JPH11279730A - Ｚｎの酸化を抑制した溶融めっき方法 - Google Patents
Ｚｎの酸化を抑制した溶融めっき方法Info
- Publication number
- JPH11279730A JPH11279730A JP8067198A JP8067198A JPH11279730A JP H11279730 A JPH11279730 A JP H11279730A JP 8067198 A JP8067198 A JP 8067198A JP 8067198 A JP8067198 A JP 8067198A JP H11279730 A JPH11279730 A JP H11279730A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドロス等の巻込みがなく、健全なめっき層が
形成された溶融亜鉛めっき鋼帯を得る。 【構成】 連続溶融亜鉛めっき設備の焼鈍炉から延びて
下端が溶融めっき浴４に浸漬されたスナウト３にガス吹
込み管７を開口し、比重２以上の質量の大きな不活性ガ
ス８をガス吹込み管７からスナウト３内の湯面９近傍に
噴出させる。質量の大きな不活性ガスとしては、Ｘｅ，
Ｒｎ，Ｋｒ，ＳＦ6 等が使用される。 【効果】 吹込まれた不活性ガス８は、湯面９近傍に滞
留し、Ｚｎの酸化及び蒸発を抑制する。
形成された溶融亜鉛めっき鋼帯を得る。 【構成】 連続溶融亜鉛めっき設備の焼鈍炉から延びて
下端が溶融めっき浴４に浸漬されたスナウト３にガス吹
込み管７を開口し、比重２以上の質量の大きな不活性ガ
ス８をガス吹込み管７からスナウト３内の湯面９近傍に
噴出させる。質量の大きな不活性ガスとしては、Ｘｅ，
Ｒｎ，Ｋｒ，ＳＦ6 等が使用される。 【効果】 吹込まれた不活性ガス８は、湯面９近傍に滞
留し、Ｚｎの酸化及び蒸発を抑制する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物の巻込みがない
溶融亜鉛めっき鋼帯を製造するめっき方法に関する。
溶融亜鉛めっき鋼帯を製造するめっき方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】連続溶融めっき設備では、還元焼鈍炉で
鋼帯を加熱して表面を活性化した後、スナウトを介して
溶融めっき浴に鋼帯を導入している。スナウト内に溶融
めっき金属が浸入しており、鋼帯は、スナウト内の湯面
から溶融めっき浴に浸漬される。そのため、スカム，ド
ロス等の異物が湯面に浮遊していると、鋼帯の進入に伴
って異物が溶融めっき浴に巻き込まれる。鋼帯表面近傍
にある異物は、鋼帯表面に溶融めっき金属が付着する際
に溶融めっき金属に随伴され、溶融めっき層に持ち込ま
れ易い。その結果、溶融めっき層に欠陥を発生させ、ド
ロス引きによって鋼板表面が不均一になり、外観や製品
特性が損なわれる。スナウト内にある溶融めっき金属の
酸化を防止するため、従来から種々の方法が提案されて
いる。たとえば、特開平７−１４５４６５号公報では、
スナウト内の湯面近傍に不活性ガスを送り込み、スカム
の発生を防止し、鋼帯表面に付着しているダストを除去
している。
鋼帯を加熱して表面を活性化した後、スナウトを介して
溶融めっき浴に鋼帯を導入している。スナウト内に溶融
めっき金属が浸入しており、鋼帯は、スナウト内の湯面
から溶融めっき浴に浸漬される。そのため、スカム，ド
ロス等の異物が湯面に浮遊していると、鋼帯の進入に伴
って異物が溶融めっき浴に巻き込まれる。鋼帯表面近傍
にある異物は、鋼帯表面に溶融めっき金属が付着する際
に溶融めっき金属に随伴され、溶融めっき層に持ち込ま
れ易い。その結果、溶融めっき層に欠陥を発生させ、ド
ロス引きによって鋼板表面が不均一になり、外観や製品
特性が損なわれる。スナウト内にある溶融めっき金属の
酸化を防止するため、従来から種々の方法が提案されて
いる。たとえば、特開平７−１４５４６５号公報では、
スナウト内の湯面近傍に不活性ガスを送り込み、スカム
の発生を防止し、鋼帯表面に付着しているダストを除去
している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スナウト内の
湯面近傍に不活性ガスを吹き込む場合、吹き込まれた不
活性ガスは、鋼帯の走行方向とは逆にスナウト内を上昇
する。不活性ガスの上昇に伴ってＺｎ浴表面におけるＺ
ｎの蒸発が促進され、Ｚｎ蒸気がターンロールや焼鈍炉
内部に侵入する。侵入したＺｎ蒸気がロールや炉内部品
に凝集付着する。付着物が鋼帯上に落下又は鋼帯に接触
すると、表面欠陥の原因となる。そのため、表面欠陥の
発生を防止するため、炉内の定期的なメンテナンスが要
求される。
湯面近傍に不活性ガスを吹き込む場合、吹き込まれた不
活性ガスは、鋼帯の走行方向とは逆にスナウト内を上昇
する。不活性ガスの上昇に伴ってＺｎ浴表面におけるＺ
ｎの蒸発が促進され、Ｚｎ蒸気がターンロールや焼鈍炉
内部に侵入する。侵入したＺｎ蒸気がロールや炉内部品
に凝集付着する。付着物が鋼帯上に落下又は鋼帯に接触
すると、表面欠陥の原因となる。そのため、表面欠陥の
発生を防止するため、炉内の定期的なメンテナンスが要
求される。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、質量の大きな不
活性ガスをスナウト内に吹き込むことにより、Ｚｎの酸
化は勿論，蒸発を抑制し、欠陥のない溶融亜鉛めっき鋼
帯を製造することを目的とする。本発明の溶融亜鉛めっ
き方法は、その目的を達成するため、連続溶融亜鉛めっ
き設備の焼鈍炉から延びて下端が溶融めっき浴に浸漬さ
れたスナウトにガス吹込み管を開口し、比重２以上の質
量の大きな不活性ガスを前記ガス吹込み管からスナウト
内の湯面近傍に噴出されることを特徴とする。質量の大
きな不活性ガスとしては、Ｘｅ，Ｒｎ，Ｋｒ，ＳＦ6 等
が使用される。
題を解消すべく案出されたものであり、質量の大きな不
活性ガスをスナウト内に吹き込むことにより、Ｚｎの酸
化は勿論，蒸発を抑制し、欠陥のない溶融亜鉛めっき鋼
帯を製造することを目的とする。本発明の溶融亜鉛めっ
き方法は、その目的を達成するため、連続溶融亜鉛めっ
き設備の焼鈍炉から延びて下端が溶融めっき浴に浸漬さ
れたスナウトにガス吹込み管を開口し、比重２以上の質
量の大きな不活性ガスを前記ガス吹込み管からスナウト
内の湯面近傍に噴出されることを特徴とする。質量の大
きな不活性ガスとしては、Ｘｅ，Ｒｎ，Ｋｒ，ＳＦ6 等
が使用される。
【０００５】
【実施の形態】溶融亜鉛めっきされる鋼帯１は、還元焼
鈍された後、たとえば図１に示すようにデフレクタロー
ル２で走行方向Ｄが偏向され、スナウト３を介して溶融
めっき浴３に導入される。溶融めっき浴３には、Ｚｎや
０〜５５重量％のＡｌを含むＺｎ合金等が使用される
が、本件明細書ではこれらを総称して溶融亜鉛めっきと
いう。鋼帯１は、溶融めっき浴４に浸漬されているシン
クロール５を周回し、溶融めっき浴３から引き上げられ
る。引上げ直後の鋼帯１にワイピング装置６からガスを
吹き付け、めっき付着量を調整した後、必要に応じて合
金化炉（図示せず）に送り込まれる。このとき、鋼帯１
がスナウト３内の湯面に到達する近傍で、スナウト３内
に開口したガス吹込み管７から質量の大きな不活性ガス
８をスナウト３内に吹き込む。
鈍された後、たとえば図１に示すようにデフレクタロー
ル２で走行方向Ｄが偏向され、スナウト３を介して溶融
めっき浴３に導入される。溶融めっき浴３には、Ｚｎや
０〜５５重量％のＡｌを含むＺｎ合金等が使用される
が、本件明細書ではこれらを総称して溶融亜鉛めっきと
いう。鋼帯１は、溶融めっき浴４に浸漬されているシン
クロール５を周回し、溶融めっき浴３から引き上げられ
る。引上げ直後の鋼帯１にワイピング装置６からガスを
吹き付け、めっき付着量を調整した後、必要に応じて合
金化炉（図示せず）に送り込まれる。このとき、鋼帯１
がスナウト３内の湯面に到達する近傍で、スナウト３内
に開口したガス吹込み管７から質量の大きな不活性ガス
８をスナウト３内に吹き込む。
【０００６】不活性ガス８としては、空気に対する比重
が２以上と質量の大きく無毒なＸｅ（比重４．５３），
Ｒｎ（比重７．７０），Ｋｒ（比重２．８２），ＳＦ6
（比重５．１１）等が使用される。不活性ガス８は、質
量が大きいことから、スナウト３内を鋼帯１の走行方向
Ｄと逆方向に流れることなく、スナウト３内の湯面９近
傍に滞留する。したがって、湯面９は、不活性ガス８で
シールされた状態になり、還元焼鈍炉から侵入してくる
焼鈍雰囲気ガスから隔離され、酸化が抑制される。使用
する不活性ガスが比重２未満の比較的質量が小さな窒素
（比重０．９７），Ａｒ（比重１．３８）等では、スナ
ウト３内への不活性ガスの拡散が避けられない。
が２以上と質量の大きく無毒なＸｅ（比重４．５３），
Ｒｎ（比重７．７０），Ｋｒ（比重２．８２），ＳＦ6
（比重５．１１）等が使用される。不活性ガス８は、質
量が大きいことから、スナウト３内を鋼帯１の走行方向
Ｄと逆方向に流れることなく、スナウト３内の湯面９近
傍に滞留する。したがって、湯面９は、不活性ガス８で
シールされた状態になり、還元焼鈍炉から侵入してくる
焼鈍雰囲気ガスから隔離され、酸化が抑制される。使用
する不活性ガスが比重２未満の比較的質量が小さな窒素
（比重０．９７），Ａｒ（比重１．３８）等では、スナ
ウト３内への不活性ガスの拡散が避けられない。
【０００７】質量の大きな不活性ガス８は、窒素，Ａｒ
等の不活性ガスと異なり、スナウト３内を逆流せず、或
いは逆流しても僅かである。そのため、不活性ガスの逆
流によってＺｎの蒸発が促進されることが抑えられ、ス
ナウト３内にシールロールや隔壁を設ける必要がない。
この点、軽量の不活性ガスを吹き込む場合、スナウト３
内を逆流する不活性ガスによってＺｎ蒸発が加速される
傾向にあるため、湯面９近傍のスナウト３内部をシール
ロールや隔壁で区画する必要がある。しかし、シールロ
ールや隔壁を設けても、そこにＺｎが凝集付着すること
が避けられず、付着したＺｎが鋼帯１の円滑な走行を阻
害する。このように質量の大きな不活性ガスを使用する
ことにより、Ｚｎの酸化や蒸発が抑えられ、高品質の溶
融亜鉛めっき鋼帯が製造される。
等の不活性ガスと異なり、スナウト３内を逆流せず、或
いは逆流しても僅かである。そのため、不活性ガスの逆
流によってＺｎの蒸発が促進されることが抑えられ、ス
ナウト３内にシールロールや隔壁を設ける必要がない。
この点、軽量の不活性ガスを吹き込む場合、スナウト３
内を逆流する不活性ガスによってＺｎ蒸発が加速される
傾向にあるため、湯面９近傍のスナウト３内部をシール
ロールや隔壁で区画する必要がある。しかし、シールロ
ールや隔壁を設けても、そこにＺｎが凝集付着すること
が避けられず、付着したＺｎが鋼帯１の円滑な走行を阻
害する。このように質量の大きな不活性ガスを使用する
ことにより、Ｚｎの酸化や蒸発が抑えられ、高品質の溶
融亜鉛めっき鋼帯が製造される。
【０００８】
【実施例】板厚０．３５ｍｍ，板幅１，０００ｍｍの鋼
帯１を温度４６０〜４８０℃の溶融めっき浴４（Ａｌ
０．１８重量％，残部Ｚｎ）に導入し、目標付着量１２
０ｇ／ｍ2 で溶融亜鉛めっきした。鋼帯１の走行速度
は、ドロス発生の影響が最も顕著に現れる１７６ｍ／分
に設定した。ガス吹込み管７からＸｅガス及びＮ2 ガス
を１ｍ3 ／分の流量でスナウト３内に吹き込み、スナウ
ト３内の湯面９に浮遊しているドロス発生状況を観察す
ると共に、得られた溶融亜鉛めっき鋼帯におけるドロス
引き発生頻度を調査した。
帯１を温度４６０〜４８０℃の溶融めっき浴４（Ａｌ
０．１８重量％，残部Ｚｎ）に導入し、目標付着量１２
０ｇ／ｍ2 で溶融亜鉛めっきした。鋼帯１の走行速度
は、ドロス発生の影響が最も顕著に現れる１７６ｍ／分
に設定した。ガス吹込み管７からＸｅガス及びＮ2 ガス
を１ｍ3 ／分の流量でスナウト３内に吹き込み、スナウ
ト３内の湯面９に浮遊しているドロス発生状況を観察す
ると共に、得られた溶融亜鉛めっき鋼帯におけるドロス
引き発生頻度を調査した。
【０００９】表１の調査結果にみられるように、窒素ガ
スをスナウト３内に吹き込んだ比較例では、スナウト３
内の湯面８に多量のドロスが観察され、得られた製品に
も表面欠陥となるドロス引きが検出された。これに対
し、Ｘｅガスをスナウト３に吹き込んだ本発明例では、
ドロスの発生が完全に抑えられており、製品にもドロス
引きが検出されなかった。また、デフレクタロール２等
のスナウト内部品に凝集付着するＺｎの付着量も大幅に
低減していた。
スをスナウト３内に吹き込んだ比較例では、スナウト３
内の湯面８に多量のドロスが観察され、得られた製品に
も表面欠陥となるドロス引きが検出された。これに対
し、Ｘｅガスをスナウト３に吹き込んだ本発明例では、
ドロスの発生が完全に抑えられており、製品にもドロス
引きが検出されなかった。また、デフレクタロール２等
のスナウト内部品に凝集付着するＺｎの付着量も大幅に
低減していた。
【００１０】
【００１１】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、スナウト内の湯面近傍に質量の大きな不活性ガスを
滞留させることにより、亜鉛の酸化及び蒸発を抑制して
いる。そのため、溶融めっき浴に導入される鋼帯にドロ
ス等が随伴されることがなく、健全なめっき層が形成さ
れた溶融亜鉛めっき鋼帯が製造される。また、スナウト
内を逆流するＺｎ蒸気も軽減するため、スナウト内や焼
鈍炉内の各種部品に凝集付着するＺｎが少なくなり、連
続溶融めっき設備のメンテナンスも容易になる。
は、スナウト内の湯面近傍に質量の大きな不活性ガスを
滞留させることにより、亜鉛の酸化及び蒸発を抑制して
いる。そのため、溶融めっき浴に導入される鋼帯にドロ
ス等が随伴されることがなく、健全なめっき層が形成さ
れた溶融亜鉛めっき鋼帯が製造される。また、スナウト
内を逆流するＺｎ蒸気も軽減するため、スナウト内や焼
鈍炉内の各種部品に凝集付着するＺｎが少なくなり、連
続溶融めっき設備のメンテナンスも容易になる。
【図１】 スナウトを介して溶融めっき浴に導入されて
いる鋼帯
いる鋼帯
１：鋼帯 ２：デフレクタロール ３：スナウト
４：溶融めっき浴 ５：シンクロール ６：ワイピング装置 ７：ガス
吹込み管 ８：不活性ガス ９：湯面
４：溶融めっき浴 ５：シンクロール ６：ワイピング装置 ７：ガス
吹込み管 ８：不活性ガス ９：湯面
Claims (2)
- 【請求項１】 連続溶融亜鉛めっき設備の焼鈍炉から延
びて下端が溶融めっき浴に浸漬されたスナウトにガス吹
込み管を開口し、比重２以上の質量の大きな不活性ガス
を前記ガス吹込み管からスナウト内の湯面近傍に噴出さ
れることを特徴とするＺｎの酸化を抑制した溶融めっき
方法。 - 【請求項２】 質量の大きな不活性ガスとしてＸｅ，Ｒ
ｎ，Ｋｒ，ＳＦ6 の１種又は２種以上を使用する請求項
１記載の溶融めっき方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067198A JPH11279730A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | Ｚｎの酸化を抑制した溶融めっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067198A JPH11279730A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | Ｚｎの酸化を抑制した溶融めっき方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11279730A true JPH11279730A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13724835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8067198A Withdrawn JPH11279730A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | Ｚｎの酸化を抑制した溶融めっき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11279730A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004003250A1 (de) * | 2002-06-28 | 2004-01-08 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Trenngaseinsatz bei der kontinuierlichen schmelztauchveredelung |
| WO2013068196A1 (de) * | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Verfahren und vorrichtung zum schmelztauchbeschichten eines metallbands mit einem metallischen überzug |
| CN104630680A (zh) * | 2013-11-08 | 2015-05-20 | 五冶集团上海有限公司 | 一种改进的镀锌线炉箅子密闭箱体旁路系统安装方法 |
| CN110358993A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-10-22 | 武汉科技大学 | 一种抑制镀锌线炉鼻子内锌蒸气扩散的方法 |
| CN110819925A (zh) * | 2019-11-15 | 2020-02-21 | 常熟科弘材料科技有限公司 | 一种镀锌带钢生产线炉鼻子锌灰的在线治理方法 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8067198A patent/JPH11279730A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004003250A1 (de) * | 2002-06-28 | 2004-01-08 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Trenngaseinsatz bei der kontinuierlichen schmelztauchveredelung |
| AU2003219109B2 (en) * | 2002-06-28 | 2009-01-22 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Use of separation gas in continuous hot dip metal finishing |
| WO2013068196A1 (de) * | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Verfahren und vorrichtung zum schmelztauchbeschichten eines metallbands mit einem metallischen überzug |
| CN103998641A (zh) * | 2011-11-11 | 2014-08-20 | 蒂森克虏伯钢铁欧洲股份公司 | 对金属带热浸镀金属涂层的方法和装置 |
| JP2014532814A (ja) * | 2011-11-11 | 2014-12-08 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトＴｈｙｓｓｅｎＫｒｕｐｐ Ｓｔｅｅｌ Ｅｕｒｏｐｅ ＡＧ | 金属ストリップを金属被覆で溶融めっきするための方法および装置 |
| US10011897B2 (en) | 2011-11-11 | 2018-07-03 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Method and device for hot-dip coating a metal strip with a metal covering |
| CN104630680A (zh) * | 2013-11-08 | 2015-05-20 | 五冶集团上海有限公司 | 一种改进的镀锌线炉箅子密闭箱体旁路系统安装方法 |
| CN110358993A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-10-22 | 武汉科技大学 | 一种抑制镀锌线炉鼻子内锌蒸气扩散的方法 |
| CN110819925A (zh) * | 2019-11-15 | 2020-02-21 | 常熟科弘材料科技有限公司 | 一种镀锌带钢生产线炉鼻子锌灰的在线治理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |