JPH11292972A - 溶剤の増粘方法 - Google Patents
溶剤の増粘方法Info
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- JPH11292972A JPH11292972A JP8640698A JP8640698A JPH11292972A JP H11292972 A JPH11292972 A JP H11292972A JP 8640698 A JP8640698 A JP 8640698A JP 8640698 A JP8640698 A JP 8640698A JP H11292972 A JPH11292972 A JP H11292972A
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Abstract
と。 【解決手段】 ≡Si−H含有ポリシロキサン(A)、
α−オレフィン(B)及びα,ω−ジエン(C)を、白
金触媒と、有機化合物(i) 、ケイ素原子を含有する化合
物(ii)、有機化合物の混合物(iii) 、ケイ素原子を含有
する化合物の混合物(iv)及び有機化合物とケイ素原子を
含有する化合物との混合物(v) からなる群から選ばれる
溶剤(D)の存在下で反応させる工程、並びにゲルが形
成されるまでこの反応を続ける工程を含む溶剤の増粘方
法。
Description
ンゲル、シリコーンペースト又はシリコーン粉末となっ
たシリコーンエラストマーの形態にある増粘されたシリ
コーンオイルを提供する。
トランドの連結部である。架橋は、連続的な不溶性網状
構造体又はゲルが形成されるほど多数存在する長鎖分岐
として認識することができる。
ドロシリル化反応がますます使用されてきている。白金
触媒型ヒドロシリル化反応は典型的には幾つかの≡Si
−H基を含有する低分子量ポリシロキサンと幾つかの≡
Si−ビニル基を含有する高分子量ポリシロキサンの間
の反応、又は幾つかの≡Si−H基を含有する高分子量
ポリシロキサンと幾つかの≡Si−ビニル基を含有する
低分子量ポリシロキサンの間の反応を伴う。
副生成物が形成されないこと、(ii)架橋部位が厳密に規
定され、従って網状構造体の構造が厳密に規定されるこ
と、及び(iii) 室温でもヒドロシリル化が進行して網状
構造体が形成されること、がある。この機構において、
架橋は、二重結合を交差しての≡SiHの付加、すなわ
ち、
幾つかの明らかになってはいない独特の改良を加えたも
のを用いることによって、新規かつ独特の特性又は応用
範囲を有する新しい分野の製品を製造した。
(R’2 SiO)a (R''HSiO)b SiR3 により
表される第1の≡Si−H含有ポリシロキサン及び任意
に式:HR2SiO(R’2 SiO)c SiR2 H又は
式:HR2 SiO(R’2 SiO)a(R''HSiO)
b SiR2 Hにより表される第2の≡Si−H含有ポリ
シロキサン(前記式中、R、R’及びR''は炭素原子数
1〜6のアルキル基であり、aは0〜250の値であ
り、bは1〜250の値であり、cは0〜250の値で
ある);(B)式:CH2 =CR''' R''''(式中、
R''' は水素原子又は1〜40個の炭素原子を含有する
アルキル基であり、R''''は1〜40個の炭素原子を含
有するアルキル基である)により表されるα−オレフィ
ン;並びに(C)式:CH2 =CH(CH2 )x CH=
CH2 (式中、xは1〜20の値である)により表され
るα,ω−ジエン;を反応させることによって、シリコ
ーンオイル又は他の溶剤をゲル様稠度のものに増粘する
方法に関する。この反応は白金触媒と、低分子量シリコ
ーンオイル又は他の溶剤(D)の存在下で実施される。
イルであることが好ましいが、不揮発性オイルが使用さ
れてもよい。前記反応は、まずα−オレフィンから長鎖
アルキル基を≡Si−H含有ポリシロキサン上にグラフ
ト化させ、次に、ゲルが形成されるまで、グラフト化≡
Si−H含有ポリシロキサン中の≡Si−Hをα,ω−
ジエン中の二重結合を交差して架橋及び付加させること
により実施される。
はシリコーン粉末に粉砕される。
ーンオイルを加え、シリコーンペーストが形成されるま
でこのオイル及びゲルに剪断力をかける。
触媒及び低分子量の線状又は環状シリコーンオイル
(D)の存在下での≡Si−H含有ポリシロキサン
(A)、α−オレフィン(B)、α,ω−ジエン(C)
の間のグラフト化及び架橋反応により調製される。結果
として得られるエラストマーを、次に追加の低分子量シ
リコーンオイルにより剪断力下で膨潤させる。低分子量
シリコーンオイルを65〜98重量%含有するエラスト
マーは安定であり、広範な粘度範囲の均一なシリコーン
ペーストを形成する。
は、透明性、チキソトロピー、剪断減粘性を含む優れた
特性を有し、皮膚上で滑らかに拡がる。このシリコーン
ペーストは、化粧品及び医薬品においてベースオイルと
して応用される。前記シリコーンエラストマーを粉砕し
てシリコーン粉末を形成することができる。従って、こ
の粉末は皮膚に容易にすり付けられるという独特の特性
を有し、皮膚に適用される配合物の直接性(substantiv
ity)を改良するためにこの粉末にシリコーン樹脂を混合
することができる。これらの材料が発汗抑制剤及び脱臭
剤のような固形化粧品に使用されるのが理想的である。
は、本明細書においてA1 型と表す式:R3 SiO
(R’2 SiO)a (R''HSiO)b SiR3 により
表される化合物、及び本明細書においてA2 型と表す
式:HR2 SiO(R’2 SiO) c SiR2 H又は
式:HR2 SiO(R’2 SiO)a (R''HSiO)
b SiR2 Hにより表される化合物に代表される。これ
らの式において、R、R’及びR''は炭素原子数1〜6
のアルキル基であり、aは0〜250の値であり、bは
1〜250の値であり、cは0〜250の値である。こ
れらの化合物のモル比A 2 :A1 は0〜20、好ましく
は0〜5の値である。本発明の最も好ましい態様におい
て、A1 型及びA2 型の化合物が反応に使用されるが、
A1 型の化合物のみを使用して反応を首尾よく実施する
こともできる。
CR''' R''''(式中、R''' は水素原子又は1〜40
個の炭素原子を含有するアルキル基であり、R''''は1
〜40個の炭素原子を含有するアルキル基である)によ
り表される化合物である。本発明において使用するのに
適切なα−オレフィンの代表例には、プロペン、1−ブ
テン、イソブチレン(2−メチルプロペン)、1−ペン
テン(C5)、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−
1−ブテン、1−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテ
ン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペン
テン、1−ヘプテン、2−メチル−1−ヘキセン、1−
オクテン、2−メチル−1−ヘプテン、1−ノネン、1
−デセン(C10)、1−ウンデセン、1−ドデセン、
1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン
(C15)、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1
−ノナデセン、1−エイコセン(C20)、1−ヘプタ
コセン、並びにテキサス州ヒューストン所在のChevron
Chemical Companyにより商品名GULFTENE(商標)24-28
及びGULFTENE(商標)30+ のもとに市販されている種々
の量のC22〜C30+ α−オレフィンを含むα−オレフィ
ン留分がある。
=CH(CH2 )x CH=CH2 (式中、xは1〜20
の値である)により表される化合物である。適切な例に
は、1,4−ペンタジエン;1,5−ヘキサジエン;
1,6−ヘプタジエン;1,7−オクタジエン;1,8
−ノナジエン;1,9−デカジエン;1,11−ドデカ
ジエン;1,13−テトラデカジエン;及び1,19−
エイコサジエンがある。
及び架橋反応は、≡SiH含有ポリシロキサン、α−オ
レフィン及びα,ω−ジエンの間の反応を引き起こす触
媒を必要とする。適切な触媒は第VIII族遷移金属、すな
わち貴金属である。そのような触媒は米国特許第3,9
23,705号明細書に記載されており、この特許明細
書には、白金触媒が示されている。好ましい白金触媒の
1つはカルステット(Karstedt's)触媒であり、この触
媒は米国特許第3,715,334号及び第3,81
4,730号明細書により詳細に記載されている。カル
ステット触媒は、トルエンのような溶剤中に典型的には
1重量%の白金を含有する白金ジビニルテトラメチルジ
シロキサン錯体である。もう1つの好ましい白金触媒
は、クロロ白金酸と末端脂肪族性不飽和を含有する有機
ケイ素化合物との反応生成物である。この後者の触媒は
米国特許第3,419,593号明細書により完全に記
載されている。貴金属触媒は、≡SiH含有ポリシロキ
サン100重量部当たり0.00001〜0.5部、好
ましくは0.00001〜0.02部、最も好ましくは
0.00001〜0.002部の量で使用される。
用語は、(i) 揮発性の低分子量線状及び環状メチルシロ
キサン、(ii)揮発性及び不揮発性の低分子量線状及び環
状のアルキル及びアリールシロキサン、並びに(iii) 低
分子量の線状及び環状官能シロキサンのようなケイ素原
子を含有する化合物を包含する。しかしながら、揮発性
の低分子量線状及び環状メチルシロキサン(VMS)が
最も好ましい。
(4-a)/2 (式中、aは2〜3の平均値を有する)により
表される平均単位に対応する。これらの化合物は、≡S
i−O−Si≡結合により結合しているシロキサン単位
を含む。代表的な単位は単官能性「M」単位(CH3 )
3 SiO1/2 及び2官能性「D」単位(CH3 )2 Si
O2/2 である。
在すると、揮発性の枝分かれした線状又は環状メチルシ
ロキサンが生成する。4官能性「Q」単位SiO4/2 が
存在すると、揮発性の枝分かれした線状又は環状メチル
シロキサンが生成する。
iO{(CH3 )2 SiO}y Si(CH3 )3 により
表される。ここでyの値は0〜5である。環状VMS化
合物は、式:{(CH3 )2 SiO}z により表され
る。ここでzの値は3〜9である。これらのVMSは、
沸点が250℃未満であり、粘度が0.65〜5.0セ
ンチストークス(mm2 /s)であるものであることが
好ましい。
粘度が0.65mm2 /sの式:Me3 SiOSiMe
3 により表されるヘキサメチルジシロキサン(MM);
沸点が152℃、粘度が1.04mm2 /sの式:Me
3 SiOMe2 SiOSiMe3 により表されるオクタ
メチルトリシロキサン(MDM);沸点が194℃、粘
度が1.53mm2 /sの式:Me3 SiO(Me2 S
iO)2 SiMe3 により表されるデカメチルテトラシ
ロキサン(MD2 M);沸点が229℃、粘度が2.0
6mm2 /sの式:Me3 SiO(Me2 SiO)3 S
iMe3 により表されるドデカメチルペンタシロキサン
(MD3 M);沸点が245℃、粘度が2.63mm2
/sの式:Me3 SiO(Me2 SiO)4 SiMe3
により表されるテトラデカメチルヘキサシロキサン(M
D4 M);及び沸点が270℃、粘度が3.24mm2
/sの式:Me3 SiO(Me2 SiO)5 SiMe3
により表されるヘキサデカメチルヘプタシロキサン(M
D5 M)である。
式:{(Me2 )SiO}3 により表されるヘキサメチ
ルシクロトリシロキサン(D3 );沸点が176℃、粘
度が2.3mm2 /sの式:{(Me2 )SiO}4 に
より表されるオクタメチルシクロテトラシロキサン(D
4 );沸点が210℃、粘度が3.87mm2 /sの
式:{(Me2 )SiO}5 により表されるデカメチル
シクロペンタシロキサン(D5 );沸点が245℃、粘
度が6.62mm2 /sの式:{(Me2 )SiO}6
により表されるドデカメチルシクロヘキサシロキサン
(D6 )である。
粘度が1.57mm2 /sの式:C 10H30O3 Si4 に
より表されるヘプタメチル−3−{(トリメチルシリ
ル)オキシ}トリシロキサン(M3 T);沸点が222
℃、粘度が2.86mm2 /sの式:C12H36O4 Si
5 により表されるヘキサメチル−3,3,ビス{(トリ
メチルシリル)オキシ}トリシロキサン(M4 Q);及
び式:C8 H24O4 Si 4 により表されるペンタメチル
{(トリメチルシリル)オキシ}シクロトリシロキサン
(MD3 )である。
(R2 SiO)y SiR3 及び(R 2 SiO)z により
表される揮発性及び不揮発性の低分子量線状及び環状の
アルキル及びアリールシロキサンを使用することも含
む。ここでRは炭素原子数2〜20のアルキル基又はフ
ェニルのようなアリール基である。yの値は0〜80、
好ましくは5〜20である。zの値は3〜9、好ましく
は4〜6である。これらのポリシロキサンは概して1〜
100センチストークス(mm2 /s)の粘度を有す
る。yが100〜1,000センチストークス(mm2
/s)の範囲内の粘度をポリマーに付与するのに十分な
値であるポリシロキサンを使用することもできる。典型
的には、yは80〜375の値である。そのようなポリ
シロキサンの具体例には、ポリジメチルシロキサン、ポ
リジエチルシロキサン、ポリメチルエチルシロキサン、
ポリメチルフェニルシロキサン、及びポリジフェニルシ
ロキサンがある。
ともでき、低分子量官能ポリシロキサンは、式:R3 S
iO(RQSiO)y SiR3 (式中、Qは官能基であ
る)により表されるものに代表される。そのようなポリ
シロキサンの例には、アクリルアミド官能シロキサン流
体、アクリレート官能シロキサン流体、アミド官能シロ
キサン流体、アミノ官能シロキサン流体、カルビノール
官能シロキサン流体、カルボキシ官能シロキサン流体、
クロロアルキル官能シロキサン流体、エポキシ官能シロ
キサン流体、グリコール官能シロキサン流体、ケタール
官能シロキサン流体、メルカプト官能シロキサン流体、
メチルエステル官能シロキサン流体、ペルフルオロ官能
シロキサン流体及びシラノール官能シロキサンがある。
用いてシリコーンエラストマーを膨潤させることに限定
されない。シリコーンエラストマーを膨潤させるために
他の種類の溶剤を使用することもできる。すなわち、た
だ1種の溶剤が使用されても、溶剤の混合物が使用され
てもよい。
め、懸濁させるため、又は他の材料の物理的特性を変化
させるために工業規模で使用される(i) 有機化合物、(i
i)前述の通りのケイ素原子を含有する化合物、(iii) 有
機化合物の混合物、(iv)ケイ素原子を含有する化合物の
混合物、又は(v) 有機化合物とケイ素原子を含有する化
合物との混合物を意味する。
素、脂肪族炭化水素、アルコール、アルデヒド、ケト
ン、アミン、エステル、エーテル、グリコール、グリコ
ールエーテル、ハロゲン化アルキル又はハロゲン化芳香
族化合物である。幾つかの一般的な有機溶剤のうちの代
表的なものは、メタノール、エタノール、1-プロパノー
ル、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、2−オ
クタノール、エチレングリコール、プロピレングロコー
ル及びグリセロールのようなアルコール;ペンタン、シ
クロヘキサン、ヘプタン、VM&P溶剤及びミネラルスピリ
ットのような脂肪族炭化水素;クロロホルム、四塩化炭
素、ペルクロロエチレン、塩化エチル及びクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化アルキル;ベンゼン、トルエン、
エチルベンゼン及びキシレンのような芳香族炭化水素;
エチルアセテート、イソプロピルアセテート、エチルア
セトアセテート、アミルアセテート、イソブチルイソブ
チレート及びベンジルアセテートのようなエステル;エ
チルエーテル、n−ブチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン及び1,4−ジオキサンのようなエーテル;エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル及びプロピレングリコールモノフェニ
ルエーテルのようなグリコールエーテル;アセトン、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、ジアセトンアル
コール、メチルアミルケトン及びジイソブチルケトンの
ようなケトン;鉱油、ガソリン、ナフサ、ケロセン、軽
油、重油及び原油のような石油炭化水素;スピンドル油
及びタービン油のような潤滑油;並びにトウモロコシ
油、大豆油、オリーブ油、ナタネ油、綿実油、イワシ
油、ニシン油及び鯨油のような脂肪油である。
ホルムアミド、プロピレンオキシド、トリオクチルホス
フェート、ブチロラクトン、フルフラール、パイン油、
ターペンタイン及びm−クレゾールのような他の種々の
有機溶剤を使用することもできる。
インターグリーン油;ペパーミント油;スペアミント
油;メントール;バニラ油;シナモン油;丁子油;ベイ
油(bay oil );アニス油;ユーカリ油;タイム油(th
yme oil );セダーリーフ油(cedar leaf oil);ナツ
メグ油;セージ、カッシア、カカオ、甘草の油;高フル
クトースコーンシロップ;レモン、オレンジ、ライム及
びグレープフルーツのような柑橘属植物の油;リンゴ、
ナシ、モモ、ブドウ、イチゴ、キイチゴ、サクランボ、
プラム、パイナップル及びアプリコットのような果物の
エッセンス;並びにシンナミルアセテート、シンナマル
アルデヒド、オイゲノールホルメート、p−メチルアニ
ソール、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、アニス
アルデヒド、シトラール、ネラール、デカナール、バニ
リン、トリルアルデヒド、2,6−ジメチルオクタナー
ル及び2−エチルブチルアルデヒドのようなアルデヒド
及びエステルを包含する他の有用な香味料を包含する。
な揮発性芳香剤が含まれる。幾つかの代表的な天然物及
び芳香油としては、アンバーグリース、ベンゾイン、霊
猫香、クローブ油、リーフ油(leaf oil)、ジャスミン
油、マテ(mate)油、ミモザ(mimosa)油、ジャコウ、
ミルラ樹脂(myrrh )、イリス油、ビャクダン油及びベ
チバー油;アミルサリチレート、アミルシンナミンアル
デヒド、ベンジルアセテート、シトロネロール、クマリ
ン、ゲラニオール、イソボルニルアセテート、アンブレ
ット及びテルピニルアセテートのような芳香性化学物
質;並びに花束系、東洋系、ビャクダン系、木質系、柑
橘系、カヌー系、皮革系、スパイス系及び草本系のよう
な種々の古典的な系統の芳香油がある。
サン、α−オレフィン、α,ω−ジエン、低分子量シリ
コーンオイル又は他の溶剤並びに触媒を組み合わせるこ
と、次にこれらの成分をゲルが形成されるまで室温で混
合することにより実施される。所望であれば、当該方法
を加速するためにより高い温度を使用することができ
る。
又は溶剤をゲルに加え、得られた混合物を剪断力にかけ
てペーストを形成する。これらの工程を実施するため
に、回分混合機、遊星形混合機、一軸又は多軸スクリュ
ー押出機、動的又は静的混合機、コロイドミル、ホモジ
ナイザー、ソノレーター又はこれらの組み合わせのよう
な任意の種類の混合及び剪断装置を使用してよい。
ィン及びα,ω−ジエンからのビニル基に対してモル比
が約1:1の≡SiH含有ポリシロキサンを使用して実
施される。≡SiH含有シロキサン又はビニル含有化合
物を過剰に使用して本発明の方法を実施することによっ
ても有用な材料を調製できることが予測されるが、原料
をあまり有効に利用していないと見なされるであろう。
この組成物の残りは、当該組成物の概して65〜98重
量%、好ましくは80〜98重量%の範囲内の量の低分
子量シリコーンオイル又は他の溶剤からなる。
は、2段階法でシリコーンエラストマーにより増粘され
ることが最も好ましい。第1工程において、≡SiH含
有ポリシロキサンを白金触媒の存在下でα−オレフィン
と接触させることにより≡SiH含有ポリシロキサンは
長鎖アルキル基によりグラフト化される。第2工程にお
いて、α−オレフィンからの長鎖アルキル基によりグラ
フト化された≡SiH含有ポリシロキサンは、低分子量
シリコーンオイル及び白金触媒の存在下でのα,ω−ジ
エンとの接触により架橋される。それによって、α,ω
−ジエンのみを使用することにより製造されたエラスト
マーに対し、2種の炭化水素特性を備えたエラストマー
が製造される。この2段階法を以下に示す:
ストマーによる増粘は、≡SiH含有ポリシロキサン、
α−オレフィン、α,ω−ジエン、低分子量シリコーン
オイル及び白金触媒を含む混合物をゲル化することによ
り1段階で実施される。1段階又は2段階で製造される
シリコーンエラストマーは剪断力下で低分子量シリコー
ンオイルにより同様に膨潤することができ、両方の方法
で均一なシリコーンペーストが提供される。これらのシ
リコーンペーストはこすり付けた際に優れた塗布性を示
すものであって、チキソトロープ性及び剪断減粘性であ
るという点で独特の流動学的性質を有し、さらに鉱油の
ような疎水性物質との混和性がより高いという利点も有
する。本発明をより詳細に説明するために次の実施例を
示す。
SiO)8 SiMe3(式中、Meはメチルであり、以
下同様とする)により表されるオルガノポリシロキサン
100g及び平均構造式:CH2 =CH(CH2 )24C
H3 により表されるα−オレフィン17.55gをフラ
スコ内で混合した。この溶液に、2センチストークス
(mm2 /s)のポリジメチルシロキサン流体中に2重
量%の白金を含有するカルステット触媒20μlを加え
た。この溶液を3時間攪拌した。次に、反応容器内で、
得られた生成物(14g)及びα,ω−ジエン、すなわ
ち1,5−ヘキサジエン(0.542g)を66gのデ
カメチルシクロペンタシロキサン(D5 )と混合した。
溶液を攪拌しながら、再び20μlのカルステット触媒
を加えた。1時間以内にゲル化が起こった。ゲルを反応
容器内に一晩放置し、次に60重量部のゲルを剪断力下
で46重量部のデカメチルシクロペンタシロキサンによ
り膨潤させた。0.025秒-1(s-1)の剪断速度で
1.08×106センチポアズ(mPa・s)の粘度を
示す均一なペーストを得た。次に、このペーストを鉱油
と混合し、いかなる重量比でもこのペーストは鉱油と混
和性であることを確認した。この実施例は本発明の2段
階法を示すものである。
SiO)39SiMe3により表されるオルガノポリシロ
キサン25g及び平均構造式:CH2 =CH(CH2 )
15CH3 により表されるα−オレフィン49gをフラス
コ内で混合した。この溶液にカルステット触媒20μl
を加え、溶液を1時間攪拌した。反応容器内で、この生
成物(3g)及び平均構造式:Me3 SiO(Me2 S
iO)93(MeHSiO)6 SiMe3 により表される
オルガノポリシロキサン5g及び1,5−ヘキサジエン
(0.285g)を37gのデカメチルシクロペンタシ
ロキサンと混合した。溶液を攪拌しながら、再び20μ
lのカルステット触媒を加えた。数時間以内にゲル化が
起こった。ゲルを80℃のオーブン内に3時間入れ、次
に43重量部のゲルを剪断力下で34重量部のデカメチ
ルシクロペンタシロキサンにより膨潤させた。0.02
5s-1の剪断速度で5.77×105 センチポアズ(m
Pa・s)の粘度を示す均一なペーストを得た。このペ
ーストを鉱油と混合し、いかなる重量比でもこのペース
トは鉱油と混和性であることを確認した。この実施例は
本発明の2段階法を示すものである。
O)60(MeHSiO)8 SiMe3 により表されるオ
ルガノポリシロキサン15g、式:CH2 =CH(CH
2 )15CH3 により表されるα−オレフィン1.24
g、0.73gのα,ω−ジエン、すなわち1,5−ヘ
キサジエン及び68gのデカメチルシクロペンタシロキ
サンを混合した。この溶液にカルステット触媒20μl
を加えた。溶液がゲル化するまで溶液を攪拌した。ゲル
を80℃のオーブン内に4時間入れ、次に50重量部の
ゲルを剪断力下で50重量部のデカメチルシクロペンタ
シロキサンにより膨潤させた。0.025s-1の剪断速
度で1.9×106 センチポアズ(mPa・s)の粘度
を示す均一なペーストを得た。このペーストを鉱油と混
合し、いかなる重量比でもこのペーストは鉱油と混和性
であることを確認した。この実施例は本発明の1段階法
を示すものである。
SiO)6 SiMe3により表されるオルガノポリシロ
キサン12g、0.412gのα,ω−ジエン、すなわ
ち1,5−ヘキサジエン、80.7gのデカメチルシク
ロペンタシロキサン及び20μlのカルステット触媒か
らゲルを調製した。このゲル60gを剪断力下で34g
のデカメチルシクロペンタシロキサンにより膨潤させ
た。ペーストが得られ、そしてそれを鉱油と混合した。
ペーストと鉱油の混和性は不十分であった。このこと
は、曇り度が増加したこと及びその後に相分離が起こっ
たことにより明示された。
ンペーストは鉱油以外の皮膚緩和油、例えばピーナッツ
油、ゴマ油、アボカド油、ヤシ油、ココアバター、アー
モンド油、ベニバナ油、トウモロコシ油、綿実油、ヒマ
シ油、オリーブ油、ホホバ油、パラフィン油、タラ肝
油、パーム油、大豆油、コムギの胚種油、アマニ油及び
ヒマワリ種子油;イソプロピルミリステート、イソプロ
ピルパルミテート、オクチルパルミテート、イソプロピ
ルステアレート、ブチルステアレート、セチルステアレ
ート、ジイソプロピルアジペート、イソデシルオレエー
ト、ジイソプロピルセバケート及びラウリルラクテート
のような脂肪酸エステル;ラウリン酸、ミリスチン酸、
パリミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸
及びベヘン酸のような脂肪酸;ラウリルアルコール、ミ
リスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコ
ール、リシノレイルアルコール、エルシルアルコール及
び2−オクチルドデカノールのような脂肪アルコール;
ラノリン、ラノリン油、ラノリンワックス、ラノリンア
ルコール、ラノリン脂肪酸、イソプロピルラノレート、
エトキシル化ラノリン、及びAmerchol Corporation(ニ
ュージャージー州エジソン所在)の商標及び製品である
ACETULANのようなアセチル化ラノリンアルコールのよう
なラノリン及びその誘導体; 石油及びスクアランのよう
な炭化水素;並びにExxon Chemical Company(テキサス
州ヒューストン所在)製の商標ISOPARのもとに市販され
ている分枝炭化水素の混合物と混和性である。
ーンゲル、シリコーンペースト及びシリコーン粉末組成
物はパーソナルケア分野において特別な価値がある。こ
れらの組成物のVMS成分の独特の揮発特性のために、
種々の医師の処方不要(OTC)のパーソナルケア製品
を形成するためにこれらの組成物は単独で使用すること
も又は他の化粧品用流体と配合して使用することもでき
る。
残し、蒸発時に皮膚を冷やさないために、発汗抑制剤及
び脱臭剤中のキャリヤーとして有用である。本発明の組
成物は平滑潤滑性であり、スキンクリーム、スキンケア
ローション、加湿剤、アクネ除去剤又はしわ取り剤のよ
うな顔面処理剤、パーソナルクレンザー又は顔面クレン
ザー、バスオイル、香水、コロン、サッシェ(sache
t)、日焼け止め剤、プレシェーブローション(pre-sha
ve lotion)及びアフターシェーブローション(after-s
have lotion)、液体石鹸、ひげそり用石鹸及びひげそ
り用石鹸泡の特性を改良する。光沢を高め、乾燥時間を
短縮し、そして状態調節する利点を提供するために、本
発明の組成物をヘアシャンプー、ヘアコンディショナ
ー、ヘアスプレー、ムース、パーマネント、脱毛剤及び
キューティクルコート中に使用することができる。
品、有色化粧品、ファンデーション、ほあ紅、口紅、リ
ップバルム剤(lip balm)、アイライン、マスカラ、油
除去剤、有色化粧品除去剤及びパウダー中の顔料用の均
展剤及び展着剤として作用する。本発明の組成物は、ビ
タミンのような油溶性及び水溶性物質のためのデリバリ
ーシステムとして有用である。スティック(stick )、
ゲル、ローション、エアゾール及びロールオン(roll-o
n )に本発明の組成物を含めた場合には、本発明の組成
物はさらさらした絹のような滑らかさを付与する。
性及び製造のし易さのような他の利点及び有益な特性を
示す。それ故、本発明の組成物の用途は広く、特に発汗
抑制剤、脱臭剤、香水中のキャリヤーとしての用途、及
び毛髪を状態調節する用途がある。
ペースト及び粉末は、パーソナルケア分野以外で、電気
ケーブル用の充填材若しくは絶縁材料、イングラウンド
安定化用の土壌若しくは水バリヤー、又は電子産業にお
いてコイルオンプラグの設計に使用されるエポキシ材料
の代替物としてそれらを使用することを含む用途を有す
る。
ペースト及び粉末は、架橋シリコーンゴム粒子用のキャ
リヤーとしても有用である。この用途において、(i) 本
発明のシリコーンエラストマー、ゲル、ペースト及び粉
末は、シーラント、ペイント、コーティング、グリー
ス、接着剤、消泡剤及び注封材料のようなシリコーン又
は有機相中に粒子を導入し易くし、(ii)本発明のシリコ
ーンエラストマー、ゲル、ペースト及び粉末は、ニート
又は仕上がった状態でそのような相の流動学的性質、物
理的性質又はエネルギー吸収性を改良する。
ー、ゲル、ペースト及び粉末は、医薬品、殺生物剤、除
草剤、農薬及び他の生物学的に活性な物質用のキャリヤ
ーとして作用することができ、また本発明のシリコーン
エラストマー、ゲル、ペースト及び粉末を、水及び水溶
性物質を疎水性系に導入することに使用することもでき
る。幾つかの水溶性物質の例には、サリチル酸、グリセ
ロール、酵素及びグリコール酸がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)式:R3 SiO(R’2 SiO)
a (R''HSiO) b SiR3 により表される第1の≡
Si−H含有ポリシロキサン及び任意に式:HR2 Si
O(R’2 SiO)c SiR2 H又は式:HR2 SiO
(R’2 SiO)a (R''HSiO)b SiR2 Hによ
り表される第2の≡Si−H含有ポリシロキサン(前記
式中、R、R’及びR''は炭素原子数1〜6のアルキル
基であり、aは0〜250の値であり、bは1〜250
の値であり、cは0〜250の値である); (B)式:CH2 =CR''' R''''(式中、R''' は水
素原子又は1〜40個の炭素原子を含有するアルキル基
であり、R''''は1〜40個の炭素原子を含有するアル
キル基である)により表されるα−オレフィン;並びに (C)式:CH2 =CH(CH2 )x CH=CH2 (式
中、xは1〜20の値である)により表されるα,ω−
ジエン;を、白金触媒と、有機化合物(i) 、ケイ素原子
を含有する化合物(ii)、有機化合物の混合物(iii) 、ケ
イ素原子を含有する化合物の混合物(iv)及び有機化合物
とケイ素原子を含有する化合物との混合物(v) からなる
群から選ばれる溶剤(D)の存在下で反応させる工程;
並びにゲルが形成されるまでこの反応を続ける工程;を
含む溶剤の増粘方法。 - 【請求項2】 ゲルに追加の溶剤を加える工程、並びに
ペーストが形成されるまで溶剤及びゲルに剪断力をかけ
る工程をさらに含む請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 機械力を使用して粉末が得られるまでゲ
ルを粉砕する工程をさらに含む請求項1記載の方法。
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1998
- 1998-03-31 JP JP08640698A patent/JP3936061B2/ja not_active Expired - Fee Related
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