JPH11278708A - ベルト駆動装置およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

ベルト駆動装置およびこれを用いた画像形成装置

Info

Publication number
JPH11278708A
JPH11278708A JP10075792A JP7579298A JPH11278708A JP H11278708 A JPH11278708 A JP H11278708A JP 10075792 A JP10075792 A JP 10075792A JP 7579298 A JP7579298 A JP 7579298A JP H11278708 A JPH11278708 A JP H11278708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
outer diameter
meandering
roller
driving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10075792A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Nakane
英治 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10075792A priority Critical patent/JPH11278708A/ja
Publication of JPH11278708A publication Critical patent/JPH11278708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製フィルム材料のベルトにも適用でき、
しかも装置の大型化を防止したベルト駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 シート搬送ベルト56前端部が基準位置
より手前側にある場合、シート搬送ベルト56の蛇行を
検出するベルト蛇行検出センサ59の検出出力に基づい
て、CPUは、ヒータ駆動回路を駆動し、ROMに格納
された給電データに基づいてスイッチ回路だけを所定の
時間オンし、前端部ヒータ583に電力を供給する。こ
れにより、ローラ本体582A前端部の外径が大きくな
り、シート搬送ベルト56に対して蛇行と逆方向に力F
xが作用し、シート搬送ベルト56の蛇行が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のローラで張
架された記録シート搬送ベルトや、中間転写ベルト、感
光体ベルトなどの無端状のベルトを周回駆動するベルト
駆動装置およびこれを使用した複写機などの画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複写機においては、駆動ローラ
および従動ローラ間に張架され、周回駆動される無端状
のベルト上に複写紙やOHPシートなどの記録シートを
載置し、所定のシステムスピードで回動される感光体ド
ラムの周面に形成されたトナー画像を当該記録シートに
静電転写方式で直接転写したり、トナー画像をベルトに
一旦転写した後、ベルトから記録シートにトナー画像を
静電転写方式で再転写するようなことが行われている。
このような複写機において、感光体ドラムに形成された
トナー像を忠実に記録シート上に転写するためには、ベ
ルトを上記システムスピードで蛇行することなく周回駆
動する必要がある。
【0003】しかしながら、上記ベルトが弾性係数の比
較的小さい材料で形成されていると、駆動ローラの駆動
モータや感光体ドラムの駆動モータの回転速度制御の精
度を向上させるように努めても、ベルト周回駆動時にベ
ルトが記録シート搬送方向(副走査方向)に周期的に伸
縮振動してしまい、ベルトの走行速度にムラが生じるこ
とになる。このようにベルトの走行速度にムラが生じる
と、トナー像を転写する際にシート搬送方向(副走査方
向)の走査ラインのピッチむらが生じ、トナー像を複写
紙に忠実に転写できなくなり、再現画像が劣化してしま
う。また、ベルトが蛇行した場合にも、トナー像を転写
する際に記録シートに対する走査ラインの転写位置がベ
ルトの幅方向(主走査方向)にずれてしまうことにな
り、トナー像を複写紙に忠実に転写できなくなり、再現
画像が劣化してしまう。特に、ベルト上に複数の感光体
ドラムを列設し、各感光体ドラムに形成された各色のト
ナー像を重ね合わせてカラー画像を形成するタンデム型
の複写機にあっては、ベルトに走行速度ムラや蛇行が生
じると、重ね合わせた再現画像に色ずれが発生し、画質
の劣化が顕著となる。
【0004】そこで、近年では、弾性係数が比較的大き
いPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂製
フィルム材料でベルトを形成し、ベルト走行速度のムラ
をなくす一方、従来のベルト駆動装置においては、図6
(a)に示すように上記駆動ローラや従動ローラのロー
ラ両端部にテーパー部を形成したり、図6(b)に示す
ようにローラの中央部が中高のクラウン形状に形成する
といったローラ形状に工夫を凝らして、ベルト両側から
その幅方向に張力が作用させて、ベルトの蛇行を防止し
たり、あるいは不図示のベルト蛇行検出器や、ローラ軸
変位機構、変位機構制御装置を設け、ベルト蛇行検出器
でベルト蛇行量を検知して、当該蛇行量に見合った分、
変位機構制御装置がローラ軸変位機構を動作させてロー
ラ軸を図6(c)に示すように変位させることで、ベル
ト蛇行を防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
(a)、図6(b)に示すようなローラ形状に工夫を凝
らした従来のベルト駆動装置にあっては、樹脂製フィル
ム材料のベルトがローラ形状に起因する応力集中を恒常
的に受けて変形してしまい、ベルト変形による不具合が
発生する。すなわち、図6(a)に示すベルト駆動装置
の場合には、テーパー部と平坦部との境界においてベル
トに応力が集中するため、当該境界においてベルトが変
形して亀裂を生じ、ベルトの寿命が短くなるという不具
合がある。また、図6(b)に示すベルト駆動装置の場
合には、ベルトがクラウン形状に沿わずに、しわになっ
たり、ベルト回転そのものも不安定になるという不具合
がある。
【0006】また、図6(c)に示すベルト駆動装置の
場合には、ローラ軸を変位させるための複雑なローラ軸
変位機構が必要で、このローラ軸変位機構をローラ外部
に設置せざるを得ず、装置が大型化してしまうという問
題がある。
【0007】このような問題は、ベルトがシート搬送ベ
ルトである上記した場合に限られず、トナー画像を中間
転写した後、記録シートにトナー画像を再転写する場合
における中間ベルトや、感光体ベルトであるときにも、
同様に生じる。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、樹脂製フィルム材料のベルトにも適用で
き、しかも装置の大型化を防止したベルト駆動装置およ
びこれを使用した画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るベルト駆動装置は、複数のローラで張
架された無端状のベルトを周回駆動するベルト駆動装置
であって、前記ベルトの蛇行を検出する蛇行検出手段
と、前記蛇行検出手段の検出結果に基づいて、ベルトに
対する幅方向への力が蛇行方向と逆方向に作用するよう
に前記複数の中の少なくとも一つのローラの外径を長手
方向に変化させる外径変化手段と、を備えることを特徴
とする。
【0010】また、本発明に係るベルト駆動装置は、前
記外径変化手段が、ローラ端部の少なくとも一方付近に
おいて外径を変化させる構成であることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るベルト駆動装置は、前
記外径変化手段が、熱により外径を変化させる構成であ
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明に係るベルト駆動装置は、前
記外径変化手段が、熱膨張材料で形成されるローラ本体
と、前記ローラ本体内部に配設され、ローラ本体の長手
方向所定の部位を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に
対する通電を制御する通電制御手段と、を備えることを
特徴とする。
【0013】また、本発明に係るベルト駆動装置は、前
記外径変化手段が、磁力により外径を変化させる構成で
あることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係るベルト駆動装置は、前
記外径変化手段が、磁性体を有する弾性材料で形成され
るローラ本体と、前記ローラ本体の長手方向所定の部位
に対して、軸心から半径方向への磁界を発生する電磁石
と、前記電磁石に対する通電を制御する通電制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明に係る画像形成装置は、無
端状の感光体ベルト、中間転写ベルトまたは記録シート
搬送ベルトを有する画像形成装置であって、これらのベ
ルトのうち少なくとも一つのベルトを上記ベルト駆動装
置により駆動することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、単色のデジタル複写機(以下、単に
「複写機」という。)に適用した例について説明する。
【0017】(実施の形態1) (複写機全体の構成)図1は、複写機1の全体の構成を
示す図である。この複写機1は、原稿画像を読み取るイ
メージリーダ部10と、読み取った画像を記録シートや
OHPシートなどの記録シートP上にプリントして再現
するプリンタ部20とから構成される。
【0018】イメージリーダ部10は、プラテンガラス
に載置された原稿画像をスキャンし、これを電気信号に
変換して画像データを得る周知のものである。イメージ
リーダ部10で得られた画像データは、制御部70にお
いてA/D変換されてデジタル信号となり、さらにシェ
ーディング補正や濃度変換、エッジ強調など必要な処理
を加えられた後、レーザダイオードの駆動信号として出
力される。
【0019】プリンタ部20は、電子写真方式により記
録シートP上に画像を形成するものであって、露光走査
部30と、画像形成部40と、給紙部50と、シート搬
送部(ベルト駆動装置)55などからなる。
【0020】露光走査部30は、レーザダイオード3
1、ポリゴンミラー32、走査レンズ33などを備え
る。レーザダイオード31は、上記制御部70からの駆
動信号を受けて光変調されたレーザ光を発光する。この
光変調されたレーザ光は、定速で回転駆動されるポリゴ
ンミラー32のミラー面で反射して偏向され、走査レン
ズ33を通過して、画像形成部40の感光体ドラム41
表面を露光走査する。
【0021】画像形成部40は、感光体ドラム41を中
心として、その周囲に配設されるクリーナ42や、イレ
ーサランプ43、帯電チャージャ44、現像器45など
から構成されており、感光体ドラム41は、不図示の駆
動モータにより予め定められた所定のシステムスピード
で矢印a方向に回転駆動されるようになっている。
【0022】ベルト駆動装置55は、給紙部50から1
枚ずつ給紙される記録シートSを上記各感光体ドラム4
1直下の転写位置、定着装置70へと順次搬送するもの
であって、感光体ドラム41の下端において周接される
無端状のシート搬送ベルト56と、当該シート搬送ベル
ト56を張架し、感光体ドラム41に同期して矢印b方
向に上記システムスピードで周回駆動する一対の駆動ロ
ーラ57および従動ローラ58Aと、従動ローラ58A
の記録シート搬送方向下流側でシート搬送ベルト56の
手前側前端部付近に配設され、シート搬送ベルト56の
蛇行量を光学的に検出するベルト蛇行検出センサ59な
どからなる。
【0023】シート搬送ベルト56は、PETなどの樹
脂製フィルム材料で形成されている。駆動ローラ57の
回動軸は、軸受を介して不図示のフレームに回動自在に
取着されおり、当該駆動ローラ57の回動軸には、不図
示の駆動モータの回転軸が直結されている。なお、従動
ローラ58Aおよびこれに関連する構成の詳細について
は、後述する。
【0024】感光体ドラム41直下の転写位置には、シ
ート搬送ベルト56を介して転写チャージャ46が配設
される。また、転写位置の記録シート搬送方向上流側に
は給紙部50が設けられており、転写位置の記録シート
搬送方向下流側には定着装置60などが設けられてい
る。
【0025】給紙部50は、所定サイズの記録シートP
を積層収容しておくための給紙カセット51と、この記
録シートPを給紙カセット51から繰り出すための給紙
ローラ52と、記録シートPを繰り出すタイミングをと
るためのレジストローラ53などを備える。
【0026】感光体ドラム41は、上記露光を受ける前
にクリーナ42で感光体表面の残留トナーを除去され、
さらにイレーサランプ43に照射されて除電された後、
帯電チャージャ44により一様に帯電されており、この
ように一様に帯電した状態で露光を受けると、感光体ド
ラム41の表面の感光体に静電潜像が形成され、現像器
45により現像されてトナー像が形成される。このトナ
ー像は、当該作像動作と同期して給紙部50から給紙さ
れてきた記録シートP上に転写位置においてドラム・転
写チャージャ間の電荷付与でトナー像を記録シートPに
転写される。トナー像が転写された記録シートPは、定
着装置60に搬送され、定着装置60においてトナーが
熱定着された後、排紙トレイ61上に排出され、これに
より原稿の画像データに基づく画像形成が終了する。
【0027】(ベルト駆動装置の機械的構成)図2は、
上記従動ローラ58Aおよびこの付近の機械的構成を示
す図であり、特に、図2(a)は図1の右上方向から見
たときの図であり、図2(b)は図2(a)の断面線A
から見た断面図であり、簡易化のため駆動ローラ57や
感光体ドラム41などは省略されている。
【0028】ベルト駆動装置55の従動ローラ58A
は、アルミなどの金属材料で円筒状に形成されたローラ
心材581と、ローラ心材581の外周に装着される円
筒状のローラ本体582Aと、ローラ心材581の手前
側前端部付近の軸心の位置に内設され、ローラ本体58
2Aの前端部を加熱するための前端部ヒータ583と、
奥側後端部付近の軸心の位置に内設され、ローラ本体5
82Aの後端部を加熱するための後端部ヒータ584と
からなる。
【0029】ローラ心材581の回動軸581a,58
1bは、軸受581c,581dを介して不図示のフレ
ームに回動自在に取着されている。ローラ本体582A
は、熱膨張率が大きく、耐熱性の高い樹脂製ゴム材料
(例えば、シリコンゴム(線熱膨張係数α=2〜3×1
-4/℃)や、フッ素ゴム(α=1〜2×10-4
℃))で所定の厚みに形成される(25℃時において、
外径d=30mm、厚みb=10mm)。前端部ヒータ
583および後端部ヒータ584は、シーズヒータなど
で構成され、ベルト蛇行検出センサ59の検出結果に基
づいて制御部70により個別に給電制御される。
【0030】(制御部の構成)図3は、図1に示す制御
部70の具体的構成を示すブロック図である。当該制御
部70は、CPU71を中心として、当該CPU71に
接続されるROM74や、RAM75、ヒータ駆動回路
73等から構成されている。
【0031】ROM74には、複写機各部を制御するプ
ログラムや、制御変数の初期値、前端部ヒータ583、
後端部ヒータ584に対する給電データなどが格納さ
れ、RAM75は、操作パネルOPから設定された内容
や現在の制御変数の値を一時記憶し、制御のためのワー
クエリアを提供する。なお、操作パネルOPは、複写機
本体の上面の操作者が操作しやすい位置に設置されてい
るが、図1では特に図示されていない。CPU71は、
ROM74から必要なプログラムを読み出して、イメー
ジリーダ部10、プリンタ部20、給紙部50などの各
動作をタイミングを取りながら統一的に制御する。
【0032】ベルト蛇行検出センサ59は、シート搬送
ベルト56の幅方向に長寸で、CPU71の駆動により
発光する発光素子591と、シート搬送ベルト56を介
して発光素子591に対向配置され、シート搬送ベルト
56の幅方向に長寸で、受光量に応じたレベルの信号を
CPU71に出力する受光素子592とを備えており、
発光素子591および受光素子592のシート搬送ベル
ト56幅方向ほぼ中央をシート搬送ベルト56前端部の
蛇行中心(基準位置)が通過するように配設されてい
る。
【0033】シート搬送ベルト56前端部が基準位置に
位置している場合、受光素子592は、発光素子591
から出射された光のほぼ半分を受光し、この受光量に応
じたレベルの信号を出力する(この基準位置における受
光素子592の出力を以下、「基準出力」という。)。
これに対して、シート搬送ベルト56前端部が基準位置
より手前側に蛇行すると、発光素子591から出射され
た光のシート搬送ベルト56による遮光量が増加して受
光素子592の受光量が減少するので、受光素子592
の出力が基準出力より減少し、シート搬送ベルト56前
端部が基準位置より奥側に蛇行すると、手前側に蛇行し
た場合と逆となって、受光素子592の出力が基準出力
より増加する。このような、シート搬送ベルト56の蛇
行量とベルト蛇行検出センサ59の検出出力とは、正比
例の関係にあり、検出出力は基準出力を中心と蛇行量に
応じて変化する。したがって、ベルト蛇行検出センサ5
9の検出出力と基準出力とを比較すれば、その時点にお
けるシート搬送ベルト56の蛇行量を正確に検出するこ
とができる。
【0034】ヒータ駆動回路73は、不図示の電源から
の電力を前端部ヒータ583および後端部ヒータ584
に個別に供給するため、2つのスイッチ回路731,7
32を内部に備えている。両スイッチ回路731,73
2は、CPU71の駆動に基づいてスイッチング態様を
切り換えて、オン状態では前端部ヒータ583あるいは
後端部ヒータ584に給電し、オフ状態では給電を停止
するようになっている。
【0035】CPU71は、ベルト蛇行検出センサ59
の検出結果に基づいて、ヒータ駆動回路73を駆動制御
し、両スイッチ回路731,732のオン・オフにより
前端部ヒータ583や後端部ヒータ584のいずれかに
電力を供給して、ローラ本体582Aの前端部あるいは
後端部の外径を大きくし、シート搬送ベルト56の蛇行
をなくすようになっている。
【0036】より詳しくは、例えば、A4横通紙で15
枚/分程度のプリント速度の複写機において、シート搬
送ベルト56の周長が1mである場合、システムスピー
ドが5cm/秒、シート搬送ベルト56の1回転に要す
る時間(1周期)が20秒程度となるので、シート搬送
ベルト56の蛇行は、20秒の数倍〜数百倍のゆっくり
とした周期で発生する。CPU71は、シート搬送ベル
トが周回駆動されると、受光素子592の検出出力を逐
次サーチし、基準出力と比較して、シート搬送ベルト5
6前端部の基準位置からの蛇行量や、蛇行の周期を検出
するようになっている。
【0037】シート搬送ベルト56前端部が基準位置よ
り手前側にある場合、CPU71は、ヒータ駆動回路7
3を駆動し、ROM74に格納された給電データに基づ
いてスイッチ回路731だけを所定の時間オンし、前端
部ヒータ583に電力を供給する。これにより、ローラ
本体582Aの前端部の外径が大きくなる。
【0038】ここで、ローラ本体582Aがシリコンゴ
ムで形成されている場合、シリコンゴムの線膨張係数α
=3×10-4/℃、ローラ本体582Aの25℃におけ
る外径d=30mm、ローラ本体582Aの厚みb=1
0mmで、前端部ヒータ583でローラ本体582Aを
25℃から70℃に温度差Δt分加熱したとすると、ロ
ーラ本体582Aの直径方向の膨張係数βが式(1)、
ローラ本体582Aの加熱後の外径Dが式(2)で表さ
れる値となる。
【0039】
【数1】
【0040】
【数2】
【0041】この結果、ローラ本体582A前端部の外
径が0.54mm大きくなり、ローラ本体582A前端
部から非加熱部分に向けて小径となる傾斜ができる。こ
のようにローラ本体582A前端部の外径が大きくなっ
て軸方向に傾斜ができると、シート搬送ベルト56に蛇
行に対抗する幅方向への力Fx(図2(b)参照)が、
ローラ本体582A前端部半周の傾斜面にわたって作用
する。したがって、シート搬送ベルト56が蛇行方向と
は逆の方向Xに移動し、周回駆動されながらシート搬送
ベルト56端部が基準位置に戻されて、シート搬送ベル
ト56の手前側への蛇行を補正することができる。
【0042】シート搬送ベルト56前端部が基準位置よ
り奥側にある場合には、CPU71は、手前側にある場
合と逆に、スイッチ回路732をオンし、後端部ヒータ
584に電力を供給する。これにより、ローラ本体58
2Aの後端部の外径が大きくなり、シート搬送ベルト5
6の奥側への蛇行を補正することができる。
【0043】この場合、シート搬送ベルト56が蛇行す
ると、ローラ本体の外径が短時間、緩やかに変形させる
ので、シート搬送ベルト56に局部的な変形応力を与え
ることなく、蛇行を防止する。したがって、図6
(a)、図6(b)に示す従来のベルト駆動装置におい
て生じたベルト割れや、ベルト変形などが発生せず、ベ
ルトの長寿命化にも貢献する。また、図6(c)に示す
従来のベルト駆動装置においては、このローラ軸変位機
構をローラ外部に設置せざるを得ず、装置が大型化して
しまったけれども、ローラ外径を変化させる機械的機構
を従動ローラ内で構成できるので、ベルト駆動装置を小
型化することができる。
【0044】なお、ローラ本体58の温度は、ヒータ給
電開始時には徐々に上昇し、ヒータ給電停止後には環境
温度まで徐々に低下する。このため、蛇行量を検出した
時点で給電を開始し、シート搬送ベルト前端部が基準位
置に達したところで給電停止すると、給電開始時に蛇行
量が増加するととともに、給電停止後余熱で基準位置を
オーバーランしてしまうことになる。したがって、蛇行
検出センサ59によって検出された蛇行量と、蛇行量の
増加やオーバーランを生じずにこの蛇行量を補正するた
めに前端部ヒータ583、後端部ヒータ584に給電す
る給電電力の供給時間とが予め調べられて、この蛇行量
と供給時間との対応関係を示す給電データがテーブル形
式でROM74に格納されており、CPU71は、この
テーブルに基づいてヒータに対する給電をフィードフォ
ワード制御するようになっている。
【0045】(実施の形態2)図4は、実施の形態2の
従動ローラの構成を示す断面図である。なお、実施の形
態1と対応する部分に同一番号を付し、その説明を省略
する。
【0046】ところで、実施の形態1においては、ロー
ラ本体582Aを無垢の樹脂製フィルム材料で形成して
いるので、材料の性質上線膨張係数をあまり大きくする
ことができない。このため、単位時間当たりの蛇行量が
大きい場合に対処するためには、ローラ本体582Aの
加熱温度を上げざるを得ず、この結果、高温加熱により
ローラ本体582Aや、シート搬送ベルト56の劣化を
招くおそれがある。
【0047】そこで、本実施の形態2の従動ローラ58
Bにおいては、ローラ心材581の外周に装着される円
筒状のローラ本体582Bを熱膨張率が高く、耐熱性の
高い樹脂製ゴム材料を発泡させた樹脂フォームで形成す
るとともに、このローラ本体582Bの表面に弾性及び
気密性を有する樹脂、例えばPFA(パーフロロアルコ
キシ樹脂)などでコート層582Cを形成し、ローラ本
体582B内空間気体(図中に○で示す。)を外部に逃
がさないようにして、ローラ本体582B加熱時におけ
る空間気体の膨張により、無垢時より飛躍的に大きな膨
張係数を得るようになっている。
【0048】このような構成により、実施の形態1と同
じ加熱で外径変化を大きくすることができ、ベルトの蛇
行が激しい場合にも簡単かつ確実に対処することができ
る。しかも、ローラ本体582Bの加熱温度を低くでき
るため、ローラ本体582Bや、シート搬送ベルト56
の劣化を確実に防止することができる。
【0049】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3に係る従動ローラの構成を示す図であり、特に図5
(a)は従動ローラBの断面図を、図5(b)は図5
(a)に示す断面線B−Bから見た断面図を、図5
(c)は動作状態の模式図をそれぞれ示しており、実施
の形態1および2と対応する部分に同一番号を付し、そ
の説明を省略する。
【0050】この実施の形態3の従動ローラ58Cにお
いては、ローラ心材581の外周に装着される円筒状の
ローラ本体582Dは、弾性の高いゴム中にフェライト
などの磁性体(図中に●で示す。)が分散されて形成さ
れており、当該磁性体は、ローラ本体582ACの成型
時に直流磁界を印可することにより内面側がS極、外面
側がN極となるように着磁されている。ローラ心材58
1の軸心の位置には、固定軸586が配設され、固定軸
586の軸方向および軸周りには複数の電磁石587a
〜587zが固着されている。なお、図中において、軸
方向同一位置周囲に配設される電磁石に同一番号を付し
ている。また、制御部70においては、ヒータ駆動回路
73に代えて電磁石駆動回路(不図示)が設けられてお
り、当該電磁石駆動回路は不図示の電源からの直流電流
を各電磁石587a〜587zのコイルに個別に供給す
るため、各電磁石587a〜587zに個別のスイッチ
回路を内部に備えている。各スイッチ回路は、CPU7
1の駆動に基づいてスイッチング態様を切り換えて、オ
ン状態では前端部側の電磁石587a〜587cあるい
は後端部側の電磁石587x〜587zにローラ心材5
81側の極がS極となるように給電し、オフ状態では給
電を停止するようになっている。
【0051】シート搬送ベルト56前端部が基準位置よ
り手前側にある場合、CPU71は、上記電磁石駆動回
路を駆動し、電磁石587a〜587cだけに直流電流
を供給する。これにより、電磁石587a〜587cか
らローラ本体582ADのフェライト磁石と反発する磁
界が発生され、ローラ本体582AD前端部の外径が大
きくなり、シート搬送ベルト56の蛇行が補正される。
シート搬送ベルト56前端部が基準位置より奥側にある
場合、CPU71は、電磁石587x〜587zだけに
直流電流を供給すればよい。
【0052】ところで、実施の形態1,2においては、
ローラ本体582A,582Bを加熱して外径を大きく
しているので、外径変化に遅延時間を生ぜざるを得な
い。これに対して、本実施の形態3においては、磁力で
ローラ本体582ADの外径を大きくしているので、遅
延時間なく外径を変化させることができる。したがっ
て、実施の形態1,2において必要であったテーブルも
必要なくなり、CPU71は、ベルト蛇行検出センサ5
9の検出出力に基づいて直ちに電磁石駆動回路を駆動で
き、給電データの作成作業や、CPU71の負荷が軽減
される。
【0053】また、ローラ本体582Dが加熱されない
ので、ローラ本体582Dや、シート搬送ベルト56の
加熱による劣化を招くおそれもなく、長寿命化を図るこ
とができる。
【0054】(4) 変形例 以上、本発明に係るベルト駆動装置およびこれを使用し
た画像形成装置を実施の形態に基づいて説明してきた
が、本発明の内容が、上述の実施の形態に限定されない
のは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
【0055】 上記実施の形態1,2においては、前
端部ヒータ583と、後端部ヒータ584とをローラ心
材581の軸心の位置に内設したが、ローラ心材581
とローラ本体582A,582Bとの間に面状発熱体を
配置して加熱するようにしてもよく、ローラ本体582
A,582Bをペルチェ素子などにより冷却して外径を
小さく変化させるようにしてもく、また、加熱と冷却と
を組み合わせて外径を変化させるようにしてもよい。
【0056】 また、上記実施の形態3においては、
電磁石と磁性体とが反発するように電磁石に電流を供給
し、ローラ本体582Dの外径を大きくしたが、電磁石
と磁性体とが吸引するように電磁石に電流を供給しロー
ラ本体582Dの外径を小さくするようにしてもよい。
【0057】 また、上記実施の形態1〜3において
は、従動ローラ58A〜58Cについて外径変化させる
ようにしたが、駆動ローラについて外径変化させるよう
にしてもよく、両ローラついて外径変化させるようにし
てもよい。
【0058】 また、上記実施の形態1〜3において
は、透過型のベルト蛇行検出センサを用いたが、反射型
のベルト蛇行検出センサを用いてもよく、接触スイッチ
など機械的センサを用いてベルト蛇行を検出してもよ
い。
【0059】 また、上記実施の形態1〜3において
は、ベルトがシート搬送ベルトである場合について説明
したが、これに限られず、トナー画像を中間転写した
後、記録シートにトナー画像を再転写する場合における
中間ベルトや、感光体ベルトであるときにも、適用する
ことができる。
【0060】 さらに、上記実施の形態では、デジタ
ル方式の複写機で実施したが、アナログのカラー/モノ
クロの複写機や、タンデム型カラー複写機のほか、プリ
ンタ、FAX、マイクロリーダプリントや、これらの複
合機などの画像形成装置にも適用できる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るベルト駆動
装置によれば、前記ベルトの蛇行を検出する蛇行検出手
段と、前記蛇行検出手段の検出結果に基づいて、ベルト
に対する幅方向への力が蛇行方向と逆方向に作用するよ
うに前記複数の中の少なくとも一つのローラの外径を長
手方向に変化させる外径変化手段と、を備えるので、ロ
ーラ本体の外径を短時間、緩やかに変形させればよく、
ベルトに局部的な変形応力を与えることなく、蛇行を防
止することができる。したがって、図6(a)、図6
(b)に示す従来のベルト駆動装置において生じたベル
ト割れや、ベルト変形などが発生せず、樹脂製フィルム
材料のベルトにも適用でき、ベルトの長寿命化にも貢献
する。また、図6(c)に示す従来のベルト駆動装置に
おいては、このローラ軸変位機構をローラ外部に設置せ
ざるを得ず、装置が大型化してしまったけれども、ロー
ラ外径を変化させる機械的機構をローラ内に構成できる
ので、ベルト駆動装置を小型化することができる。
【0062】また、本発明に係るベルト駆動装置によれ
ば、前記外径変化手段が、ローラ端部の少なくとも一方
付近において外径を変化させる構成であるので、ベルト
蛇行を簡単かつ確実に防止することができる。
【0063】また、本発明に係るベルト駆動装置によれ
ば、前記外径変化手段が、熱により外径を変化させる構
成であるので、外径変化手段を簡単に構成することがで
きる。
【0064】また、本発明に係るベルト駆動装置によれ
ば、前記外径変化手段が、熱膨張材料で形成されるロー
ラ本体と、前記ローラ本体内部に配設され、ローラ本体
の長手方向所定の部位を加熱する加熱手段と、前記加熱
手段に対する通電を制御する通電制御手段と、を備える
ので、外径変化手段の構成を簡素化することができる。
【0065】また、本発明に係るベルト駆動装置によれ
ば、前記外径変化手段が、磁力により外径を変化させる
構成であるので、外径変化手段を簡単に構成することが
できる。
【0066】また、本発明に係るベルト駆動装置によれ
ば、前記外径変化手段が、磁性体を有する弾性材料で形
成されるローラ本体と、前記ローラ本体の長手方向所定
の部位に対して、軸心から半径方向への磁界を発生する
電磁石と、前記電磁石に対する通電を制御する通電制御
手段と、を備えるので、外径変化手段の構成を簡素化す
ることができる。
【0067】さらに、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、無端状の感光体ベルト、中間転写ベルトまたは記録
シート搬送ベルトを有する画像形成装置であって、これ
らのベルトのうち少なくとも一つのベルトを上記ベルト
駆動装置により駆動するので、ベルト蛇行がなく円滑に
ベルトを周回駆動することが可能となり、優れた再現画
像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る複写機1の全体の
構成を示す図である。
【図2】図1に示す従動ローラ58Aおよびこの付近の
機械的構成を示す図である。
【図3】図1に示す制御部70の具体的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】実施の形態2に係る従動ローラの構成を示す断
面図である。
【図5】実施の形態3に係る従動ローラの構成を示す図
である。
【図6】従来の従来のベルト駆動装置の概略構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 複写機 55 ベルト駆動装置 56 シート搬送ベルト 57 駆動ローラ 58A,58B,58C 従動ローラ 59 ベルト蛇行検出センサ 70 制御部 71 CPU 73 ヒータ駆動回路 74 ROM 75 RAM 581 ローラ心材 582A,582B,582D ローラ本体 582C コート層 583 前端部ヒータ 584 奥端部ヒータ 587a〜587z 電磁石 591 発光素子 592 受光素子 731,732 スイッチ回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラで張架された無端状のベル
    トを周回駆動するベルト駆動装置であって、 前記ベルトの蛇行を検出する蛇行検出手段と、 前記蛇行検出手段の検出結果に基づいて、ベルトに対す
    る幅方向への力が蛇行方向と逆方向に作用するように前
    記複数の中の少なくとも一つのローラの外径を長手方向
    に変化させる外径変化手段と、 を備えることを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記外径変化手段は、ローラ端部の少な
    くとも一方付近において外径を変化させる構成であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記外径変化手段は、熱により外径を変
    化させる構成であることを特徴とする請求項1または2
    に記載のベルト駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記外径変化手段は、 熱膨張材料で形成されるローラ本体と、 前記ローラ本体内部に配設され、ローラ本体の長手方向
    所定の部位を加熱する加熱手段と、 前記加熱手段に対する通電を制御する通電制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のベルト駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 前記外径変化手段は、磁力により外径を
    変化させる構成であることを特徴とする請求項1または
    2に記載のベルト駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記外径変化手段は、 磁性体を有する弾性材料で形成されるローラ本体と、 前記ローラ本体の長手方向所定の部位に対して、軸心か
    ら半径方向への磁界を発生する電磁石と、 前記電磁石に対する通電を制御する通電制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項5に記載のベルト駆動
    装置。
  7. 【請求項7】 無端状の感光体ベルト、中間転写ベルト
    または記録シート搬送ベルトを有する画像形成装置であ
    って、 これらのベルトのうち少なくとも一つのベルトを請求項
    1ないし6のいずれかに記載されるベルト駆動装置によ
    り駆動することを特徴とする画像形成装置。
JP10075792A 1998-03-24 1998-03-24 ベルト駆動装置およびこれを用いた画像形成装置 Pending JPH11278708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10075792A JPH11278708A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 ベルト駆動装置およびこれを用いた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10075792A JPH11278708A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 ベルト駆動装置およびこれを用いた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11278708A true JPH11278708A (ja) 1999-10-12

Family

ID=13586428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10075792A Pending JPH11278708A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 ベルト駆動装置およびこれを用いた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11278708A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193005A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Toshiba Corp 画像形成装置およびベルト駆動機構ならびにベルト体駆動方法
JP2013177220A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Kyocera Document Solutions Inc インクジェット記録装置及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193005A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Toshiba Corp 画像形成装置およびベルト駆動機構ならびにベルト体駆動方法
JP2013177220A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Kyocera Document Solutions Inc インクジェット記録装置及び画像形成装置
US8998369B2 (en) 2012-02-28 2015-04-07 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus with conveyance belt movement correction

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6807386B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP5768507B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
US20070110464A1 (en) Image forming method and image forming apparatus capable of feeding recording medium of various types
US8351814B2 (en) Image forming apparatus with fan for blowing air to transfer sheet
US20200249603A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP5369907B2 (ja) ベルト定着装置およびこれを有する画像形成装置
JPH11272100A (ja) 定着装置
EP3550375B1 (en) Fixing apparatus and image processing apparatus
JPH11278708A (ja) ベルト駆動装置およびこれを用いた画像形成装置
US20080227019A1 (en) Method and apparatus for preparing image-printed medium
JP2010211080A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2000181275A (ja) 画像形成装置
JP2000250381A (ja) 冷却手段の駆動制御方法、記憶媒体、及び画像形成装置
US8238775B2 (en) Image heating apparatus
JP2001022219A (ja) 画像形成装置の定着装置
JP4283562B2 (ja) ベルト装置および画像形成装置
JP2000044083A (ja) 画像形成装置
JP7334562B2 (ja) 画像形成装置
JP3605069B2 (ja) 画像形成装置
US8639151B2 (en) Image forming apparatus for conveying a heated sheet
JP7379029B2 (ja) 画像形成装置
JP4021737B2 (ja) ベルト装置および画像形成装置
JP4752185B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JPH10198215A (ja) 画像形成装置
JP2001350386A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 9