JPH11278864A - 磁気ディスク基板用結晶化ガラス、磁気ディスク基板および磁気ディスク - Google Patents

磁気ディスク基板用結晶化ガラス、磁気ディスク基板および磁気ディスク

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JPH11278864A
JPH11278864A JP9985398A JP9985398A JPH11278864A JP H11278864 A JPH11278864 A JP H11278864A JP 9985398 A JP9985398 A JP 9985398A JP 9985398 A JP9985398 A JP 9985398A JP H11278864 A JPH11278864 A JP H11278864A
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phase
crystallized glass
disk substrate
weight
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JP9985398A
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Masahiro Abe
真博 阿部
Takahiro Takahashi
貴博 高橋
Tetsuo Miwa
哲雄 美和
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NGK Insulators Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/0036Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
    • C03C10/0045Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents

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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスク基板用結晶化ガラスのヤング率を
高くし、磁気ディスク基板を精密研磨加工した後の中心
線平均表面粗さRaを顕著に小さくする。 【解決手段】前記結晶化ガラスの主結晶相がエンスタタ
イト相であり、副結晶相がマグネシウムアルミニウムチ
タネート相であり、X線回折法で求めたエンスタタイト
相のピーク強度I(MS)を100としたときのマグネ
シウムアルミニウムチタネート相のピーク強度I(MA
T)が35以上(特に好ましくは40以上)、70以下
(特に好ましくは65以下)であり、ヤング率が120
〜155GPaである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク基板
用結晶化ガラス、これを使用した磁気ディスク基板およ
び磁気ディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、結晶化ガラス製の磁気ディスク基
板が検討されている。結晶化ガラスにおいては、含有さ
れるアルカリ金属イオンのほとんどが結晶相中に存在し
ており、ガラスマトリックス中には微量しか存在しない
ために、アルカリ金属成分が溶出して磁性膜を腐食する
という問題は生じない。
【0003】マルチメディア化の進展に伴い、特に画像
情報などの大容量の情報を、一層小型の磁気ディスク内
に記録したいとの要望が強くなり、磁気ディスクにおけ
る記録密度の一層の向上が求められるようになってき
た。この結果、特に磁気ディスクのリードライトゾーン
においては、中心線平均表面粗さ(Ra)を、10オン
グストローム以下の領域まで低下させることが求められ
ている。
【0004】しかし、結晶化ガラスの場合には、結晶相
と非晶質相との硬度が相違している。このため、ポリッ
シング加工後においても、結晶相と非晶質相との間で不
可避的に微小な凹凸が発生してしまう。この結果、加工
面の中心線平均表面粗さを10オングストローム以下に
抑えることは困難であった。
【0005】特開平9−208260号公報において
は、特定組成の特定のLi2 O−Al2 3 −SiO2
系の結晶化ガラスからなる磁気ディスク基板を使用し、
これを精密研磨することによって、中心線平均表面粗さ
Raが2−10オングストロームの基板を得ようと試み
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近は、磁気
ディスク基板のRaが8オングストローム以下、更には
6オングストローム以下の水準のものが求められてい
る。
【0007】また、磁気ディスクの読み書き速度を向上
を図るために、現在は7200rpmである回転数を、
10000−14000rpmに上昇させることが求め
られている。しかし、磁気ディスクが高速で回転すると
きには、いわゆるフラッタリング(面ぶれ)と呼ばれる
現象が生ずる。回転速度が大きくなると、フラッタリン
グの大きさは著しく増大する。
【0008】磁気ディスクのような円盤を高速で回転さ
せたときの、フラッタリングについての理論式は、各種
あり、確立していない。しかし、一例では、フラッタリ
ングの大きさは、回転数の二乗に比例し、円盤を構成す
る材料のヤング率Eに反比例するとされているので、E
を大きくすることが必要である。また、高速回転時のモ
ーターの発熱量を考えると、円盤の材料の比重ρが小さ
い材料が好ましいと言われている。このため、今後、磁
気ディスクの回転数が高速化すると、これに対応するた
めには、E/ρが大きい材料が必要不可欠である。
【0009】各材料のE/ρの代表値を示すと、アルミ
ニウムは27であり、化学強化ガラスは34であるのに
対して、Li2 O−SiO2 −Al2 3 系結晶化ガラ
スは37であり、この系の結晶化ガラスが有利であるこ
とが分かる。しかし、今後の回転速度の高速化に対応す
るために、ヤング率の一層大きな磁気ディスク基板用結
晶化ガラスが要望される。
【0010】本発明の課題は、磁気ディスク基板用結晶
化ガラスのヤング率を高くし、磁気ディスク基板を精密
研磨加工した後の中心線平均表面粗さRaを顕著に小さ
くできるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
基板用結晶化ガラスであって、このガラスの主結晶相が
エンスタタイト相であり、副結晶相がマグネシウムアル
ミニウムチタネート相(MAT相と呼ぶことがある)で
あり、X線回折法で求めたエンスタタイト相のピーク強
度I(MS)を100としたときのマグネシウムアルミ
ニウムチタネート相のピーク強度I(MAT)が35以
上、70以下であり、ヤング率が120〜155GPa
(特に好ましくは125〜150GPa)であることを
特徴とする。
【0012】また、本発明は、前記のガラスからなる磁
気ディスク基板であることを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る磁気ディスクは、前記
の磁気ディスク基板、その上に形成されている下地膜、
およびこの下地膜上の金属磁性層を備えていることを特
徴とする。
【0014】結晶化ガラスの結晶化率は、70%以上と
することが好ましい。なお、結晶相中で、エンスタタイ
ト相が主結晶相であるとは、X線回折法において、エン
ススタイト相のピーク強度が最も大きいことをいう。
【0015】本発明者は、各種の材質を検討していた
が、その過程で、SiO2−Al2 3 −MgO−Ti
2 系結晶化ガラスであって、主結晶相がエンスタタイ
ト相からなるものにおいて、副結晶相としてマグネシウ
ムアルミニウムチタネート相が特定比率で析出している
ものを作製することに成功した。このような結晶系を有
する結晶化ガラスは、従来知られていない。
【0016】具体的には、X線回折法で求めたエンスタ
タイト相のピーク強度I(MS)を100としたときの
マグネシウムアルミニウムチタネート相のピーク強度I
(MAT)を、35以上、70以下とする必要がある。
これによって、結晶化ガラス中の結晶が微細化し、精密
研磨加工後に、Raが例えば1−6オングストロームの
平滑面が得られる上、ヤング率Eも高くなり、120G
Pa以上のものが得られる。
【0017】I(MAT)を35以上(特に好ましくは
40以上)とすることによって、結晶の粒径を一層小さ
くし、精密研磨加工後のRaを一層小さくすることがで
きる。I(MAT)を70以下(特に好ましくは65以
下)とすることによって、結晶化ガラスのヤング率が更
に大きくなる。
【0018】X線回折法により、本発明の結晶化ガラス
の結晶相を同定すると、エンスタタイト相およびMAT
相の他には、(Mg,Al)SiO3 (MAS1)、Z
nAl2 4 (ガーナイト)が見られることがあった。
(Mg,Al)SiO3 (MAS1)、ZnAl2 4
(ガーナイト)の各結晶相のピーク強度は、I(MS)
を100としたときに、70以下であることが好まし
い。
【0019】なお、Mg2 Al4 Si5 18(コージェ
ライト相、インド石)、TiO2 (ルチル相)、MgO
Al2 3 SiO2 (MAS2)が存在すると、精密研
磨後の表面粗さが劣化する傾向がある。従って、エンス
タタイト相、MAT相、(Mg,Al)SiO3 (MA
S1)、ZnAl2 4 (ガーナイト)以外の各結晶相
のピーク強度は、I(MS)を100としたときに、2
0以下であることが好ましい。
【0020】I(MS)は、エンスタタイト相(化学式
MgO・SiO2 :JCPDS No.19−0768:
回折角度2θ=31.1°)のピークの回折強度から得
られる。I(MAT)は、回折角度2θ=25.9°の
ピークの回折強度から得られる。本発明においては、マ
グネシウムアルミニウムチタネート相とは、MgAl2
TiO3 11、Mg2 Al6 Ti7 25の各結晶相の総
称である。これらの各結晶相のJCPDSカード番号
は、表1に示す。これら各結晶相の回折角度2θは、2
5.9度または26.1度になり、X線回折グラフ上で
は区別できない。
【0021】なお、特許第2648673号公報では、
エンスタタイトを主結晶相とする高耐火性結晶化ガラス
が開示されている。しかし、ここで開示されている溶解
条件は、1650℃で16時間と高温であるので、ルツ
ボの内壁に白金を用いる、一般的な光学ガラスの溶解方
法が使用できない。この結果、結晶化ガラス中の脈理が
消えず、磁気ディスク基板を研磨した後に、盛り上がっ
た表面欠陥(凸)を作りやすい。このガラスの主結晶相
は、エンスタタイト相であるが、その他の結晶相は、β
−リチア輝石固溶体、Ba大隅石、重土長石、灰長石、
クリストバライト、ストロンチウム長石である。
【0022】特開平7−53238号公報では、溶解温
度が1550〜1600℃の、エンスタタイト相を主結
晶相とする透明な結晶化ガラスが開示されている。この
特許に開示されている結晶化ガラスは、特許第2648
673号公報と同じく、溶解温度が高いため、脈理のな
い結晶化ガラスが得られず、この結果、磁気ディスク基
板を研磨した後に、盛り上がった表面欠陥(凸)を作り
やすい。また、主結晶相はエンスタタイト相であるが、
その他には微量のジルコニア結晶相が存在している。
【0023】また、特開昭64−52632号公報で
は、1400〜1500℃で溶解可能な、エンスタタイ
ト相を析出する結晶化ガラスが開示されている。しか
し、この結晶化ガラスでは、エンスタタイト相とともに
ルチル相の存在が開示されている。ルチル相が存在する
と、精密研磨後の表面粗さが悪くなるので、前述の理由
から、磁気ディスク基板用途には明らかに適していな
い。本発明者が、独自の研究の結果、発見したところに
よると、SiO2 −Al2 3 −MgO−TiO2 系結
晶化ガラスに、MgO以外のアルカリ土類を含有する
と、エンスタタイト相に加えてルチル相が析出しやすく
なることが分かっている。特開昭64−52632号公
報では、CaOを必須成分として含有しているために、
ルチル相が析出していると考えられる。その他は結晶相
はガーナイト相である。
【0024】特開平4−21543号公報では、140
0℃〜1500℃で溶解可能な、熱膨張係数が127×
10-7/k以上の結晶化ガラスが開示されている。この
結晶相の中には、エンスタタイト相、MAT相の存在が
言及されている。しかし、この特許文献では、エンスタ
タイト相は主結晶相ではなく、SiO2 相が主結晶相で
あるために、微細な結晶を得ることができず、精密研磨
後の表面粗さが大きくなる。
【0025】R. C. de VeKey およびA. J. Majumdarの
「Glass Technology」Vol. 15, No.3, 1974年6月
号では、CaO−Al2 3 −MgO−SiO2−Ti
2 系の組成で、組成と結晶化ガラスの材料特性との評
価を行っている。しかし、これらの例はすべてCaOを
含むために、TiO2 相が析出している。ルチル相は、
精密研磨体の表面粗さを劣化させるため、好ましくな
い。
【0026】本発明の前記結晶化ガラスは、例えば以下
の方法によって製造できる。即ち、基本組成がSi
2 :44〜52重量%、MgO:16〜25重量%、
Al2 3 :13〜20重量%、TiO2 :10〜15
重量%、ZnO:1〜8重量%、ZrO2 :0〜5重量
%、Li2 O:0〜3重量%、B2 2 :0〜3重量
%、P2 5 :0〜5重量%およびSb2 3 :0〜2
重量%の親ガラスを準備する。
【0027】この親ガラスを925℃〜1075℃で、
好ましくは2〜6時間結晶化すると、エンスタタイト相
を主結晶相とする結晶化ガラスが得られる。結晶化済み
のガラスをHFでエッチングした後、走査型顕微鏡で観
察すると、エンスタタイトの結晶は、0.01から0.
1μmの大きさで存在していることを発見した。
【0028】特に、一般的に結晶化ガラスで実行されて
いる、ガラス転移温度Tg+20〜Tg+50℃の温度
で核形成した後に結晶化させるのではなく、ガラス転移
温度Tg−30〜Tg±0℃の範囲で核形成した後に結
晶化することによって、結晶粒径は0.01μmから
0.08μmまでに顕著に減少する。
【0029】この結晶化済みの結晶化ガラスを精密研磨
すると、Raが8オングストローム以下、特には1〜6
オングストロームの平滑面を有する精密研磨体が得られ
る。これは、結晶粒径が微細であること、結晶化度が大
きいこと、結晶の間を埋めるガラスの層が薄いことによ
るものと考えられる。
【0030】Mg2 Al4 Si5 18(コージェライト
相、インド石)は、結晶化温度が1100℃以上になる
と、認められるようになる。また、MgOAl23
iO2 (MAS2)は、結晶化温度が900℃以下にな
ると、認められるようになる。従って、結晶化温度は、
925〜1075℃が特に好ましい。
【0031】TIO2 (ルチル相)は、親ガラスにC
a,Sr、Baを含有させると、析出するようになる。
特に、Caはその効果が顕著である。従って、Mg以外
のアルカリ土類金属を含有させないことが特に好まし
い。
【0032】以下に、各結晶相の化学式、名称、JCP
DSカード番号、略称を示す。
【0033】
【表1】
【0034】親ガラス中の各成分の比率について述べ
る。SiO2 の量は、44重量%以上とし、46重量%
以上とすることが特に好ましい。これによって、結晶化
後の粒子が微細化する。また、SiO2 を52重量%以
下(特に好ましくは50重量%以下)とすることによっ
て、親ガラスの溶解温度を低減でき、親ガラスの失透も
起こりにくい。
【0035】MgOの量を16重量%以上(特に好まし
くは18重量%以上)とすることによって、エンスタタ
イト相が得られ、親ガラスの溶解温度を低減できる。M
gOの量を25重量%以下(特に好ましくは22重量%
以下)とすることによって、ガラスの溶解温度を低減で
き、親ガラスの失透を防止できる。
【0036】Al2 3 の量を13重量%以上(特に好
ましくは16重量%以上)とすることによって、ガラス
の溶解温度を低減できる。Al2 3 の量を20重量%
以下(特に好ましくは19重量%以下)とすることによ
って、エンスタタイト相が得られ、親ガラスの溶解温度
を低減できる。
【0037】TiO2 の量を10重量%以上(特に好ま
しくは11重量%以上)とすることによって、結晶後の
粒子が微細化し易くなる。TiO2 の量を15重量%以
下(特に好ましくは13重量%以下)とすることによっ
て、親ガラスの失透を防止できる。
【0038】ZnOの量を1重量%上(特に好ましくは
2重量%以上)とすることによって、親ガラスの溶解温
度が高くなる。ZnOの量を8重量%以下(特に好まし
くは5重量%以下)とすることによって、親ガラスの失
透を防止でき、ビッカース硬度を高くできる。
【0039】次に親ガラス中の任意成分について述べ
る。ZrO2 を添加することによって、ガラスの粘度を
調整できる。ZrO2 の量は、5重量%以下とし、4重
量%以下とすることが特に好ましい。これによって親ガ
ラスの粘度が過度に増大するのを防止できる。ZrO2
を添加する場合には、その量を0.5重量%以上とする
ことが好ましい。
【0040】Li2 Oを添加することによって、親ガラ
スの溶解性が向上する。Li2 Oの量を3重量%以下
(特に好ましくは2重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。Li2 Oを添加する
場合には、その量を0.1重量%以上とすることが好ま
しい。
【0041】B2 3 を添加することによって、親ガラ
スの溶解性が向上する。B2 3 の量を3重量%以下
(特に好ましくは2重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。B2 3 を添加する
場合には、その量を0.5重量%以上とすることが好ま
しい。
【0042】P2 5 を添加することによって、親ガラ
スの溶解性が向上する。P2 5 の量を5重量%以下
(特に好ましくは3重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。P2 5 を添加する
場合には、その量を0.5重量%以上とすることが好ま
しい。
【0043】Sb2 3 はガラスの脱泡剤として作用す
る。Sb2 3 の量は、2重量%以下(特に好ましくは
0.2−1.5重量%)で十分な効果がある。
【0044】親ガラスを製造する際には、上記の各金属
原子を含有する各原料を、上記の重量比率に該当するよ
うに混合し、この混合物を溶融させる。この原料として
は、各金属原子の酸化物、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、水
酸化物を例示することができる。また、親ガラスを熱処
理して結晶化させる際の雰囲気としては、大気雰囲気、
還元雰囲気、水蒸気雰囲気、加圧雰囲気等を選択するこ
とができる。
【0045】上記の結晶化ガラスからなる素材を、砥粒
によって精密研磨加工する工程では、いわゆるラッピン
グ、ポリッシング等、公知の精密研磨加工方法によって
研磨し、磁気ディスク基板を作製できる。また、本発明
の磁気ディスク基板の主面上には、下地処理層、磁性
膜、保護膜等を形成することができ、更に保護膜上に潤
滑剤を塗布することができる。
【0046】
【実施例】(親ガラスの作成)表2、表3、表4に示
す、各種金属酸化物の重量比になるように、各金属を含
む化合物を混合した。この混合物250gを、容積20
0ccの白金製ルツボに入れ、1430℃で6時間熱処
理し、溶融させた。炉の温度を1300℃に低下させ、
1300℃で1時間保持した後、カーボン製の型にガラ
スの溶融物を流しだし、成形した。これを700℃で1
時間アニールした後、徐冷して、親ガラスの円盤状成形
体を得た。
【0047】この親ガラスの成形体から、寸法15mm
×15mm×厚さ0.85mm、寸法22mm×22m
m×厚さ0.85mm、寸法5mm×30mm×厚さ
0.85mm、寸法10mm×45mm×厚さ1.2m
mの、各板状試料を切り出した。なお、厚さ0.85
(mm)の板状試料、および厚さ1.2(mm)板状試
料の各両面は、#400の砥石で仕上げ加工した。
【0048】(ガラス転移温度の測定)寸法5mm×3
0mm×厚さ0.85mmの板状試料から、長さ20m
mの試験試料を切り出した。熱膨張率測定装置(マック
スサイエンス製「TD5030」)で、試験試料の熱膨
張率を、室温−900℃の範囲で測定した。なお、この
熱膨張測定装置は、ガラスが屈伏した時点で、測定が自
動停止する機能を備えている。温度に対して、ガラスの
熱膨張曲線が偏曲する温度を、ガラス転移温度(Tg)
とした。この値を表2−表4に示す。
【0049】(結晶化ガラスの製造)各板状試料を、窒
素雰囲気中で、厚さ5mmのカーボン板に挟んだ状態で
結晶化させた。結晶化のスケジュールは、720℃の核
形成温度まで、300℃/時間で昇温し、720℃で2
時間保持し、720℃から1000℃まで300℃/時
間で昇温し、1015℃で4時間保持し、1015℃か
ら室温まで200℃/時間で降温した。
【0050】(結晶相の同定、各結晶相の構成比率の計
算)銅のKα線を用い、X線回折装置(理学電機製「ガ
イガ−フレックス」:管電圧30kV、管電流20m
A)を使用して、結晶化の終わった寸法15mm×15
mmの板状試験試料の表面の結晶相を同定した。その
際、走査角度は、2θ=2θ=15〜40°で行った。
検出された各結晶相を、表2−表4に示す。
【0051】この結果、本発明例1−1から1−12、
本発明外の比較例の実験番号1−1から1−3において
は、いずれも、主結晶としてエンスタタイト相(化学式
MgO・SiO2 :JCPDS No.19−076
8:回折角度2θ=31.1°)が析出しており、副結
晶としてMAT相(2θ=25.9°)が析出してい
た。I(MS)を100としたときのMAT相のピーク
強度I(MAT)を、各表に示す。
【0052】また、MAS1、ガーナイト相(Ga)、
更にはその他の結晶相について、そのピーク強度を示
す。MAS1は回折角度2θ=36.0°であり、ガー
ナイト相は回折角度2θ=36.8°である。その他の
結晶相も、表1のJCPDSカードに従って測定した。
【0053】(熱膨張係数の測定)結晶化の終わった、
寸法5mm×30mmの試料を切断して、長さ20mm
の測定試料を作成した。熱膨張率測定装置(マックサイ
エンス製「TD5000S」)で、試験試料の熱膨張率
を、−75℃〜110℃の範囲で測定した。25℃を基
準にして100℃までの熱膨張係数を計算した。この値
を表2−表4に示す。
【0054】(精密研磨加工後の平滑面におけるRaの
測定)結晶相の同定の終わった寸法15mm×15mm
の板状試料を、#700の研削砥石を使って、試料の厚
みが0.645mmになるまで精密研削加工した。次い
で、両面ポリッシュ盤を使って、粒径0.3μmの高純
度酸化ジルコニウム砥粒を使って、試料の厚さが0.6
35mmになるまでポリッシュ加工した。更に、粒径5
0オングストロームのコロイダルシリカ砥粒を使って、
2段階目のポリッシュ加工を行い、厚さ0.635mm
の精密研磨体を得た。
【0055】シリコン製のカンチレバー(共振周波数3
00kHz)を用いた、原子間力顕微鏡(PSI製「M
5」)のタッピングモードで、精密研磨体の表面の中心
線平均表面粗さ(Ra)を測定した。この値を表2−表
4に示す。
【0056】(微構造観察)各精密研磨体を、5%フッ
酸水溶液で10分間エッチングした後、走査型電子顕微
鏡で、結晶の大きさを観察した。観察された結晶粒径
を、表2−表4に示す。
【0057】(ヤング率測定)結晶化の終わった、寸法
10mm×45mmの板状試料を、寸法15mm×15
mmの板状試料と同じ手順で、精密研磨した。その後、
寸法4mm×40mmの測定試料を切り出し、この試料
に歪みゲージを貼った上で、下スパン30mm、上スパ
ン10mm、クロスヘッドスピード0.5mm/min
の条件で4点曲げ試験を行い、荷重と変位の関係からヤ
ング率を計算した。 (比重測定)結晶化の終わった、寸法10mm×45m
mの板状試料の水中重量および乾燥重量から、比重を計
算した。
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】図1に、本発明例1−6のX線回折チャー
トを示し、図2に本発明内の実験番号1−12のX線回
折チャートを示し、図3に比較例1−2のX線回折チャ
ートを示す。他の実験においても、これらと同様のX線
回折チャートを得ている。
【0062】本発明例1−1から1−12と、比較例1
−2、1−3では、ヤング率はいずれの例でも125G
Paを超えている。これは、エンスタタイトを主結晶と
している効果であると思われる。
【0063】また、比較例1−2では、I(MAT)は
32であり、結晶粒径が0.3μm程度であり、精密研
磨後の表面粗さは20オングストロームであった。これ
よりもTiO2 の量が増え、MAT相のピーク強度が大
きくなると、結晶が微細化する。MAT相のピーク強度
が45である本発明例1−1では、精密研磨後の表面粗
さは、4オングストロームまで顕著に減少した。
【0064】実施例1−1から1−8においては、I
(MAT)は44〜65であり、0.02〜0.08μ
mの粒子径が得られ、精密研磨後の表面粗さは、6オン
グストローム以下になる。
【0065】図4に、本発明例1−6の試料のセラミッ
クス組織を示す。微細な粒子が観察される。
【0066】実施例1−9〜1−12においては、Li
2 O,B2 3 ,P2 5 またはZrO2 を含有させて
いる。これらの例においても、いずれも、MAT相のピ
ーク強度が35〜70である結晶化ガラスが得られた。
MAT相のピーク強度は、45−65が一層好ましい。
【0067】比較例1−1では、I(MAT)が85で
あるが、ヤング率が115GPaに顕著に減少した。
【0068】比較例1−3では、CaOを含有させてい
るために、I(MAT)が15と小さく、結晶が粗大で
あり、精密研磨後の表面粗さが10オングストロームで
あった。図5に、比較例1−3の試料のセラミックス組
織の写真を示す。粗大な粒子が観察できる。
【0069】(ビッカース硬度の測定)精密研磨後の試
料について、マイクロビッカース硬度計を使用して、押
し込み圧1kgfでビッカース硬度を測定した。この結
果、本発明例1−6では920であり、本発明例1−7
では960であり、比較例1−1では770であった。
【0070】(比重の測定)本発明例1−4では、比重
は3.1g/ccであった。ヤング率Eを比重ρで割っ
た値E/ρは、44であった。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、磁
気ディスク基板用結晶化ガラスのヤング率を高くし、磁
気ディスク基板を精密研磨加工した後の中心線平均表面
粗さRaを顕著に小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明例1−6のX線回折チャートを示す。
【図2】本発明例1−12のX線回折チャートを示す。
【図3】比較例1−2のX線回折チャートを示す。
【図4】本発明例1−6の試料のセラミックス組織を示
す走査型電子顕微鏡である。
【図5】比較例1−3の試料のセラミックス組織の写真
を示す走査型電子顕微鏡である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク基板用結晶化ガラスであっ
    て、この磁気ディスク基板用結晶化ガラスの主結晶相が
    エンスタタイト相であり、副結晶相がマグネシウムアル
    ミニウムチタネート相であり、X線回折法で求めたエン
    スタタイト相のピーク強度I(MS)を100としたと
    きのマグネシウムアルミニウムチタネート相のピーク強
    度I(MAT)が35以上、70以下であり、ヤング率
    が120〜155GPaであることを特徴とする、磁気
    ディスク基板用結晶化ガラス。
  2. 【請求項2】X線回折法で求めたエンスタタイト相のピ
    ーク強度I(MS)を100としたときのマグネシウム
    アルミニウムチタネート相のピーク強度I(MAT)が
    40以上、65以下であることを特徴とする、請求項1
    記載の磁気ディスク基板用結晶化ガラス。
  3. 【請求項3】前記結晶化ガラスの結晶粒子の粒径が0.
    01μm−0.1μmであることを特徴とする、請求項
    1または2記載の磁気ディスク基板用結晶化ガラス。
  4. 【請求項4】精密研磨加工後の中心線平均表面粗さRa
    が1〜6オングストロームであることを特徴とする、請
    求項1−3のいずれか一つの請求項に記載の磁気ディス
    ク基板用結晶化ガラス。
  5. 【請求項5】前記磁気ディスク基板用結晶化ガラスの基
    本組成がSiO2 :44〜52重量%、MgO:16〜
    25重量%、Al2 3 :13〜20重量%、Ti
    2 :10〜15重量%、ZnO:1〜 8重量%、Z
    rO2 :0〜5重量%、Li2 O:0〜3重量%、B2
    2 :0〜3重量%、P2 5 :0〜5重量%およびS
    2 3 :0〜2重量%であることを特徴とする、請求
    項1−4のいずれか一つの請求項に記載の磁気ディスク
    基板用結晶化ガラス。
  6. 【請求項6】前記磁気ディスク基板用結晶化ガラスの前
    記基本組成が、SiO2:46〜50重量%、MgO:
    18〜22重量%、Al2 3 :16〜19重量%、T
    iO2 :11〜13重量%、ZnO:2〜5%、ZrO
    2 :0〜4重量%、Li2 O:0〜2%、B2 2 :0
    〜2重量%、P2 5 :0〜3重量%、Sb2 3
    0.2〜1.5重量%であることを特徴とする、請求項
    5記載の磁気ディスク基板用結晶化ガラス。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか一つの請求項に記
    載の磁気ディスク基板用結晶化ガラスからなることを特
    徴とする、磁気ディスク基板。
  8. 【請求項8】請求項7記載の磁気ディスク基板、前記磁
    気ディスク基板上に形成されている下地膜、およびこの
    下地膜上の金属磁性層を備えていることを特徴とする、
    磁気ディスク。
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