JPH11284365A - 電気機器のカバー脱落防止構造 - Google Patents

電気機器のカバー脱落防止構造

Info

Publication number
JPH11284365A
JPH11284365A JP8558598A JP8558598A JPH11284365A JP H11284365 A JPH11284365 A JP H11284365A JP 8558598 A JP8558598 A JP 8558598A JP 8558598 A JP8558598 A JP 8558598A JP H11284365 A JPH11284365 A JP H11284365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
main body
falling
preventing
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8558598A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Arikawa
雅志 蟻川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP8558598A priority Critical patent/JPH11284365A/ja
Publication of JPH11284365A publication Critical patent/JPH11284365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト且つ容易に作製でき、またカバーを
本体に取り付ける際に脱落防止部品が挟まれることがな
く、さらに雨等の侵入があっても本体側とカバー側との
間の絶縁性を保つことができる電気機器のカバー脱落防
止構造を提供する。 【解決手段】 本体6とカバー7とを接続することでカ
バー7の本体6からの脱落を防止するカバー脱落構造に
おける脱落防止部品20を、両端に本体6及びカバー7
に固定するための固定部21を一体形成した細長状のフ
ィルム製とし、そのフィルムとして、ポリエステルフィ
ルムやポリカーボネイトフィルム等の絶縁性、柔軟性及
び強度が得られるものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体と本体を覆う
カバーが分離する構造の電気機器における電気機器のカ
バー脱落防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外線を接続する端子部やプリント
基板等を備えた電気機器の本体を、ビルや住宅などの壁
に設けられるスイッチボックス(埋め込んで取り付ける
タイプや露出して取り付けるタイプがある)などに固定
するときや、プリント基板に実装される調整部品を調整
するときなどには、本体からカバーを分離して作業を行
う。この際、カバーの脱落防止のために、例えば図6に
示すような両端のプラスチック製の固定片1をたこ紐な
どの紐2で結ぶことで構成される脱落防止部品3を用い
て、その両固定片1を本体及びカバーにネジ止めするこ
とでカバーの脱落を防止するようにしている。
【0003】また、カバー側に電気部品が実装されるプ
リント基板が設けられるような場合には、カバー側及び
本体側のプリント基板を接続するコネクタケーブル等の
ケーブルによりカバーの脱落を防止すようにしたものも
ある。図4は埋め込み型のスイッチボックス5に固定す
る遠隔試験用コネクタを備えた中継器(電気機器)の分
解状態を示す斜視図である。この図において、6は本
体、7はネジ8により本体6に固定されるカバー、9は
カバー7に対して開閉自在に取り付けられる扉である。
本体6にはプリント基板10がネジ11により固定され
ている。
【0004】この中継器におけるカバー脱落防止構造
は、図5に示すように本体6とカバー7を図6に示すよ
うな脱落防止部品3にて接続する構造となっている。こ
の場合、脱落防止部品3の両固定片1の一方が本体6の
プリント基板10を固定するネジ11により固定され、
他方の固定片1がカバー7側にジャック固定部材12を
固定するネジ13により固定される。なお、ジャック固
定部材12はカバー7に図示せぬ遠隔試験用コネクタを
固定するためのものである。この遠隔試験用コネクタは
ケーブル14を介して本体6側のプリント基板10に実
装されるコネクタ15に接続される。この遠隔試験用コ
ネクタは、本中継器に接続され、部屋内に設けられる火
災感知器の機能を遠隔的に試験する試験装置(図示略)
を本中継器に接続するためのものである。
【0005】この中継器は、出荷時には本体6とカバー
7とが既にネジ止めされているので、現場での取り付け
の際には一旦ネジ8を外す必要がある。この場合、本体
6とカバー7との間に脱落防止部品3が接続されている
ので、現場でカバー7を外しても本体6を持つだけでカ
バー7が脱落することはない。カバー7を取り外した後
は、本体6のプリント基板10の裏面側に設けられた端
子(図示略)にスイッチボックス5内に引き出されてい
る配線(図示略)を接続し、次いで本体6をスイッチボ
ックス5にはめ込んでネジ止め固定する。その後、カバ
ー7を本体6にネジ止めにより取り付け、最後に蓋9を
閉める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電気機器のカバー脱落防止構造にあっては、次のよ
うな問題点があった。 (イ)図6に示す脱落防止部品3は、両固定片1に紐2
を手作業で結ばなければならず作業が煩雑であり、また
部品点数も3点と多くコスト高になる。 (ロ)また、この脱落防止部品3では、カバー7を本体
6に取り付ける際に紐2がカバー7と本体6との接触す
る箇所の間に挟まれると、紐2の太さからカバー7を本
体6に取り付けることができなくなるため、紐2が挟ま
れないように気を付けて取り付け作業を行う必要があ
る。
【0007】(ハ)ケーブル14によってのみカバー7
の脱落を防止する場合には、ケーブル14をプリント基
板10に接続するコネクタ15に負荷がかかり、コネク
タ15が外れたり、コネクタ15内のピンが抜けたり、
あるいはピンとケーブル14との間が断線したりする恐
れがある。 (ニ)また、ケーブル14と脱落防止部品3を共に用い
る場合、本体6にカバー7を取り付けている状態で雨な
どの水分が侵入して脱落防止部品3の紐2が濡れると絶
縁がとれなくなって本体6側とカバー7側がショートす
る恐れがある。
【0008】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、低コストで且つ容易に作製でき、またカバーを本
体に取り付ける際に脱落防止部品が挟まれることがな
く、さらに雨等の侵入があっても本体側とカバー側との
間の絶縁性を保つことができる電気機器のカバー脱落防
止構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による電気機器のカバー脱落防止構造
は、本体とこの本体を覆うカバーが分離する構造の電気
機器におけるカバー脱落防止構造であって、このカバー
脱落防止構造は、前記電気機器の本体とカバーを脱落防
止部品で接続する構造を成し、前記脱落防止部品は、そ
の両端に前記電気機器の本体及びカバーに固定するため
の固定部を一体形成した細長状のフィルム製から成るこ
とを特徴とする。
【0010】この構成によれば、本体からカバーを取り
外した時にカバーの落下を防止する脱落防止部品を、両
端の固定部を一体形成した細長状のフィルム製としたの
で、従来の脱落防止部品のような両端の固定片に紐を手
作業で結ぶ作業が不要になり、また部品点数も1点で済
むことからコストの低減を図れる。また、紐のように重
力方向に垂れ下がることが殆ど無いので、カバーを本体
に取り付ける際にカバーと本体との間で挟んでしまうよ
うなことが少なく、例え挟んだとしてもフィルムは極め
て薄いことから支障なくカバーを本体に取り付けること
ができる。
【0011】脱落防止部品の材料であるフィルムとして
は、例えばポリエステルやポリカーボネイトなどの強度
(亀裂・破断の起り難い)、柔軟性及び絶縁性を有する
ものが好適である。また、脱落防止部品の両端の固定部
の夫々の外周に丸みを付けることで、亀裂の発生を防止
できる。また、脱落防止部品を、フィルム間に金属片を
介在させた積層構造とすることで、強度を更に向上でき
る。
【0012】また、本体側とカバー側とをケーブルによ
って電気的に接続する場合には、脱落防止部品の長さを
ケーブルより短くすることで、本体からカバーを外した
ときにコネクタやケーブルに負荷がかからず、コネクタ
が外れたり、コネクタ内のピンが抜けたり、あるいはピ
ンとケーブルとの間が断線したりすることを防止でき
る。また、脱落防止部品を、本体とカバーの取り付け状
態で、双方の固定部が同じ側の面が向き且つ中心部が本
体とカバーとの間の空間の広い方へ向くように固定する
ことで、カバーを本体に取り付ける際に、脱落防止部品
が本体とカバーとの間の空間の広い方へ曲るので、カバ
ーと本体との間で挟まれることがなく、脱落防止部品が
挟まれないように気を付けて取り付け作業を行う必要が
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
例と共に説明する。図1は本発明に係る電気機器のカバ
ー脱落防止構造の実施の形態を示す図である。また、図
2はこの実施の形態の電気機器のカバー脱落構造の脱落
防止部品を示す平面図である。図3はこの実施の形態の
電気機器のカバー脱落防止構造を示す断面図である。な
お、図1において前述した図5と共通する部分には同一
の符号を付ける。
【0014】図1に示す実施の形態の電気機器のカバー
脱落防止構造は、本体6とカバー7を接続する点は従来
と同様であるが、本体6とカバー7を接続する脱落防止
部品20を、図2に示すような両端に本体6及びカバー
7に固定するための固定部を一体形成した細長状のフィ
ルム製とした点が異なっている。この場合、使用するフ
ィルムとしては、絶縁性、柔軟性及び強度(亀裂・破断
が起り難い)が得られるポリエステルフィルムやポリカ
ーボネイトフィルムが好適である。なお、同様の条件を
クリアするものであればこれらに限定されるものではな
い。フィルム製の脱落防止部品20は、全体的に細長状
で、両端に固定部21が一体に形成されている。この脱
落防止部品20の全長は約100mm、中心側の細長状
部22の幅は約3mm、厚さは約0.1mmである。固
定部21には、かぎ穴状の穴21aが設けられている。
この穴21aを介してねじ11、13を本体6がバーク
のねじ穴にねじ込むことで、脱落防止部品20は固定さ
れる。
【0015】脱落防止部品20をフィルム製とすること
で、1枚のフィルムシートから型抜きすることで一度に
何枚も作製することができ、また従来のような2つの固
定片1を紐2(図6参照)で結ぶ作業を必要としないの
で、コストの大幅な低減が可能となる。また、薄いフィ
ルム製であることから、本体6とカバー7の取り付け状
態で接触する箇所の間に挟まれるようなことがあっても
支障なくカバー7の取り付けができる。また、この脱落
防止部品20の両端の固定部21の外周には亀裂が生じ
るのを防止するために丸みが付けられている。
【0016】また、図1、図3に示すように、脱落防止
部品20は、本体6とカバー7の取り付け状態で、双方
の固定部が同じ側の面を向き且つ中心部が本体6とカバ
ー7との間の空間部16の広い方へ(図1では左方向
に)向くように固定される。このようにして固定するこ
とで、カバー7を本体6に取り付ける際に、脱落防止部
品20は本体6とカバー7との間の空間部16の広い方
へ曲るので、カバー7と本体6の取り付け状態で接触す
る箇所の間に挟まれることがない。これにより、脱落防
止部品20が挟まれないように気を付けて作業を行う必
要がない。また、本実施の形態では、本体6側とカバー
7側をコネクタケーブル14で接続するようにしている
ので、脱落防止部品20の長さがコネクタケーブル14
よりも短くしている。脱落防止部品20の長さをコネク
タケーブル14よりも短くすることで、カバー7を本体
6から外している間にコネクタケーブル14やコネクタ
15に負荷がかかることがなく、コネクタ15が外れた
り、コネクタ15内のピンが抜けたり、あるいはピンと
ケーブル14との間が断線したりすることがない。
【0017】また、この実施の形態のように、本体6側
とカバー7側をケーブル14で接続するような場合、従
来の脱落防止部品3では、雨などの水分が侵入して紐2
が濡れると本体6側とカバー7側がショートする恐れが
あったが、この実施の形態の脱落防止部品20ではフィ
ルムそのものが高い絶縁性を有し、また水分を吸収する
ことがないので、雨などの水分の侵入があっても本体6
側とカバー7側との間でショートするようなことがな
い。また、図1に示すように、ケーブル14は、その本
体6側の端が本体6の短辺方向と並行になるようにコネ
クタ15によってプリント基板10に接続されている。
このように取り付けることで、カバー7を本体6に取り
付ける際に、ケーブル14が本体6とカバー7との間の
空間部16の広い方(図1では左方向に)へ曲り、脱落
防止部品20と同様にカバー7と本体6との間に挟まれ
ることがない。これにより、ケーブル14が挟まれない
ように気を付けて作業を行う必要がない。
【0018】このように、この実施の形態では、本体6
とカバー7とを接続することでカバー7の脱落を防止す
るカバー脱落構造における脱落防止部品20を、その両
端に本体6及びカバー7に固定するための固定部を一体
形成した細長状のフィルム製とし、そのフィルムとし
て、ポリエステルフィルムやポリカーボネイトフィルム
等の絶縁性、柔軟性及び強度が得られるものを用いた。
また、本体6とカバー7への取り付けにおいては、本体
6とカバー7の取り付け状態で、脱落防止部品20の双
方の固定部21が、同じ側の面を向き且つ中心部が本体
6とカバー7との間の空間(空間部16)の広い方へ向
けるようにした。
【0019】したがって、従来の脱落防止部品3のよう
な両端の固定片1に紐2を手作業で結ぶ作業が不要にな
り、また部品点数も1点で済むのでコストの低減を図る
ことができる。また、カバー7を本体6に取り付ける際
に、脱落防止部品3の紐2のように重力方向に垂れ下が
ることが無く、本体6とカバー7との間の空間の広い方
へ曲ることから、カバー7と本体6との間に挟まれるこ
とがない。例え挟んだとしてもフィルムは極めて薄いこ
とから支障なくカバーを本体に取り付けることができ
る。これにより、取り付け時の作業性が改善される。
【0020】なお、上記実施の形態では、脱落防止部品
20は1枚のフィルムで作製したものであったが、複数
枚を積層させて作製しても良いし、2枚のフィルム間に
金属片(例えば、ワイヤーのような薄いもの)を介在さ
せて強度の向上を図るようにしても良い。また、上記実
施の形態では、中継器に適用したものであったが、これ
に限らず、本体と本体を覆うカバーが分離する構造の電
気機器であればどのようなものであっても良い。例え
ば、共同住宅用であれば、住戸用受信機、ドアホン子器
など。
【0021】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、本体
からカバーを取り外した時にカバーの落下を防止する脱
落防止部品を、両端の固定部を一体形成した細長状のフ
ィルム製としたので、従来の脱落防止部品のような両端
の固定片に紐を手作業で結ぶ作業が不要になり、また部
品点数も1点で済むのでコストの低減を図ることができ
る。また、紐のように重力方向に垂れ下がることが殆ど
無いので、カバーを本体に取り付ける際にカバーと本体
との間で挟んでしまうようなことがなく、例え挟んだと
してもフィルムは極めて薄いことから支障なくカバーを
本体に取り付けることができ、取り付け時の作業性を改
善できる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、脱落防止部
品の両端の固定部の夫々の外周に丸みを付けたので、亀
裂の発生を防止することができ、長期に亘る使用が可能
になる。
【0023】請求項4記載の発明によれば、脱落防止部
品を、フィルム間に金属片を介在させた積層構造とする
ことで、強度を向上でき、カバーの重量化に対応でき
る。
【0024】請求項5記載の発明によれば、本体側とカ
バー側とをケーブルによって電気的に接続する場合に
は、脱落防止部品の長さをケーブルより短くするので、
本体からカバーを外したときにケーブルに負荷がかから
ず、コネクタが外れたり、コネクタ内のピンが抜けた
り、あるいはピンとケーブルとの間が断線したりするこ
とをがない。
【0025】請求項6記載の発明によれば、本体へのカ
バーの取り付けにおいて、本体とカバーの取り付け状態
で、双方の固定部が同じ側の面を向き且つ中心部が本体
とカバーとの間の空間の広い方へ向くように脱落防止部
品20を固定するようにしたので、カバーを本体に取り
付ける際に、脱落防止部品が本体とカバーとの間の空間
の広い方へ曲ることから、カバーと本体とに挟まれるこ
とがない。これにより、脱落防止部品が挟まれないよう
に気を付けて作業を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の電気機器のカバー脱落防止構造を
示す図である。
【図2】実施の形態の電気機器のカバー脱落防止構造の
脱落防止部品の拡大図である。
【図3】実施の形態の電気機器のカバー脱落防止構造を
示す断面図である。
【図4】中継器の分解状態を示す斜視図である。
【図5】従来の電気機器のカバー脱落防止構造を示す図
である。
【図6】従来の電気機器のカバー脱落防止構造の脱落防
止部品の拡大図である。
【符号の説明】
6 本体 7 カバー 10 プリント基板 11、13 ネジ 12 ジャック固定部材 14 ケーブル 15 コネクタ 16 空間部 20 脱落防止部品 21 固定部 21a 穴 22 細長状部
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本体側とカバー側とをケーブルによ
って電気的に接続する場合には、脱落防止部品の長さを
ケーブルより短くすることで、本体からカバーを外した
ときにコネクタやケーブルに負荷がかからず、コネクタ
が外れたり、コネクタ内のピンが抜けたり、あるいはピ
ンとケーブルとの間が断線したりすることを防止でき
る。また、脱落防止部品を、本体とカバーの取り付け状
態で、双方の固定部が同じ側の面向き且つ中心部が本
体とカバーとの間の空間の広い方へ向くように固定する
ことで、カバーを本体に取り付ける際に、脱落防止部品
が本体とカバーとの間の空間の広い方へ曲るので、カバ
ーと本体との間で挟まれることがなく、脱落防止部品が
挟まれないように気を付けて取り付け作業を行う必要が
ない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図1に示す実施の形態の電気機器のカバー
脱落防止構造は、本体6とカバー7を接続する点は従来
と同様であるが、本体6とカバー7を接続する脱落防止
部品20を、図2に示すような両端に本体6及びカバー
7に固定するための固定部を一体形成した細長状のフィ
ルム製とした点が異なっている。この場合、使用するフ
ィルムとしては、絶縁性、柔軟性及び強度(亀裂・破断
が起り難い)が得られるポリエステルフィルムやポリカ
ーボネイトフィルムが好適である。なお、同様の条件を
クリアするものであればこれらに限定されるものではな
い。フィルム製の脱落防止部品20は、全体的に細長状
で、両端に固定部21が一体に形成されている。この脱
落防止部品20の全長は約100mm、中心側の細長状
部22の幅は約3mm、厚さは約0.1mmである。固
定部21には、かぎ穴状の穴21aが設けられている。
この穴21aを介してねじ11、13を本体6がカバー
のねじ穴にねじ込むことで、脱落防止部品20は固定
される。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図1に示す実施の形態の電気機器のカバー
脱落防止構造は、本体6とカバー7を接続する点は従来
と同様であるが、本体6とカバー7を接続する脱落防止
部品20を、図2に示すような両端に本体6及びカバー
7に固定するための固定部を一体形成した細長状のフィ
ルム製とした点が異なっている。この場合、使用するフ
ィルムとしては、絶縁性、柔軟性及び強度(亀裂・破断
が起り難い)が得られるポリエステルフィルムやポリカ
ーボネイトフィルムが好適である。なお、同様の条件を
クリアするものであればこれらに限定されるものではな
い。フィルム製の脱落防止部品20は、全体的に細長状
で、両端に固定部21が一体に形成されている。この脱
落防止部品20の全長は約100mm、中心側の細長状
部22の幅は約3mm、厚さは約0.1mmである。固
定部21には、かぎ穴状の穴21aが設けられている。
この穴21aを介してねじ11、13を本体6カバー
7のねじ穴にねじ込むことで、脱落防止部品20は固定
される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体とこの本体を覆うカバーが分離する
    構造の電気機器におけるカバー脱落防止構造であって、 このカバー脱落防止構造は、前記電気機器の本体とカバ
    ーを脱落防止部品で接続する構造を成し、前記脱落防止
    部品は、その両端に前記電気機器の本体及びカバーに固
    定するための固定部を一体形成した細長状のフィルム製
    から成ることを特徴とする電気機器のカバー脱落防止構
    造。
  2. 【請求項2】 前記脱落防止部品は、ポリエステルフィ
    ルム又はポリカーボネイトフィルムから成ることを特徴
    とする請求項1記載の電気機器のカバー脱落防止構造。
  3. 【請求項3】 前記脱落防止部品は、両端の固定部の夫
    々の外周に丸みが付けられていることを特徴とする請求
    項1又は2いずれかの項記載の電気機器のカバー脱落防
    止構造。
  4. 【請求項4】 前記脱落防止部品は、フィルム間に金属
    片を介在させた積層構造を成すことを特徴とする請求項
    1乃至3記載の電気機器のカバー脱落防止構造。
  5. 【請求項5】 前記脱落防止部品は、本体側とカバー側
    とがケーブルによって電気的に接続される場合には、そ
    の長さが前記ケーブルよりも短くなることを特徴とする
    請求項1乃至4記載の電気機器のカバー脱落防止構造。
  6. 【請求項6】 前記脱落防止部品は、本体とカバーの取
    り付け状態で、双方の固定部が同じ側の面が向き且つ中
    心部が本体とカバーとで形成される空間の広い方に向く
    よう、前記本体とカバーとに固定されることを特徴とす
    る請求項1乃至5記載の電気機器のカバー脱落防止構
    造。
JP8558598A 1998-03-31 1998-03-31 電気機器のカバー脱落防止構造 Pending JPH11284365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8558598A JPH11284365A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 電気機器のカバー脱落防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8558598A JPH11284365A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 電気機器のカバー脱落防止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11284365A true JPH11284365A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13862898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8558598A Pending JPH11284365A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 電気機器のカバー脱落防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11284365A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345187A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Toyo Gas Meter Kk ガスメータ
JP2010056369A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Denso Wave Inc ホームセキュリティ装置の筐体
JP2011100391A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Denso Wave Inc セキュリティシステム用スピーカ付き端末装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345187A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Toyo Gas Meter Kk ガスメータ
JP4549742B2 (ja) * 2004-06-01 2010-09-22 東洋ガスメーター株式会社 ガスメータ
JP2010056369A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Denso Wave Inc ホームセキュリティ装置の筐体
JP2011100391A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Denso Wave Inc セキュリティシステム用スピーカ付き端末装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8277263B1 (en) Intersystem grounding bridge
CN1272876C (zh) 用于在挠性电缆上安装电气元件的装配件
US3051935A (en) Protective screen
MXPA06006293A (es) Sistema de ruptura de fibra.
JP3540120B2 (ja) 架空設置型通信機器
US4051322A (en) Electrical junction box
JPH11284365A (ja) 電気機器のカバー脱落防止構造
US11038232B2 (en) All front access battery rack system with insulated bus bar connection
US6827582B2 (en) Connector block having an isolation circuit
JP2004229358A (ja) バスダクト及びプラグイン器具
US7083466B1 (en) Cover of wiring box for use in telecommunication line
CN211790707U (zh) 一种电缆冷缩户外终端
JP3077110B2 (ja) 通信用光ケーブル
JP4998110B2 (ja) スピーカ及びスピーカ用コード
JPH05226027A (ja) 光・ 電気複合コネクタ
JP4209798B2 (ja) 架空ドロップ光ファイバ防護管、架空ドロップ光ファイバ防護管取り付け工具、架空ドロップ光ファイバ防護管取り付け装置、及び架空ドロップ光ファイバ防護管装着方法
JP3006436B2 (ja) 集合同軸ケーブル
CN220209430U (zh) 一种密封型端子台
US11861995B2 (en) Gate-connector system for intrusion-detection fencing system
CN213185387U (zh) 一种网络工程分线盒
JP2003068379A (ja) 時間帯別電灯契約用端子台の端子配置
KR20200094253A (ko) 낙하 방지 장치 및 이를 포함하는 천장 패널 고정 장치
AU6450194A (en) Electric cables
JPH1042054A (ja) 端末装置用筐体
JPH0125483Y2 (ja)