JPH11298711A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11298711A
JPH11298711A JP10097235A JP9723598A JPH11298711A JP H11298711 A JPH11298711 A JP H11298711A JP 10097235 A JP10097235 A JP 10097235A JP 9723598 A JP9723598 A JP 9723598A JP H11298711 A JPH11298711 A JP H11298711A
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JP10097235A
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Taketo Ochiai
健人 落合
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率に優れ、マイクロフィルム等の情報
記録媒体に記録された画像情報の画像品質を保ち、所望
とする画像単位で配列順序を変えて出力することが可能
な情報処理装置。 【解決手段】 フィルムF上に記録された表裏いずれか
の画像をイメージセンサ48により読み取り、その一方
の画像F2をメモリ55に格納した後、フィルムFをそ
の幅方向Xに他方の画像B2が投影される位置まで移動
してその他方の画像B2を読み取り、その読み取った他
方の画像B2を既に格納されている一方の画像F2とメ
モリ55上で合成し、合成された2つの画像F2,B2
をプリンタ57に出力し、1枚の普通サイズの記録紙7
0に並列に配置した状態で再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状のマイク
ロフィルム等の記録媒体に記録された情報を読み取り、
画像処理を行うことが可能な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報検索装置として、ロール状の
マイクロフィルムに記録された情報を読み取るフィルム
キャリアがある。このフィルムキャリアにおいて、長尺
状の情報記録媒体としてのマイクロフィルムは、巻き取
り部と巻き戻し部との間に装着されており、投影装置
(フィルム照明部)を経由して、フィルム搬送手段によ
って正搬送・逆搬送される。
【0003】そして、マイクロフィルムを自動で検索す
る時には、入力手段から検索すべき所望の画像コマ部分
(画像情報部分、マイクロイメージ部分)のアドレス情
報を予め入力し、また、マイクロフィルムの正搬送また
は逆搬送の過程において、フィルムの長手方向に沿って
順次に写し込まれている個々の画像コマ部分に予め付与
された検索マークをマーク検出手段によって検知する。
これにより、制御部ではアドレス情報と検索マークとの
比較演算をして、その演算結果に基づいてフィルム搬送
手段が自動的にマイクロフィルムの駆動・停止制御を行
うことにより、上記所望の画像コマ部分を所定の位置で
自動的に停止させることができる(自動検索モード)。
【0004】マイクロフィルムを手動で検索する時に
は、ダイヤルを操作してフィルム搬送手段を手動で制御
し、マイクロフィルムを正搬送または逆搬送させること
により、所望の画像コマ部分を検索することができる
(手動検索モード)。
【0005】また、従来、画像読み取り装置として、マ
イクロフィルムスキャナがある。このマイクロフィルム
スキャナは、マイクロフィルムに写し込まれた画像を投
影するためのスクリーンを有している。
【0006】そして、前記フィルムキャリアによって投
影位置で検索された画像コマ部分は、マイクロフィルム
スキャナの投影光学系によってスクリーンに対して拡大
結像投影され、これにより画像コマの内容を閲覧するこ
とができる。
【0007】また、マイクロフィルムスキャナには、投
影された画像を電子情報に変換する光電変換素子を有し
ているものがある。そして、画像コマ部分の拡大プリン
トを得たい場合には、投影された画像の画像光の光路を
切り換えて光電変換素子へ画像光を導き、この光電変換
素子からの信号を画像処理した後に外部のプリンタ等に
送ることにより、プリンタにより画像がプリントされ
る。
【0008】また、前述したようなマイクロフィルムに
は、マイクロイメージの写し込み形態にいくつかの規格
(モード)がある。
【0009】図13は、小切手等の写し込み形態の1例
を示したものである。小切手等の表画像、裏画像が存在
する場合、マイクロフィルムFには、幅方向Xに同一イ
メージの表画像、裏画像が写し込まれる。このマイクロ
フィルムFにおいて、aはフィルムの長手方向Yに沿っ
て、順次写し込まれている画像コマ部分、mはそれらの
画像コマ部分に対応させて付与した検索マークである。
【0010】自動検索モードにおいては、検索マークm
がマイクロフィルムFの正搬送または逆搬送の過程にお
いてマーク検知手段によって検知され、この検知信号に
基づいてフィルム搬送手段が自動的に駆動・停止の制御
を行うことにより、所望とする画像コマ部分を投影位置
で停止させることができる。
【0011】また、このように幅方向Xに2つの画像が
写し込まれたマイクロフィルムFの投影位置に対する画
像の切り替えは、フィルムキャリア(若しくは、フィル
ム搬送手段を含むキャリア上部ユニット)を支持部に対
して幅方向Xに移動させる機構によって実現できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このようなマイクロフ
ィルムに表裏の画像情報が対となって移し込まれた小切
手等の画像内容を、マイクロフィルムスキャナからプリ
ンタに送って、普通サイズの記録紙に原寸大で復元した
い場合がある。
【0013】しかし、従来の復元方法では、マイクロフ
ィルムFの幅方向Xに2つの画像F2,B2が対となっ
て存在する場合、図14(a)(b)に示すように、そ
れら2つの画像F2,B2を各々別々の記録紙70にプ
リントしなければならない。
【0014】また、1枚の普通サイズの記録紙に、小切
手等の表裏両面の画像情報をプリントしようとする場
合、原寸大の表裏両面の画像情報がプリントできる十分
な大きさの用紙サイズが必要となる(例えば、A3サイ
ズや11インチ×17インチ)。
【0015】しかし、図15に示すように、十分な大き
さの用紙サイズの記録紙71を用いると、小切手等の原
寸大に対して必要画像の領域A1以外の領域B1も使わ
れてしまうので、用紙の無駄が発生するという問題があ
る。
【0016】そこで、図16に示すように、細長い特殊
サイズの記録紙72(例えば、3・2/3インチ×17
インチ)を使用すると、用紙の無駄を削減することがで
きる。
【0017】しかし、この特殊サイズの記録紙72を用
いると、標準サイズの記録紙に画像を再現するプリンタ
に比較して、給紙カセットや記録紙の搬送系も特殊サイ
ズに合わせて構成する必要があり、さらに、特殊サイズ
の記録紙は保管しにくいといった問題点がある。
【0018】また、普通サイズの記録紙に記録できるよ
うに、原寸大に対して縮小してスキャンしてプリントす
る方法も開発されているが、画像品質が劣化するだけで
なく、プリント画像情報を確認しづらいという問題点が
ある。
【0019】そこで、本発明は、作業効率に優れ、マイ
クロフィルム等の情報記録媒体に記録された画像情報の
画像品質を保ち、所望とする画像単位で配列順序を変え
て出力することが可能な情報処理装置を提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の画像情
報が記録された長尺状の情報記録媒体と、前記情報記録
媒体に記録された所望とする画像情報が所定の読取位置
に来るように、当該情報記録媒体を長尺方向に移動させ
る第1の移動手段と、前記情報記録媒体を前記所定の読
取位置内で、長尺方向に交差する幅方向に移動させる第
2の移動手段と、前記情報記録媒体に記録された複数の
画像情報を1個ずつ読み取る読取手段と、前記読取手段
により読み取った画像情報を記憶する記憶手段と、前記
読取手段による画像情報の読み取りが1個終了する毎
に、前記情報記録媒体の移動制御を行う移動制御手段
と、前記記憶手段に記憶された複数の画像情報の中か
ら、所望とする複数の画像情報を選択して合成する合成
手段とを具えることによって、画像処理装置を構成す
る。
【0021】ここで、前記読取手段は、前記情報記録媒
体の幅方向に沿って記録された複数の画像情報を1個ず
つ読み取り、前記移動制御手段は、当該読取手段による
画像情報の読み取りが1個終了する毎に、前記第2の移
動手段によって前記情報記録媒体を幅方向に移動制御す
ることができる。
【0022】前記長尺状の情報記録媒体を幅方向に移動
させるための移動量を入力する入力手段をさらに具え、
該入力された移動量を前記移動制御手段による制御量と
して移動制御することができる。
【0023】前記合成手段により選択して合成された複
数の画像情報を出力する出力手段をさらに具えることが
できる。
【0024】前記読取手段によって所定単位の画像情報
の読み取りが終了する毎に、前記出力手段によって当該
所定単位の画像情報の出力を行うように制御する切替制
御手段をさらに具えることができる。
【0025】前記出力手段はプリンタからなり、標準サ
イズの用紙に前記合成手段により選択して合成された複
数の画像情報を印刷することができる。
【0026】前記合成手段により合成される複数の画像
情報は、互いに関連する1組の画像とすることができ
る。
【0027】前記第1の移動手段と前記第2の移動手段
とを一体にして構成し、前記読取手段と前記記憶手段と
前記移動制御手段と前記合成手段とを一体にして構成す
ることができる。
【0028】前記読取手段は、光電変換素子を有するこ
とができる。
【0029】前記長尺状の情報記録媒体は、マイクロフ
ィルムとすることができる。
【0030】また、本発明は、幅方向に複数の画像情報
が記録された長尺状のマイクロフィルムと、前記マイク
ロフィルムに記録された所望とする画像情報が所定の読
取位置に来るように、当該マイクロフィルムを長尺方向
に移動させる第1の移動手段と、前記マイクロフィルム
を前記所定の読取位置内で、長尺方向に交差する幅方向
に移動させる第2の移動手段と、前記マイクロフィルム
の幅方向に沿って記録された複数の画像情報を1個ずつ
読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った画
像情報を記憶する記憶手段と、前記読取手段による画像
情報の読み取りが1個終了する毎に、前記第2の移動手
段によって前記マイクロフィルムを幅方向に移動制御す
る移動制御手段と、前記記憶手段に記憶された複数の画
像情報の中から、所望とする複数の画像情報を選択して
合成する合成手段と、前記合成手段により選択して合成
された複数の画像情報を出力する出力手段とを具えるこ
とによって、画像処理装置を構成する。
【0031】ここで、前記長尺状のマイクロフィルムを
幅方向に移動させるための移動量を入力する入力手段を
さらに具えることができる。
【0032】前記読取手段によって前記マイクロフィル
ムの幅方向に記録された互いに関連する第1および第2
の画像情報の読み取りが終了する毎に、前記出力手段に
よって当該互いに関連する第1および第2の画像情報を
1単位として出力するように制御する切替制御手段をさ
らに具えることができる。
【0033】また、本発明は、複数の画像情報が記録さ
れた長尺状の情報記録媒体を用い、前記情報記録媒体に
記録された所望とする画像情報が所定の読取位置に来る
ように、当該情報記録媒体を長尺方向に移動させる工程
と、前記情報記録媒体を前記所定の読取位置内で、長尺
方向に交差する幅方向に移動させる工程と、前記情報記
録媒体に記録された複数の画像情報を1個ずつ読み取る
読取工程と、前記読み取った画像情報を記憶媒体に記憶
する記憶工程と、前記画像情報の読み取りが1個終了す
る毎に、前記情報記録媒体を移動制御する制御工程と、
前記記憶手段に記憶された複数の画像情報の中から、所
望とする複数の画像情報を選択して合成する合成工程と
を具えることによって、画像処理方法を提供する。
【0034】ここで、前記読取工程は、前記情報記録媒
体の幅方向に沿って記録された複数の画像情報を1個ず
つ読み取り、前記制御工程は、当該複数の画像情報の読
み取りが1個終了する毎に、前記情報記録媒体を幅方向
に移動制御することができる。
【0035】前記長尺状の情報記録媒体を幅方向に移動
させるための移動量を入力する入力工程をさらに具え、
該入力された移動量を前記情報記録媒体の移動制御量と
して用いることができる。
【0036】前記選択して合成された複数の画像情報を
出力する出力工程をさらに具えることができる。
【0037】前記所定単位の画像情報の読み取りが終了
する毎に、前記所定単位の画像情報の出力を行うように
制御する切替制御工程をさらに具えることができる。
【0038】また、本発明は、幅方向に互いに関連する
第1および第2の画像情報が記録された長尺状のマイク
ロフィルムを用い、前記マイクロフィルムを長尺方向の
所定の読取位置に移動させる工程と、前記所定の読取位
置に対応したマイクロフィルムに記録された第1の画像
情報を読取手段により読み取る工程と、前記読み取った
第1の画像情報を記憶手段に記憶する工程と、前記マイ
クロフィルムを前記所定の読取位置内で、長尺方向に交
差する幅方向に移動させる工程と、前記マイクロフィル
ムの幅方向に沿って記録された第2の画像情報を前記読
取手段によって読み取る工程と、前記読み取った幅方向
の第2の画像情報を前記記憶手段に記憶する工程と、前
記記憶手段に記憶された前記第1の画像情報および前記
第2の画像情報を合成する工程と、前記合成された前記
第1の画像情報および前記第2の画像情報を出力する工
程とを具えることによって、画像処理方法を提供する。
【0039】ここで、前記マイクロフィルムを幅方向に
移動させるための移動量を入力手段により入力する工程
をさらに具えることができる。
【0040】前記読取手段によって前記マイクロフィル
ムの幅方向に記録された前記第1および第2の画像情報
の読み取りが終了する毎に、当該第1および第2の画像
情報を1単位として出力するように制御する工程をさら
に具えることができる。
【0041】また、本発明は、コンピュータによってマ
イクロフィルムに記録された複数の画像の処理を行うた
めの制御プログラムを記録した媒体であって、該制御プ
ログラムはコンピュータに、マイクロフィルムを長尺方
向の所定の読取位置に移動させ、前記マイクロフィルム
に記録された第1の画像情報を読取手段により読み取ら
せ、前記読み取らせた第1の画像情報を記憶手段に記憶
させ、前記マイクロフィルムを前記所定の読取位置内
で、長尺方向に交差する幅方向に移動させ、前記マイク
ロフィルムの幅方向に沿って記録させた第2の画像情報
を前記読取手段によって読み取らせ、前記読み取らせた
幅方向の第2の画像情報を前記記憶手段に記憶させ、前
記記憶手段に記憶させた前記第1の画像情報および前記
第2の画像情報を合成させ、前記合成させた前記第1の
画像情報および前記第2の画像情報を所定サイズで出力
させることによって、画像処理制御プログラムを記録し
た記録媒体を提供する。
【0042】ここで、前記マイクロフィルムを幅方向に
移動させるための移動量を入力手段から入力させること
ができる。
【0043】前記読取手段によって前記マイクロフィル
ムの幅方向に記録された前記第1および第2の画像情報
の読み取りが終了する毎に、当該第1および第2の画像
情報を1単位として出力させることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
詳細に説明する。
【0045】まず、本発明の第1の実施の形態を、図1
ないし図11に基づいて説明する。
【0046】(概要)まず、本発明の概要について説明
する。
【0047】本装置は、マイクロフィルムキャリアと、
マイクロフィルムスキャナとに大別される。マイクロフ
ィルムキャリアは、マイクロフィルムを搬送させ、該マ
イクロフィルムに記録された所望の画像部分を所定の読
取位置に移動する第1の移動手段と、マイクロフィルム
を所定の読取位置内で搬送方向に交差する幅方向に移動
させる第2の移動手段と、マイクロフィルムの幅方向に
移動させる移動量を入力する入力手段とを有している。
【0048】マイクロフィルムスキャナは、マイクロフ
ィルムに記録された画像情報を画像光として読み取るイ
メージセンサと、該マイクロフィルムの幅方向に複数個
記録されている画像を1個ずつ読み取る読取手段と、読
み取った画像を記憶する記憶手段と、画像読み取りが1
個終了する毎にマイクロフィルムキャリアでマイクロフ
ィルムを読取位置内で幅方向に移動制御する手段と、複
数の画像の配置を変えて出力する出力手段とを有してい
る。
【0049】そして、マイクロフィルムの幅方向に対と
なって記録された表画像又は裏画像をスキャンし、その
スキャンにより読み取った一方の画像をイメージメモリ
に格納した後、マイクロフィルムキャリアをマイクロフ
ィルムの幅方向に他方の画像が投影される位置まで移動
し、その他方の画像をスキャンし、そのスキャンした他
方の画像をイメージメモリに格納してある一方の画像と
メモリ上で合成し、この合成した画像をプリントするこ
とにより、1枚の普通サイズの記録紙に2つの画像を並
列に配置して再現することが可能となる。
【0050】これにより、使用者は、1回のスキャン指
示を行うだけで、自動的に表裏の画像を合成して出力で
きるため、作業効率を向上させることができる。
【0051】(具体例)以下、本装置の具体的な構成に
ついて説明する。
【0052】図1は、本装置の外観構成を示す。MS
は、マイクロフィルムスキャナである。MCは、マイク
ロフイルムスキャナMSに装着されたマイクロフィルム
キャリアである。30は、スクリーンである。16は、
投影レンズである。23は、入力手段としてのキーボー
ドである。
【0053】図2は、マイクロフィルムスキャナMSお
よびマイクロフィルムキャリアMC内の光学系を示す。
【0054】マイクロフィルムキャリアMCの画像コマ
自動検索動作でマイクロフィルムFの所望の画像コマ部
分が投影位置である投影ガラス部Aに検索される。その
画像コマ部分は、投影ガラス部Aの下側において、マイ
クロフィルムスキャナMS本体側に配置してある光源ラ
ンプ14、球面ミラー14a、コンデンサレンズ15等
からなる照明手段により下面側から照明される。その照
明光であるフィルム透過光は、投影レンズ16、プリズ
ムレンズ18、固定の第1ミラー〜第4ミラー41〜4
4からなるリーダ部光学系によってスクリーン(光拡散
板)30の裏面に所定の倍率で拡大結像して投影され
る。これにより、スクリーン30の表面側からマイクロ
イメージを拡大像として閲覧することができる(リーダ
モード)。
【0055】スキャナユニット80上には、イメージセ
ンサ48が配置されており、リーダモード時にはスクリ
ーン30上部に配置され、上記光路から待避した状態位
置に保持されている。スクリーン30に拡大投影された
マイクロイメージのスキャンニングを行いたい場合に
は、スキャン指示が入力手段23等から行われることに
より、スキャナ80がモータ81に接続されているベル
ト82によりスクリーン30上の上記光路に進入する方
向e−fに移動されて画像光が走査され、スキャンニン
グが実行される(スキャンモード)。なお、画像光をイ
メージセンサ48で操作する方法として、イメージセン
サが画像光中を移動する方法でも、後述する切替ミラー
を利用する方法でもよい。
【0056】図3は、マイクロフィルムキャリアMCの
外観斜視図である。
【0057】マイクロフィルムキャリアMCは、マイク
ロフィルムスキャナMSに対して脱着自在のユニットで
あり、キャリア上部ユニット32aとキャリア下部ユニ
ット32bとからなっている。キャリア下部ユニット3
2bは、マイクロフィルムスキャナMSに対して、所定
の位置に固定して装着される。キャリア上部ユニット3
2aは、図2に示すように、移動機構35のモータ37
が回転することによりピニオンギア36がラック34上
を転動して、キャリア下部ユニット32bに対してフィ
ルム幅方向c−dにスライド移動される可動ユニットで
ある。
【0058】図4は、本装置の制御回路のシステム構成
を示す。
【0059】スキャナ部56は、マイクロフィルムスキ
ャナMSの制御回路である。キャリア部68は、マイク
ロフィルムキャリアMCの制御回路である。
【0060】スキャナ部56において、入力手段23か
らスキャン指示が与えられると、スキャンモード切替手
段69によりスキャンモードになる。これにより、所望
の画像は、スクリーン30に投影され、イメージセンサ
48によって読み取られる。このイメージセンサ48か
ら入力された画像は、1ライン分の画像データずつ処理
手段54中の画像処理部49を通って、ラインメモリ5
0に書き込まれる。CPU51は、ラインメモリ50に
書き込まれた1ライン分の画像データを、イメージメモ
リ55に書き込み位置を指定して書き込む。1ライン分
の画像データは、所定のピッチで所定の回数(n回)送
られてくることにより、CPU51によって次々と書き
込み位置を変えながらイメージメモリ55に書き込まれ
る。
【0061】片面画像の書き込みが終了すると、スキャ
ナ部56の通信部52からキャリア部68の通信部59
へキャリア幅方向の移動命令がなされる。これにより、
キャリア部68のCPU61は、予め移動量入力手段6
5から入力され移動量格納部60に格納されている幅方
向移動量分だけ、移動機構35のモータ37、ピニオン
ギア35からなる幅方向移動部63を制御して幅方向に
移動させる。このとき、使用者に移動中であることを示
すために、表示部66に移動表示を行ってもよい。移動
が終了すると、通信部59から移動終了情報がスキャナ
部56の通信部に渡される。そして、スキャナ部56
は、再びスキャンを開始し、表裏両画像のスキャンが終
了すると、送出部53からプリンタ57またはホストコ
ンピュータ58に画像が送出される。
【0062】図5は、イメージメモリ55への書き込み
の概念図を示す。
【0063】CPU51から指定された画像書き込み開
始位置から、1ライン分の画像データは、所定のピッチ
で所定の回数(n回)送られてくることにより、CPU
51によって次々とイメージメモリ55に書き込み位置
を変えながら書き込まれることになる。
【0064】(回路動作)次に、本装置の動作を、図6
のフローチャートに基づいて説明する。
【0065】まず、マイクロフィルムキャリアMCの動
作について説明する。
【0066】カートリッジ1には、前記図13に示した
ような表裏画像が対となって撮影されたマイクロフィル
ムFが装填されている。そして、使用者が入力手段23
に所望の画像コマ番号を入力すると、モータ(図示せ
ず)が駆動し、カートリッジ1からマイクロフィルムF
が引き出される。マイクロフィルムFは、フィルムガイ
ドローラ6→投影ガラス部A→フィルムガイドローラ7
→巻き取りリール8へと送られる。そして、マイクロフ
ィルムF上の検索マークmをセンサ17a,17bで検
知しながらカウントし、所望の画像コマ部分が投影位置
である投影ガラス部Aに検索されて停止する。
【0067】これにより、その所望とする画像コマ部分
のマイクロイメージが、投影レンズ16を介して、スク
リーン30に投影される。表裏画像が対となって撮影さ
れている小切手等の画像は、マイクロフィルムFの送り
方向に対して垂直に撮影されているため、プリズムレン
ズ18で画像光が90度回転され、図7に示すようにス
クリーン30に表画像F2が投影される。この図7の例
では、スクリーン30の大きさが表裏片方の画像しか投
影できない大きさであるため、所望の表画像F2のみが
目視可能な状態となっている。
【0068】また、キャリア部68においては、移動量
入力手段65から幅方向の移動量が予め入力され、その
幅方向の移動量が移動量格納部60に格納されている
(ステップS1) 次に、マイクロフィルムスキャナMSの動作について説
明する。
【0069】入力手段23からスキャン指示が与えられ
ると、スキャンモード切替手段69によりスキャンモー
ドになる(ステップS2)。このとき、レジスタが設定
され(ステップS3)、画像光はスクリーン30に投影
されるように、プリズムレンズ18が回転して所定の光
路が設定される(ステップS4〜ステップS5)。
【0070】ここで、使用者が入力手段23から表裏合
成スキャンの指示を入力すると(ステップS6)、前記
スキャンモードになり、図2に示す構成の場合、スキャ
ナ80は、モータ81に接続されているベルト82によ
って、スクリーン30上の光路に進入する方向e−fに
移動する。これにより、画像光が走査され、表画像デー
タのスキャンニングが開始される(ステップS7)。
【0071】そして、所望とする表画像データは、イメ
ージセンサ48から1ライン分の画像データずつ、処理
手段54中の画像処理部49を通って、ラインメモリ5
0に書き込まれる。CPU51は、ラインメモリ50に
書き込まれた1ライン分の画像データを、イメージメモ
リ55内の図8に示す書き込み開始位置X1を指定して
書き込む。1ライン分の画像データは、所定のピッチで
所定の回数(n回)送られてくるため、CPU51がイ
メージメモリ55の書き込み位置を次々と変えることに
よって、図8に示すようにイメージメモリ55に書き込
まれる。画像データの読み取りエリア90は、表裏合成
後の出力画像サイズに相当するエリアの半分の領域をス
キャンする。本例では、表裏合成後の出力画像サイズに
相当するエリアの半分の領域をスキャンしたが、この画
像データの読み取りエリアは予め使用者により別に設定
されていてもよい。
【0072】表画像データの書き込みが終了すると、ス
キャナ部56の通信部52からキャリア部68の通信部
59へキャリア幅方向の移動命令がなされる。これによ
り、キャリア部68のCPU61は、幅方向移動部63
を制御し、移動量入力手段65から予め入力され移動量
格納部60に格納されている幅方向の移動量の分だけ、
幅方向移動部63を幅方向に移動する(ステップS8〜
ステップS9)。これにより、マイクロフィルムキャリ
アMCがフィルムの幅方向に移動し、図9に示すように
スクリーン30に所望の裏画像B2のみが目視可能な状
態となる。移動が終了すると通信部59から移動終了情
報がスキャナ部56の通信部52に渡される。
【0073】なお、本例では、マイクロフィルムキャリ
アMCの幅方向の移動を自動で行ったが、幅方向移動部
63を手動としてもよい。この場合、最初のスキャンが
終了した後、移動メッセージを表示させ、幅方向にモー
タ36を手動で移動させ、使用者が再びスキャン指示を
入力手段23から行ってもよい。
【0074】そして、キャリア移動終了情報からスキャ
ナ部56は、スキャンモードになり、裏スキャンを開始
する(ステップS10)。これにより、所望の裏画像デ
ータは、イメージセンサ48から1ライン分の画像デー
タずつ処理手段54中の画像処理部49を通って、ライ
ンメモリ50に書き込まれる。CPU51は、ラインメ
モリ50に書き込まれた1ライン分の画像データを、イ
メージメモリ55内の図10に示す書き込み開始位置X
2を指定して書き込む。1ライン分の画像データは、所
定のピッチで所定の回数(n回)送られてくるため、C
PU51がイメージメモリ55に書き込み位置を次々と
変えることによって、図10に示すようにイメージメモ
リ55に書き込まれる。画像データの読み取りエリア9
1は、表裏合成後の出力画像サイズに相当するエリアの
半分の領域をスキャンする。
【0075】これにより、イメージメモリ55上には、
所望とする表画像F2と裏画像B2とが合成された状態
となる。
【0076】そして、表画像F2、裏画像B2のスキャ
ンが終了すると、送出部53からプリンタ57又はホス
トコンピュータ58に画像が送出される。送出された画
像は、図10に示すようなイメージを記録紙70上に出
力する(ステップS11)。
【0077】また、使用者が入力手段23から通常のス
キャン指示を入力すると(ステップS14)、表画像F
2のスキャンならば前記図14(a)に示したようなイ
メージを記録紙70に出力し、裏画像B2のスキャンな
らば図14(b)に示したようなイメージを記録紙70
に出力する。この場合、表裏合成スキャンと、通常の全
域スキャンとのスキャンモードの切り替えは、スキャン
モード切替手段69により行われる。
【0078】なお、本例では、表裏合成後の出力画像サ
イズに相当するエリアの半分の領域をスキャンしたが、
この画像データの読み取りエリアは、使用者により予め
別個に設定してもよい。また、裏画像から先にスキャン
してもよく、イメージメモリ55上の表画像と裏画像と
の書き込み開始位置の関係(X1・X2)も逆にしても
よい。
【0079】また、本例では、2回のスキャン動作で画
像合成を可能にしたが、必ずしもスキャン方向が1方向
でなくてもよい。1スキャン動作中に前進・後進の両方
向に動作するスキャナにおいては、前進方向と後進方向
との両方向を使用して、表画像と裏画像とのスキャンを
行ってもよい。
【0080】次に、本発明の第2の実施の形態を、図1
2に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形
態と同一部分についての説明は省略し、同一符号を付
す。
【0081】本例は、マイクロフィルムスキャナMSの
光学系の構成を変えた場合の例である。
【0082】図12は、スキャンモードで光路切り替え
をする場合におけるマイクロフィルムスキャナMS内の
光学系の斜視図を示す。
【0083】マイクロフィルムスキャナMSにおいて、
第2ミラー42と第3ミラー43との間には、可動自在
とされたスキャナユニット45が配設されている。この
スキャナユニット45は、入射光の光路を変更するため
の走査第1ミラー46と走査第2ミラー47とを備えて
いる。このスキャナユニット45は、第2ミラー42と
第3ミラー43との間の光路に対して、直交する方向a
−bに移動制御される。
【0084】そして、リーダモード時においては、走査
第1ミラー46が上記光路から待避した状態位置に保持
されている。
【0085】スクリーン30に拡大投影されたマイクロ
イメージのスキャンニングを行いたい場合には、スキャ
ン指示が入力手段23から行われることにより、プリズ
ムレンズ18が45度回転して画像光を90度回転さ
せ、また、スキャナユニット45が上記光路に進入する
方向に移動する。これにより、走査第1ミラー46によ
り上記光路の画像光が走査され、その走査光は走査第2
ミラー47により偏向され、イメージセンサ48に拡大
投影され、スキャンニングが実行される(スキャンモー
ド)。なお、イメージセンサ48によって検知された信
号の処理は、前述した第1の実施の形態の例と同様であ
るため、その説明は省略する。
【0086】ここで、以上説明した各例から、本装置の
利点を以下に列挙しておく。
【0087】(1)マイクロフィルムに表裏の画像が対
となって移し込まれた小切手等の画像内容を、別々の記
録紙ではなく、1枚の記録紙にプリントすることができ
る点。
【0088】(2)小切手等の表裏の画像内容を1枚の
普通サイズの記録紙にプリントすることにより、原寸の
表裏画像がプリントできる十分な大きさの用紙サイズが
不要となり、用紙の無駄を無くすことができる点。
【0089】(3)細長い特殊サイズの記録紙を使用し
ないため、既存の給紙カセットや記録紙の搬送系の変更
が不要となり、コストを低減できる点。
【0090】(4)原寸に対して縮小してスキャンしプ
リントしないことから、画像品質の劣化をなくし、プリ
ント画像情報の確認を容易に行うことができる点。
【0091】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明はシステム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。この場合、本発明を達
成するためのソフトウェアによって表されるプログラム
を格納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出す
ことによって、そのシステム或いは装置が、本発明の効
果を享受することが可能となる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表裏両方の画像を原寸で復元するために、記録媒体上に
記録された表裏いずれかの画像を読み取り手段により読
み取り、その一方の画像をメモリに格納した後、記録媒
体をその幅方向に他方の画像が投影される位置まで移動
して、その他方の画像を読み取り、その読み取った他方
の画像を既に格納されている一方の画像とメモリ上で合
成するようにしたので、合成された2つの画像を1枚の
普通サイズの記録紙に並列に配置した状態で再現するこ
とができ、これにより、作業効率に優れ、画像品質を保
ち、所望とする画像単位で配列順序を変えて出力するこ
とが可能な画像読取装置を得ることができる。
【0093】このように1回のスキャン指示を行うだけ
で、複数の画像の配置を変えてメモリに格納し、表裏の
画像を合成して出力するようにしたので、例えば、直列
に配置されてマイクロフィルムに写し込まれた複数の画
像の中から、選択した所望の画像を記録紙に並列に配置
してプリントすることが可能となり、これにより、画像
読取装置の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である画像読取装置
の外観構成を示す斜視図である。
【図2】画像読取装置内の光学系の構成を示す分解斜視
図である。
【図3】キャリアユニットの構成を示す斜視図である。
【図4】画像読取装置の制御回路の構成を示すブロック
図である。
【図5】イメージメモリへの書き込みの形態を示す説明
図である。
【図6】画像読取処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】スクリーンに投影されるフィルム内の一方の画
像領域を示す説明図である。
【図8】図7のデータの記憶領域を示す説明図である。
【図9】スクリーンに投影されるフィルム内の他方の画
像領域を示す説明図である。
【図10】図9のデータの記憶領域を示す説明図であ
る。
【図11】記録紙に出力された合成画像を示す説明図で
ある。
【図12】本発明の第2の実施の形態である画像読取装
置内の光学系の構成を示す分解斜視図である。
【図13】マイクロフィルムの写し込み形態の1例を示
す正面図である。
【図14】記録紙に記録された表裏画像の1例を示す正
面図である。
【図15】1枚の十分大きいサイズの記録紙に記録され
た表裏画像を示す正面図である。
【図16】特殊サイズの記録紙に記録された表裏画像を
示す正面図である。
【符号の説明】
1,8 第1の移動手段 23 入力手段 35 第2の移動手段 48 読取手段(イメージセンサ) 55 記憶手段(イメージメモリ) 57 出力手段(プリンタ) 58 ホストコンピュータ F 情報記録媒体(マイクロフィルム) MS マイクロフィルムスキャナ MC マイクロフィルムキャリア

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像情報が記録された長尺状の情
    報記録媒体と、 前記情報記録媒体に記録された所望とする画像情報が所
    定の読取位置に来るように、当該情報記録媒体を長尺方
    向に移動させる第1の移動手段と、 前記情報記録媒体を前記所定の読取位置内で、長尺方向
    に交差する幅方向に移動させる第2の移動手段と、 前記情報記録媒体に記録された複数の画像情報を1個ず
    つ読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った画像情報を記憶する記憶
    手段と、 前記読取手段による画像情報の読み取りが1個終了する
    毎に、前記情報記録媒体の移動制御を行う移動制御手段
    と、 前記記憶手段に記憶された複数の画像情報の中から、所
    望とする複数の画像情報を選択して合成する合成手段と
    を具えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記読取手段は、前記情報記録媒体の幅
    方向に沿って記録された複数の画像情報を1個ずつ読み
    取り、 前記移動制御手段は、当該読取手段による画像情報の読
    み取りが1個終了する毎に、前記第2の移動手段によっ
    て前記情報記録媒体を幅方向に移動制御することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記長尺状の情報記録媒体を幅方向に移
    動させるための移動量を入力する入力手段をさらに具
    え、 該入力された移動量を前記移動制御手段による制御量と
    して移動制御することを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記合成手段により選択して合成された
    複数の画像情報を出力する出力手段をさらに具えたこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記読取手段によって所定単位の画像情
    報の読み取りが終了する毎に、前記出力手段によって当
    該所定単位の画像情報の出力を行うように制御する切替
    制御手段をさらに具えたことを特徴とする請求項4記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段はプリンタからなり、標準
    サイズの用紙に前記合成手段により選択して合成された
    複数の画像情報を印刷することを特徴とする請求項4又
    は5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記合成手段により合成される複数の画
    像情報は、互いに関連する1組の画像であることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1の移動手段と前記第2の移動手
    段とを一体にして構成し、 前記読取手段と前記記憶手段と前記移動制御手段と前記
    合成手段とを一体にして構成したことを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記読取手段は、光電変換素子を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記長尺状の情報記録媒体は、マイク
    ロフィルムであることを特徴とする請求項1ないし9の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 幅方向に複数の画像情報が記録された
    長尺状のマイクロフィルムと、 前記マイクロフィルムに記録された所望とする画像情報
    が所定の読取位置に来るように、当該マイクロフィルム
    を長尺方向に移動させる第1の移動手段と、 前記マイクロフィルムを前記所定の読取位置内で、長尺
    方向に交差する幅方向に移動させる第2の移動手段と、 前記マイクロフィルムの幅方向に沿って記録された複数
    の画像情報を1個ずつ読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った画像情報を記憶する記憶
    手段と、 前記読取手段による画像情報の読み取りが1個終了する
    毎に、前記第2の移動手段によって前記マイクロフィル
    ムを幅方向に移動制御する移動制御手段と、 前記記憶手段に記憶された複数の画像情報の中から、所
    望とする複数の画像情報を選択して合成する合成手段
    と、 前記合成手段により選択して合成された複数の画像情報
    を出力する出力手段とを具えたことを特徴とする画像処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記長尺状のマイクロフィルムを幅方
    向に移動させるための移動量を入力する入力手段をさら
    に具えたことを特徴とする請求項11記載の画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記読取手段によって前記マイクロフ
    ィルムの幅方向に記録された互いに関連する第1および
    第2の画像情報の読み取りが終了する毎に、前記出力手
    段によって当該互いに関連する第1および第2の画像情
    報を1単位として出力するように制御する切替制御手段
    をさらに具えたことを特徴とする請求項11又は12記
    載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 複数の画像情報が記録された長尺状の
    情報記録媒体を用い、 前記情報記録媒体に記録された所望とする画像情報が所
    定の読取位置に来るように、当該情報記録媒体を長尺方
    向に移動させる工程と、 前記情報記録媒体を前記所定の読取位置内で、長尺方向
    に交差する幅方向に移動させる工程と、 前記情報記録媒体に記録された複数の画像情報を1個ず
    つ読み取る読取工程と、 前記読み取った画像情報を記憶媒体に記憶する記憶工程
    と、 前記画像情報の読み取りが1個終了する毎に、前記情報
    記録媒体を移動制御する制御工程と、 前記記憶手段に記憶された複数の画像情報の中から、所
    望とする複数の画像情報を選択して合成する合成工程と
    を具えたことを特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記読取工程は、前記情報記録媒体の
    幅方向に沿って記録された複数の画像情報を1個ずつ読
    み取り、 前記制御工程は、当該複数の画像情報の読み取りが1個
    終了する毎に、前記情報記録媒体を幅方向に移動制御す
    ることを特徴とする請求項14記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記長尺状の情報記録媒体を幅方向に
    移動させるための移動量を入力する入力工程をさらに具
    え、 該入力された移動量を前記情報記録媒体の移動制御量と
    して用いることを特徴とする請求項14又は15記載の
    画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記選択して合成された複数の画像情
    報を出力する出力工程をさらに具えたことを特徴とする
    請求項14ないし16のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  18. 【請求項18】 前記所定単位の画像情報の読み取りが
    終了する毎に、前記所定単位の画像情報の出力を行うよ
    うに制御する切替制御工程をさらに具えたことを特徴と
    する請求項17記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 幅方向に互いに関連する第1および第
    2の画像情報が記録された長尺状のマイクロフィルムを
    用い、 前記マイクロフィルムを長尺方向の所定の読取位置に移
    動させる工程と、 前記所定の読取位置に対応したマイクロフィルムに記録
    された第1の画像情報を読取手段により読み取る工程
    と、 前記読み取った第1の画像情報を記憶手段に記憶する工
    程と、 前記マイクロフィルムを前記所定の読取位置内で、長尺
    方向に交差する幅方向に移動させる工程と、 前記マイクロフィルムの幅方向に沿って記録された第2
    の画像情報を前記読取手段によって読み取る工程と、 前記読み取った幅方向の第2の画像情報を前記記憶手段
    に記憶する工程と、 前記記憶手段に記憶された前記第1の画像情報および前
    記第2の画像情報を合成する工程と、 前記合成された前記第1の画像情報および前記第2の画
    像情報を出力する工程とを具えたことを特徴とする画像
    処理方法。
  20. 【請求項20】 前記マイクロフィルムを幅方向に移動
    させるための移動量を入力手段により入力する工程をさ
    らに具えたことを特徴とする請求項19記載の画像処理
    方法。
  21. 【請求項21】 前記読取手段によって前記マイクロフ
    ィルムの幅方向に記録された前記第1および第2の画像
    情報の読み取りが終了する毎に、当該第1および第2の
    画像情報を1単位として出力するように制御する工程を
    さらに具えたことを特徴とする請求項19又は20記載
    の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 コンピュータによってマイクロフィル
    ムに記録された複数の画像の処理を行うための制御プロ
    グラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 マイクロフィルムを長尺方向の所定の読取位置に移動さ
    せ、 前記マイクロフィルムに記録された第1の画像情報を読
    取手段により読み取らせ、 前記読み取らせた第1の画像情報を記憶手段に記憶さ
    せ、 前記マイクロフィルムを前記所定の読取位置内で、長尺
    方向に交差する幅方向に移動させ、 前記マイクロフィルムの幅方向に沿って記録させた第2
    の画像情報を前記読取手段によって読み取らせ、 前記読み取らせた幅方向の第2の画像情報を前記記憶手
    段に記憶させ、 前記記憶手段に記憶させた前記第1の画像情報および前
    記第2の画像情報を合成させ、 前記合成させた前記第1の画像情報および前記第2の画
    像情報を所定サイズで出力させることを特徴とする画像
    処理制御プログラムを記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記マイクロフィルムを幅方向に移動
    させるための移動量を入力手段から入力させることを特
    徴とする請求項22記載の画像処理制御プログラムを記
    録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記読取手段によって前記マイクロフ
    ィルムの幅方向に記録された前記第1および第2の画像
    情報の読み取りが終了する毎に、当該第1および第2の
    画像情報を1単位として出力させることを特徴とする請
    求項22又は23記載の画像処理制御プログラムを記録
    した記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110427934A (zh) * 2019-06-27 2019-11-08 忆备缩微科技(北京)有限公司 胶片读取系统及胶片影像信息处理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110427934A (zh) * 2019-06-27 2019-11-08 忆备缩微科技(北京)有限公司 胶片读取系统及胶片影像信息处理方法
CN110427934B (zh) * 2019-06-27 2024-04-16 忆备缩微科技(北京)有限公司 胶片读取系统及胶片影像信息处理方法

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