JP3759844B2 - 内線端末番号の自動付与方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、TEN番号(内線端末番号)の自動付与方式、特に、ボタン電話機システムにおいて、内線端末にTEN番号を付与して制御・管理するシステムに好適に適用できる、改良されたTEN番号の付与方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボタン電話機システムにおいて、内線端末は、1TENで1パスを使用することで通話等を制御している。
ここに、2パス以上の複数パスを、1内線端末で使用することができると、たとえば2パスを同時に使用するサービスなど、より多様なサービスが可能になるところ、そのように複数パスを1内線端末で使用することが要求される場合において、これを安価に実現できるのがより望ましい。したがって、2パス以上の複数パスを1内線端末で使用することが要求される場合、安価に実現できる方法が必要とされる。
【0003】
一方、従来のボタン電話機システムでは、1内線端末は、1固定TEN設定用のハード部品が搭載されているのが基本であるため、複数のTENを付与する場合には、1内線端末内に複数TEN番号数のハード部品が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、1内線端末が2TEN以上の複数TEN番号を使用して動作するボタン電話システムは、多様なサービスを実現せしめるものであるが、既存のシステムにおいて、これを実現しようとすると、あらかじめ内線端末に固定TENを示すハードを複数もっている必要がある。
その結果、従来の技術では、複数のTENを付与する場合には1内線端末内に複数のTEN番号数のハード部品が必要となり、ハード部品のコスト増、操作・工事工数増といった欠点が生じる。
【0005】
よって、望ましいのは、内線端末がパスを複数確保してサービスを提供する場合、そうした不利、不便をももたらさずに、これを実現できることである。
【0006】
本発明は、このような点から改良を加え、上述のような欠点を解決し得て、複数パスを1内線端末で使用することが要求される場合にも、これに応え得て安価に実現し得る、改良されたTEN番号付与方式ないしはシステムを提供しようというものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の方式は、
複数の内線端末と該複数の内線端末を制御・管理する主装置とを回線を介して接続して成るボタン電話システムにおいて、前記内線端末はそれぞれ、固定的に付与された互いに異なる1つの内線端末番号を記憶する内線端末番号設定部と、該内線端末番号設定部に記憶された1つの内線端末番号を前記主装置に伝送する制御部とを備え、前記主装置は、前記内線端末から伝送された前記1つの内線端末番号を使用して前記内線端末に対し1パスを割り当てる制御部を備える、内線端末番号の自動付与方式であって、前記ボタン電話システムに複数N個のパスを同時に使用するサービスに対応する内線端末が接続されると、当該内線端末の電源立ち上がり時に、当該内線端末の制御部が前記内線端末番号設定部から読み取った1つの内線端末番号を前記主装置の制御部に伝送し、前記主装置の制御部は、前記1つの内線端末番号に加えて(N−1)個の内線端末番号を前記内線端末に付与することにより前記内線端末に対しN個のパスを割り当てるようにしたことを特徴とする内線端末番号の自動付与方式である。
【0008】
また、前記複数N個は2個であることを特徴とするものである。
【0009】
また、前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、前記内線端末番号設定部に記憶された前記1つの内線端末番号に数値1を加えた内線端末番号であることを特徴とするものである。
【0010】
また、前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、前記主装置内に予め確保された空き内線端末番号領域に用意された空き内線端末番号の1つであることを特徴とするものである。
また、前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、各内線端末の前記1つの内線端末番号に対して前記主装置内に予め確保された2次内線端末番号であることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項5において、前記内線端末の接続台数は、当該ボタン電話システムの最大接続台数の半分以下に設定されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の効果】
本発明においては、2パス以上の複数パスを1内線端末で使用することが要求される場合、すなわち複数N個のパスを同時に使用するサービスに対応する内線端末である場合には、ボタン電話システムの主装置の制御部は、固定的に付与された1つの内線端末番号に加えて(N−1)個の内線端末番号を前記内線端末に付与することによりそれを安価に実現でき、コスト低減、操作・工事性の簡略化を図ることができる。
したがって、本発明によれば、内線端末がボタン電話システムの主装置のパスを複数確保してサービスを提供する場合、内線端末ごとに複数パス分の内線端末番号設定回路を所有する必要がなくなり、内線端末のコストが低減できる。さらに、回路は工事者による設定であるので、その設定工数の削減が図られ、操作性も向上する。
【0013】
本発明の好適例によると、前記複数N個は2個であるとき、前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、前記内線端末番号設定部に記憶された前記1つの内線端末番号に数値1を加えた内線端末番号である態様で、上記作用効果を奏して複数パスを確保することができる。また、これとは異なる手段ながら、前記複数N個は2個であるとき、前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、前記主装置内に予め確保された空き内線端末番号領域に用意された空き内線端末番号の1つである態様、あるいはまた、前記複数N個は2個であるとき、前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、各内線端末の前記1つの内線端末番号に対して前記主装置内に予め確保された2次内線端末番号である態様によって、上記と同様の作用効果を奏し得て、複数パスを確保することができる。この場合において、特に、後者の2次内線端末番号を用いる態様では、その接続されるすべての内線端末が複数N個のパスを同時に使用するサービスに対応可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1〜図7は、本発明の説明に供する図であって、このうち、図1は、本発明の内線端末番号(以下、TEN番号ともいう)の自動付与方式の原理ブロック図である。
図中、1はボタン電話主装置、2は主装置1の制御部、3は通話(データ)パスブロック、4は主装置1と内線端末とのデータ線、5はパス通信線、6は内線端末、7は内線端末6の制御部、8は内線端末6のパス終端回路部、9は内線端末6のTEN番号設定回路である。本発明は、以上の構成からなるものとすることができる。
【0015】
ボタン電話システムは、図示のごとく、ボタン電話主装置(ボタン電話機主装置)1と複数の内線端末6を有し、ボタン電話主装置1は、主装置制御部2とパスブロック3とを有し、パスブロック3により外線等と接続されるとともに、内線端末6と、データ線4およびパス通信線(パス接続通信線)5により接続され、一方、各内線端末6は、内線端末制御部7とパス終端回路部8とTEN番号設定回路9とを有する構成とすることができる。
【0016】
ボタン電話機装置で、このような複数台の内線端末6(内線電話機および各種アダプタ等)を制御・管理する場合、1内線端末ごとに、固定的に1TEN番号(内線端末番号)を使用して、電源立ち上がり(POW−ON;パワーオン)時等にTEN番号割り付けを行い運用しているシステムにおいて、1内線端末が通話等で1パスを保有する場合、そのパスと使用TEN番号で管理することができる。しかし、1内線端末が2パス以上の複数パスを保有するサービスを実現するためには、複数のTEN番号が必要となる。
【0017】
図1にあっては、本発明は、内線端末6がパスブロック3を確保するためには、内線端末6のTEN番号設定回路9のTEN番号がデータ線4により主装置制御部2に伝えられ、主装置管理により、空きパスブロック3の中から1個のパスが指定され、その1個のパスがパス通信線5に接続されることにより、内線端末6は1個のパスを確保できる。
この原理において、さらに内線端末6が複数のパスを確保するサービスを実現する場合は、内線端末Aに示すようにTEN番号設定回路9のTEN番号が複数存在することになるが(たとえば、図1中破線図示の“2”参照)、しかし、本発明は、TEN番号を複数保有することなく(したがって、端末6それぞれがTEN番号設定回路9を複数所有することもなく)、主装置制御部2と内線端末制御部7によるソフト的制御により該サービスを実現することができる。
【0018】
よって、本発明に従えば、1内線端末が2TEN番号以上の複数TEN番号を使用して動作するボタン電話システムにおいて、本発明非採用システムではあらかじめ内線端末に固定TEN番号を示すハードを複数もっている必要があるが、それを解決するために1個の固定TEN番号により主装置1が内線端末6に複数のTEN番号を自動的に付与することによりコスト低減、操作・工事性の簡略化を図ることができる。
【0019】
好適実施例では、1内線端末が2パス以上の複数パスを保有するサービスを実現するために複数のTEN番号が必要となる場合、その場合の複数TEN番号を付与する方式として、主装置1が複数パス使用サービス端末6のみに対して、電源立ち上がり時に、固定1TEN番号に対してTEN番号をソフト的にプラスして自動付与する方式とする。
【0020】
また、好適実施例では、前記の場合、主装置1側にあらかじめ空きTEN番号領域を持って、サービス機能時に内線端末間で自動的に空きTEN番号を内線端末に付与する方式とすることができる。
また、前記の場合、内線端末の固定TEN番号の下に2次TEN番号が自動的に付与されていることを前提にサービス機能時に合わせて2次TEN番号管理とする方式とすることができる。
【0021】
以下、図2以降も参照して、さらに説明する。
図2は、本発明の一実施例に係る方式を示すもので、ここでは、たとえば、2パスを確保する方法として、TEN番号設定回路9のTEN番号に加えて、そのTEN番号にソフト的に数値1を加えたTEN番号を自動的に付与することにより、2パスを確保する実施例である。図3は、同例での、サービス開始シーケンの一例である。
【0022】
本実施例に従って、1内線端末が2パスを保有するサービスを実現するために2個のTEN番号が必要となる場合におけるその複数TEN番号の付与では、2パス使用サービス端末6のみ、電源立ち上がり時(POW−ON時)に、固定1TEN番号に対してソフト的にプラスして自動付与する。
【0023】
上記のソフト的に付与する方法は、各内線端末6(A,B,C,・・・)がPOW−ONの立ち上がり時に、内線端末制御部7で読み取ったTEN番号設定回路9のTEN番号設定回路番号をボタン電話主装置1の制御部2に伝えるシーケン内に行う。
図示例では、内線端末Aはサービス対応端末、内線端末B,Cはサービス未対応端末であるとすると、たとえば内線端末Aは回路9で“1”と読み取ったら、“1”および“2”をデータ線4経由で、主装置制御部2に伝える。また、他内線端末(サービス未対応端末)B,Cは、内線端末Aがサービス対応端末であることをあらかじめ確認し、内線端末Aの番号+1以外の番号に、TEN番号設定回路9を設定する。
このシーケンにより、ボタン電話主装置1は内線端末のTEN番号を管理することができる。
【0024】
内線端末Aの制御部7は、TEN番号“1”、および“1”+1=“2”(+1はソフト設定)を伝えることができ、一方、ボタン電話主装置1の制御部2は、システムの内端末として、“1”,“2”,“3”,“4”のTEN(内線端末番号)が存在していると判断することができる。
【0025】
本実施例方式において、サービスのシーケンは、内線端末A(サービス対応端末)の制御部7よりデータ線4経由でボタン電話主装置1の制御部2にサービス内容等のコマンド・データを伝える(図3)。
このようにサービス内容コマンドを主装置1に伝えると、これに基づき、サービスコマンドにより空きパスを指定して通信線に接続する(パス接続指示)。すなわち、主装置制御部2は、パスブロック3から空きのパスを割り当て、これにより、内線端末Aのパス終端回路8と通信線5が結合し、サービス(2パスを同時に使用するサービス)を実現することができる。
【0026】
このようにして、複数パス(ここでは、2パス)を1内線端末6が使用することが要求される場合、TEN番号設定回路9のTEN番号とそのTEN番号にソフト的にたとえば+1を加えたTEN番号を自動的に付与することとによって、2パスを確保することができる。
【0027】
したがって、本実施例によれば、ボタン電話機システムにおいて、内線端末6(A,B,C,・・・)にTEN番号を付与して制御・管理するシステムに適用して好適なTEN番号付与方式ないしシステムが提供でき、2パス以上の複数パスを1内線端末で使用することが要求される場合でも、それを安価に実現できる。従来のボタン電話機システムにあって、複数のTENを付与する場合には、1内線端末内に複数のTEN番号数のハード部品(TEN番号設定回路9)が必要となり、このため、ハード部品のコスト増、操作・工事工数増といった欠点が生じるのに対し、本実施例では、内線端末6(A,B,C,・・・)がボタン電話主装置1のパスを複数確保してサービスを提供する場合、内線端末6(A,B,C,・・・)ごとに複数パス分のTEN番号設定回路を所有する必要がなくなり、内線端末6のコストが低減できる。さらに、回路は工事者による設定であるので、その設定工数の削減が図られ、操作性も向上する。
【0028】
図4,図5は、本発明の他の実施例(第2実施例)である。
図4は、本発明の他の実施例に係る方式を示すもので、たとえば、2パスを確保する方法として、内線端末のTEN番号以外の空き領域をあらかじめ主装置内に確保しておき、サービス開始(図5)時に合わせてTEN番号を自動的に付与することにより、2パスを確保する実施例である。図5は、同例での、サービス開始シーケンの一例である。
以下、本実施例の要部を説明する。
【0029】
上記の付与方式は、各内線端末6(A,B,C,・・・)がPOW−ONの立ち上がり時に、内線端末制御部7で読み取ったTEN番号設定回路9のTEN番号設定回路番号をボタン電話主装置1の制御部2に伝えるが、主装置1側で空きTEN領域を持ち、サービス開始時等に合わせて自動付与を行う方式である。
この場合、接続内線端末として、システムの最大接続台数から、同時サービス台数分のTEN番号を確保するため、内線端末の台数に制限が必要となる。すなわち、内線端末の接続台数(t台)は、システムの最大数(接続可能台数;M台)から同時に2パスを確保してサービス(2パスを同時に使用するサービス)をする台数(S台)以下となる。つまり、空きTEN領域をサービス台数分(S台分)用意しておくことになる。
【0030】
前記実施例(第1実施例)とは異なり、本実施例では、このようにして、あらかじめ空きTEN番号を用意してボタン電話主装置1は内線端末6(A,B,C,・・・)のTEN番号を管理することになる。
本実施例においては、上記システムの各内線端末A,B,Cごと、たとえば内線端末Aなら自己のTEN番号設定回路9のTEN番号“1”を主装置1に伝え、ボタン電話主装置1の制御部2は、システムの内端末として、“1”,“2”,“3”のTENが存在していると判断することができる。
【0031】
このシステムにおいてのサービスのシーケンは、サービスの対象となる内線端末6が内線端末Aの場合、内線端末Aの制御部7よりデータ線4経由でボタン電話主装置1の制御部2にサービス内容等のコマンド・データを伝える(図5)。このとき、ボタン電話主装置1の制御部2は、TEN番号設定回路9のTEN番号設定回路番号と、上記のごとくあらかじめ用意しておいた空きのTEN番号を使用して、パスブロック3から空きのパスを割り当て、これにより、内線端末Aのパス終端回路8と通信線5が結合し、サービスを実現することができる。
【0032】
このようにして、複数パス(本例でも、2パス)を1内線端末6が使用することが要求される場合、内線端末6のTEN番号以外の空き領域をあらかじめ主装置1内に確保しておき、サービス開始時に合わせてTEN番号を自動的に付与することによって、2パスを確保することができる。
したがって、本実施例方式ないしはシステムは、第1実施例とは異なる手段ながらも、第1実施例で述べたのと同様の作用効果を奏し得る。
【0033】
次に、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)を、図6,図7により説明する。
図6は、本発明のさらに他の一実施例に係る方式を示すもので、たとえば、2パスを確保する方法として、内線端末のTEN番号に対して2次TEN番号(2桁)をあらかじめ主装置1に確保しておき、サービス開始(図7)時に合わせてTEN番号を自動的に付与することにより、2パスを確保する実施例である。図7は、同例での、サービス開始シーケンの一例である。本実施例は、第2実施例の変形例と捉えることもできる。
以下、本実施例の要部を説明する。
【0034】
上記の付与方式は、各内線端末6(A,B,C,・・・)がPOW−ONの立ち上がり時に、内線端末制御部7で読み取ったTEN番号設定回路9のTEN番号をボタン電話主装置1の制御部2に伝えるが、サービス開始時等に合わせて2次TEN番号を自動的に付与する方式である。
この場合、接続内線端末として、システムの最大接続台数の半分の台数に制限が必要となる。すなわち、本実施例方式では、内線端末の接続台数(t台)は、システムの最大数の半分(t=M/2台)となる。ただし、後述もするように、本実施例にあっては、すべての内線端末(t=M/2台)がサービスに対応できる。
【0035】
本実施例では、このようにして、あらかじめ内線端末番号と同数(t)の2次TEN番号を用意してボタン電話主装置1は内線端末6(A,B,C,・・・)のTEN番号を管理することになる。
本実施例においても、前記第2実施例と同様、上記システムの各内線端末A,B,Cごと、たとえば内線端末Aなら自己のTEN番号設定回路9のTEN番号“1”を主装置1に伝え、ボタン電話主装置1の制御部2は、システムの内端末として、“1”,“2”,“3”のTENが存在していると判断する。
【0036】
このシステムにおいてのサービスのシーケンは、サービスの対象となる内線端末6が内線端末Aの場合は、内線端末Aの制御部7よりデータ線4経由でボタン電話主装置1の制御部2にサービス内容等のコマンド・データを伝える(図7)。このとき、ボタン電話主装置1の制御部2は、TEN番号設定回路9のTEN番号設定回路番号と、そのTEN番号の2次TEN番号を使用してパスブロック3を割り当てるが、パスブロック3は常に内線端末6のTEN番号は2パスを確保していることになっており(図7に示すように、パスは固定的に内線端末A:B:Cに、「1」,「2」:「3」,「4」:「5」,「6」のごとく、割り着く)、空きパスを探すのではなく、固定的に2個のパス(たとえば、上記例で挙げた内線端末Aの場合には「1」,「2」の2個のパス)を割り与えることになる。これにより、内線端末Aのパス終端回路8と通信線5が結合し、前記各実施例と同様にして、2パスを同時に使用するサービスを実現することができる。
【0037】
このようにして、複数パス(本例でも、2パス)を1内線端末6が使用することが要求される場合、内線端末6のTEN番号に対して2次TEN番号をあらかじめ主装置1に確保しておき、サービス開始時に合わせてTEN番号を自動的に付与することにより、2パスを確保する方式とすることができる。
【0038】
したがって、第1,第2実施例で述べたのと同様の作用効果を奏し得る。さらに、これに加えて、本実施例の場合は、第2実施例と比較すれば、すべての内線端末がサービスに対応できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明にも供する、システムブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で、たとえば、2パスを同時に使用するサービスの場合に、内線端末でソフト的に番号を自動付与する例(TEN番号管理シーケン)を示す図である。
【図3】同例におけるサービス開始シーケンの一例の説明に供する図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図で、同様に、たとえば、2パスを同時に使用するサービスの場合、主装置側で空きTEN領域を持ち自動付与する例(TEN番号管理シーケン)を示す図である。
【図5】同例におけるサービス開始シーケンの一例の説明に供する図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す図で、同様に、たとえば、2パスを同時に使用するサービスの場合、2次TEN番号を自動付与する例(TEN番号管理シーケン)を示す図である。
【図7】同例におけるサービス開始シーケンの一例の説明に供する図である。
【符号の説明】
1 ボタン電話主装置(ボタン電話機主装置)
2 制御部
3 パスブロック
4 データ線
5 パス通信線(パス接続通信線)
6 内線端末A,B,C
7 制御部
8 パス終端回路部(パス終端部)
9 TEN番号設定回路部
Claims (6)
- 複数の内線端末と該複数の内線端末を制御・管理する主装置とを回線を介して接続して成るボタン電話システムにおいて、前記内線端末はそれぞれ、固定的に付与された互いに異なる1つの内線端末番号を記憶する内線端末番号設定部と、該内線端末番号設定部に記憶された1つの内線端末番号を前記主装置に伝送する制御部とを備え、前記主装置は、前記内線端末から伝送された前記1つの内線端末番号を使用して前記内線端末に対し1パスを割り当てる制御部を備える、内線端末番号の自動付与方式であって、
前記ボタン電話システムに複数N個のパスを同時に使用するサービスに対応する内線端末が接続されると、当該内線端末の電源立ち上がり時に、当該内線端末の制御部が前記内線端末番号設定部から読み取った1つの内線端末番号を前記主装置の制御部に伝送し、前記主装置の制御部は、前記1つの内線端末番号に加えて(N−1)個の内線端末番号を前記内線端末に付与することにより前記内線端末に対しN個のパスを割り当てるようにしたことを特徴とする内線端末番号の自動付与方式。 - 前記複数N個は2個であることを特徴とする請求項1記載の内線端末番号の自動付与方式。
- 前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、前記内線端末番号設定部に記憶された前記1つの内線端末番号に数値1を加えた内線端末番号であることを特徴とする請求項2記載の内線端末番号の自動付与方式。
- 前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、前記主装置内に予め確保された空き内線端末番号領域に用意された空き内線端末番号の1つであることを特徴とする請求項2記載の内線端末番号の自動付与方式。
- 前記内線端末に付与される前記(N−1)個の内線端末番号は、各内線端末の前記1つの内線端末番号に対して前記主装置内に予め確保された2次内線端末番号であることを特徴とする請求項2記載の内線端末番号の自動付与方式。
- 前記内線端末の接続台数は、当該ボタン電話システムの最大接続台数の半分以下に設定されていることを特徴とする請求項5記載の内線端末番号の自動付与方式。
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