JP4998110B2 - スピーカ及びスピーカ用コード - Google Patents
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Description
これを防止すべく、近年ではスピーカコードとは別体の落下防止用ワイヤをスピーカ本体に取り付けたスピーカが開発されている。具体的に、スピーカ100には、図9に示すようにスピーカ本体101の裏面には、スピーカコード102と、落下防止用ワイヤ103とが接続されている。スピーカコード102は、アンプに接続されていて、アンプから出力された電気信号をスピーカ本体101に供給するようになっている。一方、落下防止用ワイヤ103は、その先端部に固定リング104が設けられていて、その固定リング104にネジ105を挿通し壁106に螺合することで、落下防止用ワイヤ103が壁106に固定されるようになっている。これにより、スピーカ本体101が落下防止用ワイヤ103を介して壁106に連結されて、スピーカ本体の落下が防止されることになる。
スピーカ本体と、
前記スピーカ本体に接続されるコードとを備え、
前記コードは、
前記スピーカ本体に電気信号を供給する信号用線材と、
前記スピーカ本体の落下を防止するための落下防止用ワイヤと、
前記信号用線材及び落下防止用ワイヤをまとめて覆うカバー材と、
前記信号用線材及び前記落下防止用ワイヤを外部の構造体に取り付ける取付部とを備え、
前記取付部は、
前記信号用線材を絶縁した状態で当該信号用線材及び落下防止用ワイヤを保持する線材保持部と、
前記線材保持部を前記外部の構造体に固定する固定部とを備え、
前記固定部は、前記線材保持部を前記外部の構造体に固定すると、前記信号用線材の絶縁状態を導通状態に切り替え、
前記信号用線材は前記外部の構造体と前記落下防止用ワイヤとから絶縁されていることを特徴としている。
スピーカ本体に電気信号を供給する信号用線材と、
前記スピーカ本体の落下を防止するための落下防止用ワイヤと、
前記信号用線材及び落下防止用ワイヤをまとめて覆うカバー材と、
前記信号用線材及び前記落下防止用ワイヤを外部の構造体に取り付ける取付部とを備え、
前記取付部は、
前記信号用線材を絶縁した状態で当該信号用線材及び落下防止用ワイヤを保持する線材保持部と、
前記線材保持部を前記外部の構造体に固定する固定部とを備え、
前記固定部は、前記線材保持部を前記外部の構造体に固定すると、前記信号用線材の絶縁状態を導通状態に切り替え、
前記信号用線材は前記外部の構造体と前記落下防止用ワイヤとから絶縁されていることを特徴としている。
また、取付部は、外部の構造体に取り付けなければ信号線が導通しない構造となっているため、スピーカから音を出すには取付部の固定が必須となる。したがって、落下防止ワイヤを確実に機能させることができる。
基板40は、絶縁性の樹脂等から形成されていて、その表面には、一対の導電部43,44が貼付されている。一対の導電部43,44は離間していて、互いに絶縁されている。また、基板40の表面には、+極用の信号用線材31が導電部43,44に導通しないように配線されている。一方、−極用の信号用線材32は分断されており、一方の端部32aが導通部43に導通されていて、他方の端部32bが導通部44に導通されている。つまり、このままの状態であると−極用の信号用線材32は絶縁された状態となっている。
基板40の裏面には、貫通孔42と連続する貫通孔45を有する金属板46が取り付けられている。この金属板46にはワイヤ固定リング47が重ねられており、金属板46とワイヤ固定リング47とで落下防止用ワイヤ33の先端部を挟持している。また、前述したように、基板40は絶縁性の樹脂等から形成されているため、基板40の表面に配線された信号用線材31,32は家屋の壁や落下防止用ワイヤ33から絶縁されることになる。
スピーカ1の設置時、スピーカ本体2とスピーカ用コード3とを接続する際には、ユーザはスピーカ用コード3の信号用線材31,32をスピーカ本体2の音声用端子21,22及びアンプに取り付け、落下防止用ワイヤ33を落下防止用端子23に取り付ける。
その後、ユーザは取付部35を家屋等の壁に固定する。このとき、取付部35の固定片51の裏面が基板40の表面に接触するまでネジ52が締結されることで、導電部43,44と導電層54,55とが接触して、−極用の信号用線材32が導通状態に切り替わる。これにより、スピーカ本体2と、アンプとが導通可能となる。
例えば、本実施形態では、外部の構造体として家屋等の壁を例示して説明したが、車両等であってもよい。この場合、車両のトリム等に取付部を取り付けることになる。ここで、トリム等に取り付ける際には、図7に示すように取付部35aの金属板46aを下方が開放した断面視コ字状のものとして、その開放部分にトリム70を挿入しネジ52と金属板46aとで挟持するようにしている。なお、車両アース等を兼ねたトリムに取り付けられる場合であっても、基板40によって信号用線材31,32がトリム70や落下防止用ワイヤ33から絶縁されているために、信号用線材31,32の絶縁性が確保されることになる。
また、上記実施形態では、−極用の信号用線材32を分断し、絶縁状態と導電状態とを切り替える構成としたが、+極用の信号用線材31を分断して絶縁状態と導電状態とを切り替える構成としてもよいことは言うまでもない。
2 スピーカ本体
3 スピーカ用コード
31 信号用線材
32 信号用線材
33 落下防止用ワイヤ
34 カバー材
35 取付部
36 線材保持部
37 固定部
Claims (2)
- スピーカ本体と、
前記スピーカ本体に接続されるコードとを備え、
前記コードは、
前記スピーカ本体に電気信号を供給する信号用線材と、
前記スピーカ本体の落下を防止するための落下防止用ワイヤと、
前記信号用線材及び落下防止用ワイヤをまとめて覆うカバー材と、
前記信号用線材及び前記落下防止用ワイヤを外部の構造体に取り付ける取付部とを備え、
前記取付部は、
前記信号用線材を絶縁した状態で当該信号用線材及び落下防止用ワイヤを保持する線材保持部と、
前記線材保持部を前記外部の構造体に固定する固定部とを備え、
前記固定部は、前記線材保持部を前記外部の構造体に固定すると、前記信号用線材の絶縁状態を導通状態に切り替え、
前記信号用線材は前記外部の構造体と前記落下防止用ワイヤとから絶縁されていることを特徴とするスピーカ。 - スピーカ本体に電気信号を供給する信号用線材と、
前記スピーカ本体の落下を防止するための落下防止用ワイヤと、
前記信号用線材及び落下防止用ワイヤをまとめて覆うカバー材と、
前記信号用線材及び前記落下防止用ワイヤを外部の構造体に取り付ける取付部とを備え、
前記取付部は、
前記信号用線材を絶縁した状態で当該信号用線材及び落下防止用ワイヤを保持する線材保持部と、
前記線材保持部を前記外部の構造体に固定する固定部とを備え、
前記固定部は、前記線材保持部を前記外部の構造体に固定すると、前記信号用線材の絶縁状態を導通状態に切り替え、
前記信号用線材は前記外部の構造体と前記落下防止用ワイヤとから絶縁されていることを特徴とするスピーカ用コード。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007166519A JP4998110B2 (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | スピーカ及びスピーカ用コード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007166519A JP4998110B2 (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | スピーカ及びスピーカ用コード |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009005263A JP2009005263A (ja) | 2009-01-08 |
JP4998110B2 true JP4998110B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=40321127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007166519A Active JP4998110B2 (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | スピーカ及びスピーカ用コード |
Country Status (1)
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2007
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