JPH11289564A - 通信制御装置および記憶媒体 - Google Patents

通信制御装置および記憶媒体

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JPH11289564A
JPH11289564A JP8961698A JP8961698A JPH11289564A JP H11289564 A JPH11289564 A JP H11289564A JP 8961698 A JP8961698 A JP 8961698A JP 8961698 A JP8961698 A JP 8961698A JP H11289564 A JPH11289564 A JP H11289564A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構内交換機などの通信制御装置において、通
信端末を増設する場合、ユーザによる内線ポートの設定
操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができ
るようにする。 【解決手段】 公衆電話回線20に対して複数の通信端
末21…を接続するために複数個の内線ポートを有し、
これら複数個の内線ポートをダイヤルイン番号に基づい
て切り換えつつ、公衆電話回線20と通信端末21…と
の間で各種信号を交換する通信制御装置であって、自動
設定モードでは、複数の内線ポートのうち、いずれかの
内線ポートに対してダイヤルイン番号が設定されると、
CPU11は、番号設定した内線ポートより上位の内線
ポート全てについて同一のダイヤルイン番号を自動的に
割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるダイヤル
イン方式に基づいて通信回線と複数の電話装置などとの
間で通信制御を行う通信制御装置、およびその通信制御
装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイヤルイン方式に基づいて
通信回線と複数の電話装置などとの間で通信制御を行う
代表的なものとしては、構内交換機(PBX)が広く知
られている。
【0003】この種の構内交換機では、一または複数の
通信回線に対して複数台の電話装置などを内線電話とし
て接続可能であり、複数台の電話装置などは、複数個の
内線ポートを介して接続される。内線ポートそれぞれに
は、ダイヤルイン契約をした上でユーザ設定によってダ
イヤルイン番号が割り当て可能とされており、構内交換
機が通信回線を通じて相手先からダイヤルイン番号を受
信すると、そのダイヤルイン番号に応じた内線ポートが
選択されるとともに、その内線ポートに接続された電話
装置と通信回線とがダイヤルイン方式によって回線接続
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
内交換機では、新たに電話装置を増設する場合、その増
設ごとに未使用の内線ポートに対してダイヤルイン番号
を割り当てる必要があり、ダイヤルイン番号を実際に割
り当てるユーザにとっては、増設する電話装置などが多
数あると、内線ポート各々に対してダイヤルイン番号を
割り当てなければならず、増設する際のダイヤルイン番
号の設定が面倒で、かつユーザ負担が大きいという問題
があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のあって、通信端末を増設する場合、ユーザによる設定
操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができ
る通信制御装置、およびその通信制御装置を制御するた
めのプログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明の通信制御装置は、通信回
線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内
線ポートを有し、これら複数個の内線ポートを接続コー
ドに基づいて切り換えつつ、上記通信回線と通信端末と
の間で各種信号を交換する通信制御装置であって、上記
複数の内線ポートのうち、いずれかの内線ポートに対し
て接続コードが設定されると、残余の内線ポートのうち
の所定ポートについても同一の接続コードを割り当てる
接続コード自動割り当て手段を有することを特徴として
いる。
【0007】この通信制御装置によれば、複数個の内線
ポートのうち、いずれかの内線ポートに対して接続コー
ドが設定されると、残余の内線ポートのうちの所定ポー
トについても同一の接続コードが自動的に割り当てられ
るので、接続コードを少なくとも1つの内線ポートに対
して設定すれば、通信端末を増設するためにユーザが残
余の内線ポート全てについて接続コードを割り当てる必
要もなく、残余のうちの所定ポートについては接続コー
ドが自動的に割り当てられることから、ユーザによる設
定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することがで
きる。
【0008】通信回線としては、公衆回線であっても専
用回線であってもよく、また有線であっても無線であっ
てもよい。
【0009】通信端末としては、主に音声信号を送受信
する電話装置や、画像信号を送受信するファクシミリ装
置が適用可能であるが、特に電話装置やファクシミリ装
置に限ることはなく、パーソナルコンピュータなどのよ
うな通信機能を有するものであってもよい。
【0010】残余の内線ポートのうちの所定ポートとし
ては、ポート番号などにより優先順位に基づいて定めら
れた内線ポートや、接続コード未設定の内線ポートが該
当する。
【0011】また、請求項2に記載した発明の通信制御
装置は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するた
めに複数個の内線ポートを有し、これら複数個の内線ポ
ートを接続コードに基づいて切り換えつつ、上記通信回
線と通信端末との間で各種信号を交換する通信制御装置
であって、上記複数の内線ポートに設定された接続コー
ドを記憶している接続コード記憶手段と、上記接続コー
ド記憶手段に記憶された接続コードに重複がある場合、
その重複した接続コードを未設定の内線ポートの接続コ
ードとして割り当てる未設定ポート割り当て手段とを有
することを特徴としている。
【0012】この通信制御装置によれば、内線ポートに
対して既に設定されて記憶された接続コードに重複があ
るならば、その重複した接続コードが未設定の内線ポー
トの接続コードとして自動的に割り当てられることとな
るので、通信端末を増設する際に接続コードが未設定の
内線ポートに対して接続コードを割り当てる必要もな
く、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担
を軽減することができる。
【0013】さらに、請求項3に記載した発明の通信制
御装置は、請求項1または請求項2に記載の通信制御装
置であって、上記接続コードは、上記通信回線を通じて
相手先から送信されてくるダイヤルイン番号である。
【0014】この通信制御装置によれば、請求項1また
は請求項2に記載の通信制御装置による効果に加えて、
接続コードが通信回線を通じて相手先から送信されてく
るダイヤルイン番号であるので、そのようなダイヤルイ
ン番号に基づいて交換制御を行う構内交換機によって最
適な動作を実現することができる。
【0015】また、請求項4に記載した発明の記憶媒体
は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するために
複数個の内線ポートを有し、これら複数個の内線ポート
を接続コードに基づいて切り換えつつ、上記通信回線と
通信端末との間で各種信号を交換する通信制御装置を制
御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、
上記複数の内線ポートのうち、いずれかの内線ポートに
対して接続コードが設定されると、残余の内線ポートの
うちの所定ポートについても同一の接続コードを割り当
てるための接続コード自動割り当てプログラムを含むプ
ログラムを記憶したことを特徴としている。
【0016】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
1に記載の通信制御装置の動作を実現することができ
る。
【0017】さらに、請求項5に記載した発明の記憶媒
体は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するため
に複数個の内線ポートを有し、これら複数個の内線ポー
トを接続コードに基づいて切り換えつつ、上記通信回線
と通信端末との間で各種信号を交換する通信制御装置を
制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であっ
て、上記複数の内線ポートに設定された接続コードを記
憶させるための接続コード記憶制御プログラムと、上記
接続コード記憶制御プログラムに基づいて記憶された接
続コードに重複がある場合、その重複した接続コードを
未設定の内線ポートの接続コードとして割り当てるため
の未設定ポート割り当てプログラムとを含むプログラム
を記憶したことを特徴としている。
【0018】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
2に記載の通信制御装置の動作を実現することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態ついて図面を参照して具体的に説明する。
【0020】図1は、本発明にかかる通信制御装置の一
例として、その回路構成を示した回路ブロック図であっ
て、この図に示すように、通信制御装置1は、CPU1
1、ROM12、RAM13、EEPROM14、NC
U15、およびインターフェース16を具備して構成さ
れている。CPU11、ROM12、RAM13、EE
PROM14、NCU15、およびインターフェース1
6は、バス線により相互に接続されている。バス線に
は、アドレスバス、データバス、および制御信号線が含
まれる。NCU15には、通信回線の一例としての公衆
電話回線20が接続されている。インターフェース16
には、電話装置やファクシミリ装置などの数台から数千
台にわたる通信端末21…が接続可能とされている。
【0021】CPU11は、ROM12に記憶されたプ
ログラムに基づいて動作することにより、通信制御装置
1全体を制御する。ROM12は、各種のプログラムや
初期設定値などのデータを記憶している。RAM13
は、通信制御に関する各種データを記憶するとともに、
CPU11に対して作業領域を提供する。EEPROM
14は、各種のフラグや登録データなどを記憶する。N
CU15は、公衆電話回線20に接続されて網制御を行
う。インターフェース16は、CPU11と通信端末2
1…との入出力接点として機能する。
【0022】図2は、インターフェース16における通
信端末21…を接続するための接続部を示した概略外観
図であって、この図に示すように、通信端末21…を接
続するための接続部には、各通信端末21を接続するた
めの数口から数千口にわたる内線ポート160…が設け
られているとともに、これら内線ポート160…のそれ
ぞれに対してダイヤルイン番号(接続コード)を設定す
るためのキースイッチ161が設けられている。ここ
で、各内線ポート160に対して設定されるダイヤルイ
ン番号とは、回線加入契約などの際、一の加入回線に対
して与えられる複数の電話番号であって、このダイヤル
イン番号を取得するためには、ダイヤルインサービスの
提供を受けることが前提とされている。
【0023】要点について説明すると、本実施形態にお
ける通信制御装置1には、内線ポート160a,160
b,…を介して複数台の通信端末21a,21b,…が
接続されており、各内線ポート160には、異なるダイ
ヤルイン番号がユーザ設定によって設定可能とされてい
る。
【0024】ここで、ダイヤルイン番号の設定状態を表
す内線ポート情報の模式図を図3に示す。この図を参照
して説明すると、ユーザ設定には、マニュアル設定モー
ドと自動設定モードがあり、マニュアル設定モードで
は、各内線ポート160ごとにユーザがキースイッチ1
61を操作してダイヤルイン番号を個別に設定すること
ができる。一方、自動設定モードでは、たとえばポート
番号1の内線ポート160aにダイヤルイン番号「11
11」を設定すると、他の未設定とされたポート番号2
以降の全ての内線ポート160b,160c,…につい
ても、CPU11の制御によって同一のダイヤルイン番
号「1111」が自動的に割り当てられる。自動設定モ
ードにおいてさらに進んで、たとえばポート番号3の内
線ポート160cにダイヤルイン番号「2222」を設
定すると、ポート番号4以降の内線ポート160d,1
60e,…に同一のダイヤルイン番号「2222」が自
動的に割り当てられる。つまり、自動設定モードにおい
てダイヤルイン番号をユーザ設定するごとに、設定した
内線ポート160より上位の内線ポートに対して自動的
に同一のダイヤルイン番号が割り当てられることとな
る。
【0025】このようにして、各内線ポート160に対
してユーザ設定または自動的に割り当てられたダイヤル
イン番号は、内線ポート情報としてEEPROM14に
記憶される。そして、マニュアル設定モードにおいて、
たとえばポート番号1,2の内線ポート160a,16
0bに同一のダイヤルイン番号「1111」が設定さ
れ、EEPROM14にダイヤルイン番号が重複して記
憶された場合、CPU11は、ポート番号1,2以外の
番号未設定の内線ポート160に対し、その重複したダ
イヤルイン番号「1111」を割り当てる。
【0026】これにより、相手先からの呼出信号に加え
て、たとえばダイヤルイン番号「1111」を内容とす
る発信信号を公衆電話回線20を介して受信した場合、
CPU11は、ダイヤルイン番号「1111」に該当す
るポート番号の内線ポート160を選択するとともに、
その内線ポート160を介して接続された通信端末21
に対して呼出信号を送出する。一方、ダイヤルイン番号
「2222」を内容とする発信信号を受信した場合、C
PU11は、ダイヤルイン番号「2222」に該当する
内線ポート160を選択するとともに、その内線ポート
160に接続された通信端末21に対して呼出信号を送
出する。つまり、相手先から送信されてくるダイヤルイ
ン番号に応じた所定の通信端末21のみが、CPU11
の制御によって選択的に回線接続される。
【0027】すなわち、EEPROM14は、複数の内
線ポートに設定された接続コードを記憶している接続コ
ード記憶手段を実現している。
【0028】CPU11は、複数の内線ポートのうち、
いずれかの内線ポートに対して接続コードが設定される
と、残余の内線ポートのうちの所定ポートについても同
一の接続コードを割り当てる接続コード自動割り当て手
段を実現している。また、CPU11は、接続コード記
憶手段に記憶された接続コードに重複がある場合、その
重複した接続コードを未設定の内線ポートの接続コード
として割り当てる未設定ポート割り当て手段を実現して
いる。
【0029】ROM13は、通信回線に対して複数の通
信端末を接続するために複数個の内線ポートを有し、こ
れら複数個の内線ポートを接続コードに基づいて切り換
えつつ、上記通信回線と通信端末との間で各種信号を交
換する通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶
した記憶媒体であって、上記複数の内線ポートのうち、
いずれかの内線ポートに対して接続コードが設定される
と、残余の内線ポートのうちの所定ポートについても同
一の接続コードを割り当てるための接続コード自動割り
当てプログラムを含むプログラムを記憶した記憶媒体を
実現している。また、ROM13は、上記複数の内線ポ
ートに設定された接続コードを記憶させるための接続コ
ード記憶制御プログラムと、上記接続コード記憶制御プ
ログラムに基づいて記憶された接続コードに重複がある
場合、その重複した接続コードを未設定の内線ポートの
接続コードとして割り当てるための未設定ポート割り当
てプログラムとを含むプログラムを記憶した記憶媒体を
実現している。
【0030】なお、図1〜図3に示す内線ポート160
a,160b,…、および通信端末21a,21b,…
については、便宜上、符号の一部を省略して図示説明を
した箇所もある。
【0031】次に、上記構成を有する通信制御装置1の
動作の要点について、図4に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0032】図4は、通信制御装置1におけるダイヤル
イン番号の設定手順を示したフローチャートであって、
この図に示すように、CPU1は、まずユーザのキー操
作によって自動設定モードが選択されたか否かを判断し
ている(S1)。
【0033】自動設定モードが選択された場合(S1:
YES)、CPU11は、ユーザのキー操作による設定
入力を待つとともに、ポート番号nに対するダイヤルイ
ン番号が設定入力された時点で、そのダイヤルイン番号
をポート番号nの設定番号としてEEPROM14に記
憶させる(S2)。
【0034】その後、CPU11は、ポート番号n+1
以降に対するダイヤルイン番号としてS2の設定番号を
割り当てるとともに、その設定番号をEEPROM14
に記憶させる(S3)。つまり、自動設定モードにおい
てダイヤルイン番号をユーザ設定するごとに、設定した
ポート番号より上位のポート番号に対して自動的に同一
のダイヤルイン番号が割り当てられる。
【0035】S3の自動割り当て処理の後、CPU11
は、さらに進んでダイヤルイン番号の設定操作がユーザ
によってされたか否かを判断し(S4)、設定操作がな
い場合(S4:YES)、この番号設定処理に関するシ
ーケンスプログラムの実行を終了する。
【0036】S4において、ユーザによって設定操作が
された場合(S4:NO)、CPU11は、S1に戻っ
て処理動作を繰り返す。
【0037】S1において、マニュアル設定モードが選
択された場合(S1:NO)、CPU11は、ユーザの
キー操作による設定入力を待つとともに、ポート番号k
に対するダイヤルイン番号が設定入力された時点で、そ
のダイヤルイン番号をポート番号kの設定番号としてE
EPROM14に記憶させる(S5)。
【0038】その後、CPU11は、S5において設定
番号として記憶させたダイヤルイン番号が、既にEEP
ROM14に記憶されているダイヤルイン番号と重複す
るか否かを判定する(S6)。
【0039】設定されたダイヤルイン番号が既に記憶さ
れた番号と重複する場合(S6:YES)、CPU11
は、ダイヤルイン番号が未設定の内線ポート160に対
して重複した番号を割り当てるとともに、その重複番号
とダイヤルイン番号未設定の内線ポートとの対応関係を
内線ポート情報としてEEPROM14に記憶させ(S
7)、その後S4の判断処理に移る。
【0040】S6において、設定されたダイヤルイン番
号が既に記憶された番号と重複しない場合(S6:N
O)、CPU11は、S7の記憶処理を行うことなくS
4に飛んで所定の判断処理に移行する。
【0041】したがって、以上の構成、動作を有する通
信制御装置1によれば、自動設定モードにおいて、ユー
ザ設定によりポート番号nの内線ポートにダイヤルイン
番号が設定されると、そのポート番号nより上位のポー
ト番号n+1以降の内線ポート全てに対して同一のダイ
ヤルイン番号が自動的に割り当てられるので、ダイヤル
イン番号を少なくとも1つの内線ポートに対して設定す
れば、通信端末を増設する際にユーザが番号未設定の内
線ポートに対してダイヤルイン番号を割り当てる必要も
なく、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負
担を軽減することができる。
【0042】また、マニュアル設定モードでは、内線ポ
ートに対して既に設定されて記憶されたダイヤルイン番
号に重複があるならば、その重複したダイヤルイン番号
が未設定の内線ポートのダイヤルイン番号として自動的
に割り当てられているので、通信端末を増設する際に番
号未設定の内線ポートに対してダイヤルイン番号を割り
当てる必要もなく、ユーザによる設定操作を簡略化し、
かつユーザ負担を軽減することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の通信制御装置によれば、複数個の内線ポートの
うち、いずれかの内線ポートに対して接続コードが設定
されると、残余の内線ポートのうちの所定ポートについ
ても同一の接続コードが自動的に割り当てられるので、
接続コードを少なくとも1つの内線ポートに対して設定
すれば、通信端末を増設するためにユーザが残余の内線
ポート全てについて接続コードを割り当てる必要もな
く、残余のうちの所定ポートについては接続コードが自
動的に割り当てられることから、ユーザによる設定操作
を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0044】また、請求項2に記載した発明の通信制御
装置によれば、内線ポートに対して既に設定されて記憶
された接続コードに重複があるならば、その重複した接
続コードが未設定の内線ポートの接続コードとして自動
的に割り当てられることとなるので、通信端末を増設す
る際に接続コードが未設定の内線ポートに対して接続コ
ードを割り当てる必要もなく、ユーザによる設定操作を
簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0045】さらに、請求項3に記載した発明の通信制
御装置によれば、請求項1または請求項2に記載の通信
制御装置による効果に加えて、接続コードが通信回線を
通じて相手先から送信されてくるダイヤルイン番号であ
るので、そのようなダイヤルイン番号に基づいて交換制
御を行う構内交換機によって最適な動作を実現すること
ができる。
【0046】また、請求項4に記載した発明の記憶媒体
によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項1に記載の通信制御装置の
動作を実現することができる。
【0047】さらに、請求項5に記載した発明の記憶媒
体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを
動作させることにより、請求項2に記載の通信制御装置
の動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる通信制御装置の一例として、そ
の回路構成を示した回路ブロック図である。
【図2】インターフェースにおける通信端末を接続する
ための接続部を示した概略外観図である。
【図3】ダイヤルイン番号の設定状態を表す内線ポート
情報を模式的に示した模式図である。
【図4】通信制御装置におけるダイヤルイン番号の設定
手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信制御装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 EEPROM 15 NCU 16 インターフェース(I/F) 160a,160b,… 内線ポート 161 キースイッチ 20 公衆電話回線 21a,21b,… 通信端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に対して複数の通信端末を接続
    するために複数個の内線ポートを有し、これら複数個の
    内線ポートを接続コードに基づいて切り換えつつ、上記
    通信回線と通信端末との間で各種信号を交換する通信制
    御装置であって、 上記複数の内線ポートのうち、いずれかの内線ポートに
    対して接続コードが設定されると、残余の内線ポートの
    うちの所定ポートについても同一の接続コードを割り当
    てる接続コード自動割り当て手段を有することを特徴と
    する通信制御装置。
  2. 【請求項2】 通信回線に対して複数の通信端末を接続
    するために複数個の内線ポートを有し、これら複数個の
    内線ポートを接続コードに基づいて切り換えつつ、上記
    通信回線と通信端末との間で各種信号を交換する通信制
    御装置であって、 上記複数の内線ポートに設定された接続コードを記憶し
    ている接続コード記憶手段と、 上記接続コード記憶手段に記憶された接続コードに重複
    がある場合、その重複した接続コードを未設定の内線ポ
    ートの接続コードとして割り当てる未設定ポート割り当
    て手段とを有することを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 上記接続コードは、上記通信回線を通じ
    て相手先から送信されてくるダイヤルイン番号である、
    請求項1または請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 通信回線に対して複数の通信端末を接続
    するために複数個の内線ポートを有し、これら複数個の
    内線ポートを接続コードに基づいて切り換えつつ、上記
    通信回線と通信端末との間で各種信号を交換する通信制
    御装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体
    であって、 上記複数の内線ポートのうち、いずれかの内線ポートに
    対して接続コードが設定されると、残余の内線ポートの
    うちの所定ポートについても同一の接続コードを割り当
    てるための接続コード自動割り当てプログラムを含むプ
    ログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  5. 【請求項5】 通信回線に対して複数の通信端末を接続
    するために複数個の内線ポートを有し、これら複数個の
    内線ポートを接続コードに基づいて切り換えつつ、上記
    通信回線と通信端末との間で各種信号を交換する通信制
    御装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体
    であって、 上記複数の内線ポートに設定された接続コードを記憶さ
    せるための接続コード記憶制御プログラムと、 上記接続コード記憶制御プログラムに基づいて記憶され
    た接続コードに重複がある場合、その重複した接続コー
    ドを未設定の内線ポートの接続コードとして割り当てる
    ための未設定ポート割り当てプログラムとを含むプログ
    ラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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