JPH11292042A - 缶内充填物残渣除去装置 - Google Patents
缶内充填物残渣除去装置Info
- Publication number
- JPH11292042A JPH11292042A JP12938998A JP12938998A JPH11292042A JP H11292042 A JPH11292042 A JP H11292042A JP 12938998 A JP12938998 A JP 12938998A JP 12938998 A JP12938998 A JP 12938998A JP H11292042 A JPH11292042 A JP H11292042A
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- JP
- Japan
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- residue
- cut
- arm
- die
- cutting blade
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- Cleaning In General (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷インク、ペイント等の使い残した缶内残
渣物が長期放置され、固化した状態で廃棄されている缶
から、該残渣物を効率的に除去し、該除去された残渣物
と缶とを別々に処理する。 【解決手段】 基盤１に設けた中空受容柱２内を慴動昇
降する支持柱３のアーム４の下部に設けられた抜取型５
と切断刃６の下降により、被切断物架設台７に架設され
た被切断缶８を切断貫通して缶内充填物残渣を除去し、
残渣物と缶とを別々に回収・廃棄処理できる手段。
渣物が長期放置され、固化した状態で廃棄されている缶
から、該残渣物を効率的に除去し、該除去された残渣物
と缶とを別々に処理する。 【解決手段】 基盤１に設けた中空受容柱２内を慴動昇
降する支持柱３のアーム４の下部に設けられた抜取型５
と切断刃６の下降により、被切断物架設台７に架設され
た被切断缶８を切断貫通して缶内充填物残渣を除去し、
残渣物と缶とを別々に回収・廃棄処理できる手段。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は被切断物に応じた大きさ
の角錐稜を切断刃とし、または、円錐稜部に数条の切断
刃を設け、該切断刃と支持柱とが被切断物架設台に架設
された充填物残渣缶を油圧装置による強力な押圧により
切断貫通し、缶内の充填物残渣を容易に除去する缶内充
填物残渣除去装置に関する。
の角錐稜を切断刃とし、または、円錐稜部に数条の切断
刃を設け、該切断刃と支持柱とが被切断物架設台に架設
された充填物残渣缶を油圧装置による強力な押圧により
切断貫通し、缶内の充填物残渣を容易に除去する缶内充
填物残渣除去装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、流動性のない充填物、高粘性グ
リース、印刷インク、塗料等の使い残しや、所謂、残渣
の処理において、焼却処分するにも酸欠により、そのま
までは焼却できなかった。そこで人手により、風化し強
く固化した充填物を大変な労力を用いて残渣を缶から除
去していた。
リース、印刷インク、塗料等の使い残しや、所謂、残渣
の処理において、焼却処分するにも酸欠により、そのま
までは焼却できなかった。そこで人手により、風化し強
く固化した充填物を大変な労力を用いて残渣を缶から除
去していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】残渣充填物を缶内から
自動的に容易に除去するには、溶剤を入れ可なりの時間
放置し溶解後廃棄除去しても、該溶解物の処理問題や、
溶剤の無駄やこれら等の廃棄物処理が問題であった。
自動的に容易に除去するには、溶剤を入れ可なりの時間
放置し溶解後廃棄除去しても、該溶解物の処理問題や、
溶剤の無駄やこれら等の廃棄物処理が問題であった。
【０００４】本発明は、残渣充填物がある缶蓋部または
天板もしくは底部を外部から切断刃で強力に切断し、抜
取型の貫通により残渣を缶内から容易に素早く効率的に
除去する缶内充填物残渣除去装置を提供することを目的
としている。
天板もしくは底部を外部から切断刃で強力に切断し、抜
取型の貫通により残渣を缶内から容易に素早く効率的に
除去する缶内充填物残渣除去装置を提供することを目的
としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すため
に、本発明の缶内充填物残渣除去装置は、基盤１に、下
部に油圧シリンダーを設けた中空受容柱２が固定され、
該中空受容柱２内を油圧シリンダーで昇降する支持柱３
が設けられ、該支持柱３の上部には、アーム４が形成さ
れ、該アーム４の下部に角柱状抜取型５を設け、該抜取
型５の下部に角錐稜部に切断刃６、または、円柱上抜取
型５を設け、該抜き取り型５の下部に円錐稜部に数条の
切断刃６を設け、油圧シリンダーにより支持柱３が、中
空受容柱４内を慴動下降し、基盤１に設けられている被
切断物架設台７上に架設された被切断缶８を切断貫通さ
せることを特徴とした手段を施した。
に、本発明の缶内充填物残渣除去装置は、基盤１に、下
部に油圧シリンダーを設けた中空受容柱２が固定され、
該中空受容柱２内を油圧シリンダーで昇降する支持柱３
が設けられ、該支持柱３の上部には、アーム４が形成さ
れ、該アーム４の下部に角柱状抜取型５を設け、該抜取
型５の下部に角錐稜部に切断刃６、または、円柱上抜取
型５を設け、該抜き取り型５の下部に円錐稜部に数条の
切断刃６を設け、油圧シリンダーにより支持柱３が、中
空受容柱４内を慴動下降し、基盤１に設けられている被
切断物架設台７上に架設された被切断缶８を切断貫通さ
せることを特徴とした手段を施した。
【０００６】前記油圧シリンダーに代え、エァーシリン
ダー、ネジもしくはスクリュウによる作動を動力手段と
して用いても、石油缶又はペール缶等には作動可能であ
るがドラム缶ともなれば、油圧シリンダーが最適であ
る。
ダー、ネジもしくはスクリュウによる作動を動力手段と
して用いても、石油缶又はペール缶等には作動可能であ
るがドラム缶ともなれば、油圧シリンダーが最適であ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図１において、被切断物
架設台７に充填物残渣のある被切断缶８を架設し、油圧
シリンダーを作動し、支持柱３を下降させると、切断刃
６が先端から被切断缶８に下降し、該缶の蓋部または天
板を切断し、更に下降を継続させ、抜取型５を貫通させ
ると、缶内充填物残渣が除去される。該抜取型５は貫通
後、支持柱３の上昇と共に、切断刃６と抜取型５も共に
上昇し元の位置に戻る。被切断缶８を該架設台７からは
ずし、次の被切断缶８を該架設台７に架設し、同様の行
程を繰返して実施される。
づき図面を参照して説明する。図１において、被切断物
架設台７に充填物残渣のある被切断缶８を架設し、油圧
シリンダーを作動し、支持柱３を下降させると、切断刃
６が先端から被切断缶８に下降し、該缶の蓋部または天
板を切断し、更に下降を継続させ、抜取型５を貫通させ
ると、缶内充填物残渣が除去される。該抜取型５は貫通
後、支持柱３の上昇と共に、切断刃６と抜取型５も共に
上昇し元の位置に戻る。被切断缶８を該架設台７からは
ずし、次の被切断缶８を該架設台７に架設し、同様の行
程を繰返して実施される。
【０００８】被切断物架設台には被切断物の固定具９、
１０が着脱自在に取り付けられ、被切断物のサイズ、形
状、材質に応じ、適宜選択可能となっている。被切断物
架設台７の下には、除去残渣を受ける容器１１をおいて
いる。なお、一般には、被切断缶は角型の石油缶または
円筒型のペール缶もしくはドラム缶が多く、角方の場合
には、抜取型は角柱状とし、切断刃も角錐状のものを使
用する。また、被切断缶が円筒型の場合には、抜取型は
円柱状とし、切断刃も円錐状のものを使用する。各種類
の抜取型や、切断刃を取揃え、アームでのアタッチメン
トで着脱自在としておけば充分に対応が可能となる。ま
た、被切断缶がドラム缶の場合には、中空受容柱も支持
柱も長く太いサイズのものを準備して対応させれば充分
である。
１０が着脱自在に取り付けられ、被切断物のサイズ、形
状、材質に応じ、適宜選択可能となっている。被切断物
架設台７の下には、除去残渣を受ける容器１１をおいて
いる。なお、一般には、被切断缶は角型の石油缶または
円筒型のペール缶もしくはドラム缶が多く、角方の場合
には、抜取型は角柱状とし、切断刃も角錐状のものを使
用する。また、被切断缶が円筒型の場合には、抜取型は
円柱状とし、切断刃も円錐状のものを使用する。各種類
の抜取型や、切断刃を取揃え、アームでのアタッチメン
トで着脱自在としておけば充分に対応が可能となる。ま
た、被切断缶がドラム缶の場合には、中空受容柱も支持
柱も長く太いサイズのものを準備して対応させれば充分
である。
【０００９】図２は、充填物残渣缶の上方向から角錐状
切断刃６と角柱状抜取型５の下降直前の状態を示してい
る。図３は、切断刃６と抜取型５が下降し、該缶の天板
を切断貫通して、充填物残渣缶内の残渣を除去した状態
を示している。図４は、円筒型ペール缶の上方向から、
円錐状切断刃６と円柱状抜取型５の下降直前の状態を示
している。図５は、切断刃６と抜取型５が下降し、該缶
の天板を切断貫通して、充填物残渣缶内の残渣を除去し
た状態を示している。
切断刃６と角柱状抜取型５の下降直前の状態を示してい
る。図３は、切断刃６と抜取型５が下降し、該缶の天板
を切断貫通して、充填物残渣缶内の残渣を除去した状態
を示している。図４は、円筒型ペール缶の上方向から、
円錐状切断刃６と円柱状抜取型５の下降直前の状態を示
している。図５は、切断刃６と抜取型５が下降し、該缶
の天板を切断貫通して、充填物残渣缶内の残渣を除去し
た状態を示している。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。缶内
に使い残された充填物が硬く固化されていても、本発明
の実施により、容易に該充填物残渣を缶内から除去し得
るので、除去された残渣と切断された缶とが別々に回収
される。よって、この種類の産業廃棄物処理を円滑にな
し得ることとなった効果は、古缶の資源回収および残渣
物処理上の環境保全の面から、産業発達への貢献度は顕
著である。
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。缶内
に使い残された充填物が硬く固化されていても、本発明
の実施により、容易に該充填物残渣を缶内から除去し得
るので、除去された残渣と切断された缶とが別々に回収
される。よって、この種類の産業廃棄物処理を円滑にな
し得ることとなった効果は、古缶の資源回収および残渣
物処理上の環境保全の面から、産業発達への貢献度は顕
著である。
【図１】本発明の構成と実施前の状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】角型の充填物残渣缶の切断前の切断刃と抜取型
の位置を示す斜視図である。
の位置を示す斜視図である。
【図３】角錐状切断刃と角柱状抜取型が充填物残渣缶を
切断貫通した状態を示す斜視図である。
切断貫通した状態を示す斜視図である。
【図４】円筒型の充填物残渣缶の切断前の切断刃と抜取
型の位置を示す斜視図である。
型の位置を示す斜視図である。
【図５】円錐状切断刃と円柱状抜取型が充填物残渣缶を
切断貫通した状態を示す斜視図である。
切断貫通した状態を示す斜視図である。
１ 基盤 ２ 中空受容柱 ３ 支持柱 ４ アーム ５ 抜取型 ６ 切断刃 ７ 被切断物架設台 ８ 被切断缶 ９、１０ 被切断缶固定具 １１ 除去残渣受け容器
Claims (2)
- 【請求項１】 基盤（１）に設けた中空受容柱（２）が
固定され、該中空受容柱（２）内を昇降する支持柱
（３）が設けられ、該支持柱（３）の上部にはアーム
（４）が形成され、該アーム（４）の下部に角柱状抜取
型（５）を設け、該抜取型（５）の下部に角錐稜部に切
断刃（６）を設けた機構とし、支持柱（３）が受容柱
（２）内を慴動下降し、基盤（１）上に設けられている
被切断物架設台（７）上に架設された被切断缶（８）
を、切断刃（６）と抜取型（３）により切断貫通して缶
内充填物残渣を除去する缶内充填物残渣除去装置。 - 【請求項２】 請求項１において、アーム（４）の下部
に円柱状抜取型（５）を設け、該抜取型（５）の下部に
円錐稜部に数条の切断刃（６）を設けた缶内充填物残渣
除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12938998A JP3627129B2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 缶内充填物残渣除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12938998A JP3627129B2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 缶内充填物残渣除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11292042A true JPH11292042A (ja) | 1999-10-26 |
| JP3627129B2 JP3627129B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=15008379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12938998A Expired - Fee Related JP3627129B2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 缶内充填物残渣除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3627129B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008155926A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Yoko Shimazaki | パックリサイクルボックス |
| CN114572435A (zh) * | 2022-03-04 | 2022-06-03 | 孙纪双 | 一种涂料生产残余处理装置 |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP12938998A patent/JP3627129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008155926A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Yoko Shimazaki | パックリサイクルボックス |
| JP4668891B2 (ja) * | 2006-12-21 | 2011-04-13 | 陽子 島崎 | パックリサイクルボックス |
| CN114572435A (zh) * | 2022-03-04 | 2022-06-03 | 孙纪双 | 一种涂料生产残余处理装置 |
| CN114572435B (zh) * | 2022-03-04 | 2024-01-26 | 翁源县中瀚民福涂料有限公司 | 一种涂料生产残余处理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3627129B2 (ja) | 2005-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040616 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040715 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040907 |
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| R155 | Notification before disposition of declining of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155 |
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| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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