JPH11284730A - 中継交換装置 - Google Patents
中継交換装置Info
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- JPH11284730A JPH11284730A JP8214598A JP8214598A JPH11284730A JP H11284730 A JPH11284730 A JP H11284730A JP 8214598 A JP8214598 A JP 8214598A JP 8214598 A JP8214598 A JP 8214598A JP H11284730 A JPH11284730 A JP H11284730A
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- Japan
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- control
- fault
- failure
- data
- internal device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 No.7共通線信号方式における交換局での
間欠障害発生時ごとの診断を不要にし、かつ、固定障害
発生時の周期的な報知を行わずに、運用負担を軽減す
る。 【解決手段】 交換機11a,11bが通話回線12で
接続され通話チャネルを切り替え、かつ、加入者線19
a,19bに接続されるデータ通信装置17a,18
a、電話機17b,18bを収容する。共通信号制御装
置13a,13bが共通線14で局間信号を伝送し、か
つ、蓄積プログラム制御方式に基づいた制御処理を実行
して内部装置で発生した間欠障害又は固定障害の障害デ
ータを記憶する。障害制御部15a,15bが、障害デ
ータを取り込んで間欠障害又は固定障害が発生した内部
装置を特定し、かつ、間欠障害が発生した内部装置を正
常動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害が発生し
た内部装置を運用系から切り離して、障害発生時の周期
的な障害警報の報知を行わない制御を実行する。
間欠障害発生時ごとの診断を不要にし、かつ、固定障害
発生時の周期的な報知を行わずに、運用負担を軽減す
る。 【解決手段】 交換機11a,11bが通話回線12で
接続され通話チャネルを切り替え、かつ、加入者線19
a,19bに接続されるデータ通信装置17a,18
a、電話機17b,18bを収容する。共通信号制御装
置13a,13bが共通線14で局間信号を伝送し、か
つ、蓄積プログラム制御方式に基づいた制御処理を実行
して内部装置で発生した間欠障害又は固定障害の障害デ
ータを記憶する。障害制御部15a,15bが、障害デ
ータを取り込んで間欠障害又は固定障害が発生した内部
装置を特定し、かつ、間欠障害が発生した内部装置を正
常動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害が発生し
た内部装置を運用系から切り離して、障害発生時の周期
的な障害警報の報知を行わない制御を実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル回線交換
網の交換局(加入者交換機、中継交換機)における障害
発生を制御する中継交換装置に関し、特に、間欠障害及
び固定障害(連続障害)の発生時における内部装置の診
断かつ障害警報の報知を行う中継交換装置に関する。
網の交換局(加入者交換機、中継交換機)における障害
発生を制御する中継交換装置に関し、特に、間欠障害及
び固定障害(連続障害)の発生時における内部装置の診
断かつ障害警報の報知を行う中継交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル回線交換網におけるN
o.7共通線信号方式(CCITT準拠)では、電話機
や汎用小型コンピュータを用いたデータ通信装置などの
加入者端末を、加入者線信号方式による加入者線を通じ
て信号端局の交換局が収容している。この交換局は交換
機及び信号制御装置を有しており、交換機間の局間信号
方式による通話回線で接続されている。
o.7共通線信号方式(CCITT準拠)では、電話機
や汎用小型コンピュータを用いたデータ通信装置などの
加入者端末を、加入者線信号方式による加入者線を通じ
て信号端局の交換局が収容している。この交換局は交換
機及び信号制御装置を有しており、交換機間の局間信号
方式による通話回線で接続されている。
【0003】また、交換機を制御する信号制御装置が共
通線で接続されて局間信号を伝送している。この交換機
及び信号制御装置では、交換機が加入者制御や通話チャ
ネルなどを切り替えると共に、中継制御を行っている。
また、信号制御装置は、周知の蓄積プログラム制御(S
PC)方式による制御実行管理、呼処理、保守運用、及
び、障害処理のプログラムを実行する。
通線で接続されて局間信号を伝送している。この交換機
及び信号制御装置では、交換機が加入者制御や通話チャ
ネルなどを切り替えると共に、中継制御を行っている。
また、信号制御装置は、周知の蓄積プログラム制御(S
PC)方式による制御実行管理、呼処理、保守運用、及
び、障害処理のプログラムを実行する。
【0004】この蓄積プログラム制御(SPC)では、
まず、交換機での加入者制御及びトランク制御(通話回
線に対する回線制御)に対し、中継線(通話回線)又は
加入者線の状態を監視して、接続又は切断の要求を検知
する監視制御を行っている。また、通信路の開閉制御を
行うスイッチ制御を実行し、かつ、共通線を通じた他の
信号制御装置との信号送受信、すなわち、ダイヤル信号
(選択信号)を加入者端末や他の交換局との間で送受信
している。
まず、交換機での加入者制御及びトランク制御(通話回
線に対する回線制御)に対し、中継線(通話回線)又は
加入者線の状態を監視して、接続又は切断の要求を検知
する監視制御を行っている。また、通信路の開閉制御を
行うスイッチ制御を実行し、かつ、共通線を通じた他の
信号制御装置との信号送受信、すなわち、ダイヤル信号
(選択信号)を加入者端末や他の交換局との間で送受信
している。
【0005】また、各種のサービス制御、及び、障害発
生した一部の内部装置を切り離し、正常な動作のための
接続組み替えを行うサービス制御障害処理を実行してい
る。更に、ダイヤル信号を分析して接続先を識別する翻
訳処理を実行している。なお、前記の障害発生した一部
の内部装置を切り離し、正常な動作のための接続組み替
の処理を、以下、障害が発生した内部装置の自動組み込
み実行と記載する。
生した一部の内部装置を切り離し、正常な動作のための
接続組み替えを行うサービス制御障害処理を実行してい
る。更に、ダイヤル信号を分析して接続先を識別する翻
訳処理を実行している。なお、前記の障害発生した一部
の内部装置を切り離し、正常な動作のための接続組み替
の処理を、以下、障害が発生した内部装置の自動組み込
み実行と記載する。
【0006】このような障害が発生した内部装置の自動
組み込みを行う実行サービス制御障害処理に対する改良
技術として、特開平6ー244935号「電子交換機構
成装置の故障診断システム」公報における従来例が知ら
れており、この従来例では、電子交換機の各構成装置に
おいて、従来、無視されていた間欠故障や再送処理され
ていた転送エラーの障害を、その障害の内容及び発生日
時を発生箇所ごとに各装置内に設けた不揮発性メモリに
記憶している。
組み込みを行う実行サービス制御障害処理に対する改良
技術として、特開平6ー244935号「電子交換機構
成装置の故障診断システム」公報における従来例が知ら
れており、この従来例では、電子交換機の各構成装置に
おいて、従来、無視されていた間欠故障や再送処理され
ていた転送エラーの障害を、その障害の内容及び発生日
時を発生箇所ごとに各装置内に設けた不揮発性メモリに
記憶している。
【0007】この後、蓄積されている過去の障害の内
容、発生日時及び発生箇所を参照して、その発生頻度を
診断する。そして、一定期間に同一の間欠故障や転送エ
ラーが、一定回数以上発生した際に、その障害を異常監
視装置に報告する。これによって、間欠故障や転送エラ
ーの累積による大規模な障害の発生を回避し、電子交換
機及び通信網の信頼性の向上を図っている。
容、発生日時及び発生箇所を参照して、その発生頻度を
診断する。そして、一定期間に同一の間欠故障や転送エ
ラーが、一定回数以上発生した際に、その障害を異常監
視装置に報告する。これによって、間欠故障や転送エラ
ーの累積による大規模な障害の発生を回避し、電子交換
機及び通信網の信頼性の向上を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、間欠障害発生時ごとの診断が必要になり、か
つ、固定障害発生時に、その障害発生の報知が周期的に
行われる。このため、管理者や保守者の運用負担が大き
いという欠点があった。また、特開平6−244935
号の従来例では、間欠故障や転送エラーの累積による大
規模な障害の発生を回避し、電子交換機及び通信網の信
頼性の向上を図るものであり、先の従来例のように障害
発生の報知が周期的に行われる場合、その管理者や保守
者の運用負担の軽減には限度がある。
来例では、間欠障害発生時ごとの診断が必要になり、か
つ、固定障害発生時に、その障害発生の報知が周期的に
行われる。このため、管理者や保守者の運用負担が大き
いという欠点があった。また、特開平6−244935
号の従来例では、間欠故障や転送エラーの累積による大
規模な障害の発生を回避し、電子交換機及び通信網の信
頼性の向上を図るものであり、先の従来例のように障害
発生の報知が周期的に行われる場合、その管理者や保守
者の運用負担の軽減には限度がある。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、No.7共通線信号方式に
おける交換局(交換機及び信号制御装置)での内部装置
の障害発生時に、その間欠障害発生時ごとの診断が不要
になり、かつ、固定障害発生時の周期的な報知が行われ
ず、管理者や保守者の運用負担を軽減できる中継交換装
置の提供を目的とする。
課題を解決するものであり、No.7共通線信号方式に
おける交換局(交換機及び信号制御装置)での内部装置
の障害発生時に、その間欠障害発生時ごとの診断が不要
になり、かつ、固定障害発生時の周期的な報知が行われ
ず、管理者や保守者の運用負担を軽減できる中継交換装
置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の中継交換装置は、加入者線に接続され、共
通線信号方式における通話チャネルを切り替える加入者
端末を収容する交換機と、共通線信号方式における共通
線で接続されて局間信号を伝送し、交換機を蓄積プログ
ラム制御方式に基づいて制御を実行した際に内部装置で
発生した間欠障害又は固定障害の障害データを記憶する
共通信号制御装置と、共通信号制御装置が記憶する障害
データを取り込んで間欠障害又は固定障害の発生を特定
し、かつ、間欠障害が発生した内部装置を、正常動作時
に運用系に組み込み又は固定障害が発生した内部装置を
運用系から切り離す制御を実行する障害制御部とを備え
る構成としてある。
に、本発明の中継交換装置は、加入者線に接続され、共
通線信号方式における通話チャネルを切り替える加入者
端末を収容する交換機と、共通線信号方式における共通
線で接続されて局間信号を伝送し、交換機を蓄積プログ
ラム制御方式に基づいて制御を実行した際に内部装置で
発生した間欠障害又は固定障害の障害データを記憶する
共通信号制御装置と、共通信号制御装置が記憶する障害
データを取り込んで間欠障害又は固定障害の発生を特定
し、かつ、間欠障害が発生した内部装置を、正常動作時
に運用系に組み込み又は固定障害が発生した内部装置を
運用系から切り離す制御を実行する障害制御部とを備え
る構成としてある。
【0011】前記蓄積プログラム制御方式として、制御
実行管理、呼処理、保守運用及び障害処理のそれぞれの
プログラムを実行し、また、このそれぞれのプログラム
実行として、交換機での加入者制御及び通話制御に対し
て、中継線及び加入者線の状態を監視して接続又は切断
の要求を検知する監視制御を行い、かつ、通信路の開閉
制御を行うスイッチ制御と共に、選択信号を共通線を通
じて加入者端末と他の共通信号制御装置との間で送受信
する制御を実行し、かつ、提供するサービス種類ごとの
制御及び共通信号制御装置からの障害データを取り込ん
で間欠障害又は固定障害が発生した内部装置を特定し、
かつ、間欠障害が発生した内部装置を正常動作時に運用
系に組み込み、又は、固定障害が発生した内部装置を運
用系から切り離す制御を実行するサービス障害処理制御
を行うと共に、選択信号を分析して接続先を識別する翻
訳処理制御を実行する構成としてある。
実行管理、呼処理、保守運用及び障害処理のそれぞれの
プログラムを実行し、また、このそれぞれのプログラム
実行として、交換機での加入者制御及び通話制御に対し
て、中継線及び加入者線の状態を監視して接続又は切断
の要求を検知する監視制御を行い、かつ、通信路の開閉
制御を行うスイッチ制御と共に、選択信号を共通線を通
じて加入者端末と他の共通信号制御装置との間で送受信
する制御を実行し、かつ、提供するサービス種類ごとの
制御及び共通信号制御装置からの障害データを取り込ん
で間欠障害又は固定障害が発生した内部装置を特定し、
かつ、間欠障害が発生した内部装置を正常動作時に運用
系に組み込み、又は、固定障害が発生した内部装置を運
用系から切り離す制御を実行するサービス障害処理制御
を行うと共に、選択信号を分析して接続先を識別する翻
訳処理制御を実行する構成としてある。
【0012】また、前記交換機として、加入者線を通じ
て収容する加入者端末に対する接続又は切断を含む加入
者制御を行う加入者回路と、通話回線に対する回線制御
を行うトランク回路と、加入者回路及びトランク回路と
の間に設けられて通話チャネルを切り替えるためのスイ
ッチ回路と、加入者回路、トランク回路及びスイッチ回
路を接続する通話路バスとを備える構成としてある。
て収容する加入者端末に対する接続又は切断を含む加入
者制御を行う加入者回路と、通話回線に対する回線制御
を行うトランク回路と、加入者回路及びトランク回路と
の間に設けられて通話チャネルを切り替えるためのスイ
ッチ回路と、加入者回路、トランク回路及びスイッチ回
路を接続する通話路バスとを備える構成としてある。
【0013】更に、前記共通信号制御装置として、交換
機の通話路バスを通じて通話路パス制御を行う通話路パ
ス制御回路と、交換機に対する少なくとも通話路パス制
御、保守点検の制御を行う中央制御部と、蓄積プログラ
ム制御方式に基づいた実時間処理用のプログラムを記憶
する主メモリ部と、共通線を通じて複数の通話チャネル
に対する局間信号を送受信する信号送受信部と、入力デ
ータ、表示データのやり取りを行うデータチャネル部
と、障害発生データの確認の保守操作及び画面確認を行
うための入力操作装置及び表示装置を備える制御卓と、
蓄積プログラム制御方式に基づいた非実時間処理用のプ
ログラムを記憶する磁気ディスク記憶装置と、障害処理
プログラムの実行時に障害が発生した内部装置の障害デ
ータを含む運用データを記憶する磁気テープ装置とを備
える構成としてある。
機の通話路バスを通じて通話路パス制御を行う通話路パ
ス制御回路と、交換機に対する少なくとも通話路パス制
御、保守点検の制御を行う中央制御部と、蓄積プログラ
ム制御方式に基づいた実時間処理用のプログラムを記憶
する主メモリ部と、共通線を通じて複数の通話チャネル
に対する局間信号を送受信する信号送受信部と、入力デ
ータ、表示データのやり取りを行うデータチャネル部
と、障害発生データの確認の保守操作及び画面確認を行
うための入力操作装置及び表示装置を備える制御卓と、
蓄積プログラム制御方式に基づいた非実時間処理用のプ
ログラムを記憶する磁気ディスク記憶装置と、障害処理
プログラムの実行時に障害が発生した内部装置の障害デ
ータを含む運用データを記憶する磁気テープ装置とを備
える構成としてある。
【0014】また、前記障害制御部として、共通信号制
御装置からの障害データを取り込んで間欠障害又は固定
障害が発生した内部装置を特定し、間欠障害が発生した
内部装置を正常動作時に運用系に組み込み、又は、固定
障害が発生した内部装置を運用系から切り離して、障害
発生時の周期的な障害警報の報知を行わない制御を実行
するデータ処理装置と、障害が発生した内部装置と診断
対象となる被疑内部装置を示すデータを格納した診断対
応テーブルを記憶する記憶装置と、記憶装置に格納した
診断対応テーブルの内容を変更する入力操作を行うため
の入力装置と、障害診断結果を含むデータを画面表示す
る表示装置とを備える構成としてある。
御装置からの障害データを取り込んで間欠障害又は固定
障害が発生した内部装置を特定し、間欠障害が発生した
内部装置を正常動作時に運用系に組み込み、又は、固定
障害が発生した内部装置を運用系から切り離して、障害
発生時の周期的な障害警報の報知を行わない制御を実行
するデータ処理装置と、障害が発生した内部装置と診断
対象となる被疑内部装置を示すデータを格納した診断対
応テーブルを記憶する記憶装置と、記憶装置に格納した
診断対応テーブルの内容を変更する入力操作を行うため
の入力装置と、障害診断結果を含むデータを画面表示す
る表示装置とを備える構成としてある。
【0015】更に、前記障害制御部の記憶部における診
断対応テーブルが、障害が発生する一つの内部装置から
の通報データと診断対象となる複数の被疑内部装置デー
タとを対比して格納し、又は、障害が発生する複数の内
部装置からの複数の通報データと診断対象となる一つの
被疑内部装置データとを対比して格納する構成としてあ
る。
断対応テーブルが、障害が発生する一つの内部装置から
の通報データと診断対象となる複数の被疑内部装置デー
タとを対比して格納し、又は、障害が発生する複数の内
部装置からの複数の通報データと診断対象となる一つの
被疑内部装置データとを対比して格納する構成としてあ
る。
【0016】また、前記障害制御部が、間欠障害又は固
定障害が発生した内部装置を特定し、かつ、間欠障害が
発生した内部装置を正常動作時に運用系に組み込み又は
固定障害が発生した内部装置を運用系から切り離す制御
を、共通信号制御装置における蓄積プログラム制御の実
行かつ遠隔手続き呼び出し処理で行う構成としてある。
定障害が発生した内部装置を特定し、かつ、間欠障害が
発生した内部装置を正常動作時に運用系に組み込み又は
固定障害が発生した内部装置を運用系から切り離す制御
を、共通信号制御装置における蓄積プログラム制御の実
行かつ遠隔手続き呼び出し処理で行う構成としてある。
【0017】このような構成の発明の中継交換装置は、
共通信号制御装置からの障害データを取り込んで間欠障
害又は固定障害が発生した内部装置を特定する。そし
て、間欠障害を発生時した内部装置を正常動作時に運用
系に組み込み、又は、固定障害発生時の内部装置を運用
系から切り離している。
共通信号制御装置からの障害データを取り込んで間欠障
害又は固定障害が発生した内部装置を特定する。そし
て、間欠障害を発生時した内部装置を正常動作時に運用
系に組み込み、又は、固定障害発生時の内部装置を運用
系から切り離している。
【0018】したがって、間欠障害発生時は、この内部
装置に対して診断を行った後の正常動作時に運用系に組
み込むことによって、慣用的に行われている障害が発生
した内部装置の自動組み込み実行(運用系から切り離
し、この後、周期的な運用系への組み込みの実行)を待
たずに、その内部装置の運用を再開できるようになる。
また、固定障害(連続障害)発生時には、この内部装置
を運用系から切り離して、その障害が発生した内部装置
の自動組み込み実行にかかる障害警報の周期的な報知を
防ぐことが出来るようになる。
装置に対して診断を行った後の正常動作時に運用系に組
み込むことによって、慣用的に行われている障害が発生
した内部装置の自動組み込み実行(運用系から切り離
し、この後、周期的な運用系への組み込みの実行)を待
たずに、その内部装置の運用を再開できるようになる。
また、固定障害(連続障害)発生時には、この内部装置
を運用系から切り離して、その障害が発生した内部装置
の自動組み込み実行にかかる障害警報の周期的な報知を
防ぐことが出来るようになる。
【0019】この結果、No.7共通線信号方式におけ
る交換局(加入者交換機、中継交換機の交換機及び信号
制御装置)での内部装置の障害発生時に、その間欠障害
発生時ごとの診断が不要になり、かつ、固定障害発生時
の周期的な報知が行われずに、管理者や保守者の運用負
担が軽減される。
る交換局(加入者交換機、中継交換機の交換機及び信号
制御装置)での内部装置の障害発生時に、その間欠障害
発生時ごとの診断が不要になり、かつ、固定障害発生時
の周期的な報知が行われずに、管理者や保守者の運用負
担が軽減される。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の中継交換装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明の中継交換装置が適用されるデジタル回線交換網の要
部構成を示すブロック図である。このデジタル回線交換
網はNo.7共通線信号方式(CCITT準拠)であ
り、加入者端末を、加入者線信号方式による加入者線を
通じて収容する信号端局などに対応する交換局1,2を
有している。なお、この交換局1は、交換機及び信号制
御装置を備える加入者交換機、中継交換機にも対応す
る。
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明の中継交換装置が適用されるデジタル回線交換網の要
部構成を示すブロック図である。このデジタル回線交換
網はNo.7共通線信号方式(CCITT準拠)であ
り、加入者端末を、加入者線信号方式による加入者線を
通じて収容する信号端局などに対応する交換局1,2を
有している。なお、この交換局1は、交換機及び信号制
御装置を備える加入者交換機、中継交換機にも対応す
る。
【0021】交換局1,2は、それぞれ、通話チャネル
の交換(切り替え)を行う交換機11a,11bと、こ
の交換機11a,11bとの間での複数の通話チャネル
の通話データを伝送する通話回線12と、交換機11
a,11bに対してあとで説明する蓄積プログラム制御
(SPC)方式に基づいた制御処理を実行する共通信号
制御装置13a,13bとを有し、更に、共通信号制御
装置13a,13bを接続して複数の通話チャネルに対
する局間信号を伝送する共通線14とを有している。ま
た、間欠障害又は固定障害が発生した内部装置を特定
し、かつ、間欠障害が発生した内部装置を正常動作時に
運用系に組み込み、又は、固定障害が発生した内部装置
を運用系から切り離して、障害発生時の周期的な障害警
報の報知を行わない制御(以下、適宜、本発明に関する
間欠障害発生時及び固定障害発生時の障害制御と記載す
る)を実行する障害制御部15a,15bとを有してい
る。
の交換(切り替え)を行う交換機11a,11bと、こ
の交換機11a,11bとの間での複数の通話チャネル
の通話データを伝送する通話回線12と、交換機11
a,11bに対してあとで説明する蓄積プログラム制御
(SPC)方式に基づいた制御処理を実行する共通信号
制御装置13a,13bとを有し、更に、共通信号制御
装置13a,13bを接続して複数の通話チャネルに対
する局間信号を伝送する共通線14とを有している。ま
た、間欠障害又は固定障害が発生した内部装置を特定
し、かつ、間欠障害が発生した内部装置を正常動作時に
運用系に組み込み、又は、固定障害が発生した内部装置
を運用系から切り離して、障害発生時の周期的な障害警
報の報知を行わない制御(以下、適宜、本発明に関する
間欠障害発生時及び固定障害発生時の障害制御と記載す
る)を実行する障害制御部15a,15bとを有してい
る。
【0022】また、交換局1,2は、それぞれ汎用小型
コンピュータを用いたデータ通信装置17a及び通話用
の電話機17bと、交換機11とデータ通信装置17a
及び通話用の電話機17b(加入者端末)とを接続する
加入者線19aとを有し、更に、汎用小型コンピュータ
を用いたデータ通信装置18a及び電話機18b(加入
者端末)と、交換機2とデータ通信装置18a及び通話
用の電話機18b(加入者端末)とを接続する加入者線
19bとを有している。
コンピュータを用いたデータ通信装置17a及び通話用
の電話機17bと、交換機11とデータ通信装置17a
及び通話用の電話機17b(加入者端末)とを接続する
加入者線19aとを有し、更に、汎用小型コンピュータ
を用いたデータ通信装置18a及び電話機18b(加入
者端末)と、交換機2とデータ通信装置18a及び通話
用の電話機18b(加入者端末)とを接続する加入者線
19bとを有している。
【0023】図2は交換機11a,11bの詳細な構成
を示すブロック図である。加入者線19a,19bを通
じて接続する加入者端末(データ通信装置17a,18
a及び電話機17b,18b)に対する加入者制御(接
続又は切断)を行う加入者回路21と、通話回線12に
対する回線制御を行うトランク回路22,24と、通話
チャネルを切り替えるスイッチ回路23と、トランク回
路22,24及びスイッチ回路23を接続する通話路バ
ス25とを有している。
を示すブロック図である。加入者線19a,19bを通
じて接続する加入者端末(データ通信装置17a,18
a及び電話機17b,18b)に対する加入者制御(接
続又は切断)を行う加入者回路21と、通話回線12に
対する回線制御を行うトランク回路22,24と、通話
チャネルを切り替えるスイッチ回路23と、トランク回
路22,24及びスイッチ回路23を接続する通話路バ
ス25とを有している。
【0024】図3は共通信号制御装置13a,13bの
詳細な構成を示すブロック図である。この共通信号制御
装置13a,13bは、既存の構成であり、交換機11
a,11bの通話路バス25と接続されて通話路パス制
御を行う通話路パス制御回路(SPBC:Speech Path
Bus Control)30と、交換機11a,11bに対する通
話路パス制御や保守点検などにかかる制御を行う中央制
御部(CC:CentralControl) 31と、蓄積プログラム
制御(SPC)方式に基づいた実時間処理用のプログラ
ム(交換ソフトウェア)を記憶する主メモリ部(MM:
Main Memory)32とを有している。
詳細な構成を示すブロック図である。この共通信号制御
装置13a,13bは、既存の構成であり、交換機11
a,11bの通話路バス25と接続されて通話路パス制
御を行う通話路パス制御回路(SPBC:Speech Path
Bus Control)30と、交換機11a,11bに対する通
話路パス制御や保守点検などにかかる制御を行う中央制
御部(CC:CentralControl) 31と、蓄積プログラム
制御(SPC)方式に基づいた実時間処理用のプログラ
ム(交換ソフトウェア)を記憶する主メモリ部(MM:
Main Memory)32とを有している。
【0025】また、この共通信号制御装置13a,13
bは、共通線14を通じて複数の通話チャネルに対する
局間信号を送受信する信号送受信部33,34と、デー
タのやり取りを行う入出力(I/O)装置などのデータ
チャネル部(DCH:Data Channel) 35と、障害発生
データの確認などの保守操作や画面確認を行うキーボー
ドやブラウン管(CRT)モニタ装置などの制御卓(C
ONS:Console)36とを有し、更に、蓄積プログラム
制御(SPC)方式に基づいた非実時間処理用のプログ
ラム(交換ソフトウェア)を記憶する磁気ディスク記憶
装置(MD:Magnetic Disk)37と、障害処理プログラ
ム実行による交換局1,2の障害発生時に障害が発生し
た内部装置のデータを記憶する磁気テープ装置(MT:
MagneticTape)38とを有している。
bは、共通線14を通じて複数の通話チャネルに対する
局間信号を送受信する信号送受信部33,34と、デー
タのやり取りを行う入出力(I/O)装置などのデータ
チャネル部(DCH:Data Channel) 35と、障害発生
データの確認などの保守操作や画面確認を行うキーボー
ドやブラウン管(CRT)モニタ装置などの制御卓(C
ONS:Console)36とを有し、更に、蓄積プログラム
制御(SPC)方式に基づいた非実時間処理用のプログ
ラム(交換ソフトウェア)を記憶する磁気ディスク記憶
装置(MD:Magnetic Disk)37と、障害処理プログラ
ム実行による交換局1,2の障害発生時に障害が発生し
た内部装置のデータを記憶する磁気テープ装置(MT:
MagneticTape)38とを有している。
【0026】図4は障害制御部15a,15bの詳細な
構成を示すブロック図である。この障害制御部15a,
15bは、本発明に関する間欠障害発生時及び固定障害
発生時の障害制御を実行するデータ処理装置50と、診
断対応テーブルを格納した記憶装置51と、診断対応テ
ーブルの内容変更などの入力操作を行うための入力装置
52と、障害診断結果データなどをCRT(ブラウン
管)などに画面表示する表示装置53とを有している。
構成を示すブロック図である。この障害制御部15a,
15bは、本発明に関する間欠障害発生時及び固定障害
発生時の障害制御を実行するデータ処理装置50と、診
断対応テーブルを格納した記憶装置51と、診断対応テ
ーブルの内容変更などの入力操作を行うための入力装置
52と、障害診断結果データなどをCRT(ブラウン
管)などに画面表示する表示装置53とを有している。
【0027】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、このデジタル回線交換網はNo.7
共通線信号方式であり、交換局1,2は、収容している
データ通信装置17a,18a及び電話機17b,18
b(加入者端末)がデータ通信、通話を行う。交換局
1,2の交換機11a,11bは、加入者回路21が加
入者線19a,19bを通じて接続する加入者端末(デ
ータ通信装置17a,18a及び電話機17b,18
b)に対する加入者制御を行う。また、トランク回路2
2,24が通話回線12に対する回線制御を行うと共
に、スイッチ回路23が通話チャネルを切り替える処理
を行っている。
る。図1において、このデジタル回線交換網はNo.7
共通線信号方式であり、交換局1,2は、収容している
データ通信装置17a,18a及び電話機17b,18
b(加入者端末)がデータ通信、通話を行う。交換局
1,2の交換機11a,11bは、加入者回路21が加
入者線19a,19bを通じて接続する加入者端末(デ
ータ通信装置17a,18a及び電話機17b,18
b)に対する加入者制御を行う。また、トランク回路2
2,24が通話回線12に対する回線制御を行うと共
に、スイッチ回路23が通話チャネルを切り替える処理
を行っている。
【0028】交換局1,2が通話回線12を通じてデー
タ通信、通話に対する複数の通話チャネルの交換処理
(切り替え)を行う。この交換処理は共通信号制御装置
13a,13bでの周知の蓄積プログラム制御(SP
C)方式に基づいた制御処理(交換シーケンス)を実行
する。
タ通信、通話に対する複数の通話チャネルの交換処理
(切り替え)を行う。この交換処理は共通信号制御装置
13a,13bでの周知の蓄積プログラム制御(SP
C)方式に基づいた制御処理(交換シーケンス)を実行
する。
【0029】すなわち、次の交換シーケンスを実行す
る。まず、加入者端末(データ通信装置17a,18a
及び電話機17b,18b)が、発呼信号を交換局1,
2へ加入者線19a,19bを通じて送出し、交換局
1,2が発呼検出、応答を処理して、加入者端末へ発信
音信号を送出する。更に、加入者端末からダイヤル信号
(選択信号)を交換局1,2へ送出する。交換局1,2
が選択信号を翻訳し、呼出信号を発呼先へ送出する。こ
の後、応答を検出し、通話路を閉成し、そのデータ通
信、通話が行われる。この後、加入者端末からの終話信
号を検出して通話路の復旧を行う。
る。まず、加入者端末(データ通信装置17a,18a
及び電話機17b,18b)が、発呼信号を交換局1,
2へ加入者線19a,19bを通じて送出し、交換局
1,2が発呼検出、応答を処理して、加入者端末へ発信
音信号を送出する。更に、加入者端末からダイヤル信号
(選択信号)を交換局1,2へ送出する。交換局1,2
が選択信号を翻訳し、呼出信号を発呼先へ送出する。こ
の後、応答を検出し、通話路を閉成し、そのデータ通
信、通話が行われる。この後、加入者端末からの終話信
号を検出して通話路の復旧を行う。
【0030】このデータ通信、通話の伝送シーケンスの
実行は、共通信号制御装置13a,13bが共通線14
を通じ、複数の通話チャネルに対する局間信号を伝送し
て行う。また、障害制御部15a,15bが、本発明に
関する間欠障害発生時及び固定障害発生時の障害制御を
実行する。すなわち、間欠障害又は固定障害が発生した
内部装置を特定し、間欠障害が発生した内部装置を正常
動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害が発生した
内部装置を運用系から切り離して、障害発生時の周期的
な障害警報の報知を行わない制御を実行する。
実行は、共通信号制御装置13a,13bが共通線14
を通じ、複数の通話チャネルに対する局間信号を伝送し
て行う。また、障害制御部15a,15bが、本発明に
関する間欠障害発生時及び固定障害発生時の障害制御を
実行する。すなわち、間欠障害又は固定障害が発生した
内部装置を特定し、間欠障害が発生した内部装置を正常
動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害が発生した
内部装置を運用系から切り離して、障害発生時の周期的
な障害警報の報知を行わない制御を実行する。
【0031】図5は共通信号制御装置13a,13bの
動作(機能)を示す図である。この共通信号制御装置1
3a,13bは、通話路パス制御回路30が、交換機1
1a,11bの通話路バス25と接続されて通話路パス
制御を行う。また、中央制御部31が、主メモリ部32
に記憶している次に説明する蓄積プログラム制御(SP
C)方式に基づいた実時間処理用のプログラム(交換ソ
フトウェア)を実行し、また、磁気ディスク記憶装置3
7に記憶している非実時間処理用のプログラム(交換ソ
フトウェア)を実行する。すなわち、交換機11a,1
1bに対する通話路パス制御や保守点検などにかかる制
御を行う。
動作(機能)を示す図である。この共通信号制御装置1
3a,13bは、通話路パス制御回路30が、交換機1
1a,11bの通話路バス25と接続されて通話路パス
制御を行う。また、中央制御部31が、主メモリ部32
に記憶している次に説明する蓄積プログラム制御(SP
C)方式に基づいた実時間処理用のプログラム(交換ソ
フトウェア)を実行し、また、磁気ディスク記憶装置3
7に記憶している非実時間処理用のプログラム(交換ソ
フトウェア)を実行する。すなわち、交換機11a,1
1bに対する通話路パス制御や保守点検などにかかる制
御を行う。
【0032】また、共通信号制御装置13a,13b
は、信号送受信部33,34が共通線14を通じて複数
の通話チャネルに対する局間信号を送受信する。更に、
データチャネル部35を通じて中央制御部31との間
で、制御卓36のブラウン管(CRT)モニタ装置に障
害発生データの確認などの保守操作や画面確認を行う。
更に、このデータ通信、通話時は、磁気テープ装置38
が障害処理プログラムによる交換局1,2の障害発生時
に、障害が発生した内部装置の運用系からの取り外し処
理や組み込み処理を実行した際のデータを記憶する。
は、信号送受信部33,34が共通線14を通じて複数
の通話チャネルに対する局間信号を送受信する。更に、
データチャネル部35を通じて中央制御部31との間
で、制御卓36のブラウン管(CRT)モニタ装置に障
害発生データの確認などの保守操作や画面確認を行う。
更に、このデータ通信、通話時は、磁気テープ装置38
が障害処理プログラムによる交換局1,2の障害発生時
に、障害が発生した内部装置の運用系からの取り外し処
理や組み込み処理を実行した際のデータを記憶する。
【0033】上記の蓄積プログラム制御(SPC)方式
では、一般的に次の交換ソフトウェアを実行している。 (1)制御実行管理プログラム(実時間処理のスケージ
ュリングを実行) (2)呼処理プログラム(交換処理の制御を実行) (3)保守運用プログラム(交換機11a,11bの保
守時のマンマシンインタフェースを実行) (4)障害処理プログラム(交換機11a,11bでの
障害発生時に障害が発生した内部装置の運用系からの取
り外し処理や組み込み処理を実行)
では、一般的に次の交換ソフトウェアを実行している。 (1)制御実行管理プログラム(実時間処理のスケージ
ュリングを実行) (2)呼処理プログラム(交換処理の制御を実行) (3)保守運用プログラム(交換機11a,11bの保
守時のマンマシンインタフェースを実行) (4)障害処理プログラム(交換機11a,11bでの
障害発生時に障害が発生した内部装置の運用系からの取
り外し処理や組み込み処理を実行)
【0034】上記の交換ソフトウェアによる交換機11
a,11b及び共通信号制御装置13a,13bの動作
では、図5に示すように次の制御処理を実行する。 (1)交換機11a,11bの加入者回路21及びトラ
ンク回路22,24に対する監視制御(通話回線12又
は加入者線19a,19bの状態を監視し、接続、又
は、切断の要求検知) (2)スイッチ回路23に対するスイッチ制御(通信路
スイッチの開閉制御/通話チャネル交換制御) (3)共通線14を通じた他の共通信号制御装置13
a,13bとの信号送受信(ダイヤル信号を加入者端末
や他の交換局1,2から受信し又は送信)
a,11b及び共通信号制御装置13a,13bの動作
では、図5に示すように次の制御処理を実行する。 (1)交換機11a,11bの加入者回路21及びトラ
ンク回路22,24に対する監視制御(通話回線12又
は加入者線19a,19bの状態を監視し、接続、又
は、切断の要求検知) (2)スイッチ回路23に対するスイッチ制御(通信路
スイッチの開閉制御/通話チャネル交換制御) (3)共通線14を通じた他の共通信号制御装置13
a,13bとの信号送受信(ダイヤル信号を加入者端末
や他の交換局1,2から受信し又は送信)
【0035】(4)サービス制御障害処理(各種のサー
ビス制御及び障害発生した一部の内部装置を切り離し、
正常な動作のための接続組み替え) (5)翻訳(ダイヤル信号を分析した接続先の識別) (6)加入者制御(データ通信装置17a,18a及び
電話機17b,18bに対する加入者回路21での加入
者制御を実行) (7)回線制御(通話回線12に対するトランク回路2
2,24での回線制御を実行) (8)本発明に関する間欠障害発生時及び固定障害発生
時の障害制御の実行(間欠障害又は固定障害が発生した
内部装置を特定し、かつ、間欠障害が発生した内部装置
を正常動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害が発
生した内部装置を運用系から切り離して、障害発生時の
周期的な障害警報の報知を行わない制御の実行)
ビス制御及び障害発生した一部の内部装置を切り離し、
正常な動作のための接続組み替え) (5)翻訳(ダイヤル信号を分析した接続先の識別) (6)加入者制御(データ通信装置17a,18a及び
電話機17b,18bに対する加入者回路21での加入
者制御を実行) (7)回線制御(通話回線12に対するトランク回路2
2,24での回線制御を実行) (8)本発明に関する間欠障害発生時及び固定障害発生
時の障害制御の実行(間欠障害又は固定障害が発生した
内部装置を特定し、かつ、間欠障害が発生した内部装置
を正常動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害が発
生した内部装置を運用系から切り離して、障害発生時の
周期的な障害警報の報知を行わない制御の実行)
【0036】次に、前記(8)の内容を実行する障害制
御部15a,15bでの動作につい説明する。図6は障
害制御部15a,15bの動作の処理手順を示す流れ図
である。また、図7は記憶装置51に格納される障害発
生内部装置対被擬内部装置の診断対応テーブルを示す図
である。共通信号制御装置13a,13bでは、中央制
御部31が障害処理プログラムを実行して、交換局1,
2で障害が発生した内部装置のデータを主メモリ部32
によって記憶する。また、共通信号制御装置13a,1
3bの中央制御部31及び障害制御部15a,15bの
データ処理装置50が、サーバ/クライアントシステム
などのデータ処理と同様な遠隔手続き呼び出し(RP
C)処理によって動作し、中央制御部31が実行する障
害処理プログラムによって、障害制御部15a,15b
のデータ処理装置50が上記(8)の本発明に関する間
欠障害発生時及び固定障害発生時の障害制御を実行す
る。
御部15a,15bでの動作につい説明する。図6は障
害制御部15a,15bの動作の処理手順を示す流れ図
である。また、図7は記憶装置51に格納される障害発
生内部装置対被擬内部装置の診断対応テーブルを示す図
である。共通信号制御装置13a,13bでは、中央制
御部31が障害処理プログラムを実行して、交換局1,
2で障害が発生した内部装置のデータを主メモリ部32
によって記憶する。また、共通信号制御装置13a,1
3bの中央制御部31及び障害制御部15a,15bの
データ処理装置50が、サーバ/クライアントシステム
などのデータ処理と同様な遠隔手続き呼び出し(RP
C)処理によって動作し、中央制御部31が実行する障
害処理プログラムによって、障害制御部15a,15b
のデータ処理装置50が上記(8)の本発明に関する間
欠障害発生時及び固定障害発生時の障害制御を実行す
る。
【0037】中央制御部31での障害処理プログラムの
実行によって、磁気テープ装置38に障害が発生した内
部装置の障害データが記憶されると、この障害データが
障害制御部15a,15bの記憶装置51に転送され
る。障害制御部15a,15bのデータ処理装置50
は、障害が発生した内部装置の自動組み込みを実行実行
する。まず、障害制御部15a,15bのデータ処理装
置50は、共通信号制御装置13a,13bにおける中
央制御部31との遠隔手続き呼び出し(RPC)処理に
よって、障害が発生した内部装置の運用系からの取り外
しを実行する(図6中のステップS1)。
実行によって、磁気テープ装置38に障害が発生した内
部装置の障害データが記憶されると、この障害データが
障害制御部15a,15bの記憶装置51に転送され
る。障害制御部15a,15bのデータ処理装置50
は、障害が発生した内部装置の自動組み込みを実行実行
する。まず、障害制御部15a,15bのデータ処理装
置50は、共通信号制御装置13a,13bにおける中
央制御部31との遠隔手続き呼び出し(RPC)処理に
よって、障害が発生した内部装置の運用系からの取り外
しを実行する(図6中のステップS1)。
【0038】次に、障害が発生した内部装置名に基づい
て、図7に示す記憶装置51に格納している診断対応テ
ーブルを参照する。この診断対応テーブルでは、障害が
発生した内部装置及び通報データ名と、その被疑内部装
置データが格納されており、磁気テープ装置38(通報
データ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT
00)が、データ処理装置50が中央制御部31から通
知されると、対応する被疑内部装置MT00(磁気テー
プ装置38),MTC0(例えば、図示しない磁気テー
プ制御装置),DCH6(例えば、磁気テープ装置38
での図示しない記憶データチャネル処理部)を順次取り
込んで参照し、かつ、この装置の有無を判断する(ステ
ップS2,S3)。
て、図7に示す記憶装置51に格納している診断対応テ
ーブルを参照する。この診断対応テーブルでは、障害が
発生した内部装置及び通報データ名と、その被疑内部装
置データが格納されており、磁気テープ装置38(通報
データ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT
00)が、データ処理装置50が中央制御部31から通
知されると、対応する被疑内部装置MT00(磁気テー
プ装置38),MTC0(例えば、図示しない磁気テー
プ制御装置),DCH6(例えば、磁気テープ装置38
での図示しない記憶データチャネル処理部)を順次取り
込んで参照し、かつ、この装置の有無を判断する(ステ
ップS2,S3)。
【0039】次に、最初の被疑内部装置MT00を診断
実施対象の内部装置として設定し、この被疑内部装置M
T00に対する診断を実施する(ステップS4)。この
診断結果内容をデータ処理装置50から表示装置53へ
送出し、図示しないモニタ装置で画面表示する(ステッ
プS5)。次に、診断結果を判定し(ステップS6)、
被疑内部装置MT00が障害発生である場合(S6:N
o)、被疑内部装置MT00が固定障害(連続障害)の
発生であるとして、運用系から切り離し、保守者による
障害発生部品の交換待ち状態として、その処理を終了す
る(ステップS7)。
実施対象の内部装置として設定し、この被疑内部装置M
T00に対する診断を実施する(ステップS4)。この
診断結果内容をデータ処理装置50から表示装置53へ
送出し、図示しないモニタ装置で画面表示する(ステッ
プS5)。次に、診断結果を判定し(ステップS6)、
被疑内部装置MT00が障害発生である場合(S6:N
o)、被疑内部装置MT00が固定障害(連続障害)の
発生であるとして、運用系から切り離し、保守者による
障害発生部品の交換待ち状態として、その処理を終了す
る(ステップS7)。
【0040】また、ステップS6で被疑内部装置MT0
0が障害を発生していない場合(S6:Yes)、被疑
内部装置MT00は、ステップS2にリターンし、次の
被疑内部装置TC0を、診断実施対象の内部装置として
設定し、この被疑内部装置TC0に対する診断を実施す
る。次いで、被疑内部装置DCH6に対する診断を実施
する。この診断実施によって全ての被疑内部装置に対す
る診断が正常の場合(ステップS3)、間欠障害発生と
判断して、切り離していた磁気テープ装置38(通報デ
ータ名00)を運用系に組み込む処理を実行する(ステ
ップS8)。
0が障害を発生していない場合(S6:Yes)、被疑
内部装置MT00は、ステップS2にリターンし、次の
被疑内部装置TC0を、診断実施対象の内部装置として
設定し、この被疑内部装置TC0に対する診断を実施す
る。次いで、被疑内部装置DCH6に対する診断を実施
する。この診断実施によって全ての被疑内部装置に対す
る診断が正常の場合(ステップS3)、間欠障害発生と
判断して、切り離していた磁気テープ装置38(通報デ
ータ名00)を運用系に組み込む処理を実行する(ステ
ップS8)。
【0041】また、障害が発生した内部装置のデータを
主メモリ部32が記憶するごと、すなわち、その障害が
発生した内部装置ごとに、図7に示す診断対応テーブル
に基づいて、診断(間欠障害発生、固定障害発生)を行
う。図7に示すように、磁気テープ装置38(通報デー
タ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT0
0)に対する被疑内部装置MT00,MTC0,DCH
6への診断と共に、同様の処理によって、図示しない磁
気テープ制御装置(通報データ名0)のハード障害メッ
セージ(FLT MTC0)に対する被疑内部装置MT
00,MTC0,DCH6への診断を行う。
主メモリ部32が記憶するごと、すなわち、その障害が
発生した内部装置ごとに、図7に示す診断対応テーブル
に基づいて、診断(間欠障害発生、固定障害発生)を行
う。図7に示すように、磁気テープ装置38(通報デー
タ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT0
0)に対する被疑内部装置MT00,MTC0,DCH
6への診断と共に、同様の処理によって、図示しない磁
気テープ制御装置(通報データ名0)のハード障害メッ
セージ(FLT MTC0)に対する被疑内部装置MT
00,MTC0,DCH6への診断を行う。
【0042】また、同様の処理によって、図示しない磁
気テープ装置38での記憶データチャネル部(通報デー
タ名6)のハード障害メッセージ(FLT DCH6)
に対する被疑内部装置MT00,MTC0,DCH6へ
の診断を行う。更に、交換局1,2における共通信号制
御装置13a,13b(通報データ名001000)の
ハード障害メッセージ(FLT SG001000)に
対する被疑内部装置SG001000,SGC0010
への診断を行う。
気テープ装置38での記憶データチャネル部(通報デー
タ名6)のハード障害メッセージ(FLT DCH6)
に対する被疑内部装置MT00,MTC0,DCH6へ
の診断を行う。更に、交換局1,2における共通信号制
御装置13a,13b(通報データ名001000)の
ハード障害メッセージ(FLT SG001000)に
対する被疑内部装置SG001000,SGC0010
への診断を行う。
【0043】図8は、他の実施形態における診断対応テ
ーブルを示す図である。この図8に示す診断対応テーブ
ルは、図7に示す診断対応テーブルに代えて記憶装置5
1に格納される。上記の図7に示す診断対応テーブルを
用いた場合、例えば、磁気テープ装置38(通報データ
名00)のハード障害メッセージ(FLT MT00)
に対する被疑内部装置MT00,MTC0,DCH6な
どへの診断を行っている。
ーブルを示す図である。この図8に示す診断対応テーブ
ルは、図7に示す診断対応テーブルに代えて記憶装置5
1に格納される。上記の図7に示す診断対応テーブルを
用いた場合、例えば、磁気テープ装置38(通報データ
名00)のハード障害メッセージ(FLT MT00)
に対する被疑内部装置MT00,MTC0,DCH6な
どへの診断を行っている。
【0044】これに対して、図8に示す診断対応テーブ
ルを用いた場合、まず、磁気テープ装置38(通報デー
タ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT0
0)/図示しない磁気テープ制御装置(通報データ名
0)のハード障害メッセージ(FLT MTC0)/図
示しない磁気テープ装置38での記憶データチャネル部
(通報データ名6)のハード障害メッセージ(FLT
DCH6)のいずれか又は全部が、データ処理装置50
に中央制御部31から通知されると、被疑内部装置MT
00に対する診断を実行する。
ルを用いた場合、まず、磁気テープ装置38(通報デー
タ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT0
0)/図示しない磁気テープ制御装置(通報データ名
0)のハード障害メッセージ(FLT MTC0)/図
示しない磁気テープ装置38での記憶データチャネル部
(通報データ名6)のハード障害メッセージ(FLT
DCH6)のいずれか又は全部が、データ処理装置50
に中央制御部31から通知されると、被疑内部装置MT
00に対する診断を実行する。
【0045】同様にして、磁気テープ装置38(通報デ
ータ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT0
0)/図示しない磁気テープ装置38と別の磁気テープ
装置(通報データ名01)のハード障害メッセージ(F
LT MT01)/図示しない磁気テープ制御装置(通
報データ名0)のハード障害メッセージ(FLT MT
C0)/磁気テープ装置38での図示しない記憶データ
チャネル部(通報データ名6)のハード障害メッセージ
(FLT DCH6)のいずれか又は全部が、データ処
理装置50に中央制御部31から通知されると、被疑内
部装置MT00に対する診断を実行する。
ータ名00)のハード障害メッセージ(FLT MT0
0)/図示しない磁気テープ装置38と別の磁気テープ
装置(通報データ名01)のハード障害メッセージ(F
LT MT01)/図示しない磁気テープ制御装置(通
報データ名0)のハード障害メッセージ(FLT MT
C0)/磁気テープ装置38での図示しない記憶データ
チャネル部(通報データ名6)のハード障害メッセージ
(FLT DCH6)のいずれか又は全部が、データ処
理装置50に中央制御部31から通知されると、被疑内
部装置MT00に対する診断を実行する。
【0046】更に、交換局1,2における共通信号制御
装置13a,13b(通報データ名001000)のハ
ード障害メッセージ(FLT SG001000)/通
話路バス制御回路(通報データ0010)のハード障害
メッセージ(FLT SGC0010)に対する被疑内
部装置SG001000への診断を行う。
装置13a,13b(通報データ名001000)のハ
ード障害メッセージ(FLT SG001000)/通
話路バス制御回路(通報データ0010)のハード障害
メッセージ(FLT SGC0010)に対する被疑内
部装置SG001000への診断を行う。
【0047】なお、図7及び図8に示す記憶装置51に
格納している診断対応テーブルには、交換局1,2のデ
ータファイルを作成する際に、全ての内部装置に対する
障害が発生した内部装置及び、これに対応する被擬装置
のデータを格納しておく。また、交換局1,2に装備す
る内部装置が変更された場合は、入力装置52から図7
及び図8に示す記憶装置51に格納している診断対応テ
ーブルの内容(障害発生装置/通報データ及び被疑内部
装置のデータ)を データ変更コマンドを入力して最新
の診断対応テーブルに変更する。なお、このための制御
プログラムを共通信号制御装置13a,13bの主メモ
リ部32に格納しておく。
格納している診断対応テーブルには、交換局1,2のデ
ータファイルを作成する際に、全ての内部装置に対する
障害が発生した内部装置及び、これに対応する被擬装置
のデータを格納しておく。また、交換局1,2に装備す
る内部装置が変更された場合は、入力装置52から図7
及び図8に示す記憶装置51に格納している診断対応テ
ーブルの内容(障害発生装置/通報データ及び被疑内部
装置のデータ)を データ変更コマンドを入力して最新
の診断対応テーブルに変更する。なお、このための制御
プログラムを共通信号制御装置13a,13bの主メモ
リ部32に格納しておく。
【0048】このようにして、間欠障害発生時に、診断
を行った内部装置の正常動作時に運用系に組み込むこと
によって、障害が発生した内部装置の自動組み込み実行
(運用系から切り離し、この後、周期的な運用系への組
み込みの実行)を待たずに、その内部装置の運用が再開
できるようになる。また、固定障害(連続障害)の診断
不良の際に、運用系から切り離して、障害が発生した内
部装置の自動組み込み実行にかかる障害警報の周期的な
報知を阻止できるようになる。この結果、障害発生時
に、その間欠障害発生時ごとの診断が不要になり、か
つ、固定障害発生時の周期的な報知が行われずに、管理
者や保守者の運用負担が軽減される。
を行った内部装置の正常動作時に運用系に組み込むこと
によって、障害が発生した内部装置の自動組み込み実行
(運用系から切り離し、この後、周期的な運用系への組
み込みの実行)を待たずに、その内部装置の運用が再開
できるようになる。また、固定障害(連続障害)の診断
不良の際に、運用系から切り離して、障害が発生した内
部装置の自動組み込み実行にかかる障害警報の周期的な
報知を阻止できるようになる。この結果、障害発生時
に、その間欠障害発生時ごとの診断が不要になり、か
つ、固定障害発生時の周期的な報知が行われずに、管理
者や保守者の運用負担が軽減される。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の中継交換装置によれば、共通信号制御装置からの障害
データを取り込んで間欠障害又は固定障害が発生した内
部装置を特定する。そして、間欠障害を発生時した内部
装置を正常動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害
発生時の内部装置を運用系から切り離している。
の中継交換装置によれば、共通信号制御装置からの障害
データを取り込んで間欠障害又は固定障害が発生した内
部装置を特定する。そして、間欠障害を発生時した内部
装置を正常動作時に運用系に組み込み、又は、固定障害
発生時の内部装置を運用系から切り離している。
【0050】この結果、共通線信号方式における交換局
(加入者交換機、中継交換機の交換機及び信号制御装
置)での内部装置の障害発生時に、その間欠障害発生時
ごとの診断が不要になり、かつ、固定障害発生時の周期
的な報知が行われずに、管理者や保守者の運用負担が軽
減される。
(加入者交換機、中継交換機の交換機及び信号制御装
置)での内部装置の障害発生時に、その間欠障害発生時
ごとの診断が不要になり、かつ、固定障害発生時の周期
的な報知が行われずに、管理者や保守者の運用負担が軽
減される。
【図1】本発明の中継交換装置が適用されるデジタル回
線交換網の要部構成を示すブロック図である。
線交換網の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の交換機の詳細な構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1中の共通信号制御装置の詳細な構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】図1中の障害制御部の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】実施形態にあって共通信号制御装置の機能を示
す図である。
す図である。
【図6】実施形態にあって障害制御部の動作の処理手順
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図7】実施形態における診断対応テーブルを示す図で
ある。
ある。
【図8】他の実施形態における診断対応テーブルを示す
図である。
図である。
1,2 交換局 11a,11b 交換機 13a,13b 共通信号制御装置 15a,15b 障害制御部 21 加入者回路 22,24 トランク回路 23 スイッチ回路 30 通話路パス制御回路 31 中央制御部 32 主メモリ部 36 制御卓 38 磁気テープ装置 50 データ処理装置 51 記憶装置 52 入力装置 53 表示装置
Claims (8)
- 【請求項1】 加入者線に接続され、共通線信号方式に
おける通話チャネルを切り替える加入者端末を収容する
交換機と、 前記共通線信号方式における共通線で接続されて局間信
号を伝送し、前記交換機を蓄積プログラム制御方式に基
づいて制御を実行した際に、内部装置で発生した間欠障
害又は固定障害の障害データを記憶する共通信号制御装
置と、 前記共通信号制御装置が記憶する障害データを取り込ん
で間欠障害又は固定障害の発生を特定し、かつ、間欠障
害が発生した内部装置を、正常動作時に運用系に組み込
み又は固定障害が発生した内部装置を運用系から切り離
す制御を実行する障害制御部と、 を備えることを特徴とする中継交換装置。 - 【請求項2】 前記蓄積プログラム制御方式として、 制御実行管理、呼処理、保守運用及び障害処理のそれぞ
れのプログラムの実行を含む請求項1記載の中継交換装
置。 - 【請求項3】 前記制御実行管理、呼処理、保守運用及
び障害処理のそれぞれのプログラム実行として、 交換機での加入者制御及び通話制御に対して、中継線及
び加入者線の状態を監視して接続又は切断の要求を検知
する監視制御を行い、かつ、 通信路の開閉制御を行うスイッチ制御と共に、 選択信号を共通線を通じて加入者端末と他の共通信号制
御装置との間で送受信する制御を実行し、かつ、 提供するサービス種類ごとの制御及び共通信号制御装置
からの障害データを取り込んで間欠障害又は固定障害が
発生した内部装置を特定し、かつ、間欠障害が発生した
内部装置を正常動作時に運用系に組み込み、又は、固定
障害が発生した内部装置を運用系から切り離す制御を実
行するサービス障害処理制御を行うと共に、 選択信号を分析して接続先を識別する翻訳処理制御を実
行する請求項2記載の中継交換装置。 - 【請求項4】 前記交換機として、 加入者線を通じて収容する加入者端末に対する接続又は
切断を含む加入者制御を行う加入者回路と、 通話回線に対する回線制御を行うトランク回路と、 前記加入者回路及びトランク回路との間に設けられて通
話チャネルを切り替えるためのスイッチ回路と、 前記加入者回路、トランク回路及びスイッチ回路を接続
する通話路バスと、 を備える請求項1記載の中継交換装置。 - 【請求項5】 前記共通信号制御装置として、 交換機の通話路バスを通じて通話路パス制御を行う通話
路パス制御回路と、 前記交換機に対する少なくとも通話路パス制御、保守点
検の制御を行う中央制御部と、 蓄積プログラム制御方式に基づいた実時間処理用のプロ
グラムを記憶する主メモリ部と、 共通線を通じて複数の通話チャネルに対する局間信号を
送受信する信号送受信部と、 入力データ、表示データのやり取りを行うデータチャネ
ル部と、 障害発生データの確認の保守操作及び画面確認を行うた
めの入力操作装置及び表示装置を備える制御卓と、 蓄積プログラム制御方式に基づいた非実時間処理用のプ
ログラムを記憶する磁気ディスク記憶装置と、 障害処理プログラムの実行時に障害が発生した内部装置
の障害データを含む運用データを記憶する磁気テープ装
置と、 を備える請求項1記載の中継交換装置。 - 【請求項6】 前記障害制御部として、 共通信号制御装置からの障害データを取り込んで間欠障
害又は固定障害が発生した内部装置を特定し、間欠障害
が発生した内部装置を正常動作時に運用系に組み込み、
又は、固定障害が発生した内部装置を運用系から切り離
して、障害発生時の周期的な障害警報の報知を行わない
制御を実行するデータ処理装置と、 障害が発生した内部装置と診断対象となる被疑内部装置
を示すデータを格納した診断対応テーブルを記憶する記
憶装置と、 前記記憶装置に格納した診断対応テーブルの内容を変更
する入力操作を行うための入力装置と、 障害診断結果を含むデータを画面表示する表示装置と、 を備える請求項1記載の中継交換装置。 - 【請求項7】 前記障害制御部の記憶部における診断対
応テーブルが、 障害が発生する一つの内部装置からの通報データと診断
対象となる複数の被疑内部装置データとを対比して格納
し、又は、障害が発生する複数の内部装置からの複数の
通報データと診断対象となる一つの被疑内部装置データ
とを対比して格納するものである請求項6記載の中継交
換装置。 - 【請求項8】 前記障害制御部が、 間欠障害又は固定障害が発生した内部装置を特定し、か
つ、間欠障害が発生した内部装置を正常動作時に運用系
に組み込み又は固定障害が発生した内部装置を運用系か
ら切り離す制御を、共通信号制御装置における蓄積プロ
グラム制御の実行かつ遠隔手続き呼び出し処理で行うも
のである請求項1記載の中継交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8214598A JPH11284730A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 中継交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8214598A JPH11284730A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 中継交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11284730A true JPH11284730A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13766274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8214598A Pending JPH11284730A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 中継交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11284730A (ja) |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8214598A patent/JPH11284730A/ja active Pending
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