JPH11291566A - ラスタライズ方法 - Google Patents

ラスタライズ方法

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JPH11291566A
JPH11291566A JP10111362A JP11136298A JPH11291566A JP H11291566 A JPH11291566 A JP H11291566A JP 10111362 A JP10111362 A JP 10111362A JP 11136298 A JP11136298 A JP 11136298A JP H11291566 A JPH11291566 A JP H11291566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
sub
processor
area
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP10111362A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Kitagaki
康成 北垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10111362A priority Critical patent/JPH11291566A/ja
Publication of JPH11291566A publication Critical patent/JPH11291566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラスターイメージプロセッサーの処理速度を
向上させることを課題とする。 【解決手段】 ページ記述言語で記述された画像データ
の各コマンドを複数に分割されたフレームバッファー領
域1、2、3、4の各領域毎のコマンドに変換するコマ
ンド変換行程と、変換された領域毎のコマンドをサブプ
ロセッサーのキューにそれぞれ記憶させる記憶行程と、
サブプロセッサーにキューの各コマンドをビットイメー
ジデータに展開させる展開行程とからなり、この展開行
程を各サブプロセッサー毎に互いに平行して実行させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、特に、
プリンタのフレームバッファー上にページ記述言語で記
述された画像データをビットマップイメージとして展開
するための技術であって、ラスターイメージの領域を複
数に分割し各領域毎に並列処理するラスターイメージプ
ロセッサーに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等のプリンタドライバからプリ
ンタに向けて出力される画像データは、通常、ページ記
述言語で記述されている。
【0003】一方、プリント出力される用紙の各点はフ
レームバッファーの各ビットと1対1に対応させられて
いるので、プリンタにおいて受信された画像データは、
そのコマンドが解析され、展開されて、上記フレームバ
ッファーの各ビットに書き込まれなければならない。
【0004】ところが、近年、より良い画像を得るた
め、プリンタの画像密度、すなわち、単位面積当たりの
画素数を増加させたいとの要望が多いが、例えば、縦横
とも2倍の密度にしようとすれば画素数は4倍になり、
これにともない各ビットも4倍になる。
【0005】このように、密度を上げようとすればフレ
ームバッファーの総ビット数も幾何級数的に増加するた
め、ページ記述言語で記述された画像データをフレーム
バッファーの各ビットに書き込むのに多大の時間がかか
るようになってきた。
【0006】ページ記述言語で記述された画像データを
フレームバッファーにより速く展開するために、独立の
ハードウエアからなるラスターイメージプロセッサーが
使用されるが、このラスターイメージプロセッサーの処
理は、従来、逐次処理のためクロックを上げても上記要
望には応えきれないでいるのが実状である。
【0007】他方、プリンタの処理速度の向上も絶えず
求められるところであるが、上記したと同様な理由によ
り従来のやり方ではその要求に応えられなくなってきて
いるのが実状である。
【0008】更に、カラー対応のプリンタでは、色の三
原色のほか黒を使用するが、各色について上記した処理
を行わなければならず、加えて、各色の階調までも考慮
しなければならないので、問題はより重大である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ラスターイ
メージプロセッサーの処理速度を向上させ、上記問題を
解決することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の構成を
有する方法発明によって解決される。
【0011】「第1の発明」複数のサブプロセッサーか
らなるラスターイメージプロセッサーにおけるラスタラ
イズ方法であって、ページ記述言語で記述された画像デ
ータの各コマンドを複数に分割されたフレームバッファ
ー領域の各領域毎のコマンドに変換するコマンド変換行
程と、上記変換された領域毎のコマンドを上記サブプロ
セッサーのキューにそれぞれ記憶させる記憶行程と、上
記サブプロセッサーに上記キューの各コマンドをビット
イメージデータに展開させる展開行程と、からなり、上
記展開行程は上記各サブプロセッサー毎に互いに平行し
て実行されることを特徴とするラスタライズ方法。
【0012】「第2の発明」第1の発明のラスタライズ
方法において、上記複数に分割されたラスターイメージ
領域の各領域は、上記展開行程においてかかる時間が可
能な限り等しくなるように決定されることを特徴とする
ラスタライズ方法。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は複数のプロセッサーによ
って処理されるページ記述言語で記述された画像データ
のラスタライズ方法である。
【0014】フレームバッファーは複数の領域に分割さ
れて処理される。ページ記述言語で記述された画像デー
タの各コマンドは、この分割された領域毎のコマンドに
分割変換される。
【0015】変換されたコマンドは各プロセッサーのコ
マンドキューに記憶され、各プロセッサーは記憶された
キューのコマンドを順次ビットマップデータに展開処理
する。
【0016】この展開行程は各サブプロセッサー毎に互
いに平行して実行される。
【0017】更に、フレームバッファーの領域を分割す
るに当たり、各プロセッサーの負荷が可能な限り平均化
するように各領域が決定される。
【0018】
【実施例】図1は、4つのサブプロセッサーが存在する
場合のフレームバッファーの配置を示す図である。各プ
ロセッサーに領域1乃至4が対応している。
【0019】図中符号5は処理された結果描画されたオ
ブジェクトを示す。
【0020】このオブジェクト5は複数の領域にまたが
っている。このような場合、各サブプロセッサーは自分
の分担する領域のみについて処理を行うことができるの
で、このコマンドを各領域毎のコマンドに分割変換して
処理しなければならない。
【0021】図2は4つのサブプロセッサーが存在する
場合の、コマンドと領域の判断のフローを示すフローチ
ャートである。
【0022】ステップS00において、スタートする
と、ステップS01において処理するコマンドがあるか
どうかをチェックする。処理すべきコマンドがなければ
ステップS02に進み終了する。
【0023】ステップS01におけるチェックが「YE
S」であれば、ステップS03に進み、処理すべきコマ
ンドを取り出す。
【0024】ステップS04において、このコマンドの
描画エリアを計算し、ステップS05において、この計
算結果から、このコマンドにより描画される図形が複数
のエリアにまたがる図形かどうかをチェックする。
【0025】このチェックが複数のエリアにまたがる図
形である場合、ステップS06に進み、このコマンドを
エリア毎に独立した複数のコマンドに分割変換する。
【0026】ステップS06の処理が終了するか、上記
ステップS05のチェックが「NO」の場合、ステップ
S07に進む。
【0027】ステップS07、ステップS09、ステッ
プS11及びステップS13において、上記分割した各
コマンドがどのエリアの描画を行うものかチェックしそ
れぞれの該当するエリアの実行キューに登録をする(ス
テップS08、ステップS10、ステップS12及びス
テップS14)。
【0028】これらの処理が終わると再びステップS0
1に還り、以上のステップが全てのコマンドがなくなる
まで繰り返される。
【0029】図3はサブプロセッサー毎のキューを説明
する図である。
【0030】各サブプロセッサーのコマンドキューに登
録されたコマンドは、各サブプロセッサーにおいて独立
に処理される。
【0031】登録されたコマンドは、この例では、古い
順に処理され、処理が終わるとこのキューから消去され
る。
【0032】図4は4つのサブプロセッサーを用いたラ
スターイメージプロセッサーの例である。
【0033】図中、101、102、103、および、
104はそれぞれサブプロセッサー、105はシステム
バスと拡張バスのためのバスブリッジ、106はメイン
メモリ、107はフレームバッファー、108はシステ
ムバス、109は拡張バス、110はローカルのI/O
であり、点線に囲まれた部分がラスターイメージプロセ
ッサーを構成する。
【0034】各サブプロセッサー101、102、10
3、104のキューに登録されたコマンドは上記したよ
うにそれぞれ独立に処理され、バスブリッジ105、拡
張バス109を介してフレームバッファーの該当領域に
転送される。
【0035】さて、今まで、フレームバッファーの領域
を分割するに当たり、どのように分割するかについては
触れないできた。もちろん均等分割も考えられ、これで
も多くの場合は充分に機能するはずである。
【0036】しかしながら、印字画面の全体にわたり均
等に描画が行われることは希である。
【0037】一部分のみに描画が集中すると、その領域
を分担するサブプロセッサーの処理がほとんど進まない
内に他のサブプロセッサーの処理が終了してしまう事態
となる。
【0038】全てのサブプロセッサーが処理を終えては
じめて描画が完成するのであるから、一部のサブプロセ
ッサーのみがいくら速く処理を終えても意味がない。
【0039】このような事態になるのを防止し、各サブ
プロセッサーの負荷が平均化するようにするため、領域
の分割の仕方に更に工夫をする。
【0040】例えば次のようにして各サブプロセッサー
の負荷が平均化するように領域の分割をする。
【0041】ページ記述言語のコマンドは、コマンドの
種類と、このコマンドに引き渡すパラメータにより、お
おまかな処理時間が推測できる。
【0042】はじめサブプロセッサーの数だけ領域を等
分割する。等分割した各領域について、全コマンドの処
理時間を集計する。
【0043】各領域の処理時間の集計とその平均値との
差が数10パーセント以内に収まればそれでよしとす
る。
【0044】収まらなければ、上記領域の境界を集計時
間の多い方に適当に移動させ同様の比較をする。この比
較の結果が数10パーセント以内の誤差に収まるように
試行錯誤により境界の移動を繰り返す。
【0045】このような処理は厳密に負荷が平均化する
まで行う必要はない。なぜなら、領域を定めるための計
算に多くの時間を費やすことは、並列処理による処理の
高速化の効果を無にしてしまう可能性があるからであ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明は、フレームバッファーを複数の
領域に分割し、ページ記述言語で記述された画像データ
のコマンドをこの複数の領域毎のコマンドに変換し、各
領域について対応するプロセッサーによりビットイメー
ジデータへの展開処理を並列処理するようにしたので、
より高速なラスターイメージプロセッサーを実現するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】4つのサブプロセッサーが存在する場合のフレ
ームバッファーの配置を示す図である。
【図2】4つのサブプロセッサーが存在する場合の、コ
マンドと領域の判断のフローを示すフローチャートであ
る。
【図3】サブプロセッサー毎のキューを説明する図であ
る。
【図4】4つのサブプロセッサーを用いたラスターイメ
ージプロセッサーの例である。
【符号の説明】
1 領域1 2 領域2 3 領域3 4 領域4 101、102、103、104 サブプロセッサー 105 システムバスと拡張バスのためのブリッジ 106 メインメモリ 107 フレームバッファー 108 システムバス 109 拡張バス 110 ローカルのI/O

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサブプロセッサーからなるラスタ
    ーイメージプロセッサーにおけるラスタライズ方法であ
    って、 ページ記述言語で記述された画像データの各コマンドを
    複数に分割されたフレームバッファー領域の各領域毎の
    コマンドに変換するコマンド変換行程と、 上記変換された領域毎のコマンドを上記サブプロセッサ
    ーのキューにそれぞれ記憶させる記憶行程と、 上記サブプロセッサーに上記キューの各コマンドをビッ
    トイメージデータに展開させる展開行程と、からなり、 上記展開行程は上記各サブプロセッサー毎に互いに平行
    して実行されることを特徴とするラスタライズ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたラスタライズ方法
    において、 上記複数に分割されたラスターイメージ領域の各領域
    は、上記展開行程においてかかる時間が可能な限り等し
    くなるように決定されることを特徴とするラスタライズ
    方法。
JP10111362A 1998-04-08 1998-04-08 ラスタライズ方法 Pending JPH11291566A (ja)

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JP10111362A JPH11291566A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 ラスタライズ方法

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JPH11291566A true JPH11291566A (ja) 1999-10-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006120821A1 (ja) * 2005-05-13 2006-11-16 Sony Computer Entertainment Inc. 画像処理システム
JP2006327042A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Ricoh Co Ltd ラスター化画像処理方法、画像処理方法、情報作成方法、ラスター化装置および画像形成装置
US10417796B2 (en) 2016-11-22 2019-09-17 Kyocera Document Solutions, Inc. Image forming device executing drawing process and recording medium

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