JPH11296184A - 音声応答をする遠隔制御装置 - Google Patents

音声応答をする遠隔制御装置

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JPH11296184A
JPH11296184A JP10100719A JP10071998A JPH11296184A JP H11296184 A JPH11296184 A JP H11296184A JP 10100719 A JP10100719 A JP 10100719A JP 10071998 A JP10071998 A JP 10071998A JP H11296184 A JPH11296184 A JP H11296184A
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signal
voice
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remote controller
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JP10100719A
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Katsuyuki Imoto
克之 井本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視力の低下した人達や漢字や英語や略語を理解
できない子供でも表示文字を読まずに、簡単に単独で操
作することが出来、自分の意思通りに正確に装置が作動
していることをすぐに確認することが出来る音声応答す
る遠隔制御装置を提供する。 【解決手段】操作側装置1により、作動側装置2をワイ
ヤレスの遠隔制御によって作動するリモートコントロー
ル装置の作動側装置2に、前記操作信号に対応した音声
応答メッセージを記憶し、前記操作信号に基づいて選択
する音声メモリ部17、18と、前記選択された音声応
答メッセージを音声にする音声発生部19とを設けて、
操作に応じた音声応答メッセージを前記作動装置2側の
前記音声発生部19から発声するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種装置を離れた
ところからリモートコントローラのキーボードを押して
ワイヤレスによって遠隔制御する場合に、そのキーボー
ドの操作に応じて各種機能が作動するのと並行して、該
装置の音声メモリに記憶されている該キーボード操作に
対応した音声応答メッセージが作動して、該装置のスピ
ーカーから音声で応答し、該装置の動作状態を音声応答
する遠隔制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ、エアーコンディショナ、
扇風機等の端末装置の操作や、自動車やとびら等の装置
のドアの開閉操作等を離れたところから、ワイヤレスで
リモートコントローラのキーボード操作によって遠隔制
御する装置が次々と商品化されている。
【0003】図5は従来のエアーコンディショナ2の遠
隔制御装置の概略図を示したものである。これはリモー
トコントローラ1のキーボードのボタン4を操作して表
示を見ながらエアーコンディショナ2のスイッチをオン
したり、オフにしたり、あるいは暖房、冷却、除湿など
の切り換え操作を自由に行なわせるようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエアー
コンディショナや扇風機等の遠隔制御装置にはおいて
は、リモートコントローラに、操作方法が文字で表示さ
れ、しかも、リモートコントローラが小さく、操作ボタ
ンやその近傍に表示できるスペースが限られており、ま
た、液晶表示しても表示面積が限られてしまうので、こ
の表示文字が小さく、又、スペースの関係から情報量を
多くできないので、漢字や英語や略語で表現されること
が多いので、次のような問題点があった。
【0005】即ち、表示文字が小さいために、視力の低
下した高年齢者が操作することは難しく、また、目のよ
く見えない人も操作することが出来ず、うす暗いところ
では、この表示文字を読むことが出来ないので操作する
ことが出来ないという問題がある。また、子供や高年齢
者にとっては、表示文字を見ることができても、漢字や
英語や略語を理解できないので操作することが出来ない
という問題がある。
【0006】そして、操作ボタンを押して、操作された
側の作動側装置で表示ランプが点灯しても、視力の低下
した高年齢者では判別が難しく、また直接見える位置に
いるとは限らないので、自分の操作が正確に行なえたか
どうか、そして、自分の意思通りに装置が作動している
かどうかをすぐに確認することができず、装置が作動し
た結果が出たから初めて操作を確認することができるこ
とになる。
【0007】しかし、最近の電気器具などは静穏化が進
み、また、表示ランプも液晶化が進んでいるために、視
力及び聴力の低下した高年齢者や装置を見ただけでは装
置の作動の確認ができない子供達には、実際の装置の動
作確認が行えないという問題がある。また、外見や音で
は操作結果を確認出来ず、遠隔操作した結果を知ること
は難しい自動車のドア等のロック等の場合では、操作結
果がどうなっているのか実際に自動車の所に行って確認
するのでは、遠隔操作の意味がないという問題もある。
【0008】本発明の目的は上述の従来技術の欠点を解
消し、視力の低下した高年齢者や、目のよく見えない人
や、漢字や英語や略語を理解できない子供でも簡単に単
独で操作することが出来、さらには表示文字を読まなく
ても操作することができ、かつ、自分の意思通りに正確
に装置が作動していることをすぐに確認することが出来
る音声応答する遠隔制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の音声応答す
る遠隔制御装置は、リモートコントローラにより、作動
側装置をワイヤレスの遠隔制御によって作動する遠隔制
御装置であって、前記リモートコントローラは、操作信
号を赤外線信号に変換して発信する送信部を有し、作動
側装置は、前記赤外線信号を受信するリモートコントロ
ーラ信号受信部と、この受信したリモートコントローラ
信号によって各種機能の作動を制御する装置制御部と、
該装置制御部からの出力信号によって各種機能を作動さ
せる装置駆動部とを有し、更に、前記作動側装置に、前
記操作信号に対応した音声応答メッセージを記憶し、前
記操作信号に基づいて選択する音声メモリ部と、前記選
択された音声応答メッセージを音声にする音声発生部と
を設けて、前記リモートコントローラの操作に応じた音
声応答メッセージを前記作動装置側の前記音声発生部か
ら発声することを特徴とする。
【0010】第2の発明の音声応答をする遠隔制御装置
は、第1の発明の遠隔制御装置の前記作動側装置におい
て、前記音声発生部の代わりに、音声応答メッセージの
信号を赤外線信号に変換して前記リモートコントローラ
へ送信する送信部を設け、更に、前記リモートコントロ
ーラに前記赤外線信号を受信して音声応答メッセージの
信号に変換する受信部と、前記音声応答メッセージの信
号を受けて音声応答メッセージを発声する第2音声発生
部とを設けて、前記リモートコントローラの操作に応じ
た音声応答メッセージを前記操作側装置側の前記第2音
声発生部から発声することを特徴とする。
【0011】第3の発明の音声応答をする遠隔制御装置
は、第2の発明の遠隔制御装置の前記作動側装置におい
て、音声応答メッセージの信号を赤外線信号に変換して
前記リモートコントローラへ送信する送信部を設け、更
に、前記リモートコントローラに前記赤外線信号を受信
して音声応答メッセージの信号に変換する受信部と、前
記音声応答メッセージの信号を受けて音声応答メッセー
ジを発声する第2音声発生部とを設けて、前記作動側装
置側の前記音声発生装置と前記操作側装置側の前記第2
音声発生装置の両方から、前記リモートコントローラの
操作に応じた音声応答メッセージを発声することを特徴
とする。
【0012】第4の発明の音声応答をする遠隔制御装置
は、第1から第3の発明の遠隔制御装置の前記リモート
コントローラから送信する赤外線と前記作動側装置から
送信する赤外線の発光波長を780nmから980nm
の範囲から選択したことを特徴とする。
【0013】第5の発明の音声応答をする遠隔制御装置
は、第4の発明の遠隔制御装置の前記リモートコントロ
ーラから送信する赤外線の波長と、前記作動側装置から
送信する赤外線の波長を異なる波長にしたことを特徴と
する。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、リモートコントローラの
操作に応じた音声応答メッセージがエアコン等の作動装
置側に設けた音声発生部のスピーカーから適正な音量で
流されるので、操作用の文字表示を見なくても自分で操
作した内容がすぐに判る。
【0015】従って、視力や聴力の低下した高年齢者
や、また目のよく見えない人も操作することが出来る。
また、漢字や英語や略語などを理解できない子供達も簡
単に操作でき、操作結果を即座に確認することができ
る。また、うす暗い所などで、文字が読めなくても操作
することが可能である。その上、自分の操作が正確に行
なえたかどうか、自分の意思通りに装置が作動している
かどうかをすぐに確認することができるので、安心して
リモートコントローラで操作することができる。
【0016】また、第2の発明によれば、手元のリモー
トコントローラに設けたスピーカーからリモートコント
ローラの操作に応じた音声応答メッセージを聞くことが
できるので、作動側装置と比較的遠く離れた場合でも、
手元からの適量な音量で、メッセージを聞くことができ
る。そのため、作動側装置で大きな音量を出す必要が無
くなり、操作に伴う音声応答メッセージが第音量になる
ことを防止でき、特に作動側装置の近傍にいる人の迷惑
にならないようにすることができる。
【0017】そして、第3の発明によれば、手元のリモ
ートコントローラと作動側装置に設けた両方のスピーカ
ーからリモートコントローラの操作に応じた音声応答メ
ッセージを聞くことができるので、作動側装置と比較的
遠く離れた場合でも、手元からの適量な音量で、メッセ
ージを聞くことができ、さらに、作動側装置の近くにい
る人にもその操作に応じた音声応答メッセージが聞こえ
るので、操作に対応できる、安心してその操作結果を受
容できる。また、操作に伴う音声応答メッセージの騒音
化を防ぐことができる。
【0018】また、第4の発明によれば、赤外線の発光
波長を780nmから980nmの範囲にしたので、外
乱による誤操作も防止しやすく効率よく操作できる。ま
た、赤外線を受発信しやすく廉価な装置で構成できる。
【0019】そして、第5の発明により、リモートコン
トローラから送信する赤外線の波長と、作動側装置から
送信する赤外線の波長を異なる波長にしたので、互いが
送信する赤外線の信号が混信することがなく、誤操作を
防止できるので、音声応答メッセージを受信しながら、
次の操作を行うことができ、操作のスピードアップを図
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を更
に詳細に説明する。 〔実施例1〕図1に本発明に係る音声応答する遠隔制御
装置の第1の実施例を示す。この実施例は、作動側装置
2をエアーコンディショナ装置2(以下、エアコン装置
と略称する。)にした場合の実施例であり、例えば、こ
の他にも、作動側装置2を扇風機、自動車の扉等の装置
についても同様に適用実施できる。従って、エアコン装
置自体はこの数多くの装置の中から説明用に選択した一
例にすぎず、これに限定されるものではない。
【0021】この作動側装置であるエアコン装置2を、
離れた所からリモートコントローラ1(以下、リモコン
と略称する。)のキーボードのボタン(操作ボタン)4
を押して、赤外線を使ったワイヤレス信号7─1、7─
2で遠隔制御する装置であり、キーボードのボタン4の
操作に応じて、この作動側装置2は赤外線信号7─2を
受信して各種機能が作動するのと並行して、この作動側
装置2の音声メモリ17に記憶されている、キーボードの
ボタン4の操作に対応した音声応答メッセージを選択し
て、この作動側装置2のメッセージ送信回路18を介して
スピーカー19から、この作動側装置2の動作状態を音声
で応答する音声応答をする遠隔制御装置である。
【0022】以下に、この音声応答をする遠隔制御装置
の詳細について説明する。この音声応答をする遠隔制御
装置で使用するリモコン1は、従来の装置と同様に、電
源スイッチ3、操作用のキーボードの操作ボタン4、こ
のキーボード操作に対応した表示を示すための表示部
5、キーボード操作信号を光信号に変換して赤外線信号
7−1を送信するための発光素子6を有する送信部等か
らなる。
【0023】このリモコン1のキーボードの操作ボタン
4による操作信号に対応した赤外線信号は矢印7−1、
7−2のごとく作動側装置であるエアコン装置2に送ら
れ、このエアコン装置2内のリモコン信号受信回路9の
受光素子8、即ち、リモートコントローラ信号受信部
8,9で受信され、電気信号に変換され、この電気信号
は、各種機能の作動を制御する装置制御部10〜15に
導かれる。
【0024】この装置制御部10〜15はリモコン信号
判別回路10と各操作に対応する制御回路11〜15か
らなり、このリモコン信号判別回路10は制御用マイク
ロコンピュータの機能を有し、リモコン1から送られて
きたリモコン信号を判別する回路である。すなわち、こ
のリモコン信号判別回路10はリモコン信号が何であるか
を判別して、各操作に対応する制御回路11〜15に信
号を送る。
【0025】たとえば、リモコン1からのキーボードの
操作ボタン4による操作信号がエアコン装置2の電源を
オンにするという信号であれば、リモコン信号判別回路
1の出力信号は電源制御回路11に送られる。そして、
この電源制御回路11の出力信号は一つにはエアコン装
置2の各種機能を作動させる装置駆動部16に送られ、
エアコン装置2を駆動する。
【0026】それと並行して、電源制御回路11の出力
信号は音声メモリ部17,18に送られる。この音声メ
モリ部17,18は音声メモリである記憶素子17とメ
ッセージ送信回路18とからなり、音声メモリ17は音
声応答メッセージを記憶し、装置制御部10〜15の出
力信号に従って、リモコン1からのキーボードボタン4
による操作信号に対応した音声応答メッセージを選択し
て、メッセージ送信回路18を通して音声発生部である
スピーカー19から音声で、例えば“電源スイッチが入
りました”と応答する。
【0027】リモコン1の操作者はこの音声を聴いて、
次の操作をリモコン1のキーボードボタン4を押して行
い、ふたたび操作信号をエアコン装置2に送る。この操
作信号が、たとえばエアコン装置2を暖房に作動させる
という信号であれば、装置制御部10〜15のリモコン
信号判別回路10からの出力信号は冷暖房切替回路12
に送られ、この冷暖房切替回路12の出力信号は、更
に、装置駆動部16に送られてエアコン装置2を暖房駆
動する。
【0028】それと並行して、冷暖房切替回路12の出
力信号は音声メモリ17にも送られ、この音声メモリ1
7に記憶されている、リモコン1からのキーボードの操
作ボタン4による操作信号に対応した音声応答メッセー
ジを選択してメッセージ送信回路18を介してスピーカ
ー19から音声で、たとえば“暖房駆動しました”と応
答する。
【0029】同様の操作は、風量切替回路13、温度設
定回路14、風向き制御回路15についても行なわれ
る。以上のようにして、操作者がリモコン1のキーボー
ドを操作することによって、エアコン装置2がその操作
に対応して作動すると共に、その操作に対応した音声応
答メッセージを選択して、装置2のメッセージ送信回路
18に送り、これを介してスピーカー19から音声で応答
し、この装置2の動作状態を音声応答する。
【0030】なお、エアコン装置2の電源スイッチをオ
フにして駆動を停止させる場合にも上記操作と同様にし
て行なうことができる。すなわち、リモコン1のキーボ
ードの中のエアコン装置2の電源スイッチをオフにする
操作ボタン4を押せば、そのボタン操作に対応した操作
信号7─2が受光素子8で受光され、リモコン信号受信
回路9に送られ、リモコン信号判別回路10で操作信号
が判別される。
【0031】このリモコン信号判別回路10からの出力
信号が電源制御回路11に送られ、更に、この電源制御
回路11の出力信号が装置駆動部16に送られてエアコ
ン装置2の電源をオフにすると共に、音声メモリ17に
も送られて“電源スイッチをオフにします”というメッ
セージがメッセージ送信回路18を介してスピーカー1
9から発声され、エアコン装置2が駆動停止したことを
判別することができる。
【0032】従って、視力の低下した高年齢者や視覚障
害者の人もエアコン装置2を操作でき、また、うす暗い
所などで、文字が読めなくても操作することが可能であ
る。また、漢字や英語や略語などを理解できない子供達
も簡単に操作でき、操作結果を即座に確認することがで
きる。
【0033】その上、自分の操作が正確に行なえたかど
うか、自分の意思通りにエアコン装置2が作動している
かどうかをすぐに確認することができ、誤操作を訂正で
きるので、誤作動による被害、例えば、暖房すべきとこ
ろを冷房して更に寒くなったような被害の拡大を防止で
き、安心してリモートコントローラ1でエアコン装置2
を遠隔操作することができる。
【0034】〔実施例2〕図2は、本発明に係る音声応
答する遠隔制御装置の第2の実施例を示したものであ
る。
【0035】これは、図1の音声応答する遠隔制御装置
に新たな機能を付加したものである。すなわち、まず追
加した第1の機能は、図1のリモコン信号受信回路9の
代わりに、発光素子25を有する送信部を追加したリモ
コン信号送受信回路24を設けて、音声応答メッセージ
を送信するメッセージ送信回路18からの信号をエアコ
ン装置2のスピーカーに送るのではなく、リモコン信号
送受信回路24の光送信部に送り、ここで発光素子25
を駆動して赤外線信号に変換してリモコン送受信機20
に赤外線を矢印26−1、26−2のように送る機能で
ある。
【0036】そして、追加した第2の機能は、リモコン
1を、上記赤外線26−2を受信する受光素子23を有
する受信部22を付加したリモコン送受信機20とし、
受光素子23で上記赤外線26─2を受光して電気信号
に変換して、新たにリモコン20側に付加した第2音声
発生部であるスピーカー27に送り、このスピーカー2
7からエアコン装置2の音声応答メッセージを発声させ
るようにしたものである。
【0037】この構成にすると、リモコン20を操作す
る人はその手元のリモコン20の第2音声発生部から自
分の操作した内容及び操作結果を音声応答メッセージで
知ることができる。したがって、耳の遠い人も自分の操
作が正確に行なえたかどうかを即座に判断することがで
きる。 〔実施例3〕図3は、本発明に係る音声応答する遠隔制
御装置の第3の実施例を示したものである。
【0038】これは、図2の第2の実施例を変形したも
のであり、メッセージ送信回路18からの音声応答メッ
セージを作動側装置であるエアコン装置2の音声発生部
のスピーカー19から発声させる以外に、リモートコン
トローラであるリモコン送受信機20の第2音声発生部
であるスピーカー27からも発声させるようにしたもの
である。
【0039】この構成によれば、手元のリモコン送受信
機20とエアコン装置2に設けた両方のスピーカー1
9、27からリモコン送受信機20の操作に応じた音声
応答メッセージを聞くことができるので、エアコン装置
2と比較的遠く離れた場合でも、手元のリモコン送受信
機20から適量な音量で、音声応答メッセージを聞くこ
とができ、さらに、エアコン装置2の近くにいる人にも
その操作に応じた音声応答メッセージを聞くことができ
るので、その操作に対応でき、安心してその操作結果を
受容できる。また、操作に伴う音声応答メッセージの騒
音化を防ぐことができる。
【0040】〔実施例4〕図4は、本発明係る音声応答
する遠隔制御装置の第4の実施例を示したものである。
【0041】これは、作動側装置である自動車28の外
から操作者がリモコン1の操作ボタン4を操作すること
によって自動車28に、操作情報を含んだ赤外線信号7
─1を送信する。自動車28ではその赤外線信号7─1
を受信して電気信号に変換して、この電気信号により、
この自動車のドア29のキーを解除したり、あるいはロ
ックしたりする。
【0042】そして、この作動と並行して、上記操作ボ
タン4の操作に対応して、自動車28内の音声メモリ
(図示しない)のメッセージ情報が取り出されてメッセ
ージ送信回路(図示しない)を通してスピーカー(図示
しない)から発声させるようにしたものである。この音
声応答メッセージによって操作者は自動車28のドア2
9のキーが解除されたか、ロックされたかをすばやく判
断することができ、安心することができる。
【0043】本発明は、上記した実施例に限定されな
い。まず、音声メモリ17には、半導体のメモリの他
に、磁気テープを用いたテープレコーダ等を用いてもよ
い。また、リモートコントローラ側から送信する赤外線
の発光波長および装置から送信する赤外線の発光波長
は、780nmから980nmの範囲から選ばれるの
が、外乱による誤操作も防止しやすく効率よく操作で
き、また、廉価な装置で構成できるので好ましい。
【0044】そして、リモートコントローラ側から送信
する赤外線の発光波長と装置から送信する赤外線の発光
波長は同じでもよく、異なっていてもよいが、異なって
いれば、互いが送信する赤外線の信号が混信することが
なく、誤操作を防止できるので、音声応答メッセージを
受信しながら、次の操作を行うことができ、操作のスピ
ードアップを図ることができるのでより良い。
【0045】また、本発明の本発明係る音声応答する遠
隔制御装置は、石油ファンヒータ装置や、建物への入退
室用のドア開閉装置等にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の音声応答
する遠隔制御装置は次のような効果を奏することができ
る。
【0047】第1の発明によれば、リモートコントロー
ラの操作に応じた音声応答メッセージをエアコン等の作
動装置側に設けた音声発生部のスピーカーから適正な音
量で聞くことができるので、操作用の文字表示や作動側
の表示ランプ等を見なくても自分で操作した内容をすぐ
に確認することができる。
【0048】従って、視力の低下した高年齢者や、視覚
障害者の人も単独で操作することが出来る。また、漢字
や英語や略語などを理解できない子供達も簡単に操作で
き、操作結果を即座に確認することができる。また、う
す暗い所などで、文字が読めなくても操作することが可
能である。
【0049】その上、自分の操作が正確に行なえたかど
うか、自分の意思通りに装置が作動しているかどうかを
すぐに確認することができるので、誤操作を即座に訂正
でき、安心してリモートコントローラで遠隔操作するこ
とができる。
【0050】また、第2の発明によれば、手元のリモー
トコントローラに設けたスピーカーからリモートコント
ローラの操作に応じた音声応答メッセージを聞くことが
できるので、作動側装置と比較的遠く離れた場合でも、
手元からの適量な音量で、メッセージを聞くことができ
る。そのため、聴力の低下した高年齢者にとっても聞き
取りやすく、また、作動側装置で大きな音量を出す必要
が無くなり、操作に伴う音声応答メッセージを大音量に
する必要がなくなり、特に作動側装置の近傍にいる人の
迷惑にならないようにすることができる。
【0051】そして、第3の発明によれば、手元のリモ
ートコントローラと作動側装置に設けた両方のスピーカ
ーからリモートコントローラの操作に応じた音声応答メ
ッセージを聞くことができるので、作動側装置と比較的
遠く離れた場合でも、手元からの適量な音量で、メッセ
ージを聞くことができ、さらに、作動側装置の近くにい
る人にもその操作に応じた音声応答メッセージが聞こえ
るので、操作に対応でき、安心してその操作結果を受容
できる。また、操作に伴う音声応答メッセージの騒音化
を防ぐことができる。
【0052】また、第4の発明によれば、赤外線の発光
波長を780nmから980nmの範囲にしたので、外
乱による誤操作も防止しやすく効率よく操作できる。ま
た、受発信しやすい赤外線の範囲なので、廉価な装置で
構成できる。
【0053】そして、第5の発明により、リモートコン
トローラから送信する赤外線の波長と、作動側装置から
送信する赤外線の波長を異なる波長にしたので、互いが
送信する赤外線の信号が混信することがなく、誤操作を
防止できるので、音声応答メッセージを受信しながら、
次の操作を行うことができ、操作のスピードアップを図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声応答する遠隔制御装置の第1の実
施例を示したものである。
【図2】本発明の音声応答する遠隔制御装置の第2の実
施例を示したものである。
【図3】本発明の音声応答する遠隔制御装置の第3の実
施例を示したものである。
【図4】本発明の音声応答する遠隔制御装置の第4の実
施例を示したものである。
【図5】従来のリモートコントロール装置を示したもの
である。
【符号の説明】
1 リモコン 2 エアコン装置
3 電源スイッチ 4 操作ボタン 5 表示部
6 発光素子 7−1、7−2 赤外線信号
8 受光素子 9 リモコン信号受信回路 10 リモコン信号判
別回路 11 電源制御回路 12 冷暖房切換回路
13 風量切換回路 14 温度設定回路 15 風向き制御回路
16 装置駆動部 17 音声メモリ 18メッセージ送信回路
19 スピーカー 20 リモコン送受信機 21 送信部
22 受信部 23 受光素子 24 リモコン送受信回路
25 発光素子 26−1、26−2 赤外線信号
27 スピーカー 28 自動車 29 ドア 30 ドアの開閉信号受信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントローラにより、作動側装
    置をワイヤレスの遠隔制御によって作動する遠隔制御装
    置であって、 前記リモートコントローラは、操作信号
    を赤外線信号に変換して発信する送信部を有し、作動側
    装置は、前記赤外線信号を受信するリモートコントロー
    ラ信号受信部と、この受信したリモートコントローラ信
    号によって各種機能の作動を制御する装置制御部と、該
    装置制御部からの出力信号によって各種機能を作動させ
    る装置駆動部とを有し、更に、前記作動側装置に、前記
    操作信号に対応した音声応答メッセージを記憶し、前記
    操作信号に基づいて選択する音声メモリ部と、前記選択
    された音声応答メッセージを音声にする音声発生部とを
    設けて、前記リモートコントローラの操作に応じた音声
    応答メッセージを前記作動装置側の前記音声発生部から
    発声することを特徴とする音声応答をする遠隔制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記作動側装置において、前記音声発生
    部の代わりに、音声応答メッセージの信号を赤外線信号
    に変換して前記リモートコントローラへ送信する送信部
    を設け、更に、前記リモートコントローラに前記赤外線
    信号を受信して音声応答メッセージの信号に変換する受
    信部と、前記音声応答メッセージの信号を受けて音声応
    答メッセージを発声する第2音声発生部とを設けて、前
    記リモートコントローラの操作に応じた音声応答メッセ
    ージを前記リモートコントローラ側の前記第2音声発生
    部から発声することを特徴とする請求項1記載の音声応
    答をする遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 前記作動側装置において、音声応答メッ
    セージの信号を赤外線信号に変換して前記リモートコン
    トローラへ送信する送信部を設け、更に、前記リモート
    コントローラに前記赤外線信号を受信して音声応答メッ
    セージの信号に変換する受信部と、前記音声応答メッセ
    ージの信号を受けて音声応答メッセージを発声する第2
    音声発生部とを設けて、前記作動側装置側の前記音声発
    生装置と前記リモートコントローラ側の前記第2音声発
    生装置の両方から、前記リモートコントローラの操作に
    応じた音声応答メッセージを発声することを特徴とする
    請求項2記載の音声応答をする遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 前記リモートコントローラから送信する
    赤外線と前記作動側装置から送信する赤外線の発光波長
    を780nmから980nmの範囲から選択したことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の音声応答を
    する遠隔制御装置。
  5. 【請求項5】 前記リモートコントローラから送信する
    赤外線の波長と、前記作動側装置から送信する赤外線の
    波長を異なる波長にしたことを特徴とする請求項2〜4
    のいずれかに記載の音声応答をする遠隔制御装置。
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