JPH11287347A - 電動流量制御弁 - Google Patents

電動流量制御弁

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JPH11287347A
JPH11287347A JP10088467A JP8846798A JPH11287347A JP H11287347 A JPH11287347 A JP H11287347A JP 10088467 A JP10088467 A JP 10088467A JP 8846798 A JP8846798 A JP 8846798A JP H11287347 A JPH11287347 A JP H11287347A
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JP
Japan
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valve
flow control
control valve
valve body
lid
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JP10088467A
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English (en)
Inventor
Naoya Kurosawa
直也 黒澤
Koushi Hosokawa
侯史 細川
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Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧で使用するCO2 等の冷媒の流量制御を
行うに際し、冷媒の漏れ出しを防止すると共に、破裂に
よる破片の飛散りをも防止することができる電動流量制
御弁を提供する。 【解決手段】 弁本体20の上部に設けられた雄ねじ部
20cに、キャン体40の下部内面に設けられた雌ねじ
部44aを螺合すると共に、前記弁本体20の上部と前
記キャン体40の下部との当接部分を溶接によって接合
することで、前記当接部分にシール効果を持たせ、さら
に前記弁本体20、電動機50及びキャン体40を上蓋
61及び下蓋62からなるケース体60内に収納保持し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷暖房等の冷凍サ
イクルに用いられる冷媒等の流体の流量を制御する電動
流量制御弁に係り、特に、高圧で使用されるCO2 等の
冷媒の流量制御に適した電動流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、冷凍サイクルに使用される従来
の電動流量制御弁として、例えば図6に示すものが知ら
れている。同図に示す電動流量制御弁10は、弁室21
に連通する第1流路22及び第2流路23と、該第2流
路23側に設けられたシート弁座24を有する弁本体2
0と、前記シート弁座24に接離するニードル弁部31
を有した弁棒30と、前記弁本体20の上部に溶接固定
される下蓋41及び円筒状のキャン体40を有する密閉
ケース42と、前記密閉ケース42の外側に配置される
ステータコイル51を有するステータ部52及び前記密
閉ケース42の内部に配置されるロータ部53を有する
ステッピングモータ等の電動機50とを具備する構成と
されている。
【0003】前記ロータ部53は、その外周にマグネッ
ト54を有すると共に、前記弁本体20に立設された固
定ガイド25の雄ネジ部25aに噛合う雌ネジ部55a
を内周に刻設した筒状のブッシュ55bを有するスリー
ブ55が設けられている。該スリーブ55には、ストッ
パ43に当接して弁全開位置を規制する規制突起56
と、前記弁本体20側のストッパ26に当接して弁全閉
位置を規制する規制突起57とが設けられていると共
に、上端部にはEリング33によって抜け止めされた前
記弁棒30が連結されている。
【0004】そして、前記ステータ部52のステータコ
イル51を外部からのパルス信号によって励磁し、前記
ロータ部53を前記パルス信号に応じて所定量回動させ
て前記ロータ部53のスリーブ55に連結されている弁
棒30を上下動させると、前記ニードル弁部31と前記
シート弁座24との間隙量が調整され、該間隙を流れる
冷媒の流量が制御されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電動流量制御弁10は、通常、30kg/cm2
度の低圧で使用するフロン等の冷媒を流量制御するべく
設計されたものであるため、この電動流量制御弁10に
よって、代替え冷媒であるCO2 等の冷媒の流量を制御
しようとする場合には、該冷媒が150〜250kg/
cm2程度の高圧で使用されるため、たとえば前記キャ
ン体42の内圧が高められてその薄肉部分や前記弁本体
20の上部に溶接固定される下蓋41の固定部分等に亀
裂が生じて前記CO2 等の冷媒が外部に漏れ出すおそれ
があるという問題がある。さらには、密閉ケース42等
の内圧の上昇に伴って、該密閉ケース40自体が破裂す
る虞がある等の問題も予測される。
【0006】本発明は、このような間題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするとするところは、高圧
で使用するCO2 等の冷媒の流量制御を行うに際し、冷
媒の漏れ出しを防止すると共に、万一密閉ケースの破裂
が生じた場合でも、その破片の飛散りをも防止すること
ができる電動流量制御弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明の電動流量制御弁は、弁本体と、該弁本体の上部
に固定されるキャン体と、ステータ部とロータ部とを有
する電動機を備え、前記弁本体、前記キャン体、及び前
記電動機は、ケース体の内部に収納保持されていること
を特徴としている。
【0008】前記の如く構成された本発明の電動流量制
御弁では、高圧で使用されるCO2等の冷媒の流量制御
を行う際、前記弁本体あるいは前記キャン体内部の内圧
が高められ、仮に破裂が生じた場合であっても、その破
片の飛散りが前記ケース体によって防止できる。
【0009】そして、本発明の電動流量制御弁の好まし
い具体的態様は、前記ケース体が、上部の円筒状部と下
部のフランジ部を有する上蓋と、前記円筒状部内に嵌合
する上部の筒状突部と下部のベース板部を有する下蓋と
から成り、該上蓋と下蓋が固定具により固着され、前記
上蓋が、内部に前記キャン体の上部を密着嵌合する第1
の嵌合凹部と、前記電動機のステータ部を密着嵌合する
第2の嵌合凹部とを備え、前記下蓋が、前記キャン体の
下部を含む前記弁本体を密着嵌合する第3の嵌合凹部を
備えているので、前記キャン体の上部と前記電動機のス
テータ部とをそれぞれ第1及び第2の嵌合凹部によって
密着嵌合させて、前記キャン体の内圧を前記上蓋によっ
て係止保持することができる。
【0010】また、前記弁本体と前記キャン体とを、螺
合固定し、該螺合固定の接合外周部を、更に溶接接合し
たので、高圧で使用されるCO2 等の冷媒により、前記
キャン体内部の圧が高められても、前記弁本体の上部と
前記キャン体の下部との結合が強固に維持されると共
に、前記当接外周部分にシール効果が持たされるので、
前記CO2 等の冷媒の漏れ出しを確実に防げる。
【0011】さらにまた、前記キャン体の上部側の板厚
を厚くすることで、内圧上昇による応力上昇に対応する
ことができると共に、前記電動機のステータ部が配置さ
れる部分の板厚を薄くしたので、前記ステータ部から前
記ロータ部への磁束の流れを妨げることもなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。なお、以下に説明する図におい
て、図6と共通する部分には同一符号を付すものとす
る。
【0013】図lは、本発明の電動流量制御弁の一実施
の形態を示す分解斜視図、図2は、図1の電動流量制御
弁を示す平面図、図3は、図2のIII−III線に沿った断
面図である。但し、図1においては、ステータ部及びロ
ータ部を有する電動機の図示を省略している。
【0014】これらの図において、電動流量制御弁10
は、150〜250kg/cm2 程度といった高圧で使
用される代替え冷媒であるCO2 等の冷媒の流量を制御
するもので、ステンレス製からなる弁本体20と、該弁
本体20の上部に載置固定されるキャン体40と、ステ
ッピングモータ等の電動機50とで構成され、前記キャ
ン体40の外側に前記電動機50のステータ部52を配
置し、内側に前記電動機50のロータ部53が配置さ
れ、更に、前記電動流量制御弁10の全外周を覆うべ
く、上蓋61及び下蓋62からなるケース体60が、そ
の内部に前記弁本体20、前記キャン体40、及び前記
電動機50を収納保持している。
【0015】前記弁本体20は、弁室21に連通する第
1流路22及び第2流路23と、該第2流路23側の雌
ねじ部24aにて螺合され位置調節自在とされたシート
弁座24とが設けられており、それぞれの第1流路22
及び第2流路23には、配管22a,23aの一端部が
連結されている。前記弁棒30は、前記弁本体20に形
成されている挿通孔20aと外周に雄ねじ部25aを有
する固定ガイド25の中心孔に対して摺動自在に支持さ
れている。
【0016】前記キャン体40の下部44の内側には、
雌ねじ部44aが刻設されており、前記弁本体20の雄
ねじ部20bに螺着されている。また、前記キャン体4
0の下部44と前記弁本体20の雄ねじ部20bとの当
接部20cは、溶接によって接合されている。即ち、図
4(a)に示すように、前記キャン体40の下部44と
前記弁本体20には、周方向に溝44b,20dが刻設
されており、これらの溝44b,20dによって形成さ
れる周突部44b1 ,20d1 の当接部20cの部分が
溶接されることで、図4(b)に示すように、当接部2
0cのつなぎ目が無くされ、前記キャン体40内部の機
密性が保たれるようになっている。
【0017】このように、前記キャン体40の下部44
の雌ねじ部44aが前記弁本体20の雄ねじ部20bに
螺着されて固定されることにより、前記CO2 等の高圧
で使用される代替え冷媒によって前記キャン体40内部
の圧力が高められても確実な固定が保たれるばかりか、
前記当接部20cが溶接によって接合されることで、前
記当接部20cにシール効果が持たされるので、前記C
2 等の代替え冷媒の漏れ出しも確実に防げるようにな
っている。
【0018】また、前記キャン体40の上部45は該キ
ャン体40内部の圧力に耐え得るように十分な厚みが持
たされていると共に、前記電動機50のステータ部52
とロータ部53との間に位置する前記キャン体40の側
壁45aは、前記ステータ部52からの磁束の流れを妨
げない程度に薄くされている。
【0019】前記電動機50は、前記キャン体40の外
周に配置されたステータコイル51を有するステータ部
52と、前記キャン体40の内部に配置されたロータ部
53とを備えており、コード50aを介して前記ステー
タコイル51にパルス信号が与えられることで、前記ス
テータコイル51が励磁されるようになっている。
【0020】前記ロータ部53には、外周に希土類焼結
マグネット又は希土類ボンドマグネット54aを有する
と共に、前記固定ガイド25の雄ねじ部25aに噛合う
雌ネジ部55aを中心部に有するスリーブ55が設けら
れている。
【0021】前記スリーブ55には、孔58aに圧入さ
れ、前記弁本体20のストッパ26に当接することで、
前記ニードル弁部31の全閉位置を規制する規制ピン5
8が設けられていると共に、上端部にはEリング34と
バネ36の付勢力とによって抜け止めされた前記弁棒3
0が連結されている。
【0022】前記ケース体60は、その上蓋61及び下
蓋62ともアルミニューム材とされており、前記上蓋6
1は、上部に円筒状部61e、下部にフランジ部63を
有している。前記配管22aが取付けられる側の前記フ
ランジ部63には、切欠き部63aが設けられており、
前記弁本体20の第1流路22に対する前記配管22a
の取付け作業のスペースが確保されている。
【0023】前記上蓋61の内部には、前記キャン体4
0の上部45を密着嵌合できる第1の嵌合凹部61aと
前記電動機50のステータ部52を密着嵌合できる第2
の嵌合凹部61bとが設けられている。このように、前
記キャン体40の上部45と前記電動機50のステータ
部52とをそれぞれ嵌合凹部61a,61bによって密
着嵌合することにより、前記キャン体40が前記上蓋6
1によって収納されるので、冷媒の圧力によって、前記
キャン体40の内圧が増大しても、前記上蓋61の前記
嵌合凹部61a,61b部分で保持して前記キャン体4
0の強度を大きくすることができると共に、仮に前記キ
ャン体40が破裂するような場合であっても、破片の飛
散りが前記上蓋61によって防止される。
【0024】また、前記上蓋61の円筒状部61eの側
部には、前記コード50aを外部に引出すための引出し
孔61cと、前記弁本体20の第1流路22に取付固定
される前記配管22aを外部に引出すための引出し孔6
1dとが設けられている。さらに、前記上蓋61のフラ
ンジ部63には、図2の V−V 線に沿った断面の図5に
示すように、ボルト64が装着される装着孔63aが4
箇所に設けられている。
【0025】前記下蓋62には、前記フランジ部63の
外形寸法に合わせられたベース板部65と、該ベース板
部65の内側に、前記キャン体40の嵌合凹部61bに
密着嵌合する筒状突部66とが設けられている。該筒状
突部66には、前記引出し孔61cに連通し前記コード
50aの位置決めをなす位置決め溝66aと、前記引出
し孔61dに連通し前記配管22aの位置決めをなす位
置決め溝66bとが設けられている。
【0026】また、前記筒状突部66の内側には、前記
弁本体20及び前記キャン体40の下部44を密着嵌合
する第3の嵌合凹部66cが設けられている。このよう
に、前記弁本体20及び前記キャン体40の下部44を
前記筒状突部66の嵌合凹部66cによって密着嵌合
し、前記筒状突部66の上面でステータ部52を係止す
る。
【0027】更に、前記下蓋62のベース板部65に
は、図5に示すように、前記装着孔63aに対応させて
形成された装着孔65aが4箇所に設けられており、こ
れらの装着孔63a,65aに装着されたボルト64に
ナット64aをねじ込むことにより、前記下蓋62のベ
ース板部65と前記フランジ部63とが強固に固定され
るようになっているので、前記上蓋61と前記下蓋62
とからなるケース体60内に前記弁本体20、前記キャ
ン体40、及び前記電動機50をしっかりと保持するこ
とができ、極めて安全な構造とされている。
【0028】続いて、以上のような構成の電動流量制御
弁10の作用について説明する。
【0029】まず、図3のように、前記ニードル弁部3
1が前記シート弁座24に当接している弁閉時の状態に
おいて、CO2 等の冷媒を前記配管22aから前記弁本
体20の弁室21に流入させると、前記弁本体20内部
及び前記キャン体40内部の内圧が高められる。そし
て、前記コード50aを介して前記ステータ部52のス
テータコイル51にパルス信号を与えると、前記ロータ
部53が回動し、前記弁棒30を上昇させて前記ニード
ル弁部31を前記シート弁座24から離す。これによ
り、前記冷媒が前記配管22aから前記弁本体20の弁
室21に流入し、前記シート弁座24から前記配管23
a側に送出される。また、前記ステータ部52のステー
タコイル51に前記と逆のパルス信号を与えると、前記
ロータ部53が逆方向に回動し、前記弁棒30を下降さ
せて前記ニードル弁部31を前記シート弁座24に着座
させて、閉弁させて、前記冷媒の流れを阻止する。
【0030】前記の如く、電動流量制御弁10にCO2
等の冷媒が供給されている状態においては、前記キャン
体40の下部44の雌ねじ部44aが前記弁本体20の
雄ねじ部20bに螺着されて固定されているために、前
記キャン体40内部の内圧が高められても、キャン体4
0と弁本体20とが確実に固定保持されるばかりか、前
記当接部20cが溶接によって接合されているため、前
記当接部20cにシール効果が持たされ、前記CO2
の代替え冷媒の漏れ出しも確実に防げる。
【0031】また、前記当接部20cを含む前記キャン
体40の下部44が前記ケース体60の下蓋62の筒状
突部66によって密着嵌合されているため、前記キャン
体40の下部44の雌ねじ部44aと前記弁本体20の
雄ねじ部20bとの螺合部分の固定が強固に維持され
る。
【0032】さらに、前記キャン体40の上部45は該
キャン体40内部の圧力に耐え得るように十分な厚みが
持たされていると共に、前記キャン体40の上部45側
は、前記ケース体60の上蓋61の嵌合凹部61aに密
着嵌合され、さらに前記電動機50のステータ部52が
前記上蓋61の嵌合凹部61bに密着嵌合されているた
め、前記キャン体40の内圧を前記上蓋61によって受
止めることができると共に、仮に前記キャン体40が破
裂した場合であっても、破片の飛散りが前記上蓋61に
よって防止される。
【0033】更にまた、前記下蓋62の筒状突部66が
前記上蓋61の嵌合凹部61bに密着嵌合されると共
に、前記上蓋61のフランジ部63と前記下蓋62のベ
ース板部65とは、複数のボルト64及びナット64a
によって固定されているため、前記上蓋61と下蓋62
との連結が強固に行われることから、前記キャン体40
等が破裂した場合であっても、破片の飛散りが前記筒状
突部66及び前記上蓋61によって確実に防げるばかり
か、前記高圧で使用されるCO2 等の冷媒による圧に対
しても十分な耐久性を持った構造とされる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の電動流量制御弁は、弁本体の上部に設けられた雄ね
じ部に、キャン体の下部内面に設けられた雌ねじ部を螺
合すると共に、前記弁本体の上部と前記キャン体の下部
との当接部分を溶接によって接合することで、前記当接
部分にシール効果を持たせ、さらに前記弁本体、電動機
及びキャン体をケース体によって覆ったので、高圧で使
用するCO2 等の冷媒の流量制御を行うに際し、冷媒の
漏れ出しを防止すると共に、破裂が万一生じた場合の破
片の飛散りをも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図l】本発明の電動流量制御弁の一実施の形態を示す
分解斜視図。
【図2】図1の電動流量制御弁を示す平面図。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図。
【図4】図1のキャン体と弁本体との接合部の溶接状態
を示す側面図。
【図5】図2の V−V 線に沿った断面図。
【図6】従来の電動流量制御弁を示す断面図。
【符号の説明】
10 電動流量制御弁 20 弁本体 20b 雄ねじ部 20c 当接部 21 弁室 30 弁棒 42 キャン体 44a 雌ねじ部 50 電動機 52 ステータ部 53 ロータ部 60 ケース体 61 上蓋 61a,61b,66c 嵌合凹部 61e 円筒上部 62 下蓋 63 フランジ部 65 ベース板部 66 筒状突部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体と、該弁本体の上部に固定される
    キャン体と、ステータ部とロータ部とを有する電動機と
    を備えた電動流量制御弁において、 前記弁本体、前記キャン体、及び前記電動機は、ケース
    体の内部に収納保持されていることを特徴とする電動流
    量制御弁。
  2. 【請求項2】 前記ケース体は、上部の円筒状部と下部
    のフランジ部を有する上蓋と、前記円筒状部内に嵌合す
    る上部の筒状突部と下部のベース板部を有する下蓋とか
    ら成り、該上蓋と下蓋が固定具により固着されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電動流量制御弁。
  3. 【請求項3】 前記上蓋は、内部に前記キャン体の上部
    を密着嵌合する第1の嵌合凹部と、前記電動機のステー
    タ部を密着嵌合する第2の嵌合凹部とを備え、前記下蓋
    は、前記キャン体の下部を含む前記弁本体を密着嵌合す
    る第3の嵌合凹部を備えていることを特徴とする請求項
    2に記載の電動流量制御弁。
  4. 【請求項4】 前記弁本体と前記キャン体とは、螺合固
    定されていることを特徴とする請求項1に記載の電動流
    量制御弁。
  5. 【請求項5】 前記弁本体と前記キャン体とは、螺合固
    定の接合外周部を、更に溶接接合していることを特徴と
    する請求項4に記載の電動流量制御弁。
  6. 【請求項6】 前記キャン体は、上部側の板厚を厚く
    し、且つ前記電動機のステータ部を配置する部分の板厚
    を薄くしていることを特徴とする請求項1記載の電動流
    量制御弁。
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