JPH11285194A - モータのリード線引出装置 - Google Patents

モータのリード線引出装置

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Publication number
JPH11285194A
JPH11285194A JP8337698A JP8337698A JPH11285194A JP H11285194 A JPH11285194 A JP H11285194A JP 8337698 A JP8337698 A JP 8337698A JP 8337698 A JP8337698 A JP 8337698A JP H11285194 A JPH11285194 A JP H11285194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
lead wire
packing
motor
fixer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8337698A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Masago
一朗 真砂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8337698A priority Critical patent/JPH11285194A/ja
Publication of JPH11285194A publication Critical patent/JPH11285194A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で信頼性の高い防塵・防水機能を備えた
モータのリード線引出装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 合成ゴム製のリードパッキン15は、リ
ード線13の断面積より小くしたリード線貫通孔15a
を備え、さらにリード線貫通孔15aを包囲するように
凹部15bを外周の略半分に配設している。合成樹脂製
のリードフィクサ14は合致するリードパッキン15の
凹部15bの溝幅よりも広い凸部14aを備えている。
上記の構造において、リード線13をリード線貫通孔1
5aに通した後、リードフィクサ14の凸部14aをリ
ードパッキン15の凹部15bとはめ合わせ、凹部15
bを押圧しリード線13とリードパッキン15をモータ
ブラケット12に密着するようにリードフィクサ14を
ビス固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータのリード線引
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種機械の駆動用に使われるモー
タは、機械自体が各種環境下で使用されるようになって
きたこともあり、防塵・防水機能を備えたモータが求め
られるようになってきている。このため、モータの固定
子とブラケットのはめ合わせ部分には液状シール材を塗
布することで微小隙間を封止し、同様にリード線の引き
出し部分にも液状シール材を塗布することで封止する方
法がとられてきた。
【0003】以下に従来のモータについて説明する。図
2において、21はブラケットA、22は固定子、23
はブラケットB、24はリードフィクサ、25は液状シ
ール材、26はリード線、27は回転子である。
【0004】固定子22の軸方向両端面22aとそれら
とはめ合わされるブラケットA21の端面21aおよび
ブラケットB23の端面23aとの間には、液状シール
材25が塗布される。液状シール材25は、固定子22
とブラケットA21,ブラケットB23を組み合わせた
時に、固定子22の軸方向両端とブラケットA21,ブ
ラケットB23との隙間に形成される微小隙間に充分に
浸透し、外側にはみだした不要な液状シール材は拭き取
り処理される。また、リード線26の引き出し部分でも
ブラケットB23の上面23bとリードフィクサ24の
底面24aのはめ合わせ部分およびリード線26とリー
ドフィクサ24のリード線固定部24bとの隙間にも液
状シール材を塗布している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、固定子とブラケットA,Bのはめ合わせ部分
は、液状シール材が、固定子とブラケットA,Bを組み
合わせた時に、固定子の軸方向両端とブラケットA,B
との隙間に形成される微小隙間に充分に浸透し、外側に
はみだした不要な液状シール材は拭き取るため問題ない
が、リード線引き出し部分の液状シール材は、防塵・防
水機能を確保するため、拭き取ることができない。した
がって、リード線引き出し部分の液状シール材の硬化待
ち時間が必要になること、また、リード線とリードフィ
クサのリード線固定部分に隙間なく液状シール材を塗布
する作業が難しく、信頼性確保が難しいなどの問題があ
った。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決する安価
で信頼性の高い防塵・防水機能を備えたモータリード線
の引出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、リード線の断面積より小さなリード線貫通
孔を包囲するように凹部を外周の略半分に配設した弾性
体からなるリードパッキンと、前記リードパッキンの凹
部と合致する凹部の溝幅よりも広い凸部を備えたリード
フィクサにより、前記リードパッキンの凹部を押圧して
前記リード線とリードパッキンとリードフィクサが密着
するようにモータブラケットに固定したものである。
【0008】
【実施の形態】上記課題を解決するために本発明は、モ
ータ内部からリード線を引き出すモータにおいて、リー
ド線と、前記リード線の断面積より小さなリード線貫通
孔を包囲するように凹部を外周の略半分に配設した弾性
体からなるリードパッキンと、前記リードパッキンの凹
部と合致する凹部の溝幅よりも広い凸部を備えたリード
フィクサにより、前記リードパッキンの凹部を押圧して
前記リード線とリードパッキンとリードフィクサが密着
するようにモータブラケットに固定したモータのリード
線引出装置である。
【0009】このように、リード線とリードパッキンと
リードフィクサをそれぞれの嵌合部において圧入となる
形状と寸法に設定し、リードフィクサの弾性力を利用し
て密着性を確保したもので、リード線引出部の防塵・防
水機能が確保される。したがって、リード線引出部に液
状シール材の塗布が必要なくなり、液状シール材の硬化
待ち時間もなくなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0011】図1において、11はモータ本体、12は
モータブラケット、13はリード線、14はリードフィ
クサ、15はリードパッキンである。
【0012】合成ゴム製のリードパッキン15は、リー
ド線13の断面積より小くしたリード線貫通孔15aを
備え、さらにこのリード線貫通孔15aを包囲するよう
に凹部15bを外周の略半分に配設している。
【0013】合成樹脂製のリードフィクサ14は合致す
るリードパッキン15の凹部15bの溝幅よりも広い凸
部14aを備えている。
【0014】上記の構造において、リード線13をリー
ド線貫通孔15aに通した後、リードフィクサ14の凸
部14aをリードパッキン15の凹部15bとはめ合わ
せ、凹部15bを押圧しリード線13とリードパッキン
15をモータブラケット12に密着するようにリードフ
ィクサ14をビス固定している。
【0015】このようにリード線引出部において、リー
ド線とリードフィクサとリードパッキンは、リードパッ
キンが弾性変形した反力により密着されるもので、リー
ド線引出部の液状シール材の塗布を不要にしながら防塵
・防水機能が確保できる。
【0016】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明に
よれば、リード線引出部に液状シール材を塗布しなくて
も防塵・防水機能が確保されるため、安価で信頼性の高
いモータのリード線引出装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるモータ断面図
【図2】従来のモータにおけるモータ断面図
【符号の説明】
12 モータブラケット 13 リード線 14 リードフィクサ 14a 凸部 15 リードパッキン 15a リード線貫通孔 15b 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ内部からリード線を引き出すモータ
    において、リード線と、前記リード線の断面積より小さ
    なリード線貫通孔を包囲するように凹部を外周の略半分
    に配設した弾性体からなるリードパッキンと、前記リー
    ドパッキンの凹部と合致する凹部の溝幅よりも広い凸部
    を備えたリードフィクサにより、前記リードパッキンの
    凹部を押圧して前記リード線とリードパッキンとリード
    フィクサが密着するようにモータブラケットに固定した
    モータのリード線引出装置。
JP8337698A 1998-03-30 1998-03-30 モータのリード線引出装置 Pending JPH11285194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8337698A JPH11285194A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 モータのリード線引出装置

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JP8337698A JPH11285194A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 モータのリード線引出装置

Publications (1)

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JPH11285194A true JPH11285194A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13800709

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8337698A Pending JPH11285194A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 モータのリード線引出装置

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JP (1) JPH11285194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113497514A (zh) * 2020-03-19 2021-10-12 日本电产株式会社 马达和电气产品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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