JPH11294591A - エンジンのシール構造 - Google Patents

エンジンのシール構造

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JPH11294591A
JPH11294591A JP11605298A JP11605298A JPH11294591A JP H11294591 A JPH11294591 A JP H11294591A JP 11605298 A JP11605298 A JP 11605298A JP 11605298 A JP11605298 A JP 11605298A JP H11294591 A JPH11294591 A JP H11294591A
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JP
Japan
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grommet
cylinder block
cylinder head
gasket
cylinder
Prior art date
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Application number
JP11605298A
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English (en)
Inventor
Takahiro Mizoguchi
崇博 溝口
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グロメットの外れを防止し,シリンダヘッド
とシリンダブロックとの間を確実にシールすることがで
きるエンジンのシール構造を提供すること。 【解決手段】 シリンダヘッド71とシリンダブロック
72と両者の間に配設したガスケット11とよりなる。
上記ガスケット11は,ガスケット孔20を有する母材
2と,上記ガスケット孔20の周縁をシールするグロメ
ット3とよりなる。上記グロメット3には,上記シリン
ダヘッド71とシリンダブロック72の相対位置の変化
に追従する少なくとも1つの追従突起部31,32を設
けてあり,一方上記シリンダヘッド71とシリンダブロ
ック72との少なくとも一方には,上記追従突起部3
1,32に係合する溝部713,723を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,シリンダヘッド,シリンダブロ
ック,及び両者間に配設したガスケットによって構成し
たエンジンのシール構造に関し,特にガスケットのグロ
メットに突起を設けたエンジンのシール構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来,エンジンのシール構造として,図1
0〜図12に示すごとく,上記シール構造9は,シリン
ダヘッド971と,シリンダブロック972と,両者の
間に配設したガスケット91とよりなる。該ガスケット
91は,上記シリンダヘッド971とシリンダブロック
972との間を連通させるガスケット孔20を有する母
材2と,上記ガスケット孔20の周縁をシールする断面
U字状のグロメット93と,該グロメット93と上記母
材2との間に収納するワイヤリング5とよりなる。
【0003】また,上記グロメット93は,その一端9
31を上記シリンダヘッド971と上記ワイヤリング
5,上記母材2の内周段部21によって挟持されてお
り,その他端932を上記シリンダブロック972と上
記ワイヤリング5,上記母材2の内周段部21によって
挟持されている。
【0004】また,上記ガスケット91はヘッドボルト
73(図5参照)によって,上記シリンダヘッド971
とシリンダブロック972との間に固定されている。そ
して,上記シール構造9は,上記ヘッドボルト73の軸
力(締結力)によって,上記シリンダヘッド971とシ
リンダブロック972との間をシールしている。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記シール構
造9のグロメット93は,図10に示すごとく,上記シ
リンダヘッド971及びシリンダブロック972に対し
て摺動可能に配設されている。そのため,エンジンの運
転時に,上記シリンダヘッド971とシリンダブロック
972とが冷却,加熱されて伸縮し,両者間にせん断力
が働く。
【0006】例えば,上記シリンダヘッド971とシリ
ンダブロック972とが冷却されて収縮すると,図11
(A)に示すごとく,上記シリンダヘッド971は左側
へ,上記シリンダブロック972は右側へ相対的にずれ
ると共に,両者間の間隙が狭くなる場合がある。この場
合,上記グロメット93は上記シリンダヘッド971と
シリンダブロック972に引きずられて,その他端93
2側に引き込まれた状態で変形する。
【0007】そして,上記冷却後,上記シリンダヘッド
971とシリンダブロック972とが加熱されて熱膨張
すると,図11(B)に示すごとく,上記シリンダヘッ
ド971と上記シリンダブロック972は,上記と逆方
向の動きをする。このとき,両者間の間隙は広くなるの
で,上記グロメット93は,その一端931側に引き込
まれることがない。そのため,上記グロメット93は変
形したままの状態となる。
【0008】上記のごとく,上記冷却,加熱のサイクル
が繰り返されることによって,上記グロメット93は一
方向だけに引張り続けられる。それ故,図12に示すご
とく,上記グロメット93の一端931が,上記シリン
ダヘッド971と上記ワイヤリング5との間から引き出
されて外れてしまい,上記シール構造9のシール性が損
なわれてしまうというおそれがある。
【0009】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,グロメットの外れを防止できると共に,
シリンダヘッドとシリンダブロックとの間を確実にシー
ルすることができるエンジンのシール構造を提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,シリンダヘッド
とシリンダブロックと両者の間に配設したガスケットと
よりなるエンジンのシール構造において,上記ガスケッ
トは,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとの間を
連通させるガスケット孔を有する母材と,上記ガスケッ
ト孔の周縁をシールする断面略U字状のグロメットとよ
りなり,かつ上記グロメットには,上記シリンダヘッド
とシリンダブロックの相対位置の変化に追従する少なく
とも1つの追従突起部を設けてなり,一方上記シリンダ
ヘッドとシリンダブロックとの少なくとも一方には,上
記追従突起部に係合する溝部を設けてなることを特徴と
するエンジンのシール構造にある。
【0011】本発明において最も注目すべきことは,上
記グロメットには少なくとも1つの上記追従突起部を設
けてあり,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとの
少なくとも一方には上記溝部を設けてあることである。
【0012】次に,本発明の作用につき説明する。本発
明のエンジンのシール構造においては,上記グロメット
に設けた上記追従突起部が,上記シリンダヘッドの溝部
と上記シリンダブロックとの少なくとも一方の溝部に対
して係合する。そのため,エンジンの運転時に,上記シ
リンダヘッドとシリンダブロックとが冷却,加熱されて
伸縮し,両者間にせん断力が働いても,上記グロメット
は,上記シリンダヘッド及びシリンダブロックに対して
引きずられるなく,両者に追従して双方向に交互に引張
られる。
【0013】それ故,上記シール構造は,上記グロメッ
トの両端のいずれか一方が上記シリンダヘッド又はシリ
ンダブロックから外れることを,防止することができ
る。これにより,上記シール構造は,上記シリンダヘッ
ドとシリンダブロックとの間を確実にシールすることが
できる。
【0014】次に,請求項2の発明のように,上記追従
突起部は,上記グロメットを曲折突出させることによっ
て形成してあることが好ましい。この場合には,上記追
従突起部の構造及び形成が容易である。
【0015】次に,請求項3の発明は,シリンダヘッド
とシリンダブロックと両者の間に配設したガスケットと
よりなるエンジンのシール構造において,上記ガスケッ
トは,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとの間を
連通させるガスケット孔を有する母材と,上記ガスケッ
ト孔の周縁をシールする断面略U字状のグロメットとよ
りなり,また上記グロメットは,上記シリンダヘッドと
シリンダブロックとの少なくとも一方の対向面にストッ
パリングを介設してなり,かつ該ストッパリングは,そ
の片面が上記グロメットに設けた嵌合溝に配置され,一
方他面は上記シリンダヘッド又は上記シリンダブロック
に押圧された状態で配置されていることを特徴とするエ
ンジンのシール構造にある。
【0016】本発明において最も注目すべきことは,上
記グロメットには上記のごとくストッパリングを設けて
あり,該ストッパリングは上記シリンダヘッド又はシリ
ンダブロックに一部押圧された状態で配置されているこ
とである。
【0017】次に,本発明の作用につき説明する。本発
明のエンジンのシール構造においては,嵌合溝に嵌合し
て上記グロメットと一体化した上記ストップリングが,
上記シリンダヘッドとシリンダブロックに対して食い込
み,高面圧の嵌合状態で配置されている。そのため,上
記シリンダヘッドとシリンダブロックとの間にせん断力
が働いても,上記ストップリングが存在するので,上記
グロメットは,上記シリンダヘッド及びシリンダブロッ
クに対して摺動することがない。それ故,上記シール構
造は,上記グロメットの外れを防止できると共に,上記
シリンダヘッドとシリンダブロックとの間を確実にシー
ルすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるエンジンのシール構造につ
いて,図1〜図6を用いて説明する。本例のシール構造
1は,図1〜図6に示すごとく,シリンダヘッド71と
シリンダブロック72と両者の間に配設したガスケット
11とよりなる。上記ガスケット11は,上記シリンダ
ヘッド71とシリンダブロック72との間を連通させる
ガスケット孔20(図6)を有する母材2と,上記ガス
ケット孔20の周縁をシールする断面略U字状のグロメ
ット3と,該グロメット3と上記母材2との間に収納す
るワイヤリング5とよりなる。
【0019】また,上記グロメット3には,上記シリン
ダヘッド71とシリンダブロック72の相対位置の変化
に追従する一対の追従突起部31,32を設けてあり,
一方上記シリンダヘッド71とシリンダブロック72に
は,上記追従突起部31,32に係合する溝部713,
723をそれぞれ設けてある。
【0020】上記シール構造1は,上記シリンダブロッ
ク72と,その上方に組付ける上記シリンダヘッド71
と,両者間に介設する上記ガスケット11とによって構
成されている。また,上記ガスケット11は,4気筒用
のガスケットであり,上記ガスケット11の母材2は,
4つの上記ガスケット孔20(図6)を有している。
【0021】そして,図1に示すごとく,上記4つのガ
スケット孔20の周縁において,上記母材2は上記グロ
メット3の両端を取付けるための内周段部21を有して
いる。また,図1,図2に示すごとく,上記グロメット
3は環状に形成されており,その外周上端部33と外周
下端部34とによって,上記内周段部21を上下から挟
持した状態で,上記ガスケット孔20の周縁に配設され
ている。また,上記ワイヤリング5は上記グロメット3
の内周U字部35と上記母材2の内周段部21との間に
収納されている。なお,上記母材2はグラファイト等の
非金属からなり,上記グロメット3はステンレス等の金
属からなる。
【0022】また,図1,図2に示すごとく,上記追従
突起部31は,上記グロメット3の外周上端部33を曲
折突出させることによって形成してあり,上記追従突起
部32は,上記グロメット3の外周下端部34を曲折突
出させることによって形成してある。
【0023】一方,図3に示すごとく,上記シリンダヘ
ッド71は,組付け時において上記追従突起部31に対
向する位置に上記溝部713を有している。同様に,上
記シリンダブロック72は,組付け時において上記追従
突起部32に対向する位置に上記溝部723を有してい
る。なお,上記溝部713,723は,組付け前に予め
溝加工を施すことによって形成される。また,上記溝部
713,723の断面形状は,上記追従突起部31,3
2の断面形状と略等しい。
【0024】なお,上記追従突起部31,32は,上記
グロメット3の外周上端部33,外周下端部34の全周
に環状に設けてあり,これらに係合する上記溝部71
3,723も,環状に設けてある。
【0025】また,図5に示すごとく,上記ガスケット
孔20は,上記グロメット3を介して,上記シリンダヘ
ッド71とシリンダブロック72,及びピストン75に
よって閉塞された燃焼室70に配設されている。また,
図5,図6に示すごとく,上記ガスケット11の母材2
は,多数のボルト孔17と多数の冷却水孔18とを有し
ている。そして,上記ガスケット11は,各ボルト孔1
7に締結用のヘッドボルト73を挿通し,これを螺着す
ることによって,上記シリンダヘッド71とシリンダブ
ロック72との間に組付け固定されている。
【0026】そして,上記シール構造1は,上記ヘッド
ボルト73(図5)の軸力(締結力)によって,上記シ
リンダヘッド71とグロメット3の外周上端部33との
間に面圧を発生させると共に,上記グロメット3の外周
下端部34とシリンダブロック72との間に面圧を発生
させることにより,上記シリンダヘッド71とシリンダ
ブロック72との間をシールしている。
【0027】次に,本例の作用につき説明する。本例の
エンジンのシール構造1においては,上記グロメット3
の外周上端部33,外周下端部34に設けた追従突起部
31,32が,それぞれ上記シリンダヘッド71の溝部
713と上記シリンダブロック72の溝部723に対し
て係合する。そのため,エンジン(図示略)の運転時
に,上記シリンダヘッド71とシリンダブロック72と
が冷却,加熱されて伸縮し,両者間にせん断力が働いて
も,上記グロメット3は,従来のごとく,上記シリンダ
ヘッド71及びシリンダブロック72に対して引きずら
れることがない。
【0028】例えば,上記シリンダヘッド71とシリン
ダブロック72とが冷却されて収縮すると,図4(A)
に示すごとく,上記シリンダヘッド71は左側へ,上記
シリンダブロック72は右側へ相対的にずれると共に,
両者間の間隙が狭くなる場合がある。この場合には,上
記グロメット3は,上記シリンダヘッド71とシリンダ
ブロック72に追従して,外周下端部34側に引き込ま
れた状態で変形する。
【0029】そして,上記冷却後,上記シリンダヘッド
71とシリンダブロック72とが加熱されて熱膨張する
と,図4(B)に示すごとく,上記シリンダヘッド71
と上記シリンダブロック72は,上記と逆方向の動きを
する。このとき,両者間の間隙は広くなるが,上記追従
突起部31は上記溝部713によって右側へ引き戻され
るので,上記グロメット3は,外周上端部33側に引き
込まれた状態で変形する。
【0030】上記のごとく,上記冷却,加熱のサイクル
が繰り返されても,上記グロメット3は双方向に交互に
引張られる。それ故,上記シール構造1は,上記グロメ
ット3の外周上端部33が上記シリンダヘッド71と上
記ワイヤリング5との間から外れることを防止すること
ができる。これにより,上記シール構造1は,上記シリ
ンダヘッド71とシリンダブロック72との間を確実に
シールすることができる。
【0031】なお,図4(A)に示すごとく,上記追従
突起部32は上記溝部723によって右側へ引き戻され
るので,上記グロメット3の外周下端部34が上記シリ
ンダブロック72と上記ワイヤリング5との間から引き
出されて外れることもない。
【0032】実施形態例2 本例は,図7〜図9に示すごとく,上記グロメット3
は,上記シリンダヘッド71とシリンダブロック72と
の対向面にそれぞれストッパリング6を介設したもので
ある。図7,図8に示すごとく,上記ストッパリング6
の片面65は,上記グロメット3に設けた嵌合溝35に
配置される。一方,図9に示すごとく,上記ストッパリ
ング6の他面67は,上記シリンダヘッド71又は上記
シリンダブロック72に押圧された状態で配置されてい
る。
【0033】なお,図7に示すごとく,上記シリンダヘ
ッド71,シリンダブロック72は,組付け時には上記
溝部713,723を有していない。しかし,上記ヘッ
ドボルト73によって組付けられ,その軸力を加えられ
ると,図9に示すごとく,上記ストップリング6の他面
67によって押圧されて,微小な陥没部716,726
が形成される。その他は,実施形態例1と同様である。
【0034】本例においては,上記ストップリング6
は,図9に示すごとく,上記グロメット3の嵌合溝35
に上記片面65を嵌合した状態で,上記グロメット3と
一体化している。そして,上記ストップリング6が,そ
れぞれ上記シリンダヘッド71の陥没部716と,上記
シリンダブロック72の陥没部726に対して,その他
面67を食い込ませた,高面圧の嵌合状態で配置されて
いる。
【0035】そのため,上記シリンダヘッド71とシリ
ンダブロック72との間にせん断力が働いても,上記ス
トップリング6が存在するので,上記グロメット3は,
上記シリンダヘッド71及びシリンダブロック72に対
して摺動することがない。それ故,上記シール構造は,
上記グロメット3の外れを防止し,上記シリンダヘッド
71とシリンダブロック72との間を確実にシールする
ことができる。その他は実施形態例1と同様の作用効果
を有する。
【0036】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,グロメ
ットの外れを防止できると共に,シリンダヘッドとシリ
ンダブロックとの間を確実にシールすることができるエ
ンジンのシール構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる,エンジンのシール構造
を説明する断面図。
【図2】実施形態例1にかかる,グロメットとワイヤリ
ングの一部断面斜視図。
【図3】実施形態例1にかかる,組付け後のシール構造
の断面図。
【図4】実施形態例1にかかる,グロメットの動きを説
明する断面図。
【図5】実施形態例1にかかる,エンジンのシール構造
の周辺を説明する断面図。
【図6】実施形態例1にかかる,ガスケットの平面図。
【図7】実施形態例2にかかる,エンジンのシール構造
を説明する断面図。
【図8】実施形態例2にかかる,ストップリングとグロ
メットとワイヤリングの一部断面斜視図。
【図9】実施形態例2にかかる,組付け後のシール構造
の断面図。
【図10】従来例にかかる,組付け後のシール構造の断
面図。
【図11】従来例にかかる,グロメットの動きを説明す
る断面図。
【図12】従来例にかかる,シール構造が損傷した状態
を説明する断面図。
【符号の説明】
1...エンジンのシール構造, 11...ガスケット, 2...母材, 20...ガスケット孔, 3...グロメット, 31,32...追従突起部, 5...ワイヤリング, 70...燃焼室, 71...シリンダヘッド, 713...溝部, 72...シリンダブロック, 723...溝部,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドとシリンダブロックと両
    者の間に配設したガスケットとよりなるエンジンのシー
    ル構造において,上記ガスケットは,上記シリンダヘッ
    ドとシリンダブロックとの間を連通させるガスケット孔
    を有する母材と,上記ガスケット孔の周縁をシールする
    断面略U字状のグロメットとよりなり,かつ上記グロメ
    ットには,上記シリンダヘッドとシリンダブロックの相
    対位置の変化に追従する少なくとも1つの追従突起部を
    設けてなり,一方上記シリンダヘッドとシリンダブロッ
    クとの少なくとも一方には,上記追従突起部に係合する
    溝部を設けてなることを特徴とするエンジンのシール構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記追従突起部は,
    上記グロメットを曲折突出させることによって形成して
    あることを特徴とするエンジンのシール構造。
  3. 【請求項3】 シリンダヘッドとシリンダブロックと両
    者の間に配設したガスケットとよりなるエンジンのシー
    ル構造において,上記ガスケットは,上記シリンダヘッ
    ドとシリンダブロックとの間を連通させるガスケット孔
    を有する母材と,上記ガスケット孔の周縁をシールする
    断面略U字状のグロメットとよりなり,また上記グロメ
    ットは,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとの少
    なくとも一方の対向面にストッパリングを介設してな
    り,かつ該ストッパリングは,その片面が上記グロメッ
    トに設けた嵌合溝に配置され,一方他面は上記シリンダ
    ヘッド又は上記シリンダブロックに押圧された状態で配
    置されていることを特徴とするエンジンのシール構造。
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