JPH11290389A - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JPH11290389A
JPH11290389A JP10094342A JP9434298A JPH11290389A JP H11290389 A JPH11290389 A JP H11290389A JP 10094342 A JP10094342 A JP 10094342A JP 9434298 A JP9434298 A JP 9434298A JP H11290389 A JPH11290389 A JP H11290389A
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JP
Japan
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support member
wheelchair
side support
armpit
stopper
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Application number
JP10094342A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nishimura
光夫 西村
Koshu Kirita
光修 桐田
Ryuichi Aida
隆一 相田
Masaaki Sakurai
正明 桜井
Masatoshi Namita
正俊 波多
Daisuke Otohata
大輔 乙幡
Makoto Sunaba
真 砂場
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足に障害を有する身体障害者にとって、車椅
子に乗ったままであってもズボンなどのはきかえを自分
自身で容易に行えるようにする。 【解決手段】 アームポスト(20)よりも高い位置となる
ように左右のハンドルポスト(18)の外側部に脇の下を支
えるための脇支持部材(40)が回転可能に取付けられる。
脇支持部材(40)は、ハンドルポスト(18)に設けられた突
起(38)と係合するストッパー(44)を有している。脇支持
部材(40)を回転して突起(38)にストッパー(44)が係合す
ることにより、脇支持部材(40)は水平状態に維持され
る。障害者はズボンをはく際に、脇の下を脇支持部材に
当てて、身体を上方に浮かして自由な両手によりズボン
をはく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車椅子の改良に
関し、特に足に障害のある身体障害者にとって車椅子に
乗った状態でズボンのはきかえを容易に行えるようにし
た車椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】足に障害のある車椅子生活の身体障害者
にとって自分で身の回りの作業ができることと、できな
いことがある。しかし、足にのみ障害のある身体障害者
は、両手を自由に使用することができるため、本人の身
の回りの事はできるだけ自分自身で処理しようと努めて
いる。その1つとして、ズボンあるいは下着などの腰か
ら下の衣類のはきかえ等は障害者自ら行うことが多い。
しかし、ズボンをはきかえるとき車椅子ではヒップを持
上げる必要があり非常に苦労をしているのが現状であ
る。
【0003】つまり、障害者が車椅子に乗ってズボンを
はく順序としては、先ず、腰を屈めて片足ずつをズボン
に通し、一方の手でヒップの片側を持上げるようにして
支え、他方の手でズボンを引張るようにして片側のヒッ
プに着ける。次に他方の手でヒップの他方の片側を持上
げるようにして支え、前記一方の手でズボンを引張るよ
うにして他方の片側のヒップに着ける。このように車椅
子を利用する障害者にとっては、ズボンのはきかえに大
変苦労を要している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に着目
してなされたものであって、車椅子から降りることな
く、ズボンなどの衣類のはきかえが容易に行えることが
できる車椅子を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、水平なアームレストを有する左右のアームポ
ストと、介助者が操作するための左右のハンドルポスト
とを有する車椅子であって、 前記アームレストから所
定高さとなるよう前記左右のハンドルポストの外側面に
ピンを介して回転可能に取付けられ、上部分にストッパ
ーを有する脇支持部材と; 前記脇支持部材を回転した
際に、前記ストッパーと係合し、前記車椅子の前方方向
に前記アームレストと平行になるよう脇支持部材を水平
に維持するよう回転を阻止するために前記ハンドルポス
トに設けられた突起と;を備えて成り、前記車椅子を利
用する障害者の脇の下を前記脇支持部材により支えるよ
うにした車椅子とした。
【0006】前記脇支持部材としては、脇の下を支持す
るための真っ直ぐな脇支持部と、該脇支持部の外周に設
けられたカバー部材と、該脇支持部の一方側に設けられ
た前記ストッパーと、該ストッパーと前記脇支持部との
間に前記脇支持部材を回転する際に前記ハンドルポスト
と衝突しないように逃げるためのくびれ部とから構成さ
れる。
【0007】前記ストッパーとしては、前記突起と係合
するためのフック形状をしているか、若しくは前記突起
と衝突して前記脇支持部材の回転を阻止するために鈎状
の屈曲部である。該屈曲部に前記突起が嵌合するための
切欠き形成するようにすると脇支持部部材が安定するの
で好ましい。
【0008】更に、本発明は、水平なアームレストを有
する左右のアームポストと、介助者が操作するための左
右のハンドルポストとを有する車椅子であって、 前記
左右のハンドルポストに対して上下にスライド可能にそ
れぞれ取付けられたスライドパイプと; 該スライドパ
イプの前記ハンドルポストに対する動きを止めるための
止めねじと; 前記スライドパイプの外側面にピンを介
して回転可能に取付けられ、上部分にストッパーを有す
る脇支持部材と; 前記脇支持部材を回転した際に、前
記ストッパーと係合し、前記車椅子の前方方向に前記ア
ームレストと平行になるよう脇支持部材を水平に維持す
るよう回転を阻止するために前記スライドパイプに設け
られた突起と;を備えて成り、前記車椅子を利用する障
害者の脇の下を高さ調整可能な前記脇支持部材により支
えるようにした車椅子とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の
車椅子10の斜視図を示し、図2は車椅子10の側面図
を示している。
【0010】図1および図2において、車椅子10は、
椅子フレーム12の後部左右に径大の後輪14,14
と、前部左右にキャスターからなる前輪16,16を有
している。
【0011】椅子フレーム12は、上部分が後方に傾斜
した左右一対のハンドルポスト18,18と、該ハンド
ルポスト18,18の中途から前方に延びる水平部20
aおよび垂直部20bとを有するアームポスト20,2
0と、ハンドルポスト18,18の下端部およびアーム
ポスト20,20の下端部を連結する連結バー22,2
2とから成っている。前記アームポスト20,20の水
平部20a,20aには、肘掛け用のアームレスト20
cが設けられている。
【0012】各後輪14は、空気入りタイヤから成り、
ハンドルポスト18に回転可能に軸24により支持され
ている。この後輪14は、同心上に外側にハンドリム2
6,26を有している。該ハンドリム26,26は、障
害者が車椅子に乗った状態で自ら手で回転することによ
り車椅子10を推進させるためのものである。
【0013】シート28は、左右のアームポスト20,
20間に位置している。背もたれ30は、シート28の
後方部より上方に向けて前記左右一対のハンドルポスト
18,18間に介在されている。シート28は座り心地
の良い材質、例えば布またはビニールにより作製されて
いる。背もたれ30はシート28に障害者が座り背中を
もたれさせるものであり、クッション性の良い材質のも
のが使用される。各アームポスト20の垂直部20bと
各ハンドルポスト18間には布などから作製されたガー
ド部材31が設けられている。
【0014】左右のハンドルポスト18,18の外側部
には、腰から下の衣類であるズボン等を車椅子10に乗
ったままではきかえる際に、脇の下を支持するために使
用する本発明に係る脇支持部材40,40が回転可能に
取付けられている。この脇支持部材40,40の上方の
ハンドルポスト18,18には、該脇支持部材40,4
0の回転を阻止して水平に維持するための突起38,3
8が設けられている。ハンドルポスト18,18は、そ
の上端部に介助者が車椅子10を手で押す操作をするた
めの握り部32,32を有している。
【0015】アームポスト20,20の垂直部20b,
20bには、ハンガーブラケット34,34が取付けら
れている。このハンガーブラケット34,34の先端部
には、障害者の足を載せるためのフットレスト36,3
6が取付けられている。
【0016】図3は、脇支持部材40の斜視図を示して
いる。該脇支持部材40は、パイプ材から成り、脇の下
を支持するための真っ直ぐな脇支持部42と、該脇支持
部42を水平に維持するためハンドルポスト18(図4
参照)に設けられている突起38と係合するフック状の
ストッパー部44とを有している。脇支持部42の外周
には、脇の下を支持する際に、該脇の下が痛くならない
ようにクッション性を有するカバー部材46を有してい
る。前記脇支持部42とストッパー部44との間には、
くびれ部48を有している。このくびれ部48は、脇支
持部材40がハンドルポスト18(図4参照)に対して
回転する際に脇支持部42に設けたカバー部材46がハ
ンドルポスト18に当らないように逃げるために曲げら
れている。該くびれ部48には、脇支持部材40がハン
ドルポスト18に対して回転可能となるようピン49に
よりハンドルポスト18に連結されている。すなわち、
脇支持部材40は、該ピン49を中心として回転するよ
うになっている。
【0017】図4および図5は、本発明の脇支持部材4
0の作用を示している。先ず、図4において、通常、脇
支持部材40を使用していないときは、ハンドルポスト
18に対して平行な状態となっている。特に、ハンドル
ポスト18が図に示すように傾斜している場合は、脇支
持部材40がピン49を中心として垂下する。これを防
止するため、ハンドルポスト18に磁石18a(図5参
照)を設け、該磁石18aに対応する位置の脇支持部材
40にも磁石40aを設けて、これら磁石18aおよび
40aの吸着力により脇支持部材40をハンドルポスト
18に離脱可能に固定するのが好ましい。該脇支持部材
40を使用する場合は、矢印で示すように脇支持部材4
0をピン49を中心として反時計方向に回転する。この
脇支持部材40の回転は、ハンドルポスト18の傾斜が
20゜程度とすれば、この傾斜角度を考慮すると略々2
50゜程度である。また、ハンドルポスト18が垂直な
状態であれば、脇支持部材40の回転は270゜であ
る。
【0018】このように脇支持部材40を回転すると、
図5に示すように脇支持部材40のストッパー部44
と、ハンドルポスト18の突起38とが係合し、脇支持
部材40の回転は阻止される。このストッパー部44と
突起38とが係合した状態において、脇支持部材40
は、アームポスト20(図1および図2参照)の水平部
20aと平行となるよう水平状態に維持される。
【0019】図6は、脇支持部材40のストッパー部の
変形例を示している。すなわち、脇支持部材40は、脇
支持部42に対して傾斜するように曲った鈎状の屈曲部
52を有している。この屈曲部52がハンドルポスト1
8に設けられた突起38と当接することにより、脇支持
部材40の反時計方向の回転が阻止され、脇支持部材4
0は水平状態に保持される。
【0020】更に、図7に示すように屈曲部52を脇支
持部42に対して略々垂直に曲げて、該屈曲部52にハ
ンドルポスト18の突起38と嵌合するための切欠き5
4を形成するようにしてもよい。この切欠き54と突起
38とが嵌合することにより、脇支持部材40の水平状
態の保持が安定して得られる。
【0021】図8は、脇支持部材40を水平にして使用
する場合の車椅子10を示している。このように脇支持
部材40を水平状態にしたとき、アームレスト20cか
ら該脇支持部材40までの高さHは、障害者がシート2
8に腰をかけて脇の下を脇支持部材40に宛てがって腕
を下方に伸ばしたときに手がアームレスト20cの位置
となる程度の高さに設定される。つまり、あまり脇支持
部材40の高さHを高くすると、脇の下を脇支持部材4
0に支持できなくなり、身体を持上げることができな
い。更に、脇支持部材40の高さHをあまり低くし過ぎ
ても、脇支持部材40を脇の下に支持して身体を持上げ
ることができなくなる。
【0022】また、脇支持部材40を水平状態にしたと
き、脇支持部材40が実質的に使用される長さ(実質的
に脇支持部の長さ)D1と、該脇支持部材40の先端部
からアームポスト20の垂直部20bまでの長さD2と
は、略々同じ長さとなるように設定するようにすると、
脇支持部材40を使用し易くなるので好ましい。
【0023】次に、図2および図8に基づいて障害者が
ズボンを着るときの動作について説明する。
【0024】先ず、図2に示すように脇支持部材40を
下げた状態で障害者は車椅子10に乗る。この状態で障
害者は、腰を屈めて両手を使用して足のつま先からズボ
ンの開口部に足を挿入して、ズボンをヒップの位置まで
挙げる。
【0025】この先、ズボンを完全に腰の位置まで装着
するには、本発明の脇支持部材40を有していない車椅
子10においては、一方の手、例えば左手をシート28
に支持して右側のヒップを持上げ、右手で右側のズボン
を引張り上げて右側の腰の位置までズボンを上げる。次
に、他方の手である右手をシート28に支持して左側の
ヒップを持上げ、左手でズボンの左側を引張り上げて左
側の腰の位置までズボンを上げることによって、障害者
はズボンを装着していた。従って、障害者にとって、車
椅子に乗った状態でズボンなどをはきかえるには非常に
苦労を要していた。
【0026】これに対して、図8に示すように本発明の
脇支持部材40を使用すると、先ず、水平な脇支持部材
40に脇の下を宛てがい、該脇支持部材40により脇の
下で身体を支えながら、ヒップを持上げる。脇の下から
の両手は自由に使用できるので、両手で途中まで上がっ
たズボンを掴み、そのまま、両手でズボンを腰の位置ま
で上げることにより、車椅子10に乗ったままで簡単に
ズボンなどをはきかえることができる。
【0027】図9は、障害者の体格に応じて脇支持部材
40の高さを調整できるようにした他の実施例を示して
いる。
【0028】すなわち、ハンドルポスト18に対してそ
の長手方向に摺動可能なパイプ状のスライドパイプ60
を取付ける。このスライドパイプ60に本発明の脇支持
部材40を回転可能に取付けるとともに、該脇支持部材
40を回転し脇支持部材40が水平位置になった際に、
該水平状態を維持するため脇支持部材40の所定の回転
を阻止する突起49を設ける。図4および図5において
説明した実施例と同様に、脇支持部材40が不使用時に
おいてピン49を中心として垂下するのを防止するた
め、脇支持部材40に設けられた磁石40aの位置に対
応するようにスライドパイプ60に磁石60aを設ける
ようにする。
【0029】スライドパイプ60は、ハンドルポスト1
8に対するスライドパイプ60の位置決めを行うための
止めねじ62,62がスライドパイプ60の上下部の2
箇所に設けられている。
【0030】脇支持部材40の高さ調整は、先ず、スラ
イドパイプ60の止めねじ62,62を弛める。すると
スライドパイプ60は、ハンドルポスト18に対してフ
リーな状態となる。そこで、スライドパイプ60をハン
ドルポスト18に沿って上下にスライドし、所定の高さ
において止めねじ62,62を締める。止めねじ62,
62を締めると該止めねじ62,62の先端がハンドル
ポスト18の外周面に当り、スライドパイプ60は所定
の高さ位置において固定され、脇支持部材40の高さ調
整が完了する。その後の脇支持部材40の使用方法につ
いては、図8において述べた脇支持部材40の使用方法
と同様である。
【0031】この図9に示した脇支持部材40の高さ調
整において、ハンドルポスト18の長手方向外周面に一
列状に所定間隔をもって複数の凹みを形成するようにす
れば、止めねじ62,62を締める際に該止めねじ6
2,62の先端部が該凹みに嵌合するため、スライドパ
イプ60は、ハンドルポスト18に対してより強固に固
定される。従って、脇支持部材40に体重による重荷重
がかかってもスライドパイプ60は動いてしまうことが
ないので好ましい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車椅子によ
れば、アームレストよりも高い位置となるように左右の
ハンドルポストの外側部に脇の下を支持するための脇支
持部材を回転可能に取付け、該脇支持部材を車椅子の前
方方向に向けて水平に維持されるようにした。その結
果、足に障害を有する障害者が車椅子に乗った状態にお
いて、腰から下の衣類、例えばズボンをはく際に、該障
害者の脇の下を水平に保持された脇支持部材に当てて、
身体を上方に浮かしても両手を自由に使用することがで
き、この両手でもって簡単にズボンを完全に腰の位置ま
で装着することができる。
【0033】更に、本発明の車椅子においては、ハンド
ルポストに対して上下にスライド可能なスライドパイプ
を設け、該スライドパイプに前記脇支持部材を回転可能
に取付けるようにしているため、簡単な構造でもって障
害者の体格に合わせて脇支持部材の高さを調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車椅子の斜視図である。
【図2】図1に示した車椅子の概略を側面から見た図で
ある。
【図3】脇支持部材の斜視図ある。
【図4】車椅子のハンドルポストと脇支持部材の関係を
示した拡大図である。
【図5】図4に示した脇支持部材をハンドルポストに対
して回転し、脇支持部材を水平状態に維持した拡大図で
ある。
【図6】図5に示した脇支持部材のストッパーの変形例
を示した図である。
【図7】図6に示した脇支持部材のストッパーの更なる
変形例を示した図である。
【図8】脇支持部材の使用状態を示した図2に対応する
側面図である。
【図9】脇支持部材を車椅子のハンドルポストにスライ
ド可能にして高さ調整ができるようにした他の実施例を
示した図である。
【符号の説明】
10 車椅子 18 ハンドルポスト 20 アームポスト 38 突起 40 脇支持部材 42 脇支持部 44 ストッパー 48 くびれ部 49 ピン 52 屈曲部 54 切欠き 60 スライドパイプ 62 止めねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 正明 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 波多 正俊 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 乙幡 大輔 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 砂場 真 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 日 本信号株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平なアームレスト(20c)を有する左右
    のアームポスト(20)と、介助者が操作するための左右の
    ハンドルポスト(18)とを有する車椅子(10)であって、 前記アームレスト(20c)から所定高さとなるよう前記左
    右のハンドルポスト(18)の外側面にピン(49)を介して回
    転可能に取付けられ、上部分にストッパー(44)を有する
    脇支持部材(40)と;前記脇支持部材(40)を回転した際
    に、前記ストッパー(44)と係合し、前記車椅子(10)の前
    方方向に前記アームレスト(20c)と平行になるよう脇支
    持部材(40)を水平に維持するよう回転を阻止するために
    前記ハンドルポスト(18)に設けられた突起(38)と;を備
    えて成り、前記車椅子(10)を利用する障害者の脇の下を
    前記脇支持部材(40)により支えるようにしたことを特徴
    とする車椅子。
  2. 【請求項2】 前記脇支持部材(40)は、脇の下を支持す
    るための真っ直ぐな脇支持部(42)と、該脇支持部(42)の
    外周に設けられたカバー部材(46)と、該脇支持部(42)の
    一方側に設けられた前記ストッパー(44)と、該ストッパ
    ー(44)と前記脇支持部(42)との間に前記脇支持部材(40)
    を回転する際に前記ハンドルポスト(18)と衝突しないよ
    うに逃げるためのくびれ部(48)とを備えていることを特
    徴とする請求項1に記載の車椅子。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー(44)は、前記突起(38)と
    係合するためのフック形状をしていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の車椅子。
  4. 【請求項4】 前記ストッパー(44)は、前記突起(38)と
    衝突して前記脇支持部材(40)の回転を阻止するために鈎
    状の屈曲部(52)であることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の車椅子。
  5. 【請求項5】 前記屈曲部(52)は、前記突起(38)が嵌合
    するための切欠き(54)を有することを特徴とする請求項
    4に記載の車椅子。
  6. 【請求項6】 水平なアームレスト(20c)を有する左右
    のアームポスト(20)と、介助者が操作するための左右の
    ハンドルポスト(18)とを有する車椅子(10)であって、 前記左右のハンドルポスト(18)に対して上下にスライド
    可能にそれぞれ取付けられたスライドパイプ(60)と;前
    記スライドパイプ(60)の前記ハンドルポスト(18)に対す
    る動きを止めるための止めねじ(62)と;前記スライドパ
    イプ(60)の外側面にピン(49)を介して回転可能に取付け
    られ、上部分にストッパー(44)を有する脇支持部材(40)
    と;前記脇支持部材(40)を回転した際に、前記ストッパ
    ー(44)と係合し、前記車椅子(10)の前方方向に前記アー
    ムレスト(20c)と平行になるよう脇支持部材(40)を水平
    に維持するよう回転を阻止するために前記スライドパイ
    プ(60)に設けられた突起(38)と;を備えて成り、前記車
    椅子(10)を利用する障害者の脇の下を高さ調整可能な前
    記脇支持部材(40)により支えるようにしたことを特徴と
    する車椅子。
JP10094342A 1998-04-07 1998-04-07 車椅子 Pending JPH11290389A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179294A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 株式会社Fuji 介助装置
JP2021007816A (ja) * 2017-03-30 2021-01-28 株式会社Fuji 介助装置

Cited By (3)

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WO2018179294A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 株式会社Fuji 介助装置
JPWO2018179294A1 (ja) * 2017-03-30 2019-11-07 株式会社Fuji 介助装置
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