JPH11288480A

JPH11288480A - コイン識別装置

Info

Publication number: JPH11288480A
Application number: JP10088642A
Authority: JP
Inventors: Takashi Nishiyama; 高志西山
Original assignee: Fuji Electric Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Co Ltd
Priority date: 1998-04-01
Filing date: 1998-04-01
Publication date: 1999-10-19
Anticipated expiration: 2018-04-01
Also published as: JP3303771B2

Abstract

(57)【要約】【課題】自動販売機などに内蔵され、投入されたコイ
ンの種類を識別して振り分けるコイン識別装置におい
て、偽コインと正コインとのすり替えを防止できるよう
にする。【解決手段】コイン１が投入されると、まずセンサ２
がコイン１の真贋および金額の種類を識別する。振り分
け制御手段３は、この識別結果に基づいて駆動装置４を
駆動し、ゲート４ａを動作させてコイン１の振り分けを
制御する。振り分けられたコイン１が取り扱っているコ
インのうち最も高額なコインとすると、その経路上に
は、ストッパ６ａが設けられている。一時保留制御手段
５は、駆動装置６を駆動させることにより、ストッパ６
ａの動作を制御し、コイン１の一時保留を行う。そし
て、自動販売機側から返却指令または商品の購入指令が
送られると、コイン１の保留を解く。導入先切り替え制
御手段７は、商品が購入されずに返却指令が送られる
と、駆動装置８を駆動してゲート８ａを動作させ、コイ
ン１を返却口の通じる通路に振り分ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機などに内
蔵され、投入されたコインの種類を識別して振り分ける
コイン識別装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、自動販売機などのコインを扱う装
置では、投入されたコインの種類を識別し、行き先を振
り分けるためのコイン識別装置が内蔵されている。

【０００３】図１１は従来のコイン識別装置の概略構成
を示す正面図である。コイン識別装置５０は、そのコイ
ン投入口５０ａからコインが投入されると、基板５１の
裏側に設けられているセンサ５２によって、コインの種
類および真贋を判別する。センサ５２を通過したコイン
は、次にゲート５３を通過する。ゲート５３では、投入
されたコインが偽コインまたは不良コインである場合
に、ゲートの表側を通過させて図示されていない返却通
路へ振り分ける。一方、コインが正コインであれば、ゲ
ート５３は、裏側を通過させてゲート５４に送る。

【０００４】ゲート５４は、コインが例えば１０円玉ま
たは５０円玉の場合には、ゲート５５側に振り分け、１
００円玉または５００円玉であればゲート５７側に振り
分ける。ゲート５５は、コインが１０円玉の場合には、
裏側を通過させてゲート５６側に振り分ける。一方、コ
インが５０円玉の場合には、ゲート５５は、表側を通過
させて図示されていない５０円玉用のコインチューブに
振り分ける。ただし、５０円玉用のコインチューブが満
杯の場合には、ゲート５６側に振り分ける。

【０００５】ゲート５６は、コインが１０円玉の場合に
は、表側を通過させて図示されていない１０円玉用のコ
インチューブに振り分ける。また、コインが５０円玉の
場合、または１０円玉であってもそのコインチューブが
満杯の場合には、図示されていない金庫に振り分ける。

【０００６】ゲート５７は、コインが５００円玉の場合
には、裏側を通過させてゲート５８に振り分ける。一
方、コインが１００円玉の場合には、表側を通過させて
図示されていない１００円玉用のコインチューブに振り
分ける。ただし、１００円玉用のコインチューブが満杯
の場合には、ゲート５８に振り分ける。

【０００７】ゲート５８は、コインが５００円玉の場合
には、表側を通過させて図示されていない５００円玉用
のコインチューブに振り分ける。また、コインが１００
円玉の場合、または５００円玉であってもそのコインチ
ューブが満杯の場合には、裏側を通過させて図示されて
いない金庫に振り分ける。

【０００８】こうして振り分けられたコインは、各コイ
ンチューブに収納される。コインチューブ内のコイン
は、必要に応じて、最下部のコインから順に、釣銭用あ
るいは返却用のコインとし払い出される。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコイン
識別装置５０では、返却ボタンが押された場合、対応す
る金額のコインチューブ内の最下部のコインを払い出す
ようにしていたので、偽コインが投入された場合に、セ
ンサが誤って正コインと判断してしまったときには、偽
コインを受け取って正コインを払い出すことになってい
た。このため、偽コインを投入して商品を買わずに返却
ボタンを押し、正コインを持って帰るという行為を許す
ことになり、金銭的な被害を受けることがあった。

【００１０】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、偽コインと正コインとのすり替えを防止でき
るコイン識別装置を提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、自動販売機などに内蔵され、投入された
コインの種類を識別して振り分けるコイン識別装置にお
いて、前記投入されたコインの種類を識別するコイン識
別部と、前記識別されたコインの行き先を振り分ける振
り分け機構部と、前記コインの経路上に設けられ、前記
コインを一時的に保留する一時保留機構部と、前記一時
保留機構部の後段に設けられ、前記コインの導入先を返
却口側またはコイン収納装置側に切り替える導入先切り
替え機構部と、前記コイン識別部で識別された種類に応
じて前記振り分け機構部を制御し、前記コインの振り分
け制御を行う振り分け制御手段と、前記一時保留機構部
を制御して前記振り分けられたコインの一時保留を行う
一時保留制御手段と、前記コインの返却指令がなされた
場合には、前記保留中のコインを前記返却口側に導入
し、購入指令がなされた場合には、前記保留中のコイン
を前記コイン収納装置側に導入するように前記導入先切
り替え機構部を制御する導入先切り替え制御手段と、を
有することを特徴とするコイン識別装置が提供される。

【００１２】このようなコイン識別装置では、コインが
投入されると、コイン識別部がコインの種類を識別す
る。振り分け制御手段は、コイン識別部で識別された種
類に応じて振り分け機構部を制御し、コインの振り分け
制御を行う。一時保留制御手段は、一時保留機構部を制
御してコインの一時保留を行う。

【００１３】導入先切り替え制御手段は、コインの返却
指令がなされた場合に保留中のコインを返却口側に導入
し、購入指令がなされた場合には、保留中のコインをコ
イン収納装置側に導入するように導入先切り替え機構部
を制御する。

【００１４】これにより、商品を買わずに返却指令を行
った場合には、投入したコインをそのまま返却すること
ができ、コインのすり替えが防止される。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本形態の機能の概念図であ
る。本形態のコイン識別装置は、自動販売機に内蔵され
ているものとする。このコイン識別装置では、コイン１
が投入されると、まずセンサ２がコイン１の真贋および
金額の種類を識別する。振り分け制御手段３は、この識
別結果に基づいて駆動装置４を駆動し、ゲート４ａを動
作させてコイン１の振り分けを制御する。

【００１６】振り分けられたコイン１が特定のコイン、
例えば取り扱っているコインのうち最も高額なコインで
あるとすると、その経路上にはストッパ６ａが設けられ
ている。一時保留制御手段５は、駆動装置６を駆動させ
ることにより、ストッパ６ａの動作を制御し、コイン１
の一時保留を行う。そして、自動販売機側から返却指令
または商品の購入指令が送られると、コイン１の保留を
解く。

【００１７】導入先切り替え制御手段７は、商品が購入
されずに返却指令が送られると、駆動装置８を駆動して
ゲート８ａを動作させ、コイン１を返却口の通じる通路
に振り分ける。一方、購入指令が送られると、導入先切
り替え制御手段７は、コイン１をコイン収納装置側に振
り分ける。

【００１８】次に、本形態の具体的な構成について説明
する。図２は本形態のコイン識別装置を備えるコイン処
理装置の外観構成を示す正面図である。コイン処理装置
１０は、例えば自動販売機内に設置される装置であり、
主に、コイン識別装置１１、コイン収納装置１２、およ
びコイン払い出し装置１３から構成されている。コイン
識別装置１１は、コイン投入口１１ａから投入されたコ
インを識別し、コインの種別に応じて、コイン収納装置
１２の各コインチューブ１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２
ｄに振り分ける。ここで、コインチューブ１２ａ，１２
ｂ，１２ｃ，１２ｄは、それぞれ５００円玉、１００円
玉、１０円玉、５０円玉用のコインチューブである。ま
た、コインチューブ１２ｅは、補助釣銭用のチューブで
あり、釣銭専用のコインが収納される。

【００１９】釣銭払い出し装置１３は、コインチューブ
１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ，１２ｅ内のコインを
必要に応じて引き出し、自動販売機の利用者側に釣銭と
して払い出したり、あるいは投入金額分のコインを返却
する。

【００２０】図３はコイン処理装置１０の設置状態を示
す側面図である。コイン処理装置１０は、自動販売機２
０のパネル２１の裏面に取り付けられている。コイン処
理装置１０は、制御装置１７によってその動作が制御さ
れる。なお、この制御装置１７は、自動販売機２０全体
の制御と兼用であってもよいし、コイン処理装置１０専
用であってもよい。また、専用の制御装置とする場合に
は、コイン処理装置１０に内蔵してもよい。

【００２１】コイン処理装置１０の下方には、ゲート１
４およびソレノイド１５が設けられている。また、ゲー
ト１４の下方には、金庫１６が設けられている。ソレノ
イド１５は、制御装置１７からの駆動信号に応じて動作
し、ゲート１４の向きを切り替え制御する。

【００２２】パネル２１側のコイン投入口２２から投入
されたコインＣ１は、コイン投入口１１ａを介してコイ
ン識別装置１１内に導入される。コイン処理装置１０
は、前述したコイン収納装置１２にコインＣ１を収納す
るが、コインＣ１が偽コインまたは不良コインの場合、
または返却ボタン２３が押されたとき、あるいはコイン
チューブが満杯の場合には、下面からコインＣ１を放出
する。また、通常の釣銭払い出し動作の場合にも、コイ
ンチューブ内の最下部のコインを放出する。

【００２３】コインＣ１が偽コインまたは不良コインの
場合、または返却ボタン２３が押されたとき、あるいは
通常の釣銭払い出し動作の場合には、制御装置１７は、
ソレノイド１５を例えばオンにしてゲート１４を図面左
側に移動させ、コインＣ１を返却口２４に振り分ける。
一方、コインチューブが満杯の場合には、制御装置１７
は、ソレノイド１５をオフにしてゲート１４を図面右側
に移動させ、コインＣ１を金庫１６に回収する。

【００２４】次に、コイン識別装置１１の具体的な構成
について説明する。図４は本形態のコイン識別装置１１
の構成を示す正面図である。ただし、図４においては、
正面板を取り外した状態で示している。コイン識別装置
１１は、そのコイン投入口１１ａからコインが投入され
ると、基板３０の裏側に設けられているセンサ３１によ
って、コインの種類および真贋を判別する。センサ３１
を通過したコインは、次にゲート３２を通過する。ゲー
ト３２では、投入されたコインが偽コインまたは不良コ
インである場合に、ゲートの表側を通過させて、図示さ
れていない返却通路へ振り分ける。一方、コインが正コ
インであれば、ゲート３２は、裏側を通過させてゲート
３３に送る。

【００２５】ゲート３３は、コインが例えば１０円玉ま
たは５０円玉の場合には、ゲート３４側に振り分け、１
００円玉または５００円玉であればゲート３６側に振り
分ける。ゲート３４は、コインが１０円玉の場合には、
裏側を通過させてゲート３５側に振り分ける。一方、コ
インが５０円玉の場合には、ゲート３４は、表側を通過
させて図２で示した５０円玉用のコインチューブ１２ｄ
に振り分ける。ただし、５０円玉用のコインチューブ１
２ｄが満杯の場合には、ゲート３５側に振り分ける。

【００２６】ゲート３５は、コインが１０円玉の場合に
は、表側を通過させて、図２で示した１０円玉用のコイ
ンチューブ１２ｃに振り分ける。また、コインが５０円
玉の場合、または１０円玉であってもそのコインチュー
ブ１２ｃが満杯の場合には、図３で示した金庫１６側に
振り分ける。このときは、当然、ゲート１４も対応した
動作を行う。

【００２７】ゲート３６は、コインが５００円玉の場合
には裏側を通過させてゲート３７に振り分ける。一方、
コインが１００円玉の場合には、表側を通過させて図２
で示した１００円玉用のコインチューブ１２ｂに振り分
ける。ただし、１００円玉用のコインチューブ１２ｂが
満杯の場合には、ゲート３７に振り分ける。

【００２８】ゲート３７は、コインが５００円玉の場合
には、裏側を通過させて図２で示した５００円玉用のコ
インチューブ１２ａに振り分ける。また、コインが１０
０円玉の場合、または５００円玉であってもそのコイン
チューブ１２ａが満杯の場合には、表側を通過させて金
庫１６側に振り分ける。さらに、ゲート３７は、５００
円玉が投入された後で返却ボタン２３が押された場合に
も、表側を通過させて金庫１６側に振り分ける。ただ
し、この場合の５００円玉は、図３で示したゲート１４
によって返却口２４に送られる。

【００２９】これら各ゲート３２，３３，３４，３５，
３６，３７は、後述するようにソレノイドによって動作
制御される。ところで、ゲート３６とゲート３７の中間
には、ストッパ３８が設けられている。このストッパ３
８は、５００円玉が投入された場合に、これを一時的に
保留するために設けられている。ストッパ３８の動作
は、後述するようにソレノイドで制御される。

【００３０】図５は図４の右方向から見た側断面図であ
る。コイン識別装置１１内には、ゲート３２〜３７を動
作させるための４個のソレノイド４１，４２，４３，４
４が設けられている。このうちソレノイド４１は、ゲー
ト３２の開閉動作を制御する。ソレノイド４２は、ゲー
ト３３の開閉動作を制御する。また、ソレノイド４３
は、ゲート３４およびゲート３６の開閉動作を制御す
る。さらに、ソレノイド４４は、ゲート３５およびゲー
ト３７の開閉動作を制御する。

【００３１】図６はストッパ３８部分の構造を示す側断
面図である。ストッパ３８は、ソレノイド４５によって
図面左右方向にスライド可能に設けられている。すなわ
ち、ストッパ３８は、ソレノイド４５がオフのときには
図面右側に位置して５００円のコインＣ２の通路３０ａ
を塞ぎ、ソレノイド４５がオンのときには通路３０ａを
開放するように設けられている。通常、ソレノイド４５
はオフとなっているので、ストッパ３８は通路３０ａを
塞いでいる。このため、５００円のコインＣ２は、スト
ッパ３８によって通路３０ａの途中で落下が阻止され
る。こうして、ソレノイド４５がオンになるまでの間、
コインＣ２は一時的に保留される。また、このとき、ゲ
ート３７は、図のように左側に位置した状態にある。

【００３２】図７は返却ボタン２３が押されたときのス
トッパ３８の動作変化を示す図である。５００円のコイ
ンＣ２が投入されてから商品が購入されることなく返却
ボタン２３が押されると、図に示すように、ソレノイド
４５がオンとなり、ストッパ３８が通路３０ａを開放す
る。これにより、コインＣ２は、通路３０ａを落下し、
ゲート３７で振り分けられて返却口２４側に送られる。

【００３３】一方、コインＣ２が保留されているときに
商品の購入がなされると、図８に示すように、ゲート３
７は右側に移動する。そして、図９に示すように、ソレ
ノイド４５がオンとなり、ストッパ３８が通路３０ａを
開放する。これにより、コインＣ２は、通路３０ａを落
下し、ゲート３７で振り分けられて５００円用のコイン
チューブ１２ａ側に送られる。

【００３４】図１０は制御装置１７のコイン返却動作に
係わる処理手順を示すフローチャートである。〔Ｓ１〕コインの投入があったか否かを判断し、あれば
ステップＳ２に進み、なければステップＳ１を繰り返
す。〔Ｓ２〕投入されたコインが５００円玉であるか否かを
判断し、５００円玉であればステップＳ４に進み、そう
でなければステップＳ３に進む。〔Ｓ３〕投入されたコインが５００円玉以外なので、通
常通り、各コインに対応するコインチューブへの振り分
ける。また、対応するコインチューブが満杯であれば金
庫１６に振り分ける。〔Ｓ４〕５００円玉を一時的に保留する。〔Ｓ５〕返却ボタン２３が押されて返却指令がなされた
か否かを判断し、なされればステップＳ６に進み、なさ
れなければステップＳ７に進む。〔Ｓ６〕保留している５００円玉を返却口２４に振り分
ける。〔Ｓ７〕商品の購入がなされたか否かを判断し、なされ
ればステップＳ８に進み、なされなければステップＳ５
に戻る。〔Ｓ８〕保留している５００円玉を５００円用のコイン
チューブ１２ａに振り分ける。

【００３５】このように、本形態では、コインが投入さ
れても商品が購入されずに返却指令された場合には、投
入されたコイン自体を返却するようにしたので、偽コイ
ンとのすり替えを防止することができる。

【００３６】また、本形態では、取り扱う金額のうち最
も高額な５００円玉についてのみ保留する機構を設けた
ので、簡単な機構でありながら損害を極力抑えることが
できる。

【００３７】

【発明の効果】以上説明したように本発明では、コイン
の一時保留を行い、コインの返却指令がなされた場合に
保留中のコインを返却口側に導入するようにしたので、
投入したコインをそのまま返却することができる。

【００３８】よって、偽コインとのすり替えを防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本形態の機能の概念図である。

【図２】本形態のコイン識別装置を備えるコイン処理装
置の外観構成を示す正面図である。

【図３】コイン処理装置の設置状態を示す側面図であ
る。

【図４】本形態のコイン識別装置の構成を示す正面図で
ある。

【図５】図４の右方向から見た側断面図である。

【図６】ストッパ部分の構造を示す側断面図である。

【図７】返却ボタンが押されたときのストッパの動作変
化を示す図である。

【図８】商品購入時のコインの振り分け動作の初期状態
を示す図である。

【図９】商品購入時のコインの振り分け動作を示す図で
ある。

【図１０】制御装置のコイン返却動作に係わる処理手順
を示すフローチャートである。

【図１１】従来のコイン識別装置の概略構成を示す正面
図である。

【符号の説明】

１コイン２センサ３振り分け制御手段４，６，８駆動装置４ａ，８ａゲート５一時保留制御手段６ａストッパ７導入先切り替え制御手段１０コイン処理装置１１コイン識別装置１１ａコイン投入口１２コイン収納装置１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ，１２ｅコインチュ
ーブ１３コイン払い出し装置１６金庫１７制御装置２０自動販売機２２コイン投入口２３返却ボタン２４返却口３１センサ３２，３３，３４，３５，３６，３７ゲート３８ストッパ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】自動販売機などに内蔵され、投入された
コインの種類を識別して振り分けるコイン識別装置にお
いて、前記投入されたコインの種類を識別するコイン識別部
と、前記識別されたコインの行き先を振り分ける振り分け機
構部と、前記コインの経路上に設けられ、前記コインを一時的に
保留する一時保留機構部と、前記一時保留機構部の後段に設けられ、前記コインの導
入先を返却口側またはコイン収納装置側に切り替える導
入先切り替え機構部と、前記コイン識別部で識別された種類に応じて前記振り分
け機構部を制御し、前記コインの振り分け制御を行う振
り分け制御手段と、前記一時保留機構部を制御して前記振り分けられたコイ
ンの一時保留を行う一時保留制御手段と、前記コインの返却指令がなされた場合には、前記保留中
のコインを前記返却口側に導入し、購入指令がなされた
場合には、前記保留中のコインを前記コイン収納装置側
に導入するように前記導入先切り替え機構部を制御する
導入先切り替え制御手段と、を有することを特徴とするコイン識別装置。
【請求項２】前記一時保留機構部を特定のコインの経
路上に設けることを特徴とする請求項１記載のコイン識
別装置。
【請求項３】前記特定のコインは、取り扱いコインの
中で最も高額なコインであることを特徴とする請求項１
記載のコイン識別装置。