JPH11279472A - 印刷インキ用バインダ−および印刷インキ - Google Patents
印刷インキ用バインダ−および印刷インキInfo
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- JPH11279472A JPH11279472A JP10038798A JP10038798A JPH11279472A JP H11279472 A JPH11279472 A JP H11279472A JP 10038798 A JP10038798 A JP 10038798A JP 10038798 A JP10038798 A JP 10038798A JP H11279472 A JPH11279472 A JP H11279472A
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Abstract
も、インキの再溶解性と色調再現性に優れた印刷インキ
を与える印刷インキ用バインダーを提供する。 【解決手段】 高分子ジオール(A)と、有機ジイソシ
アネート(B)と、脂肪族系ジアミン(C)とから誘導
される0.2〜20の全アミン価を有するポリウレタン
樹脂からなる印刷インキ用バインダーにおいて、(A)
の少なくとも50重量%が、炭素数2〜6の直鎖ジオー
ル(a1):炭素数3〜6の分岐ジオール(a2)のモ
ル比が2:8〜8:2の混合ジオール(a)とジカルボ
ン酸(b)とのポリエステルジオール(A1)であるこ
とを特徴とする。
Description
ダーに関する。さらに詳しくは、インキの再溶解性なら
びに色調再現性に優れたプラスチックフィルムの印刷に
適した印刷インキ用バインダーに関する。
インキの溶剤として、トルエン、メチルエチルケトン
(MEK)、酢酸エチルなどの溶剤が混合使用されてき
た。このなかでもトルエンは安価でしかも比較的高沸点
であるために、印刷時にグラビア版上のインキの乾燥を
押さえ、フィルムへ転移せずに残存したグラビア版のセ
ル中のインキが、インキパン中の新インキと接触して、
十分に再溶解することにより、セルの版詰まりを防ぐの
に好適な溶剤であり、該印刷インキの主溶剤として使用
されてきた。これらトルエンを含有する溶剤を使用した
印刷インキで再溶解性の良いバインダーとしては、3−
メチルペンタンアジペートジオールを使用したポリウレ
タン樹脂(たとえば、特開昭63−161065号公
報)が知られている。
労働安全衛生法の改正でトルエンの環境濃度規制が強化
され、印刷作業環境の改善が必要となったこと、さらに
トルエンは比較的高沸点であるめに印刷物中に多く残留
する傾向にあり、PL法施行後、残留溶剤の低減が必要
となり、トルエンを含まない溶剤系の印刷インキの要望
が大きくなった。トルエンを除いたMEK、酢酸エチル
などの溶剤だけで、従来のポリエステル系ポリウレタン
樹脂をバインダーとして用いた印刷インキは、溶剤の乾
燥が速いためにグラビア版のセル中に残存したインキが
インキパン中の新インキと接触するまでに乾燥し、十分
に再溶解せずに版詰まりを起こし、深度の浅い版では印
刷できなくなる問題がある。また、従来のトルエン含有
溶剤系では適度なインキの再溶解性を有していた前記の
ポリウレタン樹脂も、MEK、酢酸エチル系溶剤に変え
ると、これらの溶剤はトルエンに比べポリウレタン樹脂
の溶解力が大きいため、異なる種類の色インキを重ね印
刷したときに、先に印刷したインキ被膜を後から印刷し
たインキが溶解して、色移りを起こし色調再現不良を起
こす等の問題がある。
を解決することを目的として鋭意検討した結果、特定比
率の2種類のジオールを使用したポリエステルポリオー
ルをポリウレタン樹脂の高分子ポリオール成分として使
用することにより、トルエンを含有しないインキ用溶剤
においても、インキの再溶解性および色調再現性に優
れ、各種プラスチックフィルムなどの印刷に好適な印刷
インキ用バインダーが得られることを見いだし、本発明
に到達した。
と、有機ジイソシアネート(B)と、脂肪族系ジアミン
(C)とから誘導される0.2〜20の全アミン価を有
するポリウレタン樹脂からなる印刷インキ用バインダー
において、(A)の少なくとも50重量%が、炭素数2
〜6の直鎖ジオール(a1):炭素数3〜6の分岐ジオ
ール(a2)のモル比が2:8〜8:2の混合ジオール
(a)とジカルボン酸(b)とのポリエステルジオール
(A1)であることを特徴とする印刷インキ用バインダ
ー;ならびに、該バインダーを主バインダーとしてなる
プラスチックフィルム用印刷インキである。
オール(A1)の原料である混合ジオール(a)を構成
する炭素数2〜6の直鎖ジオール(a1)としては、エ
チレングリコール、1,3−プロピレングリコール、
1,4−ブチレングリコール、1,5−ペンチレングリ
コール、1,6−ヘキサメチレングリコール、ジエチレ
ングリコールおよびこれらの2種以上の混合物が挙げら
れる。これらのうちで好ましいものは1,4−ブチレン
グリコールである。
ては、1,2−プロピレングリコール、1−もしくは2
−メチル−1,3−ブチレングリコール、1−もしくは
2−メチル−1,4−ペンチレングリコール、1,2−
もしくは2,3−ジメチル−、ネオペンチルグリコー
ル、1−、2−もしくは3−メチル−1,5−ペンチレ
ングリコール、1,2−、1,3−、2,3−もしくは
1,4−ジメチルブチレングリコールおよびこれらの2
種類以上の混合物が挙げられる。これらのうちで特に好
ましいものはネオペンチルグリコールである。
モル比で、(a1):(a2)が通常2:8〜8:2、
好ましくは3:7〜7:3、特に好ましくは4:6〜
6:4である。(a2)の比率が20モル%未満では再
溶解性が劣り、80モル%を越えると色移りを起こし色
調再現性が不良となる。
るジカルボン酸(b)としては、炭素数4〜12の脂
肪族ジカルボン酸[アジピン酸、コハク酸、セバチン
酸、アゼライン酸、フマル酸、マレイン酸など]、芳
香族ジカルボン酸[テレフタル酸、イソフタル酸など]
およびこれらの2種以上の混合物などが挙げられる。こ
れらのうちで好ましいものはアジピン酸、セバチン酸、
アゼライン酸、テレフタル酸およびイソフタル酸、特に
好ましいものはアジピン酸およびセバチン酸である。ま
た、該(b)としては前記ジカルボン酸の無水物および
炭素数1〜5の低級アルコールのエステル化物等のエス
テル形成性誘導体も含まれる。
分子量は、通常700〜4,000、好ましくは1,0
00〜3,500、特に好ましくは1,200〜3,0
00である。700未満では得られるポリウレタン樹脂
が硬くて脆いものとなり、また再溶解性がり、4,00
0を越えるとポリウレタン樹脂が柔らかくなり接着性が
劣り、また溶剤に再溶解しすぎて色調再現性が劣る。
1)は、従来公知のエステル製造方法と同様の方法で得
られる。エステル化反応においては、(b)に(a1)
と(b2)とを同時に反応させても、(b)に(a1)
または(a2)のいずれか一方を反応させた後他方を順
次反応させてもよい。
て、高分子ジオール(A)として該(A1)と共に必要
により他のポリエステルジオールおよびポリエーテルジ
オールを併用することもできる。この場合の(A)中の
該(A1)の含有量は、通常50重量%以上、好ましく
は70重量%以上、特に好ましくは80重量%以上であ
る。(A1)の含有量が50重量%未満ではインキの再
溶解性と色調再現性との両立が困難である。
ルジオールとしては、数平均分子量700〜4,000
の公知のポリエステルジオール(ポリエチレンアジペー
トジオール、ポリブチレンアジペートジオール、ポリエ
チレンブチレンアジペートジオール、ポリネオペンチレ
ンアジペートジオール、ポリ3−メチルペンチレンアジ
ペートジオール、ポリカプロラクトンジオール、ポリバ
レロラクトンジオール、ポリヘキサメチレンカーボネー
トジオールなど)が挙げられる。
ルジオールとしては、数平均分子量700〜4,000
の公知のポリエーテルジオール[ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリエチレン−プロピ
レン(ブロックまたはランダム)グリコール、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコールなど]が挙げられる。
(B)としては炭素数(NCO基中の炭素数を除く)
4〜15の脂環式ジイソシアネート[イソホロンジイソ
シアネート(IPDI)、ジシクロヘキシルメタン−
4,4’−ジイソシアネート(水添MDI)、1,4−
シクロヘキサンジイソシアネート(CHI)、メチルシ
クロヘキシレンジイソシアネート(水添TDI)な
ど];炭素数(NCO基中の炭素数を除く)2〜12
の脂肪族ジイソシアネート[テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、
ドデカメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメ
チルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシ
アネートなど];炭素数(NCO基中の炭素数を除
く)8〜12芳香脂肪族ジイソシアネート[キシリレン
ジイソシアネート(XDI)、α,α,α’,α’−テ
トラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)
など];これらの有機ジイソシアネートの変性体(例
えばウレトジオン、イソシアヌレート、ビュレット、カ
ーボジイミドなどの変性体)およびこれらの2種以上の
混合物が挙げられる。これらのうちで好ましいものは、
脂環式ジイソシアネートであり、特に好ましいものはI
PDI、水添MDIおよびこれらの混合物である。
る脂肪族系ジアミン(C)としては、脂肪族ジアミンも
しくはその誘導体(エチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチ
レンジアミン、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン、N,N’−ジヒドロキシエチルエチレンジアミンな
ど);脂環式ジアミン(イソフォロンジアミン、4,
4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン、イソプロピリ
デンジシクロヘキシル−4,4’−ジアミンなど)およ
びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのう
ちで好ましいものはN−ヒドロキシエチルエチレンジア
ミン、イソフォロンジアミンおよび4,4’−ジアミノ
ジシクロヘキシルメタンである。
て、高分子ジオール(A)とともに必要により数平均分
子量500未満の低分子ジオール[前記(a1)および
(a2)で例示したグリコール類、ビスフェノール類の
アルキレンオキサイド付加物、ジメチロールプロピオン
酸など]を併用することができる。併用する場合の該低
分子ジオールの量は(A)に対して通常30重量%以
下、好ましくは20重量%以下である。30重量%を越
えると再溶解性が低下する。
できる。該停止剤としては、モノアルコール(メタノー
ル、プロパノール、ブタノール、2−エチルヘキサノー
ルなど)、モノアミン[炭素数2〜8のモノもしくはジ
アルキルアミン(ブチルアミン、ジブチルアミンな
ど)、炭素数2〜6のモノもしくはジアルカノールアミ
ン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、プロ
パノールアミンなど)]などが挙げられる。これらのう
ち好ましいものはモノアミンである。
たは2級アミノ基を分子鎖中に有し、そのアミン価は通
常0.2〜20、好ましくは0.5〜15、特に好まし
くは1〜10である。アミン価を上記範囲とすること
で、表面処理(コロナ処理等)ポリプロピレンフィルム
に対する良好な接着性を付与することが可能となる。
のイソシアネ−ト基と(A)の活性水素含有基の当量比
は通常1:(0.4〜0.92)、好ましくは、1:
(0.5〜0.8)であり、(B)のイソシアネ−ト基
と(C)の活性水素含有基の当量比は通常1:(0.8
〜0.1)、好ましくは、1:(0.7〜0.25)で
ある。また、(B)のイソシアネ−ト基と、(A)と
(C)の活性水素含有基の合計の当量比は通常1:
(1.4〜1.02)、好ましくは、1:(1.2〜
1.05)である。
はなく、各成分を一度に反応させるワンショット法ま
たは段階的に反応させる多段法[たとえば(B)と活
性水素化合物の一部とを反応させてイソシアネ−ト基末
端プレポリマ−を形成したのち、活性水素化合物の残部
を加えてさらに反応させて製造する方法など]のいずれ
の方法で製造してもよいが、好ましくはポリウレタン分
子鎖中へのアミノ基の導入が容易である点で多段法が好
ましい。
40℃、好ましくは40〜120℃の温度で行われる
(ただし、ポリアミンを反応させる場合は通常100℃
以下、好ましくは0〜80℃である。)。
め、必要により通常のウレタン反応において使用される
触媒[アミン触媒(トリエチルアミン、N−エチルモル
ホリン、トリエチレンジアミンなど)、錫系触媒(ジブ
チル錫ジラウリレート、ジオクチル錫ジラウリレート、
オクチル酸錫など)、チタン系触媒(テトラブチルチタ
ネートなど)]などを使用してもよい。触媒の使用量は
ポリウレタン樹脂に対して通常0.1重量%以下であ
る。
く、有機溶剤を反応途中または反応後に加えてもよい。
使用できる溶剤としては[エステル系溶剤(酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチルセロソルブアセテートなど)、
ケトン系溶剤(アセトン、MEK、メチルイソブチルケ
トンなど)、エーテル系溶剤(ジオキサン、テトラハイ
ドロフラン、プロピレングリコールモノメチルエーテル
など)、炭化水素系溶剤(n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、シクロヘキサンなど)、アルコール系溶剤(エタノ
ール、メタノール、イソプロピルアルコール(IP
A)、n−プロピルアルコール、ブタノールなど)な
ど]が挙げられる。これらのうち好ましいものは、酢酸
エチル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、MEK、IPAおよびn−プロピルアルコー
ルであり、特に好ましいものは酢酸エチル、MEKおよ
びIPAである。
による数平均分子量は、通常5,000〜100,00
0、好ましくは7,000〜50,000、特に好まし
くは10,000〜30,000である。数平均分子量
を上記範囲とすることで、インキにしたときのインキ塗
膜の耐ブロッキング性とインキの再溶解性のバランスの
良好なバインダーが得られる。
リウレタン樹脂を上記に例示した溶剤に溶解させた溶液
(ワニス)として用いられる。該溶液の樹脂濃度は通常
10〜60重量%、好ましくは20〜50重量%であ
る。また、粘度は通常50〜100,000cP/25
℃、好ましくは100〜10,000cP/25℃であ
る。
顔料とを主成分としてなる。顔料としては特に制限はな
く、通常の印刷インキに用いられる無機および有機顔料
が使用できる。
れる他の樹脂類、溶剤および顔料分散剤等の添加剤を配
合することもできる。該他の樹脂類としては、たとえば
ポリアミド樹脂、ニトロセルロース、アクリル系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、スチレンマレイ
ン酸共重合系樹脂、塩素化ポリオレフィン、エポキシ樹
脂およびロジン系樹脂が挙げられる。これら他の樹脂類
の添加量はインキ中通常30重量%以下、好ましくは2
0重量%以下である。
ロール、ボ−ルミル、サンドグラインダ−ミルなどの通
常のインキ製造装置を用いて印刷インキを製造できる。
示せば下記とおりである(%は重量%を示す)。 通常 (好ましくは) 本発明のバインダ−(固形分の量) 5〜40% (10〜30%) 顔料 5〜40% (10〜30%) 他の樹脂類 0〜30% ( 0〜20%) 溶剤(樹脂成分中の溶剤も含む) 30〜80% (40〜70%)
は、一液型印刷インキとして使用してもよいが、たとえ
ばポリイソシアネート系硬化剤と併用して二液型印刷イ
ンキとして使用することもできる。この場合のポリイソ
シアネート系硬化剤としては、たとえばトリメチロール
プロパン1モルと、1,6−ヘキサメチレンジイソイシ
アネート、トリレンジイオシアネートまたはイソオロン
ジイソシアネート3モルとからのアダクト体;1,6−
ヘキサメチレンジイソイシアネートまたはイソオロンジ
イソシアネートのイソシアネート基の環状三量化によっ
て合成されるイソシアヌレート基含有の三量体;水1モ
ルと1,6−ヘキサメチレンジイソイシアネート3モル
とから誘導される部分ビュレット反応物およびこれらの
2種以上の混合物が好適である。二液型印刷インキとし
て使用する場合、該ポリイソシアネート系硬化剤の添加
量は、インキに対して通常0.5〜10重量%である。
従来のプラスチックフィルムの印刷に使用される特殊グ
ラビア印刷用のインキの場合と同様でよい。
ックフィルムとしては、たとえばポリエステルフィル
ム、ナイロンフィルム、表面処理もしくは無処理ポリプ
ロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリビニル
アセタールフィルム、アセテートフィルム、ポリ塩化ビ
ニルフィルム、これらのフィルムにアルミ蒸着を施した
フィルムなどが挙げられる。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、以下において「部」は重量部、「%」は重量%を示
す。
ブチレンネオペンチレンアジペートジオール(1,4−
ブタンジオールとネオペンチルグリコールのモル比が5
0/50、数平均分子量2010)200部およびIP
DI33.3部を仕込み、撹拌下120℃で5時間反応
させた後40℃に冷却してMEK350部を加え溶解し
て、NCO含量0.72%のNCO末端ポリウレタン樹
脂のMEK溶液を得た。得られたMEK溶液にIPA2
10部とイソフォロンジアミン(IPDA)6.4部お
よびモノエタノールアミン0.37部を加え鎖伸長を行
い、樹脂濃度30.0%、粘度1200cP/25℃、
全アミン価(固形分中濃度に換算)2.1のポリウレタ
ン樹脂溶液を得た。この樹脂のゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC)で測定した数平均分子量
(以下同様)は20,000であった。
ーとして用いて、次の処方にて印刷インキを作成した。 [白インキの作成] ポリウレタン樹脂溶液 100 部 顔料(ルチル型酸化チタン) 90 部 IPA 30 部 MEK 40 部 酢酸エチル 40 部 セラミックボール 150 部 [青インキの作成] ポリウレタン樹脂溶液 100 部 顔料(β型フタロシアニンブルー) 30 部 IPA 30 部 MEK 70 部 酢酸エチル 70 部 セラミックボール 150 部 上記の原料混合物を内容積500mlのスチ−ル缶に入
れて、ペイントコンデイショナー(レッドデビル社製)
にて1時間混練し印刷インキ[1]を得た。
ジペートジオール(1,4−ブタンジオールとネオペン
チルグリコールのモル比が50/50、数平均分子量2
500)250部、IPDI37.7部、MEK432
部とからNCO含量0.82%のNCO末端ポリウレタ
ン樹脂のMEK溶液を得た。得られたMEK溶液にIP
A260部とIPDA8.5部およびモノエタノールア
ミン0.6部とから、樹脂濃度30.0%、粘度106
0cP/25℃、全アミン価(固形分中濃度に換算)
0.7のポリウレタン樹脂溶液を得た。この樹脂の数平
均分子量は15,000であった。得られた樹脂溶液を
バインダ−として用いた以外は実施例1と同様にして印
刷インキ[2]を得た。
ジペートジオール(1,4−ブタンジオールとネオペン
チルグリコールのモル比が50/50、数平均分子量1
500)150部、IPDI28.9部、MEK268
部とからNCO含量0.56%のNCO末端ポリウレタ
ン樹脂のMEK溶液を得た。得られたMEK溶液にIP
A160部とIPDA8.5部およびモノエタノールア
ミン0.06部とから、樹脂濃度30.0%、粘度10
00cP/25℃、全アミン価(固形分中濃度に換算)
0.7のポリウレタン樹脂溶液を得た。この樹脂の数平
均分子量は19,000であった。得られた樹脂溶液を
バインダ−として用いた以外は実施例1と同様にして印
刷インキ[3]を得た。
ペートジオール(数平均分子量2000)200部、I
PDI33.3部、MEK350部とからNCO含量
0.70%のNCO末端ポリウレタン樹脂のMEK溶液
を得た。得られたMEK溶液にIPA210部とIPD
A6.5部およびモノエタノールアミン0.4部とか
ら、樹脂濃度30.0%、粘度1000cP/25℃、
全アミン価(固形分中濃度に換算)0.7のポリウレタ
ン樹脂溶液を得た。この樹脂の数平均分子量は20,0
00であった。得られた樹脂溶液をバインダ−として用
いた以外は実施例1と同様にして印刷インキ[4]を得
た。
トジオール(数平均分子量2000)200部、IPD
I33.3部、MEK350部とからNCO含量0.7
0%のNCO末端ポリウレタン樹脂のMEK溶液を得
た。得られたMEK溶液にIPA210部とIPDA
6.5部およびモノエタノールアミン0.4部とから、
樹脂濃度30.0%、粘度860cP/25℃、全アミ
ン価(固形分中濃度に換算)0.7のポリウレタン樹脂
溶液を得た。この樹脂の数平均分子量は19,000で
あった。得られた樹脂溶液をバインダ−として用いた以
外は実施例1と同様にして印刷インキ[5]を得た。
ール(数平均分子量2000)200部、IPDI3
3.3部、MEK350部とからNCO含量0.70%
のNCO末端ポリウレタン樹脂のMEK溶液を得た。得
られたMEK溶液にIPA210部とIPDA6.5部
およびモノエタノールアミン0.4部とから、樹脂濃度
30.0%、粘度1300cP/25℃、全アミン価
(固形分中濃度に換算)0.7のポリウレタン樹脂溶液
を得た。この樹脂の数平均分子量は20,000であっ
た。得られた樹脂溶液をバインダーとして用いた以外は
実施例1と同様にして印刷インキ[6]を得た。
[1]〜[6]各々を使用し、下記性能試験を行った。
その結果を表1に示す。 (1)再溶解性 ガラス板に白インキを固形分で2〜3μmの厚みになる
ようにバーコーターで塗布し、室温で10秒間放置しイ
ンキ表面を半乾きにした後、溶剤(MEK/酢酸エチル
/IPA=1/1/1)に浸漬してインキ膜の再溶解性
を観察した。 評価基準 ○:半乾きした塗膜が再溶解する ×:半乾きした塗膜が溶解せずガラス板に残る (2)版詰まり グラビア印刷試験機(TS−1型印刷機;東谷鉄工所
製)で、深度35μmのグラビア版を用いて、30m/
分のスピードでOPPフィルムに白インキを100m印
刷した後、グラビア版に付着した余分のインキを前記の
混合溶剤でかるく洗い落とした後、セルの目詰まり状態
を観察した。 (3)色移り 表面処理ポリプロピレンフィルム(OPP)に青インキ
を固形分で2〜3μmの厚みになるようにバーコーター
で塗布し、60℃で10秒乾燥後、その上に白インキを
固形分で2〜3μmの厚みになるようにバーコーターで
塗布し、下地の青インキが溶出し、白インキに混ざる様
子を観察した。 (4)セロテープ接着性 表面処理ポリプロピレンフィルム(OPP)、表面処理
ポリエステルフィルム(PET)および表面処理ナイロ
ンフィルムに白インキを固形分で2〜3μmの厚みにな
るようにバーコーターで塗布し、60℃で1分間乾燥
後、塗布面にセロテープ(ニチバン製、12mm巾)を
貼り、このセロテ−プの一端を塗面に対して、直角方向
に急速に引き剥がしたときの塗布面状態を観察した。 (5)耐ブロッキング性 セロテープ接着性試験と同じ方法で得た塗布試験片(P
ETに塗布)の塗布面と非塗布面とを重ね合わせ、温度
40℃湿度60%RHの中で1.0kgf/cm2×の荷重を
かけ、24時間後に剥がして表面の状態を観察した。 (6)ラミネート性試験 表面処理ポリエステルフィルム(PET)に白インキを
固形分で2〜3μmの厚みになるようにバーコーターで
塗布し、60℃で1分間乾燥した。塗布面にウレタン系
接着剤[ユーノフレックスJ−3(三洋化成工業社製)
を酢酸エチルで固形分濃度30%に調整した溶液]を固
形分が2〜3μmの厚みになるようにバーコーターで塗
布し、表面処理したポリプロピレンフィルム(CPP)
を重ね合わせ、40℃で1日間養生しラミネートフィル
ムとした。このものから幅15mmの試験片を採取し、
オートグラフでT剥離強度(g)を測定した。
いインキ溶剤においても、再溶解性ならびに色調再現性
に優れた印刷インキを与える。本発明のバインダーを用
いた印刷インキは、従来のポリエステル系ポリウレタン
樹脂を用いた印刷インキに比べ、トルエンを含まないイ
ンキ溶剤においても、再溶解性ならびに色調再現性に優
れており、印刷時にグラビア版のセル中に残存するイン
キが再溶解され、版の目詰まりがなく、また重ね刷りし
たときに、先のインキが溶けだして色移りすることがな
い。上記効果を奏することから本発明のバインダーは、
特に各種プラスチックフィルム(ポリエステルフィル
ム、ナイロンフィルム、ポリプロピレンフィルム、セロ
ファンフィルムなど)用特殊グラビアインキ用バインダ
ーとして好適である。また、本発明のバインダーは、各
種基材に対する接着性に優れことから、上記用途として
だけではなく、フレキソ印刷インキ用バインダー、塗料
用のバインダー、接着剤、紙等のコーテング剤としても
有用である。
と、有機ジイソシアネート(B)と、脂肪族系ジアミン
(C)とから誘導される0.2〜20の全アミン価を有
するポリウレタン樹脂からなる印刷インキ用バインダー
において、(A)の少なくとも50重量%が、炭素数2
〜6の直鎖ジオール(a1):炭素数3〜6の分岐ジオ
ール(a2)のモル比が2:8〜8:2の混合ジオール
(a)とジカルボン酸(b)とのポリエステルジオール
(A1)であることを特徴とするトルエンを含まない溶
剤系の印刷インキ用バインダー;該バインダーを主バイ
ンダーとしてなる、トルエンを含まない溶剤系のプラス
チックフィルム用印刷インキ;並びに、ポリエステルフ
ィルム、ナイロンフィルム、表面処理もしくは無処理ポ
リプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリビ
ニルアセタールフィルム、アセテートフィルム、ポリ塩
化ビニルフィルムおよびこれらのフィルムにアルミ蒸着
を施したフィルムから選ばれるプラスチックフィルム
に、該印刷インキを適用してなるプラスチックフィルム
である。
は、一液型印刷インキとして使用してもよいが、たとえ
ばポリイソシアネート系硬化剤と併用して二液型印刷イ
ンキとして使用することもできる。この場合のポリイソ
シアネート系硬化剤としては、たとえばトリメチロール
プロパン1モルと、1,6−ヘキサメチレンジイソイシ
アネート、トリレンジイソシアネートまたはイソホロン
ジイソシアネート3モルとからのアダクト体;1,6−
ヘキサメチレンジイソイシアネートまたはイソホロンジ
イソシアネートのイソシアネート基の環状三量化によっ
て合成されるイソシアヌレート基含有の三量体;水1モ
ルと1,6−ヘキサメチレンジイソイシアネート3モル
とから誘導される部分ビュレット反応物およびこれらの
2種以上の混合物が好適である。二液型印刷インキとし
て使用する場合、該ポリイソシアネート系硬化剤の添加
量は、インキに対して通常0.5〜10重量%である。
Claims (4)
- 【請求項1】 高分子ジオール(A)と、有機ジイソシ
アネート(B)と、脂肪族系ジアミン(C)とから誘導
される0.2〜20の全アミン価を有するポリウレタン
樹脂からなる印刷インキ用バインダーにおいて、(A)
の少なくとも50重量%が、炭素数2〜6の直鎖ジオー
ル(a1):炭素数3〜6の分岐ジオール(a2)のモ
ル比が2:8〜8:2の混合ジオール(a)とジカルボ
ン酸(b)とのポリエステルジオール(A1)であるこ
とを特徴とする印刷インキ用バインダー。 - 【請求項2】 (a1)が1,4−ブチレングリコール
であり、(a2)がネオペンチルグリコールである請求
項1記載の印刷インキ用バインダー。 - 【請求項3】 (A1)の数平均分子量が700〜4,
000である請求項1〜3いずれか記載の印刷インキ用
バインダー。 - 【請求項4】 請求項1〜4いずれか記載のバインダー
を主バインダーとしてなるプラスチックフィルム用印刷
インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10038798A JP2976291B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 印刷インキ用バインダ−および印刷インキ |
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JPH11279472A true JPH11279472A (ja) | 1999-10-12 |
JP2976291B2 JP2976291B2 (ja) | 1999-11-10 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2012012596A (ja) * | 2010-06-04 | 2012-01-19 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 印刷インキ組成物 |
JP2014005318A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Dic Graphics Corp | リキッドインキ |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10038798A patent/JP2976291B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4672335B2 (ja) * | 2004-11-09 | 2011-04-20 | 大日精化工業株式会社 | ポリプロピレンフィルム用グラビアインキ |
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