JPH11298893A - トランスポートストリーム同期回路 - Google Patents

トランスポートストリーム同期回路

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JPH11298893A
JPH11298893A JP10485398A JP10485398A JPH11298893A JP H11298893 A JPH11298893 A JP H11298893A JP 10485398 A JP10485398 A JP 10485398A JP 10485398 A JP10485398 A JP 10485398A JP H11298893 A JPH11298893 A JP H11298893A
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JP
Japan
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clock
line
transport stream
buffer
packet
Prior art date
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Withdrawn
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JP10485398A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Shimura
秀幸 志村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスポートパケット多重方式による、映
像を含むトランスポートストリームを回線を通じて伝送
する場合に、映像クロックと回線クロックとの同期を確
保する。 【解決手段】 映像信号の符号化レートと回線レートと
の違いにより出力バッファ部6内のデータ残量が徐々に
低減して行く過程において、出力バッファ部6内データ
残量の不足をNULLパケットで補充することによっ
て、データ残量の変動を最小限に抑制することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像符号化方式
としてMPEG2を用い、かつトランスポ−トストリ−
ムを用いた場合に、映像クロックと回線クロックとを同
期化する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MPEG2で圧縮符号化された映像、音
声、データなどのストリームを実際のアプリケーション
に適用するためには、各ストリームの同期を確保しつつ
時分割多重化し、その多重化されたストリームを蓄積メ
ディアや伝送路などの伝送媒体がもつ固有の物理フォー
マットに適合したデータ形式にしなければならない。
【0003】このようなストリームの時分割多重方式の
一つにトランスポートパケット(ST)による多重方式
がある。このトランスポートパケットによる多重方式と
は、複数のプログラム(番組)をそれぞれ188バイト
単位でパケット化し、個々のトランスポートパケットの
ヘッダ部にそのパケットデータの内容識別情報を挿入
し、この内容識別情報に基づいてプログラム再生に必要
なパケットを選択して復号する方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このトランスポートパ
ケット多重方式による、映像を含むトランスポートスト
リームを回線を通じて伝送する場合、映像クロックと回
線クロックとの同期をとる必要がでてくる。通常、映像
信号の圧縮符号化レートは回線の伝送レートと異なるた
め、生成されたトランスポートストリームを回線送出時
まで保持する出力バッファにおいて、データのオーバー
フローやアンダーフローが生じる危険があり、データの
欠落などの動作不具合が生じるおそれがある。
【0005】本発明はこのような課題を解決するためな
されたもので、トランスポートパケット多重方式によ
る、映像を含むトランスポートストリームを回線を通じ
て伝送する場合に、映像クロックと回線クロックとの同
期を確保し、出力バッファ上でのオーバーフローやアン
ダーフローの発生を抑止して動作信頼性の向上を図れる
トランスポ−トストリ−ム同期回路の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、映像信号を圧縮符号化する符号化手
段と、前記符号化手段によって圧縮符号化された映像信
号を含むトランスポートストリームのパケットを生成す
る手段と、前記生成されたトランスポートストリームを
一時的に保持するバッファ手段と、前記バッファ手段に
保持されたトランスポートストリームを、前記符号化手
段の符号化レートより高い伝送レートを有する回線に送
出する回線インタフェース手段と、前記符号化手段の符
号化レートと前記回線インタフェース手段の伝送レート
との差による前記バッファ手段内のフレーム周期毎のデ
ータ残量の変動を低減するように前記バッファ手段にヌ
ルパケットを挿入するヌルパケット挿入手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0007】本発明は、映像信号の符号化レートと回線
レートとの違いによりバッファ手段内のデータ残量が徐
々に低減して行く過程において、バッファ手段内のデー
タ残量の不足をヌルパケットで補充することによって、
データ残量の変動を最小限に抑制することが可能とな
る。これにより、映像クロックと回線クロックとの同期
を確保できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明のトランスポ−トストリ−ム
の同期方式を採用した映像/回線同期系統を示す図であ
る。
【0010】同図において、1は映像信号を圧縮符号化
する映像符号化部、2は音声信号を圧縮符号化する音声
符号化部、3は映像信号のクロックと回線のクロックと
を比較するクロック比較部である。4はNULLパケッ
トを生成して後述するTS生成部5にて生成されるトラ
ンスポートストリーム(以降、TSと呼ぶ。)に挿入す
るNULLパケット生成部、5は映像符号化部1および
音声符号化部2によりそれぞれ圧縮符号化された信号か
らTSを生成するTS生成部である。さらに、6はTS
生成部5にて生成されたTSを回線へ送出するまで保持
するTS出力バッファ部である。7は回線クロックの出
力アドレスポインタである。
【0011】ここで、TS出力バッファ部6へは圧縮符
号化された映像・音声信号が映像クロック27MHzに
同期して入力され、一方、回線側は例えば6.144M
Hzで動作しているものとする。
【0012】クロック比較部3は、映像クロックおよび
回線クロックをそれぞれ計数し、これらの計数値を比較
してその差分が1TSパケット(188バイト)に達し
たところでNULLパケット生成部4に1TSパケット
分のNULLパケット生成を依頼する。NULLパケッ
ト生成部4にて生成されたNULLパケットはTS生成
部5に送られ、TS生成部5は自らが生成したTSにN
ULLパケット生成部4により導入されたNULLパケ
ットを挿入してTS出力バッファ部6に出力する。TS
出力バッファ部6に保持されたTSは回線クロックに同
期して回線に送出される。
【0013】図2は本発明のNULLパケットの挿入に
よる同期制御の概念を説明するための図である。同図に
おいて、横軸には時間(フレーム周期)を、縦軸にはT
S出力バッファ部6内のデータ残量を示す。また、ta
はTS出力バッファ部6に書き込まれた第1フレ−ム目
の映像信号の回線への送出開始時刻、baは第2フレ−
ム目の映像信号の符号化が開始された時刻でのTS出力
バッファ部6の残量である。
【0014】仮に映像クロックと回線クロックが完全に
同期する場合、バッファ残量は図中破線の軌跡をたどる
が、実際には回線クロックの周波数が映像クロックの周
波数よりも高いため、実際には図中の実線の軌跡をたど
ることになる。ここで、本来あるべきバッファ残量は論
理的に算出することができるので、この本来のバッファ
残量と実際のバッファ残量とを比較することで両者の差
分dnを算出することができる。実際のバッファ残量
は、クロック比較部3によって、映像クロックの計数値
と回線クロックの計数値とを比較することによって求め
られる。この差分dnが1TS(188byte)以上
になったとき、その差分dnを埋めるためのNULLパ
ケットを挿入補填すれば、バッファ残量を本来あるべき
バッファ量に補正することができる。
【0015】図3は、本実施形態の方式において、映像
信号に発生するジッタ量を示している。この表から分る
ように、映像信号に発生する最大ジッタ量は回線レ−ト
に応じて変化する。このようなジッタを許容できるシス
テムの場合、図4に示すように、PCR(Program Cloc
k Reference)を絶対時間で打ち直すことにより、正確に
映像クロック(27MHz)の原振精度を保つことが可
能である。
【0016】図5は本発明の他の実施形態であるプライ
ベ−トデ−タの同期方式を示す図である。
【0017】同図において、11は回線クロックから端
末側のクロックを生成するPLL、12は端末から出力
されたプライベ−トデ−タを映像クロックに同期化する
ための同期化用バッファである。また、13は回線クロ
ック時刻を表示するための割り込み部、14は原振27
MHzの映像信号、15は出力バッファである。さら
に、16は6.144MHzの回線クロック、17は8
KHzの端末クロック用の基準クロック、18は8ms
の回線クロック表示用の基準クロックである。
【0018】このプライベ−トデ−タの同期方式におい
て、プライベ−トデ−タの端末用クロックは、PLL1
1にて、回線クロックより抽出された8KHzの基準ク
ロックからり生成される。したがってこの時点でプライ
ベ−トデ−タと回線クロックとは同期している。
【0019】このプライベ−トデ−タをTSと多重する
ため、プライベ−トデ−タを1度、同期化用バッファ1
2に保持し、映像クロックと同期化し、出力バッファ1
5に転送する。この出力バッファ15はフレ−ムレ−ト
(1/30s)換算で実際のプライベ−トデ−タレ−ト
より大きく設定され、さらに、フレームレート(1/3
0s)に対して整数倍の時間単位(例えば3フレ−ム単
位)でデ−タの転送処理を行うように設定されている。
これにより、出力バッファ15のアンダ−フロ−による
デ−タの欠落等を生じさせることなくプライベートデー
タの回線クロックへの同期化を行うことができる。
【0020】図6はプライベ−トデ−タの処理単位の例
を示している。映像信号クロックとの同期化を行うため
のプライベ−トデ−タの処理単位を3フレ−ムとしてデ
−タ量を整数単位としている。また、バッファサイズ
は、1066.7+80=1146.7byteより少
し大きい1200byteとすれば十分である。
【0021】図7は本方式を用いた具体的な装置の構成
例を示す図である。
【0022】同図において、31は映像信号をA/D変
換するA/Dコンバ−タ、32は音声信号をA/D変換
するA/Dコンバ−タ、33は映像信号をD/A変換す
るD/Aコンバ−タ、34は音声信号をD/A変換する
D/Aコンバ−タである。また、35は映像信号を圧縮
符号化する映像圧縮符号化部、36は音声信号を圧縮符
号化する音声圧縮符号化部、37は各圧縮符号化部3
5,36で圧縮符号化された信号を多重化する多重化部
である。さらに、38は映像圧縮符号を復号する復号化
部、40は多重符号を分離する分離部、41は回線との
I/F部である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像信号の符号化レートと回線レートとの違いによりバ
ッファ手段内のデータ残量が徐々に低減して行く過程に
おいて、バッファ手段内のデータ残量の不足をヌルパケ
ットで補充することによって、データ残量の変動を最小
限に抑制することが可能となる。これにより、映像クロ
ックと回線クロックとの同期を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスポ−トストリ−ムの同期方式
を採用した映像/回線同期系統の構成を示す図である。
【図2】本発明のNULLパケットの挿入による同期制
御の概念を説明するための図である。
【図3】映像信号に発生するジッタ量を示す表である。
【図4】PCRの打ち直しを示す図である。
【図5】本発明の実施形態であるプライベ−トデ−タの
同期方式を示す図である。
【図6】プライベ−トデ−タの処理単位の例を示す図で
ある。
【図7】本方式を用いた具体的な装置の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1……映像符号化部 2……音声符号化部 3……クロック比較部 4……NULLパケット生成部 5……TS生成部 6……出力アドレスポインタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を圧縮符号化する符号化手段
    と、 前記符号化手段によって圧縮符号化された映像信号を含
    むトランスポートストリームのパケットを生成する手段
    と、 前記生成されたトランスポートストリームを一時的に保
    持するバッファ手段と、 前記バッファ手段に保持されたトランスポートストリー
    ムを、前記符号化手段の符号化レートより高いレートで
    回線に送出する回線インタフェース手段と、 前記符号化手段の符号化レートと前記回線インタフェー
    ス手段の伝送レートとの差による前記バッファ手段内の
    フレーム周期毎のデータ残量の変動を低減するように前
    記バッファ手段にヌルパケットを挿入するヌルパケット
    挿入手段とを具備することを特徴とするトランスポ−ト
    ストリ−ム同期回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトランスポ−トストリ−
    ム同期回路において、 前記ヌルパケット挿入手段が、前記符号化手段の符号化
    クロックの計数値と前記回線の動作クロックの計数値と
    を比較し、各計数値の差が1パケット分以上となったと
    き、前記バッファ手段にヌルパケットを挿入し、各クロ
    ックの計数をリセットすることを特徴とするトランスポ
    −トストリ−ム同期回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトランスポ−トストリ−
    ム同期回路において、 前記ヌルパケットが挿入されたトランスポ−トストリ−
    ムのPCRを打ち直す手段をさらに有することを特徴と
    するトランスポ−トストリ−ム同期回路。
JP10485398A 1998-04-15 1998-04-15 トランスポートストリーム同期回路 Withdrawn JPH11298893A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320343A (ja) * 2000-05-09 2001-11-16 Hitachi Kokusai Electric Inc データ多重伝送方法
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JP2011023965A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Fujitsu Ltd データレート調整装置、データ配信システム、及びプログラム
US7965634B2 (en) 2006-02-15 2011-06-21 Nec Viewtechnology, Ltd. Transmission rate adjustment device and method
JP2011130171A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Kenwood Corp 無線通信装置及び無線通信方法
JP2018137625A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 日本電気株式会社 同期処理装置、信号処理システム、同期処理方法、および同期処理用プログラム

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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

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Effective date: 20050705