JPH11284574A - 光送信器、波長多重光送信器、及び光伝送方法 - Google Patents
光送信器、波長多重光送信器、及び光伝送方法Info
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- JPH11284574A JPH11284574A JP10085277A JP8527798A JPH11284574A JP H11284574 A JPH11284574 A JP H11284574A JP 10085277 A JP10085277 A JP 10085277A JP 8527798 A JP8527798 A JP 8527798A JP H11284574 A JPH11284574 A JP H11284574A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/50—Transmitters
- H04B10/501—Structural aspects
- H04B10/506—Multiwavelength transmitters
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
- H04J14/0221—Power control, e.g. to keep the total optical power constant
- H04J14/02212—Power control, e.g. to keep the total optical power constant by addition of a dummy signal
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- Electromagnetism (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】波長多重光伝送方式では、波長多重される信号
光の波長が変動すると、隣接する信号光と干渉を生じ、
通信品質が劣化する。また同様に信号光のレベルが変動
しても他の信号光のレベルに変動が生じ、他の信号回線
の通信に影響を与える。 【解決手段】各光送信器毎に送出される信号光の波長と
レベルを常に監視し、異常を検知した場合には、予備光
源から、上記信号光の正常時と同じ波長、同じレベルの
連続光を送出する。これにより、隣接する信号光との干
渉や他の信号光のレベル変化を防止することができる。
光の波長が変動すると、隣接する信号光と干渉を生じ、
通信品質が劣化する。また同様に信号光のレベルが変動
しても他の信号光のレベルに変動が生じ、他の信号回線
の通信に影響を与える。 【解決手段】各光送信器毎に送出される信号光の波長と
レベルを常に監視し、異常を検知した場合には、予備光
源から、上記信号光の正常時と同じ波長、同じレベルの
連続光を送出する。これにより、隣接する信号光との干
渉や他の信号光のレベル変化を防止することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光送信器、波長多
重光送信器、及び光伝送方法に関し、特に予備光源を有
する光送信器、波長多重光送信器、及び現用光源に換え
て予備光源からの出力光を送出する光伝送方法に関す
る。
重光送信器、及び光伝送方法に関し、特に予備光源を有
する光送信器、波長多重光送信器、及び現用光源に換え
て予備光源からの出力光を送出する光伝送方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】１本の光ファイバ当たりの伝送容量を増
加させるため波長多重光伝送方式が実用化されている。
図４は従来の波長多重光送信器の一例を示すブロック図
である。ｎ個の光送信器１０はそれぞれ固有な波長λ１
〜λｎの光信号を送出する。光送信器１０の出力ポート
は光合波器３のｎ個の入力ポートにそれぞれ接続されて
いる。光合波器３はｎ個の入力ポートに入力されたｎ個
の光信号を合波し、出力ポートに出力する。光合波器３
の入力ポートに入力される光信号は送信回路１１〜１３
において固有な波長となっているため、出力ポートに出
力される光信号は波長軸上に波長λ１〜λｎの光信号が
分布した光波長多重信号となる。このため、信号光をｎ
個多重すると伝送容量はｎ倍となり、１本の光ファイバ
当たりの伝送容量を著しく増大させることが出来る。
加させるため波長多重光伝送方式が実用化されている。
図４は従来の波長多重光送信器の一例を示すブロック図
である。ｎ個の光送信器１０はそれぞれ固有な波長λ１
〜λｎの光信号を送出する。光送信器１０の出力ポート
は光合波器３のｎ個の入力ポートにそれぞれ接続されて
いる。光合波器３はｎ個の入力ポートに入力されたｎ個
の光信号を合波し、出力ポートに出力する。光合波器３
の入力ポートに入力される光信号は送信回路１１〜１３
において固有な波長となっているため、出力ポートに出
力される光信号は波長軸上に波長λ１〜λｎの光信号が
分布した光波長多重信号となる。このため、信号光をｎ
個多重すると伝送容量はｎ倍となり、１本の光ファイバ
当たりの伝送容量を著しく増大させることが出来る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記波長多重
光伝送方式には次のような問題点がある。まず波長多重
される信号光は互いにきわめて近い波長を有している。
このため、光送信器に異常が発生し送出される信号光の
波長が変化したとき、隣接する波長の信号光と干渉を生
じる。このため互いに干渉する２つの信号光を用いた通
信回線は影響を受ける。また、特定の光送信器の出力が
停止したり、レベルが低下すると、他の信号回線のレベ
ルが変化し、これらの通信品質が劣化する。複数の信号
光を合波する光合波器では、１つの光送信器の出力する
信号光のレベルが低下すると、合波器の出力も低下す
る。しかし、波長多重光伝送系では、トータルの信号光
のレベルは光増幅器で一定に制御される。すなわち１つ
の信号光のレベルが低下した場合、他の信号光のレベル
を上げるように制御が行われる。その結果、波長多重信
号光の受信部において各信号光のレベルが変化し、通信
品質に影響が生じる。
光伝送方式には次のような問題点がある。まず波長多重
される信号光は互いにきわめて近い波長を有している。
このため、光送信器に異常が発生し送出される信号光の
波長が変化したとき、隣接する波長の信号光と干渉を生
じる。このため互いに干渉する２つの信号光を用いた通
信回線は影響を受ける。また、特定の光送信器の出力が
停止したり、レベルが低下すると、他の信号回線のレベ
ルが変化し、これらの通信品質が劣化する。複数の信号
光を合波する光合波器では、１つの光送信器の出力する
信号光のレベルが低下すると、合波器の出力も低下す
る。しかし、波長多重光伝送系では、トータルの信号光
のレベルは光増幅器で一定に制御される。すなわち１つ
の信号光のレベルが低下した場合、他の信号光のレベル
を上げるように制御が行われる。その結果、波長多重信
号光の受信部において各信号光のレベルが変化し、通信
品質に影響が生じる。
【０００４】本発明の目的は、波長多重光送信器を構成
する光送信器に異常が生じ、出力される信号光の波長や
レベルが変化した場合に、他の通信回線に影響を与えな
い光送信器、波長多重光送信器、および光伝送方法を提
供することにある。
する光送信器に異常が生じ、出力される信号光の波長や
レベルが変化した場合に、他の通信回線に影響を与えな
い光送信器、波長多重光送信器、および光伝送方法を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の光送信器は、第
１の光源と、該第１の光源の出力光を変調する光変調器
とを備え、さらに第２の光源と、第１の光源及びその出
力光の少なくとも一方の異常を監視する異常監視回路
と、該異常監視回路の出力する異常信号を受信すると第
１の光源を停止させ第２の光源から出力光を出力させる
制御回路とを備える。この光送信器において、第１の光
源の出力光と第２の光源の出力光を結合する光結合器を
備える構成が望ましい。
１の光源と、該第１の光源の出力光を変調する光変調器
とを備え、さらに第２の光源と、第１の光源及びその出
力光の少なくとも一方の異常を監視する異常監視回路
と、該異常監視回路の出力する異常信号を受信すると第
１の光源を停止させ第２の光源から出力光を出力させる
制御回路とを備える。この光送信器において、第１の光
源の出力光と第２の光源の出力光を結合する光結合器を
備える構成が望ましい。
【０００６】また別の光送信器は、第１の光源と、該第
１の光源の出力光を変調する光変調器とを備え、第２の
光源と、第１および第２の光源の出力光を選択して出力
する光スイッチと、第１の光源及びその出力光の少なく
とも一方の異常を監視する異常監視回路と、該異常監視
回路の出力する異常信号を受信すると上記光スイッチに
より第２の光源の出力光を出力させる制御回路とを備え
る。
１の光源の出力光を変調する光変調器とを備え、第２の
光源と、第１および第２の光源の出力光を選択して出力
する光スイッチと、第１の光源及びその出力光の少なく
とも一方の異常を監視する異常監視回路と、該異常監視
回路の出力する異常信号を受信すると上記光スイッチに
より第２の光源の出力光を出力させる制御回路とを備え
る。
【０００７】本発明の波長多重光送信器は、上記いずれ
かまたは両方の光送信器を複数備え、これらの出力光を
合波する光合波器を備える。
かまたは両方の光送信器を複数備え、これらの出力光を
合波する光合波器を備える。
【０００８】本発明の光送信方法は、光送信器の出力光
のレベルと波長の少なくとも一方が所定の異常値になっ
たとき、上記出力光に換えて予備光源から出力光を出力
させる方法である。
のレベルと波長の少なくとも一方が所定の異常値になっ
たとき、上記出力光に換えて予備光源から出力光を出力
させる方法である。
【０００９】更に本発明の波長多重光伝送方法は、複数
の光送信器の出力光を波長多重して送出し、同時に光送
信器の出力光のレベルの少なくとも一方が所定の異常値
になったとき、上記出力光に換えて予備光源から出力光
を出力させる。
の光送信器の出力光を波長多重して送出し、同時に光送
信器の出力光のレベルの少なくとも一方が所定の異常値
になったとき、上記出力光に換えて予備光源から出力光
を出力させる。
【００１０】上記本発明において、第２の光源の出力光
の波長とレベルは第１の光源の正常な出力光の波長およ
びレベルと同じであることが望ましい。また第２の光源
の出力光は信号が重畳されていないダミー光とすること
ができる。
の波長とレベルは第１の光源の正常な出力光の波長およ
びレベルと同じであることが望ましい。また第２の光源
の出力光は信号が重畳されていないダミー光とすること
ができる。
【００１１】このような構成により、本発明は、波長多
重光送信器を構成する光送信器に異常が生じ、出力され
る信号光の波長やレベルが変化した場合でも、他の通信
回線に影響を与えることがない。
重光送信器を構成する光送信器に異常が生じ、出力され
る信号光の波長やレベルが変化した場合でも、他の通信
回線に影響を与えることがない。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の構成例について図
面を参照して詳細に説明する。図１を参照すると、ｎ個
の光送信器１の各出力ポートは光合波器３のｎ個の入力
ポートに接続されている。図中光送信器１では、送信回
路２の出力光は光結合器４の一方の入力ポートに入力さ
れる。また送信回路２は監視回路５と接続し、該監視回
路５はダミー光送信回路６に接続している。更に該ダミ
ー光送信回路６の出力ポートは上記光結合器４の他方の
入力ポートと接続している。他の光送信器１も上述の構
造と同じ構造を有している。
面を参照して詳細に説明する。図１を参照すると、ｎ個
の光送信器１の各出力ポートは光合波器３のｎ個の入力
ポートに接続されている。図中光送信器１では、送信回
路２の出力光は光結合器４の一方の入力ポートに入力さ
れる。また送信回路２は監視回路５と接続し、該監視回
路５はダミー光送信回路６に接続している。更に該ダミ
ー光送信回路６の出力ポートは上記光結合器４の他方の
入力ポートと接続している。他の光送信器１も上述の構
造と同じ構造を有している。
【００１３】次に図１に示された光送信器の動作につい
て説明する。ｎ個の光送信器１はそれぞれぞれ固有の波
長の光信号を送出する。
て説明する。ｎ個の光送信器１はそれぞれぞれ固有の波
長の光信号を送出する。
【００１４】監視回路５は、通常送信回路２に対し光信
号を出力させる「制御信号」を出力し、ダミー光送出回
路６に対し光出力を停止させる「制御信号」を出力して
いる。これにより光結合器４の出力ポートでは送信回路
２からの光信号が出力されている。
号を出力させる「制御信号」を出力し、ダミー光送出回
路６に対し光出力を停止させる「制御信号」を出力して
いる。これにより光結合器４の出力ポートでは送信回路
２からの光信号が出力されている。
【００１５】光送信器１内の送信回路２では送信信号の
異常を検出する回路を有しており、レーザダイオードお
よびその出力光の少なくとも一方の異常を掲出すると、
監視回路５に対して「異常信号」を出力する。送信回路
２の異常検出回路で検出する異常は、例えば送信光の波
長および送信光の出力の変化である。送信光の波長の変
化を検出する方法としては、レーザダイオードの温度を
監視する方法、光バンドパスフィルタを透過する光信号
のパワーを監視する方法等がある。また、検出する異常
として他にレーザダイオードの劣化や回路の障害を検出
してもよい。
異常を検出する回路を有しており、レーザダイオードお
よびその出力光の少なくとも一方の異常を掲出すると、
監視回路５に対して「異常信号」を出力する。送信回路
２の異常検出回路で検出する異常は、例えば送信光の波
長および送信光の出力の変化である。送信光の波長の変
化を検出する方法としては、レーザダイオードの温度を
監視する方法、光バンドパスフィルタを透過する光信号
のパワーを監視する方法等がある。また、検出する異常
として他にレーザダイオードの劣化や回路の障害を検出
してもよい。
【００１６】監視回路５は、上記異常検出回路からの異
常信号を受信すると、送信回路２に「制御信号」を送出
して、送信回路２の光信号の出力を停止させる。同時
に、監視回路５は、ダミー光送信回路６に「制御信号」
を送出し、該ダミー光送信回路６から上記送信回路２の
出力する光信号と同じ波長で、かつ同じレベルの連続光
を出力させる。ダミー光送信回路６からの出力光は、光
結合器４から光合波器３へ出力される。光結合器４は光
カプラなどが用いられる。ｎ個の光結合器４の出力ポー
トは光合波器３のｎ個の入力ポートに接続される。光合
波器３ではｎ個の入力ポートから入力された信号を合波
して出力ポートへ出力する。光合波器３としては、融着
型光カプラの他、アレイド・ウェイブガイド・グレイテ
イング（ＡＷＧ、Ａｒｒａｙｅｄ Ｗａｖｅｇｕｉｄｅ
Ｇｒａｔｉｎｇ）などが用いられる。図２は送信回路
２の一例を示す図である。電気信号として入力された主
信号はインタフェース回路（ＩＮＦ）１０１を経由して
変調器ドライバ回路（ＤＲＶ）１０２に入力され、光変
調器（ＭＯＤ）１０３を駆動するのに十分な電力に増幅
される。レーザダイオード１０４は連続光を出力してお
り、光変調器（ＭＯＤ）１０３で連続光を主信号で変調
する。異常監視回路１０８はレーザダイオード１０４の
出力パワーやバイアス電流をレーザ駆動回路（ＤＲＶ）
１０５から監視し、また、変調後の光信号を光分波器１
０７により分波させ出力パワーや送信波長を監視してお
り、異常を検出すると「異常信号」をインタフェース回
路１０９を介して異常監視回路１０８へ出力する。出力
パワーは光分波器１０７と異常監視回路１０８の間にバ
ンドパスフィルタを設置して波長の変動に伴うパワーの
変化を検出する。
常信号を受信すると、送信回路２に「制御信号」を送出
して、送信回路２の光信号の出力を停止させる。同時
に、監視回路５は、ダミー光送信回路６に「制御信号」
を送出し、該ダミー光送信回路６から上記送信回路２の
出力する光信号と同じ波長で、かつ同じレベルの連続光
を出力させる。ダミー光送信回路６からの出力光は、光
結合器４から光合波器３へ出力される。光結合器４は光
カプラなどが用いられる。ｎ個の光結合器４の出力ポー
トは光合波器３のｎ個の入力ポートに接続される。光合
波器３ではｎ個の入力ポートから入力された信号を合波
して出力ポートへ出力する。光合波器３としては、融着
型光カプラの他、アレイド・ウェイブガイド・グレイテ
イング（ＡＷＧ、Ａｒｒａｙｅｄ Ｗａｖｅｇｕｉｄｅ
Ｇｒａｔｉｎｇ）などが用いられる。図２は送信回路
２の一例を示す図である。電気信号として入力された主
信号はインタフェース回路（ＩＮＦ）１０１を経由して
変調器ドライバ回路（ＤＲＶ）１０２に入力され、光変
調器（ＭＯＤ）１０３を駆動するのに十分な電力に増幅
される。レーザダイオード１０４は連続光を出力してお
り、光変調器（ＭＯＤ）１０３で連続光を主信号で変調
する。異常監視回路１０８はレーザダイオード１０４の
出力パワーやバイアス電流をレーザ駆動回路（ＤＲＶ）
１０５から監視し、また、変調後の光信号を光分波器１
０７により分波させ出力パワーや送信波長を監視してお
り、異常を検出すると「異常信号」をインタフェース回
路１０９を介して異常監視回路１０８へ出力する。出力
パワーは光分波器１０７と異常監視回路１０８の間にバ
ンドパスフィルタを設置して波長の変動に伴うパワーの
変化を検出する。
【００１７】一方、異常監視回路１０８は、監視回路５
からの「制御信号」によりレーザダイオード１０４のバ
イアス電流を停止させ、光出力を停止させる。図３は本
発明の他の構成を示す。ｎ個の光送信器７の各出力ポー
トは光合波器３のｎ個の入力ポートに接続されている。
光送信器７では、送信回路２の出力光は光スイッチ８の
一方の入力ポートに入力される。また送信回路２は監視
回路５と接続し、該監視回路５は光スイッチ８に接続し
ている。一方光送信器７はダミー光送信回路６を備えて
おり、該ダミー光送信回路６から出力されるダミー光は
上記光スイッチ８の他方の入力ポートに入力される。
からの「制御信号」によりレーザダイオード１０４のバ
イアス電流を停止させ、光出力を停止させる。図３は本
発明の他の構成を示す。ｎ個の光送信器７の各出力ポー
トは光合波器３のｎ個の入力ポートに接続されている。
光送信器７では、送信回路２の出力光は光スイッチ８の
一方の入力ポートに入力される。また送信回路２は監視
回路５と接続し、該監視回路５は光スイッチ８に接続し
ている。一方光送信器７はダミー光送信回路６を備えて
おり、該ダミー光送信回路６から出力されるダミー光は
上記光スイッチ８の他方の入力ポートに入力される。
【００１８】次に図３に示された光送信器７の動作につ
いて説明する。ｎ個の光送信器１はそれぞれぞれ固有の
波長の光信号を送出する。監視回路５は、通常送信回路
２に対し光信号を出力させる「制御信号」を出力し、ま
た上記送信回路２からの信号光が光スイッチ８から出力
されるように光スイッチ８を制御している。ダミー光送
出回路６からは、送信回路２の出力光と同じ波長でかつ
同じレベルの連続光が常時光スイッチ８へ出力されてい
る。他の構成として、監視回路５からの信号を受けたと
き、ダミー光送出回路６からダミー光が出力するように
制御することもできる。
いて説明する。ｎ個の光送信器１はそれぞれぞれ固有の
波長の光信号を送出する。監視回路５は、通常送信回路
２に対し光信号を出力させる「制御信号」を出力し、ま
た上記送信回路２からの信号光が光スイッチ８から出力
されるように光スイッチ８を制御している。ダミー光送
出回路６からは、送信回路２の出力光と同じ波長でかつ
同じレベルの連続光が常時光スイッチ８へ出力されてい
る。他の構成として、監視回路５からの信号を受けたと
き、ダミー光送出回路６からダミー光が出力するように
制御することもできる。
【００１９】光送信器７内の送信回路２では送信信号の
異常を検出する回路を有しており、レーザダイオードお
よびその出力光の少なくとも一方の異常を掲出すると、
監視回路５に対して「異常信号」を出力する。「異常」
の態様については上述と同様である。監視回路５は、上
記異常検出回路からの異常信号を受信すると、光スイッ
チ８に「制御信号」を送出して光スイッチ８を切り替
え、送信回路２からの信号光を停止させ、ダミー光送出
回路６からのダミー光を出力させる。ダミー光送信回路
６からの出力光は、光スイッチ８から光合波器３へ出力
される。
異常を検出する回路を有しており、レーザダイオードお
よびその出力光の少なくとも一方の異常を掲出すると、
監視回路５に対して「異常信号」を出力する。「異常」
の態様については上述と同様である。監視回路５は、上
記異常検出回路からの異常信号を受信すると、光スイッ
チ８に「制御信号」を送出して光スイッチ８を切り替
え、送信回路２からの信号光を停止させ、ダミー光送出
回路６からのダミー光を出力させる。ダミー光送信回路
６からの出力光は、光スイッチ８から光合波器３へ出力
される。
【００２０】更に、ダミー光送出回路６内に、図２に示
した異常監視回路を配置し、異常信号を監視回路５に送
り、常時出力されるダミー光の異常を監視する構成とす
ることができる。
した異常監視回路を配置し、異常信号を監視回路５に送
り、常時出力されるダミー光の異常を監視する構成とす
ることができる。
【００２１】なお上記構成では、各光送信器１または７
から送出される信号光は光合波器３により波長多重され
波長多重信号光として送出される。信号光の波長は１．
５５ミクロン帯域であり、波長の間隔は通常約０．８か
ら１．０ｎｍである。異常とみなす波長の変動及びレベ
ルの変動はシステムの設計において他の条件を考慮して
適宜設定することができる。
から送出される信号光は光合波器３により波長多重され
波長多重信号光として送出される。信号光の波長は１．
５５ミクロン帯域であり、波長の間隔は通常約０．８か
ら１．０ｎｍである。異常とみなす波長の変動及びレベ
ルの変動はシステムの設計において他の条件を考慮して
適宜設定することができる。
【００２２】以上のように、本発明では光送信器に異常
が生じた場合、信号光に換えて、信号光と同じ波長、同
じレベルのダミー連続光が送出されるので、信号光間の
干渉、他の信号光のレベルの変化を生じることが無く、
他の回線の通信品質は影響を受けない。
が生じた場合、信号光に換えて、信号光と同じ波長、同
じレベルのダミー連続光が送出されるので、信号光間の
干渉、他の信号光のレベルの変化を生じることが無く、
他の回線の通信品質は影響を受けない。
【００２３】
【発明の効果】本発明では、光送信器から送出される信
号光の波長異常を検出し、ダミー光に置き換えることに
より、正常な信号光の波長と出力パワーが維持されるの
で、送信波長異常による他の回線への干渉が回避でき、
パワー変動による他の回線への影響が回避できる。
号光の波長異常を検出し、ダミー光に置き換えることに
より、正常な信号光の波長と出力パワーが維持されるの
で、送信波長異常による他の回線への干渉が回避でき、
パワー変動による他の回線への影響が回避できる。
【図１】本発明の第１の実施の形態のブロック図。
【図２】送信回路の例を示すブロック図。
【図３】本発明の第２の実施の形態のブロック図。
【図４】従来の波長多重送信回路のブロック図。
１、７、１０ 光送信器 ２ 送信回路 ３ 光合波器 ４ 光結合器 ５ 監視回路 ６ ダミー光送信回路 ８ 光スイッチ １０１ インタフェース回路 １０２ 変調器ドライバ回路 １０３ 光変調器 １０４ レーザダイオード １０５ レーザ駆動回路 １０６ インタフェース回路 １０７ 光分波器 １０８ 異常監視回路 １０９ インタフェース回路
Claims (17)
- 【請求項１】第１の光源と、該第１の光源の出力光を変
調する光変調器とを備える光送信器において、第２の光
源と、前記第１の光源及びその出力光の少なくとも一方
の異常を監視する異常監視回路と、該異常監視回路の出
力する異常信号を受信すると前記第１の光源を停止させ
第２の光源から出力光を出力させる制御回路とを備える
ことを特徴とする光送信器。 - 【請求項２】第２の光源の出力光の波長とレベルは第１
の光源の正常な出力光の波長およびレベルと同じである
請求項１記載の光送信器。 - 【請求項３】第２の光源の出力光は信号が重畳されてい
ないダミー光である請求項１記載の光送信器。 - 【請求項４】第１の光源の出力光と第２の光源の出力光
を結合する光結合器を備える請求項１記載の光送信器。 - 【請求項５】第１の光源と、該第１の光源の出力光を変
調する光変調器とを備える光送信器において、第２の光
源と、前記第１及び第２の光源の出力光を選択して出力
する光スイッチと、前記第１の光源及びその出力光の少
なくとも一方の異常を監視する異常監視回路と、該異常
監視回路の出力する異常信号を受信すると前記光スイッ
チにより第２の光源の出力光を出力させる制御回路とを
備えることを特徴とする光送信器。 - 【請求項６】第２の光源の出力光の波長とレベルは第１
の光源の正常な出力光の波長およびレベルと同じである
請求項５記載の光送信器。 - 【請求項７】前記第２の光源から常時出力光が出力され
ている請求項５記載の光送信器。 - 【請求項８】前記第２の光源は前記制御回路からの信号
により出力光を出力させる請求項５記載の光送信器。 - 【請求項９】第２の光源の出力光は信号が重畳されてい
ないダミー光である請求項５記載の光送信器。 - 【請求項１０】請求項１記載の光送信器を複数備え、こ
れら光送信器の出力光を合波する光合波器を備えたこと
を特徴とする波長多重光送信器。 - 【請求項１１】請求項５記載の光送信器を複数備え、こ
れら光送信器の出力光を合波する光合波器を備えたこと
を特徴とする波長多重光送信器。 - 【請求項１２】光送信器の出力光のレベルと波長のう
ち、少なくとも一方が所定の異常値になったとき、前記
出力光に換えて予備光源から出力光を出力させることを
特徴とする光伝送方法。 - 【請求項１３】予備光源の出力光の波長とレベルは光送
信器の正常な出力光の波長およびレベルと同じである請
求項１２記載の光伝送方法。 - 【請求項１４】予備光源の出力光は信号が重畳されてい
ないダミー光である請求光１２記載の光伝送方法。 - 【請求項１５】複数の光送信器の出力光を波長多重して
送出する波長多重光送信方法であって、光送信器の出力
光のレベルと波長のうち、少なくとも一方が所定の異常
値になったとき、該出力光に換えて予備光源から出力光
を出力させることを特徴とする波長多重光伝送方法。 - 【請求項１６】予備光源の出力光の波長とレベルは光送
信器の正常な出力光の波長およびレベルと同じである請
求項１５記載の波長多重光伝送方法。 - 【請求項１７】予備光源の出力光は信号が重畳されてい
ないダミー光である請求光１５記載の光伝送方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP10085277A JPH11284574A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 光送信器、波長多重光送信器、及び光伝送方法 |
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|---|---|---|---|
| JP10085277A JPH11284574A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 光送信器、波長多重光送信器、及び光伝送方法 |
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|---|---|
| JPH11284574A true JPH11284574A (ja) | 1999-10-15 |
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ID=13854079
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