JPH11284818A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11284818A
JPH11284818A JP10082227A JP8222798A JPH11284818A JP H11284818 A JPH11284818 A JP H11284818A JP 10082227 A JP10082227 A JP 10082227A JP 8222798 A JP8222798 A JP 8222798A JP H11284818 A JPH11284818 A JP H11284818A
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JP
Japan
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page
image
image data
input
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10082227A
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English (en)
Inventor
Noriko Maruyama
のり子 丸山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページメモリが領域不足となった場合でも、
ユーザの介入なしに自動的に制御シーケンスを続行する
ことができるようにする。 【解決手段】 画像入力部1は、原稿を1枚づつ引き込
んでガラス台の上に載置し、原稿をスキャンして光学的
に読み取る。画像圧縮部2は、可変長符号化により画像
データを圧縮する。ページメモリ3は、圧縮された画像
データをページ順に記憶する。該画像データは、所定の
出力順で読み出され、画像出力部6で用紙に両面印刷さ
れる。制御部7は、ページメモリ3の連続空き領域の容
量が足りなくなると、画像データの出力順の変更、また
はページメモリ3内での画像データの移動、ページメモ
リ3内の画像データの削除の手法を用いて、連続空き領
域を確保し、デッドロックによるシーケンス停止を回避
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像入力部から
入力された画像データを入力順とは異なる所定の出力順
で画像出力部へ送り出して両面印刷を実現する画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スキャナ等の画像読み取り装
置により原稿を順次読み取り、読み取った画像データを
可変長圧縮して符号化し、ハードディスク等の大容量の
記憶媒体に記憶するとともに、少なくとも1ページ分以
上蓄積可能なページメモリに記憶し、これと並行してペ
ージメモリに記憶した画像データを、入力順とは異なる
所定の出力順で読み出して伸張し、画像を印刷する画像
出力装置へ出力することで、用紙に両面印刷する画像処
理装置が知られている。
【0003】上記画像読み取り装置では、原稿の1ペー
ジ目、2ページ目、3ページ目、……と順次読み取られ
る。該読み取られた画像データは、可変長圧縮されてペ
ージメモリに順に記憶される。ページメモリに記憶され
た画像データは、上記読み取り動作と並行して読み出さ
れ、画像出力装置へ出力される。この処理過程におい
て、用紙は、給紙トレイから画像出力装置の印字処理部
へ搬送される。印字処理部では、搬送されてきた用紙上
に所定のページの画像データが印字される。該第1面目
(表面)の印字が終了した用紙は、両面印刷のために、
反転部で反転された後、再度、印字処理部に搬送され
る。そして、印字処理部において、第2面目(裏面)に
印字すべきページの画像データが印字される。
【0004】実際には、全体の処理速度を上げるため
に、用紙1枚毎に行うのではなく、複数の用紙(例え
ば、3枚とか4枚)をプロセス内で搬送し、給紙トレイ
→印字処理部→反転部→搬送経路→印字処理部→出力と
巡回させている。このため、印字処理部での印字は、画
像入力順である1ページ目、2ページ目、3ページ目、
4ページ目、5ページ目、…ではなく、例えば、常に3
枚の用紙をプロセス内で巡回させる場合には、1ページ
目、3ページ目、5ページ目、2ページ目、7ページ
目、4ページ目、9ページ目、6ページ目、…という出
力順で行われる。これにより、上記画像入力、画像記
憶、画像出力という一連の処理が円滑に行われることに
なり、ユーザからは、画像入力と並行して両面印刷が途
切れることなく順次行われるように見える。以下に詳細
に説明する。
【0005】図16(a)〜(d)は、上述した画像処
理装置を用いた場合の画像出力装置における両面印刷の
制御シーケンスを説明するための概念図である。図にお
いて、1P、2P、…は、それぞれ印字されるページを
示しており、矩形で囲まれたページは印字済み、矩形で
囲まれていないページは、未印字である。図16(a)
は、1ページ目と3ページ目とが既に印字されたときの
状態を示している。具体的には、反転部には、1ページ
目と2ページ目が印刷される1枚目の用紙があり、1ペ
ージ目は既に印字済みである。また、印字処理部には、
3ページ目と4ページ目が印刷される2枚目の用紙があ
り、3ページ目は既に印字済みである。給紙トレイに
は、5ページ目と6ページ目が印刷される3枚目の用紙
がある。次に、図16(b)の状態へ移行する。
【0006】図16(b)の状態では、上記給紙トレイ
にあった3枚目の用紙が印字処理部に搬送され、5ペー
ジ目が印字されている。印字処理部にあった2枚目の用
紙は、反転部に搬送されている。また、反転部にあった
1枚目の用紙は、印字処理部へ搬送される途中にある。
次に、図16(c)の状態へ移行する。図16(c)の
状態では、上記搬送途中にあった1枚目の用紙が印字処
理部に搬送され、反転部で反転されたその裏面に2ペー
ジ目が印字されている。該1枚目の用紙は、両面印刷が
終わっているので、プロセス内に戻ることなく出力され
る。印字処理部にあった3枚目の用紙は、反転部に搬送
されている。また、反転部にあった2枚目の用紙は、印
字処理部へ搬送される途中にある。次に、図16(d)
の状態へ移行する。
【0007】図16(d)の状態では、給紙トレイから
搬送された4枚目の用紙が印字処理部において、その表
面に7ページ目が印字されている。印字処理部にあった
3枚目の用紙は、反転部へ、反転部にあった2枚目の用
紙は、印字処理部へ搬送される途中にある。以下、同様
にして、順次印字されていく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、画像処理装置内では、画像データをページメモリ
に蓄積するとき、画像データの情報量が多いので、デー
タを可変長圧縮して蓄積するようになっている。しかし
ながら、可変長圧縮後のデータ量には、ばらつきがある
ため、ページメモリに記憶できるページ数は、その都度
異なる。
【0009】ここで、図17は、ページメモリへの圧縮
データの記憶状態を説明するための概念図である。図1
7において、1ページ目、3ページ目、5ページ目およ
び最下部が空き領域で、2ページ目、4ページ目、6ペ
ージ目、7ページ目、8ページ目が未出力データ格納領
域(圧縮データが存在する領域)である。上述したよう
に、両面印刷では、図16(a)〜(d)に示すよう
に、入力ページ順を入れ替えて印字を行う構成であるの
で、図17に示すように、ページメモリに不連続な領域
(1ページ目、3ページ目、5ページ目:白抜き部分)
が残る。上述したように、可変長圧縮後のデータ量に
は、ばらつきがあるため、不連続な領域には圧縮データ
を保存することができず、メモリの使用効率が悪くな
る。つまり、圧縮データを順次ページメモリに記憶する
には、十分な連続空き領域を確保する必要がある。
【0010】次に、図18は、従来の画像処理装置を用
いた場合の不具合を説明するための概念図である。例え
ば、図18に示すように、4ページ目までの圧縮データ
がページメモリに記憶され、1ページ目と3ページ目の
圧縮データが出力された後に、連続空き領域(A+B)
の容量が最大圧縮データ量(予め設定されている、圧縮
された1ページ分の予想最大データ量)より少ない場
合、5ページ目の入力は、ページメモリに書き込み可能
な連続空き領域が発生するまで待たされる。つまり、次
の出力ページが印字されて、連続空き領域が最大圧縮デ
ータ量より大きくなるまで、ページメモリへ5ページ目
が書き込めない。このように、圧縮後のデータ量が大き
く、メモリ不足のために次ページの入力が待たされ、か
つ次入力ページと次出力ページが丁度同じになった場合
(例えば、図18では、次の出力ページが丁度5ページ
目に当たる)には、デッドロック(Dead Lock)が生
じ、制御シーケスが停止してしまうという問題があっ
た。
【0011】そこで、例えば特開平5−244360に
は、ページメモリに空き領域がない場合には、画像入力
を中断し、ページメモリに既に入力されている画像デー
タを読み出して伸張し、印字処理部で印字することによ
り、ページメモリに空き領域を確保し、画像入力を再開
する技術が開示されている。しかしながら、該従来技術
は、画像データの入力順とは異なる出力順で印字しなけ
ればならない両面印刷について考慮されていない。した
がって、上記技術を両面印刷を行う画像処理装置に適用
すれば、正しいページ順で両面印刷ができないという問
題があった。
【0012】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、可変長圧縮データを一時記憶するページメモリ
が領域不足となった場合でも、ユーザの介入なしに自動
的に制御シーケンスを続行することができる画像処理装
置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数の用紙を搬送
経路内に順次搬送させ、画像入力部から順次入力された
画像データを入力順とは異なる所定の出力順で画像出力
部へ送り出して用紙に両面印刷する画像処理装置におい
て、前記画像入力部から入力された画像データを可変長
圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段により可変長圧縮さ
れた画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶されている可変長圧縮された画像データを伸張する
伸張手段と、前記記憶手段の連続空き領域の容量が書き
込み不可能な容量であるか否かを判断する第1の判断手
段と、前記画像入力部から入力される入力ページと前記
伸張手段で伸張すべき出力ページとが同一であるか否か
を判断する第2の判断手段と、前記第1の判断手段によ
り連続空き領域の容量が書き込み不可能な容量であると
判断され、かつ前記第2の判断手段により前記入力ペー
ジと前記出力ページとが同一であると判断された場合、
前記画像入力部による画像入力を中断させ、前記記憶手
段に既に記憶されている画像データを先に前記画像出力
部で印刷するように前記伸張手段への出力順を変更する
制御手段とを具備することを特徴とする。
【0014】この発明によれば、可変長圧縮された画像
データが記憶される記憶手段の連続空き領域の容量が第
1の判断手段により書き込み不可能と判断、例えば予想
最大圧縮データサイズ以下であると判断され、かつ前記
第2の判断手段により次入力ページと次出力ページとが
同一であると判断、すなわちデッドロックが生じると判
断された場合、制御手段によって、前記記憶手段に既に
記憶されているページの画像データを先に印刷するよう
に出力順を変更するようにしたので、記憶手段であるペ
ージメモリが領域不足となった場合でも、記憶手段内に
存在する未出力ページの画像データが先に出力されて十
分な連続空き領域を確保することができ、ユーザの介入
なしに自動的に制御シーケンスを続行することが可能と
なる。なお、第1の判断手段による、記憶手段の連続空
き領域の容量が書き込み不可能であるか否かの判断は、
例えば、空き容量が所定の圧縮データサイズ以下である
か否かを判断すればよい。この場合、所定の圧縮データ
サイズとしては、予め予想される最大圧縮データサイズ
を設定する場合には、取り扱われる全てのデータに対す
る最大圧縮データサイズ、またはデータの種類毎の最大
圧縮データサイズ、あるいは予め予想される最大圧縮デ
ータサイズ以外の場合には、頻度の少ない特別大きな圧
縮データサイズを除いた圧縮データサイズとすればよ
い。また、好ましくは、前記制御手段により、同一であ
ると判断されたページの「−1」ページ目までを先に出
力した後、該同一であると判断されたページを先頭出力
ページとする新たな出力順を再編成するようにすれば、
両面印刷のシーケンスを円滑に行うことが可能となる。
【0015】また、上述した問題点を解決するために、
請求項2記載の発明では、複数の用紙を搬送経路内に順
次搬送させ、画像入力部から順次入力された画像データ
を入力順とは異なる所定の出力順で画像出力部へ送り出
して用紙に両面印刷する画像処理装置において、前記画
像入力部から入力された画像データを可変長圧縮する圧
縮手段と、前記圧縮手段により可変長圧縮された画像デ
ータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されて
いる可変長圧縮された画像データを伸張する伸張手段
と、前記記憶手段の連続空き領域の容量が書き込み不可
能な容量であるか否かを判断する第1の判断手段と、前
記画像入力部から入力される入力ページと前記伸張手段
で伸張すべき出力ページとが同一であるか否かを判断す
る第2の判断手段と、前記第1の判断手段により連続空
き領域の容量が書き込み不可能な容量であると判断さ
れ、かつ前記第2の判断手段により前記入力ページと前
記出力ページとが同一であると判断された場合、前記記
憶手段に記憶されている画像データを他の画像データに
隣接するように移動して連続空き領域を作成し、該連続
空き領域に同一であると判断されたページの画像データ
を記憶する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、可変長圧縮された画像
データが記憶される記憶手段の連続空き領域の容量が前
記第1の判断手段により書き込み不可能な容量であると
判断され、かつ前記第2の判断手段により前記入力ペー
ジと前記出力ページとが同一であると判断された場合、
前記記憶手段に既に記憶されている画像データを他の画
像データに隣接するように移動するようにしたので、記
憶手段の空き領域が連続することにより連続空き領域を
確保することができ、ユーザの介入なしに自動的に制御
シーケンスを続行することが可能となる。なお、第1の
判断手段による、記憶手段の連続空き領域の容量が書き
込み不可能であるか否かの判断は、例えば、空き容量が
所定の圧縮データサイズ以下であるか否かを判断すれば
よい。この場合、所定の圧縮データサイズとしては、予
め予想される最大圧縮データサイズを設定する場合に
は、取り扱われる全てのデータに対する最大圧縮データ
サイズ、またはデータの種類毎の最大圧縮データサイ
ズ、あるいは予め予想される最大圧縮データサイズ以外
の場合には、頻度の少ない特別大きな圧縮データサイズ
を除いた圧縮データサイズとすればよい。また、好まし
くは、最小データ量の画像データを移動するようにすれ
ば、移動に要する処理を短時間で終えることが可能であ
る。また、好ましくは、記憶手段内に存在する空き領域
のうち、最大空き領域に対して両隣りの空き領域の大き
い方に連続空き領域が確保されるように、未出力ページ
の画像データを移動するようにすれば、より大きい連続
空き領域を確保することができ、次の入力ページの画像
データをより確実に記憶することが可能となる。
【0017】また、上述した問題点を解決するために、
請求項5記載の発明では、複数の用紙を搬送経路内に順
次搬送させ、画像入力部から順次入力された画像データ
を入力順とは異なる所定の出力順で画像出力部へ送り出
して用紙に両面印刷する画像処理装置において、前記画
像入力部から入力された画像データを可変長圧縮する圧
縮手段と、前記圧縮手段により可変長圧縮された画像デ
ータを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段
に記憶されている可変長圧縮された画像データを伸張す
る伸張手段と、前記圧縮手段により可変長圧縮された画
像データを少なくとも1ジョブ以上記憶する第2の記憶
手段と、前記記憶手段の連続空き領域の容量が予め設定
された書き込み不可能な容量であるか否かを判断する第
1の判断手段と、前記画像入力部から入力される入力ペ
ージと前記伸張手段で伸張すべき出力ページとが同一で
あるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第1の判
断手段により連続空き領域の容量が書き込み不可能な容
量であると判断され、かつ前記第2の判断手段により前
記入力ページと前記出力ページとが同一であると判断さ
れた場合、前記第1の記憶手段に記憶されている未出力
ページを前記第2の記憶手段に移動して前記第1の記憶
手段の連続空き領域を作成した後、前記第2の記憶手段
に移動した未出力ページの出力順になると、該未出力ペ
ージの画像データを前記第2の記憶手段から第1の記憶
手段に読み出す制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0018】この発明によれば、可変長圧縮された画像
データが記憶される記憶手段の連続空き領域の容量が前
記第1の判断手段により書き込み不可能な容量であると
判断され、かつ前記第2の判断手段により前記入力ペー
ジと前記出力ページとが同一であると判断された場合、
前記第1の記憶手段に記憶されている未出力ページを前
記第2の記憶手段に移動して前記第1の記憶手段の連続
空き領域を作成した後、前記第2の記憶手段に移動した
未出力ページの出力順になると、該未出力ページの画像
データを前記第2の記憶手段から前記第1の記憶手段に
読み出すようにしたので、第1の記憶手段に連続空き領
域を確保することができ、ユーザの介入なしに自動的に
制御シーケンスを続行することが可能となる。なお、第
1の判断手段による、記憶手段の連続空き領域の容量が
書き込み不可能であるか否かの判断は、例えば、空き容
量が所定の圧縮データサイズ以下であるか否かを判断す
ればよい。この場合、所定の圧縮データサイズとして
は、予め予想される最大圧縮データサイズを設定する場
合には、取り扱われる全てのデータに対する最大圧縮デ
ータサイズ、またはデータの種類毎の最大圧縮データサ
イズ、あるいは予め予想される最大圧縮データサイズ以
外の場合には、頻度の少ない特別大きな圧縮データサイ
ズを除いた圧縮データサイズとすればよい。また、好ま
しくは、第1の記憶手段に記憶されている未出力ページ
のうち、少なくとも、出力順が最も遅いページの画像デ
ータを前記第2の記憶手段に移動するようにすれば、出
力順への影響が少ないので、両面印刷のシーケンスを円
滑に行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。
【0020】A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による画像処理装置の構成を
示すブロック図である。図において、画像入力部1は、
ADF(オードドキュメントフィーダ)により原稿を1
枚づつ引き込んでガラス台の上に載置し、原稿をスキャ
ンして光学的に読み取り、画像データとして画像圧縮部
2へ供給する。画像圧縮部2は、可変長符号化により画
像データを圧縮し、ページメモリ3に記憶させる。ペー
ジメモリ3は、少なくとも1ページ以上の圧縮された画
像データを記憶できる容量を有し、リングバッファとし
て用いられ、圧縮された画像データをページ順(読み込
み順)に記憶する。ページメモリ3に記憶された画像デ
ータは、所定の出力順で読み出され、画像伸張部5に供
給される。
【0021】画像蓄積部4は、例えばハードディスク等
の大容量記憶媒体等で構成され、圧縮された画像データ
が上記ページメモリ3に記憶されるのに並行して、同様
に圧縮された画像データを記憶する。該画像蓄積部2に
記憶された画像データは、複数の部数を出力する場合等
に、2部目以降の出力時、ページメモリ3に読み出さ
れ、1部目同様に、所定の出力順で画像伸張部5に供給
される。これにより、複数の部数を出力する場合であっ
ても、画像入力を部数分繰り返す必要がなくなる。次
に、画像伸張部5は、ページメモリ3から所定の出力順
で供給される圧縮された画像データを伸張し、画像出力
部6へ出力する。画像出力部6は、画像伸張部5から供
給される画像データを用紙に印刷する。このとき、画像
データは、上述したように、ページメモリ3から所定の
出力順で読み出され、画像伸張部5を介して画像出力部
6へ供給されるので、正確に両面印刷される。なお、両
面印刷の方法および構成については、前述した図16と
同じであるので説明を省略する。
【0022】また、制御部7は、上述した画像入力、画
像処理(圧縮、読み出し、伸張)、画像出力という一連
のシーケンスを円滑に行うように、各部の動作を制御す
る。特に、本発明に係る制御として、前述した従来技術
の課題として説明した制御シーケンスが停止しないよう
に、ページメモリ3の連続空き容量を監視し、連続空き
容量が所定の容量に満たなくなると、ページメモリ3か
らの画像データの出力順の変更、ページメモリ3内での
画像データの移動、ページメモリ3内の画像データの削
除等の手法を用いて、少なくとも、1ページ分の画像デ
ータが記憶できるだけの連続空き容量を確保するように
なっている。なお、この詳細については、動作において
説明する。
【0023】B.実施形態の動作 B−1.出力順変更による連続空き領域獲得動作 まず、本実施形態による動作として、ページメモリ3の
連続空き容量を監視し、連続空き領域が所定の容量(最
大符号量)に満たなくなると、ページメモリ3からの画
像データの出力順を変更することで、連続空き領域を獲
得する動作について説明する。ここで、図2は、画像入
力側の動作を説明するためのフローチャートであり、図
3は、画像出力側の動作を説明するためのフローチャー
トである。また、図4は、ページメモリ3内の画像デー
タに対する操作および用紙の流れと印字動作を説明する
ための概念図である。
【0024】まず、画像処理装置は、図2に示すステッ
プSa1で、最大符号量を設定する。該最大符号量は、
画像データを符号化(圧縮)した際に、符号化された画
像データが取り得る予想される最大データ量である。な
お、最大符号量(所定の圧縮データサイズ)としては、
予め予想される最大圧縮データサイズを設定する場合に
は、取り扱われる全てのデータに対する最大圧縮デー
タサイズ、またはデータの種類毎の最大圧縮データサ
イズ、あるいは予め予想される最大圧縮データサイズ以
外の場合には、頻度の少ない特別大きな圧縮データサ
イズを除いた圧縮データサイズとすればよい。
【0025】上記の場合、最大圧縮データサイズ以下
の使用頻度の高い通常サイズのものが書き込み不可能と
判断されてしまうのでメモリ等の使用効率が悪いが、全
てのデータについて確実に書き込み不可能であるか否か
を判断することができる。また、の場合、データの種
類毎に設定しなければならないものの、データの種類毎
に設定されるので、妥当な判断ができる。また、の場
合、頻度の少ない特別大きな圧縮データサイズを除ける
ので、通常データのときにメモリ等の使用効率が上記
、よりよく、同様の効果が得られる。但し、特別大
きな圧縮データサイズについては書き込みを試みた後の
判断となる。なお、この場合、当該ページの書き込みが
失敗したときは、当該ページは書込まれなかったものと
して扱えばよい。
【0026】また、上記最大符号量の設定時期に関して
は、予め固定的に設定する場合、または状況に応じて、
その都度設定する場合が考えられる。例えば、最大符号
量として、データの種類毎の最大圧縮データサイズとし
た場合には、データの種類設定に応じて設定する。この
場合、データの種類の設定には、ユーザによる設定や、
データの種類を検出して設定する。また、データの種類
毎の最大圧縮データサイズ以外でも、ユーザによる設定
や、処理部による状況判断より設定が可能である。
【0027】次に、ステップSa2で、ページメモリ3
の連続空き領域が最大符号量より大であるか否かを判断
する。すなわち、次の入力ページの画像データを取り込
んで符号化した場合、その画像データを記憶できるだけ
の連続空き領域があるか否かを判断している。ここで、
十分な連続空き領域がある場合には、ステップSa3へ
進み、画像入力を開始し、ステップSa4で、入力した
画像データを圧縮し、ページメモリ3へ記憶するととも
に、画像蓄積部4へ格納する。そして、ステップSa5
で、1部目の入力が終了したか否かを判断し、終了して
いなければ、上述したステップSa2に戻る。以下、ペ
ージメモリ3に十分な連続空き領域があれば、順次、画
像データを入力し、ページメモリ3と画像蓄積部に記憶
していく。そして、1部目の入力が終了すると、ステッ
プSa1に戻り、画像入力を停止する。
【0028】ここで、上述したデッドロックが生じない
場合の通常出力動作について図3を参照して説明する。
まず、図3に示すステップSb1で、後述する出力順変
更があったか否かを判断する。デッドロックが生じない
場合には、出力順変更は行われないので、ステップSb
2へ進み、ページメモリ3に次の出力データが入力済み
であるか否かを判断する。ここで、次の出力データが入
力済みでなければ、入力されるまで、当該ステップSb
2を繰り返し実行する。これに対して、次の出力データ
が既に入力されていれば、ステップSb3へ進み、ペー
ジメモリ3から次の出力データを読み出して画像伸張部
5へ供給し、圧縮された画像データを伸張する。そし
て、ステップSb4で、伸張した画像データを画像出力
部6へ供給することで、印字処理部で用紙に印字する。
次に、ステップSb5で、1部目の出力が終了したか否
かを判断し、終了していなければ、ステップSb2に戻
る。以下、所定の出力順(1,3,5,2,7,4,
9,6,…:ページ)でページメモリ3から画像データ
を読み出し、伸張した後、用紙に印字していく。以上の
処理により、1部目の出力が終了する。
【0029】1部目の出力が終了すると、ステップSb
6に進み、画像蓄積部4から上記所定の出力順で画像デ
ータを読み出し、ページメモリ3に記憶する。そして、
ステップSb7で、ページメモリ3から次の出力データ
を読み出して画像伸張部5へ供給し、圧縮された画像デ
ータを伸張する。そして、ステップSb8で、伸張した
画像データを画像出力部6へ供給することで、印字処理
部で用紙に印字する。そして、ステップSb9で、全て
の部数の印字が終了したか否かを判断し、終了していな
ければ、ステップSb6へ戻る。以下、ステップSb6
〜Sb9を繰り返すことで、複数の部数を印字する。な
お、2部目以降の印字処理においては、画像蓄積部4か
ら所定の出力順で画像データを読み出しているので、デ
ッドロックが生じることはない。そして、全ての部数の
印字が終了すると、ステップSb1へ戻り、次のジョブ
を待機する。
【0030】上述した画像入力処理において、ページメ
モリ3の連続空き領域が最大符号量以下となると、すな
わち、次の入力ページの画像データを記憶できるだけの
連続空き領域がなくなると、ステップSa6へ進み、次
の入力ページが次の出力ページであるか否かを判断す
る。ここで、次の入力ページが次の出力ページでない場
合には、デッドロックは生じないので、ステップSa7
へ進み、画像データの入力を待機させる。言い換える
と、既にページメモリ3に記憶した画像データを所定の
出力順に従って出力すれば、空き領域が生じるので、画
像入力を一時的に待たせるだけで回避できる。
【0031】一方、次の入力ページが次の出力ページで
ある場合、例えば、図4(a)では、次に入力すべきペ
ージは、5ページ目であり、次に出力すべきページも5
ページ目である。このように、次の入力ページが次の出
力ページと等しい場合には、ステップSa8へ進み、画
像入力を一時休止し、ステップSa9で、出力順の変更
指示を送出する。出力順の変更は、デッドロックが生じ
たページの「−1」ページまでを出力し、デッドロック
ページを先頭として出力順を再編成することにより行わ
れる。以後、ステップSa2に戻り、上述した処理を繰
り返し実行する。
【0032】この様子を、図4(a)〜(c)を参照し
て説明する。図4(a)では、4ページ目までが既に入
力されてページメモリ3に記憶され、さらに、1ページ
目と3ページ目が順次読み出されて印字処理部で用紙に
印字されて空き領域となっている。1ページ目が印字さ
れた用紙は、反転部に移動しており、3ページ目が印字
された用紙は、印字処理部に存在する。このとき、連続
空き領域は、最大符号量以下である。さらに、次に入力
されるべきページは、5ページ目であり、かつ次に出力
すべきページも5ページ目である。したがって、5ペー
ジ目でデッドロックが生じる。
【0033】ここで、上述したデッドロックが生じた場
合の出力動作について図3を参照して説明する。デッド
ロックが生じると、出力順変更指示が送出されるので、
ステップSb1からステップSb10に進む。ステップ
Sb10では、ページメモリ3に次の出力データが入力
済みであるか否かを判断する。図4(a)に示す例では
5ページ目に相当する。デッドロックが生じた直後で
は、上述した出力順変更に基づく出力がまだ行われいな
いので、この場合、ステップSb11へ進む。ステップ
Sb11では、出力順を1つスキップする。図4(a)
〜(c)の場合、5ページ目の次は2ページ目である。
次に、ステップSb12へ進み、デッドロックしたペー
ジの「−1」ページ目を出力したか否かを判断し、まだ
出力していない場合には、ステップSb10へ戻る。
【0034】図4(a)に示す段階では、まだ、「−
1」ページ目、すなわち4ページ目を出力していないの
で、ステップSb10へ戻ることになる。ステップSb
10では、上述したように、ページメモリ3に次の出力
データ(2ページ目)が入力済みであるか判断するの
で、この場合、2ページ目は既に入力済みであるので、
ステップSb13へ進み、ページメモリ3から次の出力
データ(2ページ目)を読み出して画像伸張部5へ供給
し、圧縮された画像データを伸張する。そして、ステッ
プSb14で、伸張した画像データを画像出力部6へ供
給することで、印字処理部で用紙に印字する。この様子
は、図4(b)に示されており、2ページ目が1枚目の
用紙の裏面(1ページ目が印字された面の反対側)に印
字されている。
【0035】次に、再び、ステップSb12で、上述し
た判断をするわけであるが、この段階では、まだ、4ペ
ージ目が出力されていないので、ステップSb10に戻
り、次の出力ページが入力済みであるか判断する。この
場合、次の出力ページは、7ページ目であるが、画像入
力はデッドロックを生じた5ページ目の入力で停止して
いるので、7ページ目はまだ入力されていない。したが
って、ステップSb11へ進み、再び、出力順をスキッ
プすることになる。この結果、次の出力ページは、4ペ
ージ目となる。該4ページ目は、次のステップSb13
で伸張され、ステップSb14で、図4(c)に示すよ
うに、2枚目の用紙の裏面(3ページ目が印字された面
の反対側)に印字される。この結果、ページメモリ3に
は、画像データがなくなるので、少なくとも1ページ分
の画像データを記憶するだけの十分な連続空き領域が確
保されることになる。
【0036】そして、デッドロックしたページの「−
1」ページ目が出力されたことから、ステップSb12
からステップSb15へ進み、出力順変更を解除する。
これにより、新たな出力順は、デッドロックページを先
頭とし、「5,7,9,6,…」となる。以降は、ステ
ップSb2へ進み、前述したステップSb2以降の通常
出力動作を実行する。
【0037】B−2.画像データの移動および削除によ
る連続空き領域獲得動作 まず、本実施形態による動作として、ページメモリ3の
連続空き容量を監視し、連続空き領域が所定の容量(最
大符号量)に満たなくなると、ページメモリ3の画像デ
ータを移動するか、あるいはそれでも連続空き容量が所
定の容量に達しない場合に所定の画像データを削除する
ことで連続空き容量を獲得する動作について説明する。
ここで、図5および図6は、画像入力側の動作を説明す
るためのフローチャートであり、図7は、画像出力側の
動作を説明するためのフローチャートである。また、図
8ないし図12は、ページメモリ3内の画像データに対
する操作を説明するための概念図である。
【0038】まず、画像処理装置は、図5に示すステッ
プSc1で、最大符号量を設定する。該最大符号量は、
画像データを符号化(圧縮)した際に、符号化された画
像データが取り得る予想される最大データ量である。次
に、ステップSc2で、ページメモリ3の連続空き領域
が最大符号量より大であるか否かを判断する。すなわ
ち、次の入力ページの画像データを取り込んで符号化し
た場合、その画像データを記憶できるだけの連続空き領
域があるか否かを判断している。ここで、十分な連続空
き領域がある場合には、ステップSc3へ進み、削除さ
れているページがあるか否かを判断する。削除されてい
るページとは、連続空き領域が最大符号量以下となった
場合に後述する処理で強制的に削除されたページのこと
を指す。削除されたページがなければ、ステップSc4
で、画像入力を開始し、ステップSc5で、入力した画
像データを圧縮し、ページメモリ3へ記憶するととも
に、画像蓄積部4へ格納する。そして、ステップSc6
で、1部目の入力が終了したか否かを判断し、終了して
いなければ、上述したステップSc2に戻る。以下、ペ
ージメモリ3に十分な連続空き領域があれば、順次、画
像データを入力し、ページメモリ3と画像蓄積部4に記
憶していく。そして、1部目の入力が終了すると、ステ
ップSc1に戻り、画像入力を停止する。
【0039】上述した画像入力処理において、ページメ
モリ3の連続空き領域が最大符号量以下となると、すな
わち、次の入力ページの画像データを記憶できるだけの
連続空き領域がなくなると、ステップSc7へ進み、次
の入力ページが次の出力ページであるか否かを判断す
る。ここで、次の入力ページが次の出力ページでない場
合には、前述したように、デッドロックは生じないの
で、ステップSc8へ進み、画像データの入力を待機さ
せ、ステップSc3に戻る。
【0040】一方、次の入力ページが次の出力ページで
ある場合には、ステップSc9へ進み、ページメモリ3
の全空き領域が最大符号量より大であるか否かを判断す
る。ここでは、ページメモリ3に既に記憶され、未出力
の画像データを移動することで、最大符号量以上の連続
空き領域を作成することができるか否かを判断してい
る。そして、全空き領域が最大符号量より大であれば、
次のいずれかの処理へ進む。
【0041】まず、第1の処理では、ステップSc10
で、ページメモリ3内の画像データの未出力ページのう
ち、最小データ量のページを検索し、ステップSc11
で、検索した最小データ量のページを、それ以外の未出
力ページに隣接するように移動する。これを図8を参照
して説明する。図8(a)〜(c)では、前述同様に、
5ページ目でデッドロックが生じたものとして示してい
る。図8(a)では、2ページ目と4ページ目の画像デ
ータが未出力ページとして残っており、連続空き領域
(A+B)が最大符号量より小さくなっている。また、
2ページ目のデータ量>4ページ目のデータ量という関
係である。この場合、図8(b)に示すように、最小デ
ータ量のページである4ページ目の画像データを、2ペ
ージ目の画像データに隣接するように移動する。これに
より、移動後の連続空き領域(A'B')が最大符号量以
上となり、図8(c)に示すように、次の入力ページで
ある5ペー目を記憶することができるようになる。
【0042】また、図9(a)〜(c)では、反対に2
ページ目のデータ量<4ページ目のデータ量であった場
合の処理を示している。この場合、図9(b)に示すよ
うに、最小データ量のページである2ページ目の画像デ
ータを、4ページ目の画像データに隣接するように移動
する。これにより、前述した処理と同様に、移動後の連
続空き領域(A'+B')が最大符号量以上となり、図9
(c)に示すように、次の入力ページである5ページ目
を記憶することができるようになる。
【0043】また、第2の処理では、ステップSc12
で、ページメモリ3内に存在する空き領域の中から現在
の最大空き領域を検索し、ステップSc13で、最大空
き領域に対して両隣りの空き領域の大きい方に連続空き
領域が確保されるように、未出力ページの画像データを
移動する。これを図10および図11を参照して説明す
る。図10では、プロセス内に用紙が4枚搬送される場
合におけるページメモリ3内の画像データを示してい
る。この場合、出力順は、1,3,5,7,2,9,
4,11,6,13,8,15,10,……(ページ)
となる。デッドロックが生じるのは、例えば7ページ目
の入力時である。このとき、ページメモリ3には、2ペ
ージ目、4ページ目、および6ページ目の画像データが
未出力ページとして残っており、連続空き領域(A+
B)<最大符号量となっている。
【0044】この状態で、空き領域の中から現在の最大
空き領域を検索すると、図11(a)に示すように、3
ページ目の空き領域が最大となる。また、該3ページ目
の空き領域に対して両隣りの空き領域の大きい方とは、
空き領域(A+B)の部分と、5ページ目の空き領域と
なる。双方の容量を比較した場合、空き領域(A+B)
の容量が大であるとすると、図11(b)に示すよう
に、2ページ目の画像データを3ページ目の空き領域に
移動する。これにより、移動後の連続空き領域(A'+
B')が最大符号量以上となり、図11(c)に示すよ
うに、次の入力ページである7ページ目を記憶すること
ができるようになる。
【0045】上述した第1または第2の処理のどちらか
により、未出力ページを移動し、新たな連続空き領域を
獲得した後は、ステップSc2に戻る。そして、前述し
たように、ページメモリ3の連続空き領域が最大符号量
より大であるか否かを判断し、上述した処理で次の入力
ページを記憶することができるか否かを判断する。そし
て、十分な連続空き領域が獲得されている場合には、前
述したステップSc3以降の処理へ進み、次の入力ペー
ジの画像入力を開始する。
【0046】一方、上述した処理でも十分な連続空き領
域が獲得できなかった場合には、ステップSc7を経
て、ステップSc9に進み、再び、ページメモリ3の全
空き領域が最大符号量より大であるか否かを判断する。
ここで、全空き領域が最大符号量より大であれば、ペー
ジメモリ3内の未出力ページの画像データをさらに移動
することで十分な連続空き領域(>最大符号量)が獲得
できるということなので、再度、前述したステップSc
10,Sc11、またはステップSc12,Sc13の
処理へ進み、画像データの移動を繰り返す。ページメモ
リ3の全空き領域が最大符号量より大であれば、上記移
動処理を繰り返すことで、十分な連続空き領域が獲得で
きるはずである。したがって、最終的には、十分な連続
空き領域が獲得できた段階で、前述したステップSc3
以降の処理へ進み、次の入力ページの画像入力を開始す
ることになる。
【0047】これに対して、ページメモリ3の全空き領
域が最大符号量以下であった場合には、ページメモリ3
の未出力ページの画像データを移動しても、十分な連続
空き領域を獲得することは不可能である。この場合に
は、ステップSc9からステップSc14に進み、ペー
ジメモリ3に存在する未出力ページのうち、出力順の最
遅ページが画像蓄積部4に格納済みであるか否かを判断
する。最遅ページが画像蓄積部4に格納済みでなけれ
ば、格納されるまで待機する。
【0048】そして、最遅ページが画像蓄積部4に格納
されると、ステップSc15に進み、ページメモリ3に
存在する未出力ページのうち、出力順の最遅ページを一
旦削除する。次に、ステップSc16で、ページメモリ
3の連続空き領域が最大符号量より大であるか否かを判
断する。ここで、上記削除処理により十分な連続空き領
域が獲得できれば、連続空き領域>最大符号量となるの
で、ステップSc4以降に進み、次の入力ページの画像
入力を開始することになる。
【0049】一方、上記削除処理により十分な連続空き
領域が獲得できなければ、ステップSc9に戻り、ペー
ジメモリ3の全空き領域が最大符号量より大であれば、
前述したステップSc10,Sc11、またはステップ
Sc12,Sc13の処理へ進み、画像データの移動を
行うことにより、十分な連続空き領域を獲得する。ま
た、1回の削除で、最大符号量より大きい全空き領域が
獲得できなければ、再度、ステップSc14以降の削除
処理で、ページメモリ3に存在する未出力ページのう
ち、出力順の最遅ページを一旦削除する。以下、十分な
連続空き領域を獲得するまで、上述した処理を繰り返
す。そして、十分な連続空き領域が獲得できれば、連続
空き領域>最大符号量となるので、ステップSc4以降
に進み、次の入力ページの画像入力を開始することにな
る。
【0050】なお、上述した入力処理過程においては、
これに並行してページメモリ3から所定の出力順に従っ
て画像データを読み出し、画像出力部6で印字が行われ
る。したがって、上述した削除処理において削除された
ページが出力ページとなる前に、ページメモリ3の連続
空き領域が最大符号量より大となる。この場合、次の入
力ページの画像入力すべく、ステップSc3へ進むと、
削除されているページがあるか否かを判断しているの
で、図6に示すステップSc17へ進む。ステップSc
17では、削除されたページを画像蓄積部4から読み出
し、ページメモリ3へ記憶する。これにより、所定の出
力順で画像データが出力されることになる。
【0051】次に、出力動作について図7を参照して説
明する。なお、図7に示すステップSd1〜Sd8は、
前述した図3に示すステップSb2〜Sb9と同様であ
るので簡単に説明する。まず、図3に示すステップSd
1で、ページメモリ3に次の出力データが入力済みであ
るか否かを判断し、次の出力データが既に入力されてい
れば、ステップSd2へ進み、ページメモリ3から次の
出力データを読み出して画像伸張部5で伸張し、ステッ
プSd3で、伸張した画像データを画像出力部6へ供給
することで、印字処理部で用紙に印字する。次に、ステ
ップSd4で、1部目の出力が終了したか否かを判断
し、終了していなければ、ステップSd1に戻り、所定
の出力順(1,3,5,2,7,4,9,6,…:ペー
ジ)でページメモリ3から画像データを読み出し、用紙
に印字していく。以上の処理により、1部目の出力が終
了する。
【0052】1部目の出力が終了すると、ステップSd
5に進み、画像蓄積部4から上記所定の出力順で画像デ
ータを読み出し、ページメモリ3に記憶する。そして、
ステップSd6で、ページメモリ3から次の出力データ
を読み出して画像伸張部5で伸張し、ステップSd7
で、伸張した画像データを画像出力部6へ供給すること
で、印字処理部で用紙に印字する。そして、ステップS
d8で、全ての部数の印字が終了したか否かを判断し、
終了していなければ、ステップSd5へ戻り、以下、ス
テップSb6〜Sb9を繰り返すことで、複数の部数を
印字する。なお、2部目以降の印字処理においては、画
像蓄積部4から所定の出力順で画像データを読み出して
いるので、デッドロックが生じることはない。そして、
全ての部数の印字が終了すると、ステップSd1へ戻
り、次のジョブを待機する。
【0053】C.シーケンス 次に、上述した両面印刷の各部のシーケンスについて図
13ないし図15を参照して説明する。図13は、デッ
ドロックが生じない場合の通常シーケンス図である。図
において、IITは画像入力部1、compは画像圧縮
部2、PBはページメモリ、decompは画像伸張部
5、HDDは画像蓄積部4、ROSは画像出力部であ
る。各部のライン上の数字は、各部で処理されるページ
であり、特に、ROSにおける上段の数字は現在印字中
のページ、下段は既に印字されたページである。通常シ
ーケンスでは、画像入力部1により1ページ目から順に
14ページ目まで読み込まれる。画像入力部1により読
み込まれたページは、順次、画像圧縮部2で圧縮され、
ページメモリ3に記憶される。
【0054】また、ページメモリ3に記憶された各ペー
ジの画像データは、その都度、画像蓄積部4にも格納さ
れる。ページメモリ3から画像伸張部5への読み出し
は、1,3,5,2,7,4,9,6,…の出力順で行
われる。そして、画像出力部6では、上記出力順で読み
出されたページの画像データが順次用紙に印字される。
14ページ目が印字された時点で1部目の出力が終了す
ることになる。また、14ページ目まで印字が終了する
時点で、画像蓄積部4からは、1ページ目、3ページ
目、……と出力順に画像データが読み出され、ページメ
モリ3に記憶されていく。そして、ページメモリ3に記
憶された画像データは、記憶される順に、すなわち出力
順に画像伸張部5、画像出力部6へと供給され、順次印
字されていく。
【0055】次に、図14は、出力順を変更してシーケ
ンス停止を回避した場合のシーケンス図である。この場
合、5ページ目の画像データを入力するタイミングで、
デッドロックが生じている。そこで、出力順を変更し、
3ページ目の後に2ページ目の画像データをページメモ
リ3から読み出し、画像伸張部5に供給している。該2
ページ目の画像データは、画像伸張部5で伸張され、画
像出力部6で、1ページ目の裏面に印字されている。こ
のシーケンスでは、2ページ目の印字が終了した時点
で、ページメモリ3に十分な連続空き領域(最大符号量
より大容量の連続空き領域)を獲得できるので、シーケ
ンスを停止することなく、5ページ目の画像データを入
力して、ページメモリ3および画像蓄積部4に記憶して
いる。それ以降において、画像入力部1は、通常シーケ
ンスと同様に、6ページ目以降の画像データを順次入力
している。ページメモリ3からは、2ページ目の印字
後、4ページ目が読み出され、画像出力部6で、3ペー
ジ目の裏面に印字されている。デッドロックが生じた5
ページ目の「−1」ページ目である4ページ目の印字が
終了すると、それ以降は、上記5ページ目を先頭とした
出力順で順次印字されていく。そして、14ページ目が
印字された時点で1部目の出力が終了することになる。
2部目のシーケンスは、前述した通常シーケンスと同じ
であるので説明を省略する。
【0056】次に、図15は、ページメモリ3内での画
像データの移動および削除を行ってシーケンス停止を回
避した場合のシーケンス図である。この場合、5ページ
目の画像データを入力するタイミングで、デッドロック
が生じている。そこで、ページメモリ3内で、4ページ
目を移動することで、ページメモリ3に十分な連続空き
領域(最大符号量より大容量の連続空き領域)を獲得
し、シーケンスを停止することなく、5ページ目の画像
データを入力して、ページメモリ3および画像蓄積部4
に記憶するともに、ページメモリ3から読み出して、画
像出力部6で印字している。それ以降において、画像入
力部1は、通常シーケンスと同様に、6ページ目以降の
画像データを順次入力している。
【0057】そして、8ページ目の画像データがページ
メモリ3に記憶された時点で、空き領域が分断され(こ
の場合、6ページ目と8ページ目の画像データが空き領
域を隔てて存在している)、連続空き領域が最大符号量
以下となると、8ページ目の画像データが画像蓄積部4
に格納されたことを確認した時点で、ページメモリ3か
ら最遅ページである8ページ目が削除される。これによ
り、十分な連続空き領域が獲得されるので、シーケンス
を停止することなく、9ページ目の画像データが入力さ
れる。9ページ目は、ページメモリ3に存在する6ペー
ジ目に隣接して記憶されるので、この時点での連続空き
領域は最大符号量より大となっている。そこで、次のタ
イミングで、画像蓄積部4から上記削除した8ページ目
の画像データを読み出し、ページメモリ3に記憶する。
以下、14ページ目まで通常シーケンスと同様に動作す
る。2部目のシーケンスは、前述した通常シーケンスと
同じであるので説明を省略する。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、可変長圧縮された画像データが記憶される記憶手段
の連続空き領域の容量が第1の判断手段により書き込み
不可能な容量であると判断され、かつ前記第2の判断手
段により前記入力ページと前記出力ページとが同一であ
ると判断された場合、制御手段によって、前記記憶手段
に既に記憶されているページの画像データを先に印刷す
るように出力順を変更するようにしたので、可変長圧縮
データを一時記憶する記憶手段であるページメモリが領
域不足となった場合でも、記憶手段内に存在する未出力
ページの画像データが先に出力されて十分な連続空き領
域を確保することができ、ユーザの介入なしに自動的に
制御シーケンスを続行することができるという利点が得
られる。
【0059】また、この発明によれば、可変長圧縮され
た画像データが記憶される記憶手段の連続空き領域の容
量が前記第1の判断手段により書き込み不可能な容量で
あると判断され、かつ前記第2の判断手段により前記入
力ページと前記出力ページとが同一であると判断された
場合、前記記憶手段に既に記憶されている画像データを
他の画像データに隣接するように移動するようにしたの
で、記憶手段の空き領域が連続することにより連続空き
領域を確保することができ、ユーザの介入なしに自動的
に制御シーケンスを続行することができるという利点が
得られる。
【0060】また、この発明によれば、可変長圧縮され
た画像データが記憶される記憶手段の連続空き領域の容
量が前記第1の判断手段により書き込み不可能な容量で
あると判断され、かつ前記第2の判断手段により前記入
力ページと前記出力ページとが同一であると判断された
場合、前記第1の記憶手段に記憶されている未出力ペー
ジを前記第2の記憶手段に移動して前記第1の記憶手段
の連続空き領域を作成した後、前記第2の記憶手段に移
動した未出力ページの出力順になると、該未出力ページ
の画像データを前記第2の記憶手段から前記第1の記憶
手段に読み出すようにしたので、第1の記憶手段に連続
空き領域を確保することができ、ユーザの介入なしに自
動的に制御シーケンスを続行することができるという利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 画像入力側における出力順変更による連続空
き領域獲得動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】 画像出力側の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】 ページメモリ3内の画像データに対する操作
および用紙の流れと印字動作を説明するための概念図で
ある。
【図5】 画像入力側における画像データの移動および
削除による連続空き領域獲得動作を説明するためのフロ
ーチャート(1/2)である。
【図6】 画像入力側における画像データの移動および
削除による連続空き領域獲得動作を説明するためのフロ
ーチャート(2/2)である。
【図7】 画像出力側の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】 ページメモリ3内の画像データの移動による
連続空き領域獲得動作(その1)を説明するための概念
図である。
【図9】 ページメモリ3内の画像データの移動による
連続空き領域獲得動作(その2)を説明するための概念
図である。
【図10】 ページメモリ3内の画像データの移動によ
る連続空き領域獲得動作(その3)を説明するための概
念図である。
【図11】 ページメモリ3内の画像データの移動によ
る連続空き領域獲得動作(その3)を説明するための概
念図である。
【図12】 ページメモリ3内の画像データの削除によ
る連続空き領域獲得動作を説明するための概念図であ
る。
【図13】 デッドロックが生じない場合の通常シーケ
ンス図である。
【図14】 出力順を変更してシーケンス停止を回避し
た場合のシーケンス図である。
【図15】 ページメモリ3内での画像データの移動お
よび削除を行ってシーケンス停止を回避した場合のシー
ケンス図である。
【図16】 画像処理装置を用いた場合の画像出力装置
における両面印刷のシーケンスを説明するための概念図
である。
【図17】 ページメモリへの圧縮データの記憶状態を
説明するための概念図である。
【図18】 従来の画像処理装置を用いた場合の不具合
を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 画像圧縮部(圧縮手段) 3 ページメモリ(記憶手段、第1の記憶手段) 4 画像蓄積部(第2の記憶手段) 5 画像伸張部(伸張手段) 6 画像出力部 7 制御部(第1の判断手段、第2の判断手段、制御手
段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の用紙を搬送経路内に順次搬送さ
    せ、画像入力部から順次入力された画像データを入力順
    とは異なる所定の出力順で画像出力部へ送り出して用紙
    に両面印刷する画像処理装置において、 前記画像入力部から入力された画像データを可変長圧縮
    する圧縮手段と、 前記圧縮手段により可変長圧縮された画像データを記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている可変長圧縮された画像デ
    ータを伸張する伸張手段と、 前記記憶手段の連続空き領域の容量が書き込み不可能な
    容量であるか否かを判断する第1の判断手段と、 前記画像入力部から入力される入力ページと前記伸張手
    段で伸張すべき出力ページとが同一であるか否かを判断
    する第2の判断手段と、 前記第1の判断手段により連続空き領域の容量が書き込
    み不可能な容量であると判断され、かつ前記第2の判断
    手段により前記入力ページと前記出力ページとが同一で
    あると判断された場合、前記画像入力部による画像入力
    を中断させ、前記記憶手段に既に記憶されている画像デ
    ータを先に前記画像出力部で印刷するように前記伸張手
    段への出力順を変更する制御手段とを具備することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の用紙を搬送経路内に順次搬送さ
    せ、画像入力部から順次入力された画像データを入力順
    とは異なる所定の出力順で画像出力部へ送り出して用紙
    に両面印刷する画像処理装置において、 前記画像入力部から入力された画像データを可変長圧縮
    する圧縮手段と、 前記圧縮手段により可変長圧縮された画像データを記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている可変長圧縮された画像デ
    ータを伸張する伸張手段と、 前記記憶手段の連続空き領域の容量が書き込み不可能な
    容量であるか否かを判断する第1の判断手段と、 前記画像入力部から入力される入力ページと前記伸張手
    段で伸張すべき出力ページとが同一であるか否かを判断
    する第2の判断手段と、 前記第1の判断手段により連続空き領域の容量が書き込
    み不可能な容量であると判断され、かつ前記第2の判断
    手段により前記入力ページと前記出力ページとが同一で
    あると判断された場合、前記記憶手段に記憶されている
    画像データを他の画像データに隣接するように移動して
    連続空き領域を作成し、該連続空き領域に同一であると
    判断されたページの画像データを記憶する制御手段とを
    具備することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段内の未出
    力ページの画像データのうち、最小データ量のページ
    を、それ以外の未出力ページに隣接するように移動して
    連続空き領域を作成することを特徴とする請求項2記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記憶手段内に存在
    する空き領域のうち、最大空き領域に対して両隣りの空
    き領域の大きい方に連続空き領域が確保されるように、
    未出力ページの画像データを移動することを特徴とする
    請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の用紙を搬送経路内に順次搬送さ
    せ、画像入力部から順次入力された画像データを入力順
    とは異なる所定の出力順で画像出力部へ送り出して用紙
    に両面印刷する画像処理装置において、 前記画像入力部から入力された画像データを可変長圧縮
    する圧縮手段と、 前記圧縮手段により可変長圧縮された画像データを記憶
    する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている可変長圧縮された
    画像データを伸張する伸張手段と、 前記圧縮手段により可変長圧縮された画像データを少な
    くとも1ジョブ以上記憶する第2の記憶手段と、 前記記憶手段の連続空き領域の容量が予め設定された書
    き込み不可能な容量であるか否かを判断する第1の判断
    手段と、 前記画像入力部から入力される入力ページと前記伸張手
    段で伸張すべき出力ページとが同一であるか否かを判断
    する第2の判断手段と、 前記第1の判断手段により連続空き領域の容量が書き込
    み不可能な容量であると判断され、かつ前記第2の判断
    手段により前記入力ページと前記出力ページとが同一で
    あると判断された場合、前記第1の記憶手段に記憶され
    ている未出力ページを前記第2の記憶手段に移動して前
    記第1の記憶手段の連続空き領域を作成した後、前記第
    2の記憶手段に移動した未出力ページの出力順になる
    と、該未出力ページの画像データを前記第2の記憶手段
    から第1の記憶手段に読み出す制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、第1の記憶手段に記憶
    されている未出力ページのうち、少なくとも、出力順が
    最も遅いページの画像データを前記第2の記憶手段に移
    動することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
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