続する
と共に、CVT11は、第1及び第2の油圧室55,5
7に油圧が供給されているプライマリ側油圧アクチュエ
ータ7cによる軸力が、第1の油圧室56のみに供給さ
れているセカンダリ側油圧アクチュエータ9cによる軸
力により大きくなり、プライマリプーリ7からセカンダ
リプーリ9へのトルク伝達に対応した軸力状態で、前記
レシオコントロールバルブ60を適宜調整することによ
り、プライマリ油圧アクチュエータ7cの第2の油圧室
57の油圧が調整されて、該油圧アクチュエータ7cに
よる軸力が調節されて、適宜のプーリ比(トルク比)が
得られる。この状態では、エンジンから入力軸8に伝達
されたトルクは、プライマリプーリ7からセカンダリプ
ーリ9に伝達されるCVT11により適宜変更され、更
にハイクラッチCH を介してフロントアクスルシャフト
31l、31rから取出される。
【0067】上述のDレンジ−Hモードにおいては、プ
ーリ比が所定のプーリ比以下になった場合に、ローハイ
コントロールバルブ63の作動が機械的に禁止される。
即ち、プーリ比が所定のプーリ比以上の場合は、プライ
マリプーリ7の可動シーブ7bが同図のU/D側にあっ
て、インターロックロッド70の基端部70aがセンサ
シュー70の凹部69cにはまり、一方、先端部70b
がローハイコントロールバルブ63の凹部63bから外
れて同図中の右方に移動するため、ローハイコントロー
ルバルブ63の作動が可能になる。これに対し、プーリ
比が所定のプーリ比以下の場合は、プライマリプーリ7
の可動シーブ7bがO/D側に移動し、インターロック
ロッド70の基端部70aがセンサシュー69の表面に
当接して、反対側の先端部70bがローハイコントロー
ルバルブ60の凹部63bにはまる。これにより、ロー
ハイコントロールバルブ63はHモードを保持した状態
で機械的にロックされ、その作動が禁止される。
【0068】即ち、ローハイコントロールバルブ63
は、前述のDレンジ−Lモード、及び上述のDレンジ−
Hモードのいずれのモードにおいて所定のプーリ比以下
での作動が機械的に禁止され、それぞれLモード、Hモ
ードが保持される。これにより、フロントアクスルシャ
フト31l、31rの高回転時において、万一、電気的
なフェールによってDレンジ−Hモードから、Dレンジ
−Lモードに切り換えるように、ソレノイドバルブに信
号が出力された場合でも、ローハイコントロールバルブ
63は、作動することなく、エンジンのオーバーレブな
どを有効に防止することができる。
【0069】また、上述のDレンジ−Hモードにあって
は、ダウンシフトはDレンジ−Lモードと同様に作用す
る。 (3) Rレンジ Rレンジにあっては、後述するように、モータジェネレ
ータ2が逆転駆動されることから、基本的にはDレンジ
−Lモードと同様の制御が行われる。 (4) N,Pレンジ マニュアルバルブ62のPレンジポジション及びNレン
ジポジションにあっては、ロークラッチCL 及びハイク
ラッチCH の両方が解放されると共に、プライマリ側及
びセカンダリ側油圧アクチュエータ7c,9cの第1の
油圧室55,56に所定油圧が供給される。即ち、マニ
ュアルバルブ62は、ポートcとd,eとfが連通し、
かつポートbがドレーンポートExに連通する。また、
ローハイコントロールバルブ63は前述したLレンジに
保持される。また、レシオコントロールバルブ60のポ
ートqはドレーンポートExに連通する。
【0070】従って、プライマリレギュレータバルブ5
8の出力ポートvからの出力油圧は、プライマリ油圧ア
クチュエータ7cの第1の油圧室55及びセカンダリ油
圧アクチュエータ9cの第1の油圧室56に供給される
のみで、いずれのバルブにも供給されることがない。従
って、プライマリ油圧アクチュエータ7c及びセカンダ
リ油圧アクチュエータ9cは、共に第1油圧室55,5
6にのみ同じ油圧が作用して、プライマリ及びセカンダ
リ両プーリ7,9は、略々等しい軸力が作用する。
【0071】なお、上述した各ポジションD,N,R及
びLモード、Hモードにおいて、プライマリ及びセカン
ダリの両油圧アクチュエータ7c,9cの第1油圧室5
5,56に、それぞれプライマリレギュレータバルブ5
8からの所定油圧が供給され、これによりベルトがスリ
ップしないように伝達トルクに応じた所定軸力を確保
し、また上記油圧アクチュエータ7c,9cのいずれか
一方の第2油圧室57又は59に、レシオコントロール
バルブ60からの調圧が作用して、両プーリ7,9の軸
力の割合いを調節して、所定プーリ比になるように変速
操作する。
【0072】次に、車両を前進後退させる際の全体的な
制御を説明する。即ち、車両制御部37は、運転者が、
シフトレバ33を操作した場合、図8に示す制御フロー
チャートに基づいて変速制御動作を行う。ステップ1で
は、図6のシフトレバ33から出力されるシフトレバ位
置信号S5に基づいて、現在のシフトレバ位置がP、N
レンジであるか否かを判定し、現在のシフトレバ位置が
P、Nレンジの場合には、ステップS3に入り前述した
P、Nレンジの場合の所定の停止制御を行い、現在のシ
フトレバ位置がP、Nレンジ以外の場合は、ステップS
4に入り、現在のシフトレバ位置がD(Lレンジ等のロ
ーギヤレンジも含む)レンジであるか否かを判定する。
現在のシフトレバ位置がDレンジである場合には、ステ
ップS5に入り、先述した通常の変速制御に入る。
【0073】なお、シフトレバ33がP,N,D,Lに
有る場合には、シフトレバ33により、図5に示すよう
に、流路切り替えバルブ32が第1ポジションに保持さ
れる。第1ポジションでは、ポートPAとPB、PCと
PDが連通し、オイルポンプ10の吸入吐出口10cが
オイルタンク12と接続され、吸入吐出口10dがプラ
イマリレギュレータバルブ58に接続される。この状態
で、ガソリンエンジン1又はモータジェネレータ2が駆
動され、プライマリシャフトが回転駆動されると、オイ
ルポンプ10の回転側10aは、図5矢印A方向に回転
し、それにより、オイルタンク12内のオイル14は、
流路切り替えバルブ32のポートPB、PA、吸入吐出
口10c、10d、ポートPC、PBを経由して、プラ
イマリレギュレータバルブ58に供給される。
【0074】ステップS4で現在のシフトレバ位置がD
レンジでないと判断された場合には、車両制御部37
は、現在のシフトレバ33の位置をRレンジ、即ち後退
と判断し、ステップS6以降の、後退制御を行う。即
ち、車両制御部37はステップS6に入り、クラッチ6
を開放切断し、内燃エンジン1とモータジェネレータ2
の接続を断つ。次に、ステップS7に入り、モータ制御
部36に対してモータジェネレータ2を、D、P、Nレ
ンジの場合のモータジェネレータ2の回転方向を正転と
した場合に、逆方向にその回転を行うように指令する。
すると、モータ制御部36はインバータ35を介して公
知の手法でモータジェネレータ2をそれまでの正転状態
から逆転状態にその回転方向を逆転させる。すると、プ
ライマリシャフト8も、その回転方向が前進状態の場合
と逆転する。その際、オイルポンプ10の流路切り替え
バルブ32は、図5に示すように、シフトレバ33がR
レンジに切り替えられた時点で、ポジション2に切り替
えられ、ポートPAとPD、PBとPCが連通し、オイ
ルポンプ10の吸入吐出口10dがオイルタンク12と
接続され、吸入吐出口10cがプライマリレギュレータ
バルブ58に接続される。この状態で、モータジェネレ
ータ2が逆転駆動され、プライマリシャフトが逆方向に
回転駆動されると、オイルポンプ10の回転側10a
は、それまでの矢印A方向から図5矢印B方向に回転す
るが、流路切り替えバルブ32により、オイルタンク1
2内のオイル14は、流路切り替えバルブ32のポート
PB、PC、吸入吐出口10d、10c、ポートPA、
PDを経由して、プライマリレギュレータバルブ58
に、シフトレバ33がP、D、Nレンジの場合と同様に
円滑に供給される。
【0075】ステップS7でモータジェネレータ2を逆
転させる際には、既に述べたように、モータジェネレー
タ2と内燃エンジン1の接続は断たれているので、モー
タジェネレータ2により内燃エンジン1を回転させる必
要がないので効率良くモータジェネレータ2を回転駆動
することが出来る。
【0076】こうして、モータジェネレータ2が逆転し
たところで、ステップS8に入り車両制御部37はDレ
ンジ−Lモードと同様のリバース変速制御を、IVT制
御部38を介して行う。即ち、後退の場合でも、Dレン
ジ−Lモードと同様の変速制御が行われることから、ア
クセル開度や車速に応じてIVT18により変速動作を
行うことが出来るので、前進の場合と同様の効率の良い
走行が可能となる。
【0077】また、IVT18内でCVT11のプーリ
比をギヤニュートラルGN位置よりも小さくすることに
より逆回転を生み出す必要がないので、ギヤニュートラ
ルGN位置を、第7図に示すように、CVT11のプー
リ比が最小となるA位置に設定することが可能となり、
その場合に、CVT11のプーリ比の全体の変動幅を小
さくすることが出来、プーリの小型化(例えば、図1の
セカンダリプーリ9の半径rsを小さくすること)が可
能となる。
【0078】また、上述の実施の形態は、オイルポンプ
10がモータジェネレータ2により駆動される例につい
て説明したが、オイルポンプ10は、モータジェネレー
タ2による駆動によらず、モータジェネレータ2とは別
置きの電動オイルポンプ等により駆動するようにしても
よい。この場合、オイルポンプ10の回転駆動方向をモ
ータジェネレータ2の回転方向とは無関係に一定とする
ことが出来るので、図5に示すような流路切り替えバル
ブ32などは不要である。
【0079】なお、上述実施の形態は、無段変速装置
(CVT)としてベルト式無段変速装置を用いたが、ト
ロイダル方式等の他の無段変速装置を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハイブリッド駆動装置の一例を示す概略図。
【図2】無限変速機構(IVT)の一例を示す正断面
図。
【図3】各クラッチの係合状態を示す図。
【図4】IVTの油圧制御機構の一例を示す油圧回路
図。
【図5】オイルポンプの切り替え機構の一例を示す図。
【図6】ハイブリッド駆動制御装置の一例を示す図。
【図7】CVTのプーリ比に対するIVTの出力トルク
比を示す図。
【図8】前進後退の際の制御フローチャートの一例。
【図9】従来の制御装置を使用した無限変速機構におい
て、無段変速機のプーリ比に対する無限変速機の出力ト
ルク比を示す図。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 2 モータジェネレータ 2a ロータ 8 プライマリシャフト 10 オイルポンプ 10c、10d 吸入吐出口 11 無段変速装置(CVT) 15 セカンダリシャフト 18 無限変速機構(IVT) 19 プラネタリギヤユニット 19c 第1の回転要素(キャリア) 19r 第3の回転要素(リングギヤ) 19s 第2の回転要素(サンギヤ) 32 流路切り替えバルブ 33 シフト手段(シフトレバ) 36 モータ制御部 37 車両制御部 38 IVT制御部 GN ニュートラル位置(ギヤニュートラル)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 61/00 F16H 61/00 (72)発明者 表 賢司 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 田中 裕士 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンと、 電気エネルギにより回転すると共に発電し得るモータジ
    ェネレータと、 プライマリシャフトとセカンダリシャフトとの間に配置
    されこれら両シャフト間のトルク比を無段に変速する無
    段変速装置と、前記無段変速装置のプライマリ側に連動
    する第1の回転要素、該無段変速装置のセカンダリ側に
    連動する第2の回転要素、前記第1の回転要素及び第2
    の回転要素の回転をトルク循環を生じる状態で合成して
    駆動車輪に出力する第3の回転要素を有するプラネタリ
    ギヤユニットと、を有し、前記無段変速装置を、前記第
    3の回転要素がニュートラル位置となるように自己収束
    するニュートラル制御と、該ニュートラル位置から無段
    に変速する変速制御とを行う無限変速機構と、を備え、 前記モータジェネレータ及び/又は内燃エンジンの出力
    を、前記無限変速機構を介して前記駆動車輪に伝達する
    ハイブリット駆動装置において、 前記駆動車輪の前進及び後退を指示しうるシフト手段を
    有し、 前記シフト手段が後退を指示した場合、前記モータジェ
    ネレータを、前進の場合とは逆方向に回転させるモータ
    制御手段を設けたことを特徴とする、 ハイブリッド駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記内燃エンジンの出力軸と前記モータ
    ジェネレータのロータとの間に、クラッチ手段を設け、 前記シフト手段が後退を指示した場合に、前記クラッチ
    手段を開放するクラッチ制御手段を設けて構成した、 請求項1記載のハイブリッド駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記無限変速機構のニュートラル位置
    は、前記無段変速装置における変速比が最も増速方向と
    なる位置に設定したことを特徴とする、 請求項1又は2記載のハイブリッド駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記シフト手段が後退を指示した際に、
    前記無限変速機構が、アクセル開度と車速に応じた変速
    比となるように制御する制御手段を設けて構成した、 請求項1から3のいずれか1項記載のハイブリッド駆動
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記シフト手段が後退を指示した際に、
    前記無限変速機構が、所定の変速比までは変速動作を行
    い、当該変速比に達した場合には、当該変速比で変速比
    を固定するように制御する制御手段を設けて構成した、 請求項1から3のいずれか1項記載のハイブリッド駆動
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記モータジェネレータのロータにオイ
    ルポンプを接続する共に、該オイルポンプに該オイルポ
    ンプの吸入口と吐出口を入れ替える流路切り替えバルブ
    を接続し、前記流路切り替えバルブを、前記シフト手段
    が後退を指示した場合に、切り替える切り替え制御手段
    を設けて構成した、 請求項1から5のいずれか1項記載のハイブリッド駆動
    制御装置。
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