JPH11283683A - 多芯導体部材とその製造法及びそれを用いた各種用途とその製造法 - Google Patents

多芯導体部材とその製造法及びそれを用いた各種用途とその製造法

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JPH11283683A
JPH11283683A JP8080098A JP8080098A JPH11283683A JP H11283683 A JPH11283683 A JP H11283683A JP 8080098 A JP8080098 A JP 8080098A JP 8080098 A JP8080098 A JP 8080098A JP H11283683 A JPH11283683 A JP H11283683A
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JP
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conductor
wire
bundled
conductor plate
wound
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Application number
JP8080098A
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English (en)
Inventor
Takashi Fukumaki
孝 服巻
Izumi Sakurai
泉 櫻井
Yoshiyuki Kojima
慶享 児島
Terumi Shimano
輝美 嶋野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、多芯導体線の端面と他の導体
部材との良好なろう付部を有する多芯導体部材とその製
造法及びその各種用途とその製造法を提供する。 【解決手段】本発明は多芯導体線の端部に束ね導体板が
巻回されており、該束ね導体板が巻回されている個所の
前記多芯導体線の端面に導体部材がろう付されているこ
とを特徴とする多芯導体部材にある。本発明の製造法
は、多芯導体線の端部に束ね導体板を巻回する工程、該
束ね導体板が巻回されている個所の前記多芯導体線の端
部を平坦に加工する工程及び該加工された端面に導体部
材をろう付する工程を有することを特徴とする。本発明
はフューズフリー回路遮断器,画像表示装置等に用いら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電気機器に用
いられる多芯導体線の新規な外部端子の接続部を有する
多芯導体部材とその製造法及びそれを用いた各種用途と
その製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、絶縁被覆導体コイルと端子とを接
合する方法は、特公昭50−18940 号及び特公昭56−2835
5 号公報に見られるように、熱圧着方式が用いられてい
る。すなわち、電線が絶縁被覆で覆われているため通電
されない。そこであらかじめ成形した導体端子のU字溝
に電線を入れ、それを上電極と下電極とではさみ加圧し
て電極に電流を流すことによってU字端子が発熱し、そ
の熱で絶縁被覆を炭化させて電線と接続している。つま
り、抵抗溶接機を用いているので通電時間も短く金属的
接合は出来ない。その補助として加圧力によるかしめ接
続になっている。このように機械的なかしめ接続である
ため、疲労強度並びに長期使用に際し電気的特性が著し
く低下する欠点があった。
【0003】また、被覆線の被覆材を除去しないで接続
する方法として、特開昭61−199575号及び特開平1−958
68号に見られるが接続する被覆の数は単線であり、被覆
線は導体端子により接続されるがその接続部は被覆線の
ある長さを導体端子で包んで接続されている。すなわ
ち、前者の接続部は被覆線の長さを被覆材を除去して端
子と接続しているもので、被覆線の端面での端子との接
続は全く考慮されていない。更に、後者は被覆材を除去
せずに接続する方法が開示されている。
【0004】この様な方法は被覆線の本数がすくない場
合はそれなりの効果が現れるが、被覆線の本数が多くな
る、あるいは被覆線の線径が小さい場合などはその接続
法の適用は困難であった。
【0005】特開昭55−126970号公報には、丸棒により
線2の端面とのろう付が開示されている。
【0006】一方、裸導体線(裸線とも呼ぶ)における
接続においても接続用導体端子に挿入し、幅を有する端
子と裸電線をはんだ付けまたは、かしめ方式を用いて接
合しているのが一般的に行われている。その継ぎ手構造
を図18及び図19に示す。(a)は12の絶縁チュー
ブから剥がした裸線11を14の接続用導体端子に挿入
し、13のはんだ付けではんだ付けしている。また、
(b)では、12の絶縁チューブから剥がした裸線11
を16の接続用導体端子に挿入し、15部をかしめ機で
圧着して接続している。
【0007】絶縁被覆線及び裸線において、多芯線を上
記の電線の周囲から端子を用いて接合を行うと、端子か
ら離れた電線の中央部などで電線同士の接続が十分に行
われない場合が多く存在するし、また、はんだ付けの場
合は接続部の耐熱性が低いと言う欠点を有していた。そ
の結果、機械的な強度も低下すると共に、接続抵抗が増
加すると言う問題を有していた。この様に従来の接続構
造においては多芯線の接続部を高品質に作製することは
不可能であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】モータ,交流発電機等
の回転機は、絶縁被覆電線が導体線として多く用いられ
ており、電線の端末処理が大変重要な役割を果たしてい
る。回転機には小型から大型まで種々の種類が使用され
ている。それに伴い導体コイルも種々の種類が適用され
ることになる。すなわち、線径や絶縁被覆材の異なった
ものなど種々雑多であり、これらの線材の端末処理いわ
ゆる導体線と端子の接合構造が容易に出来ることが望ま
れていた。
【0009】また、端末において電線の数が2本の場合
から多芯本(例えば2000本)の場合や、しかも線径
が小さい(例えば20μmから100μm位)場合など
は全ての被覆線の被覆材を除去できる事は従来の方法で
は非常に困難であった。すなわち、被覆線が多芯本で尚
且つ線径の比較的小さいものにおいても信頼性の高い導
体端子との接続構造が強く望まれていた。また、裸線に
おいても同様に多芯線で、線径が比較的小さいものにお
いて信頼性の高い導体端子との接続構造が強く望まれて
いた。
【0010】本発明の目的は、多芯導体線の端面と他の
導体部材との良好なろう付部を有する多芯導体部材とそ
の製造法及びそれを用いた各種用途とその製造法を提供
するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、多芯導体線の
端部に束ね導体板が巻回されており、該束ね導体板が巻
回されている個所の前記多芯導体線の端面に導体部材が
ろう付されていることを特徴とする多芯導体部材にあ
る。
【0012】本発明は、多芯導体線の両端部に束ね導体
板が巻回されており、該束ね導体板が巻回されている前
記多芯導体線の両端面に外部接続用導体がろう付されて
いることを特徴とするフューズフリー回路遮断用リード
線にある。
【0013】本発明は、駆動手段により回路の開閉動作
を行う可動接触子と、該可動接触子に対向して配設され
た固定接触子と、前記可動接触子が設けられ軸に支持さ
れて回転可能の導体からなるアームと、該アームと外部
接続端子とを結ぶ多芯導体よりなる可動部リード線とを
備え、定格電流より大きい電流が流れることによって自
動的に前記回路を遮断するフューズフリー回路遮断器に
おいて、前記可動部リード線の前記アームと前記外部接
続端子との接続部端部に束ね導体板が巻回されており、
該束ね導体板が巻回されている個所の前記リード線の端
面に導体部材がろう付されていることを特徴とする。
【0014】本発明は、多芯導体線の端部に束ね導体板
が巻回されており、該束ね導体板が巻回されている個所
の前記多芯導体線の端面に外部接続用端子がろう付され
ていることを特徴とする陰極線管用偏向コイルにある。
【0015】本発明は、陰極線管の電子銃近傍に位置
し、電子線の方向を制御する偏向コイルを備える偏向コ
イル装置を有する画像表示装置において、前記偏向コイ
ルはその端部に束ね導体板が巻回されており、該束ね導
体板が巻回されている個所の前記偏向コイルの端面に外
部接続用端子がろう付されていることを特徴とする。
【0016】本発明は、多芯導体線の端部に束ね導体板
を巻回する工程、該束ね導体板が巻回されている個所の
前記多芯導体線の端部を平坦に加工する工程及び該加工
された端面に導体部材をろう付する工程を有することを
特徴とする多芯導体部材の製造法にある。
【0017】本発明は、多芯導体線の端部に束ね導体板
を巻回する工程、該束ね導体板が巻回されている個所の
前記多芯導体線の端部を平坦に加工する工程及び該加工
された端面に導体部材をろう付するろう付工程を有し、
該ろう付工程は前記多芯導体線と導体部材とを加圧しな
がら通電によって加熱し前記導体部材の接合面に設けら
れたろう材を固相状態での加熱段階と溶融する加熱段階
とを含むことを特徴とする多芯導体部材の製造法にあ
る。
【0018】本発明は、多芯導体線の両端部に束ね導体
板を巻回する工程、該束ね導体板が巻回されている個所
の前記多芯導体線の両端部を平坦に加工する工程及び該
加工された両端面に導体部材をろう付する工程を有する
ことを特徴とするフューズフリー回路遮断用リード線の
製造法にある。
【0019】本発明は、駆動手段により回路の開閉動作
を行う可動接触子と、該可動接触子に対向して配設され
た固定接触子と、前記可動接触子が設けられ軸に支持さ
れて回転可能の導体からなるアームと、該アームと外部
接続端子に多芯導体よりなる可動部リード線とが接続さ
れ、定格電流より大きい電流が流れることによって自動
的に前記回路を遮断するフューズフリー回路遮断器の製
造法において、前記可動部リード線の前記アームと前記
外部接続端子との接続部端部に束ね導体板を巻回する工
程、該束ね導体板が巻回されている個所の前記リード線
の両端部を平坦に加工する工程及び該加工された両端面
に導体部材をろう付する工程を有することを特徴とす
る。
【0020】本発明は、多芯導体線の端部に束ね導体板
を巻回する工程、該束ね導体板が巻回されている個所の
前記多芯導体線の端部を平坦に加工する工程及び該加工
された端面に外部接続用端子をろう付する工程を有する
ことを特徴とする陰極線管用偏向コイルの製造法にあ
る。
【0021】本発明は、陰極線管の電子銃近傍に位置
し、電子線の方向を制御する偏向コイルを備える偏向コ
イル装置を有する画像表示装置の製造法において、前記
偏向コイルの端部に束ね導体板を巻回する工程、該束ね
導体板が巻回されている個所の前記偏向コイルの端部を
平坦に加工する工程及び加工された端面に外部接続用端
子をろう付する工程を有することを特徴とする画像表示
装置の製造法にある。
【0022】本発明は、多芯導体線と導体板とを接合助
材としてろう材を介在させて接合する構造において、多
芯導体線を束ね導体板で巻回してかしめ、その端面を接
合助材として好ましくはりんを含有するろう材により導
体板に接合したことを特徴とする多芯導体線の接合構造
を有するものである。
【0023】また、同様に多芯導体線と接続用端子を接
合助材を介在させて接合する構造において、多芯導体線
を束ね導体板で包み、その端面を接合助材としてりんを
含有するろう材により導体板に接合し、その接合した多
芯導体線を該接続用導体端子に接合助材としてろう材を
用いて接合した多芯導体線の端面接合構造を有するもの
でもある。その接合を行うにおいて、束ね導体板で包ん
だ多芯導体線が接続用端子に接合助材としてりんを含有
したろう材を用いて接合することによって多芯導体線と
接続用端子の接合構造が得られる。
【0024】上述における多芯導体線は、表面が被覆材
で覆われているもの、及び裸のままのもののいずれもが
該当し、適用されるものである。そして接合助材として
りんを含有するろう材は、接合面にりんを含有したろう
材をクラッドした導体板,接続用導体端子を用いること
によって成し得る。
【0025】図1は本発明の多芯導体線(以下多芯線と
も呼ぶ)と導体板との接合構造を示す断面図である。す
なわち、多芯導体線1は束ね導体板2に包まれ、接合助
材3により導体板4に接合されている。図2に多芯導体
線と接続用導体端子の接続構造を示す。(a)はその斜
視図であり、多芯導体線1は束ね導体板2に包まれ、両
面に接合助材3を有する導体板4により接続用導体端子
5に接合されている。(b)は接続用導体端子の面に多
芯導体線を接合した側面図であり、束ね導体板2に包ま
れた多芯導体線1は接合助材3により接続用導体端子5
に接合されている。また、(c)は接続用導体端子の中
に多芯導体線を接合した側面図であり、束ね導体板2に
包まれた多芯導体線1は両面に接合助材3を有する導体
板4により接続用導体端子5に接合されている。
【0026】束ね導体板は多芯導体線と巻回してかしめ
ることによって多芯導体線の端部をしっかり束ねるのに
必要な強度を有する厚さが必要であり、金属として焼鈍
した銅板が最も好ましく、かしめによってしっかり束ね
ることのできるものが好ましい。他、Al,Ag,Al
合金又はAg合金,黄銅等の銅合金の焼鈍材,フェライ
ト系,オーステナイト系,ステンレス鋼の溶体化処理材
が好ましい。その厚さは0.05〜0.5mmが好ましい。
特に、焼なまし純銅として0.1〜0.3mm、巻回する幅
は3〜10mmが好ましい。
【0027】本発明の束ね導体板は巻回とその後のかし
めによって加工硬化し、ゆるむことなく束ねられるの
で、その後にその端部を切断する。その切断に当っては
多芯線は束ね導体板によって固定しているので平坦な面
が形成され、ろう付が良好に行われる。その切断は束ね
導体板を通して行うのが好ましいが、その近傍から2mm
以内で多芯導体部で行うこともできる。
【0028】多芯導体線の端末処理、すなわち導体線端
面と導体板の接合は電気的に確実に導通していること、
そして長期使用に対して不具合が生じないことである。
これらを満足させるためには、多芯導体線の各線が導体
板に確実に金属的な接合をしていることが必要である。
【0029】多芯線においてその本数が多くなればなる
ほど、その接合は困難性を増す。更に多芯線が絶縁被覆
線であればその接合は従来の方法では達成することは困
難であった。
【0030】そこで本発明では多芯線接合部の端面を束
ね導体板で包み、包んだ束ね導体板に沿って多芯線の端
部を面一にする。一方の被接合材である導体板の接合面
には接合助材としてりん入りろう材を設置しておく。す
なわち、多芯線の端面を1本ずつ導体板に接合するもの
である。
【0031】本接合装置として抵抗溶接機を用いるの
は、加熱と加圧が同時にでき、しかも、短時間で接合が
できることによる。そしてほとんどは大気中で接合され
るため、接合時間は短ければ短いほど、酸素との反応が
少ないため良好な継ぎ手が得られる。また、抵抗溶接機
は接合部の信頼性をより高めるために二段加熱,加圧方
式を採用することが好ましい。その作用は被覆付き電線
の場合は、まず一段目の加熱,加圧で多芯線の被覆が炭
化し、同時にろう材が予熱される。
【0032】次の二段目の加熱,加圧によりろう材が溶
融し炭化物を排除してろう付されることになる。
【0033】裸線の場合でも一段目の加熱加圧ではろう
付が固相の状態で加熱されると同時に多芯線の接合面で
も十分な温度に加熱され、二段目の加熱加圧でろう材が
溶融し多芯線の接合面にろう材が濡れる。従って、多芯
線の接合面が加熱される前に一気にろう材を加熱しても
濡れが生じにくいので二段加熱を行うのがより好まし
い。
【0034】また、本発明は多芯線の突き合わせあるい
はT型接合であり、抵抗溶接機の適用法としては困難な
工法と考えられる。それは多芯線を一度に包み込み加
熱,加圧に耐える(動かないこと)必要があるからであ
る。そのような理由から従来から一般的に線の平行部に
対して電極は直角に当たる、いわゆる重ね継ぎ手で適用
されることが多い。
【0035】本発明では導体コイルと端子とを確実に接
合するため金属的に反応させることを重要視している。
そのために導体板の接合面にろう材を予め配置している
ことである。本発明ではろう材としてりん入りろう材が
好ましい。りん入りろう材としてはP3〜8重量%、又
は更にAg4〜7重量%又は13〜17重量%を含む銅
ろう材が好ましく、更にこれらのろう材にはSn及びA
gを5重量%以下含むことができる。ろう材は絶縁被覆
電線と端子の接合時に燐が被接合材の酸化物を除去しろ
うのぬれ性を向上させるとともに、絶縁被覆電線の芯線
である銅線の表面に残存している炭化した絶縁被覆を銅
線表面より除去するという作用を有することである。
【0036】特に、炭化した絶縁被覆の除去作用によ
り、接合部に良好な金属的接合を形成することが出来
る。また、通常ろう付に際し必要であったフラックスを
不要とすることが出来るため、接合後の洗浄をする必要
がなく、従来用いていたフラックスの残存による被接合
材の腐食をなくすことが出来る。そして、りん入りろう
材は端子の接合面に配置するが、好ましくは端子の接合
面にクラッドしていることが望ましい。端子は電気的に
良好な無酸素銅や銅合金(黄銅,青銅,燐青銅,洋白,
銀入り銅等)が用いられる。その厚さや幅は電線の線径
や線数によって決定される。また、裸線にもこのりん入
りろう材が有効であり、上述の様に多芯線と導体板や接
続用導体端子に良好に接合されることになる。
【0037】
【発明の実施の形態】(実施例1)多芯線はAIW被覆
銅線(アミドイミド線)、線径:0.14mm ,線数:8
7本を、焼鈍した銅板からなる束ね導体板0.2mm 厚
さ,幅10mmで端部で重ねて巻回してかしめることによ
り束ね導体部を所望の位置で接合面全体が同一面で、か
つ平滑になるように切断した。導体板4は0.9mm 厚さ
の銅板で、接合助材としてりんを3〜8重量%含有した
ろう材(ろう材厚さ:0.07mm)を用いた。このろう材
を予めクラッドした導体板4と前述の多芯被覆線を図3
に示す方法で、一段加熱:加圧6kg,電流1.3kA,
1秒;二段加熱:加圧6kg,電流1.7kA,1.5 秒で
接合した。その接合構造を図4に示す。導体板4は円板
状であり、多芯線を束ねた直径とほぼ同等の直径のもの
とした。
【0038】本発明の基本的な接合方法について図3に
より説明する。まず多芯導体線1は束ね導体板2で包
み、コレットチャック6により拘束する。そして、接合
助材3を有する導体板4と組み合わせ、図に示すように
抵抗溶接機の電極7とコレットチャック間に電源8を投
入して、この系の中で最も抵抗値の高い接合助材3部分
が発熱して接合が遂行される。抵抗溶接機による接合方
法は前述したように二段加熱,加圧方式を採用すること
が好ましい。その作用は被覆付き電線の場合は、まず一
段目の加熱,加圧でろう材を溶融させずに多芯線の被覆
を炭化させる程度に加熱すると同時にろう材が予熱され
る。
【0039】次の二段目の加熱,加圧によりろう材を溶
融させて接合する。このうろ材の溶融と同時にろう材の
一部が接合面より排出させることにより炭化物を接合面
より排除してろう付けされるものである。ろう材の一部
を排出させることにより接合部の信頼性が一段と向上す
る。
【0040】本実施例におけるろう材は束ね導体板2と
多芯導体線1の端面において濡れ広がり、いずれも導体
板4に良好に金属的に接合されていた。また、きわめて
短時間での加熱により多芯線の接合部以外での影響が小
さく良好なものであった。
【0041】(実施例2)多芯導体線1はAIW被覆銅
線、線径:1.0mm ,線数:4本を焼鈍した銅板からな
る円板の束ね導体板0.2mm 厚さ,幅10mmで端部を重
ねて巻回してかしめることにより束ね、実施例1と同様
に切断した。導体板4は0.9mm 厚さの銅板で、接合助
材としてP3〜8重量%及びAg4〜7重量%を含むり
ん銅ろう材(ろう材厚:0.07mm)を用いた。ろう材は
予めクラッドされた導体板を用い前述の多芯被覆線を実
施例1と同様に図3に示す方法で、一段加熱:加圧15
kg,電流2.0kA,1秒;二段加熱:加圧15kg,電
流2.8kA,1.5 秒で接合した。その接合構造を図
5に示す。本実施例においても、実施例1と同様に多芯
導体線1の端面と導体板4とが良好な接合を有してい
た。
【0042】(実施例3)多芯導体線1は裸銅線、線
径:0.05mm ,線数:625本を焼鈍した銅板からな
る束ね導体板0.2mm 厚,幅10mmで、端部で重なるよ
うに巻回してかしめることにより束ね、前述と同様に切
断した。導体板4は0.9mm 厚、接合助材として実施例
1と同じりん銅ろう材(ろう材厚:0.07mm)を用い
た。ろう材を予めクラッドした導体板と前述の多芯線を
図3に示す方法で、一段加熱:加圧6kg,電流1.5k
A,1秒;二段加熱:加圧6kg,電流2.0kA,1.5
秒で接合した。その接合構造を図6に示す。
【0043】本実施例の裸線の場合は、まず一段目の加
熱,加圧で多芯線の裸線接合部で局部的に予熱され、同
時にろう材も予熱される。次の二段目の加熱,加圧によ
りろう材が溶融し接合される。また、同時にろう材の一
部が接合面より排出されると同時に表面の酸化皮膜が除
去され、多芯導体線1と導体板4が良好にろう付される
ことになる。その接合条件は線径,線数,導体板及び接
続用導体端子の形状等により異なってくる。
【0044】本実施例においても実施例1と同様にきわ
めて短時間での加熱によるためろう材の漏れ広がりが生
じ、接合面及びその近辺での酸化がきわめて小さく良好
な接合が得られた。
【0045】(実施例4)多芯導体線1はAIW被覆銅
線、線径:0.14mm ,線数:87本を焼鈍した銅板か
らなる束ね導体板0.2mm 厚,幅10mmで端部を重ねて
巻回してかしめことにより束ね前述と同様に切断した。
接続用導体端子5は1.2mm 厚さ、接合助材として実施
例1と同じりん銅ろう材(ろう材厚:0.1mm)を用い
た。ろう材を予めクラッドした導体板と前述の多芯被覆
線を図3に示す実施例1と同じ方法で、一段加熱:加圧
20kg,電流2.2kA ,1秒;二段加熱:加圧20k
g,電流3.1kA,1.5秒接合した。その接合構造を
図7に示す。本実施例においても良好な接合を有してい
た。尚、本実施例における端子4は楕円形で、外部端子
に接続用の穴が設けられている。
【0046】(実施例5)図8は束ね導体板2が外部接
続用導体端子5を有し、その端子に外部リード接合用の
穴9が設けられた接合構造、図9は束ね導体板2を四角
形状とし、ろう材がクラッドされた導体板4が接合面と
束ね導体板2の一面とに接合した接合構造、図10は束
ね導体板2を四角形状とし、導体板4,外部接続用導体
端子5を有する接合構造、図11は束ね導体板2を四角
形状とし、外部接続用導体端子5を設け、穴9を有する
接合構造、図12はほぼ丸形状の多芯導体線1同士の接
合構造、図13は多芯導体線1と外部接続用導体端子5
とを丸形状で接合した接合構造、図14は多芯導体線1
と外部接続用導体端子5として端部を球状として接合し
た接合構造の斜視図である。
【0047】本実施例における接合方法は前述の実施例
と同様に絶縁被覆線及び裸銅線での接合方法と全く同様
である。
【0048】(実施例6)図15は本発明の端子を有す
る多芯線を用いたフューズ・フリー・ブレーカ(FF
B:回路遮断器)の断面図である。FFBは規定の電流
容量以上の電流が流れたときに回路を自動的に遮断する
ものである。図15に示す様に、FFBは可動接触子2
1,固定接触子20,ハンドル22,ハンドル22の固
定バネ23,可動接触子21のアーム27,多芯導体線
よりなる可動部リード線24,可動部リード線の両端に
設けられた本発明の接続端子25,発生したアークを消
す消弧用金属積層体28,本体カバー26を有してい
る。可動接触子21,固定接触子20はAg−W,Ag
−WC,Ag−C,Ag−W−C等のいずれかが用いら
れ、純銅からなるアーム27にろう付される。固定バネ
23はコイルバネでピアノ線からなり、本体ケース26
は6−6ナイロン−ガラス繊維からなる。
【0049】本実施例における可動部リード線24は図
16に示す様に1束87本の裸線が捻られている多芯導
体線を4束を一つの束ね導体板2で束ねたものである。
多芯導体線は1本直径0.05mm であり、焼鈍した厚さ
0.2mm ,幅5mmの純銅の束ね導体板2で4束の多芯導
体線の端部を束ね導体板2の端部が互いに重ね合せるよ
うにして巻回して四角形状に加工治具を用いてかしめる
ことにより束ね、次いで束ね導体板2よりはみ出した多
芯導体線の部分を接合面の多芯導体線の個々の線が一つ
の平面で平坦になるようにカッターで切断した。本実施
例では多芯導体線のみを切断するようにした。次いで、
実施例3に示す方法と同じくろう材がクラッドされた純
銅板からなる導体板4を接合した。本実施例における可
動部リード線24はFFBに図に示す様にアーム27に
対しては端面と側面、外部接続端子に対しては側面でろ
う付した。
【0050】本実施例により可動部リード線24は裸銅
線によって構成されるので、軟らかく可撓性に富むので
遮断時の動きをスムースに出来る。
【0051】(実施例7)図17はCRT用偏向ヨーク
装置の構成を示す斜視図である。図において、31は水
平偏向コイル32を配置した成形部品てあり、樹脂材で
作製されている。33はコアであり、コア33には垂直
偏向コイル34が巻回されている。35は、端子36を
配置した端子板である。以上の様な構成において、偏向
ヨークの水平偏向コイル32及び垂直偏向コイル34等
は、端末部が端子板35に導かれ棒状の端子36に半田
付される。水平偏向コイル32及び垂直偏向コイル34
はエナメル線の多芯導体線からなるもので、ブラウン管
の大きさによって多芯導体線の数が異なるものである。
【0052】本実施例では、水平偏向コイル32及び垂
直偏向コイル34を図7の外部接続用導体端子5を導体
部材として用い、実施例1とほぼ同様に外部接続用導体
端子5がろう付される。外部接続用導体端子5に設けら
れた穴9を前述の端子36に挿入して半田付される。本
実施例によれば、従来手作業で偏向コイルの端部のエナ
メル線を除いた後、端子36に巻回して半田付されてい
るが、エナメル線の除去作業と巻回の作業が不要になる
とともに、半田付不要に伴なう接続不良が生じない信頼
性の高い接続が可能になった。
【0053】
【発明の効果】以上のように絶縁被覆銅線及び裸銅線等
の多芯線が端面で各線が導体板あるいは接続用導体端子
と短時間で良好に接合される。すなわち、多芯線と導体
板あるいは接続用導体端子との界面はろう材により金属
的に接合しているため、電気的において十分な特性を有
すると共に接合部の機械的な強度についても素線より強
い強度を有していることを確認している。
【0054】また、被覆線においては種々な被覆材のも
の、JISで呼ぶ耐熱性の低いF種から耐熱性の高いH
種までが本発明の多芯線として適用できる。その他に被
覆材のない裸銅線においても線径の小さいもの(例えば
0.03mm)から、線径の大きいもの(例えば2.5mm)
まで本発明の多芯線として適用できる。
【0055】本発明によれば、たとえ被覆線であっても
被覆線の端面を利用し接合するため、被覆材を剥がす必
要もなく接合を行うことができる。また、無数の電線で
あっても端面を利用して接合するため、どの線もむらな
く接合を行うことができる。その接合方法は多芯線(多
芯導体線)の端面を直接導体板や接続用導体端子に接合
助材を用いて金属的に接合するため、信頼性に富んだ接
合構造が得られる。すなわち、多芯線の1本1本が導体
板や接続用導体端子と確実に接触するため電気的にも低
い抵抗値を示し、長期間にわたり導電体として安定して
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多芯導体線と導体板を接合した接合構
造を示す断面図。
【図2】(a)は本発明の多芯導体線と導体板及び接続
用導体端子を接合した接合構造を示す斜視図。(b)は
本発明の多芯導体線と接続用導体端子を接合した接合構
造を示す側面図。(c)は本発明の多芯導体線と導体板
及び接続用導体端子を接合した接合構造を示す側面図。
【図3】本発明の多芯導体線と導体板を接合する装置の
接合部の断面図。
【図4】本発明の実施例1の接合条件で接合した接合構
造を示す斜視図。
【図5】本発明の実施例2の接合条件で接合した接合構
造を示す斜視図。
【図6】本発明の実施例3の接合条件で接合した接合構
造を示す斜視図。
【図7】本発明の実施例4の接合条件で接合した接合構
造を示す斜視図。
【図8】本発明の束ね導体板と接続用導体端子を共用し
た接合構造を示す斜視図。
【図9】本発明の多芯線と四角形状の導体板の接合構造
斜視図。
【図10】本発明の多芯線と四角形状の接続用導体端子
を接合した接合構造斜視図。
【図11】本発明の多芯線と四角形状の接続用導体端子
を接合した接合構造斜視図。
【図12】本発明の丸形状同士の多芯導体線をつないだ
接合構造斜視図。
【図13】本発明の丸形状同士の多芯線と接続用導体端
子を接合した接合構造斜視図。
【図14】本発明の丸形状同士の多芯線と接続用導体端
子を接合した接合構造斜視図。
【図15】フューズフリー回路遮断器の断面構造。
【図16】フューズフリー回路遮断器用リード線の斜視
図。
【図17】偏向コイル装置の斜視図。
【図18】従来例のほぼ丸形状を有する多芯導体線を接
続用導体端子にはんだを用いてつないだ接合構造斜視
図。
【図19】従来例の多芯導体線を接続用導体端子にかし
め機を用いてつないだ接合構造斜視図。
【符号の説明】
1…多芯導体線、2…束ね導体板、3…接合助材、4…
導体板、5…接続用導体端子、6…コレットチャック、
7…電極、8…電源、9…穴、11…多芯導体線、12
…絶縁チューブ、13…はんだ付部、14,16…接続
用導体端子、15…圧着部、20…固定接触子、21…
可動接触子、24…可動部リード線、27…アーム、3
2…水平偏向コイル、34…垂直偏向コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01R 43/02 H01R 43/02 A (72)発明者 嶋野 輝美 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多芯導体線の端部に束ね導体板が巻回され
    ており、該束ね導体板が巻回されている個所の前記多芯
    導体線の端面に導体部材がろう付されていることを特徴
    とする多芯導体部材。
  2. 【請求項2】多芯導体線の両端部に束ね導体板が巻回さ
    れており、該束ね導体板が巻回されている前記多芯導体
    線の両端面に外部接続用導体がろう付されていることを
    特徴とするフューズフリー回路遮断器用リード線。
  3. 【請求項3】駆動手段により回路の開閉動作を行う可動
    接触子と、該可動接触子に対向して配設された固定接触
    子と、前記可動接触子が設けられ軸に支持されて回転可
    能の導体からなるアームと、該アームと外部接続端子と
    を結ぶ多芯導体よりなる可動部リード線とを備え、定格
    電流より大きい電流が流れることによって自動的に前記
    回路を遮断するフューズフリー回路遮断器において、前
    記可動部リード線の前記アームと前記外部接続端子との
    接続部端部に束ね導体板が巻回されており、 該束ね導体板が巻回されている個所の前記リード線の端
    面に導体部材がろう付されていることを特徴とするフュ
    ーズフリー回路遮断器。
  4. 【請求項4】多芯導体線の端部に束ね導体板が巻回され
    ており、該束ね導体板が巻回されている個所の前記多芯
    導体線の端面に外部接続用端子がろう付されていること
    を特徴とする陰極線管用偏向コイル。
  5. 【請求項5】陰極線管の電子銃近傍に位置し、電子線の
    方向を制御する偏向コイルを備える偏向コイル装置を有
    する画像表示装置において、前記偏向コイルはその端部
    に束ね導体板が巻回されており、該束ね導体板が巻回さ
    れている個所の前記偏向コイルの端面に外部接続用端子
    がろう付されていることを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】多芯導体線の端部に束ね導体板を巻回する
    工程、該束ね導体板が巻回されている個所の前記多芯導
    体線の端部を平坦に加工する工程及び該加工された端面
    に導体部材をろう付する工程を有することを特徴とする
    多芯導体部材の製造法。
  7. 【請求項7】多芯導体線の端部に束ね導体板を巻回する
    工程、該束ね導体板が巻回されている個所の前記多芯導
    体線の端部を平坦に加工する工程及び該加工された端面
    に導体部材をろう付するろう付工程を有し、該ろう付工
    程は前記多芯導体線と導体部材とを加圧しながら通電に
    よって加熱し前記導体部材の接合面に設けられたろう材
    を固相状態での加熱段階と溶融する加熱段階とを含むこ
    とを特徴とする多芯導体部材の製造法。
  8. 【請求項8】多芯導体線の両端部に束ね導体板を巻回す
    る工程、該束ね導体板が巻回されている個所の前記多芯
    導体線の両端部を平坦に加工する工程及び該加工された
    両端面に導体部材をろう付する工程を有することを特徴
    とするフューズフリー回路遮断用リード線の製造法。
  9. 【請求項9】駆動手段により回路の開閉動作を行う可動
    接触子と、該可動接触子に対向して配設された固定接触
    子と、前記可動接触子が設けられ軸に支持されて回転可
    能の導体からなるアームと、該アームと外部接続端子と
    に多芯導体よりなる可動部リード線とが接続され、定格
    電流より大きい電流が流れることによって自動的に前記
    回路を遮断するフューズフリー回路遮断器の製造法にお
    いて、前記可動部リード線の前記アームと前記外部接続
    端子との接続部端部に束ね導体板を巻回する工程、 該束ね導体板が巻回されている個所の前記リード線の両
    端部を平坦に加工する工程及び該加工された両端面に導
    体部材をろう付する工程を有することを特徴とするフュ
    ーズフリー回路遮断器の製造法。
  10. 【請求項10】多芯導体線の端部に束ね導体板を巻回す
    る工程、該束ね導体板が巻回されている個所の前記多芯
    導体線の端部を平坦に加工する工程及び該加工された端
    面に外部接続用端子をろう付する工程を有することを特
    徴とする陰極線管用偏向コイルの製造法。
  11. 【請求項11】陰極線管の電子銃近傍に位置し、電子線
    の方向を制御する偏向コイルを備える偏向コイル装置を
    有する画像表示装置の製造法において、前記偏向コイル
    の端部に束ね導体板を巻回する工程、該束ね導体板が巻
    回されている個所の前記偏向コイルの端部を平坦に加工
    する工程及び加工された端面に外部接続用端子をろう付
    する工程を有することを特徴とする画像表示装置の製造
    法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100457261B1 (ko) * 1998-07-30 2005-05-03 주식회사 나래나노텍 코일의인출선에전원공급을위한접속부재의접합장치
JP2008198456A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Neomax Material:Kk 導電材の接続部材及びその接続方法
JP2014013741A (ja) * 2012-06-05 2014-01-23 Yazaki Corp 繊維導体、及び電線の製造方法
JP2017100139A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 矢崎総業株式会社 導電部材の接合体
WO2019044828A1 (ja) * 2017-09-01 2019-03-07 矢崎総業株式会社 導電部材の接合体および接合方法

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