JPH11280391A - トンネル用セグメントの連結装置 - Google Patents

トンネル用セグメントの連結装置

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JPH11280391A
JPH11280391A JP10086143A JP8614398A JPH11280391A JP H11280391 A JPH11280391 A JP H11280391A JP 10086143 A JP10086143 A JP 10086143A JP 8614398 A JP8614398 A JP 8614398A JP H11280391 A JPH11280391 A JP H11280391A
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JP
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JP10086143A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Mukono
勝彦 向野
Kazunori Tsujimoto
和則 辻本
Tsutomu Konno
勉 今野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オス部材の挿入部分を拡径変形し易くしなが
ら、オス部材とメス部材との抜け出し方向での係合代を
大きく確保できるようにする。 【解決手段】 第1セグメント本体にオス部材3を設
け、第2セグメント本体に前記オス部材を挿入可能なメ
ス部材4を設けて、前記オス部材を前記メス部材に挿入
することにより、前記第1セグメント本体と前記第2セ
グメント本体とが互いに連結自在に構成され、前記オス
部材3のメス部材4への挿入に伴ってそのオス部材とメ
ス部材とで圧縮されて、オス部材の内側で座屈変形する
変形用部材16を設けて、その変形用部材の座屈変形で
挿入部分を拡径させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1セグメント本
体にオス部材を設け、第2セグメント本体に前記オス部
材を挿入可能なメス部材を設けて、前記オス部材を前記
メス部材に挿入することにより、前記第1セグメント本
体と前記第2セグメント本体とが互いに連結自在に構成
され、前記オス部材をその挿入方向先端部に開口する開
口部を備えた略筒状に形成して、前記メス部材に挿入す
るに伴って、そのオス部材の挿入部分を拡径させる拡径
機構が設けられ、前記メス部材に、前記オス部材の拡径
部位に接当してその抜け出しを阻止する抜止面が設けら
れているトンネル用セグメントの連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記トンネル用セグメントの連結装置
(以下、単に連結装置という)は、トンネル内面に設置
済みのセグメント本体に対して、別のセグメント本体を
新たに連結していく場合に、隣合うセグメント本体どう
しを連結する際に用いられる。従来の連結装置では、図
14,図15に示すように、オス部材01のメス部材0
2への挿入部分03を拡径させる拡径機構Aが、オス部
材01の内径よりも大径の拡張子04をメス部材02の
内側に設けて、オス部材01をメス部材02に挿入する
に伴って、オス部材01の内側に拡張子04を楔状に押
し込んで、その挿入部分03を拡径させるように構成さ
れ、その拡径部位05をメス部材02の抜止面06と拡
張子04との間に嵌まり込ませて、オス部材01のメス
部材02からの抜け出しを阻止している(例えば、特開
平7−247796号公報参照)。尚、07は第1セグ
メント本体、08は第2セグメント本体である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、オス部材01
の外径dが一定で、かつ、拡張子04の最大径e及びオ
ス部材01への押し込み量fが一定の条件で、図14に
示すように、オス部材01とメス部材02との抜け出し
方向での係合代gを大きくして、オス部材01のメス部
材02からの抜け出しを確実に阻止できるように、オス
部材01の厚みtを厚くすると、そのメス部材02への
挿入部分03を拡径変形させにくくなり、図15に示す
ように、オス部材01のメス部材02への挿入部分03
が拡径変形し易くなるように、オス部材01の厚みtを
薄くすると、その係合代gが小さくなるので、オス部材
01の挿入部分03を拡径変形し易くしながら、オス部
材01とメス部材02との抜け出し方向での係合代gを
大きく確保できるようにしにくい欠点がある。本発明は
上記実情に鑑みてなされたものであって、オス部材の挿
入部分を拡径する拡径機構を工夫することにより、オス
部材の挿入部分を拡径変形し易くしながら、オス部材と
メス部材との抜け出し方向での係合代を大きく確保でき
るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の連結装置
の特徴構成は、前記拡径機構が、前記オス部材の前記メ
ス部材への挿入に伴ってそのオス部材とメス部材とで圧
縮されて、前記オス部材の内側で座屈変形する変形用部
材を設けて、前記変形用部材の座屈変形で前記挿入部分
を拡径させるように構成されている点にある。つまり、
オス部材をメス部材に挿入するに伴って、変形用部材が
そのオス部材とメス部材とで圧縮されてオス部材の内側
で座屈変形し、その変形用部材の座屈変形に伴って、オ
ス部材のメス部材への挿入部分が径方向外方に押し出さ
れてメス部材の内面に略沿う形状に拡径され、その拡径
部位が座屈変形後の変形用部材とメス部材の内面との間
に挟まれて、オス部材のメス部材からの抜け出しが阻止
される。従って、変形用部材の座屈変形に伴って、オス
部材の挿入部分をメス部材の内面に略沿う形状に拡径す
るので、前述の従来技術に比して、オス部材の厚みを拡
径変形し易い厚みにしながら、座屈変形後の変形用部材
の形状とメス部材の内面形状とを適切に設定しておくこ
とにより、オス部材とメス部材との抜け出し方向での係
合代を大きく確保することができる。請求項2記載の連
結装置の特徴構成は、前記オス部材が、その全長に亘っ
て略筒状に形成されて、そのオス部材の中空部が前記第
1セグメント本体の外方に臨む状態で設けられている点
にある。従って、モルタル等の硬化性の材料を第1セグ
メント本体の外方からオス部材の中空部を通してその拡
径部位に充填し、その材料の硬化によって拡径部位の抜
け出し方向への復帰変形が阻止されるので、第1セグメ
ント本体と第2セグメント本体とを長期に亘って適切に
連結できる。請求項3記載の連結装置の特徴構成は、前
記オス部材の拡径部位の外周面、又は、前記メス部材の
前記拡径部位に対向する内周面が凹凸面に形成されてい
る点にある。従って、オス部材が拡径変形するに伴っ
て、その拡径部位の外周面とメス部材の内周面とを互い
に係合させることができ、拡径部位のメス部材からの抜
け出しを効果的に阻止できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 〔第1実施形態〕本発明の連結装置は、例えば図1に示
すように、トンネルを構築する際に用いられるダクタイ
ルセグメントやスチールセグメント、あるいは、コンク
リートセグメント(これらを総称して「セグメント本
体」という)1,2を互いに連結するもので、トンネル
内に設置済みで、トンネル周方向に互いに連結されてい
る二基の第1セグメント本体1に跨がって、それら第1
セグメント本体1のトンネル軸芯方向端部に第2セグメ
ント本体2を新たに連結するようにしてある。
【0006】本発明の連結装置は、図2〜図5に示すよ
うに、第1セグメント本体1の一側部に設けたオス部材
3と、第2セグメント本体2の他側部に設けられてい
て、オス部材3を挿入可能なメス部材4とで構成され、
オス部材3とメス部材4とに亘って、オス部材3をメス
部材4に挿入するに伴って、そのオス部材3のメス部材
4への挿入部分5を拡径させる拡径機構Aが設けられて
いる。
【0007】そして、第1セグメント本体1の一側部に
第2セグメント本体2の他側部を押し付けるようにして
オス部材3をメス部材4の内部に挿入することにより、
オス部材3のメス部材4への挿入部分5をメス部材4に
係合するよう拡径変形させて、第1セグメント本体1と
第2セグメント本体2とを互いに連結するように構成さ
れている。
【0008】前記オス部材3は、固定用ボルト6を備え
た円柱状の基部7に、メス部材4への挿入部分5として
の外径が基部7と同径の略円筒形の被拡径部材5を同芯
状に一体形成して、挿入方向先端部に開口する開口部8
を備えた筒状に形成され、被拡径部材5は、図3に示す
ように、その長手方向に沿って形成したスリット9に
て、周方向で複数に分割されている。そして、第1セグ
メント本体1側の連結用フレーム1aに形成した大径の
貫通孔10に固定用ボルト6を径方向に移動可能に挿通
して、その連結用フレーム1aの連結面1bから外側に
突出させる状態で、固定用ボルト6に螺着したダブルナ
ット11と円柱状の基部7とで連結用フレーム1aを挟
み込むように固定してある。従って、第1セグメント本
体1と第2セグメント本体2とを連結するにあたって、
オス部材3の位置とそのオス部材3が挿入されるメス部
材4の位置とがそれらの径方向に互いにずれていて、オ
ス部材3をメス部材4に挿入しにくい場合でも、貫通孔
10に挿通した固定用ボルト6が適正な位置になるよう
に径方向にずれ動くので、確実に連結することができ
る。前記被拡径部材5は、アルミニュウム,銅,鉛,薄
肉の鋼材等の比較的変形し易い材料で形成され、この被
拡径部材5の先端外周部には、メス部材4へ容易に挿入
できるように、先窄まり状の傾斜面12が環状に形成さ
れている。
【0009】前記メス部材4は、オス部材3の基部7が
嵌入する嵌入孔12を第2セグメント本体2側の連結用
フレーム2aに貫通形成するとともに、その嵌入孔12
の奥側に同芯状に連通し、かつ、奥拡がりの円錐状の内
周面13を備えた有底円筒状の筒部材14を連結用フレ
ーム2aの内側に設けて構成され、オス部材3の拡径部
位15に接当してその抜け出しを阻止する環状の抜止面
がその内周面13にて構成されている。
【0010】前記拡径機構Aは、オス部材3の内側で座
屈変形する有底円筒状の変形用部材16を、挿入方向先
端が被拡径部材5から突出する状態でその被拡径部材5
の中空部に嵌入するとともに、第2セグメント本体2側
の連結用フレーム2aの連結面2bから筒部材14の底
板内面17までの深さDを、オス部材3に嵌入した変形
用部材16の連結用フレーム1aからの突出長さHより
も短い深さになるように形成して構成されている。
【0011】前記変形用部材16は、オス部材3の基部
7にて押圧される円板状の被押圧部18に、その被押圧
部18の外径と同じ外径の円筒形の被変形部19を同芯
状に一体形成して構成され、この変形用部材16は、被
拡径部材5と同様に、アルミニュウム,銅,鉛,薄肉の
鋼材等の比較的変形し易い材料で形成されている。
【0012】そして、オス部材3のメス部材4への挿入
途中で被変形部19の先端部を底板内面17に接当させ
て(図4参照)、その先端部が底板内面17に接当して
いる状態でオス部材3を更に挿入するに伴って、被変形
部19がそのオス部材3とメス部材4とで圧縮されてオ
ス部材3の内側で座屈変形し、その被変形部19の座屈
変形に伴って、オス部材3の被拡径部材5が径方向外方
に押し出されてメス部材4の内面に略沿う形状に拡径さ
れ(図5参照)、その拡径部位15が座屈変形後の被変
形部19とメス部材4の内周面13との間に挟まれて、
オス部材3のメス部材4からの抜け出しが阻止される。
【0013】〔第2実施形態〕図6は、オス部材3が、
その全長に亘って略筒状に形成されて、そのオス部材3
の中空部20が第1セグメント本体1の外方に臨む状態
で設けられている実施形態を示し、変形用部材16はそ
の被押圧部18に貫通孔21を形成してその全長に亘っ
て略筒状に形成されている。
【0014】そして、図7に示すように、第1実施形態
で示したと同様に、オス部材3の被拡径部材5をメス部
材4に係合するよう拡径変形させて、第1セグメント本
体1と第2セグメント本体2とを互いに連結した後、モ
ルタル等の硬化性の材料22をそのオス部材3の中空部
20と被押圧部18の貫通孔21とを通して座屈変形後
の変形用部材16の内側に充填し、その材料22の硬化
によって拡径部位15の抜け出し方向への復帰変形を阻
止できるように構成されている。その他の実施形態は第
1実施形態と同様である。
【0015】〔第3実施形態〕図8は、拡径部位15に
対向するメス部材4の内周面13が凹凸面に形成されて
いる実施形態を示し、筒部材14の内周面13に、凸曲
部23がその周方向に沿って環状に形成されている。そ
して、図9に示すように、第1実施形態で示したと同様
に、オス部材3の被拡径部材5をメス部材4に係合する
よう拡径させるに伴って、その拡径部位15の外周面2
4が凸曲部23に係合するように変形して、第1セグメ
ント本体1と第2セグメント本体2とを互いに連結する
ように構成してある。その他の実施形態は第1実施形態
と同様である。
【0016】〔第4実施形態〕図10は、拡径部位14
に対向するメス部材4の内周面13とオス部材3の拡径
部位15の外周面24とが互いに係合する凹凸面に形成
されている実施形態を示し、筒部材14の内周面13
に、凸曲部23がその周方向に沿って環状に形成され、
オス部材3の拡径部位15の外周面24に凹溝25が形
成されている。そして、図11に示すように、第1実施
形態で示したと同様に、オス部材3の被拡径部材5をメ
ス部材4に係合するよう拡径させるに伴って、その拡径
部位15の凹溝25とメス部材4の凸曲部23とが互い
に係合して、第1セグメント本体1と第2セグメント本
体2とを互いに連結するように構成してある。その他の
実施形態は第1実施形態と同様である。
【0017】〔第5実施形態〕図12は、変形用部材1
6が、メス部材4の底板内面17にて押圧される厚肉筒
状の被押圧部18に、その被押圧部18の外径と同じ外
径の円筒形の被変形部19を同芯状に一体形成して構成
され、その被変形部19側を被拡径部材5の中空部に嵌
入して、被押圧部18を被拡径部材5の外方に突出させ
てある実施形態を示し、被変形部19の被拡径部材5へ
の嵌入方向端部は、オス部材3の基部7に溶接固定され
ている。そして、オス部材3のメス部材4への挿入途中
で被押圧部18の先端を底板内面17に接当させて、そ
の先端が底板内面17に接当している状態でオス部材3
を更に挿入するに伴って、被変形部19がそのオス部材
3とメス部材4とで圧縮されてオス部材3の内側で座屈
変形し、その被変形部19の座屈変形に伴って、図13
に示すように、オス部材3の被拡径部材5が径方向外方
に押し出されてメス部材4の内面に略沿う形状に拡径さ
れるように構成してある。その他の実施形態は第1実施
形態と同様である。
【0018】〔その他の実施形態〕 1.オス部材の内側で座屈変形する変形用部材をメス部
材の内側に予め固定しておき、オス部材をメス部材に挿
入するに伴って、その挿入部分の内側に変形用部材が入
り込んでそのオス部材とメス部材とで圧縮するように構
成しても良い。 2.オス部材の内側で座屈変形する変形用部材は、その
挿入圧力で座屈するものであれば、肉厚と外径が一定の
管状や、肉厚が一定で内外径がその長手方向中間部位に
おいて最大となる管状,中実の柱状に形成されていても
良い。 3 上記実施形態では、円板状の被押圧部に円筒形の被
変形部を一体形成した変形用部材を示したが、円筒形の
被変形部が圧縮方向に長いスリットにて、周方向で複数
に分割さていても良い。 4.上記実施形態では、オス部材のメス部材への挿入部
分を、スリットにて周方向で複数に分割した筒状に形成
したが、その周方向に沿って一連の筒壁を備えた筒状に
形成されていても良い。 5.オス部材のメス部材への挿入部分は、内面や外面が
多角形の筒状に形成されていても良い。 6.上記実施形態では、設置済みの第1セグメント本体
に設けたオス部材を新たに連結する第2セグメント本体
に設けたメス部材に挿入するように構成したが、設置済
みの第1セグメント本体に設けたメス部材に新たに連結
する第2セグメント本体に設けたオス部材を挿入するよ
うに構成しても良い。 7.上記実施形態では、トンネル軸芯方向で隣合うセグ
メント本体どうしを連結する連結装置を示したが、トン
ネル周方向で隣合うセグメント本体どうしを連結する連
結装置であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結装置の使用例を示す説明図
【図2】本発明に係る連結装置の連結前の状態を示す縦
断面図
【図3】図2のIII-III 線矢視図
【図4】本発明に係る連結装置の連結過程を示す縦断面
【図5】本発明に係る連結装置を連結した後の状態を示
す縦断面図
【図6】第2実施形態の連結装置を示す要部縦断面図
【図7】第2実施形態の連結装置を連結した後の状態を
示す縦断面図
【図8】第3実施形態の連結装置を示す要部縦断面図
【図9】第3実施形態の連結装置を連結した後の状態を
示す縦断面図
【図10】第4実施形態の連結装置の連結前の状態を示
す縦断面図
【図11】第4実施形態の連結装置を連結した後の状態
を示す縦断面図
【図12】第5実施形態の連結装置の連結前の状態を示
す縦断面図
【図13】第5実施形態の連結装置を連結した後の状態
を示す縦断面図
【図14】従来例の連結装置を連結した後の状態を示す
縦断面図
【図15】従来例の連結装置を連結した後の状態を示す
縦断面図
【符号の説明】 1 第1セグメント本体 2 第2セグメント本体 3 オス部材 4 メス部材 5 挿入部分 8 開口部 13 抜止面(内周面) 15 拡径部位 16 変形用部材 20 中空部 24 外周面 A 拡径機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1セグメント本体にオス部材を設け、
    第2セグメント本体に前記オス部材を挿入可能なメス部
    材を設けて、前記オス部材を前記メス部材に挿入するこ
    とにより、前記第1セグメント本体と前記第2セグメン
    ト本体とが互いに連結自在に構成され、 前記オス部材をその挿入方向先端部に開口する開口部を
    備えた略筒状に形成して、前記メス部材に挿入するに伴
    って、そのオス部材の挿入部分を拡径させる拡径機構が
    設けられ、 前記メス部材に、前記オス部材の拡径部位に接当してそ
    の抜け出しを阻止する抜止面が設けられているトンネル
    用セグメントの連結装置であって、 前記拡径機構が、前記オス部材の前記メス部材への挿入
    に伴ってそのオス部材とメス部材とで圧縮されて、前記
    オス部材の内側で座屈変形する変形用部材を設けて、前
    記変形用部材の座屈変形で前記挿入部分を拡径させるよ
    うに構成されているトンネル用セグメントの連結装置。
  2. 【請求項2】 前記オス部材が、その全長に亘って略筒
    状に形成されて、そのオス部材の中空部が前記第1セグ
    メント本体の外方に臨む状態で設けられている請求項1
    記載のトンネル用セグメントの連結装置。
  3. 【請求項3】 前記オス部材の拡径部位の外周面、又
    は、前記メス部材の前記拡径部位に対向する内周面が凹
    凸面に形成されている請求項1又は2記載のトンネル用
    セグメントの連結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348488A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Taisei Corp 接続構造およびシールドトンネルおよびシールドトンネルの構築方法

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