JPH11296116A - 蓄光土木建築・家具材 - Google Patents

蓄光土木建築・家具材

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JPH11296116A
JPH11296116A JP10103160A JP10316098A JPH11296116A JP H11296116 A JPH11296116 A JP H11296116A JP 10103160 A JP10103160 A JP 10103160A JP 10316098 A JP10316098 A JP 10316098A JP H11296116 A JPH11296116 A JP H11296116A
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artificial stone
furniture
phosphorescent
luminous
weight
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JP10103160A
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English (en)
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Yuudai Yamanashi
有代 山梨
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Doperu Kk
Original Assignee
Doperu Kk
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人造石であって、しかも夜光性もしくは発光
性を有する土木建築・家具材を提供する。 【解決手段】 人造石よりなる建築もしくは家具材であ
って、人造石の主組成は無機質材と樹脂であり、無機質
材の少くとも一部として夜光性または発光性を有する蓄
光物質と透明性無機質骨材、もしくは前記の蓄光物質が
表面に焼付けられた透明性無機質骨材が含有された発光
部を有しているものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、人造石蓄
光土木建築・家具材に関するものである。さらに詳しく
は、この出願の発明は、昼間においては優れた色調で深
みのある意匠を有し、しかも夜間装飾性、暗視野環境に
おける光による方向指示や位置のガイド等として土木建
築材、景観材、内装材、家具等に有用な、蓄光性に基づ
く夜光性もしくは発光性を有する人造石蓄光土木建築・
家具材に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、天然石を粉砕し、
これを樹脂等に混合して固化させた人造石が知られてい
る。そして、この人造石について、大理石、御影石等の
天然石調を持ち、しかも硬度、強度にも優れたものとす
るための工夫が様々に行われてきてもいる。そして、こ
れら人造石については、これを建築材や家具部材、景観
材等として用いることが検討され、すでに様々な場面に
おいて実用化されてきている。
【0003】一方、近年、建築材や家具等については、
たとえば階段踏み板や、手すり、あるいは壁面の巾木等
に夜間の照明機能を付与することが検討されてきてお
り、このような夜間照明機能のために蓄光材を用いるこ
とが考えられてきてもいる。このような建築材や家具材
等についての新しい要求の高まりとともに、人造石と、
蓄光材による発光機能とを組合わせることが考えられな
いではない。
【0004】しかしながら、住宅等の生活域において用
いることのできる人造石に光機能を付与することは依然
として実現されてきていない。また蓄光材による発光機
能を建築材等に利用することも、せいぜい蓄光材を樹脂
テープに塗布したものを住宅の巾木や手すり、家具の把
手に貼着する程度のことにとどまっている。蓄光材によ
る光機能を人造石に付与することの試みは、人造石のバ
インダーとしての樹脂成分に蓄光物質を混合して固化さ
せることや、あるいは樹脂やガラス等にアルミン酸スト
ロンチウム等の蓄光物質を混合して固化させ、これを粉
砕したものを骨材として用いて人造石を構成することと
してなされているが、いずれの場合も成功していない。
【0005】その第1の理由は、これまでの人造石は、
それ自体として依然として色調や深み感等において天然
のものからはほど遠いのが実情であり、そうであるが故
にこれに蓄光材を加える場合にはさらにその色調等を損
ない、昼間時間帯の日常において、天然石の色調や深み
を実現することは難しく、とても土木建築材や家具材に
用いることができなかったことにある。
【0006】そしてまた、第2の理由としては、これま
での試みのいずれの方法によるものでも蓄光材等が螢光
作用するのは、人造石の表面部に露出しているバインダ
ー樹脂成分や骨材の配置部位だけであって、これを除い
ては、人造石の成形体の内部に含まれた蓄光材等は全く
作用しないという欠点があったからである。このため、
蓄光材による夜間の発光時間にもおのずと制約があり、
実際的でなかった。しかもまた、蓄光材等の螢光物質は
非常に高価なものであり、少量の添加でも人造石製品の
全体コストを3〜100倍程度にまで上昇させるため、
このような作用しない、螢光物質を内部に含有している
従来の人造石ではコスト的に建築材や家具材としては実
用化できなかったのである。
【0007】このため、従来では、人造石そのものにつ
いての技術系限界とともに、高いコストと発光性能の制
約とによって発光性を有する人造石の用途や意匠が極め
て限定されてしまい、とても日常的な視線のもとにある
土木建築材や家具材としては実現できないという問題が
あった。そこで、この出願の発明は、以上のとおりの従
来技術の限界を超えて、昼間にあっては優れた天然石の
色調と深み感とを有し、夜間にあっては夜間装飾性とと
もに暗視野下での位置ガイド機能をも果すことのでき
る、低コストで意匠性に優れた、人造石蓄光土木建築・
家具材を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この出願の発明は、主組成が無機質材と樹脂とか
らなる人造石において、無機質材としての夜光性もしく
は発光性を有する蓄光物質と透明性無機質骨材、もしく
は前記の蓄光物質が表面に焼付けられた透明性無機質骨
材が含有された発光部を有することを特徴とする人造石
蓄光土木建築・家具材を提供する。
【0009】そしてまた、この出願の発明は、上記の人
造石蓄光土木建築・家具材を用いた手摺り、取手、階段
踏み板、玄関框、スイッチプレート、巾木、表札、イン
ターホン、門扉、窓、扉等の構造をも提供する。これら
の構造においては、夜間装飾性や位置ガイドの機能が果
たされるとともに、電気エネルギーに依存することなし
に、太陽光や蛍光灯等の照明による光エネルギーの蓄積
で夜間の発光が充分にまかなえることになり、省エネル
ギー効果も極めて優れたものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】この出願の発明について以下に詳
しく説明する。まず、この発明の人造石蓄光土木建築・
家具材の組成については、基本的成分として、すなわち
一般的には全重量の95%以上の割合として、無機質材
と樹脂とにより構成されている。
【0011】そして、この発明において重要なことは、
前記の土木建築・家具材の一部または全部を構成する発
光部では、無機質材の少くとも一部として夜光性または
発光性の蓄光物質と透明無機質骨材、もしくは、夜光性
または発光性蓄光物質による表面被覆層を有する透明性
無機質骨材を含有することである。以上の規定からも明
らかなように、この発明において用いられる「無機質
材」の語句には、非有機物質である、無機質の物質とし
て、 <1>骨材としての無機質材、すなわち、透明無機質骨
材と他の無機質骨材 <2>夜光性または発光性の蓄光物質 がその意味するところとして包含される。
【0012】そして、この発明の「発光部」では、<1
>骨材としての透明無機質材と、<2>夜光性または発
光性の蓄光物質とを「無機質材」の少くとも一部として
必ず含有している。一方、夜光あるいは発光することの
ない非発光部では、当然のこととして、<2>夜光性ま
たは発光性の蓄光物質は含有していないのである。発光
部を含めてこの発明の人造石蓄光土木建築・家具材にお
いては、適当な組成範囲は、全体としては、 無機質材 50〜95重量% 樹 脂 5〜50重量% である。そして発光部については、全体量に対して 透明無機質材 10〜65重量%未満 蓄光物質 40重量%以下 他の無機質骨材 0または30重量%以下 によって構成するのが適当である。
【0013】なお、前記組成については、必要に応じ
て、微量の硬化剤、硬化促進剤、あるいは硬化遅延剤、
着色剤、酸化防止剤、光安定剤、抗菌剤、防燃剤等がさ
らに添加されていてもよいことは言うまでもない。ま
た、無機質骨材としては、花崗岩、変成岩等の天然石
や、珪石、雲母等の鉱物、水酸化アルミニウム、炭酸カ
ルシウム、シリカ、アルミナ等の人工無機物、陶磁器、
ガラス、金属等があり、このうちの珪石、ガラス等が透
明無機質骨剤の代表的なものとしてある。蓄光物質とし
ては、アルミン酸ストロンチウム系のものがその代表例
としてある。希土類元素が含有されたものもこれまでに
知られており、これら各種の無機物としての蓄光物質が
この発明において使用される。
【0014】夜光性または発光性の蓄光物質と透明無機
質骨材との和は、発光部の全体の50〜95重量%、よ
り好ましくは65〜90重量%の割合になるようにする
ことが適当である。また、発光部に夜光性または発光性
の蓄光物質による表面焼付けした被覆を有する透明無機
質骨材を含有させる場合にも、発光部の全体量の50〜
95重量%、より好ましくは65〜90重量%となるよ
うにすることが適当である。
【0015】透明無機質骨材およびそれ以外の無機質骨
材については、その大きさについて次の2種のものの組
合わせが好ましいものとして例示される。すなわち、一
つは5〜70メッシュ(Tyler基準) の大きさの細粒成分
である。そして、この細粒成分とともに100メッシュ
(Tyler基準) アンダーの微粒成分が好ましく用いられ
る。この微粒成分としては、天然又は人造の各種の微粒
成分が挙げられる。たとえば炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、珪石粉末等は得やすい微粒成分である。
【0016】また、この微粒成分の1部として、色調の
調整のための二酸化マンガン、二酸化チタン、珪酸ジル
コニウム、酸化鉄等の成分や、難燃性/不燃性付与のた
めの三酸化(五酸化)アンチモン、ホウ素化合物、臭素
化合物等の成分を添加配合してもよい。建築材・家具材
として手に触れやすい取手、手摺り、扉、カウンター、
いす、テーブル、便器等については、たとえば、Ag
(銀)、AgO、Agイオン担持ゼオライト等の抗菌成
分を添加配合してもよい。
【0017】前記の細粒成分は、人造石蓄光土木建築・
家具材の外観ならびに物理的性質に主要な要因として機
能する。また、微粒成分は細粒成分に比べて100メッ
シュレベルよりも相当細かいものであり、細粒成分の一
つ一つの粒の間に侵入し粒の間の空間を埋めるように位
置し、得られる人造石の固さやしなやかさといった性質
に寄与する。
【0018】細粒成分と微粒成分との組合わせとして構
成する場合、発光部については、たとえば以下のように
考えることができる。 <A>夜光性または発光性の蓄光物質と透明無機質骨材
を混合して用いる場合には、細粒成分の少くとも一部と
して透明無機質成分を用い、そして微粒成分の少くとも
一部として夜光性または発光性の蓄光物質が用いられる
ことが考慮される。
【0019】透明性無機質骨材としての細粒成分につい
ては、実質的に光透過性の大きな無機質成分であること
を意味しており、その透明度には様々な程度があるが、
天然、あるいは人工合成される無機物質において比較的
光透過性の大きなものがこの発明において用いられるこ
とになる。このため、透明性の無機質細粒成分は、着色
された状態、あるいは固有の色を有した状態のものであ
ってもよい。
【0020】代表的には、石英石、珪石、ガラス等がこ
の発明における透明性無機質細粒成分として、例示され
るが、これらに限定されることはない。そして、この発
明では、微粒成分の一部として、100メッシュアンダ
ーの蓄光性成分が含有される。このような成分の代表的
なものとしてはアルミン酸ストロンチウム系蓄光材等が
ある。これらの各種の素材がこの発明において用いられ
ることになる。
【0021】人造石の骨材としての役割を果たす無機質
細粒成分は、その大きさは前記のとおり5〜70メッシ
ュの範囲にあるものとするが、このことは、無機質微粒
成分との組合わせにおいて重要な要件である。そして、
前記の夜光性もしくは発光性の蓄光成分の場合には、微
粒成分と同様の役割りを果たすとともに、夜光性もしく
は発光性という光機能を人造石に付与することになる。
夜光性もしくは発光性の蓄光成分の大きさも、微粒成分
と同様に100メッシュアンダーとすることが好まし
い。
【0022】以上の各無機質成分については、その大き
さとともに配合割合が重要な要件として考慮される。す
なわち、この発明の人造石組成物においては、前記の細
粒成分の重量(W1)と、微粒成分の重量(W2 )と、
夜光性もしくは螢光性の蓄光材成分の重量(W3 )との
関係が、W1 /(W2 +W3 )として、1/10から1
00倍以上の広い範囲で許容されるが、より好ましくは
1/1〜4/1程度である。
【0023】そして、無機質微粒成分と夜光性もしくは
螢光性成分との割合については、後者のものが全てを占
めてもよいし、あるいは無機質微粒成分が100重量%
以上の割合となるようにしてもよい。また、無機質細粒
成分については、そのうちの透明性無機質細粒成分の割
合は、 (0.3〜1.0)W1 の関係にあるようにするのが望ましい。
【0024】以上のことは、人造石としての強度、硬
度、密度等の物理的性質や、夜光性もしくは発光性とい
う光機能の実現にとって適当とされているのである。な
お、各成分の大きさは、具体的には、組合わせる成分の
各々の大きさと配合割合によって適宜に選択されること
になるが、微粒成分は、一般的には200メッシュアン
ダーのものとすることがより好ましい。
【0025】人造石の光機能についてさらに説明する
と、この発明の人造石においては、光機能は、発光が厚
みのあるものとして可能とされることである。従来のよ
うに表層部のみでの発光ではなく、人造石の厚み全体に
おいて発光されることになり、発光の時間は長く、輝度
も大きい等の発光性能が優れ、しかも高価な夜光性もし
くは発光性の蓄光成分の使用にともなう経済性にも優れ
たものとなる。
【0026】このことは、透明性骨材としての透明性無
機質細粒成分の使用によって、外部より照射される光が
人造石の内部にまで透過浸透し、効率よくその光エネル
ギーが夜光性もしくは発光性の蓄光成分に吸収され、か
つ、蓄光成分が分散された発光層が人造石の内部まで含
めた大きな厚みとして確保されることから、長時間、高
光度を保つことが可能とされるからである。発光時に
は、透明性無機質細粒成分は、光透過性が良好であるこ
とによって、高光度となるのである。
【0027】細粒成分全体に占める透明性成分の割合は
前記のとおり30〜100重量%とするが、人造石の強
度等の物理性能や、外観意匠性によっては、100%の
割合とすることが、光機能の観点では好ましいことは当
然である。もちろんこのことに限定されることはない
が、30%未満の場合には所要の光機能が得られにくい
ことになる。 <B>蓄光性または発光性の蓄光物質によって表面焼付
けした透明性無機質骨材を用いる場合細粒成分について
は、この発明においては、少くともその一部が透明性の
あるものでその表面に蓄光物質を焼付けたものとして用
いることができる。つまり、細粒成分の一部または全量
は、蓄光物質がその表面に被覆された透明性無機質骨材
とする。このような透明光のある無機質骨材としての細
粒成分としては、ガラスや珪石等が好適なものとして例
示される。
【0028】組成物に配合する細粒成分については、そ
の10〜100%の割合(重量)を前記の蓄光成分の表
面被覆層を有する透明無機質骨材とするのが好ましい。
透明性の無機質骨材、特に細粒成分の焼付け被覆では、
透明細粒成分の粒子表面には数μm〜数十μm、たとえ
ば5〜50μm、より好ましくは20〜40μm程度の
被覆が施されているようにする。より具体的には、12
0〜1200℃程度の高温において焼付けて被覆を施す
ことができる。
【0029】焼付けられる蓄光物質としては、アルミン
酸ストロンチウム系等の各種の物質であってよい。焼付
けは従来より知られている各種の方法でなく、たとえ
ば、アルミン酸ストロンチウム系等の蓄光材の粉粒を分
散させた分散液、あるいはペースト中に透明性無機質骨
材、たとえば前記の細粒成分を混合し、乾燥して焼付け
することができる。
【0030】なお、この発明では、前記のとおり、無機
質細粒成分の大きさも特定のものとすることが望まし
い。すなわち、無機質細粒成分は、前記の通り5〜70
メッシュの大きさとする。色のあるものとないものとを
使用して、色を上あるいは下に濃く付けたい場合等にお
いて、色の有無により細粒の大きさを変えて使用するこ
とが考えられるが、極端に差のあるものの大量使用は、
製品の強度を劣化させるので使用すべきではない。
【0031】一方、微粒成分の粒子の大きさは、前記の
通り100メッシュアンダーとする。細粒成分の粒子の
間に十分に入り込めるものでなければならない。より具
体的には150〜至250メッシュ程度のものが好まし
い。そして、この発明の人造石において重要なことは、
特例を除いて、これらの無機質骨材成分が製品のどの部
分においても均一に分散していることが望ましいことで
ある。
【0032】また、樹脂成分は、熱硬化性のものの中か
ら広い範囲で選ぶことができる。たとえば、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂等が例示される。なかでも透明性、硬度、強度等
の点からはメタクリル樹脂が好適なものとして示され
る。樹脂成分の配合割合は、組成物全体の50重量%以
下、たとえば20重量%以下や、12重量%以下とする
ことも考慮される。この樹脂成分は、前述の骨格を形成
する成分である細粒成分や、微粒成分に対して、これら
を包み込み、全体を結合することに寄与し、人造石が完
成したとき製品に弾性あるいは引張強度を与える機能が
ある。
【0033】樹脂成分が50%を超えると製品がプラス
チック的になる。一方、樹脂成分を過度に少くすること
は製品の天然色に近い外観性を増大させる面もあるが製
品が脆いものとなり、使用に適しなくなる。このような
観点からは、より好ましくは、樹脂成分は5〜50重量
%となるようにする。なお、この樹脂には、必要に応じ
て、樹脂量の2%程度までの硬化剤もしくは硬化促進
剤、樹脂量の2%程度までのシランカップリング剤等を
添加配合することができる。
【0034】製品の外部表面は研磨または粗面化するの
が望ましい。実施上は破れた細粒成分が露出しているよ
うにするのが好ましい。研磨はこの発明の深み感のある
高密度人造石の持っている緻密な組織状態を表面露出さ
せるのに実用的に便利な方法である。もちろん、製品の
面の一部を研磨して細粒成分を露出し、同じ面の他の部
分との間の相違を模様として使用することもできる。
【0035】また、人造石を得る場合において、目標と
する色調や意匠性をいかなるものとするかは重要な問題
である。御影石や大理石は天然のものからの製品が得に
くいことと、色艶が美麗なために目標の一つとなる。こ
の発明においては、細粒成分として透明性のものを使用
することで、御影石調や大理石調等の艶のあるものを得
ることができる。細粒成分として石英系天然石を粉砕し
て得た細粒を使用することができるからである。
【0036】石英系天然石を粉砕して得た細粒は、多く
の場合無色で透明である。透明でない場合もいくぶんの
透明性を残しているものが多い。無機顔料や、アゾ顔
料、フタロシアニン系顔料等の有機顔料、あるいは各種
の染料を加えることによって、均一な色を持ち、深みと
艶のある独特の色調を持たせることもできる。
【0037】なお、この発明の人造石では、色成分とし
て細粒成分とほぼ同じ大きさの粒状の有色のものとを混
合して使用し、製品に色を与えることもできる。いずれ
にしても、従来の人造石に比べて色の再現性が遙かに容
易に確保でき、変色がなく、深みと艶に優れたものが得
られる。蓄光性や紫外線発光性等とともに、通常でも優
れた色調特性をも有するこの発明の高密度人造石は、そ
の形状において板状、棒状、筒状等の任意とすることが
できる。
【0038】たとえばこの発明の人造石蓄光土木建築・
家具材について、その形状を使用態様との関係において
以下のように例示することができる。まず、添付した図
面の図1および図2は、ドアハンドル、ドアノブ等と呼
ばれる扉取手にこの発明の夜光性または発光性の人造石
を用いた例を示している。図1の場合には、扉(1)の
開閉のためのドアハンドルの取手部(2)に筒状の形状
のこの発明の夜光性または発光性の人造石(30)を用
いている。その中空部(31)には金具(32)の軸が
挿入される。人造石(30)は、金具軸(32)のネジ
結合等により取付けられる。
【0039】図2の例では、小板状のこの発明の夜光性
または発光性の人造石(30)を取手部(2)に用いて
いる。扉(1)に対しては金具(32)によって固定し
ている。人造石(30)は、金具(32)に対して、接
着剤やネジ結合により取付け固定される。もちろん、い
ずれの例においても人造石(30)と金具(32)との
固定は、たとえば金具部材のインサートされた人造石の
注型成形等の他の適宜な手段によってもよい。
【0040】図3は、たとえば玄関扉の取手部(2)に
この発明の蓄光土木建築・家具材としての人造石(3
0)を用いた例を示している。そしてまた、この第3図
の例では、扉面体そのものにデザイン模様としてこの発
明の人造石(30)が配設されてもいる。図4は、住宅
等の階段部にこの発明の人造石(30)を用いた例を示
しており、階段の踏み板(4)、そして手摺り(5)に
人造石(30)を所要の形状として配設している。
【0041】図5は、浴室の手摺り(6)にこの発明の
人造石(30)を用いた例を示している。また、図6
は、外構門柱(7)の表札(8)やインターホーン
(9)、さらに門扉開閉取手(10)にこの発明の人造
石(30)を用いた例を示している。さらに図7は、た
とえばホテルや集合住宅、あるいは公共施設等の案内表
示プレートやパネル(11)にこの発明の人造石(3
0)を用いた例を示している。
【0042】もちろん以上の例に何ら限定されることは
なく、この発明の人造石蓄光土木建築・家具材の場合に
は、住宅、マンション等の集合住宅、ホテル、さらには
劇場等の公共施設における各種の部材として広く用いる
ことができる。いずれの場合であっても、この発明の人
造石蓄光土木建築・家具材においては次のとおりの優れ
た特徴を持っている。 <a>昼間の通常の時間帯においては、天然石調の自然
な色合いと深みを持つ、外観意匠性に優れたものであ
る。 <b>夜間、あるいは消灯時においては、蓄光物質によ
る夜光もしくは発光によって、夜間装飾性に優れている
ばかりか、暗視野下での階段、手摺、扉取手、スイッ
チ、インターホン、表示プレート等の視認を容易とする
位置等のガイド性を有している。
【0043】このため、夜間意匠性を向上させるととも
に、夜間あるいは停電時にも、安心して行動することが
できる。 <c>しかも、蓄光物質による夜光もしくは発光は、太
陽光や蛍光灯等の照明によるエネルギーによることか
ら、電気的エネルギーを使用することなしに必要とされ
る望ましい夜光ないし発光を行う。省エネルギーとな
る。
【0044】そして、この発明の人造石では、長時間に
わたって夜光ないし発光が持続する。建築材や家具材と
しての使用は、所要部位への接着、ネジ止め、嵌合、埋
設、あるいは金具のインサート等の手段により取付けら
れて可能とされる。このため、人造石の形状について
は、このような使用・取付けの方法に応じた形状として
人造石組成物より成形すればよい。
【0045】たとえば以下のような代表的な方法によっ
て製造することができる。すなわち、主組成が無機質骨
材と樹脂とからなり、無機質骨材の少くとも一部が夜光
性または発光性の蓄光材である人造石組成物を所要の成
形型内に注入して自然硬化させること、あるいは上型を
合わせた後に、プレス硬化させて脱型すること、さらに
は必要に応じて研磨することやあるいはウォータージェ
ット等によって粗面化処理して、発光部を有する人造石
建築・家具材を製造する。
【0046】自然硬化ではなく、上型を合わせての加熱
圧縮硬化では、たとえば5〜100kgf/cm2 程度
の面圧で押圧して圧縮する。この成形においては、圧縮
時に、概略90〜140℃の温度に5〜20分間程度加
熱することが考慮される。注型による圧縮成形において
は、成形型にはあらかじめ蓄光材を含有しない人造石
や、樹脂、あるいはセメント板を入れておき、接着成分
を用い、もしくは用いることなしに一体化成形すること
もできる。樹脂、金属等のインサート成形も同様に可能
である。これらの場合、溝内への埋込みや突起の形成も
適宜に可能である。また、中空体についても成形可能で
ある。
【0047】たとえば図1に例示したドアハンドルの取
手部(2)における中空の人造石の場合には、図8に例
示したように、プラスチック(20)の内筒や棒を中子
として人造石(30)を成形し、加熱によりプラスチッ
ク(20)を分解させることや、このプラスチック(2
0)をそのままインサート体として用いるようにしても
よい。
【0048】このような様々な手法による圧縮成形によ
る方法は、比較的単純な形状の成形法として量産効果を
発揮し、また、材料のロスがほとんどないため経済性に
も優れたものである。なお、表面研磨のための手段にも
特に限定はない。砥石、研磨布、研磨ベルトなどの工具
を用いて、あるいは、バフ研磨剤、ラビングコンパウン
ド等の研磨剤を用いて実施する事ができる。
【0049】研磨材としては、研磨作用を主とするダイ
ヤモンド、炭化ホウ素、コランダム、アルミナ、ジルコ
ニアや、琢磨作用を主とするトリポリ、ドロマイト、ア
ルミナ、酸化クロム、酸化セリウム等が適宜に使用され
る。そして、この発明においては、成形後の成形体表面
に粗面化加工を施し、微粒成分が表面部に露出するよう
にしてもよい。
【0050】このための方法としては、まず、樹脂成分
の選択的除去法が採用される。すなわち、たとえば、成
形型から脱型した後に、成形品の表面に高圧水を噴出さ
せて地肌面加工を施すことが有効である。この加工は、
厚みや、ノズルとの距離、加工形態等の種々の条件によ
って異なるので限定的ではないが、通常は、2〜20c
mの厚みの場合、2〜50cm程度のノズルの高さから
は、50〜1400kg/cm2 程度の水圧とすること
ができる。この圧力は、自然石を対象とする場合に比べ
て、より低い水圧条件となる。
【0051】つまり、樹脂分の存在によって、より容易
に、高品位での加工が可能となるためである。高圧水の
噴出のためのノズルやそのシステムについては特に制限
はない。各種のものが採用される。この地肌面加工によ
って、ウォータージェットによる平坦化、あるいは粗面
化が実現され、深みのある質感を持った人造石が製造さ
れる。
【0052】樹脂成分の存在によって、表面が白濁する
こともなく、また、薬品を用いるエッチング方法に比べ
て、廃液の処理も容易となる。もちろん、必要に応じ
て、表面部を有機溶剤によって処理し、樹脂成分を軟化
もしくは溶融させて部分除去することもできる。この場
合の有機溶剤としては、使用する樹脂成分に対応して選
択すればよく、たとえば、塩化メチレン、クロロホルム
等のハロゲン化炭化水素、無水酢酸、酢酸エチル、酢酸
ブチル等のカルボン酸やそのエステル化合物、あるいは
アセトン、テトラヒドロフラン、DMF、DMSO等が
例示される。
【0053】成形体はこれらの有機溶剤に浸漬するか、
あるいはこれら有機溶媒をスプレーもしくは流下させ、
軟化もしくは溶融した樹脂成分を表面部から取除くこと
で表面凹凸を形成することができる。あるいはまた、ワ
イヤーブラシ、切削手段等によって硬度の低い樹脂成分
を表面部よりかき取るようにして凹凸を形成してもよ
い。
【0054】以上の各種手段によって粗面化し、地肌面
加工を施した後に、前記した通り、表面を研磨すること
により、独特の深みと艶のある表面質感が実現される。
以上のいずれの方法においても、成形用組成物として夜
光性または発光性の蓄光物質によって表面被覆した透明
性無機質骨材を用いる場合には、研磨等の処理によっ
て、粒子とその被覆層の断面が露出しているようにす
る。
【0055】こうすることによっても、優れた発光特性
とともに、優れた肌合い、質感を有する人造石が製造さ
れる。つまり、たとえば、細粒成分の表面に蓄光性また
は紫外線発光性物質が焼付被覆されているとすると、人
造石の表面の研磨によって、細粒成分粒子とその被覆は
断面として露出する。こうすることで、外部から照射さ
れた光は、露出した透明性細粒粒子面から入射され、内
部の焼付けられた被覆物質にまで達することになる。
【0056】透明性の高いメタクリル樹脂等の場合に
は、光の透過を全体的にも良好とすることになる。この
ため、発光部の内部にまで入射光が浸透し、また内部か
らも発光することになる。このため短時間での蓄光が可
能となり、また発光効率も大きくなる。
【0057】以下、実施例を説明する。もちろん、この
発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
【0058】
【実施例】(実施例1) 実施例1 図1のドアハンドル取手を人造石成形体として製造し
た。次の組成からなる成形用組成物を用いて注型成形し
た。図8のようにプラスチック中子を用いた。
【0059】 ・平均粒径10メッシュ透明珪石 40重量% ・平均粒径10メッシュ天然石(花崗岩) 10重量% ・平均粒径250メッシュ水酸化アルミニウム粉 20重量% ・平均粒径325メッシュアンダーのアルミン酸 20重量% ストロンチウム蓄光材 ・メチルメタアクリレート(MMA) 10重量% (0.15%の過酸化物系硬化剤を含有) 12kgf/cm2 の圧力で、120℃の温度において
20分間プレスして硬化させた。
【0060】その後脱型した。表面をダイヤモンド系砥
石を用いて研磨した。得られた成形体としての第1図に
示した中空人造石は、ドアハンドル金具にネジ止めされ
て、ドアに装着された。夜光性の発光特性を有し、暗視
野環境での位置ガイド標示として優れた機能を有してい
た。また深みのある装飾部として昼間においても美しい
ものとなった。
【0061】以上のドアハンドル取手としての人造石に
ついてその輝度を測定した。測定条件は次のとおりであ
り、また、測定結果は表1のとおりであった。 輝度測定条件(JISZ9100に準拠) 1)励起照度 200Lx(標準光源D65) 2)励起時間 4分 60分 3)測定器 トプコン色彩輝度計 BM−5A
【0062】
【表1】
【0063】一般的に人が視認できる明るさは0.3m
cd/m2 といわれていることから、200Lx 4m
in照射では、0.3mcd/m2 になるまでの時間は
43時間であり、また、200Lx 60min照射で
は、0.3mcd/m2 になるまでの時間は86時間4
0分であることが確認された。極めて優れた長時間の輝
度特性であることがわかる。
【0064】また、人造石の吸水率は0.14%であ
り、3%塩酸水溶液8時間浸漬、並びに3%水酸化ナト
リウム水溶液8時間浸漬による耐酸性、耐アルカリ性試
験によっても異常は認められなかった。この人造石の物
理的性質は次の表2のとおりであった。
【0065】
【表2】
【0066】(実施例2)成形用組成物として次の組成
のものを用いて第2図に例示した平板状の取手部を注型
圧縮成形した。 ・アルミン酸ストロンチウム蓄光材を用いて約100 40重量% 0℃で表面焼付け層30μmの厚みで設けた平均粒 径10メッシュの透明珪石 ・10〜50メッシュ天然石 10重量% ・平均粒径250メッシュの珪石粉末 20重量% ・平均粒径325メッシュアンダーのアルミン酸 20重量% ストロンチウム蓄光材粉末 ・メチルメタアクリレート(MMA) 10重量% (過酸化物系硬化剤0.2重量%含有) ダイヤモンド砥石及び、炭化珪素アグネシア系砥石を用
い研磨し、さらに1200kg/cm2 のウォータージ
ェット圧力(ノズル径0.8mm、噴射距離35mm)
で、表面部の樹脂部分のみを除去した。
【0067】得られた人造石は、通常では、深みを有
し、ノンスリップ機能を備えたものであり、夜間におい
ては、蓄光性により、残光輝度に優れ、厚み方向全体に
長時間視認可能なものであった。非常停電時の夜光性標
識建材として、有効な人造石として、使用することがで
きた。 (実施例3)実施例2において、成形用組成物として次
の組成のものを用い、同様にして成形した。
【0068】 ・アルミン酸ストロンチウム蓄光材を用いて約100 60重量% 0℃で表面焼付け層を約30μmの厚みで設けた平 均粒径10メッシュの珪石 ・平均粒径250メッシュの珪石粉末 30重量% ・メチルメタアクリレート(MMA) 10重量% (過酸化物系硬化剤0.15%を含有) 同様にして、物理的性能、発光性能ともに優れたドア取
手用成形体を得た。
【0069】
【発明の効果】以上の通り、この発明では、夜光性等の
光特性、そしてその残光輝度に優れた、また深みと艶の
ある優れた色調と、良好な物理的特性を持つ人造石土木
建築・家具材を提供する。しかもこのように優れた製品
の製造は従来品に比べて低コストで実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としての扉取手を例示した斜視図であ
る。
【図2】図1とは別の扉取手を例示した斜視図である。
【図3】玄関扉の取手と扉模様を例示した斜視図であ
る。
【図4】階段踏み板と手摺りの実施例を示した斜視図で
ある。
【図5】浴室の手摺りの実施例を例示した斜視図であ
る。
【図6】門柱の表札、インターホン等の実施例を例示し
た斜視図である。
【図7】表示プレート、パネルの例を示した斜視図であ
る。
【図8】中子を用いた成形法を示した断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 取手部 30 人造石 31 中空部 32 軸 4 踏み板 5 手摺り 6 手摺り 7 門柱 8 表札 9 インターホン 10 開閉取手 11 案内表示プレート/パネル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人造石よりなる土木建築もしくは家具材
    であって、人造石の主組成は無機質材と樹脂であり、少
    くとも無機質材の一部としての夜光性または発光性を有
    する蓄光物質と透明性無機質骨材、もしくは前記の蓄光
    物質が表面に焼付けられた透明性無機質骨材が含有され
    た発光部を有することを特徴とする人造石蓄光土木建築
    ・家具材。
  2. 【請求項2】 人造石は、5重量%から50重量%まで
    の樹脂と、50重量%から95重量%までの無機質材を
    含有する請求項1の人造石蓄光土木建築・家具材。
  3. 【請求項3】 発光部は、発光部全体量の40重量%ま
    での蓄光物質を含有する請求項1または2の人造石蓄光
    土木建築・家具材。
  4. 【請求項4】 発光部は、発光部全体量の10〜65重
    量%の透明無機質骨材を含有する請求項1ないし3のい
    ずれかの人造石蓄光土木建築・家具材。
  5. 【請求項5】 蓄光物質と透明性無機質骨材の重量の和
    が発光部の組成全体の50〜95重量%の割合となるも
    のとして発光部に含有されている請求項1ないし4のい
    ずれかの人造石蓄光土木建築・家具材。
  6. 【請求項6】 樹脂がメタアクリル樹脂である請求項1
    ないし5のいずれかの人造石蓄光土木建築・家具材。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし7のいずれかの建築・家
    具材であって、人造石組成には抗菌材が含有されている
    人造石蓄光土木建築・家具材。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかの建築・家
    具材であって、手摺り、階段踏み板、框、巾木、扉、扉
    取手、ノブ、塀、笠木、門扉、門柱、表示プレート、表
    示パネル、床、壁、天井、巾木、外構、段差、鍵穴部、
    スイッチパネル、その他の建物もしくは家具の一部また
    は全部として配設されていることを特徴とする人造石蓄
    光土木建築・家具材。
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