JPH11291065A - 摩擦接合方法 - Google Patents

摩擦接合方法

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JPH11291065A
JPH11291065A JP9714598A JP9714598A JPH11291065A JP H11291065 A JPH11291065 A JP H11291065A JP 9714598 A JP9714598 A JP 9714598A JP 9714598 A JP9714598 A JP 9714598A JP H11291065 A JPH11291065 A JP H11291065A
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JP
Japan
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tool
joining
friction
joining method
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP9714598A
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English (en)
Inventor
Kinya Aota
欣也 青田
Hisanori Okamura
久宜 岡村
Masao Funyu
征夫 舟生
Masahiko Sakamoto
征彦 坂本
Yasuo Ishimaru
靖男 石丸
Masakuni Esumi
昌邦 江角
Akihiro Sato
章弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/1245Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding characterised by the apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/123Controlling or monitoring the welding process
    • B23K20/1235Controlling or monitoring the welding process with temperature control during joining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被加工物の接合部にツールを回転させながら挿
入して接合面を移動することにより接合する摩擦接合に
おいて、ツールの破断を防止する。 【解決手段】ツール1の内部を中空形状にして、中空部
に冷媒を流すことによりツール1を冷却する構造にす
る。この冷却により、ツール1の温度上昇を抑え、ツー
ル1の破断を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、アルミニ
ウム合金材等の摩擦接合に関するものである。
【0002】
【従来の技術】摩擦接合方法は、接合用の棒状のツール
の先端の小径部を回転させながら接合部に挿入し、ツー
ルを接合方向に沿って移動させて、被加工物を塑性流動
させ、固相接合する方法である。この接合は突合せ部や
重ね部に適用される。これは特公表7−505090号公報、W
elding & Metal Fablication,January 1995 13頁
から16頁に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記摩擦接合では、ツ
ールは被加工物中で回転している。そのため、ツールと
被加工物とのあいだには摩擦熱および摩擦力が発生す
る。この摩擦熱は被溶接物を加熱して、接合するのに必
要な熱であるが、一方では、ツールをも加熱する。その
ため、ツールの温度上昇により強度が低下する。また、
ツールには摩擦力が働く。そのため、ツールのせん断強
度以下に強度が低下すると、ツールが破断して接合がで
きなくなり、接合不良が発生する。特に、ツールの先端
は小径であるため、破断が生じ易い。
【0004】そこで、本発明の目的は、ツールの破断を
防止して、接合不良を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ツールの
温度上昇を防止するため、ツールに冷却機構を設けて、
ツールの破断を防止することにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1及び図2
により説明する。図1において、摩擦接合に用いられる
ツール1は、大径のショルダー2とツール1先端の小径
のピン3より構成される。このショルダー2の内部は中
空であり、中空部に冷媒を流すことによりツール1を冷
却する構造である。冷媒としては、エアー,水などを用
いる。図2は溶接状況の一例を示したものである。
【0007】本発明の摩擦接合法は、被加工物4を突合
わせて、その突合わせ面に沿って、ツール1を回転しな
がら移動させることにより接合する方法である。この
時、ツール1と被加工物4との間には摩擦熱が発生する
ため、ツール1の温度が上昇する。ツール1の材質は被
加工物4より硬い金属を用いるが、金属は温度の上昇に
ともない強度が低下する性質がある。
【0008】そのため、ツール1の温度が上昇し、ツー
ル1に加わる摩擦力に絶える限界以下の強度まで低下す
ると、ツール1が破断する。そのため、接合不良が発生
する。特に、ツール1の先端のピン3はショルダー2に
比べて小径であるため、破断が生じ易い。そこで、ツー
ル1の内部を冷却することにより、ツール1の温度上昇
を抑え、ツール1の破断を防止する。
【0009】図3を用いてツール1の作製方法の一例を
説明する。ツール1の材質は、被加工物より硬い材質の
ものを用いる。この材質は、高温強度の高い合金である
ことが望ましい。ここでは、ニッケル合金の中でも高温
強度が高いインコネル718合金を用いた。次に、ツー
ル1の作製方法であるが、図1に示すような中空形状の
ツール1は機械加工では作製できない。
【0010】そのため、ツール1を2分割した形状の分
割ツール5を作製した後、一体化してツール1を作製す
る。このツール1は摩擦接合中に高温になるため、接合
部には高温強度が要求される。そのため、接合部の高温
強度が、ほぼツール1と同等の値になる拡散接合法を用
いて、分割ツール5を一体化した。
【0011】まず、2つの分割ツール5の間に厚さ50
μmのインサート材6を挿入する。その後、真空中で1
150℃で10分間、加熱して分割ツール5どうしを拡
散接合する。また、インサート材6の材質にはNi−4
Si−3Bを用いた。このようにして、中空形状のツー
ル1を作製して、中空部に冷媒を流すことによりツール
1を冷却する。
【0012】図4を用いて第2の実施例を説明する。本
実施例は、ツール1の温度上昇を抑えるために、ツール
1に冷媒を吹付けながら冷却しながら接合するものであ
る。ツール1の冷却ノズル7より冷媒を接合前方より吹
付ける。この時、冷媒はエアー,水,エアーと水の混合
物のいずれでもよい。ツール1の冷却効果は一般に水,
エアーと水の混合物,エアーの順に大きい。
【0013】この冷媒の選択は、接合条件によって、適
便、選択してもよい。例えば、接合長が短い場合には、
ツール1の温度上昇が低く、エアーによる冷却でもよい
が、接合長が長い場合には、接合中にしだいにツール1
の温度が上昇するため、冷却効果の大きい水が有効であ
る。また、水を用いて冷却した場合、その水を排水する
設備が必要がある。
【0014】このような場合には、エアーと水の混合物
を用いて、水を霧状にして高温のツール1に吹付け、水
分を蒸発させることにより、水の廃水処理は不要にな
る。このようにして、冷媒の吹付けにより、ツール1が
冷却され、ツール1の強度低下を抑え、ツール1の破断
を防止できるものである。
【0015】図5を用いて第3の実施例を説明する。本
実施例も第2の実施例と同様にツール1に冷媒を吹付け
ながら冷却しながら接合するものであが、冷却ノズル7
を2本設けたものである。ツール1は円筒形のため、1
本の冷却ノズル7では片面しか冷却できない。そのた
め、2本の冷却ノズル7により、ツール1の冷却効果を
向上させることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ツールを冷却しながら
接合することにより、ツールの強度低下を防ぎ、ツール
の破断を防止することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるツールの断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例である摩擦接合方法を説明する
斜視図である。
【図3】本発明のルーツの作製方法の一例を示す斜視図
である。
【図4】本発明の一実施例である摩擦接合方法を説明す
る斜視図である。
【図5】図4の摩擦接合方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…ツール、2…ショルダー、3…ピン、4…被加工
物、5…分割ツール、6…インサート材、7…冷却ノズ
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 征彦 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 石丸 靖男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 江角 昌邦 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 佐藤 章弘 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被溶接物より実質的に硬い材質からなる棒
    状のツールを前記被加工物の接合部に回転させながら挿
    入して接合面を移動することにより接合する摩擦接合に
    おいて、前記被加工物前記ツールは中空であり、中空部
    に冷媒を流しながら接合することを特徴とする摩擦接合
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記冷媒は水であるこ
    とを特徴とする摩擦接合方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記冷媒剤はエアーで
    あることを特徴とする摩擦接合方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記ツールを分割して
    作製し、拡散接合により一体化するツール作製方法であ
    ることを特徴とする摩擦接合方法。
  5. 【請求項5】被溶接物より実質的に硬い材質からなる棒
    状のツールを前記被加工物の接合部に回転させながら挿
    入して接合面を移動することにより接合する摩擦接合に
    おいて、前記ツールに冷媒を吹付けながら接合すること
    を特徴とする摩擦接合方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記冷媒を吹付けるノ
    ズルは複数であることを特徴とする摩擦接合方法。
  7. 【請求項7】請求項5において、前記冷媒は水であるこ
    とを特徴とする摩擦接合方法。
  8. 【請求項8】請求項5において、前記冷媒は水であるこ
    とを特徴とする摩擦接合方法。
  9. 【請求項9】請求項5において、前記冷媒はエアーと水
    の混合物であることを特徴とする摩擦接合方法。
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