JPH11295277A - 超音波探傷結果の映像表示方法及びその映像表示装置 - Google Patents

超音波探傷結果の映像表示方法及びその映像表示装置

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JPH11295277A
JPH11295277A JP10097155A JP9715598A JPH11295277A JP H11295277 A JPH11295277 A JP H11295277A JP 10097155 A JP10097155 A JP 10097155A JP 9715598 A JP9715598 A JP 9715598A JP H11295277 A JPH11295277 A JP H11295277A
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JP
Japan
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probe
ultrasonic
transmission
flaw detection
hologram
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JP10097155A
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Naoyuki Kono
尚幸 河野
Yuji Matsui
祐二 松井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】超音波の広がりの影響を低減した、被検査体内
部の反射源を3次元的に表示することができる超音波探
傷結果の表示方法及び装置を提供する。 【解決手段】解像度に対応した波数からホログラムを該
探傷範囲に作成し、ホログラムを該再生領域にて再生し
3次元的な映像として画像表示する過程を備えた、超音
波探傷結果の映像表示方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査対象に超音波
を入射して、検査対象内からの超音波エコーを受信する
ことによって被検査体を探傷し、超音波の送受信位置,
送受信時間、及び信号強度から、得られた探傷結果を映
像として表示する方法及び装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】超音波を利用した探傷では、探傷結果を
表示するために幾つかの方法が採られている。以下に主
な3つの表示方式について述べる。第1にAスコープ、
またはAスキャン図形と呼ばれる表示方法である。図5
に探傷状況、図6にAスコープの例を示す。Aスコープ
表示は、探触子における受信電圧と超音波の伝播時間と
を垂直座標にとったものである。この方法はもっとも広
く一般に利用されているものである。しかし、この方法
は、探傷するある一点での結果を表示することしかでき
ないため、探傷範囲が線あるいは面といった広がりのあ
る場合の総合的な探傷結果を図形として表示することが
できない。第2にBスコープ、またはBスキャン図形と
呼ばれる表示方法である。
【0003】図5に探傷状況、図7にBスコープの例を
示す。Bスコープ表示は、Aスコープ図形を輝度変調し
て線で表し、検査対象上における位置と音波伝播時間と
を直角座標にとって表したものである。受信音圧は輝度
の変化により表される。この手法は被検査体の断面図の
形式で、探傷結果を図形として表現することができる。
第3にCスコープ、またはCスキャン図形と呼ばれる表
示方法である。図5に探傷状況、図8にCスコープの例
を示す。Cスコープ表示は、被検査体を上から見た平面
図の形式で、探傷結果を図形として表現することができ
る。
【0004】しかし、Bスコープ及びCスコープによっ
て探傷結果を表示する場合にも、以下に述べるような欠
点が存在する。まずBスコープ及びCスコープでは、本
来3次元形状である被検査体の探傷結果を、ある平面に
射影した形式でしか表示できない。第2に探傷に用いる
超音波は実際にはある広がりをもって送信されるため、
表示された像は実際の被検査体内部の反射源の位置、あ
るいは大きさよりも広がって表示される。第3に、横波
の通過しにくい被検査体に対して縦波を用いて探傷した
場合、探触子から縦波と同時に送信される横波によるエ
コーも同時に受信され、それがそのまま表示されるの
で、本来反射源の存在しない位置に反射源のインジケー
ションが表示されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、超音
波の送受信位置,送受信時間、及び信号強度を用いて、
得られた探傷結果を映像として表示する超音波探傷方法
及び装置において、探傷に使用する超音波に広がりがあ
り、また、探傷に用ていないモードの送信波によるエコ
ーが受信される場合、或いは複数個のエコーが受信され
る場合においても、超音波の広がりの影響を低減し、か
つ、反射源の個数と等しい個数の反射源の画像を、3次
元的に表示する処理方法及び装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の方法としての手段1は、被検査体に超音波探触子を直
接接触させて、或いは部分的または全体的に探触子を水
等の媒質に浸して、被検査体に超音波を送信し、送信位
置に戻ってきたエコーを受信し、ユーザにより決定され
る探傷範囲に探触子がある限りにおいて、探触子位置を
移動させながら、送受信を繰り返し、探触子位置,超音
波の送受信時間、及び信号強度を記録し、記録された探
触子位置,送受信時間,超音波探触子と被検査体の距
離,超音波探触子と被検査体の間にある媒質中の音速、
及び被検査体中の音速から、しきい値を越えたエコーに
対して、Bスコープ図形を作成し、さらに、時間に対す
るゲート処理により、ある時間領域のエコーに対応する
Bスコープ図形を、超音波送受信位置を中心として超音
波の屈折角と等しい角度だけ回転せしめホログラム再生
領域とし、該送受信位置,該送受信時間、及び解像度に
対応した波数からホログラムを該探傷範囲に作成し、該
ホログラムを該再生領域にて再生し3次元的な映像とし
て画像表示することで、超音波の広がりの影響を低減
し、位置精度よく反射源を映像表示させる作用効果が得
られる。
【0007】同じく手段2は、被検査体に超音波探触子
を直接接触させて、或いは部分的または全体的に探触子
を水等の媒質に浸して、被検査体に超音波を送信し、送
信位置に戻ってきたエコーを受信し、ユーザにより決定
される探傷範囲に探触子がある限りにおいて、探触子位
置を移動させながら、送受信を繰り返し、探触子位置,
超音波の送受信時間、及び信号強度を記録し、ゲート回
路で規定される時間領域の範囲内に記録された、しきい
値を越えたエコーに対して、探触子位置,送受信時間,
超音波探触子と被検査体の距離,超音波探触子と被検査
体の間にある媒質中の音速、及び被検査体中の音速から
Bスコープ図形を作成し、さらに、該Bスコープ図形
を、超音波送受信位置を中心として超音波の屈折角と等
しい角度だけ回転せしめ再生領域とし、該送受信位置,
該送受信時間、及び解像度に対応した波数からホログラ
ムを該探傷範囲に作成し、該ホログラムを該再生領域に
て再生し3次元的な映像として画像表示することで、超
音波の広がりの影響を低減し、位置精度よく反射源を映
像表示させる作用効果が得られる。
【0008】同じく手段3は、手段1または手段2にお
いて、縦波を用いて被検査体を探傷する際に、縦波と同
時に送信される横波によるエコーも受信されてしまう場
合、送受信時間と被検査体中縦波音速を用いてBスコー
プ図形及び再生領域を作成し、ホログラムを被検査体中
縦波音速を用いて該再生領域にて再生することで、横波
によるエコーに対応する再生領域では、実際の音速と再
生時の音速の違いにより、ホログラム再生参照波の位相
がそろわず、ホログラム再生像が結像しないため、本来
反射源のない位置に現れる反射源のインジケーションが
消去され、実際に反射源のある位置にのみ反射源の映像
を表示させる作用効果が得られる。
【0009】同じく手段4は、手段1または手段2にお
いて、被検査体を探傷する際に、複数の反射源のために
反射源の個数に対応した複数個のエコーが受信されてし
まう場合、送受信時間と被検査体中縦波音速を用いて複
数個のエコーに対応したBスコープ図形及び複数個の再
生領域を作成し、複数個のエコーをもとに単一のホログ
ラムを作成し、被検査体中音速を用いて複数個の該再生
領域にて再生することで、反射源が複数であって、か
つ、受信される複数個のエコーがどの反射源によるもの
かが分からない場合でも、単一のホログラムを再生演算
することによって、反射源がそれぞれ存在している位置
にそれぞれの反射源の映像を表示させる作用効果が得ら
れる。
【0010】上記目的を達成するための装置としての手
段5は、被検査体に超音波探触子を直接接触させて超音
波を送信する装置、或いは部分的または全体的に探触子
を水等の媒質に浸して超音波を送信する装置と、送信位
置に戻ってきたエコーを受信する装置と、ユーザが決定
した探傷範囲を入力する装置と、探触子位置を移動させ
る装置と、探触子の移動を制御する装置と、送受信の繰
り返しに対して、探触子位置と超音波の送受信時間を記
録する装置と、記録された探触子位置,送受信時間,超
音波探触子と被検査体の距離,超音波探触子と被検査体
の間にある媒質中の音速、及び被検査体中の音速から、
しきい値を越えたエコーに対して、Bスコープ図形を作
成し、超音波の送受信時間に対するゲート処理をし、ゲ
ート処理によって定められる時間領域内のエコーに対応
するBスコープ図形を、超音波送受信位置を中心として
超音波の屈折角と等しい角度だけ回転せしめホログラム
再生領域とし、該送受信位置,該送受信時間、及び解像
度に対応した波数からホログラムを探傷範囲に作成し、
該ホログラムを該再生領域にて再生する装置と、再生さ
れた3次元的な映像を画像表示する装置とを備えた装置
であり、この装置によれば、手段1による方法が利用で
きて、超音波の広がりの影響を低減し、位置精度よく反
射源を映像表示させる作用効果が得られる。
【0011】上記目的を達成するための装置としての手
段6は、被検査体に超音波探触子を直接接触させて超音
波を送信する装置、或いは部分的または全体的に探触子
を水等の媒質に浸して超音波を送信する装置と、送信位
置に戻ってきたエコーを受信する装置と、ユーザが決定
した探傷範囲を入力する装置と、探触子位置を移動させ
る装置と、探触子の移動を制御する装置と、送受信の繰
り返しに対して、探触子位置と超音波の送受信時間を記
録する装置と、超音波の送受信時間に対するゲート処理
をする装置と、記録された探触子位置,送受信時間,超
音波探触子と被検査体の距離,超音波探触子と被検査体
の間にある媒質中の音速、及び被検査体中の音速から、
ゲート処理装置によって定められる時間領域内の、しき
い値を越えたエコーに対して、Bスコープ図形を作成
し、該Bスコープ図形を、超音波送受信位置を中心とし
て超音波の屈折角と等しい角度だけ回転せしめホログラ
ム再生領域とし、該送受信位置,該送受信時間、及び解
像度に対応した波数からホログラムを探傷範囲に作成
し、該ホログラムを該再生領域にて再生する装置と、再
生された3次元的な映像を画像表示する装置とを、備え
た装置であり、この装置によれば、手段2による方法が
利用できて、超音波の広がりの影響を低減し、位置精度
よく反射源を映像表示させる作用効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を用い
て説明する。ただし、以下の実施例において、検査対象
上における位置と片道音波伝播距離とを直角座標にとっ
て表したものをBスコープ図形と呼ぶ。
【0013】(実施例1)図1,図2,図11,図12
及び図16に本発明の実施例1を示す。図1は、本発明
の実施例1の方法を、処理の順序に従い表したものであ
り、順に、被検査体及び探触子の断面図、Aスコープ図
形,Bスコープ図形,Bスコープ図形を回転させたホロ
グラム再生領域,ホログラム、及び探傷結果の再生像、
である。図2は、本発明の実施例1の方法を実現するた
めの装置のブロック図及び被検査体である。図11,図
12及び図16は、本発明の実施例1のフローをPAD
図を用いて示したものである。
【0014】実施例1は、大きく3つの段階から構成さ
れる。第1段階は、初期パラメータ読み込みである。こ
の段階には、ユーザが入力装置208から画像表示演算
システムに初期パラメータを入力する処理、及び画像表
示演算システム213がデータ記憶部206から初期パ
ラメータを読み込む処理が含まれる。第2段階は、探傷
及び表示処理である。この段階の詳細は、以下に説明す
る。第3段階は、終了処理である。この段階には、探傷
データ記憶、及びその確認処理が含まれる。
【0015】検査対象は、被検査体102であり、その
内部に反射源103を有している。本発明の装置は、大
きく分けて、画像表示演算システム213と、入力装置
208と、探触子異同機構209と、探触子101と、超
音波探傷器210と、受信器212と、A/D変換器2
11と、から構成される。また、画像表示演算システム
213は、画像表示装置201と、画像表示データ演算
装置202と、記憶媒体203と、制御装置204と、
データ記憶部206と、ゲート処理演算部205と、メモ
リ207と、から構成される。
【0016】被検査体102として、例えばSUS30
4製の鋼板とする。超音波探傷器210から送信信号を
探触子101に送り、超音波探触子101を被検査体10
2に直接接触させる、或いは部分的にまたは全体的に水
等の媒質に浸して、被検査体102に超音波を送信す
る。使用する超音波探触子101として、例えば縦波,
5MHz,45度入射のものを用いる。送信位置に戻っ
てきたエコーを探触子101で受信する。探触子101
を探触子移動機構209で移動させる。探触子移動機構
209として、例えばステッピングモータを使用する。
【0017】制御装置204は、入力装置208によっ
て画像表示演算システム213に入力された探傷開始位
置,探傷終了位置,探触子移動ピッチ、等のデータが記
憶されているデータ記憶部206の指示に従って、探触
子移動機構209を制御する。探触子101を移動させ
ながら、送受信を繰り返し、探触子位置をデータ記憶部
206或いは記憶媒体203に記憶する。被検査体内で
の伝播経路は、例えば伝播経路104,105のよう
に、探触子位置によって異なったものとなる。
【0018】また、探触子101にて受信された信号
は、受信器212を経て、A/D変換器211にてデジ
タル信号に変換され、送受信時間及び波高値等がメモリ
207に記憶される。A/D変換器211では、サンプ
リング周波数が10MHz,50MHz,100MHz
等、可変的であるものを使用する。メモリ207に記録
されたデジタル信号、及びゲート処理演算部205にて
ユーザによって決定された時間領域データは、画像表示
データ演算装置202に送られる。
【0019】なお、該時間領域は、入力装置208によ
って画像表示演算システム213に入力され、データ記
憶部206に記憶され、ゲート処理演算部205に提供
される。また、データ記憶部206に記憶された超音波
の探触子位置データは、画像表示データ演算装置202
に送られる。
【0020】画像表示データ演算装置202に入力され
るデータの例を図17及び図18に示す。図17は、超
音波探傷の初期設定に関連するデータであり、図18
は、探傷結果に関連するデータである。画像表示データ
演算装置202は、探触子位置,送受信時間,超音波探
触子と被検査体の距離,超音波探触子と被検査体の間に
ある媒質中の音速、及び被検査体中の音速、等の入力デ
ータを用いて、しきい値2304を越えるエコーに対し
て、Bスコープ図形を作成する。このBスコープ図形デ
ータを記憶媒体203に記憶する。該Bスコープ図形デ
ータの例を図19に示す。
【0021】
【数1】
【0022】
【数2】
【0023】Bスコープ図形作成の方法及び式を、図2
3,図24,(数1)、及び(数2)を用いて説明する。
(数1)に、超音波の送受信位置及び送受信時間を求め
る式を示す。探触子位置における探触子移動機構209
からの位置信号と各軸の移動ピッチから超音波送受信位
置を計算し、送信時間に対するデジタル信号2301と
受信時間に対するデジタル信号2302及びA/D変換
器のサンプリング周波数から、送受信位置2401にお
ける探触子から反射源までの片道伝播時間2402を計算す
る。(数2)に、片道伝播時間2402と検査体102
中の縦波音速から、Bスコープ図形を求める計算式を示
す。
【0024】
【数3】
【0025】次にホログラム再生領域作成の方法及び式
を、図25、及び(数3)を用いて説明する。(数2)
によって得られたBスコープ図形のうち、ゲート処理演
算部205から指示れる時間領域範囲内にある信号を選
択し、あるYの値でのXZ断面におけるホログラム再生
領域117を作成する。(数3)に、超音波の超音波屈
折角θ2501により、該時間領域のエコーに対応する
Bスコープ図形を回転させ、XZ断面におけるホログラ
ム再生領域117を求める計算式を示す。
【0026】
【数4】
【0027】
【数5】
【0028】次に、ホログラムの作成及び再生の方法及
び式を、図26,図27,(数4)、及び(数5)を用い
て説明する。送受信位置2401における片道伝播距離
2403から、(数4)を用いて、処理開始位置122から
処理終了位置118で定められる探傷領域に、ホログラ
ム121を作成する。再生方法には、次の2通りの方法
が考えられる。第1の再生方法は、ホログラム121
を、1ラインの探傷の度に、XZ断面におけるホログラ
ム再生領域117上で像再生し、最終的に3次元的な再
生像を作成する方法である。この方法のメリットは、像
再生に必要な計算時間及びメモリを大幅に削減できる。
【0029】第2の再生方法は、XZ断面におけるホロ
グラム再生面117及びホログラム121を探傷が終了
するまでデータ記憶部206に記憶させ、探傷終了後
に、再生領域を2次元的に再構成し、XY平面上の探傷
領域に割り付けられたホログラムを再生する方法であ
る。この方法は、第1の再生方法と異なり2次元的に再
生処理を行うことになるため、必要となる時間及びメモ
リは大きくなるが、より精度の高い再生像を得ることが
できる。
【0030】(数5)にホログラム再生の式を示す。
(数5)の演算を計算機上で行うため、離散化して数値
積分する、或いは式を変形して高速フーリエ変換を行
う、といった計算手法を用いる。また、探傷データの取
り込み点数,探触子移動ピッチ,或いはサンプリング周
波数によって異なる計算条件に柔軟に対応するために、
ホログラム再生計算に用いる波数kの値を選択して最適
な分解能を与える。この再生データを記憶媒体203に
記憶する。記憶されるデータ形式の例を図20に示す。
【0031】最後に、図27に、計算結果を3次元的な
映像として画像表示する方法をPAD図で示す。スレッシ
ュホールドレベル2701を入力装置208で画像表示
演算システム213に入力する。(数5)で再生した再
生像に対して、スレッシュホールドレベル2701を越
えた座標を再生像として採用する。こうすることで、反
射源の存在する位置に対して、反射源のインジケーショ
ン123を表示することができる。また、このインジケ
ーションのデータを、図21に示すVRML形式で記述
する。
【0032】VRML形式で記述したデータを、VRM
Lブラウザで表示した例を図22に示す。入力装置20
8のひとつとして、例えばマウスを用いる。マウスの指
示ポインタ2201で、表示図形をドラッグすること
で、表示画面がユーザの望む方向に回転するため、必要
な方向からの射影像を即座に得ることができる。
【0033】実施例1に示した方法及び装置で探傷デー
タをオンラインで処理することで、超音波の広がりの影
響を低減した、位置精度よい反射源の映像を表示するこ
とができる。
【0034】(実施例2)図1,図2,図13,図1
4,図15及び図16に本発明の実施例2を示す。図1
は、本発明の実施例2の方法を、処理の順序に従い表し
たものであり、順に、被検査体及び探触子の断面図、A
スコープ図形,Bスコープ図形,Bスコープ図形を回転
させたホログラム再生領域,ホログラム、及び探傷結果
の再生像、である。図2は、本発明の実施例2の方法を
実現するための装置のブロック図及び被検査体である。
図13,図14,図15及び図16は、本発明の実施例
2のフローをPAD図を用いて示したものである。
【0035】実施例2は、大きく3つの段階から構成さ
れる。第1段階は、初期パラメータ読み込みである。こ
の段階には、ユーザが入力装置208から画像表示演算
システムに初期パラメータを入力する処理、及び画像表
示演算システム213がデータ記憶部206から初期パ
ラメータを読み込む処理が含まれる。第2段階は、探傷
処理及び表示処理の確認である。探傷処理のみを行うこ
とがユーザにより選択された場合、画像表示演算システ
ム213は探傷処理のみを行う。また、探傷処理及び表
示処理が選択された場合、探傷処理を終えた後、表示処
理を行う。第2段階の詳細は、以下に説明する。第3段
階は、終了処理である。この段階には、探傷データ記
憶、及びその確認処理が含まれる。
【0036】検査対象は、被検査体102であり、その
内部に反射源103を有している。本発明の装置は、大
きく分けて、画像表示演算システム213と、入力装置
208と、探触子異同機構209と、探触子101と、超
音波探傷器210と、受信器212と、A/D変換器2
11と、から構成される。また、画像表示演算システム
213は、画像表示装置201と、画像表示データ演算
装置202と、記憶媒体203と、制御装置204と、
データ記憶部206と、ゲート処理演算部205と、メモ
リ207と、から構成される。
【0037】探傷処理の詳細を説明する。被検査体10
2として、例えばSUS304製の鋼板とする。超音波探傷器
210から送信信号を探触子101に送り、超音波探触
子101を被検査体102に直接接触させる、或いは部
分的にまたは全体的に水等の媒質に浸して、被検査体1
02に超音波を送信する。使用する超音波探触子101
として、例えば縦波,5MHz,45度入射のものを用
いる。送信位置に戻ってきたエコーを探触子101で受
信する。探触子101を探触子移動機構209で移動さ
せる。探触子移動機構209として、例えばステッピン
グモータを使用する。
【0038】制御装置204は、入力装置208によっ
て画像表示演算システム213に入力された探傷開始位
置,探傷終了位置,探触子移動ピッチ、等のデータが記
憶されているデータ記憶部206の指示に従って、探触
子移動機構209を制御する。探触子101を移動させ
ながら、送受信を繰り返し、探触子位置をデータ記憶部
206或いは記憶媒体203に記憶する。被検査体内で
の伝播経路は、例えば伝播経路104,105のよう
に、探触子位置によって異なったものとなる。
【0039】また、探触子101にて受信された信号
は、受信器212を経て、A/D変換器211にてデジ
タル信号に変換され、送受信時間及び波高値等がメモリ
207に記憶される。A/D変換器211では、サンプ
リング周波数が10MHz,50MHz,100MHz
等、可変的であるものを使用する。メモリ207に記録
されたデジタル信号は、データ記憶部206に記憶され
る。
【0040】表示処理の詳細を説明する。画像表示演算
システム213は、データ記憶部206、或いは記憶媒
体203に記憶されたデータを読み込んで、画像表示デ
ータ演算を行う。画像表示データ演算装置202が読み
込むデータの例を図17及び図18に示す。図17は、
超音波探傷の初期設定に関連するデータであり、図18
は、探傷結果に関連するデータである。また、入力装置
208によりユーザに入力された時間領域データを用い
てゲート処理を行う。探触子位置,送受信時間、超音波
探触子と被検査体の距離,超音波探触子と被検査体の間
にある媒質中の音速、及び被検査体中の音速、等の入力
データを用いて、しきい値2304を越えるエコーに対
して、Bスコープ図形を作成する。このBスコープ図形
データを記憶媒体203に記憶する。該Bスコープ図形
データの例を図19に示す。
【0041】Bスコープ図形作成の方法及び式を、図2
3,図24,(数1)及び(数2)を用いて説明する。
(数1)に、超音波の送受信位置及び送受信時間を求め
る式を示す。探触子位置における探触子移動機構209
からの位置信号と各軸の移動ピッチから超音波送受信位
置を計算し、送信時間に対するデジタル信号2301と
受信時間に対するデジタル信号2302及びA/D変換
器のサンプリング周波数から、送受信位置2401にお
ける探触子から反射源までの片道伝播時間2402を計算す
る。(数2)に、片道伝播時間2402と検査体102
中の縦波音速から、Bスコープ図形を求める計算式を示
す。
【0042】次にホログラム再生領域作成の方法及び式
を、図25、及び(数3)を用いて説明する。(数2)
によって得られたBスコープ図形のうち、ゲート処理演
算部205から指示れる時間領域範囲内にある信号を選
択し、あるYの値でのXZ断面におけるホログラム再生
領域117を作成する。(数3)に、超音波の超音波屈
折角θ2501により、該時間領域のエコーに対応する
Bスコープ図形を回転させ、XZ断面におけるホログラ
ム再生領域117を求める計算式を示す。
【0043】ホログラムの作成及び再生の方法、及び計
算結果を3次元的な映像として画像表示する方法は、実
施例1に記載した方法に同じである。
【0044】実施例2に示した方法及び装置で探傷デー
タをオフラインで処理することで、超音波の広がりの影
響を低減した、位置精度よい反射源の映像を表示するこ
とができる。
【0045】(実施例3)図3,図4,図11,図12
及び図16に本発明の実施例3を示す。図3は、本発明
の実施例3の方法を、処理の順序に従い表したものであ
り、順に、被検査体及び探触子の断面図、Aスコープ図
形,Bスコープ図形,Bスコープ図形を回転させたホロ
グラム再生領域,ホログラム、及び探傷結果の再生像、
である。図4は、本発明の実施例3の方法を実現するた
めの装置のブロック図及び被検査体である。図11,図
12及び図16は、本発明の実施例3のフローをPAD
図を用いて示したものである。
【0046】実施例3は、大きく3つの段階から構成さ
れる。第1段階は、初期パラメータ読み込みである。こ
の段階には、ユーザが入力装置208から画像表示演算
システムに初期パラメータを入力する処理、及び画像表
示演算システム404がデータ記憶部402から初期パ
ラメータを読み込む処理が含まれる。第2段階は、探傷
及び表示処理である。この段階の詳細は、以下に説明す
る。第3段階は、終了処理である。この段階には、探傷
データ記憶、及びその確認処理が含まれる。
【0047】検査対象は、被検査体102であり、その
内部に反射源103を有している。本発明の装置は、大
きく分けて、画像表示演算システム404と、入力装置
208と、探触子異同機構209と、探触子101と、超
音波探傷器210と、受信器212と、ゲート回路40
5と、A/D変換器211と、から構成される。また、
画像表示演算システム404は、画像表示装置201
と、画像表示データ演算装置401と、記憶媒体203
と、制御装置204と、データ記憶部402と、メモリ
403と、から構成される。
【0048】被検査体102として、例えばSUS304製の
鋼板とする。超音波探傷器210から送信信号を探触子
101に送り、超音波探触子101を被検査体102に
直接接触させる、或いは部分的にまたは全体的に水等の
媒質に浸して、被検査体102に超音波を送信する。使用
する超音波探触子101として、例えば縦波、5MHz,4
5度入射のものを用いる。送信位置に戻ってきたエコー
を探触子101で受信する。探触子101を探触子移動
機構209で移動させる。探触子移動機構209として、
例えばステッピングモータを使用する。
【0049】制御装置204は、入力装置208によっ
て画像表示演算システム404に入力された探傷開始位
置,探傷終了位置,探触子移動ピッチ、等のデータが記
憶されているデータ記憶部402の指示に従って、探触
子移動機構209を制御する。探触子101を移動させ
ながら、送受信を繰り返し、探触子位置をデータ記憶部
402或いは記憶媒体203に記憶する。被検査体内で
の伝播経路は、例えば伝播経路104,105のよう
に、探触子位置によって異なったものとなる。また、探
触子101にて受信された信号は、受信器212、及び
ゲート回路405を経て、A/D変換器211にてデジ
タル信号に変換され、送受信時間及び波高値等がメモリ
403に記憶される。
【0050】ゲート回路405では、ゲート信号301
によって示される領域内の信号108が選択される。A/
D変換器211では、サンプリング周波数が10MH
z,50MHz,100MHz等、可変的であるものを
使用する。メモリ403に記録されたデジタル信号は、
画像表示データ演算装置401に送られる。また、デー
タ記憶部402に記憶された超音波の探触子位置データ
は、画像表示データ演算装置401に送られる。
【0051】画像表示データ演算装置401に入力され
るデータの例を図17及び図18に示す。図17は、超
音波探傷の初期設定に関連するデータであり、図18
は、探傷結果に関連するデータである。画像表示データ
演算装置401は、探触子位置,送受信時間,超音波探
触子と被検査体の距離,超音波探触子と被検査体の間に
ある媒質中の音速、及び被検査体中の音速、等の入力デ
ータを用いて、しきい値2304を越えるエコーに対し
て、Bスコープ図形を作成する。このBスコープ図形デ
ータを記憶媒体203に記憶する。該Bスコープ図形デ
ータの例を図19に示す。
【0052】Bスコープ図形作成の方法及び式を、図2
8,図29,(数1)及び(数2)を用いて説明する。
(数1)に、超音波の送受信位置及び送受信時間を求め
る式を示す。探触子位置における探触子移動機構209
からの位置信号と各軸の移動ピッチから超音波送受信位
置を計算し、送信時間に対するデジタル信号2301と
受信時間に対するデジタル信号2302及びA/D変換
器のサンプリング周波数から、送受信位置2401にお
ける探触子から反射源までの片道伝播時間2402を計算す
る。(数2)に、片道伝播時間2402と検査体102
中の縦波音速から、Bスコープ図形を求める計算式を示
す。
【0053】次にホログラム再生領域作成の方法及び式
を、図30、及び(数3)を用いて説明する。(数2)
によって得られたBスコープ図形から、あるYの値での
XZ断面におけるホログラム再生領域304を作成す
る。(数3)に、超音波の超音波屈折角θ2501によ
り、該時間領域のエコーに対応するBスコープ図形を回
転させ、XZ断面におけるホログラム再生領域304を
求める計算式を示す。
【0054】次に、ホログラムの作成及び再生の方法及
び式を、図31,図27,(数4)及び(数5)を用い
て説明する。送受信位置2401における片道伝播距離
2403から、(数4)を用いて、処理開始位置122から
処理終了位置118で定められる探傷領域に、ホログラ
ム305を作成する。再生方法には、次の2通りの方法
が考えられる。第1の再生方法は、ホログラム305
を、1ラインの探傷の度に、XZ断面におけるホログラ
ム再生領域304上で像再生し、最終的に3次元的な再
生像を作成する方法である。この方法のメリットは、像
再生に必要な計算時間及びメモリを大幅に削減できる。
【0055】第2の再生方法は、XZ断面におけるホロ
グラム再生面305及びホログラム305を探傷が終了
するまでデータ記憶部402に記憶させ、探傷終了後
に、再生領域を2次元的に再構成し、XY平面上の探傷
領域に割り付けられたホログラムを再生する方法であ
る。この方法は、第1の再生方法と異なり2次元的に再
生処理を行うことになるため、必要となる時間及びメモ
リは大きくなるが、より精度の高い再生像を得ることが
できる。(数5)にホログラム再生の式を示す。
【0056】(数5)の演算を計算機上で行うため、離
散化して数値積分する、或いは式を変形して高速フーリ
エ変換を行う、といった計算手法を用いる。また、探傷
データの取り込み点数,探触子移動ピッチ、或いはサン
プリング周波数によって異なる計算条件に柔軟に対応す
るために、ホログラム再生計算に用いる波数kの値を選
択して最適な分解能を与える。この再生データを記憶媒
体203に記憶する。記憶されるデータ形式の例を図2
0に示す。
【0057】計算結果を3次元的な映像として画像表示
する方法は、実施例1に記載した方法に同じである。
【0058】実施例3に示した方法及び装置で探傷デー
タをオンラインで処理することで、超音波の広がりの影
響を低減した、位置精度よい反射源の映像を表示するこ
とができる。
【0059】(実施例4)本発明の実施例4として、実
施例1,実施例2、及び実施例3において、被検査体1
02が内部に反射源903を有しており、縦波による反
射経路902によるエコーと横波による反射経路901
によるエコーが探触子101に受信される場合の画像デ
ータ演算の方法を述べる。図9は、実施例4の方法を、
処理の順序に従い表したものであり、順に、被検査体及
び探触子の断面図、Aスコープ図形,Bスコープ図形,
Bスコープ図形を回転させたホログラム再生領域,ホロ
グラム、及び探傷結果の再生像、である。
【0060】
【数6】
【0061】
【数7】
【0062】Bスコープ図形作成の方法及び式を、図3
2,図33,(数6)及び(数7)を用いて説明する。
(数6)に、超音波の送受信位置及び送受信時間を求め
る式を示す。探触子位置における探触子移動機構209
からの位置信号と各軸の移動ピッチから超音波送受信位
置を計算し、送信時間に対するデジタル信号と受信時間
に対するデジタル信号及びA/D変換器のサンプリング
周波数から、送受信位置2401における探触子から反
射源までの片道伝播時間3301及び3302を計算す
る。(数7)に、片道伝播時間と検査体102中の縦波
音速から、Bスコープ図形を求める計算式を示す。
【0063】
【数8】
【0064】次にホログラム再生領域作成の方法及び式
を、図34、及び(数8)を用いて説明する。(数7)
によって得られたBスコープ図形のうち、ゲート処理演
算部或いはゲート回路405によって提供される時間領
域範囲内にある信号に対して、あるYの値でのXZ断面
におけるホログラム再生領域909及び911を作成す
る。(数8)に、超音波の超音波屈折角θ2501によ
り、該時間領域のエコーに対応するBスコープ図形を回
転させ、XZ断面におけるホログラム再生領域909及
び911を求める計算式を示す。
【0065】
【数9】
【0066】次に、ホログラムの作成及び再生の方法及
び式を、図35,図27,(数9)及び(数5)を用い
て説明する。送受信位置2401における片道伝播距離
3303及び3304から、(数9)を用いて、処理開始位
置122から処理終了位置118で定められる探傷領域
に、ホログラム912を作成する。(数5)にホログラ
ム再生の式を示す。(数5)の演算を計算機上で行うた
め、離散化して数値積分する、或いは式を変形して高速
フーリエ変換を行う、といった計算手法を用いる。ま
た、探傷データの取り込み点数,探触子移動ピッチ、或
いはサンプリング周波数によって異なる計算条件に柔軟
に対応するために、ホログラム再生計算に用いる波数k
の値を選択して最適な分解能を与える。
【0067】なお、(数9)及び(数5)において、1
番目のエコーと2番目のエコーが分離している記述をと
ったが、ホログラム作成時には各エコーの和が必要であ
り、また再生時には各ホログラム再生領域上の座標が必
要である。よって、各々のエコーが何番目かということ
が分からなくても、ホログラム作成及び再生の処理をす
ることが可能である。ホログラム再生の結果、横波によ
るエコーに対するインジケーション916は消去され、
実際の反射源に対する映像917のみが得られる。
【0068】実施例4の方法及び装置を用いて、ホログ
ラムを被検体中縦波音速を用いてホログラムを作成,再
生することで、横波によるエコーに対する再生領域で
は、実際の音速と再生時の音速が異なるため、ホログラ
ム再生参照波の位相がそろわずホログラム再生像が結像
しないため、本来反射源のない位置に現れる反射源のイ
ンジケーションが消去され、実際に反射源のある位置に
のみ反射源の映像を表示させることができる。
【0069】(実施例5)本発明の実施例5として、実
施例1,実施例2、及び実施例3において、被検査体1
02が内部に反射源1003及び1004を有してお
り、反射源Aによる反射経路1001によるエコーと反
射源Bによる反射経路1002によるエコーが探触子1
01に受信される場合の画像データ演算の方法を述べ
る。図10は、実施例5の方法を、処理の順序に従い表
したものであり、順に、被検査体及び探触子の断面図、
Aスコープ図形,Bスコープ図形,Bスコープ図形を回
転させたホログラム再生領域,ホログラム、及び探傷結
果の再生像、である。
【0070】Bスコープ図形作成の方法及び式を、図3
6,図37,(数6)及び(数7)を用いて説明する。
(数6)に、超音波の送受信位置及び送受信時間を求め
る式を示す。探触子位置における探触子移動機構209
からの位置信号と各軸の移動ピッチから超音波送受信位
置を計算し、送信時間に対するデジタル信号と受信時間
に対するデジタル信号及びA/D変換器のサンプリング
周波数から、探触子位置2401における探触子から反
射源までの片道伝播時間3301及び3302を計算す
る。(数7)に、片道伝播時間と検査体102中の縦波
音速から、Bスコープ図形を求める計算式を示す。
【0071】次にホログラム再生領域作成の方法及び式
を、図38、及び(数8)を用いて説明する。(数7)
によって得られたBスコープ図形のうち、ゲート処理演
算部或いはゲート回路405によって提供される時間領
域範囲内にある信号に対して、あるYの値でのXZ断面
におけるホログラム再生領域1010及び1012を作
成する。(数8)に、超音波の超音波屈折角θ2501
により、該時間領域のエコーに対応するBスコープ図形
を回転させ、XZ断面におけるホログラム再生領域10
10及び1012を求める計算式を示す。
【0072】次に、ホログラムの作成及び再生の方法及
び式を、図39,図27,(数9)及び(数5)を用いて説
明する。送受信位置2401における片道伝播距離33
03及び3304から、(数9)を用いて、処理開始位
置122から処理終了位置118で定められる探傷領域
に、ホログラム1013を作成する。(数5)にホログ
ラム再生の式を示す。(数5)の演算を計算機上で行う
ため、離散化して数値積分する、或いは式を変形して高
速フーリエ変換を行う、といった計算手法を用いる。
【0073】また、探傷データの取り込み点数,探触子
移動ピッチ、或いはサンプリング周波数によって異なる
計算条件に柔軟に対応するために、ホログラム再生計算
に用いる波数kの値を選択して最適な分解能を与える。
なお、(数9)及び(数5)において、1番目のエコー
と2番目のエコーが分離している記述をとったが、ホロ
グラム作成時には各エコーの和が必要であり、また再生
時には各ホログラム再生領域上の座標が必要である。よ
って、各々のエコーが何番目かということが分からなく
ても、ホログラム作成及び再生の処理をすることが可能
である。ホログラム再生の結果、反射源Aに対する映像
1018及び反射源Bに対する映像1019が得られる。
【0074】実施例5の方法及び装置を用いて、ホログ
ラムを被検体中に複数の反射源があり、複数個のエコー
が受信されてしまう場合で、かつ受信される複数個のエ
コーがどの反射源によるのか分からない場合であって
も、複数個のエコーをもとに単一のホログラムを作成,
再生することで、反射源がそれぞれ存在している位置に
それぞれの反射源の映像を表示することができる。
【0075】
【発明の効果】超音波の送受信位置,送受信時間、及び
信号強度を用いて、得られた探傷結果を映像として表示
する超音波探傷法及び装置において、送信する超音波に
広がりがあり、また、探傷に用ていないモードの送信波
によるエコーが受信される場合、或いは複数個のエコー
が受信される場合においても、超音波の広がりの影響を
低減し、かつ、探傷に用いていないモードの超音波によ
る影響を除去し、被検査体内部の反射源と等しい個数の
インジケーションを、3次元的に映像表示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1及び実施例2の方法を示した
図である。
【図2】本発明の実施例1及び実施例2の装置構成のブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例3の方法を示した図である。
【図4】本発明の実施例3の装置構成のブロック図であ
る。
【図5】探傷状況の模式図である。
【図6】Aスコープの例を示した図である。
【図7】Bスコープの例を示した図である。
【図8】Cスコープの例を示した図である。
【図9】本発明の実施例4の方法を示した図である。
【図10】本発明の実施例5の方法を示した図である。
【図11】本発明の実施例1のフローを示した図であ
る。
【図12】本発明の実施例1のフローを示した図であ
る。
【図13】本発明の実施例2のフローを示した図であ
る。
【図14】本発明の実施例2のフローを示した図であ
る。
【図15】本発明の実施例2のフローを示した図であ
る。
【図16】本発明の実施例1及び実施例2のフローを示
した図である。
【図17】本発明の実施例において、画像表示演算シス
テムに対する入力データの例を示した図である。
【図18】本発明の実施例において、画像表示演算シス
テムに対する入力データの例を示した図である。
【図19】本発明の実施例において、画像表示演算シス
テムからの出力データの例を示した図である。
【図20】本発明の実施例において、画像表示演算シス
テムからの出力データの例を示した図である。
【図21】本発明の実施例において、VRML形式によ
る3次元映像データの例を示した図である。
【図22】本発明の実施例において、VRML形式によ
る3次元映像データの表示例を示した図である。
【図23】本発明の実施例1及び実施例2において、探
傷結果として得られるAスコープの例を示した図であ
る。
【図24】本発明の実施例1及び実施例2において、探
傷結果として得られるBスコープの例を示した図であ
る。
【図25】本発明の実施例1及び実施例2において、画
像表示演算の結果得られるホログラム再生領域の例を示
した図である。
【図26】本発明の実施例1及び実施例2において、画
像表示演算の結果得られるホログラム及びホログラム再
生領域の例を示した図である。
【図27】本発明の実施例において、ホログラム再生計
算の結果を3次元画像データにする方法のフローを示し
た図である。
【図28】本発明の実施例3において、探傷結果として
得られるAスコープの例を示した図である。
【図29】本発明の実施例3において、探傷結果として
得られるBスコープの例を示した図である。
【図30】本発明の実施例3において、画像表示演算の
結果得られるホログラム再生領域の例を示した図であ
る。
【図31】本発明の実施例3において、画像表示演算の
結果得られるホログラム及びホログラム再生領域の例を
示した図である。
【図32】本発明の実施例4において、探傷結果として
得られるAスコープの例を示した図である。
【図33】本発明の実施例4において、探傷結果として
得られるBスコープの例を示した図である。
【図34】本発明の実施例4において、画像表示演算の
結果得られるホログラム再生領域の例を示した図であ
る。
【図35】本発明の実施例4において、画像表示演算の
結果得られるホログラム及びホログラム再生領域の例を
示した図である。
【図36】本発明の実施例5において、探傷結果として
得られるAスコープの例を示した図である。
【図37】本発明の実施例5において、探傷結果として
得られるBスコープの例を示した図である。
【図38】本発明の実施例5において、画像表示演算の
結果得られるホログラム再生領域の例を示した図であ
る。
【図39】本発明の実施例5において、画像表示演算の
結果得られるホログラム及びホログラム再生領域の例を
示した図である。
【符号の説明】
101…超音波探触子、102…被検査体、103…反
射源、104…反射経路、105…反射経路、106…
送信パルス、107…表面からのエコー(Aスコー
プ)、108…反射源からのエコー(Aスコープ)、1
09…底面からのエコー(Aスコープ)、110…表面
からのエコー(Bスコープ)、111…底面からのエコ
ー(Bスコープ)、112…反射源からのエコー(Bス
コープ)、113…探傷開始位置、114…探傷終了位
置、115…回転角、116…回転前データ、117…
回転後データ、118…処理終了位置、119…片道伝
播距離、120…再生領域、121…ホログラム、12
2…処理開始位置、123…再生像、124…被検査体
領域、201…画像表示装置、202…画像表示データ
演算装置、203…記憶媒体、204…制御装置、20
5…ゲート処理演算部、206…データ記憶部、207
…メモリ、208…入力装置、209…探触子移動機
構、210…超音波探傷器、211…A/D変換器、2
12…受信器、213…画像表示演算システム、301
…ゲート信号、302…反射源からのエコー(Bスコー
プ)、303…回転前データ、304…回転後データ、
305…ホログラム、306…ホログラム再生領域、3
07…再生像、401…画像表示データ演算装置、40
2…データ記憶部、403…メモリ、404…画像表示
演算システム、901…反射経路(横波)、902…反
射経路(縦波)、903…反射源、904…反射源から
のエコー(縦波,Aスコープ)、905…反射源からの
エコー(横波,Aスコープ)、906…反射源からのエ
コー(縦波,Bスコープ)、907…反射源からのエコ
ー(横波,Bスコープ)、908…回転前(縦波)、9
09…回転後(縦波)、910…回転前(横波)、91
1…回転後(横波)、912…ホログラム、913…片
道伝播距離(縦波)、914…再生領域(縦波)、91
5…片道伝播距離(横波)、916…再生領域(横
波)、917…再生像、1001…伝播経路(反射源
A)、1002…伝播経路(反射源B)、1003…反
射源A、1004…反射源B、1005…反射源Aから
のエコー(Aスコープ)、1006…反射源Bからのエ
コー(Aスコープ)、1007…反射源Aからのエコー(B
スコープ)、1008…反射源Bからのエコー(Bスコ
ープ)、1009…回転前(反射源A)、1010…回
転後(反射源A)、1011…回転前(反射源B)、1
012…回転後(反射源B)、1013…ホログラム、
1014…片道伝播距離(反射源A)、1015…再生
領域(反射源A)、1016…片道伝播距離(反射源
B)、1017…再生領域(反射源A)、1018…再生
像(反射源A)、1019…再生像(反射源B)、22
01…指示ポインタ、2301…送信時間、2302…
受信時間、2303…探触子から被検体表面までの往復
伝播時間、2304…しきい値、2401…送受信位
置、2402…片道伝播時間、2403…片道伝播距
離、2501…回転角(屈折角)、2601…ホログラム
面上の座標、2602…ホログラム再生面上の座標、2
701…スレッシュホールドレベル、3301…片道伝
播時間(第1エコー)、3302…片道伝播時間(第2エ
コー)、3303…片道伝播距離(第1エコー)、330
4…片道伝播距離(第2エコー)、3701…片道伝播
時間(第1エコー)、3702…片道伝播時間(第2エ
コー)、3703…片道伝播距離(第1エコー)、37
04…片道伝播距離(第2エコー)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A61B 8/14 A61B 8/14 G01S 15/89 G01S 15/89 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査体に、超音波探触子を直接接触させ
    て、或いは部分的または全体的に探触子を水等の媒質に
    浸して、被検査体に超音波を送信し、送信位置に戻って
    きたエコーを受信する超音波探傷方法において、ユーザ
    により決定される探傷範囲に探触子がある限りにおい
    て、探触子位置を移動させながら、送受信を繰り返し、
    探触子位置,超音波の送受信時間、及び信号強度を記録
    し、記録された探触子位置,送受信時間,超音波探触子
    と被検査体の距離,超音波探触子と被検査体の間にある
    媒質中の音速、及び被検査体中の音速から、しきい値を
    越えたエコーに対して、Bスコープ図形を作成し、さら
    に時間に対するゲート処理により、ある時間領域に対応
    するBスコープ図形を、超音波送受信位置を中心として
    超音波の屈折角と等しい角度だけ回転せしめホログラム
    再生領域とし、該送受信位置,該送受信時間、及び解像
    度に対応した波数からホログラムを該探傷範囲に作成
    し、該ホログラムを該再生領域にて再生し、3次元的な
    映像として画像表示する過程を備えたことを特徴とする
    超音波探傷結果の映像表示方法。
  2. 【請求項2】被検査体に超音波探触子を直接接触させ
    て、或いは部分的または全体的に探触子を水等の媒質に
    浸して、被検査体に超音波を送信し、送信位置に戻って
    きたエコーを受信する超音波探傷方法において、ユーザ
    により決定される探傷範囲に探触子がある限りにおい
    て、探触子位置を移動させながら、送受信を繰り返し、
    探触子位置,超音波の送受信時間、及び信号強度を記録
    し、ゲート回路で規定される時間領域の範囲内に記録さ
    れたエコーに対して、探触子位置,送受信時間,超音波
    探触子と被検査体の距離,超音波探触子と被検査体の間
    にある媒質中の音速,及び被検査体中の音速から、しき
    い値を越えたエコーに対して、Bスコープ図形を作成
    し、さらに該Bスコープ図形を、超音波送受信位置を中
    心として超音波の屈折角と等しい角度だけ回転せしめ再
    生領域とし、該送受信位置,該送受信時間、及び解像度
    に対応した波数からホログラムを該探傷範囲に作成し、
    該ホログラムを該再生領域にて再生し、3次元的な映像
    として画像表示する過程を備えたことを特徴とする超音
    波探傷結果の映像表示方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、縦波を用いて
    被検査体を探傷する際に、縦波と同時に送信される横波
    によるエコーも受信されてしまう場合、送受信時間と被
    検査体中縦波音速を用いてBスコープ図形及び再生領域
    を作成し、ホログラムを被検査体中縦波音速を用いて該
    再生領域にて再生し、3次元的な映像として画像表示す
    る過程を備えたことを特徴とする超音波探傷結果の映像
    表示方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、被検査体を探
    傷する際に、複数の反射源のために反射源の個数に対応
    した複数個のエコーが受信されてしまう場合、送受信時
    間と被検査体中縦波音速を用いて複数個のエコーに対応
    したBスコープ図形及び複数個の再生領域を作成し、複
    数個のエコーをもとに単一のホログラムを作成し、被検
    査体中音速を用いて複数個の該再生領域にて再生し、3
    次元的な映像として画像表示する過程を備えたことを特
    徴とする超音波探傷結果の映像表示方法。
  5. 【請求項5】被検査体に超音波探触子を直接接触させて
    超音波を送信する装置、或いは部分的または全体的に探
    触子を水等の媒質に浸して超音波を送信する装置と、送
    信位置に戻ってきたエコーを受信する装置とを、備えた
    超音波探傷装置において、請求項1に記載の超音波探傷
    方法を実現するために、ユーザが決定した探傷範囲を入
    力する装置と、探触子位置を移動させる装置と、探触子
    の移動を制御する装置と、送受信の繰り返しに対して、
    探触子位置と超音波の送受信時間を記録する装置と、記
    録された探触子位置,送受信時間,超音波探触子と被検
    査体の距離,超音波探触子と被検査体の間にある媒質中
    の音速、及び被検査体中の音速から、しきい値を越えた
    エコーに対して、Bスコープ図形を作成し、超音波の送
    受信時間に対するゲート処理をし、ゲート処理によって
    定められる時間領域内のエコーに対応するBスコープ図
    形を、超音波送受信位置を中心として超音波の屈折角と
    等しい角度だけ回転せしめホログラム再生領域とし、該
    送受信位置,該送受信時間、及び解像度に対応した波数
    からホログラムを探傷範囲に作成し、該ホログラムを該
    再生領域にて再生する装置と、再生された3次元的な映
    像を画像表示する装置とを、備えたことを特徴とする超
    音波探傷結果の映像表示装置。
  6. 【請求項6】被検査体に超音波探触子を直接接触させて
    超音波を送信する装置、或いは部分的または全体的に探
    触子を水等の媒質に浸して超音波を送信する装置と、送
    信位置に戻ってきたエコーを受信する装置とを、備えた
    超音波探傷装置において、請求項2に記載の超音波探傷
    方法を実現するために、ユーザが決定した探傷範囲を入
    力する装置と、探触子位置を移動させる装置と、探触子
    の移動を制御する装置と、送受信の繰り返しに対して、
    探触子位置と超音波の送受信時間を記録する装置と、超
    音波の送受信時間に対するゲート処理をする装置と、記
    録された探触子位置,送受信時間,超音波探触子と被検
    査体の距離,超音波探触子と被検査体の間にある媒質中
    の音速、及び被検査体中の音速から、ゲート処理装置に
    よって定められる時間領域内の、しきい値を越えたエコ
    ーに対して、Bスコープ図形を作成し、該Bスコープ図
    形を、超音波送受信位置を中心として超音波の屈折角と
    等しい角度だけ回転せしめホログラム再生領域とし、該
    送受信位置,該送受信時間、及び解像度に対応した波数
    からホログラムを探傷範囲に作成し、該ホログラムを該
    再生領域にて再生する装置と、再生された3次元的な映
    像を画像表示する装置とを、備えたことを特徴とする超
    音波探傷結果の映像表示装置。
JP10097155A 1998-04-09 1998-04-09 超音波探傷結果の映像表示方法及びその映像表示装置 Pending JPH11295277A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6914656B2 (en) 2002-05-24 2005-07-05 Nec Corporation Semi-transmissive liquid crystal display device
JP2021117075A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 東芝プラントシステム株式会社 埋設物探査装置、および探査対象物の解析方法

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US6914656B2 (en) 2002-05-24 2005-07-05 Nec Corporation Semi-transmissive liquid crystal display device
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