JPH11283709A - シート状導電路用コネクタ及びその導通検査方法 - Google Patents

シート状導電路用コネクタ及びその導通検査方法

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JPH11283709A
JPH11283709A JP10081950A JP8195098A JPH11283709A JP H11283709 A JPH11283709 A JP H11283709A JP 10081950 A JP10081950 A JP 10081950A JP 8195098 A JP8195098 A JP 8195098A JP H11283709 A JPH11283709 A JP H11283709A
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JP
Japan
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conductive path
probes
sheet
terminal
terminal fittings
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JP10081950A
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English (en)
Inventor
Yutaka Noro
豊 野呂
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具間のピッチを小さくしても導通検査
を可能とする。 【解決手段】 各端子金具20には前後2つの受け部1
5が形成され、全体として端子金具20の並列方向に沿
った受け部15の列が前後2列設けられている。各端子
金具20について一方の受け部15のみがプローブ40
F,40Rとの当接部16として用いられ、全体として
当接部16は千鳥配置とされる。これらの当接部16に
同じく千鳥配置されたプローブ40F,40Rが当接さ
れ、導通検査が行われる。隣り合う端子金具20間にお
けるプローブ40F,40Rの当接位置を端子金具20
の並列方向に対して斜めとなる千鳥配置としているの
で、端子金具20間のピッチがプローブ40F,40R
の外径より小さくても、プローブ40F,40R同士の
干渉を回避し、導通検査を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状導電路用
コネクタ及びその導通検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート状導電路用コネクタは、ハウジン
グに複数の端子金具を横一列に並べて取り付けた構造に
なり、ハウジングを回路基板に固定することによりその
回路基板の表面の多数の接点部と各端子金具とを接続さ
せるとともに、ハウジングにシート状導電路を嵌合させ
ることによりそのシート状導電路の表面に設けた複数の
細長い導電路を各端子金具と接触させるようになってい
る。
【0003】かかるシート状導電路用コネクタにおいて
端子金具と回路基板との間の導通状態を検査する手段と
して、実用新案登録第2502227号に開示されてい
る方法がある。これは、図5に示すように、ハウジング
1の外面に各端子金具2の一部分を露出させ、この各端
子金具2の露出部分に形成した溝状の当接部3に複数の
プローブ4を一斉に当接させて導通の有無を調べる方法
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
端子金具2の当接部3が横一列に形成されているととも
に、プローブ4も横一列に配列されている。このプロー
ブ4は、内部にスプリングや電線(図示せず)を収容す
る構造であることから、小径化を図るには制約がある。
したがって、コネクタを小型化した場合に、その端子金
具2間の並列ピッチがプローブ4の外径よりも小さくな
ると、プローブ4同士が干渉することになるため、上記
従来の方法では導通検査を行うことができない。本願発
明は上記事情に鑑みて創案され、端子金具間のピッチを
小さくしても導通検査を行うことができるシート状導電
路用コネクタとその導通検査方法の提供を目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハウ
ジングに複数の端子金具を横一列に並べて取り付けると
ともに、その各端子金具に設けた当接部を前記ハウジン
グの外面に露出させてなり、この当接部の各々にプロー
ブを一斉に当接させて各端子金具の導通の有無を個別に
検知するようにしたシート状導電路用コネクタであっ
て、隣り合う端子金具間ではその当接部同士がその端子
金具の並列方向に対して斜めに配置されている構成とし
た。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、各端子金具にはその並列方向と直交する方向に間隔
を空けた複数の受け部が設けられ、その複数の受け部の
うちのいずれか1つが前記当接部として用いられるよう
にした構成とした。請求項3の発明は、ハウジングに複
数の端子金具を横一列に並べて取り付けるとともに、そ
の各端子金具に設けた当接部を前記ハウジングの外面に
露出させてなるシート状導電路用コネクタに対し、前記
当接部の各々にプローブを一斉に当接させて各端子金具
の導通の有無を個別に検知する導通検査方法であって、
隣り合う端子金具間ではその当接部同士がその端子金具
の並列方向に対して斜めに配置される構造とした上で、
その当接部に対し、前記端子金具の並列方向において隣
り合うもの同士が斜め配置とされている複数のプローブ
を一斉に当接させる構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1及び請求項3の発明
>隣り合う端子金具間ではその当接部同士が端子金具の
並列方向に対して斜めに配置されているので、端子金具
間のピッチがプローブの外径より小さくても、プローブ
同士の干渉を回避し、導通検査を行うことができる。 <請求項2の発明>各端子金具について当接部を1カ所
だけに設ける場合には、当接部の位置が異なる複数種類
の端子金具を用意する必要があるが、この発明では、各
端子金具に複数の受け部を設けてそのいずれか1つを当
接部としているので、端子金具は1種類だけで済む。
【0008】
【発明の実施の形態】<実施形態1>以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明す
る。本実施形態のシート状導電路用コネクタCは、ハウ
ジング10と端子金具20と保持部材30とを備えて構
成される。ハウジング10は、樹脂製であって全体とし
て高さの低い直方体状をなし、その前面には、シート状
導電路Sと保持部材30を収容するための収容凹部11
が横長状に開口されている。また、ハウジング10の後
面には複数の縦長の端子取付溝12が横一列に開口さ
れ、各端子取付溝12は、その上部において遊嵌孔13
を介して収容凹部11に連通しているとともに、下部に
おいて圧入孔14を介して収容凹部11に連通されてい
る。かかる端子取付溝12には、夫々、端子金具20が
取り付けられる。
【0009】端子金具20は、幅狭縦長の本体部21
と、この本体部21の上端近くから前方へ片持ち状に突
出する弾性接触片22と、本体部21の下端近くから前
方へ突出する受けアーム23と、本体部21の下端から
後方へ小さく延出する基板接続部24とからなる。かか
る端子金具20は、ハウジング10の後方から端子取付
溝12に差し込まれて受けアーム23の基端部を圧入孔
14に圧入させることにより固定されている。端子金具
20の取付け状態では、端子取付溝12に本体部21が
嵌合されてその上面と後面がハウジング10の上面と後
面に対して面一状に露出した状態となり、弾性接触片2
2はその遊嵌孔13に貫通させた先端部を収容凹部11
内に突出され、受けアーム23の先端部は収容凹部11
の底面に沿って延びている。かかるハウジング10は図
示しない固定手段により回路基板Pの上面に固定され、
固定した状態では基板接続部24が回路基板P上の接点
部(図示せず)に接触される。
【0010】保持部材30は、収容凹部11の幅方向に
沿った細長い基部31と、この基部31から水平板状に
張り出して収容凹部11への嵌合を可能とされた嵌合板
部32とからなり、この基部31の上面と嵌合板部32
の上面とは面一状に連なっている。嵌合板部32の板厚
は、その嵌合板部32の上面にシート状導電路Sを重ね
合わせたときの厚さ寸法が自由状態における弾性接触片
22と受けアーム23との間隔よりも大きくなるように
設定されている。したがって、シート状導電路Sを収容
凹部11に挿入するとともに嵌合板部32をそのシート
状導電路Sの下面に重ねるように収容凹部11に嵌合さ
せると、弾性接触片22が上方へ弾性撓みしつつ受けア
ーム23との間でシート状導電路Sと嵌合板部32を弾
性的に挟圧し、もって、シート状導電路Sがハウジング
10に対して固定される。また、この状態では、シート
状導電路Sの挿入端部上面に設けた複数の細長い導電路
(図示せず)の各々が、対応する端子金具20の弾性接
触片22と所定の接触圧で接触するようになる。
【0011】本実施形態のシート状導電路用コネクタC
では、プローブ40F,40Rを端子金具20に接触さ
せることにより、端子金具20と回路基板Pの接点部と
の間の導通検査が行われる。プローブ40F,40R
は、支持部材41の下面に突出する状態で複数本取り付
けられ、内蔵されたスプリング(図示せず)により突出
方向へ付勢されているとともに図示しない電線に接続さ
れ、その各プローブ40F,40Rに接続された電線は
回路基板Pの各接点部と導通可能となっている。プロー
ブ40F,40Rは、全体として前後2列に横並びに配
列されているとともに、前列のプローブ40F同士の中
間に後列のプローブ40Rが対応する配置いわゆる千鳥
配置とされている。また、各列における横方向のプロー
ブ40F,40R間のピッチは、端子金具20の並列ピ
ッチの2倍の寸法に設定されている。
【0012】一方、ハウジング10の上面後端部には端
子金具20の本体部21の上面が露出しており、この露
出した上面には、側方から視て三角形の溝状をなす受け
部15が各端子金具20毎に前後2つずつ形成されてい
る。これらの受け部15は前後2列に整列配置されてお
り、この受け部15の前後方向(図における左右方向)
のピッチは前列のプローブ40Fと後列のプローブ40
Rとの間のピッチと同じ寸法に設定されている。そし
て、各端子金具20について2つの受け部15のうち一
方のみがプローブ40F,40Rとの当接部16として
用いられる。即ち、隣り合う端子金具20同士のうち一
方の端子金具20では前側の受け部15が当接部16と
されるとともに、他方の端子金具20では後側の受け部
15が当接部16とされる。これにより、隣り合う端子
金具20間における当接部16が端子金具20の並列方
向に対して斜めとなり、全体として当接部16はプロー
ブ40F,40Rと整合する千鳥配置となっている。
【0013】導通検査を行う際には、千鳥配置のプロー
ブ40F,40Rを上から端子金具20の上面に宛えば
よい(図2を参照)。これにより、各プローブ40F,
40Rが夫々対応する端子金具20の当接部16に当接
し、導通の有無が個別に検出される。本実施形態では、
隣り合う端子金具20間におけるプローブ40F,40
Rの当接位置を端子金具20の並列方向に対して斜めと
なる千鳥配置としているので、シート状導電路用コネク
タCの小型化を図った場合に、端子金具20間のピッチ
がプローブ40F,40Rの外径より小さくなっても、
プローブ40F,40R同士の干渉を回避し、導通検査
を行うことができる。また、各端子金具20について当
接部16を1カ所だけとしながら全体として千鳥配置に
するためには当接部16の位置が異なる2種類の端子金
具20を用意する必要があるが、本実施形態では、各端
子金具20に2つの受け部15を設けてそのいずれか1
方をプローブ40F,40Rとの当接部16として用い
るようにしたので、端子金具20は1種類だけで済んで
いる。
【0014】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では1つの端子金具に2つ(複数
の)の受け部を設けてそのいずれか一方を当接部として
用いるようにしたが、本発明によれば、1つの端子金具
に1つの当接部だけを設けるようにしてもよい。この場
合、当接部の位置が異なる複数種類の端子金具を容易す
ればよい。
【0015】(2)上記実施形態では1つの端子金具が
2つの受け部を有する場合について説明したが、本発明
によれば、受け部の数は3以上としてもよい。 (3)上記実施形態では受け部(当接部)を三角形の溝
状としたが、本発明によれば、溝の形状は方形、逆台
形、円弧形等の他の形状としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のシート状導電路用コネクタの一部
切欠平面図
【図2】実施形態1において導通検査を行っている状態
を示す一部切欠平面図
【図3】実施形態1におけるシート状導電路用コネクタ
の断面図
【図4】実施形態1において導通検査を行っている状態
を示す部分拡大断面図
【図5】従来例の断面図
【符号の説明】
C…シート状導電路用コネクタ 10…ハウジング 15…受け部 16…当接部 20…端子金具 40F,40R…プローブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに複数の端子金具を横一列に
    並べて取り付けるとともに、その各端子金具に設けた当
    接部を前記ハウジングの外面に露出させてなり、この当
    接部の各々にプローブを一斉に当接させて各端子金具の
    導通の有無を個別に検知するようにしたシート状導電路
    用コネクタであって、 隣り合う端子金具間ではその当接部同士がその端子金具
    の並列方向に対して斜めに配置されていることを特徴と
    するシート状導電路用コネクタ。
  2. 【請求項2】 各端子金具にはその並列方向と直交する
    方向に間隔を空けた複数の受け部が設けられ、その複数
    の受け部のうちのいずれか1つが前記当接部として用い
    られるようにしたことを特徴とする請求項1記載のシー
    ト状導電路用コネクタ。
  3. 【請求項3】 ハウジングに複数の端子金具を横一列に
    並べて取り付けるとともに、その各端子金具に設けた当
    接部を前記ハウジングの外面に露出させてなるシート状
    導電路用コネクタに対し、前記当接部の各々にプローブ
    を一斉に当接させて各端子金具の導通の有無を個別に検
    知する導通検査方法であって、 隣り合う端子金具間ではその当接部同士がその端子金具
    の並列方向に対して斜めに配置される構造とした上で、 その当接部に対し、前記端子金具の並列方向において隣
    り合うもの同士が斜め配置とされている複数のプローブ
    を一斉に当接させることを特徴とするシート状導電路用
    コネクタの導通検査方法。
JP10081950A 1998-03-27 1998-03-27 シート状導電路用コネクタ及びその導通検査方法 Pending JPH11283709A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047339A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toyota Motor Corp 表面実装コネクタ
KR101353925B1 (ko) * 2011-04-13 2014-01-22 오므론 가부시키가이샤 커넥터 연결 단자 및 이를 이용한 커넥터
JP2015055513A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 日置電機株式会社 処理装置、処理方法および処理プログラム

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