JPH11295675A - 高速光変調器 - Google Patents

高速光変調器

Info

Publication number
JPH11295675A
JPH11295675A JP9622198A JP9622198A JPH11295675A JP H11295675 A JPH11295675 A JP H11295675A JP 9622198 A JP9622198 A JP 9622198A JP 9622198 A JP9622198 A JP 9622198A JP H11295675 A JPH11295675 A JP H11295675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical modulator
conductor
substrate
refractive index
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9622198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kono
健治 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP9622198A priority Critical patent/JPH11295675A/ja
Publication of JPH11295675A publication Critical patent/JPH11295675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/03Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect
    • G02F1/035Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect in an optical waveguide structure
    • G02F1/0356Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect in an optical waveguide structure controlled by a high-frequency electromagnetic wave component in an electric waveguide structure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波実効屈折率nm を光の実効屈折率
0 に近づけることができる高速光変調器を提供するこ
と。 【解決手段】 zカットLiNbO3 基板1上にリッジ
に形成したコアおよびクラッドからなる光導波路と、中
心導体4およびアース導体5からなる進行波電極とを具
備する高速光変調器において、進行波電極を伝搬するマ
イクロ波信号の実効屈折率nm が光の実効屈折率n0
近くなるように、前記中心導体の幅2Sを前記コアの幅
よりも広くするとともに、中心導体4の少なくとも一部
を、コアの上方において接している中心導体4の底面の
部分よりも高く位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光変調器、特に小形
で駆動電圧が低く超高速光変調が可能な高速光変調器の
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】電気光学効果を利用したマッハツェンダ
形光変調器用に広く使用されているzカットLiNbO
3 (リチウムナイオベート)基板の比誘電率は基板表面
に垂直な方向に28、水平な方向に43と大きいため、
これを用いた光変調器においては、マイクロ波実効屈折
率nm が光の実効屈折率n0 よりも大きく、両者の速度
を整合させることは一般に困難であった。これを解決す
るために、本発明者等はリッジ形マッハツェンダ光変調
器を提案した(特願平3−52851号)。それまでの
光変調素子と比較して、光変調帯域を大幅に改善できる
このリッジ形マッハツェンダ光変調器の上面図を図7
に、図7のA−A′における断面図を図8に示す。
【0003】まず図7の上面図を用いて本光変調器の構
成要素を説明する。zカットLiNbO3 基板1にTi
熱拡散によりマッハツェンダ形光導波路2が形成されて
いる。このzカットLiNbO3 基板1には厚さDのS
iO2 バッファ層3が形成され、そのSiO2 バッファ
層3の上に中心導体4およびアース導体5から構成され
たコプレーナウェーブガイド(CPW)形の進行波電極
が形成されている。6はCPW電極4とアース導体5の
間に接続された終端抵抗、7はマイクロ波信号を供給す
るマイクロ波給電線である。次に、図8について説明す
る。図8からわかるように、本従来例においては、中心
導体4とアース導体5の近傍にある2本のマッハツェン
ダ形光導波路2はリッジ部8に形成されている。このよ
うに、リッジ構造を採用することにより、CPW電極の
中心導体4とアース導体5により構成される進行波電極
を伝搬するマイクロ波信号はリッジ部8の横にある低い
比誘電率媒質、つまり空気9をより多く感じる。従っ
て、リッジ部8がない場合と比較して、マイクロ波実効
屈折率nm の低減が可能となり、マイクロ波と光との速
度整合を達成できた。さらに、マイクロ波は比誘電率の
高い部分に集中する性質を持つので、リッジ部8の深さ
を適切な深さに設定すれば、マイクロ波をリッジ部8、
すなわち光導波路2に集中させることができる。つま
り、本従来例の構造を採用することにより、マイクロ波
と光との相互作用の効率が高まり、その結果、駆動電圧
を低減できた。
【0004】図9に高速光変調器の第2の従来例の断面
図を示す。本例では、特願平3−52851号の請求項
4および本文中の[0023]欄の説明に基づき、中心
導体4の幅を、光導波路2を形成したリッジ部8の幅よ
りも広くしている。これにより、中心導体4とアース導
体5からなる進行波電極を伝搬するマイクロ波により多
くの空気9を感じるようにしている。一方、半導体基板
を用いて製作した進行波電極形電界吸収光変調器(以
下、進行波電極形半導体光変調器という)の例(特願平
10−2230)を第3の従来例として図10に示す。
図10中、10はp+ −InGaAsキャップ、11は
p−InPクラッド、12はInGaAlAAs/In
AlAs多重量子井戸、13はn−InPクラッド、1
4は半絶縁性InP基板、15はポリイミドである。す
なわち、この従来例の進行波電極形半導体光変調器で
は、半絶縁性InP基板14上にn−InPクラッド1
3、InGaAlAs/InAlAs多重量子井戸1
2、p−InPクラッド、p+ −InGaAsキャップ
を積層したリッジ状の光導波路の両側面をポリイミドで
被覆し、このようにして形成されたリッジ部の頂部に中
心導体4を設け、リッジ部の両側にそれぞれアース導体
5を配置している。この進行波形半導体光変調器では3
dB帯域が50GHz以上で駆動電圧が2V以下の特性
を実験的に実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8お
よび図9のリッジ形光変調器においては、中心導体4お
よびアース導体5のエッジの近傍にSiO2 バッファ層
3が存在している。ここで、SiO2 バッファ層3の比
誘電率は約4.4と空気の比誘電率1に比べれば高い。
従って、マイクロ波実効屈折率nm をより一層低減する
には、このSiO2 バッファ層3の影響を低減する必要
があった。また、図10に示すような進行波電極形半導
体光変調器においては、主にp形およびn形のドーピン
グの影響のため、マイクロ波実効屈折率nm は光の実効
屈折率n0 よりも大きく、マイクロ波の速度と光の速度
を整合させる有効な手段はまだ確立されていないのが現
状である。従って、マイクロ波実効屈折率nm を光の実
効屈折率n0 に近づける技術を開発する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の従来技術の問題点
を解決するため、請求項1に記載の発明は、基板上に設
けたリッジに形成したコアおよびクラッドからなる光導
波路と、中心導体およびアース導体からなる進行波電極
とを具備する高速光変調器において、前記進行波電極を
伝搬するマイクロ波信号の実効屈折率が光の実効屈折率
に近くなるように、前記中心導体の幅を前記コアの幅よ
りも広くするとともに、前記中心導体の少なくとも一部
を、前記コアの上方において接している前記中心導体の
底面の部分よりも高く位置したことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、基板上に設けた
リッジに形成したコアおよびクラッドからなる光導波路
と、中心導体およびアース導体からなる進行波電極とを
具備する高速光変調器において、前記進行波電極を伝搬
するマイクロ波信号の実効屈折率が光の実効屈折率に近
くなるように、前記アース導体のエッジを前記基板に形
成した前記アース導体側の掘り込み部のエッジよりも中
心導体側に突き出させたことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の高速光変調器において、前記基板が電気光学
効果を有する誘電体であることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の高速光変調器において、基板が半導体である
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、基板上に、リッジに
形成したコアおよびクラッドからなる光導波路を設け、
さらに中心導体およびアース導体からなる進行波電極を
設けて高速光変調器を作製する際に、電界分布が強い中
心導体やアース導体のエッジを、空気よりも比誘電率の
高い材料から遠くに設定する。このように設定すること
により、この進行波電極を伝搬するマイクロ波信号の実
効屈折率が光の実効屈折率に近くなるようにすることが
できる。すなわち、中心導体の幅を前記コアの幅よりも
広くするとともに、前記中心導体の少なくとも一部を、
前記コアの上方において接している中心導体の底面の部
分よりも高く位置させる。あるいは、アース導体のエッ
ジを、基板に形成したアース導体側の掘り込み部のエッ
ジよりも中心導体側に突き出させる。あるいは、これら
の構造は、いずれか一方または双方を備えていてもよ
い。基板としては、電気光学効果を有する誘電体および
半導体のいずれも使用することができる。本発明の高速
光変調器は、公知の堆積技術、フォトリソグラフィー、
エッチング等により製作することができる。
【0011】本発明によれば、電界分布が強い中心導体
やアース導体のエッジを、空気よりも比誘電率の高いS
iO2 バッファ層やポリイミドから遠くに設定すること
により、進行波電極を伝搬するマイクロ波信号が従来の
リッジ構造と比較してより多くの空気を感じることがで
きるので従来のリッジ構造よりもマイクロ波の実効屈折
率nm をよりいっそう低減することが可能となる。ま
た、進行波電極形半導体光変調器の場合においても、マ
イクロ波の実効屈折率を低減できるので、マイクロ波の
速度と光の速度の差を小さくすることが可能となる。
【0012】
【実施例】(第1の実施例)図1に本発明の第1の実施
例による高速光変調器を示す。本実施例においては図8
に示した従来例と同様に、中心導体4とアース導体5の
近傍にリッジ部8に形成された光導波路2をそれぞれ設
けている。本実施例では、中心導体4の幅2Sを12μ
mとし、リッジ8の幅8μmよりも広くしているが、さ
らに、中心導体4の底面の一部(ここでは、底面のエッ
ジ)を、中心導体4とSiO2 バッファ層3が接してい
る面よりもHだけ高くなるように形成している。こうす
ることにより、電界分布が強い中心導体のエッジを、空
気よりも比誘電率の高いSiO2 バッファ層3から遠く
に位置させることが可能となる。図2には図1の構造に
ついて、中心導体4の底面のエッジの高さHを変数とし
た場合のマイクロ波実効屈折率nm を縦軸に示す。ここ
で、SiO2 バッファ層の厚みDはO.8μm、電極の
厚みは15μmとした。図2からわかるように、Hが高
くなるにつれて、マイクロ波実効屈折率nm が低減し、
光の実効屈折率n0 (1.55μmでは約2.15)に
近づいている。なお、中心導体4の底面のエッジの高さ
Hが高くなると、特性インピーダンスZも増加し、50
オームに近づけることが容易になる。さらに、マイクロ
波実効屈折率nm が下がるので、CPW進行波電極のギ
ャップ2Wを広げることができ、中心導体4とアース導
体5のエッジヘのマイクロ波の集中が緩和される。つま
り、マイクロ波伝搬損失も低減でき、いっそうの広帯域
化が可能となる。
【0013】(第2の実施例)図3に本発明の第2の実
施例による高速光変調器を示す。本実施例では、図9に
示す従来例と同様に、光導波路2を形成したリッジ部8
の幅よりも中心導体4の幅を広くしてしているが、CP
W進行波電極の電界は中心導体4のエッジのみならず、
アース導体5のエッジにも集中している。従って、本実
施例では、アース導体5のエッジをアース導体側の掘り
込みよりも突き出させることにより、マイクロ波にSi
2 バッファ層3よりも比誘電率の低い媒質、すなわち
空気を感じさせ、マイクロ波実効屈折率nm を低減して
いる。なお、第1の実施例の中心導体4の構造を本実施
例に適用すれば一層の効果があることはいうまでもな
い。 (第3の実施例)図4には本発明の第3の実施例による
高速光変調器を示す。本実施例においては、第1の実施
例において、中心導体4に適用した構造と同じ構造をア
ース導体5のエッジにも適用している。すなわち、アー
ス導体5のエッジがアース導体側の堀り込みよりも突き
出た部分の底面の高さを、SiO2 バッファ層3がアー
ス導体5と接する部分の底面の高さよりもHだけ高く形
成してある。このようにすることにより、第2の実施例
よりも高い効果が期待できる。
【0014】(第4の実施例)図5に本発明の高速光変
調器を進行波電極形半導体電界吸収光変調器に適用した
第4の実施例を示す。本実施例と第1の実施例から第3
の実施例までと大きく異なっている点は、基板が半導体
となっている点である。図中、10はp+ −InGaA
sキャップ、11はp−InPクラッド、12はInG
aAlAs/InAlAs多重量子井戸、13はn−I
nPクラッド、14は半絶縁性InP基板、15はポリ
イミドである。すなわち、図10に示す従来例と同様
に、半絶縁性InP基板14上にn−InPクラッド1
3、InGaAlAs/InAlAs多重量子井戸1
2、p−InPクラッド、p+ −InGaAsキャップ
を積層したリッジ状の光導波路の両側面をポリイミドで
被覆し、このようにして形成された構造の頂部に中心導
体4を設け、リッジ部の両側にそれぞれアース導体5を
配置している。しかし、本実施例では、zカットLiN
bO3 基板を用いた第1の実施例の場合と同様に、中心
導体4の一部であるエッジが、中心導体4とp+−In
GaAsキャップ10の接した面よりも高い位置にあ
り、空気の影響を受けやすくしている。なお、p+ −I
nGaAlAsキャップ10、p−InPクラッド1
1、InGaAlAs/InA1As多重量子井戸12
が図1におけるリッジ部8の役割をしている。
【0015】(第5の実施例)図6に本発明の第5の実
施例による高速光変調器を示す。図5に示した第4の実
施例においては、アース導体5のエッジには工夫をして
いなかったが、図6に示す本実施例のように、n−In
P13にリッジ部8を形成し、第2の実施例や第3の実
施例と同様に、アース導体5を中心電極4側に突き出す
構造とし、空気の影響をより多く受けるようにすること
が可能であることはいうまでもない。
【0016】なお、本発明は材料として、以上で述べた
zカットLiNbO3 以外の誘電体材料や、InGaA
lAs/InAlAs以外の多重量子井戸あるいはバル
ク材料などを使用しても良く、マイクロ波実効屈折率を
低減することによりマイクロ波と光の速度を整合する進
行波電極形高速光変調器に適用可能な構造である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、電界分布が強い中心導
体やアース導体のエッジを、空気よりも比誘電率の高い
SiO2 バッファ層やポリイミドから遠くに設定できる
ことにより、進行波電極を伝搬するマイクロ波信号が従
来のリッジ構造と比較してより多くの空気を感じること
ができるので従来のリッジ構造よりもマイクロ波の実効
屈折率nm をより一層低減することが可能となる。ま
た、進行波電極形半導体光変調器の場合においても、マ
イクロ波の実効屈折率を低減できるので、マイクロ波と
光との速度の差を小さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による高速光変調器の模
式的断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例による高速光変調器のマ
イクロ波実効屈折率低減効果の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例による高速光変調器の模
式的断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例による高速光変調器の模
式的断面図である。
【図5】本発明の第4の実施例による高速光変調器の模
式的断面図である。
【図6】本発明の第5の実施例による高速光変調器の模
式的断面図である。
【図7】第1の従来例によるマッハツェンダ形光変調器
の模式的上面図である。
【図8】図7のA−A′に沿った断面図である。
【図9】第2の従来例によるマッハツェンダ形光変調器
の模式的模式的断面図である。
【図10】第3の従来例による進行波形電界吸収光変調
器の模式的断面図である。
【符号の説明】
1 zカットLiNbO3 基板 2 マッハツェンダ形光導波路 3 SiO2 バッファ層 4 中心導体 5 アース導体 6 終端抵抗 7 マイクロ波給電線 8 リッジ部 9 空気 10 p−InGaAsキャップ 11 p−InPクラッド 12 InGaA1As/InA1As多重量子井戸 13 n−InPクラッド 14 半絶縁性InP基板 15 ポリイミド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の従来技術の問題点
を解決するために、請求項1に記載の発明は、基板上に
設けたリッジに形成したコアおよびクラッドからなる光
導波路と、中心電極およびアース導体からなる進行波電
極と、SiO2 バッファ層とを具備する高速光変調器に
おいて、前記進行波電極を伝搬するマイクロ波信号の実
効屈折率が光の実効屈折率に近くなるように、前記中心
導体の幅を前記コアの幅よりも広くするとともに、前記
中心導体の底面のエッジを、前記中心導体と前記SiO
2 バッファ層が接している面よりも高くなるように形成
したことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項2に記載の発明は、基板上に設けた
リッジに形成したコアおよびクラッドからなる光導波路
と、中心電極およびアース導体からなる進行波電極と
Si02 バッファ層とを具備する高速変調器において、
前記進行波電極を伝搬するマイクロ波信号の実効屈折率
が光の実効屈折率に近くなるように、前記アース導体の
エッジを前記基板に形成した前記アース導体側の掘り込
み部のエッジよりも前記中心導体側に突き出させるとと
もに、前記アース導体側の底面のエッジが前記アース導
体側の掘り込み部よりも突き出た部分の底面の高さを、
前記SiO2 バッファ層が前記アース導体と接する部分
の底面の高さよりも高く形成したことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の高速光変調器において、前記基板が電気光学
効果を有する誘電体であることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項4に記載の発明は、半導体基板上に
下部クラッド層、多重量子井戸層もしくはバルク材料
層、上部クラッド層、キャップ層が積層され、この積層
構造の頂部にリッジ状の中心導体が設けられ、該リッジ
状部分の両側にそれぞれアース導体が配置されている高
速光変調器において、前記中心導体の下面のエッジが、
該中心導体と前記キャップ部とが接した面よりも高い位
置にあることを特徴とする。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項4に記載の発明は、半導体基板上に
下部クラッド層、多重量子井戸層もしくはバルク材料
層、上部クラッド層、キャップ層を積層して形成された
リッジ状部分の頂部に中心導体が設けられ、前記リッジ
状部分の両側にそれぞれアース導体が配置されている高
速光変調器において、前記中心導体は、前記リッジ状部
分よりも幅が広く、前記キャップ層と接する面および側
面の両方と連続的につながるテーパー状の面を有し、前
記テーパー状の面と前記側面とのなすエッジは、前記キ
ャップ層と接する面よりも高い位置にあることを特徴と
する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けたリッジに形成したコアお
    よびクラッドからなる光導波路と、中心導体およびアー
    ス導体からなる進行波電極とを具備する高速光変調器に
    おいて、前記進行波電極を伝搬するマイクロ波信号の実
    効屈折率が光の実効屈折率に近くなるように、前記中心
    導体の幅を前記コアの幅よりも広くするとともに、前記
    中心導体の少なくとも一部を、前記コアの上方において
    接している前記中心導体の底面の部分よりも高く位置し
    たことを特徴とする高速光変調器。
  2. 【請求項2】 基板上に設けたリッジに形成したコアお
    よびクラッドからなる光導波路と、中心導体およびアー
    ス導体からなる進行波電極とを具備する高速光変調器に
    おいて、前記進行波電極を伝搬するマイクロ波信号の実
    効屈折率が光の実効屈折率に近くなるように、前記アー
    ス導体のエッジを前記基板に形成した前記アース導体側
    の掘り込み部のエッジよりも中心導体側に突き出させた
    ことを特徴とする高速光変調器。
  3. 【請求項3】 前記基板が電気光学効果を有する誘電体
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の高速
    光変調器。
  4. 【請求項4】 前記基板が半導体であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の高速光変調器。
JP9622198A 1998-04-08 1998-04-08 高速光変調器 Pending JPH11295675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9622198A JPH11295675A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 高速光変調器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9622198A JPH11295675A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 高速光変調器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11295675A true JPH11295675A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14159190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9622198A Pending JPH11295675A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 高速光変調器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11295675A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1840633A1 (en) * 2006-03-30 2007-10-03 Fujitsu Limited Waveguide-type optical device
JP2009086453A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Anritsu Corp 光変調器
JP2009122183A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Anritsu Corp 光変調器
JP2015118371A (ja) * 2013-11-15 2015-06-25 Tdk株式会社 光変調器
US10591801B2 (en) 2016-04-21 2020-03-17 Tdk Corporation Optical modulator
WO2021199522A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子とそれを用いた光変調デバイス及び光送信装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1840633A1 (en) * 2006-03-30 2007-10-03 Fujitsu Limited Waveguide-type optical device
US7373025B2 (en) 2006-03-30 2008-05-13 Fujitsu Limited Waveguide-type optical device
JP2009086453A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Anritsu Corp 光変調器
JP2009122183A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Anritsu Corp 光変調器
JP2015118371A (ja) * 2013-11-15 2015-06-25 Tdk株式会社 光変調器
US10591801B2 (en) 2016-04-21 2020-03-17 Tdk Corporation Optical modulator
WO2021199522A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子とそれを用いた光変調デバイス及び光送信装置
JP2021162681A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子とそれを用いた光変調デバイス及び光送信装置
CN115335759A (zh) * 2020-03-31 2022-11-11 住友大阪水泥株式会社 光波导元件与使用光波导元件的光调制器件与光发送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6721085B2 (en) Optical modulator and design method therefor
US9664931B1 (en) Electro-optic modulation structures
EP0609887B1 (en) Periodic domain reversal electro-optic modulator
EP2133733B1 (en) Optical Modulator based on the electro-optic effect
JPH05196902A (ja) 進行波光変調器
JP2008089936A (ja) 光制御素子
WO2007020924A1 (ja) 光変調器
JP2728150B2 (ja) 光変調素子
JP5320042B2 (ja) 光変調器
US20030016896A1 (en) Electro-optic waveguide devices
US5647029A (en) Traveling wave quantum well waveguide modulators using velocity matching for improved frequency performance
JPH11295675A (ja) 高速光変調器
JP2014123032A (ja) 光変調器
JP3279210B2 (ja) 光変調器
WO2020202596A1 (ja) 光変調器
JP4926423B2 (ja) 光変調器
US20220082876A1 (en) Optical device that includes optical modulator, and optical transceiver
JP2982835B2 (ja) 半導体光変調器
JPH05173099A (ja) 光制御素子
JP2663486B2 (ja) 光導波路型変調器
WO2004086126A1 (ja) 導波路型光変調器
JP4754608B2 (ja) 光変調器
JP5075055B2 (ja) 光変調器
JPH05264937A (ja) 光制御デバイス
JP3719563B2 (ja) 光変調器